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昨晩から引き続きで釣りの話になるのですが、初めて釣りに挑戦したタチウオ釣りは玉砕し、朝もいい加減明けてきたのでそろそろ帰る頃なのかと思いきや、午前中までは魚がエサを求めてやってくるとかいうことでサビキ釣りというのに仕掛けを変えて挑戦しました。このサビキ釣りというのはエサを仕掛けのカゴに入れて拡散したところにハリを垂らしておき、エサを食べにきた魚が間違ってハリにも引っかかるという魚さえいれば誰にでも釣れる初心者向けの釣りで、僕もこれをやって地味に初めて魚が釣れました。 いや、何の魚か見た感じよくわからなかったですが…。それでも7時間近く釣ってても全然釣れなかったのに仕掛けを変えてしばらくしてから釣れたものですからちょっと感動してしまい、写メを撮ってしまいました。この写真だけじゃ大きさはよくわからないですが、実は横にたばこを置いたりするとほとんど変わらない大きさだったりするのですが。この魚が釣れたところを狙ってハリを落すと面白いように釣れていき、結局その場では5匹ほど同じような魚が釣れました。それでも、今日はあんまり釣れなかったほうです。今日はサビキでもほとんど釣れなかったので、ダメな日だということでその波止場を後にし、ようやく帰れるのだと思いながら上司の車の後に着いていくとなぜか高速の入り口を通り越して下道で和歌山から帰ってるので嫌な予感がしたのですが、案の定その予感は当り、大阪に帰るまでの波止場沿いを点々と寄り道。どこもかしこもそんなに釣れていないみたいなので場所を変えては見に行ったりしたのですが、泉佐野近くのコンビナート付近まで来てこれ以上はもう釣り場がないというところで、駐車をしてそこからまたサビキ釣り。僕は道具を持っておらずサビキの仕掛けが1セットしかないものだから、代表して僕が釣りをして、他の人たちは僕を残して寝てました。まぁ、面白いから飽きずにひたすらサビキ釣りをしてましたが。それでも数時間続けても全くヒットせず、そろそろ帰ろうかという2時近くになりようやくイワシをゲット!たまたま投げたポイントが良かったのか2匹まとめて釣ることができました。それでそのポイントを狙って何度も投げたのですが、まったく当りはなく、どうやら魚群リーチは単発で終わってしまったみたいで時間も時間になり終了。そのイワシは次回のタチウオを釣るときのエサにするために冷凍庫行きとなり解散しました。初めての釣りだったのですが、前日の22時30分に和歌山に着いて始めて、泉佐野を解散したのが14時過ぎ。ちょっとハードだったりしたのですが、なかなか面白かったです。次回から参加するときは道具を揃えて自前の竿で挑戦したいと思いました。
2006.09.30
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今まで29年ほど生きてきましたが、自分で見つけた趣味というのは数限りあるものでして、今の会社に入ってから、趣味が増えたというものがいくつかあります。どうしても自分で趣味を探すとなると、それを経験する機会というものがない限り自分の趣味になかなかなることがなく、やったことがないものは生きている限り趣味になることはないので、意外とやってみれば面白いものもいくつかはあるのではないかなと思います。僕のここ最近の日記のネタに出てくる映画鑑賞も今の会社の人にその面白さを教えてもらい趣味となったもので、会社の人に僕が今までやったことがないものをどこかですると聞いたらダメもとでやってみようと何でも挑戦するべきだとつくづく思うようになり、今日生まれて初めて釣りに挑戦することになりました。とまぁ、カタイ話はそれくらいにして、僕は今まで釣りというものは1回しかやったことがないです。それは得意先の店長に気づけば連れて行かれた釣り堀でするもので、はっきり言って入れ食いのようなその囲まれた中に魚を放流するので誰でも針を垂らせば釣れるというものです。まぁ、ゲーム感覚のものなのでそれは釣りをやったというのにカウントしていいものなのかはわからないですが、今回連れて行ってもらったのはタチウオ釣りという本格的なもの。道具一式は持っているわけもないので、面白かったら次回からは自前で調達しますということで上司の方に一式をお借りして和歌山のほうまで遠征してやってきました。釣りというと短気の人に向いているというのはよく言われることですが、僕が短気なのかはともかくとしてやった結論としてはとても面白かったです。僕の前にはまった一緒に行けなかった先輩からメールで写真の爆釣祈願のお守りをいただき、これを携帯の壁紙にして仕掛けはすべてやっていただき、挑戦していたのですが、やっぱりビギナーズラックという甘いものはなく、結果はあえなく惨敗だったのですが、それでもぼ~っとするのが趣味の僕には今か今かと魚が釣れるのを気長に待つというのは性に合ったみたいで晩の22時30分過ぎから夜釣りをスタートしたのですが、朝まで飽きることなくすることができました。どうもその日はタチウオはあまり周回していなかったみたいで、一緒に行った上司や先輩たちも玉砕してましたが、ちょうど宝くじが当たるのを待つ気分のようなわくわくした気持ちが続いて楽しかったです。また新たに僕の知らなかったものが趣味のひとつになりそうでこれからが楽しみです♪
2006.09.29
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機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-20年ぶりに劇場公開された新世紀の正統派ガンダムである「機動戦士Zガンダム」の完結編であるこの作品をようやく見終えることが出来ました。まぁ、このZガンダムはDVDでテレビ版を学生時代に全部見たので、新しいカットも増えていましたがあらかたストーリーは知っていながら見たのですが、それでもあまりの展開に「?」なことがしばしば。前作の続編というのに前作と繋がっていない展開に驚いてしまいました。というか、何でこの完結編はアクシズが出てきたので意味不明なことこの上なかったです。物語を知っていながらも付いていけなかった僕って一体…。まぁ、でもストーリーはさておいて、キャラクターとしてはヤザンとヘンケン艦長がなかなか格好良かったのでいいとしますが、それでもカミーユやハマーンやクワトロ大尉がいまいちだったので、盛り上がらないことこの上なかったです。クワトロ大尉のあの有名な演説もカットされてたし、カミーユはそんなに強くなかったし、ハマーンはどっちつかずで、あげくの果てにはバスクはあっさりとやられるし、へたれキャラの代名詞でもあるジェリドもさくっとやられてこの短い時間に割愛したはいいけど、この完結編の見所ってのが上手く活かしきれてなかったのではないでしょうか。だいたいどいつもこいつも被弾したら即撤退というMSの格闘戦にはあるまじき戦いぶりだったので、もっと気概のある戦いが見たかったです。ちょうど前作との間に初代ガンダムを見てしまったから余計にそう感じたのかもしれませんが。愛するエマ中尉のために自らを犠牲にしてまで戦ったヘンケン艦長のしぶさだけが目立ちすぎましたね。だいたい、この映画ってあのテレビ版での救いのないエンディングをどうにかするっていうのを目的に新しいエンディングになるように製作されたとかいううわさだったのですが、何なの?あのエンディングは。ただカミーユがシロッコとの戦いで精神崩壊にならずに終わるという強引な展開は納得いかなかったです。どうせならエゥーゴのクルー全員の散り際ももう少し変更を加えたほうが納得いったような気がするのですが、あのカミーユだけハッピーエンドというのはZガンダムらしくなくちょっと拍子抜けさせられてしまいました。
2006.09.28
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僕がまだ小さい頃は、暴走族やら何やらがいたりして怖いなぁ~なんて思ってたりしたのですが、最近うちの近所では走り屋とか暴走族なんてものはめっきり減ったような気がします。たまに迷惑なくらいうるさいマフラーに改造したバイクがどこかで通ってたりするととても目立ったりするのですが、概ね平和な世の中になってきたりしてまして、よく警察24時とかやってるのを見ると近所の治安はよくなったもんだなぁなんて思いますね。仕事では営業をしてるので車で店回りをしているのですが、だいたい平日の道ってのは仕事で走る人が多いので、土日と違い渋滞していない限りはさくさくと道は進むもので、そのような混むような道は滅多に走らないのですが、中には意表をついた走りをするのもいたりします。今日もほとんど渋滞することはない裏道を走ってて快調に飛ばしていたのですが、なぜか対向車線が遠目に見て渋滞しているところに遭遇しました。というか、あまりにも不自然に渋滞してまして、先頭の車がのろのろ運転してて後続の車がぞろぞろと並んでいたのですが、どこかで左折か右折をするのかなぁなんて思いながらああいう運転する車が前に着いたりしたら厄介だなと見てますと、どうも指示器が出てなくてあまりにおかしい。制限時速を守っているにしては遅すぎるスピードだったのでひょっとして進行妨害する暴走族が日中から現れたのかなと思っても、その先頭車は普通の軽自動車でしたからそんなこともあるわけもなく、よくよく歩道を見ると歩行者の人たちがその先頭車を見ていました。いや、歩行者の人たちの視線の先は厳密にいうとその先頭車の前に向いていたので何があるのかと思い、僕も視線を落すとそこには必死で走る犬の姿が…。大型犬ならともかくもシーズーのような小型犬が小さな足で必死に走ろうにもなかなか進まず、そのために渋滞。誰だ、飼い犬を置き去りにした飼い主はと思ってみると、その犬は首輪をしておらず、こちらの車線もその犬がどう方向転換するかわからないので渋滞。まさか犬が車道を走るなんて…。さすがに歩道を走るようにしつけるなんて出来るわけがないので、仕方ないのですが、ちょっとびっくりした光景でした。小さいながらもあの犬は走り屋とか?
