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オールド・ルーキー 特別版(期間限定)8歳の男の子がいて自分の父親が夢をかなえる日を待ちわびている今やめたら何て言うの?高校で教師をしながら野球チームの監督もしているジム・モリス。彼は10年前憧れのメジャーリーガーとして第一歩を踏み出そうとしていたのですが、肩の故障によって無残にも夢は打ち砕かれたのでした。そんな彼も35歳となり、今では最愛の妻と3人の子供たちに囲まれて暮らしていました。ここ数年、1勝しかリーグで出来ないチームのメンバーを発奮させるために夢の話をすると、地区大会のリーグで優勝したら自分も夢に挑戦するという約束をしてしまいます。彼の夢はもう1度メジャーリーグのマウンドに立つこと。しぶしぶその約束を承諾した彼でしたが、万年弱小のチームは地区大会を優勝してしまいます。そしてジムは約束を果たすために妻に内緒で入団テストを受けに行くことに…。1999年に35歳にして初めてメジャーリーグのマウンドに立った史上最年長のルーキーと呼ばれたジム・モリスの実話をもとに描かれたこの映画は、なくしてしまった夢というものの大切さをもう一度思い出させてくれるような素晴らしい作品でした。冒頭にあるテキサスに伝わる伝説、“聖リタの祈り”のように“望みなき時の望み”を叶えることが出来たジム・モリス。彼は運ではなく実力で夢を叶えたのですが、夢を諦めずに信じ続けたからこそ奇跡が起こったのだと思います。メジャーのマウンドに上がるまでにはいろいろな紆余曲折がありましたが、それでも彼が晴れの舞台に上がることが出来たのは一重に夢を持ち続け野球を愛し続けたからこそだと思います。
2006.05.31
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THE GAME OF LIVES突然その時は来たありえない奇跡が起きたのだこの物語は1950年に開催されたブラジルワールドカップでの史上名勝負と言われるアメリカ対イギリス戦にまつわる奇跡と感動の秘話。サッカーが盛んでないアメリカがブラジルワールドカップに参加することになった。予算的な問題でオフィシャルチームすら持たないアメリカはアマチュア選手での寄せ集めのチームを急遽派遣することになる。本格的なトレーニングも国際的な舞台でもしたことのない彼らだが、サッカーに対する情熱は他の強豪には負けなかった。そんな彼らが初戦で戦ったチームは当時優勝候補と名高いイギリスであった…。もうすぐドイツで開催されるワールドカップ。今までいくつもの奇跡と感動のドラマがその大会で起きてきましたが、そんな数あるドラマのひとつに焦点を当てたこの映画は強豪国に臆することなく立ち向かった男たちの姿が描かれています。優勝オッズでは賭けが成立しないほど弱小という下馬評だったアメリカ。急造チームのためばらばらながらもひとつの目標に向かって戦った試合は半世紀以上経った今でも名勝負と語り継がれる奇跡と感動の物語でした。
2006.05.31
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「アンナチュラル」1947年――。ニューメキシコ州ロズウェルの黒人野球チーム「グレイ」に、エックスリーという選手がいた。メジャーリーグも注目する選手だったが、人種差別の根強い南部地方では、エックスリーの活躍が差別主義者による攻撃対象ともなっていた。彼の警護のため、ロズウェル署から派遣された若き日のデールズは、チームの遠征に同行することに。だがそこでデールズは、エックスリーの本当の姿――大きな目と灰色の肌を持つ異星人を目撃する。実は彼は、野球のために故郷も家族も捨てた異色の異星人だったのだ。今まで数ある異星人エピソードの中でもかなりの異色作なこのエピソード。このエピソードの監督と脚本はあのデイビッド・ドゥカブニーが手がけた意欲作でもあります。デイビッド・ドゥカブニーと言われても誰のことだかピンと来ないかもしれませんが、誰もが知っているあのモルダーを演じているのがデイビッド・ドゥカブニー。今までも数作、このXファイルの脚本も手がけていますが、とうとう監督まで乗り出して作ったこのエピソードはとてもアメリカらしく素晴らしいエピソードでした。たかがゲームでしかない野球ですが、それを愛する人たちにとってはかけがえのないものであり、そんな野球に魅せられて故郷を捨て、人間に変身してまで野球を愛した異星人。そんな異星人とデールズの間に芽生える友情は見ていて心が温まるものでした。そんな異星人であるエックスリーですが、彼の行動を良しとしない同族の始末屋バウンティー・ハンターによって充実した日々は終わりを告げます。そして、エックスリーとデールズとの別れ。このシーンはとても感動的なものであり、美しいものでした。Xファイルというとエイリアンな話と連想しがちですが、この「アンナチュラル」のエピソードはそんな今までにありがちなエイリアンの物語とは違う一線を画した素晴らしいエピソードでした。X-ファイル シーズン・シックス DVDコレクターズ・ボックス
2006.05.31
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最近よく言われる現代病の中に、携帯依存症?というものがあります。ちなみにこの携帯依存症という名前は僕が勝手に名づけただけなので、本当の病名は知らないのですが…。とにかく、携帯がないと不安で落ち着かないといった感じのものです。携帯の普及はここ10年の間に爆発的に広まっていったのですが、過去にあった公衆電話やポケベルと違い、直接相手に電話出来ることもさることながらメールといった相手が都合の悪いときでも伝言しておくことの出来るサービスによって受け入れられたと思います。その付加価値として次世代携帯にはいろいろな機能が付与されていき、ゲームが出来たりテレビが見れたり、果ては財布代わりのIC機能が付いたものまで登場しました。今後はどのように進化し続けるのか期待したいところですが、それとは反対にこの携帯がないと不便な世の中になった上、誰かから連絡があったのではないかと意味もなく不安になったり、失くしたりしたら悪用されていないかというマイナスの部分も出てきたのでした。そんな携帯電話を僕も仕事兼プライベートで持っているのですが、携帯を持ち出して10年近く経っていますが、今日初めて家に忘れてしまいました。最初気づいたときは前日が前日で飲み倒していたのでどこかに忘れたのか不安になってすぐさま駅から自宅に電話して携帯があるのか確認し、あったときには電源を入れていてもややこしいので、電源を切るように頼みました。そうして気付いたのですが、この携帯がないという生活、意外と身も心も軽いのです。携帯があるとどうしても首に鈴をつけられてるような気がしてしまうのは仕事用でも使っているので仕方のないことなのかもしれませんが、プライベートでは滅多に使用しないので全然問題ナッシング!営業車を運転してても運転中の携帯使用摘発に引っかかる心配もないし、担当している店からの電話で煩わされる心配もないということで気が楽なこと楽なこと。どれだけ携帯に生活が汚染されてるのかを実感してしまいました。それにしても携帯がないとデメリットもあるわけで、会社に店から電話がかかってないかとかの定時連絡をしないといけないのですが、電話をするにも公衆電話がなかなか見つからなかったのが大問題でした。電話が見つかっても会社から支給されているテレホンカードをひさしぶりに使うと、このカードでは使用できませんという無慈悲な文字が。おそらくしばらく使ってなかったので磁気がすっ飛んでしまってたんだろうと思いますが、仕方なしに自腹での硬貨を使って会社に電話しても何も伝言なし。それはそれで何だかなぁ~なんて思うことですが、それでも携帯を持たない開放感と差し引いてもお釣りが来るほど気分のいい一日でした。
2006.05.30
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うちの会社に「魔の月曜日」という言葉があります。週の初めとか会議があるからとかそういう意味ではなくて、なぜかしら月曜日に飲みに行くことが多いので、そう呼ばれているのですが、まさかそのままのことが自分の身にも起きようなどと思いもしなかったです。前もって決まっている飲み会なら全然問題はないのですが、営業所というところだけあって、みんな帰る時間はばらばらなもんだから滅多に飲みに行く機会は少なく、たまに帰る時間が同じになった人と飲みに行くというのはよくあるのですが、その飲みに行く相手にもいろいろいます。結婚して子供がまだ小さいので軽く飲むという人や終電ぎりぎりまで飲むという人、はたまた酒屋さんの前で飲む人など様々ですが、その中でも電車がなくなっても気にしない人もいたりします。誰に当たるかはロシアンルーレット的なところがあるのですが、今日一緒になった人は電車がなくなっても気にしない人でした…。給料日明けということもあり、月曜でもあるので軽く行くという言葉を信じてついて行ったのですが、なんやかんやと飲んでいるうちに次行くぞということになり、結句3件お店に行ってました。当然、電車はなくなっていてタクシーでの帰宅。しかも自宅に着いたのが午前3時半は軽く回っていました。4人で飲みに行って、うち僕を含めて3人は酒飲みで1件目ですでに焼酎を2本空けたりしていて、月曜からこんなに飛ばしていつか僕ってば倒れるんじゃないかなと、自分らしくもなく思わず身体の心配をしてしまいました。
2006.05.29