2006.09.27
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今日はいよいよ運命の日。この日のために今まで日記に何度か出てきたダイエットをしていたと言っても過言ではないくらいに重要な一日です。去年、一昨年とこの健康診断の検査結果で肥満の烙印を押され、何度か呼び出されたのですが、今年こそはその不名誉からの脱出をはかるべくこの2か月間頑張ってきました。まさに僕の努力の集大成を披露する日でもある健康診断だったのですが、結果としては何ともいえない不条理さを感じてしまいました。僕の会社の健康診断は早いもの順に受けていくのでこの日の朝はみんな早く診断を終わらせようと、ある意味戦場のようなものです。僕が会社に着いたときにはもうすでに長蛇の列だったのですが、気にせずにいきなりの難関である身長と体重測定に行きました。7月くらいからダイエットを始めてそれなりに成果は出てきていたので、安心して並んでいたのですが、結果としては79キロと7月の84キロに比べて5キロのダイエットに成功しました。僕としては78キロまで落ちたのでちょっと不満足でしたが、先週は季節外れの夏休みだったので食っちゃ寝の引きこもり生活をしていたため、ちょっとくらいの増量は仕方ないにせよ、まあまあ満足の結果でした。いつもならそこでいきなり健康相談という医者の個人面談の白紙を渡されていたのですが、今日はセーフ。今年はなんとか白紙を免れたと喜びながら診察表を見たら衝撃の事実が判明しました。僕は先ほどにも書いたように先週は夏休みを取っていたので、この健康診断の診察表も今日初めて見たのですが、そこには去年の結果が記載されていてそれをみて固まりました。なんと去年の体重は78キロ…。って、あれだけダイエットして成功したというのに去年より体重が増えてるって…。確実に痩せたと思ったのに、7月の84キロって何?僕はこの1年でどれだけ体重の増減を繰り返してたっていうのか、なんだか違う意味で不条理さを感じて脱力してしまいました。
2006.09.26
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さとうきび畑の唄さとうきびはね、どんなに倒されても何度倒されてもまたちゃんと自分の力でお日様に向かって立ち上がっていくの那覇で小さな写真館を営む平山幸一は、お見合い写真や結婚写真、七五三の写真など、人々の幸せそうな笑顔のなかに自分の幸せを見出すような、人の良い男だった。大阪から駆け落ちしてきた妻の美知子とのあいだには5人の子供が生まれ、妻のおなかには6人目の命が宿っていた。だが昭和19年6月にサイパンの日本軍が玉砕し、米軍の沖縄上陸が現実味を帯びてきてからは、平山一家にも少しずつ暗い陰が忍び寄りはじめる。やがて次男は通信兵に志願し、長女は従軍看護婦として野戦病院に派遣された。そして47歳になる幸一にも、ついに召集令状が届く…。一時期、明石家さんま氏のテレビを見てますと、この主演を務めたドラマは感動するというのをずっと言ってたので、それがどこか印象に残っていたので時期外れにもレンタルしてしまいました。確かに戦争絡みの話は考証の余地があるほど無理がある設定でしたが、人間ドラマとしては感動する物語であったと思います。このドラマを見ていてふと僕のページによく遊びに来ていただけるゆっちさんが以前に日記に書かれていた「島唄」の話を思い出し、まさしくその通りの現実がそこにあったと思います。数え切れないほど犠牲になった人たちの上に成り立っている平和な世界を当り前のように謳歌していますが、その犠牲を無駄にしないためにも愚かな過ちは繰り返してはいけないものだと改めて思いました。
2006.09.25
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クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディションあの夜のことは“予感”に似ている“本当に起こったのだ”と自分で思い込めないんだ若くして副大統領候補にまで登りつめた下院議員レイモンドは、湾岸戦争下のクウェートでベン大尉の部隊を救ったことから、湾岸戦争の英雄として人気を集めていた。一方、レイモンドに救われたベンは、今も軍に在籍しながら、奇妙な悪夢に悩まされていた。そんななか、ベンのもとに、かつての部下メルヴィンが現れる。メルヴィンもまた同じ悪夢を見ていると知ったベンは、自分たちを苦しめる悪夢の原因について調査を開始。やがてベンは、レイモンドの活躍は捏造された記憶で、自分たちが強大なマインド・コントロールを受けていたことに気づくのだが…。まさにアメリカならやりかねないであろう洗脳とマインドコントロールの恐怖を政治と戦争という2つの要素を絡ませながら、隠された真相を暴いていくサスペンス映画でした。洗脳によるマインドコントロールはそれ自体いつかけられたものなのかわかるはずもなく、コントロールされている間は意識がないので自分がどのような洗脳をされているのかわからないところに恐ろしさがあります。この映画ではある一人の人物を洗脳によって偶像化することにで政治への足がかりにしようとするのですが、これこそがアメリカという姿の一面性を表現しているものだと思います。なかなか見応えのあったいい映画でした。
2006.09.24
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影のない男一緒になるって相手を信じて話すことよヴィクトールは、愛を知らずに育った。育ての親であるマルティンから教わったのは、殺しのテクニック。そして彼は、完全無欠の暗殺者となった。だがある夜、機械のように精密な彼の仕事に、わずかな狂いが生じる。殺さずに見逃してしまったひとりの女…ニーナの翳りのある美しさが、ヴィクトールの氷の心に波紋を広げてゆく…。機械のように正確に狙った標的を仕留める暗殺者に、その孤独な心に忍び込む陰のある美しい女、狂気のような執念で暗殺者を追う捜査官という三者が三様に絡む「レオン」や「二キータ」に続く緊迫のアクションスリラーと聞けば、どのような映画なのかと気になりませんか?インパクトのあるパッケージにそのような宣伝文句が書かれていたら、面白そうと思って借りてしまうのは人情というものです。しかも題名がこの意味深なタイトルならなおさら、期待して見たのですが、盛り上がる部分もなく、特に見せ場もなくあっさりと終わってしまった平凡な作品でした。「影のない」と言うだけあって、あんまり印象に残らない映画でした。
2006.09.24
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ミリオンダラー・ベイビー“これは尊厳のスポーツ 人の尊厳を奪い それを自分のものとする”ロサンゼルスにある小さなボクシング・ジムを営むフランキーは、大事に育てていた選手に移籍されてしまい、落ち込んでいた。そんな彼の元に、31歳になる女性マギーがやって来た。貧しい家庭環境の中でボクシングだけを生き甲斐として育ってきた彼女は、その才能を試す最後のチャンスを掴みに来たのだった。頑固なフランキーは「女性ボクサーは取らない」と言い放ち、彼女を追い返してしまう…。ボクシングというとどうしてもストイックなイメージがあり、この映画もそんな貧しい家庭環境の中で過ごしてきた女性が、名トレーナーのフランキーと出会い、次々と試合に勝利していくことでいかにもアメリカン・ドリーム的な映画かと思ったのですが、さすがクリント・イーストウッドが監督しているだけあって、一筋縄ではいかず意外な方向に物語が進んでいきちょっと驚かされてしまいました。どちらかと言うと前半が前半でとても盛り上がっただけに後半から一気に急転直下な展開で戸惑ってしまいましたが、それでもラストは納得のいく自然な帰結で終わったので、いい映画だったと思います。ただ、もう一回見るかと聞かれると悩んでしまう、“尊厳”がテーマの重い感じのする映画です。
2006.09.24
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歓びを歌にのせて音楽で人々の心を開くそれが夢だった演奏中に心臓発作で倒れたのをきっかけに、天才指揮者としての名声の全てを捨てて故郷へと舞い戻ったダニエル・ダレウス。有名人である彼はすぐに村人から教会のコーラス隊の指導を頼まれた。最初は渋ったダニエルだったが、彼らの歌声に音楽を愛する心を見出し、引き受けることにする。しかし、コーラス隊のメンバーは、それぞれ様々な人生の問題を抱えながら生きていた…。閉鎖的なスウェーデンにある田舎町を舞台に天才指揮者と聖歌隊が音楽を通して心を開いていく姿を描いた映画でした。音楽によって心の結束を強めた聖歌隊のメンバーたちが、それをやっかむ人たちからの困難にも折れることなくさらなる団結を深めていくという音楽の素晴らしさを活き活きと伝えていたものだと思います。見応えはあった映画でしたが、クライマックス前のシーンがあまりにも良すぎて、ラストは少し盛り上がりに欠けたように感じてしまいました。終わり方がかつて心臓発作の直前まで指揮台に立ち続けたダニエルらしくなくてちょっと残念でした。
2006.09.23
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ペイチェック 消された記憶 (期間限定)不思議とは理解できることを言うんだ近未来。フリーのエンジニア、マイケルはハイテク企業と短期間の契約を結び、極秘プロジェクトに参加することで常に高い報酬を得ていた。ただし、契約により2週間を上限として参加期間の記憶を消されることが条件だった。そんなある日、彼はビッグ・プロジェクトに携わった巨大ハイテク企業のオールコム社から9200万ドルの破格報酬を提示される。その代償は3年間の記憶。しかし、契約終了後に受け取ったものは金ではなく、ガラクタとしか思えない19個のばらばらなアイテムが入った封筒のみ。そして、示された誓約書には“報酬を辞退する代わりにこの紙袋を受け取る”という自分のサインが確かに入っていた…。思ったよりも面白い作品だったので誰が原作を書いているのかと思えばSF小説の巨匠・フィリップ・K・ディックの作品だったので納得してしまいました。あるプロジェクトに参加し、本編がスタートしたと思ったらいきなり3年後、そして報酬を受け取りに行ったら19個のガラクタしかなくいきなりFBIに捕まるところから始まるのですが、そのガラクタが狙ってくる者たちやFBIから身を守るのに役立つ必要な伏線となっている設定が良かったです。
2006.09.23
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ファイヤーウォール 特別版失う痛みが分かったろ銀行のコンピュータ・セキュリティー専門家として、業界内で最高の腕と地位のプログラマー、ジャック。そんな彼に目をつけた強盗団の手により、ジャックは愛する家族を誘拐されてしまう。犯人の要求は、彼がセキュリティーを担当しているランドロック・パシフィック銀行から1億ドルを盗み出すこと。犯人の徹底した監視体制の下、ジャックは自ら構築した鉄壁の防犯管理システム=ファイヤーウォールに挑んでいくことになる…。前半はサスペンス満載のセキュリティ突破作戦、後半はアクションたっぷりの人質救出作戦と、一本で二度おいしいスリル満点の作品でした。それにしてもハリソン・フォードは若いですね、もう60歳をとっくに過ぎたというのに、この映画のように12歳と8歳の子供の親でもあまり違和感なかったですから。どうしてもハリソン・フォードというとアクション色の強いイメージがあるので、後半の人質救出のときも違和感なく見てしまってましたが、考えたら普通のおじさん役なのでどうして強盗集団に引けを取らない位強いのか謎だったりしました。おかげで後半の部分はあっさりしすぎた感が…。あと、ジャックのライバル的存在としてゲイリーという人物が登場するのですが、そのインパクトの割りにはあまりさしたる重要性もないままに終わったりと、いい感じで脇役の人たちも絡んでいたのに、ほとんど活かしきれてなかった気がします。面白い映画だっただけに、余計なキャラクターを増やさずにもう少し本筋であるジャックと強盗団たちの攻防を突っ込んで見たかったです。
2006.09.23
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ネバーランド君の曇った目には見えないだろうだが――ほんのわずかな想像力で私にはたちまち見えてくる1903年のロンドン。劇作家のバリは、若く美しい未亡人シルヴィアと、彼女の子供であるデイヴィズ家の四兄弟と出会う。そんななか、父親の死により夢を持つことを諦め、たった一人で心の傷と格闘する三男ピーターに、バリは空想の世界で遊ぶことの楽しさと、物を書くことの喜びを教える。こうして、バリと母親シルヴィアの深い愛情に包まれたピーターは、次第に子供らしい純粋さを取り戻して行くのだが…。まさしく「ピーターパン」誕生秘話とも言える、実話を基にして描かれた作品です。劇作家パリとシルヴィアの友情や子供たちとの交流など、とても優しい雰囲気がするいい映画でした。この映画に出演する子供たちの演技はとても素晴らしいものがありました。なかでもピーター役の少年が抜群で、彼の演技でこの映画は上手く機能したのではないかと思えるほどでした。
2006.09.23
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男たちの大和 YAMATOやっと…やっと生き残った意味がわかりました2005年4月、鹿児島県枕崎の漁港。老漁師の神尾のもとを内田真貴子と名乗る女性が訪ね、60年前に沈んだ戦艦大和が眠る場所まで船を出してほしいと懇願する。彼女が大和の乗組員内田二兵曹の娘と知り驚いた神尾は、小さな漁船を目的の場所へと走らせる。神尾もまた大和の乗組員だったのだ。内田二兵曹の名前を耳にし、神尾の胸裡に60年前の光景が鮮やかに甦ってくる…。とてもいい映画でした。悲運の戦艦「大和」を題材にして、それにまつわる人たちの物語という構図は戦争というものをダイレクトに伝えてくれたように思えます。たまたま昨日見た番組に戦艦大和の生き残りの方が出てきてそのときの再現VTRがあったのですが、まさしく大和が沈んだ経緯と生き残ったその後の顛末が語られていたので、より現実のものとして感じました。一億総特攻の先駆けとして散っていた戦艦大和。この映画はそんな大和とともに沈んでしまった戦時下の日本を象徴した映画だと思います。真実はどこに…上のフラッシュは特攻で散っていった人たちが残した功績を記したものです。大和やこうした人たちの犠牲の上で僕たちの平和が成り立っていると思うと、戦争という悲劇は繰り返してはいけないと改めて思います。
2006.09.22
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ミッション・トゥ・マーズ新しい世界に立ちさらに次の世界を見るそれが人間西暦2020年- マーズ1号が火星に到着。それは、史上初の有人火星ミッションという、人類史上最も偉大な瞬間だった。4名のクルーは精力的に調査活動を開始。やがて<驚くべき発見>を宇宙ステーションに伝える。5ヶ月後、マーズ1号のミッションに悲劇が起こる。原因不明の事故により、3名のクルーが死亡。唯一の生存者ルークからの謎のメッセージを最後にマーズ1号からの交信は跡絶える…。ルークの親友であり宇宙飛行士仲間のジムを中心にマーズ2号による新たなるミッションが始動した。目的は、ルークの捜索および救出と事故原因の究明。だが、ジムたちを待ち受けていたのは、想像を絶する危険な旅と、恐るべき火星からの(挑戦)だった…。途中までのストーリーはなんだか「アポロ13」を彷彿させるようなものでしたが、それなりに面白かったと思います。それなりと言ったのはクライマックスからちょっと話についていけなかったので。確かに面白い解釈で納得は出来るのですが。どうしても前半のマーズ1号救出作戦のミッションから火星への着陸までの部分が面白すぎたので、最後がああいうオチで終わるのはちょっとしらけてしまったという感じですね。
2006.09.22
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ヒストリー・オブ・バイオレンス聞いてみろよなぜ旦那はあんなに人を殺すのがうまいのかトム・ストールとその妻・エディは、子供たちと共に静かで幸せな生活を送っていた。だがある夜、トムの経営する飲食店が強盗に襲われる。強盗から銃を突きつけられたトムは、相手の一瞬の隙をついて、強盗を射殺。一夜にして街のヒーローとなり、メディアでも取り上げられるようになった。そんななか、トムたちの前にフォガティと名乗る男が現れる。彼はトムを"ジョーイ"と呼び、その日から一家を執拗に追い回しはじめた。フォガティの不気味な言動により、エディは次第に不安に駆られていくのだが…。映画のタイトルからしてどんなものになるものかと期待しつつも、予告編を見てこれはぜひともみなければと思ってレンタルしたのですが、かなりいい作品でした。ちょっと主人公のトムが強すぎるわりにはやられすぎてたような気もしますが、昼間のパパはちょっと違う的な訳アリの過去を持つ男の話としては面白かったです。ラストのラストでエディがどのような態度を取ったのかがうやむやにされたのは残念でしたが、一応はハッピーエンドでしたし、エンディング後はどうなるのだろうという想像はまったくつかないものですが、単純に楽しめる作品であったと思います。
2006.09.22
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Vフォー・ヴェンデッタ 特別版“人”よりその“理念”が大事という人は失敗し、捕まり、殺されそして忘れ去られるから独裁国家と化した近未来のイギリス。テレビ局で働くイヴィーは、外出禁止時間に歩いているところを秘密警察に見つかってしまう。だが、"V"と名乗る仮面の男に助けられ、命を救われる。Vは、国家を相手に政府要人を暗殺していくテロリスト。善人のように紳士的な振る舞いを保ちながらも、一方では1605年に国家転覆を謀ろうとしながら散っていったガイ・フォークスの復讐を遂げようとする冷酷な顔も持ち合わせていた。今こそ復讐の時、と国会議事堂を爆破するべく市民を先導するV。Vと出会い、自分自身の真実を知ったイヴィーは、協力者として立ち上がる…。この映画の感想を読んでいるといろいろと賛否両論な意見が多いのですが、僕的にはなかなか見応えのあった作品だと思います。謎の仮面の男であるVという人物を、事件に巻き込まれてしまったイヴィーの視点から捉え、さらにはVの事件を捜査する刑事の視点からはVの過去を明らかにしていくことで、復讐者となったVの姿が次第に解き明かされるという構成はなかなか面白かったです。仮面をしててもその仮面の下の表情が伝わってくるVの演技には素晴らしいものがあったと思います。近未来の話で謎の部分は多かったのですが、それでも近未来だからという理由でそのまま視聴者をほったらかしにすることなく惹きつける展開は良かったと思います。ただ劇中にある色々な事件についてもう少し詳しく説明があればその世界に生きている人たちがどうしてラストであのような行動を取ったのかがより理解できたと思えるのが残念だったような。ぜひとも続編としてVの過去やら、その世界での事件の詳細などを見たいと思えるいい作品でした。
2006.09.21
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デュエリスト デラックス版世の中には縁のある人がいれば縁のない人もいる朝鮮王朝時代。朝廷の混乱に乗じて偽金が大量に出回っていた。一流の武術の使い手でもある若い女刑事ナムスンは、市場で潜入捜査に当たる。ある日ナムスンは、仮面をつけた男が金の小さな仏像を受け渡していた男たちを一瞬の早業で斬りつけ、それを奪い去るのを目撃する。後を追ったナムスンは仮面の男と交戦、仮面が割れて“悲しい目”をした美麗な顔がのぞく。同時に仏像も割れ、中から偽金用の鋳型が出てきた。しかし結局男を捕り逃してしまうナムスン。以来、彼女は偽金事件の容疑者であるこの“悲しい目”の行方を懸命に追うのだが…。 以前見たDVDで新作映画情報の中で一際目を惹く予告だったのがこの映画でした。その予告を見てこの映画はレンタルするのではなくDVDを買おうと思ったりもしてたのですが、給料前ということもありレンタルするに至ったのですが、結果としてはレンタルで十分な内容でした。というか、これって面白いの?ナムスンと父親代わりの先輩刑事であるアンとのやり取りは面白かったのですが、この映画にコメディ的要素はいらないような。戦いのシーンも静と動を使い分けた見事な演出だったのですが、必要以上に戦闘シーンをかっこよく見せようとしていた感じが。何よりナムスンと“悲しい目”が恋に落ちてしまった経緯がわかりにくいことこの上なく中途半端に物語は終わってしまった気がします。もう少し、2人の関係を深く描いていたほうがより感情移入できた、残念な作品でした。
2006.09.21
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣遅まきながら、ようやくスペシャルエディションの2作目である「それぞれの剣」を見ました。テレビでも放送されていたと思うのですが、前回のときは時間帯を間違えたために見損ねてしまい、今回は全くのノーチェックで見損ねてしまいました…。う~ん、次回はちゃんとリアルタイムで見れるようにしないと。このスペシャルエディションは突然放送されるから注意しないといけないですよね。まぁ、放送で見てもDVDは購入するのであまり関係ないかもしれませんが。やっぱり大人は思い切ったお金の使い方が出来るからいいですねぇ~、と今日このDVDを購入したときしみじみ思ってしまいました。とまぁ、それはさておき、今回もTV版を基に新しいシーンを加えながらのこのスペシャルエディション、ストーリーとしてはカガリの結婚からトダカ一佐の戦死までとDESTINYを語る上では欠かすことのできない名シーンばかりを集めたお買い得なものでした。僕の知りうる限りでは確かこのスペシャルエディションはアスラン視点で語られるということでしたが、確かにナレーションはアスランになっていましたが、キラが参戦してからはやはり主役の座をそっちに持っていかれているような。物語もアークエンジェルの参戦からこっち混乱の極みに達しているし。ところで、アスランがキラたちに無用に戦場を混乱させたとか言って逆ギレしてたシーンがありましたが、たかが戦艦1隻にMS1機ごときに戦場を混乱させられた自分らの不甲斐なさに腹を立ててしかるべきのような気が。確かにキラは最強のコーディネーターでカガリが泣いてるからという理由でMSを全機戦闘不能状態にさせたり、ラクスが危ないという理由でザフト基地を壊滅させたりと無茶苦茶ですが。それでも、それぞれの立場での観点からこのような目指すべき道を違えてしまうというのは戦争の悲劇以外の何物でもないとつくづく感じてしまいました。我が愛するルナマリア嬢は地味に登場シーンが増えてちょろっと活躍したりもしてましたが、アスランとの関係は全然スルーされていたのが残念だったりします。他にも冒頭のほうでSEEDを持つ者とか議長が言うシーンがあったのですが、全く意味不明のまま終わりそうな予感が。マルキオ導師にも相変わらず台詞はなかったし、もう少し見せ場が欲しかったです。そもそもSEEDを持つ者っていう理論を提唱したのは、マルキオ導師だったような。決められた時間内に物語を終えないといけないとはいえ、せっかくのスペシャルエディションなのですから、謎な部分を少しでも解き明かすようなファンサービスが欲しいところです。次回作にそれは期待したいものです。ルナマリア嬢の活躍もねっ!