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Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション“君にはブッ飛んだ 一瞬で恋に落ちたぜ”運命的な出会いをし、電撃結婚したスミス夫妻。建築家である夫と、プログラマーである妻の5~6年に及ぶ結婚生活はそれなりに満足いくものでした。しかし、彼らにはお互いに言えない秘密が…。それはどちらも別の組織に所属する超一流の暗殺者なのでした。そんな彼らのもとにそれぞれの組織から奇しくも同じ標的を暗殺するように指令が来ます。お互いの存在を知らない2人だったのですが、いざ射撃ポイントで同じ標的を狙う敵として顔がわからないまま撃ち合い任務に失敗。この業界の掟として目撃者は始末するということで、出会った敵の正体を調べていくうちに2人は愛する人が敵であることに気付きます…。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーという豪華なキャストで話題になったこの映画は、前半は命を賭けた夫婦喧嘩とでもいうべきアクションシーンの連続で展開されています。後半になり、この事態に陥った真相を突き止めた2人が協力して立ち向かっていく姿は、程度の差はあれ夫婦生活に忍び寄る影を過激に描いているもののように思いました。とにかくスリリングなアクションが目白押しで、そういう映画が好きだという人にはぜひともおすすめの作品です。
2006.05.28
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ライフ・イズ・ミラクル“神は理由あって何かをなさる 万事お見通しだ”1992年、ボスニアで鉄道技師として働いていたルカの平穏な生活は突然始まった戦争により一変した。徴兵された息子が敵国の捕虜となってしまい、ルカは悲しみに暮れてしまう。そんなルカの元に捕虜の交換要員として連れて来られた敵国の女性ザイーザがやってくることで、ルカは彼女に次第に恋心を抱いていく。そして、ルカは息子と彼女のどちらかを選ばなければならないという究極の選択に迫られる…。1992年に実際に起こったボスニア戦争であった実話をベースにして描かれたこの映画は、シリアスな設定にあるにも関わらずどこか陽気で間の抜けた笑いがそこかしこに散りばめられた物語です。戦争という過酷な状況にも負けずにどんなときにも希望を持ち続けるルカとそんなルカに惹かれていく敵国の女性であるザイーザ。そして彼らを暖かく見守るボスニアの愛すべき人たちの物語は、現代版ロミオとジュリエットの喜劇版とでもいうべきとても心あたたまる映画でした。
2006.05.28
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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道俺は自分のハートをしっかり見てるこの目はしっかり周りを見てるものごとのけじめはきちんと付けてる君のために――俺はまっすぐ歩くアメリカがまだ大恐慌時代にあった1944年、ある家族がアーカンソー州の失業救済局作業場で暮らしていた。厳しい労働、貧しい生活、暴力を振るう父親。そんな家族に囲まれ育ったジョニーの心の慰めは、牧師を目指す心優しい兄とラジオから聞こえてくるジューン・カーターの歌声だった。そんなジョニーの暮らしであったが、兄が事故に遭い死んでしまう。時は流れて軍隊へと徴収されたジョニー。彼の支えは自分で作る歌だけであった。そんな軍隊生活も終わりを告げ、結婚しセールスマンとして生活するジョニー。生活は厳しく、立ち退き勧告を受けたジョニーは最後の手段としてレコード店でバンドのメンバーとオーディションを受ける。すると、その歌がレコード化が決まり…。伝説のシンガーであるジョニー・キャッシュの半生を描いたこの映画は、ジョニーの成功と挫折、すべてを失ったところから奇跡のカムバックを果たした輝かしい真実の物語です。見ていてムチャクチャな物語だと感じるところも多々あったのですが、実際にあった話だからこそそのような物語なのであり、コピーにもあるように型破りなラブストーリーだからこそ、事実は小説よりも奇なりと言えるのかもしれません。劇中もジョニーの歌が多く流れたりしていてなんだかノリノリな感じで展開してくのですが、その実際の生活はクスリに溺れて成功とは反対にぼろぼろになっていくジョニー。この映画は挫折してすべてを失ってしまったジョニーの生き様とそれをささえるジューンの美しい物語でした。
2006.05.28
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この胸いっぱいの愛をあんたさ、今まで何のために生きてきたの?これから先は何のために生きてくの?出張のために飛行機で九州へと向かった主人公は自分が20年前の1986年にタイムスリップしていることに気付きます。たまたま同じ飛行機に乗り合わせていた人たちも同じように20年前へとタイムスリップしていたのですが、ちょうどその頃に九州に住んでいた主人公は自分の家でボヤ騒ぎがあったのを思い出し、急いで家に帰りボヤを消します。そこで、彼は昔憧れていた初恋の女性であるお姉ちゃんに再会し…。微妙…、とにかく僕的には微妙な物語でした…。思っていたよりも感情移入できなかったっていうか。どうしても劇中に出てくる登場人物の言葉遣いの悪さに違和感を感じまくってしまいました。というか、主人公がいい人すぎる…。この映画の小説版である「この胸いっぱいの愛を」を読んだときには、とてもやさしく面白い物語だと思って期待してこの映画がDVD化されるのを待っていたのですが、思ったよりも期待外れなものだったと思います。前作の映画の「黄泉がえり」は原作の小説を越えるおもしろさだっただけにそのギャップが目立ってしまった作品でした。小説版と違いラストも救いがなく、ちょっと残念な物語でした。
2006.05.27
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ホワイト・ライズ人って恋に落ちると正気でないことをする自分でも信じられないような――とんでもないことを広告代理店に勤める主人公は、結婚を目前に控え仕事も私生活も順風満帆な毎日を過ごしていました。そんなある日、商談を終えたレストランで彼は2年前に突然姿を消した昔の恋人の後姿を目撃します。理由もわからずに彼の目の前から姿を消した恋人のその真意を確かめるために主人公は恋人を求めて街を彷徨い歩き、やがて彼女のアパートに辿り着きます。しかし、その部屋にいたのは彼女と同じ名前を持つ別の女性でした…。他の映画をレンタルしたときの予告編に入っていた映画で、ちょっと気になる設定だったので見てみたのですが、これが意外や意外にもとてもおもしろかったです。ちょっとストーカー的なサイコちっくな物語なのですが、それでも恋は盲目とでもいうべき行動力に共感が持てたりします。物語が進むにつれて次第に明らかになっていく事実の積み重ねが驚きのラストで終焉を迎えるという点で、サスペンス仕立てとでもいえるいい映画だったのではないでしょうか。冒頭に掲げた一節こそがこの映画のすべてを物語っているとでもいうべき映画で、このようなすれ違いの連続で見ているものをやきもきさせる見事なラブストーリーだったと思います。
2006.05.27
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界ゴールデンウィークに放送されていたDESTINYのスペシャルエディションがようやくDVDで発売されました。放送されるのは前々から知っていたのですが、今までのSEED絡みのスペシャルって深夜にやっていたものだから、ついつい今回も深夜と思い、そちらのほうの時間帯ばっかりチェックしていたのですが、よくよく新聞を見れば今回は関西地区では午前中にやっていて、しかもそれに気づいたのは後編が放映された昼過ぎだったもんだから見逃していました。ガンダムファンとしてはこれはチェックしないといけないと思い、DVD化されて即日購入しようやく見ることができたのですが、感想としましてはやっぱり…、っていう感じですね。なぜかFINAL PLUSのオープニングでレイが語っていた旧約聖書の一節に近い内容をアスランがオープニングで語っていたものだからちょっとびっくり。ストーリーも全50話近い作品をDVDにして4巻にまとめないといけないものですからカットする場面がかなり出てくるのは仕方ないにしろ、C.E.73に起こった騒動というか事件のほうをメインに物語が展開していくストーリーだったのが微妙でしたね。確かそもそもこの物語の題名にもあるDESTINYというのはいろいろな運命が交差し合うというのが主題だった気がするのですが、そんな人間関係の運命の交差がカットされていたのがちょっと残念。ステラとの出会いもカガリとのやり取りもアスランとの交流もみんなカットされている代わりに、旧キャラの心情のほうを掘り下げて描かれていて、主役だけでなく脇役までもやはり前作の登場人物を越えることが出来なくなってる構成となっていました。ガンダムシリーズで主役級の戦艦にいるクルーをいまだに全員覚えていないのはDESTINYだけだったりします…。それはともかくこのスペシャルエディションで一番残念だったのは僕の熱烈応援しているルナマリア嬢の活躍どころか台詞や出番までもが少なかったこと。本編が放映中に日記で書いていた「恋する乙女の脳内補完計画」はルナマリア嬢に捧げるものだったのに、このスペシャルではいじりようがないじゃないっすか!うぉ~、この行き場のない憤りを何にぶつけたらいいのか、ある意味シンのように種割れしちゃいそうな心境です。今後のスペシャルでルナマリア嬢の活躍はあるのかないのかそっちのほうが心配だったりしますが、これからに期待するとします…。あまり期待はできませんが。改めて編集されたDESTINYを見て思ったことはユニウス条約の締結によって軍縮が連合とプラント間で決められたことなのに、ザフトは次々と新型機を開発しているという議長のうさん臭さです。連合はほとんど前作と変わりないMSしかないので条約を守っているし、オーブも新型機はそんなに開発していないのに、ザフトだけがどうしてガンダムシリーズは次々と現れるし、汎用機もモデルチェンジしたりして、まったく条約を守っていないのではないでしょうか?そりゃ、OPでカガリも議長に文句も言いたくなるってものです。まさしく次々と新しい主力のMSが登場するザフト軍は議長の今週のびっくりどっきりメカ状態で生産しているという意味でも怪しさ爆裂の腹黒議長だったのではないかと思います。和平ムードにあった世界がいよいよ二分化され、戦争へと突入したC.E.73。新しくスペシャルとなったDESTINYがどのように展開していくのか、ルナマリア嬢に出番はあるのかが要チェックですね!
2006.05.26
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昨日、一昨日に引き続き今日もお店の搬入がありました。そのお店は大阪市内にあるのでどうしてもそこに行くまでには渋滞のポイントがいくつかあるのですが、僕と同行している先輩がたまたまそのお店が地元ということで抜け道を教えてもらい、そこまで向かうとお店まですいすい行くことが出来ました。難点を言えば、道幅が狭かったり、警察がスピード違反の取り締まりをしてたりと初めて通る道なので、どうしてもどきどきしながら進まないといけないということです。でも、一度抜け道を覚えたら次からはその道を通って行くことが出来るので市内の抜け道というのは結構貴重なものですからいい道を教えてもらえたなぁ~なんて思います。そんな抜け道を走っているときの話。一方通行じゃないのに車が1台くらいしか通れない道幅の狭い十字路に差し掛かったときに、ミラー越しに右側から車が近づいていました。僕は直進しようとしていてこちら側に停止線があったもんですから車を止めると、向こうも車を止めるではないですか。ここの道は紳士的な道の譲り合いをするところなのかと感心していますと、よくよくミラーで確認すると向こうの車はこちらに左折しようとしているではないですか。僕が進まないと向こうは曲がれない訳でそれに気付いた僕は急いで車を走らせました。いや~、ウィンカーを出してるなんて普段走っていたら気付くものをこうして抜け道を走っていていろんなことに気を取られながら運転しているとついつい見落としてしまうものです。普段通っている僕の地元の抜け道とか営業中に走る道なんてときは前や周りの車がどう走るかが予想がつくので、そこをチェックしながら走ればいいのですが、どうしても初めて通る道はダメダメになってしまいますね。そんな感じで車を走らせながら思ったのは、抜け道ってそういえば標識にも看板にもなっていないですが、気付けばみんながそのようにしている暗黙の了解って結構あったりしますね。たとえば、一方通行にも関わらず進行方向によっては2車線に並んだりとか。効率よく進むためと安全に運転するために自然とそうなったのだと思いますが、たまにそんな予想できる範囲とは違う運転している車があったりすると逆に危なかったりします。ここの道を通る車はだいたいこの道で待つのが定番だからと思って車を突っ込むと向こうも突っ込んできたりとか…。こっちが優先だろうと思っていても標識も看板も出てないところなので、そう言い張るわけにも行かず、おそらくそんな車はまだこの抜け道を通って日が浅いのかただ単に気付いていないだけなのかと思うのですが、そんな抜け道を通るときの暗黙の了解とでも言うべき、仁義っていうのもこれがここを走るときのルールなんだとなかなか合理的でおもしろいものだなぁ~なんて思います。
2006.05.25
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1日24時間というのは当たり前のことですが、それでも時間の流れというのは感じ方によっては長くもあり短くも感じたりすることないですか?学生時代によく思っていたことが、授業の時間は同じ50分でも飽きてくるほど長いのに休み時間はあっという間に終わってしまうっていうのは何か時間の流れが違うのではないかと時計を呪ったくらいです。今でも仕事をしてたり、休日を過ごしていたりすると、どうしても休みの日の1日は何もしてなくてもあっという間に終わってしまうというのに納得がいかなかったりします。まったく感じ方によって時間の流れが違うというのも困ったものですね。今日は昨日の搬入に引き続き同じ店で仕事だったのでしたが、現地の集合が朝の9時。いつも会社に行くのが8時過ぎなので6時に起きているのですが、9時にお店に着こうものなら8時には会社を出発してなくてはならず、どうしても金太郎飴式に考えると朝の起床時間がそれに伴って早くなる訳なのですが、この30分早く起きただけなのに、妙に身体がきつかったです…。いつもなら起きても御飯を食べてからぐだぐだゆっくり寝ぼけながら用意をしているのですが、今日はそういう訳にもいかずに休憩しないで用意して出て行くと、もういきなり地元の駅に着いたところでばててしまいました。起きる時間はどうあれ、寝る時間はいつもと変わらないのですから当然のことだったのかもしれないのですが、さすがに朝早くあって電車は空いていたので、座席に座るとその時点でいきなり寝てました。あやうく寝過ごしそうになったりしましたが、それでも自分ではほんの数分しか意識は失っていないつもりだったので、もう乗り換えの駅に着いたりしたときにはびっくりでした。30分電車に揺られていたのですが、感覚的には5分くらいしかうとうとしていないような感覚。なんだかゆっくり出来なかった分、損した気分になってしまいました。あと5分…、よくテレビとかで寝起きに言うシーンがあったりしましたが、いざ自分がそんな立場になるとその気持ちはよくわかってしまいますね。そんな理解の仕方はしたくなかったですが…。朝の5分というのはほんと貴重なものです。
2006.05.24
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今日はひさしぶりにお店の改装搬入でした。よくパチンコ屋さんなどで新装開店とかいうのを目にしますが、あれと同じような感じでお店にあるものをいったん全部売りつくしてから新しく内装をキレイにしてオープンしなおすのですが、なかなか改装とか新店の搬入っていうのは面白いものです。まったく何ひとつないゼロの状態からお店を作っていくので出来上がったときの感慨もひとしおですから。そんな改装なのですが、僕の担当している法人さんはここ数ヶ月くらい改装も新店もなかったので、なんだかひさしぶりだったような気がします。で、今日はその改装搬入の初日だったのですが、結果として大バテしてしまいました。普段はお店回りして展示とか替えても、ピンポイントでしか替えなかったりするものですし、休憩しもってのんびりと納得いくまでできるのですが、これが搬入となると時間の期限はあるのに、やることはあれもこれも多いとなってまして、まったく休憩する暇もない有様。しばらくやってなかったので完全に身体が鈍ってたりしちゃいましたね。いつもの仕事では身体よりも口ばっかり使っているので余計にこたえたのかも。暑さではよく汗をかいたりしますが、仕事で動いて汗をかいたのはかなりひさしぶりです。汗をかいたというよりもしたたるくらいに汗まみれになって仕事をするのも気持ちがいいものですね。普段は、汗をかくというより会社で冷や汗…をかかされてばっかりいるので余計にそう思ったりしました。でも、この終わった後の身体のばてばてさ加減に自分の運動不足を実感したりしちゃったのがいただけないのですが…。
2006.05.23
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世間ではこの土曜日に公開された映画である世紀のミステリー「ダ・ヴィンチ・コード」フィーバーともいうべきものになってますね~。僕はまだ小説も読んだことがないのですが、その謎に迫るような特番とかも組まれたりして、ある意味小説や映画を見なくても大まかなストーリーはわかるような気が…。何でも前評判はそんなによくないということらしいのですが、それは宗教的なものをテーマにしたから仕方ないのかもしれませんね。聖書のみが聖典だと信じきっている文化の人に、それを覆すようなことを言えば誰もがキテレツな意見としてしか受け入れられないものですから。僕は学生時代に各国の神話を読んだりしてたものですから、宗教は神格化するために捏造したりする部分が多々見受けられますので、その真相を暴くとなると反感が出てしまうものです。某宗教の悪魔に堕とされたもののルーツは他の文化圏で信仰されていた神々なんてよくある話ですから。受け入れる、受け入れられないは別にしてそういう考え方もあるという捉え方でいいのではないかなぁなんて思います。ちなみに、物議を醸し出しているひとつの娼婦という存在なのですが、某宗教では受け入れられない職業らしいのですが、古代ヨーロッパ文化圏では女神に仕える聖なる神職だったそうですよ。それはともかく、映画「ダ・ヴィンチ・コード」が公開されたことによる反響というものはすさまじいものがあったという意味では、良作・佳作は別にしてそれはそれで興行的には成功だったと思います。そんな映画、ちゃっかりうちの両親も公開当日に見に行ったりしてました…。ちなみにうちの会社でもよく映画を見に行ったりする人も見てたり…。それをよそに僕が見てたのは「ダ・ヴィンチ・コード」に対抗してか同じ謎解きのある「ナショナル・トレジャー」…。いや~、僕ってほんと流行に逆らうのが趣味みたいなものですね。海外ドラマだと世間では「24」が人気だというのに僕はいまだに「Xファイル」。面白いものはいつまで経っても面白いものだぁ~ということで、それもありかな~なんて思ったりしてます。まぁ~、「ダ・ヴィンチ・コード」はDVDが発売されるまで気長に待つとしますか。急いで見に行っても、ひとりで映画に行くことほど楽しみを共感できないさみしさはないですもんね、しくしく…。それはそうと映画に登場しているトム・ハンクス、僕の好きな俳優さんですけど、あの髪型だけはいただけないです~!