2006.09.21
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ファイナル・カット他人の目の奥を透かし見るのは神のみに許される行為であるアラン・ハックマンは、人間の全生涯の記憶を収める"ゾーイ・チップ"業界で、トップクラスの腕を誇る編集者として活躍していた。自分の感情を排して他人の人生を覗き見ることができるという才能ゆえに、アランのもとには、すねに傷を持つ者たちからの依頼が殺到していた。そんなある日、アランはある人物のメモリーを編集している最中、これまでずっと自分を苦しめ続けていた幼い頃の記憶に繋がる、ひとつの映像を発見する。やがてアランは、過去の真実探しに奔走するようになるのだが…。「生涯の記憶を編集して上映する」という面白そうな設定に惹かれてレンタルした近未来SF映画でした。あまりメジャーな作品ではなくB級映画かなという印象があったので、そんなに期待してなかったのですが、意外と面白かったです。一人の生涯を編集し、故人の一生を上映するとはとても素晴らしいことではないでしょうか。この編集者の規則として、自分はメモリーを持ってはいけないというものがあるのは、それまで編集した人物たちの一生が自分のメモリーに記録されてしまうからに他ならず、そうした盲点をついて後半に盛り上がっていくのが良かったです。思っていたよりいい作品でした。
2006.09.20
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トレーニング デイ 特別版泣くも笑うも結局は自分次第誰も止めることはできないロサンゼルスのパトロール警官・ジェイクは、麻薬捜査課への配属を希望していた。そして念願が叶って、彼はベテラン刑事・アロンゾの下で働くことになる。緊張の面持ちで迎えた勤務初日だったが、そこで麻薬捜査の最前線で生き抜くための過酷な現実を思い知らされる。「か弱い子羊でいるか、獰猛な狼になるのか、それを選べ。」そう言うとアロンゾは、いきなりジェイクに押収した麻薬の吸引を強要。さらに職権乱用による過剰な暴力、証拠のでっち上げ、売人への強請りなど、常識の通用しない過激な行動を繰り返す。ショックを受けながらも同行するジェイクだったが、行く手には恐るべき陰謀が待ち受けていた…。新米刑事の転属初日に起こった出来事に焦点を当てたサスペンス作品です。前半は映画の題名の通り、トレーニングともいえる新しい職場での通過儀礼のようなハードなことが起こるのですが、後半になると話が錯綜していたような気がします。というよりもアロンゾの位置づけが悪玉3人組の登場より変わってきたような。それまではいくら悪さをしていても正義のためと割り切れるものであったのに、あの3人組の登場から正義よりも自分を優先して捜査やら対応になったのが興醒めだったりします。何が正しくて何が間違っているのか、そのグレーゾーンの中心で戦う捜査官の姿を期待していたのですが、後半からの路線変更にちょっとついていけなかったです。
2006.09.20
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MUSA-武士- 特別版みんなで帰るんだ高麗へな1375年、朝鮮の高麗は明朝と友好関係を築くため、南京城へ使節団を遣わした。しかし、城に辿り着いた使節団はスパイ容疑をかけられ、広大な砂漠地帯へ流刑される。ところが、元軍の襲撃によって明の兵士が全滅したため、図らずも解放される。高麗へと帰国する使節団だったが、一行はランブルファ将軍率いる元軍と遭遇、彼らに捕らわれていた明のブヨン姫に助けを求められる。チェ将軍は帰国を中断、圧倒的不利を覚悟で姫の救出へ乗り出す…。大陸の歴史を壮大なスケールで描いたスペクタクルな映画であったと思うのですが、結局のところ明の姫君を元からの襲撃から守り抜くだけという盛り上がりどころがない映画でした。確かに少人数で元の大軍と戦うといった見所はあったりするのですが、何だか不完全燃焼のような。おそらく高麗の身分制度があまりわからないので、将軍やら奴隷やら何やら出てても位置づけが理解できなかったです。一番理解不能だったのは、明の姫君が拉致されたのに、明からの捜索隊が出てこなかったということが意味不明でした。どう考えても、姫君を籠に乗せて帰っている元軍に明からの兵たちは追いつくと思うのですが…。
2006.09.20
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「ギフト」モルダーの過去の行動を調べていたドゲットは、携帯電話の記録から、1年半前にモルダーが報告書に書かれていたのとは違う場所にいた事実を突き止めた。その虚偽の報告書にはスカリーのサインもあったため、ドゲットは単独で捜査を開始。通話記録のあったスクアマッシュ郡区に向かい、モルダーが立ち寄ったと思われる民家を訪ねるが、対応はそっけない。さらに、民家の壁に3ヵ所の弾痕を補修した跡を見つけたドゲットは、その後モルダーのアパートを捜索。すると、3発発砲された痕跡のある拳銃が見つかって…。失踪直前にモルダーが行った不可解な行動について異色のコンビである、ドゲットとスキナー副長官が事件の経過を振り返ることで、モルダーが何を考え、どのように行動したのかを追体験するという面白い構成でした。そして、モルダーの選択した結論と同じ結論に達したドゲットがXファイルを担当するということはどういうことなのかを実感し、過酷な経験をすることで、本当の意味でのXファイル課の一員になったエピソードでした。このエピソードの中にメディスンホイールというアメリカ先住民の“癒しのシンボル”が登場します。丸に十字のサインで意味は生と死の連続性を表し、喜びと嘆きを表現しているのだそうです。つまり、「生も死も幸も不幸も皆同じ輪の中にある」というサインだそうですが、まさしくこのエピソードはそんなシンボリックなサインに象徴されるようなもので、ドゲットの目を通してモルダーという新たな人物像に触れることが出来て、とても面白かったと思います。X-ファイル エイト DVDコレクターズ・ボックス(初回限定生産)
2006.09.20
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昨日見た映画「エミリー・ローズ」は本当に怖かったです。何と言おうか、悪魔憑きによって亡くなってしまった少女エミリー・ローズの死によって、法廷で悪魔の存在や悪魔憑きが審議されたものだったのですが、昨日の日記にも感想を書いたようにその描写がリアルだったのは実在の事件や裁判を題材にしてこの映画が製作されたからです。劇中で確かに彼女は色々な悪魔の名前を言っていたりしたのですが、怖いと思ったのはそれが現実でも起こりうることだということ。古来から日本でも狐憑きだとかそういう類のことを言われてたりしますが、どうしても精神疾患が原因だというような解釈がされていがちですが、それが現実のものだったらと過程したら?原因は何であるのかわからないですが、もし自分の身にそんなことが起こったらと思うと、その考えにちょっと怖さを感じてしまいました。で、情報が発達した便利な社会になったので、その映画のモデルとなった事件を調べようとしたのですが、たまたま今日はDVDの発売日ということで「24」と「Xファイル」を買って帰って「Xファイル」のほうの解説書を読んでいて驚きました。何と今日発売された「XファイルDVDコレクション42」の解説にある「Xファイルレポート」のところにこのアンネリーゼ・ミシェル事件の特集がされているではないですか!そう、この事件が映画「エミリー・ローズ」のモデルになった悪魔裁判であり、あまりの偶然さに背筋が寒くなってしまいました。このアンネリーゼ・ミシェル事件は今から30年前の1976年7月に旧西ドイツのクリンゲンベルクで当時23歳の女性であるアンネリーゼ・ミシェルが死亡したことから始まります。敬虔なカトリックの家に生まれた彼女は16歳のときに突然けいれんの発作に見舞われ、神経障害の病気と診断されるのですが、治療の甲斐なく病状が悪化していき、彼女は自分が悪魔に取り憑かれたのだと確信し、彼女の病状を見かねた両親が何人かの神父に悪魔祓いを依頼したが、いずれも断られてしまいます。そのうち彼女は普段とは別の声で「悪魔」や「地獄の業火を煮えたぎらせる」などと口走り、家族に噛み付いたり、自傷行為を行ったり、クモやハエなどを食べたりと映画でのシーンそのままのことを日常的に繰り返すようになります。1975年についにヴュルツブルグ司教会は悪魔祓いの許可を出し、月に1~2回のペースで悪魔祓いが行われたのですが、食事を拒否しつづけていた彼女は最後の悪魔祓いが行われた翌日に衰弱死してしまいます。その後に彼女の両親と神父は起訴され、裁判の結果両親と神父は過失致死で懲役刑、執行猶予6ヶ月という判決を受けます。この事件が映画「エミリー・ローズ」のモデルとなったアンネリーゼ・ミシェル事件の顛末なのですが、驚くのはこの事件がまだ迷信が信じられていた頃の話ではなく、つい最近の70年代のことだということです。そして、悪魔祓いの儀式の最中に彼女に取り憑いてる悪魔の名前はルシファー、ユダ・イスカリオテ、ネロ、カイン、ヒトラーなどと名乗ったらしいです。少し映画とは内容が違うとはいえ、まさしく映画そのままということがより肌寒く感じてしまいますね。確かにこうした異常な行動をとるのは神経障害の一種と考えられるものでしょうが、果たしてこれが現実に悪魔の仕業なのかわからないです。狼男のモデルとなったのは狂犬病に冒された人ということもあるので、仮に何かの疾患の一因によって発病したのかもしれませんが、いまだにその理由は謎とされています。悪魔が存在するのなら、神もまた存在しえるということになるのかもしれませんが、こうしてまだまだ僕たちが触れられることのできない不可思議なものが世界には存在し、科学的に肯定も否定も出来ない出来事というのは確かに存在するということなのかもしれません。
2006.09.19
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エミリー・ローズ〈ノーカット版〉 デラックス・コレクターズ・エディション悪魔は確実に存在するごく普通の女子大生エミリー・ローズは、ある晩、突然恐ろしい幻覚に襲われ、凄まじい癬攣を引き起こす。自分に何かが取り憑いていることを確信したエミリーは、医者ではなく、ムーア神父に自らの運命を託すことにした。しかし、ムーア神父の献身的な努力の甲斐もなく、悪魔祓いの儀式の後にエミリーは絶命し、ムーア神父は過失致死罪で起訴され、やがてその裁判が始まった。全国民が有罪だと信じる中、敏腕弁護士のエリンと出会ったムーア神父は、エミリーの身に起こったことを法廷で語りはじめる…。悪魔の存在を実証した一人の少女の死をめぐる衝撃の実話を、悪魔憑きというホラーの観点からと緊迫した法廷サスペンスを見事に融合させた素晴らしい作品でした。非現実的な視点と現実的な視点から見るエミリーに起こった事件を解き明かしていくうちに次第に物語に引き込まれてしまいました。僕たちの世界は境界線上にあるんだということを再認識させられる作品です。ラストに出てくるエミリーの手紙がまた考えさせられるものでした。彼女がなぜ苦難の道を受け入れたのか、それはキリスト教独特のものなので、僕たちには理解しづらいものがありますが、それでも神が死んだといわれるこの世界において、一筋の光明となりえたのではないかと思います。