2006.05.22
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21グラム地球は自転し人と人を近寄せる地球は回転し僕らの中で回る夢の中で僕らが一つになるまで余命1か月を宣告されていた数学教授は心臓移植する順番をまつ日々を過ごしていた。刑務所から出所した男性は信仰に没頭することで、妻と2人の子供を養っていた。ある主婦は建築家の夫と2人の娘に囲まれて幸せに暮らしていた。あるとき、刑務所から出所した男性は車を運転していて、人を撥ねて逃げてしまう。その撥ねたのは男性と2人の娘、主婦の家族だった。2人の娘は病院に着くまでに死亡し、建築家の夫も手を尽くした甲斐なく脳死に至ってしまう。臓器移植コーディネーターに心臓移植のドナー登録を迫られた主婦はサインし、その夫の心臓は数学教授へと移植される。交わることのない3人の運命が1つの心臓を中心に絡み合っていく…。とても難解な内容の映画でした。というか、いまだによくわかりにく物語です。一番何がわかりにくかったかというと時間軸がばらばらに物語が描かれているという点につきます。ある交通事故を境に3人の運命が交差するわけなのですが、劇中にも何度も言い及んでいるようにそれでも人生は続いていくということをそれぞれの立場にある3人の視点から展開させた重厚な人間ドラマです。ばらばらと壊れたレコードのように過去・現在・未来の順番に関係なく描くというのは新しい切り口であったと思うのですが、ラストで3人の運命が交差したシーンの意味がよく理解できなかったのが、残念でならないです。数学教授がああいう行動を起した点だけが理解できない部分以外は時間軸に関係なく見る者を惹きつける映画であったと思います。
2006.05.21
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バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション小さなチョウの羽ばたきが地球の裏側で台風を起すこともある “カオス理論”記憶喪失を患う主人公は、自分の記憶が正しいのかどうか確認するために日記を書き始める。彼の記憶が途切れている部分部分で何があったのか、全く思い出せないでいた。やがて家庭の事情で引越しすることになった彼は、幼なじみの少女に迎えにくると約束してその地を去る。大学生へとなった主人公は記憶喪失の病気は快方へと向かいつつあった。そんな彼が発見した過去に書いた日記を読み返すと、景色がぶれ始め記憶を失ったときに時間を遡っていた…。ある意味、バック・トゥ・ザ・フューチャーに近い内容の物語でした。ですが、決定的に違うところはこの映画では過去を変えることなく今ある状態にしておこうとするのではなく、自分が正しいと信じる状態にしようと過去を変えようとするところです。まさしく冒頭に紹介した“カオス理論”のような物語で、過去のある1点を変えることで未来は大きく変化するのですが、その現実が果たして主人公にいい世界であるのか、そうした疑問に応えるべく何度も過去に返ってはやり直そうとします。もし僕が1度だけでも過去を変えることができることが出来るのならどこを変えるのか?この問いはかなり難しい問題だと思います。過去の自分を変えるということは今の自分と今までの出会いや出来事は存在しないわけで、自分も今のままでいるのか誰にもわからないものだと思います。そんな過去を1つ変えることによって様々な結末へと至る主人公が出した答えは、それがベストな選択であったのかもしれませんが、あまりにも皮肉なものであったと思います。
2006.05.21
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ナショナル・トレジャー 特別版“長年にわたって 横暴と搾取を繰り返す 専制政治においては その軽減を求めるのが 人民の権利と義務であり そのような政府を覆した後 未来を守る番人が生まれる”ゲイツ家に伝えられている言い伝え。それは、秘宝の在り処を示す鍵となるものであった。歴史学者であり、トレジャーハンターでもあるベンは幼き頃に祖父から聞かされた言葉を信じて秘宝の在り処を見つけるために鍵を求めて極地まで旅をする。そこで、鍵を見つけた彼は次の手がかりがアメリカ合衆国の独立宣言書に示されていることに気付く…。とても手に汗握る展開の物語でした。次々と謎が謎を呼んでいく展開にベンが敢然と立ち向かう姿が魅力的であり、また富と名声のためだけに秘宝を求めるイアンとの凌ぎ合いも見所のひとつであったと思います。日本人にとってアメリカ合衆国の歴史というものはどこかしら遠いものだと思いますが、自分の国の歴史上の遺物にそんな財宝の在り処を示すような手がかりがあったならわくわくしてしまいますね。そんな夢のような物語がこの映画であり、歴史上で有名な出来事のあったところを舞台にして物語が展開されるのは何だか感慨深いものがありました。
2006.05.21
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殺×愛3(きるらぶthree)ヒソカを好きになるために、おまえのことを知ろうってずっと思ってた。でも、殺すことしか教わらなかったから……世界を滅ぼす運命を背負った者の気持ちなんて、考えたことがなかった。ヒソカのことを理解しようなんて、思わなかった。おまえも苦しんできたの?辛い想いをしてきたの……?わかってやれなくて、ごめん。「サクヤを殺しなさい。あなたの手で」僕と対なる存在・アダムと名乗る少年は、笑みを浮かべたまま続ける。「できるでしょう。この街のためなら」――そう、僕は、彼女を、犠牲にできる。壊れていく世界を救うために、僕を殺しに来た対天使兵器の少女・サクヤ。この対天使兵器の存在価値は、“あの人”との約束を実現する道具たること。だから僕は、きみを犠牲にできる。なのに。記憶の欠片に宿る“あの人”が僕のココロに囁く。 密くん。 《大切》なものから、逃げないで。殺すために恋をして×死ぬために愛し合う僕らの“恋”。僕は初めてそれを、“痛い”と感じた――。ようやく発売されました「殺×愛」の4冊目。これがうれしいことに2か月連続刊行ということらしく、来月も「殺×愛」の5冊目が発売されるとか!いや~、ここ最近「無責任艦長」シリーズや「ガンダム」関係以外ではほとんどライトノベルを買わなくなった僕にとってはうれしい朗報というものです。まぁ、その次の発売がいつになるのかはこの際気にしないでおきますが…。そんな待ちに待った「殺×愛」の最新刊は僕の期待を裏切らない面白さでした。今まではどちらかというと、人類最後の人間である“オメガ”と運命付けられた少年椎堂密の日常と非日常や、世界滅亡と呼ばれる通称“カーテンコール”を終わらせるために“オメガ”を殺すために現れた対天使兵器である有栖川咲夜の学校生活、そして“オメガ”を傷つけれるのは“オメガ”と相思相愛にならなければならないという決まりに従うためにヒソカと恋をしようとするサクヤのことが描かれていたのですが、この巻になって今までのゆっくりとした日常からかけ離れた非日常の戦闘シーンが連続で起こります。「殺×愛0」に出てきた謎の少年“アダム”による“オメガ”への宣戦布告は新たな展開へと繋がる架け橋となるべくその謎に包まれていた“アダム”の本質が垣間見えるものでした。この巻ではそんな“アダム”の内面と“オメガ”の内面が対比して描かれているところが秀逸であったと思います。「死ねない死にたがり」に至ってしまった“オメガ”が今のような他の者を犠牲にしてでも、学園生活を守るために天使と戦うことに至った理由、そしてその本当の心の裡を吐露したときの感動はここまで読みすすめてきて“オメガ”に感情移入してしまったからこそ胸に突き刺さるものがありました。そして、嫌な敵役でしかなかった“アダム”の正体が次第に明らかになるにつれ、“オメガ”を憎む理由の断片が見えてくることで浮き彫りにされた“あの人”との関係。まだ謎に包まれている“あの人”とは何者なのか?まだまだこれからの「殺×愛」の今後は目が離せない展開となりつつあります。
2006.05.20
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最近なんだか寝つきがいいみたいで以前に比べると頻繁に夢を見るようになりました。昔、何かの本でほとんどの人が睡眠中は夢を見ているらしいのですが、目が覚めたときにその内容を忘れてしまっていることのほうが多いと読んだことがありますが、なかなか夢を覚えているというのは難しいことです。何度か夢を見た記憶はあってもどんな夢だったのか覚えていないという経験はありますが、はっきりと覚えている夢を見るようになったのは、ここ最近ベッドを替えたせいなのかもしれないです。僕のベッドは普通のベッドで替えたと言っても以前と何も替わっていないのですが、通称「殿様ベッド」になったくらいです。この「殿様ベッド」、僕がそう呼んでいるだけなのですが、以前のベッドにマットがひとつ増えただけのものだったりします。僕の弟くんが実家を出て数年経つのですが、その間弟くんの部屋は改造されても調度品などはそのままだったのが、年明けくらいから父親が書斎代わりに使うことになり、それらの調度品が次第に撤去されていったところから、最後まで残っていたベッドが撤去され全部捨てるところだったのを僕のもったいないの一言でマットだけは僕の部屋にやってきたのでした。弟くんが使っていたベッドも僕と同じタイプのベッドだったのでマットも使えるのですが、今まで僕が使っていたマットの上にそのマットを重ねているので、ふかふか感が抜群にアップしました。マットがだいたい20センチくらいの厚みなので、計40センチくらいのマット2枚の上に寝てるものですから、なんだかお殿様になったみたいなので、そのベッドを「殿様ベッド」なんて呼んだりしています。枕が替わると寝れないという話は聞いたことがありますが、まさかベッドのマットが替わると寝ているときの感覚も変わるものだとは思いもよらなかったです。硬いところに寝たほうが身体にはいいらしいのですが、このふかふか感がたまらなく愛用したりしていますが、それで夢を見るようになれたのは思いもよらないことです。まぁ、滅多に夢なんて見なかったので、ちょっと面食らったりもしてますが、夢はとんでもない内容のほうが多いので、面白かったりします。今晩もいい夢が見れるかな?
2006.05.19