2006.09.18
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ブラックキス 初回限定版こんななぞなぞを知っていますか?大きくて、赤くて、岩を食べる動物…都内で死体を芸術的に装飾する猟奇殺人事件が発生。その手口は警察さえも震え上がらせる残虐、かつ完璧なものだった。モデルを目指し上京してきたアスカは、偶然その現場を目撃してしまう。それはアスカとルームメイトのカスミの周りで起こる猟奇殺人の幕開けだった。アスカとカスミを執拗に追うカメラマンのタツオ、事件に挑む刑事のユウスケ。偶然によって呼び集められた4人の若者は、恐怖の迷宮へと迷い込んでいく…。サイコスリラー作品として数々のトリックと伏線が盛り込まれた新感覚な映画という触れ込みを見て即レンタルを決めたものなのですが、実際のところちょっと微妙なものでした。というか、僕には理解しがたかったです。確かにラストまで犯人がわからないミステリーものの猟奇連続殺人事件でしたが、そんなのアリ?っていうオチにはそれまでの雰囲気が台無しになってしまった気がします。まぁ、現実の事件はそんなものなのかもしれませんが、それでも映画として見るにはちょっと…。ホラー作品として見ればまだ納得いくものだと思いますが。
2006.09.18
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あなたに降る夢物語の主人公たちが住むN.Y.は毎日奇跡の起こる街カフェで持ち合わせが無くチップが払えない警官のチャーリーは、ウェイトレスのイボンヌに「宝くじが当たったら半分を君にあげる」と約束する。数日後、なんと宝くじは当たりチャーリーは約束を通り半額をイボンヌに渡す。しかし、チャーリーは宝くじが当たる事よりもイボンヌと知り合うという最高の幸運を手に入れていた。とてもほのぼのとしていていい映画でした。あまりにも善人すぎる警官のチャーリーに見ていてどういう展開になるのかとどきどきしていましたが、心温まる結末に大満足でした。何でもこの映画は実際にあった実話を基に作られたということで、まさにアメリカンドリームといった夢に溢れる現代のおとぎ話のような映画でした。
2006.09.18
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奇談 プレミアム・エディション人生には思い出さないほうがいいこともあるんですよ民俗学を専攻している大学院生・佐伯里美は、子供の頃、神隠しに遭っていた。最近になって、巨大な穴と幼い少年が現れる奇妙な夢を頻繁に見るようになった里美は、夢の原因と失われた自身の記憶を求めて、東北にある"隠れキリシタンの里"渡戸村を訪ねる。そこで異端の考古学者・稗田礼二郎に出会った里美は、彼と共に、村人がひた隠しにする謎を追いはじめた。やがて驚異の真実が次々に明らかになるなか、2人は想像を絶する"奇蹟"を目の当たりにする…。鬼才漫画家諸星大二郎氏の傑作を映画化した作品であり、異端の聖書異伝をテーマにした映画ということで期待して見たのですが、ちょっと肩透かしされたものでした。物語のテーマとか雰囲気とか謎とかもラストではそれなりに明らかになったのですが、オチとしてはいまひとつのものだったような。子供の頃に神隠しにあった女性が主人公となっているのですが、その神隠しに関しては何も理由が説明されないまま終わってしまった不完全燃焼の作品でした。僕としては聖書外伝とか古史古伝といった異端書を昔読み漁っていたので、面白い題材だけだっただけにもう少し実在する書物との比較の中から物語を展開させていったほうが現実味を帯びさせる作品へとなったのではないかと思います。
2006.09.18
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ここ数週間、繁忙期のため土日はお店の応援に行っています。まぁ、繁忙期と言ってもこの敬老の日を過ぎれば一段落するので、もう少しの辛抱ですが。今日も毎度のことながら三宮にあるお店の応援に行ってきました。先日の日記にも書きましたが、今日もいつものお店にお昼御飯を食べに行きました。ついつい日記に「ちゃんぽんセット、サラダ付」のことを書いたので、今日は朝からちゃんぽんの気分で絶対お昼にはちゃんぽんを食べようと心に決めて向かったのですが、入り口に置いてある黒板に今日のおすすめを見て一瞬固まってしまいました。「ちゃんぽん定食」って…。しかもまたサラダ付って書いてるし。定食って書いてるところを見ると内容は変わったのかなと思い、今度のサラダは何かなと期待して入るとお店のおばさんにどこでも好きなところに座って下さい~と言われたので、どこが空いてるかな?と思いながらお店の中をきょろきょろしてると、いつもの指定席が空いてますよ~、なんて言われて比較的よく座る席に着きました。って、いつの間に僕の指定席になったのやら…。実のところ、だいたいお店に応援に行ったお昼休憩というのは1時間くらいあって、僕はこのお店で食事の後は時間ぎりぎりまで爆睡してるのですが、この席だとお店の時計がよく見えるという理由だけで、その席を選んでたりするんですね。僕は時計をしない主義なので、携帯のデジタル時計では時間の感覚がわかりにくく、針時計でチェックするほうが残り時間を計算しやすいので。それはともかく、相変わらずお昼時にも関わらず、待たされることなく席に着いた僕は、すぐさまちゃんぽん定食を注文したら、うどんにしますか?そばにしますか?と言われました。うっ、前回にちゃんぽんセットを頼んだときはそんなこと聞かれなかったのに、これがちゃんぽん定食との違いなのかと思っていると、ここはそば屋さんですからそばにするなら日本そばになりますよと、すかさずおばさんに言われました。って、ちゃんぽんに日本そばって…、普通に考えたら中華そばなのに。どう考えてもそばでは味が想像つかなかったので、うどんにしてもらいました。って、やっぱり出てきたちゃんぽん定食のサラダは冷やしそうめんでした…。ほどよく休憩してお勘定を済まし、帰りに店先にあるお品書きのイミテーションを見て、ようやく気付きました。そこにはちゃんぽんセットの模型があったのですが、きっちりとちゃんぽんの横には上に野菜がちょっとだけのった冷やしそうめんが…。やっぱりこれをサラダと呼ぶのはどうかなと。しかもセットと定食の違いがいまいちわからなかったし…。相変わらず謎の残るお店でした。
2006.09.17
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エンパイア・オブ・ザ・ウルフ悪魔と手を組んだなパリのトルコ人街で、猟奇連続殺人事件が発生。しかしパリ警察殺人課は被害者が不法入国者だった為、早々に捜査を切り上げてしまう。その捜査を引き継いだ若手刑事ポールは、悪名高い潜入捜査官シフェールに協力を要請。やがて、彼らの捜査線上に浮上したのは、警察組織に追われる記憶喪失の女アンナだった。アンナのその失われた記憶こそが、事件の真相に迫る唯一の鍵だったのだ。徐々に蘇るアンナの記憶…そこにはヨーロッパ最大のタブー『灰色の狼』が封じ込まれていた…。他の映画をレンタルしたときにあった予告編を見ていつか借りようとずっとチェックしていた作品で、ジャン・レノが主演ということもあり期待していた映画でした。が、見終わってびっくり、予告ではかなり期待させるようなものだったのに、思ったよりもあっけなく終わってしまい、あっさりとしたものでした。何でも「クリムゾン・リバー」の原作を書いた人物の作品を映画化したものだそうですが、思ったよりも盛り上がりに欠けたような気がします。なし崩し的に事態が展開していき、せっかくの設定もあまり活かすことなく問題が解決するという、シフェールとアンナが物語の核を担う役どころだというのにその行動が謎のままに終わってしまったのでちょっと拍子抜けしてしまいました。
2006.09.16
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アウトブレイク「人類の優位を脅かす 最大の敵はウイルスである」 ノーベル賞学者 J・レダバーグ昔アフリカで、皮膚が腫れ、からだじゅうの穴から出血して無数の住民が死亡するという奇病が発生した。それから十数年の時を経たアメリカで、同じような症状の患者が出現。正体不明のウイルス感染は瞬く間に広がり、住民はパニックに陥る。感染を食い止めるため、軍隊が派遣され町は破壊されようとしていた。軍医学研究所のリーダー、サムは、感染原因を突きとめようとするが、その過程で恐るべき謀略を知る。感染はさらに広まり、町の破壊は刻一刻と迫る。人類が誕生する遥か以前から存在し続けるウイルスはこれだけ科学技術が進歩した現在においてもなお、人類にとっては克服できない恐怖のひとつだと思います。どうしてもウイルスというと細菌兵器などを想像しがちですが、そのウイルスの脅威はインフルエンザなど毎年流行するものや、エボラ出血熱のような恐ろしいものまであります。この映画はそんな人類が今まで遭遇したことのない未曾有のウイルスをテーマにしてアメリカの過去の謀略と絡めながら物語は展開していく、まさしく明日起こっても不思議ではないリアルなものでした。
2006.09.16
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最終兵器彼女 アルティメットエディション(初回生産限定)シュウちゃん、恋ってすごいねだって人をこんなに強くしてくれるある日、何者かによって札幌が空襲された。高校生の"シュウジ"がそこでみたものは、自衛隊によって最終兵器へと改造され敵と戦う恋人"ちせ"の姿だった。自分の意志とは無関係に兵器にされ戦場に駆り出され苦しむ"ちせ"。そして兵器として成長していく彼女に戸惑い悩む"シュウジ"。それども二人は恋する思いを止められない。世界が終わりに近づく中、二人に待ち受けるあまりに切ない結末…。言わずと知れた「いいひと。」でおなじみの高橋しん氏原作のマンガの実写版です。僕が学生時代のときには、この「いいひと。」を読んで社会人とはこういうものなのかぁ~っと思った記憶があります。高橋しん氏のマンガは全体的にほのぼの感があって、この映画の原作でもある「最終兵器彼女」もストーリーはハードな戦争を題材にしながらも、どこか間が抜けていてそのギャップが面白いものでした。兵器でありながらもドジでのんびり屋さんのちせとシュウジの物語が実写になってどうアレンジされたのか楽しみにしてたのですが、普通の高校生になってたのが残念でした。シュウジの印象はどちらかというとひねくれものという感じだったのに、いまどきの高校生って…。原作のほうでも戦争のことについてはほとんど触れずに物語は展開していくのですが、この映画でもそこではなくてドラマ性に重点を置いていたのに、ちせとシュウジの関係が中途半端であんまり入り込むことが出来なかったです。
2006.09.16
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マイ・ボス・マイ・ヒーロー頭目と師匠と父親は1つだ大親分からの信頼も厚いヤクザの中堅ドゥシクは、彼の実力なら明洞地域を任せてもらえるはずだった。しかし、他の組員に教養のなさを指摘され、「明洞を任せるためにも、高校を卒業しろ」と大親分から命令されてしまう。さっそくドゥシクは、2年留年した20歳になりすまし、ある高校に編入することに成功した。あっさり高校生になれたものの、卒業証書を手にするためには、クラスメートにパシリをやらされても、カツアゲされても、手を出すわけにはいかなかった。果たしてドゥシクは、無事卒業できるのだろうか…。明日最終回を迎える「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」のオリジナル版である韓国映画です。僕はこのリメイクのドラマを見るのが毎週楽しみで、土曜日が来るのがここ数週間待ち遠しかったくらいひさしぶりに楽しめるものだったので、最終回を前にオリジナルを見ようと思ってレンタルしました。やはり原作は映画だけあってどうしても時間の制約上、割愛した内容となっており、ドラマほどイベントの起伏に富んでいないし、韓国映画なだけあってちょっと日本の高校生活とはギャップがありましたが、それでも十分楽しめる内容でした。やはりオリジナル版だけあってとても笑える、いい映画であったと思います。
2006.09.15
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僕の趣味は映画鑑賞です。一口に映画鑑賞って言っても、映画館まで映画を見に行くのではなく、僕の日記を読んでいただいてましたら、DVDでの映画鑑賞というのは一目瞭然だと思います。でも、この映画鑑賞という趣味はここ最近になったもので、それまでは読書が趣味だったのに映画に激ハマリしたのには理由があります。その理由というのは、デアゴスティーニ社から発売されている「XファイルDVDコレクション」というのを買い始めたからです。この創刊号が発売されたのは2005年の2月22日。それまではDVDというのはどちらかというと僕にとっては縁遠い存在だったのですが、隔週で発売されるこのDVDのおかげで身近なものに感じることとなり、それ以降DVDでの映画など鑑賞するようになったという訳です。ですので、ここ最近の休日にはほとんど映画ばっかり見ていまして、僕の日記で映画を連続して書いている日は大部分が休日だわかるくらいになっています。単発で映画の日記を書いているときは仕事帰りに何とか見れたという感じですね。そんな「XファイルDVDコレクション」ですが、気がつけばもう41巻も発売されており、そろそろ終盤に差し掛かってきました。この「Xファイル」という物語は、1993年から全米で放送されたTVドラマで9章全202話となっていまして、発売されている最新巻では8章の中盤くらいまで来ていますからあと一息というところ。このDVDを買い始めてから、再び海外ドラマブームが巻き起こり、いろいろな人気ドラマが次々とDVD化されていたのですが、「Xファイル」の途中でそちらも並行して見ると年代が違うのでどうしても今のドラマのほうが面白いと感じてしまい、この「Xファイル」を買わなくなってしまうのではないかという不安から、律儀にこのDVDコレクションが全巻発売されてから次の海外ドラマをレンタルして見ていこうという密かな野望を抱いていました。全巻集めるにはまだしばらくかかるので、それまでにそのドラマのほうもある程度発売されているだろうと思ってましたから。無人島に漂着してしまったやつとか、無実の兄を救うために刑務所に入ったやつとかその他いろいろと見たいドラマがあったのですが、その中でも一番チェックしていたのは24時間の中で同時多発する出来事を実時間で描くというドラマです。かなり話題の作品らしく、僕の会社の先輩も面白いと言ってましたので、早く見れるように今か今かと待ち構えていたのですが…。そんな何気ない日々を送っている僕が今日たまたま立ち寄った本屋さんで驚きのものを見つけました。それが、チェックしていたTVドラマである「24」のDVDコレクションが「Xファイル」を発売しているところと同じ会社であるデアゴスティーニ社から創刊号として発売されているじゃないですか!これって僕に買えっていうことなのか!?創刊号だけあって、かなりお買い得な490円で発売されており、以後通常価格である1190円になって発売されるらしいのですが、ある意味「Xファイル」が終盤近くを迎えてきているのでそのお客さんを逃さないための戦略なのかもって気がしてならないです。もちろん僕は迷わずこのDVDコレクションを買ったのですが、後でよく読んでみるとこのコレクション、「Xファイル」のほうは隔週で月に2回しか発売されないから1790円という値段もそんなに負担にはならないのですが、この「24」は何と毎週発売の1190円でした…。値段が「Xファイル」に比べて安いので、こちらも隔週で発売されるとなるとそんなに負担にならないのにと思っていたのに毎週発売とは。僕の予想では「Xファイル」はあと10巻くらいで完結すると思うので、次のやつがあってもいいとは思うのですが、この2種類のDVDを毎月買うとなると約8000円近くの出費。これってやっぱりデアゴスティーニ社の陰謀なのではないかって思ったりしてしまいます。う~、月にそんなにもDVDで散財することになってしまうとは…。なんで「24」のDVDコレクションの発売が毎週なんだぁ~!しかも創刊号は4話収録されているけど、以後は2話収録って…。まだ完結していないのに、そんなに小刻みに発売するなんて、もうちょっと消費者のことも考えてほしいです~!
2006.09.14
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 完全版どうして世の中にいるのがわたしたち二人っきりじゃないの?西暦2009年、戦闘種族ゼントラーディと遭遇し、戦闘に入った宇宙戦艦マクロスは今、地球への帰路にあった。土星圏タイタン軌道上で敵の陽動作戦にあい、その艦内に敵部隊の侵入を許してしまう。一方、都市空間を擁する内部では、まさにアイドル歌手リン・ミンメイのファーストコンサートが行われていた。コンサート会場に出現した敵から逃げまどうミンメイ。敵の巨大な手がミンメイを捕らえた瞬間、彼女の前に現れたのは、戦闘機バルキリーのパイロット、一条 輝であった。 僕が子供の頃にはいろいろとロボットアニメが放送されていました。ちょろちょろっとは他のロボットアニメも見たことはあるという記憶はあるのですが、やはり一番にハマっていたのは王道とも言われる、「機動戦士ガンダム」であり、この「マクロス」に関してはあまり見たことがなかったです。ですが、アニメを見たことのない僕でもこの映画の主題歌の「愛・おぼえていますか」は聞いたことがあるくらい有名な歌で、学生時代の友人からこの映画は面白いと聞かされていて、ようやく見ることができました。映画の感想は一言で言うと、とても面白かったです。ガンダムの世界はどちらかというと大人の世界という感があるのですが、このマクロスの世界は少年たちの世界であるというところにガンダムにはない共感が持てました。主人公の一条輝ははちゃめちゃなもので、軍規違反や無断使用などをしまくるのですが、周りの大人がそれを否定することなく個性として認めるところにガンダムにはない包容力があったと思います。失敗や勝手を否定することなく、むしろよくやったという温かさに魅力を感じました。僕の知っている「愛・おぼえていますか」という歌がこの映画ではカギとなっており、この歌を歌う少女リン・ミンメイと主人公の一条輝、そして早瀬未沙の3人による恋の行方は単にロボットでの戦争アニメだけにとどまらず、複雑に揺れ動く心情を見事に描いた素晴らしい映画でした。
2006.09.13
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シリアナ 特別版聖書に書いてある石の油が光を支配するとボブ・バーンズは、長年にわたり中東で活動を続けてきたCIAのベテラン諜報員。これまで家庭を顧みることなく働いてきたボブは、息子の大学進学を機に、諜報員としてのキャリアに終止符を打ち、デスクワークに専念しようと決めていた。そんなボブにとって、テヘランでの武器商人の暗殺が、最後の任務となるはずだった。しかし、その武器商人の爆殺には成功したものの、取引相手の青い目の男は、スティンガー・ミサイルを手に入れて現場から姿を消した。報告のためにワシントンへ戻ったボブに、CIA当局から、テロ組織に資金を流すアラブ某国の王位継承者の暗殺指令が下る…。石油の利権をめぐって交錯する、地球規模の欲望と陰謀を暴いたクライム・アクション映画と銘打たれたものですが、少し難しい映画でした。CIAの工作員、弁護士、エネルギーアナリスト、失業したパキスタン人という4人の視点からこの映画は展開しているのですが、エネルギーアナリストのパートは王位継承権を持った中東のある小国の王子との対話に心惹かれるものがあり面白かった反面、石油企業同士の合併を手がける弁護士のパートは話が入り組みすぎて理解できなかったです。この映画を見て一番感じたことは、世界の警察を自認するアメリカの正義というものは自国の利益追求にのみ動いているように思えました。あまりに骨太なエピソードを詰め込みすぎたために支離滅裂なラストになってしまった感のある映画でした。
2006.09.13
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リクルート親友も自分の五感も信じるな“心の声”にだけ耳を傾けろMIT(マサチューセッツ工科大学)のエリート学生ジェイムズは、父の命を奪った不審な航空事故を独自に調べていた。ある日バイト先で、ウォルター・バーグと名乗る男に声をかけられる。彼はCIAの採用担当者で、優秀なジェイムズをスカウトしに来たのだ。最初は聞く耳を持たなかったジェイムズだが、彼の父親がCIAだったというウォルターの言葉に、リクルートを受ける決意をする。CIAの特別訓練基地"ファーム"でトレーニングを受けることになったジェイムズ。だが彼を待ち受けていたのは、想像を絶する過酷な訓練と、愛する気持ちさえ利用する非情なマインド・ゲームだった…。名前は知られていても何をしているのかいまひとつ理解しにくいアメリカの中央情報局であるCIAの組織をリアルに描いた映画でした。今までのスパイ映画といえば、すでに完成されたプロフェッショナルな諜報員が主人公の映画が多い中、CIAへの採用から訓練、そして作戦へと初心者の目を通してその組織の内部が次第に明らかになっていくという構図は面白いものでした。何もかもが騙しあいの世界で、地位も名誉も金もなく自らの生命を賭けて戦う者たちの姿の一端を垣間見た気がします。ただこの映画に関しては少々複雑で、"ファーム"での訓練時代は面白かったのですが、その後の特殊任務についてはちょっと理解できないところがありました。どこまでが真実でどこまでがテストだったのか緊迫感の漂う展開は良かったのですが…。