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フランケンシュタイン<ノーカット完全版>お願いだ私を見つけてくれ父よ主人公ヴィクター・フランケンシュタインは幼い頃に亡くなった母親の死をきっかけに「生命の神秘」に魅せられて死人を生き返らせることはできないかと考えて、大学に行ってその方法を探究しようと実験に没頭します。そんな彼はある嵐の晩に、雷の電流を使い縫い合わせた死体を蘇らせてしまいます。その怪物のあまりの醜さに動転してしまい、病に倒れてしまいます。父親ともいえるヴィクターに拒絶されてしまった怪物はあらゆるところをさまようのですが、行く先々でも拒絶されてしまい絶望してしまいます。怪物は孤独と絶望に耐えかねてヴィクターに伴侶が欲しいと要求し、一度はその要求を受け入れて再び怪物を創ろうとしたヴィクターでしたが、それを拒否してしまったことで、約束を破られた怪物はヴィクターからも愛するものを奪うと復讐を開始します…。吸血鬼、狼男と並んで三大怪物とされる、ゴシックホラーの古典作品のフランケンシュタイン、って今気付いたのですが三大怪物ってまさしく怪物くんの世界のような…。それはさておき、僕はこのフランケンシュタインという物語は原作であるメアリー・シェリーの小説を読んでいたのであらかたストーリーは知っていたのですが、今までにも数あるフランケンシュタインものの物語の中でも一番忠実に小説の世界を再現していた映画であったと思います。無限の可能性の広がっていた主人公であるヴィクターの栄光と挫折、そして幸せから破滅への一途を辿ったその生涯は怪物を生み出してしまったというその狂気にも似た純粋な知識欲によってすべての歯車が狂ってしまった悲劇的な作品であるというだけでなく、怪物の誰にも受け入れられない心の孤独と哀しさを描いていた作品だと思います。
2006.05.18
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プライド 栄光への絆疑いを持ってはいかん自分が何をなすべきか――どうなすべきかにこの物語は1988年にテキサス州であった実話をもとに描かれた作品です。テキサス州にある小さな町オデッサにあるバーミアン高校のアメリカンフットボールチームはシーズンの開幕前に優勝候補の高校として地元の期待を集めていました。そんな重圧ともいえるプレッシャーの中シーズンが始まったのですが、その第一試合でいきなりチームの要であるポイントゲッターである選手が怪我のために戦列から離れてしまい、苦戦しながらシーズンを戦うこととなってしまいます…。とても熱くなる映画でした。どんな物語も事実には勝てないものがあります。それはその事柄を経験したものでしかわかりえないものをあますことなく伝えることができるところです。この映画はそんなアメフトに青春をかけた人たちの軌跡を描いたものだと思います。その中でも特に僕の胸をうつ場面が何度もあったのは、今というときは一度しかないというところです。8歳からアメフトを始めて、大学にスカウトされるしかその先も続けて行けないという厳しい現実の中、その最後の集大成ともいえる高校最後の挑戦。そのように今というときを精一杯後悔することなく戦い抜いていく思いを克明に描ききった作品でした。
2006.05.18
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「どうしてあんなことを言ったのですか? わたしが何をしたっていうのか言って下さい!」「はぁ?」時刻は定時になる前の17時過ぎ。今日は会社に早めに帰ってきて、ゆっくり社内処理をしてから帰ろうと思っていた矢先に、新入社員の女性が僕の席に現れ、いきなり詰め寄ってきた。「とぼけないで下さい!わたしに言ったことを もう忘れたのですか?いきなり電話口で 怒られてもわたしには何のことかわからない ので納得いくように説明して下さい!!!」「ちょっと待って!何のことかさっぱりわからない んだけど…」業務の新入社員のあまりの剣幕にたじたじになってしまう僕。僕の席で大きな声でやり取りしているもんだから、周りのみんなが何事かとこちらを見ているので余計にパニックになりあたふたしそうに。いや、いきなり言われてもまったく何のことかさっぱりわからないし…・「怒ったって?僕が?いや確かに僕は会社に電話を して僕の電話を取ったのは君だけど、そんな ことしたっけ?」「もう忘れたって言うんですか?今日の2時過ぎに 会社に電話してきたときのことを」2時過ぎ?その頃会社に電話したっけ?僕の記憶が正しければ、その頃はお店でうろうろしてたし、僕って今日は午前中にしか電話をしなかったような。そう思った僕は、携帯をいじって発信履歴を見たもののやっぱり2時過ぎに会社に電話をした形跡がない。その携帯の履歴を女性に見せると女性はかぶりを振って言い出した。「他の電話でかけたんじゃないですか?わたしに ○○店のことで確認の電話をしたじゃないですか?」「○○店?う~ん…、ちょっとこれを見てもらえる?」そう言って、机から取り出した店別に書かれている担当者のリスト。その○○店の担当しているのは、僕ではなく他のセールス。「え?しまずんばさんじゃないんですか?」「僕がその店のことを確認する理由がないからね。 たぶん、その店の担当している人と勘違いした んじゃないかな?」すると、女性は見る見る内に涙を浮かべて、「ごめんなさいっ」と言って走っていった。ごめんなさいで済んだら警察もいらないだろうに…、と僕が思いながらふと周りを見るとまだ会社のギャラリーはこちらを見ている。これって僕が完全に悪者?いや、悪者というよりもむしろ被害者だっていうのに、そんな風に見られるなんて心外だなと思いつつも、女性が心配になった僕は、走り去った後を追いかけた。草むらで女性に追いついた僕は彼女を捕まえたのだけど、泣いててどうしていいかわからない始末。なだめようと彼女に話しかけてもまったく会話にならず途方に暮れた僕はどうしたもんだかと諦めかけていたら彼女が話しかけてきた。「わたしって勘違いでよくやるんです…、まさか 違う人だったなんてしまずんばさんに何と言って お詫びすればいいのか…」「いや、誰にだって勘違いはあるもんだから、気に しないでいいよ。それに会社の誰に何と思われ ようとも僕は屁とも思わないから、僕が悪いんで いいじゃないかな?」「そんな…、それじゃしまずんばさんに悪いじゃない ですか…」「悪いのは君でもなくて、君を怒った人だろ?何が 理由かはわからないけど、君は悪くないから気に しなくていいんじゃないかな?まぁ、一度失敗した ことは繰り返さなければ別に問題ないし。僕も こうして慰めながら君の手を握ることが出来たし、 役得、役得ということでこの話は終わりにしようよ」と、ここからがいいところで目が覚めてしまいました。というか、支離滅裂なまったく意味不明な夢。結局、何が原因でその女性は怒られたんでしょう?ドラマとかだったらこれがキッカケで恋が芽生えたりするもんですが、現実はそう甘くないですよね~。っていうか、むしろ夢の話なんだからここからロマンスがあってもいいものだと思いますが。現実も厳しく、夢も厳しいなんてどうなってるんでしょう?
2006.05.17
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無くて七癖という言葉があるように自分では意識してないうちにしている癖というものが誰にでもあります。それは他人から指摘されないと間違いなく気付かないものなのですが、他人から見てもその癖というものに気付くのに時間がかかるものもあるみたいです。そんななかなか気付かれなった僕の癖のひとつを紹介したいなと思います。どうやら僕は知らないうちにほとんど唇を動かさないで話しているそうです。自分では普通に話しているはずなのですが、他人から見ればほとんど動いていないそうな。話す以上は口は開いてるのですが、歯と唇を動かさないでしゃべってるので、他人から見れば口を動かないで話しているみたいに見えるらしいです。ここで不思議なのが、僕の声というのはどちらかというと大きい部類に入るもので、よく通る声だといわれるほうなのできちんと声も届いているのですが、にも関わらずほとんど唇が動かないからその癖に気付いた人はおもしろがったりします。僕も言われて鏡を見ながら話してみると、普通に話していてもほとんど唇が動いてなかったです…。それを知る人たちは僕に腹話術をしてみたらと勧めたりしますが、さすがにそこまで芸達者だと自分では思えないのでどうかと思いますが、ある意味そんな知らない間におもしろい癖があるっていうのもなかなかお目にかかれないものですね。よく目を開けたまま寝ている人の話は聞いたことがあって不気味だなぁ~なんて思ったりしてましたが、まさか自分が唇を開けないでしゃべってる不気味な癖があるとは思いも寄らなかったです…。
2006.05.16
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僕が以前に担当していた法人さんで、今でもたまに飲みに行ったりする担当者の人からひさしぶりにメールが来ました。送信者の名前を見て、さぞかし大至急なことかなと思っていましたら、「奈良ドリームランドが閉園するみたいやで。 急いで行かなきゃ!」ってな内容。思わず脱力してしまいした…。それにしても、ここ数年遊園地の閉園の話をよく聞きます。僕が住む大阪の近所で言いますと、神戸ポートピアランドや宝塚ファミリーランド、そして知らなかったのですがあやめ池遊園地など僕が子供の頃には多少なりともお世話になった記憶があるところです。地元には枚方パークがあるので、そこがホームグランドだったりするのですが、枚方パークも経営が怪しいみたいですし、鳴り物入りでオープンして僕も入社試験で落とされたUSJもかなり危険なそうな。どこもかしこも遊園地離れが進んでいるんですかね。ところで、僕がまだ中学校くらいの頃に奇妙な都市伝説とまでは言いませんが、謎なウワサが流れたりしてました。それは七文字の遊園地に行くとカップルはほとんど別れるというジンクスです。で、このジンクスが本当かウソかはこの際、気にしないとしてそうして考えたときにどうも近所にある遊園地ってのは七文字のところが多いんだなぁ~なんて思ったことがあります。枚方パークにしろ、ドリームランドにしろ、ファミリーランドにしら、七文字だらけ。土地の名前を入れるか入れないかはかなりの微妙な問題ですが、ついつい奈良ドリームランドの閉園の話で、このジンクスを思い出したりしてしまいました。う~ん、それにしてもこんなのって当たるのかしら?僕は経験がないから、よくわかんないです~、しくしく。
2006.05.15
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マイ・ボディガード プレミアム・エディション中南米では60分に1件誘拐が起きている犠牲者の70%は生還できない米軍で10数年に渡り、対テロ活動という名目での暗殺任務に明け暮れていた主人公は、生きる希望を失っていた。失意の中、誘拐が多発するメキシコシティに着いた彼のもとに、実業家の娘のボディガードの依頼がやって来る。最初は娘と話すのも苦痛であった主人公だが、娘の笑顔が彼を少しずつ変えていき、彼の心はようやく癒されようとしていた矢先に、娘は誘拐されてしまう…。とても見ごたえのある映画でした。主人公と娘の触れあいから物語は始まり、娘の誘拐事件、そして犯罪組織への主人公の復讐ときっちりと起承転結が描かれているこの映画、残念なことに効果的な映像によって主人公の苦悩が的確に描かれていながらも、そこに至った理由が謎のままにされているのが物足りなかったです。物語がとてもおもしろかっただけにもっと主人公の内面を深く掘り下げていればもっと感情移入が出来たのではないかなと思います。でも、そこまできっちりと映画にすればただでさえ長丁場の映画が、3時間近くの大作になっちゃいそうで、時間の都合上でのカットなのかもしれませんが。それでも最後まで手に汗握る展開に目が離せなかった作品でした。
2006.05.14
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フォーガットンやあママもう帰る時間?母は強し、ただその一言に尽きる感想の映画でした。以前に他の人の日記でこの映画のことを見たのですが、あんまりいい評価じゃなかったので、見ようかどうか迷っていたのですが、ストーリー設定がおもしろそうでしたから、ついついレンタルが半額なのをいいことに借りてしまいました。後半まではとてもスリリングな展開でかなりおもしろかったのでしたが、ラストがイマイチありえない終わり方をしたのが納得いかなかったです。いや、物語としては美しい終わり方だったと思うのですが、その結末に至る理由がすっぱりと説明せれないままに終わっていたので、ある意味後味が悪い映画です。物語の中心を占めている息子の記憶が消された事実もそうですが、安全局の暗躍や実験のことなど、謎は深まるばかりのエンディングでした。設定や展開などが面白かっただけになんだか残念な映画です。
2006.05.14
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扉を開けると目の前に黒いものが飛び込んできた。そのカタチが何なのか意識する前に大きな音が鳴り響き、僕は動けなくなった。薄れ行く意識の中で僕が耳にしたもの。「おい、こいつは違うぞっ!」「やつはあそこだっ!!逃げられるぞっ!」「こいつはどうするんだ?」「そんなやつはほっとけっ!やつを追うのが 先だっ!」僕の意識はここで途切れる…。日の射し込むまぶしさに目を覚ました。どうやら僕は寝ていたみたいだ。ここはどこだろう?辺りを見回すと、なんだか見覚えのある景色。昨日に意識を失ったまま、どうやら寝入っていたみたいだ。昨日のことはなんとなくしか覚えていないが、酒を飲んだ記憶もないし、どうして寝入ってしまったのか?それ以前に今は何時だ?普段、腕時計をする習慣のない僕は慌てて携帯電話で時間を確認したらもう昼前。やばいっ!完全に会社に遅刻だっ!!!驚いた僕は取るものも取らず会社へと向かった。会社前に着き、僕は大きく息を吸った。来る途中にいろいろと遅刻した言い訳を考えたが、いい案は思いつかなかった。こうしていざ遅刻して会社前に立つと嫌なプレッシャーを感じる…。いつまでもここの前に立っていても仕方ないので、出たとこ勝負と諦めて会社の中に入っていった。入り口の自動ドアをくぐると、異様な雰囲気だった。僕が来たことに気付いてないのか、受付の業務の女性たちは下を向いていた。電話の応対をしているのかと思いながら、通りすぎようとしたらどこかしら嗚咽の声が聞こえる。驚いた僕は、よくよく女性たちを見るとみんな泣いていた。何かあったのかと急いで2階にある営業部に駆け込むとそこは無人だった。時刻は昼過ぎ、営業部にそんな時間まで残っている人間なんているはずもなく、訳もわからないまま僕は1階に下りて何が起こったのか声をかけても、いつもなら笑顔でみんな答えてくれるのに、今日は誰も答えてくれない。電話は鳴っているのにそのまま鳴りっぱなしで、何人かで集まって泣いている様子。その集まりに僕は近寄って行き、何が起こったのか確認しようとしたら、1人の女性がこう言った。「どうしてあの人が殺されないといけないのよ!」僕はその言葉を聞いて固まってしまった。まさか、知らない間に誰かが事件に巻き込まれたのか?一体、誰が?「彼が何をしたって言うのよ!」違う女性がそう言って、泣き崩れた。その集まりに僕が普段から口説いている女性はいなかったので、こんな状態になっている女性たちからは簡単に話は聞けないと思い、何が何だかわからないまま途方に暮れていると、その集まりにいた後輩の女性が言った。「どうして○○さんが…」へ?○○さんて…、ひょっとして僕?いや、僕は別に普通に…、いや遅刻したけど、こうしているのに、どうしてそんなことになってるんだ?余計に訳がわからずこんがらがった僕は、焦ってみんなに声をかけても誰も見向きもしない。と、そこへ僕がいつも口説いてる女性が現れた。どうやら更衣室から出てきたようだ。僕はその女性を見つけてそちらのほうへ向かい、声をかえてどうなっているのかを問いただそうとしても、反応がない。むしろ、僕が見えてないみたいだ。一体、どうなってるんだ?その女性は業務の女性が集まってるところに行きこう言った。「○○はサイテーだ!こんなにみんなを泣かせる なんて…」そうして女性はそのまま泣き崩れてしまった。僕はその言葉を聞いて、ようやく現状を理解した。どうやら僕は何かの事件に巻き込まれて死んでしまったようだ…。何かの手違いでこうして僕は生きているけど、みんなには僕がわからないみたいだ。その女性の泣き叫ぶ姿を見ているのは胸が張り裂けそうにつらい。そばに行って慰めてあげたいけど、僕には声をかけることもできず、またそばにいることもできないとわかり、ただその場を動くことが出来ずに立ち尽くしていた…。ここで目覚まし時計が鳴って目を覚ましました。いや~、なんだか後味が悪い夢ですね。途中で自分の中でこれは夢かもと思いながらも、妙に現実味があるものでしたから訳がわからないまま会社に行ったりしたのですが、こうして思い返してみてもこんな夢を見るなんて夢診断ではどういったことを暗示しているのでしょうか?ちょっと疑問だったりします。でも、この夢って何だか僕の願望が多分に入った生前葬みたいな感じで僕ってこんなにも惜しまれているのかと感心したりもしてしまいました。まぁ、所詮僕の中の夢なので現実はどうかわからないですけどね…。
2006.05.13
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子供の頃にたわいもないジンクスって流行った経験ってのは誰にでもあったと思います。流れ星が流れている間に願いごとをすると叶うというのは代表的なものだと思うのですが、それに類する手合いのおもしろおかしいジンクスってあるかと思います。今日、店回りをしているときに本当にひさしぶりにナンバープレートが黒地に黄色字の車を見つました。うぉっ!っとちょっとうれしくなったと同時に、僕が小学生くらいの子供の頃に流行っていたジンクスを思い出してしまいました。そのジンクスというのは車のナンバープレートが黒地に黄色字の車を1日に3台見つけて願いごとをすると叶うというものです。小学生のときなので、普段にそのナンバープレートの車を3台も探すっていうのは大変なことですが、遠足や社会見学や学習旅行のような課外授業があるときには外の景色を眺めながら、毎度のようにその幻のプレートの車を探したものです。それでもいくら探せどもなかなか3台も見つけることは出来ずに、1度もそのプレートでの願いごとをした記憶はなかったりします。子供心にそのプレートが付いてるのは、宅配用の軽トラックが多かったので、それを中心に探したりしてたのですが・そんな思い入れのあるナンバープレートをひさしぶりに発見したときは本当にうれしくなってしまいました。なんだか子供心に返ったような気分になってあと2台を探そうといろいろと車で移動しながら探したのですが、やっぱり見つからなかったです。なかなか相手は手ごわいですね~。って今の年になってみても、そのレアなプレートってそんなに見たことはないのですが、あれってあの色にするからには意味があったのでしょうか?う~ん、いまだに解けない謎みたいなレアなプレートなので、なんだか疑問に思ってしまいますぅ~。
2006.05.12
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僕は歌が好きで、学生のときはいろいろとテレビやラジオ番組などで新曲などをチェックしたりしていたのですが、仕事をするようになってからというもの、そんな音楽番組がやってる時間に家に帰ったりは出来ない上に、僕の社用車にはAMラジオしか付いてないものですから、聞く音楽といえばどうしても番組で流れてくるちょっと前に流行った音楽とかかなり世代の違う歌のほうが多かったりします。たまに新曲が流れたりしても1度や2度くらい聞いただけではさっぱり覚えられないような歌ばかりで、よほど流行る曲じゃないと知らないくらいのオヤジ現象に近い流行遅れとなってしまいました。たまたま僕の社用車が車検に出されてしまったので、代車の生活となってしまったのですが、貸し出された代車はとんでもなく年代物でAT車なのは救いですがちょっとハンドルを使ってみても重ステのとんでもない車だったので、上司が出張なのをいいことに上司の車をしばらく使ってたのですが、運悪く上司の出張期間中に自賠責の都合で僕の社用車が返ってこなくて、仕方なしにその代車を乗ったのですが、ひさしぶりにハンドルを握った重ステの車は運転しにくかったです。で、憂鬱な気分を紛らわそうとラジオをつけてみてびっくりしてしまいました。なんとその年代物のボロ車はラジオだけはFMもついてたのです。しかも、そのFM放送から流れてくる歌は今流行りの新曲ばっかり…。放送局が違うだけでこんなにも流れてくる歌が違うものかと思うと同時になんで、年代物の車なのにFMも聞けるようになっているのかと理不尽さを感じてしまいました…。僕の車も車検でFMが聞けるようになったらいいのに…、ってどう考えてもムリムリですが。
2006.05.11
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「パルプンテ」と聞いて何を思い出しますか?僕らの世代でしたら、やはり何と言ってもあの一世を風靡したファミコンのゲームである「ドラゴンクエスト」に出てくる呪文のことですよね。呪文のくせして、この呪文を使うと何が起こるかわからないというデンジャラス度ナンバーワンのこの呪文はやたらとインパクトがある癖に、使用率は以上に低かったように思います。いや、突然「パルプンテ」の説明をしたりして、まったく意味がわからないかと思うのですが、今日仕事中にラジオを聞いていて、その番組のDJの人が今流行りのメイド喫茶に取材に行ってきたときに、そこのメイドさんが言ってた言葉があって、それを紹介しますというのがあったのですが、その言葉を聞いたとき思わず時間が止まりました。パルプンテ、パルプンテ、パルプンテどうにでもなれ~!はぁ!?なんて投げやりな…。どうにでもなれって、えらいやぶれかぶれだなぁ~なんて思ったりしてますと、どうやらこの「どうにでもなれ~!」の部分は訂正らしく、「何とかなれ~!」のほうが正解だったらしいのですが、これはこれである意味迷言だなと思いました。どうやらDJの人の中では、何とかなれ→何とでもなれ→どうにかなれというように三段活用されたみたいで、「何とかなれ」と言うつもりが「どうにでもなれ」と言ってしまったみたいです。いや~、でもある意味パルプンテを使うときはどちらかというと「どうにでもなれ」という心境に近いものがありますから、こちらのほうが言い得て妙ってな感じがしました。みなさんも困ったりしたときはこう唱えましょう!パルプンテ、パルプンテ、パルプンテどうにでもなれ~!