2006.09.13
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雲のむこう、約束の場所いつも何かを失う予感があると彼女はそう言った日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。米軍統治下の青森の少年・藤沢ヒロキと白川タクヤは、同級生の沢渡サユリに憧れていた。彼らの瞳が見つめる先は彼女と、そしてもうひとつ。津軽海峡を走る国境線の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された、謎の巨大な「塔」。いつか自分たちの力であの「塔」まで飛ぼうと、小型飛行機を組み立てる二人。だが中学三年の夏、サユリは突然、東京に転校してしまう…。とても叙情的な雰囲気が漂っていたいい映画でした。まだ無邪気であった頃の中学時代という前半とサユリがいなくなってから数年後の後半という2つのパートに分けられ、前半が冒険的なさわやかなストーリーに比べて後半は大人たちの思惑が交差するハードなSF仕立てで、共通して登場する3人の少年少女たちによる物語と巨大な「塔」が物語の中心となっていました。僕がまだ少年のときだった頃の素直な気持ちを思い出させるようないい映画だったと思うのですが、この物語の世界観というものがイマイチ説明されておらず、物語には入り込めるのですが、南北分断された世界や並行世界といったキーワードが理解しきれなかった部分があり、そこのところをもう少し解説されてければ、どっぷりと物語にはまりこめたと思えたのが残念でした。
2006.09.13
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「レッドラム」ボルティモアの検事マーティンは、12月8日の朝、拘置所の独房で目を覚ました。だが、自分がここにいる理由がまったくわからない。やがて看守が現れ、移送のために外に運び出された。外に出た瞬間、彼は義父に銃で撃たれ、意識を失った。再び目を覚ますと撃たれた前日の12月7日、さらにその翌日は12月6日になっていた。どうやら妻殺害の罪で収監されたようだが、その記憶はない。また、なぜ時間が逆行しているのかもわからずドゲットに助けを求めるが、ドゲットには彼がおかしくなったとしか思えなかった…。自分が何をしたのか、どうしてここにいるのかもわからないまま、いきなり銃で撃たれるという衝撃のオープニングで始まるこのエピソードは、タイムパラドクスを上手くアレンジした面白いエピソードでした。物語が逆説的に描かれ、何もわからないままに情報を整理していくことで事件のあらましが次第に明らかになっていき、主人公のマーティンと一体となってこれからどうなっていくのかという緊張感が漂う展開がとても面白かったです。僕的にはUFOや猟奇殺人のネタも好きですが、こういうエピソードも好きだったりします。ラストではマーティンの第一級殺人という容疑は晴らされるのですが、その歴史を変えた代償として受けた罰というものが、タイムパラドクスの無情さを感じてしまいました。X-ファイル エイト DVDコレクターズ・ボックス(初回限定生産)
2006.09.12
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僕は歌は好きで、昔からよく聞いてます。僕が子供の頃には両親の影響でフォークソングばかり聞いていたりしたので、いまだにフォークや70年代の歌が好みでもあり、懐かしの歌とか普通に歌えたりします。まだ20代ですけど…。そんな僕が一番好きな歌というのが、バンバンの「いちご白書をもう一度」です。この歌は僕がまだ高校の頃に懐かしのメロディか何かの番組でやってて、ばんばひろふみ氏が一人で歌ってたものだったのですがこの歌を聞いたときになぜか涙が出てくるくらい感動してしまいました。特に印象的なのは2番の「就職が決まって~」からの一節です。歌で圧倒されるくらい感動したというのがこの歌が初めてでしたからその衝撃は自分でもびっくりするくらいのものでした。その後もいろいろな歌を聞いたりしてたのですが、なかなかこの「いちご白書をもう一度」に匹敵するくらいに感動した歌はなかったのですが、今日たまたま仕事の運転中に聞いたラジオで、思わず揺さぶられるくらいの素晴らしい歌が流れてきました。それが小坂明子さんの代表作でもある「あなた」です。この歌もどちらかといえば、今までもよく懐かしのメロディとかで聞いたことがあるのですが、フルコーラスで聞いた ことはなく、1番でもいい歌だなぁ~っていう感じで思ってたのですが、この歌の素晴らしさは2番からにあったのですね。2番からサビにかけての盛り上がりの部分で圧倒されてしまいました。この歌は小坂さんが何とまだ高校生のときに作詞、作曲すべて手がけられたものだとか。歌だけでなくそのことでも2度びっくりしてしまいました。改めて思ったのはやはり70年代の歌ってのは今聞いてもいいと思える歌が多いですね。
2006.09.11
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今日は日曜日、三宮にあるお店の応援に行って、ばりばり売るぞ~!と気合いを入れてたのですがなぜか閑散としてまして、まったくお客さんが来なかったです。いつもだったら迷惑な冷やかしのお客さんも今日に限って全然いないものですから、かなりのヒマヒマ。それなのに、お店の担当者がいないのはどうしたことかなぁ~っと思いながら、ぶらぶらしてると担当者の人が何だか物珍しいものを出してきました。それは4年ほど前に生産完了になった未開梱の商品。って、どこからそんなものが出てきたのでしょうか?思わず、担当者の人に聞くと普通に倉庫にあったと。いや、普通生産完了になった時点で売り切るなり、メーカーに返品するなりするはずなのに、そんな骨董品的なものがまだあるなんて。カタログでその商品の定価を見てびっくりでした!今の相場の3倍くらいの値段。それもそのはず、4年前の技術と流通事情ではそれがまだ最新鋭だったのに、今ではもう2段階くらい型落ちしてしまっているので。そのくせ、値段だけは一丁前なものですから、いくらの値段をつけて処分するか思わず担当者の人と悩んでしまいました。あっさり、僕が今の相場で考えるならこの値段と言った価格は大きく仕入れ値割れの金額。それでも売り切らないといけないのなら仕方ないですよね。担当者の人が倉庫からいろいろな処分品やら特注倒れ商品を出してきたのは、そのお店が処分セールをやるというのと、あと決算前の在庫一掃のためとんでもない商品が眠っている倉庫整理をしていたためです。その担当者の人もまだ1年もその商品を担当していないのですが、それ以前の人たちの遺産で四苦八苦してました。見るに見かねて僕もその倉庫整理を手伝ったのですが、中から出てくるは出てくるは、とんでもない商品が。定価6万近くのもの(今の相場なら高く見積もって3万円くらい)が2つとかもうそれはすさまじいものでした。ある意味お宝を発見したような面白さがありましたね。中でも面白かったのは、開梱品を見つけたときで、それも2年くらい前の商品で、ようやく定価を見つけてプライスも貼り、いざ展示しようとしたときにふと中に書いてある品番を見てびっくり。外箱の品番と中に入ってる商品の品番が違う…。しかも、一緒に入っている説明書を見ると欠品だし。どちらで在庫計上しているのかレジで調べたら、外箱の品番で在庫計上されてました。って、今までの棚卸しって外箱だけで済ませていたってこと?次から次へとそんな商品が出てくるので、いい暇つぶしになりました。はにゃ?応援行ったときの売り上げ?そんなのは聞かないで下さいね…、しくしく。
2006.09.10
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僕の担当するお得意先で一番大きなお店は神戸の三宮にお店を構えています。僕が担当しているお店ではないのですが、どうしても敬老の日のような最需要期を迎えると僕が担当しているような中小型店へ応援に行くよりも、大型店に応援に行くほうが売り上げがあがるので、土日などのお客さんが来るときは、そちらの大型店に応援によく行きます。しょっちゅう応援に行くので、お店の人やお手伝いの人とも顔なじみになり、上司が担当しているお店ながらも意外と気楽に仕事してたりします。そんな三宮にあるお店での話。僕はいつもお昼は外で食べるので、お昼時に御飯に行くと三宮だけあってどこのお店も満員だったりするので、食事場所を確保するにも一苦労だったりするのですが、お店のそばにある「さんちか」の食堂街で穴場を発見してからはいつもそこで御飯を食べるようにします。値段の割りにはちょっと量が少ないかなと思ったりするのですが、何よりお客さんがあまり来ないところなので、食事処にも関わらず食事が終わった後は爆睡しても怒られないので、いつもそのお店を利用してます。まぁ、忙しいときは早々に退散するのですが、今までに何度となく行ってますが、そういう機会は1度くらいしかなかったですが。外食するときの問題点としまして、どうしても注文するからには自分の好みのものを頼んでしまうので、偏った食生活になってしまうということです。最近はダイエットに目覚めた僕としては、野菜が入っている食事を探してしまうのですが、応援中のお昼御飯という数少ない休憩時間を有効活用するためにもそのお店を利用するのですが、いかんせんそば屋さんなだけあって、メニューは限られてしまいいつも同じようなものを食べていたりします。だもんだから、たまには気分を変えて違うものを食べてみようと思い、ひさびさにメニューを見ると「ちゃんぽんセットサラダ付」なるものを発見したのでこんな時期にも関わらず物珍しさに注文してしまいました。ちゃんぱんってあまり食べる機会がないのですが、それにサラダも付いてくるってどんなサラダなんだろう?そんな感じで楽しみに御飯が出てくるのを待っていたら、しばらくしてから料理が出されました。う~ん、そば屋さんなのにちゃんぽん、なかなか面白い組み合わせだなぁ~って思いながら、お皿で運ばれてきたセットを見ると…、はにゃ?何だか思っていたのとちょっと違うものが。確かメニューにはサラダ付と書いていたのですが、どこにもサラダらしきものは見当たらない。辛うじて上に野菜が盛り付けられている小鉢を発見したのですが、野菜の下にはそうめんが…。って、これがひょっとしてサラダなの?ちゃんぽんに冷やしそうめんってどういう組み合わせなんだ~!悲しいけど、出された食事はすべて完食する僕としては残すことなく、きっちりと平らげたのですが、やっぱり冷やしそうめんがサラダだったみたいです。って、こんなセットは今まで見たことがないです~!なんで麺にそうめんがセットで出てくるんだぁ~!!