2006.05.10
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昨日の話の続きになるのとかいうのではないのですが、高速道路だけでなく、普通の道も走っててもいろいろとおもしろい看板が目につきました。特にビルなんてのはいろいろなお店や企業が入ったりしていて、人を呼ぶ目印みたいなものですから、目立つ看板がいろいろと所狭しと壁にくっついてたりするのですが、今日もいつものように店回りをしていて、得に目をひく看板がありました。その看板とは「~心理研究所」です…。いや、そもそも「心理研究所」って何?その建物全体がその研究所ならまだ納得もいくのですが、その研究所があるのは駅前にある国道沿いのビルの一室らしきところ。車の中から発見したので、どこにあるのかまではわからなかったのですが、国道沿いのビルの一番屋上にでかでかとその看板を見つけたときには誰に対してアピールしているのかまず疑問に思ってしまいました。大阪でも中核都市くらいの大きさのあるところの駅前の国道なので、周りはビル街なので、当然看板がないと場所はわからないのですが、そのビルがまた8~9階建てくらいのビルでその看板を見つけようとしても見上げても屋上にあるのでまともに見つけることは出来ないような…。僕もいっつも店回りのときにその道を通ってるのですが、今まで気付くこともなく、渋滞の抜け道で別の角度から国道を横切ろうとしたときに初めて気付いたくらいです。ちなみにそのお店に行くまでの道ってのはここ2年ちょっと通っていてです。しかも、心理研究所って…。1階はファーストフードショップが入ってましたから、まさしくその場所目当てで行くしかわかりようがないのですが、どの階に位置してるのやら。ビルにどんなテナントが入ってるのかって意外と謎だったりしますね~。
2006.05.09
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高速道路を走っていますと、遮音壁のためにあんまり景色が見回せないせいか、ちょっとした看板とかを見てしまったりしまいます。なかなか看板だけでも見てて面白いもので、いろいろな種類の看板があったりするのですが、その中でも気になったのが、その土地土地にある場所案内の看板。「~県」とかの看板の他にどこの辺りを走っているのかわかるように川の看板があったりするのですが、ふと気付いたのがその川の看板の英語表記。たとえば淀川でしたら、「YODOGAWA riv.」と記載されてました。そのまま素直に読めば「淀川」なのかもしれませんが、川の後ろに表記されている短縮形も一緒に読むとするなら、「淀川川」…。いや、まったく意味がわからないですし。でも、この短縮形ってどういう意味なんでしょうか?確か山とかでしたら「Mt.~」とか表記されてて後ろに山とか表すようなものは付かなかったと思うのですが。「Mt.FUJI」とかいったように記載されてて、「FUJISAN」とか言わなかったはずなのですが、これってやっぱり文化の違いなのでしょうか?僕らの中では川は川で地名に川がくっついてるという感じなのですが、外国の方から見れば、~川が地名っていう感じなのかと思ったりしてしまいます。淀の辺りを流れてる川なので淀川だと思うのですが、あの短縮形が付いてると淀川っていう川という感じに思えますからね。果たしてそんな短縮形をつけているのはどういう意味があるのでしょうか?今日、運転してて看板を眺めてそんなことを疑問に思いました…、って運転に集中しろよ…。
2006.05.08
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ヴィレッジ愛はすべてを可能にする愛こそ至宝のものだ僕としては滅多に見ないジャンルであるサスペンスとスリラーの混ざった作品でした。う~、このドキドキ感が心臓に悪いような気がする…。監督はあの映画「シックス・センス」を作った監督だということでどんな大どんでん返しがあるのかと期待して見ていたのですが、「シックスセンス」のときほどの衝撃はなかったですが、それでも次第に秘密が解き明かされていくにつれ、意外な事実が判明するという意味では予想を裏切らない映画だったと思います。1897年、その小さな村は周囲を森で囲まれ外界から完全に孤立したところにありました。村人たちは互いに強い絆で結ばれていましたが、この村には“三つの掟”が存在していました。「その森に入ってはならない」、「不吉な赤い色を封印せよ」、「警告の鐘に注意せよ」という不可解な三つの掟でしたが、災いが降りかかるのを恐れていた村人たちはこの掟を守って暮らしていました。そんな穏やかな暮らしをしていた村に起こった出来事、それは事故によって恋人の生命の危険が迫り、掟を破って薬をもらいに村から出ようとした盲目の少女が現れたのでした…。
2006.05.07
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SHINOBI我らは武器だそれを使おうとする者なければ我らに役目はないそれが“忍”だ…長きに渡る動乱の世が終わりを告げ、いよいよ太平の世の中になろうとしていた江戸初期の頃。弦之介は川のほとりで1人の女性と出会う。お互いの身分を知らないまま惹かれあった2人はやがて恋に落ちる。人里離れた里での出会いはやがて悲劇への幕開けとなるのであった。天下統一の争いの芽を摘み終わろうとしていた徳川家康は、側近の南海坊天海より人智を越える術を使う者たちの危険性を説かれる。その者たちは“忍”と呼ばれる者たちで犬猿の仲であるが2つの里に分かれて暮らしていて互いに争いをしないという約定を交わしていたのだが、南海坊天海の策略によりこの約定が破られ、争いに勝った里の人間を召抱えることにする。伊賀鍔隠れの5人と甲賀卍谷の5人は命を賭けて争うのであるが、運命は皮肉にも弦之介と女性を切り裂くのであった。甲賀卍谷の党首弦之介は戦う相手である伊賀鍔隠れの党首が恋に落ちた女性朧であることを知る…。山田風太郎氏傑作の小説「甲賀忍法帖」を原作としたこの映画は、避けようのない運命に翻弄される2人を中心にしながら戦って生きることしかできない哀しい宿命を背負わされた者たちの壮絶な生き様を描いた作品でした。この映画で使われている特撮は忍術のすさまじさを見るという意味でも必見に値するのではないでしょうか。ですがそんな特撮よりももっと心に残るのはストーリーの素晴らしさが群を抜いているこの映画は悲しき恋の物語として美しく描かれていると思います。歴史の表舞台へと姿を見せることなく消えていくことを余儀なくされた彼らの生きた証を立てた戦いぶりはどことなく物悲しい気分にさせられてしまいました。
2006.05.07
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月夜の願い皆は1人のために 1人は皆のために先日、「星に願いを。」という映画の感想を日記で書いたときにゆっちさんよりご紹介いただいた映画を見ました。それがこの「月夜の願い」という映画でして、某映画のパクリとか言うお話でしたが、おっしゃっていたようにパクリじゃん!って突っ込みたくなる映画でした。でも、この映画はただ単にパクっただけではなく、そこはそれでいい意味にアジアンテイストされていて、民族性がすごく出ていた感動できるいい映画でした。公開も93年とかなり前の作品ではありますが、今見ても全然遜色のない隠れた名作ではないかと思います。バカ正直だけが取柄の父親といつも愚痴ばかりいう母親、そして父親の人にすぐお金を貸す癖で貧しい家庭で暮らしてきた主人公は、父親が入院したある日父親の若かった頃はどんな人間だったのか知りたくなり、中秋の名月に願いをすると30年前にタイムスリップしてしまいます。彼がそこで出会ったのは隣人は家族だと言って誰とも分け隔てなく付き合う若き日の父親と大金持ちの娘である母親でした。父親たちと暮らしていくうちに、今まで反目していた父親の若き日の姿に次第に主人公は惹かれていき、やがて自分の中にもそんな父親と同じ感情があることを思い出します…。貧しいながらも楽しく明るく過ごしている人たちの姿が生き生きと描かれているいい作品でした。そんな中でも、ずば抜けてバカ正直に生きている父親、そしてそんな父親に惹かれる母親のロマンスや隣人たちとのどたばたが繰り広げられるほのぼのとしたファンタジー映画でした。壁のある生活に慣れてしまった僕たちが忘れてしまった古きよき時代の縮図が確かにそこにあったと実感できるさわやかないい物語でした。香港電影的広東語(続集)
2006.05.07
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イン・ハー・シューズあなたの心と共に私の心を重ねて弁護士として活躍する姉のローズと、人に誇れるようなキャリアも資格も学歴もない妹のマギー。2人は一心同体のように肩を寄せながら生活していたのですが、マギーの取った行動に我慢の限界が来たローズは、自分の家からマギーを追い出します。行くあてのないマギーが向かったのは、父親の書斎から見つけた死んだと思っていた祖父母から送られてきていたカードのあて先であるフロリダ。マギーはそこで今まで好き勝手生きてきた自分の人生を見つめなおします…。この映画はマギーの成長物語と言った感のある映画です。最後まで見ればとてもいい映画だと思うのですが、中盤に差し掛かるマギーがフロリダに行くシーンまではどちらかというと嫌な人物として描かれているので苦痛に近い時間でしたが、それが終わると中盤からクライマックスに向けての盛り上がりは素晴らしいものがありました。キャメロン・ディアスの魅力が満載の映画だったと思います。また、マギーの成長を助ける物語に欠くことのできない祖母のいる老人ホームのお年寄りたちがとても魅力的でした。静かな余生を楽しむどころか、まだまだ現役で頑張っているそのバイタリティにさわやかな印象を受けました。僕もそのうち年を取ったらああいう人たちのようなロマンスグレイになりたいなぁ~なんて思いました。
2006.05.06
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私の頭の中の消しゴム プレミアム・エディション“許しは―― 心の部屋を1つ空けること”思ったよりも微妙な映画でした。今流行りのセカチューものに匹敵するくらいに多くの作品が作られている認知ものの映画なのですが、テーマがテーマだけにどうやって締めくくられるかがポイントになると思うのですが、どちらかというと救いのないタイプの映画だったところが残念でした。同じようなジャンルで「半落ち」や「きみに読む物語」などといったような誰もが納得のいくようなエンディングではなかったように思います。ひょんなハプニングから出会った2人は、住む世界が違いながらもお互いに惹かれていき結ばれることとなります。幸せな結婚生活が始まり、もっともっと幸せになっていくはずだったところに起きたささいな出来事。愛妻弁当の中身が2つともごはん。そんな些細な始まりだった物忘れは、病院で診察してもらうと若年性アルツハイマーだと診断されます。肉体的な死よりも先に精神的な死が訪れる不治の病気に罹った妻とその夫である主人公は…。僕は地味にこの映画のヒロインであるスジン役を演じたソン・イェジンのファンだったりします。クァク・ジェヨン監督の「ラブストーリー」を見て以来、要チェックだったりするのですがいい俳優さんたちをキャスティングしている上に、物語としては美しいエピソードが散りばめられたものだったのでその設定を上手く使ってくれれば良かったかなと思います。劇中に出てくるおじいちゃんの言葉にあるように、“本当の大工は――心の家を建てるんだ”という言葉通りにラストは出会った場所ではなく主人公が夢見た家にスジンを連れて行ってくれれば良かったかななんて思ったりしました。でも、若年性アルツハイマーなので知らない場所に行くよりも一番印象が深いところに行くほうが物語としては綺麗だったかもしれませんが。2人で夢を語っていた家がどうなったのかが気になってしまった映画でした。
2006.05.05
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星願 ~あなたにもういちど~心で見る世界は美しい自由な想像で喜びをふくらませてくれるいきなりで恐縮なのですが、前言を撤回させていただきたいと思います。先日に見た映画「星に願いを。」のオリジナル版であるこの「星願~あなたにもういちど~」という映画は、前言の感想で書いたようなありがちな物語ではなかったです。というよりも、リメイク版のほうを見ておきながらオリジナル版を見たのですが、とても感動してしまいました。物語の展開を知っていても初めて見る映画のような感じを受けました。というよりも、オリジナル版であるこの映画のほうがとても素晴らしかったと思います。って、オリジナルがこんなにも良い作品なのにリメイクがあれって…。最近はアジアの映画のリメイク版を日本で作ったりしている作品が多いですが、この物語の場合はぜひともオリジナルのほうがおすすめです。物語は子供の頃の事故が原因で、目も見えず話すことの出来ない青年オニオンはハンデをもろともせず、いつも明るく元気で病院の人気者だったのですが、そんな彼の担当であるオータムが一番優しく接してくれて心通わす存在でした。そんなある日、オニオンは交通事故に遭ってしまい命を落としてしまうのですが、天国の計らいで5日間だけ別人の姿で地上に戻ることが許されました。オニオンは自分の隠していた思いをオータムに伝えようとするのですが…。という、まさしくリメイク版とほぼ同じような設定。で、どうしてこうまで受ける感動が違ったのかが、疑問なところです。オニオンという青年の魅力もさることながら、脇を固める登場人物の魅力もオリジナルのほうが心を打つものがありました。その中でも、オニオンの親友ともいえる人物が別人になったオニオンの正体に気付いたシーンはちょっとした感動ものでした。その親友役は「インファナル・アフェア」でマフィアのボス役をやっていたエリック・ツァン。このいい人そうな顔に最近僕はハマってたりします。またオニオンが夢であったラジオ局に電話をしてDJと語るシーンもなかなかいいシーンで見所が盛りだくさんの映画です。リメイク版の主人公が自分のために動いていたのに対し、オリジナル版の主人公は彼女のためだけを思って動いていた、そんな比較をしながら見るとこの映画の面白さをより味わえると思います。
2006.05.05
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海を飛ぶ夢他人の助けに頼るしか生きる方法がないと――自然に覚えるんだ涙を隠す方法を25歳のときに海で起こった事故のせいで四肢不全となり寝たきりの生活を余儀なくされたスペインで実在した人物ラモン・サンペドロの手記を映画化した真実の物語として話題になった作品です。26年間、献身的な家族の介護に支えられながらも「尊厳死」のために戦った男性のその人生の終焉を描いたこの映画は、フィクションと事実が入り混じったものながらも、自らの意志で死を選ぶに至った心の葛藤と周りの人たちからの愛情が描かれています。僕は以前に日記で、小説版の「モリー先生との火曜日」と映画版の「モリー先生との火曜日」を紹介させていただきましたが、この映画の主人公であるラモンはモリー先生とは正反対に死を選ぼうという点で、生きるということについて考えさせられました。今まで健全に生きてきて、その誰もが当たり前と思っていた自由が突然になくなり、そんな生活を強いられることになれば誰しもが今までの価値観が逆転することと思います。そこでどういう結論に至るのかは人それぞれだと思いますが、その選択を否定することは誰にもできないのではないかと。ラモンは死を選び、モリー先生は最後まで生きることを望んだ二人の間には違いはなかったのではないかと思います。日本にも同じように四肢が麻痺してしまった星野富弘氏がいらっしゃいます。僕が大学生の頃、恩師にこの本は必ず読めと言われた本の中に「愛、深き淵より。」という星野氏の半生を綴ったエッセイを読んで感銘を受けました。それほど、自由を奪われるということは想像もつかないくらいの苦悩があり、どんな選択が正しいのかわからないですが、それでもこの映画を見て「生きる」ということの重さを教えられました。
2006.05.04
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バガー・ヴァンスの伝説 ―特別編―人は誰でもどこかに唯一のスイングを持ってるはじめに言っておきますと、この映画のタイトルは「バガー・ヴァンスの伝説」となっていますが、実際の主人公はバガー・ヴァンスじゃないです…。どちらかと言うと、かなり謎な笑うセールスマンの喪黒福造的な存在で、結局正体を明かさないまま映画は終わってしまいます。伝説を作ったのはあくまでバガー・ヴァンスではなくて、主人公のラナルフ・ジュナというかつての名プロゴルファーであって、どこのあたりが伝説だったのか、理解できなかったりしました。どうしてこのタイトルにしたか理由を問いただしたい気分です。映画としては、僕的にはとてもいい作品だったと思います。ちょっと説教くさいとかゴルフで人生を語るのは見当違いとかいう意見がこの映画を見た感想で散見されてますが、すべての道はローマに通じるように、ゴルフという一面で人生を語るのもありじゃないかと思います。往年の名プレイヤーだったジュナが第一次世界大戦に出征し、そこで見たもののせいでゴルフを捨て酒びたりの生活をしていたところに舞い込んできた名ゴルファーたちの対決によって再び立ち上がる姿や、ゲームの調子が良くなったり悪くなったりと、まさしくそこに人生の縮図として描かれているような映画だったと思います。僕はこんな夢を与えてくれるような映画が好みなので、僕的には隠れたヒットだったのですが。ジュナに憧れ続けていた少年が語るジュナの伝説は、人生という困難なゲームに立ち向かう1人の男の姿を通して夢や希望を与えてくれるものでした。
2006.05.04
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「ファイト・ザ・フューチャー」バーニジア州のポトマック操車場で、複数の人間の焼死体が見つかった。近くに止められていた列車は実験室に改装されており、行方不明だった女性カサンドラがそこで保護された。彼女はその列車内で人体実験を受けており、シンジケートによる50年の研究の成果――異星人とのハイブリッドとして成功した初めての実験体だった。そして焼死体は実験スタッフで、彼らを殺害したのはコロニストたちの入植計画を妨害しようとする反乱軍――顔のない異星人だった。C.S.マンは、すべての秘密を闇に葬ろうと画策するが……。シーズン6に入ってXファイル課から異動させられ閑職に甘んじていたモルダーとスカリーが巻きこまれた久々のXファイルらしい事件であり、また今まで放送されてきたすべての謎が明らかになったこのエピソードは、過去50年の年月をかけて苦渋の選択を強いられたシンジケートの心情も語りつつ、意外な終末へと向かうものでした。事件は解決されたように見えながらも、実際はこれからが始まりであり、今後のXファイルというドラマの方向性が決定づけられたものだと思います。今まで悪役として登場してきた人たちが、2転3転とその立場を変えて、異星人とのコンタクトを図る様は、モルダーたちが闘っていた組織がいかにこの50年を過ごしてきたかというのを物語っていました。そして、謎の存在であるC.S.マンのその心情こそ、親友であったモルダーの父親やその家族の存在がいかに大きかったかを告白し、自分の手で自ら望んで手に入れたかった「家族」というものを終わらせなければならなかった悲哀が語られていて、みごたえのあるエピソードでした。X-ファイル シーズン・シックス DVDコレクターズ・ボックス
2006.05.03
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「ファンタのCM」最近おもしろフラッシュにはまってまして、よく見るのがこの「ファンタのCM」です。考えたらもう数年前のCMなのですが、それでも今見てもおもしろすぎです。あまりテレビを見ない僕なのですが、このシリーズのCMは好きで楽しみにしたりもしてました。近頃はこのシリーズを見なくなったのでちょっぴりさみしいような気もしますが…。こうして続けて見てみますと、やっぱりどの先生にも味がありますねぇ。一番ウケてしまうのは「将軍先生」で、こんな先生がいたらおもしろいだろうなぁ~なんて思うのですが、馬に乗ったまま授業されたら落ち着かないだろうなぁ~なんて思ったりもします、って問題はそこじゃないかもしれませんが。個性あふれる先生ばかりでどの先生が何の教科を担当しているかも上手く表現してるのですが、1人だけわからない先生がいました。「ドラゴン先生」だったりするのですが、この先生は何の授業をやってるんでしょう?生徒がやってらんねぇと言うのもわかる気がします。どの辺がテストに出たんでしょう?このシリーズには理科の先生だけまだ登場してないような。どんな理科の先生が登場するのか地味に期待してたりもします♪
2006.05.02
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アンジェラの灰 特別版聖体拝領を済ませ――最初の懺悔も何とか終わった後は自由に成長できる僕は10歳成長することの罪を自分で償うのだ1930年――大恐慌の嵐が吹き荒れるアイルランドにある家族の姿があった。失業中で酒びたりの毎日だが子供たちには優しい父親と、家族を思いやる母親、主人公とその兄弟たちは貧しいながらもなんとか細々と暮らしていた。そんな貧しい生活に耐えながらも主人公はたくましく成長していき、やがてアメリカに行くことを夢見るようになる…。この映画はピュリッツァー賞を受賞した小説である「アンジェラの灰」を原作とした実話を元に構成された物語です。実話だからこそそこに真実が描かれていてその当時の世相をよく表現しているだけあって真に迫ってくる迫力がありました。アイルランドと聞くととても難しい情勢の中にある国というイメージがありますが、そうした中でも夢に向かってたくましく生きていく主人公の姿やその周りの人たちのあたたかいぬくもりに感動してしまいました。中でも感動的だったのは普段は北部生まれの父親の子供として蔑んでいたおばさんが、主人公の就職が決まったときに贈り物をしてくれたときのシーンが印象深かったです。この映画は主人公が最後にアメリカに渡ってエンディングを迎えるのですが、どうやらその後日談もきっちりと小説として描かれているので、そちらの作品もチェックですね。単身アメリカに渡った主人公はその後、どのような生き方をしたのか、また原作者である主人公のフランク・マコート氏は元国語教師としてディスク特典でインタビューを受けていましたが、どうやってそこまでたどりついたのかはこの後日談を読めば明らかになるのだと思います。アンジェラの祈り
2006.05.01
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