2006.09.09
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僕は毎朝電車で通勤しているのですが、メインで利用している京阪電車の朝のラッシュ時の混雑というものはとてもすさまじく、出勤するだけでばてばてになってしまうので混雑を避けるために僕の地元から2つ先にある中型駅始発の電車で座って通っています。いくら朝のラッシュ時のダイヤが多いとはいえ、座るには1本は待たないといけないのでだいたいその駅の次の電車に乗るまで、乗り換えてから20分くらいは駅でぼーっとしているのですが。僕は先頭車両に乗るのが好きでちょうど先頭車両よりもまだ端側に喫煙所があるので、電車が来るまでそこで時間を潰しながら始発電車を待っているのですが、端からホームを眺めていて最近気付いたことがあります。僕が1本遅らせている電車がホームに入ってくるとその電車を運転していた人は交代になって次の人が来るのですが、その次に運転する人っていうのが最近は2人になっているのですが、1人はいろいろ変わってたりするのですが、もう1人ベテランっぽい人がなかなか意表をついてくれるのです。普通は電鉄の制服を着ていて帽子をかぶり、きっちりといかにも駅員さんって格好をしているのに、そのベテランの人は普通のお客さんみたいな格好。つまり帽子をかぶらずにカッターシャツの上にはジャケットを羽織って登場するんです。京阪電車の制服のものは緑色しているのですが、そのベテランの人はなぜか制服の緑とは無縁の色。一見、50代のサラリーマンにしか見えず、しかもふらっと登場するのですから、そのベテランの人が来るのを電車を点検しながら待っているもう1人の運転手さんはその人が現れたとき大抵驚いていて、なんだかそれを見ているのが面白いです。あんまり電車の運転手さんとかって接する機会がない分、そういう素のリアクションを見るのって新鮮ですね。でも、そういう格好で現れるベテランの人もどうかって思うのですが。考えたら、僕もお店の応援に行っているときに私服で会社の人が現れていきなり声をかけられたら同じリアクションをしてしまうかも。ある意味、ドッキリの罠なんてそこら中にあるものなんですね。その運転手さんの反応に気付いてから、毎朝運転手さんがどんなリアクションをするかを見るのが楽しみになってたりします。
2006.09.08
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ボーン・スプレマシー(初回限定生産)人生は変わる何かを知ると連絡を断ったことからCIAに命を狙われる身となった彼は、体で覚えていた戦闘術と抜群の知力を駆使して追っ手をかわし、自分の正体を突き止めていった。あれから2年。ボーンは過去を捨て、行動をともにする中で愛を育んだマリーとインドのゴアでひっそりと暮らしていた。しかし、突然現れた殺し屋に襲われ、彼女は、命を奪われてしまう。からくも窮地を脱したボーンは、全ての真実を知るため、ただ1人立ち上がるのだった…。前作「ボーン・アイデンティティー」に引き続き、次作である「ボーン・スプレマシー」を見ました。何でもこのシリーズの原作は3部作らしく、ちょうどこの3作目も映画化されることが決まったとか。確かに面白い映画だと思うのですが、どちらかというとこの2作目はちょっと淡々としすぎていたのではないかと思います。前作に出てきた人物がそのまま登場していたのですが、一緒にあのCIAの追求から逃げたボーンの愛する女性であるマリーがあっさりと殺され、その復讐に立ち向かうボーン。人間感情の機微は前作よりも濃く描かれていたと思うのですが。敵役の存在も結局明らかにされないまま終わってしまったし。ちょっと不完全燃焼な作品でした。
2006.09.07
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ボーン・アイデンティティー スペシャル・エディション僕は誰なんだ?海上を漂っていた瀕死の男がイタリア漁船に救われる。語学に堪能で、自己を守るための武術と頭脳に優れている彼だったが、記憶を喪失し、自分の名前や経歴すら思い出せない。唯一残されていた銀行の名前と貸金庫の番号から、スイスへ赴いた。そこには”ジェイソン・ボーン”名義の身分証明書と他にさまざまな国籍のパスポート、大量の現金、拳銃が眠っていた…。ずっと以前にレンタルした映画の予告で見たときから気になっていた映画「ボーン・アイデンティティー」をようやく見ることが出来ました。記憶がないのに、語学堪能な上自分を守る術を知る謎な男の話というととても面白そうに思えましたから。純粋に楽しめた映画だと思います。それにしてもアメリカってところはすごいところだなぁとしみじみ思ってしまいました。かたや捜査のプロのFBIがあり、情報戦のプロのCIAがいるなんてどんな国家なんでしょうか。FBIに対してこの映画や「ミッション・インポッシブル」などを見ているとCIAの位置づけっていうのがわかりにくいものなのですが、そこはアメリカなので何でもありってところなんでしょうね。
2006.09.07
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ミスティック・リバー不思議だな 人生は何げない選択で変わるたったひとつのの忌まわしい出来事が、少年たちの運命を変えた。幼馴染みのジミー・デイブ・ショーンがいつものように路上で遊んでいると、警官と思われる男が近づき、デイブだけを車に乗せて走り去った。デイブは誘拐・監禁され4日後に戻ってきた。その日から25年後に起きた殺人事件。殺されたのはジミーの娘。今は刑事となったショーンが捜査にあたり、デイブが容疑者として浮かび上がる。殺された娘の父親と、刑事、そして容疑者。かつての幼馴染のあまりにも過酷な再会であった…。とても複雑な映画でした。というか、理解できなかったです。サスペンス調で仕上げられている映画なのに、登場する人物の内面を鋭く描く人間模様を丁寧に描写していくこの映画は、なんとも後味の悪いやりきれない思いのするものでした。いい映画かよくない映画かはさておき、出演している俳優さんたちの演技力には素晴らしいものを感じました。
2006.09.07
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僕は地味にお茶が好きだったりします。最近は、杜仲茶を飲むようになりましたが、その以前から麦茶ばっかり飲んでいてジュースというものはほとんど紅茶以外は飲んだことがないのですが、夏は当然ながら冬も麦茶で過ごしていたりします。そんなお茶好きな僕でも今日はお茶尽くしな一日にびっくりしてしまいました。基本的に会社に出勤するときは、飲み物代を浮かすために水筒にお茶を入れて持っていっているのですが、たまたま仕事で店回りをしようと準備していると、通りがかった先輩がいきなりお茶のペットボトルをくれました。おごってくださいとお願いしたわけでもないのにもらえたので何があったのかと尋ねると、自販機で買ったジュースが違うものが出たそうな。スポーツドリンクを押したのになぜかお茶が出てきたそうで、お茶を飲む気分ではなかったみたいです。水筒を持ってきている僕でも最近のこの暑さではさらにもう一本くらい必要なのでラッキーと思いながら喜んでもらいました。しかし、自販機で自分の選んだものと違うものが出てくるなんて暴れたくなりますね。それから仕事で店回りをしていて一段落ついたので、お昼御飯にしようとコンビニでお弁当を買いました。最近のコンビニのお弁当もマシにはなっているのですが、どうも油分が多いのでダイエット中の僕としましては脂肪の吸収を抑えてくれるといううわさの黒烏龍茶は欠かすことが出来ず、必ず買っているので今日もチョイスしてレジで会計をしたら、なぜか渡されたレシートがいつもより長かったです。何事かと思ったらお店の人に、レシートキャンペーンが当りましたと言われて、粗品にペットボトルのお茶が!普段ならそんなのに当たったことなんてないし、自販機の抽選でも当たったことがないのでかなり喜ぶところなのですが、なぜにお茶?しかもそんなレシートでのキャンペーンなんてやってたのは今日が初耳だったりするんですが…。でも、当りは当りなのでその場で受け取ったのですが、その時点でお茶ばかり。黒烏龍茶を買ったところにまた新たにお茶っていうのも何だかなぁ~って感じでした。朝にもらったお茶はまだ飲み終わってないし、水筒のお茶は口もつけていないというのに…。なんでこうツイてるときってかたよるものなんでしょうか。その後、仕事終わりに会社の上司と先輩とで立ち飲み屋さんに寄ったのですが、その立ち飲み屋さんというのがまた男前なところでした。僕はお酒は焼酎を飲むのですが、なぜかそのお店には氷や水というものがなく、コップに焼酎を入れてお茶で割るというところ。って、ここでもお茶かよっ!
2006.09.06
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いつものように仕事でお店回りをしているときにラジオを聞いてたら、素晴らしい歌が流れてきました。思わず運転中にも関わらず聞き入ってしまったほどです。その歌というのが、タイトルにあるように「千の風になって」というもので、秋川雅史氏が歌っている歌です。この「千の風になって」という歌はもともとは英語詩の日本語訳のものなのですが、亡くなった方を偲ぶときにこの詩を朗読していたものを歌にしたものだそうです。シンプルな詩といえばシンプルなものなのかもしれませんが、それでもこの詩に込められた思いというのが伝わってくるような気がします。とても美しく、なんだか大きなものに包まれているような感じがする詩だと思います。この歌を聞いて、映画「僕の彼女を紹介します」の世界が浮かんできて、より一層この詩の世界に浸ることができました。「僕の彼女を紹介します」はまさしくこの詩の世界を映像化した作品なのではないかとも思えるくらいのものです。素晴らしい歌なので、ぜひとも一度聞いていただきたいです。
2006.09.05
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社会人になって6年も仕事をしていますと、行きつけのお店というものができるものです。その行きつけのお店はたとえば、コンビニであったり、売店であったり、居酒屋などなどまいどまいどお世話になるところが多いのですが、僕もご他聞に漏れずにそういうお店が何件かあったりします。その行きつけのお店の中のひとつに大衆居酒屋さんがあり、もう5年近くそのお店に行ったりしてまして、店長さんともよく話したりしているお店があります。まぁ、チェーン店の系列のお店なのですが。そのお店は常連さんの名刺をカウンター周りに飾っていたり、常連さんの仕事での告知とかもインフォメーションに貼ってくれたりしてなかなかにアットホームな感じのお店だったりするので、いまだに通い続けています。で、その今日もそのお店に行ったのですが、入っていきなり店長によくお金が続くなぁ~って言われました。というのも、実はそのお店には昨日も行ってまして終電ぎりぎりまで飲んでたのですが、昨日は店長は休みだったので今日会ってもばれないだろうという気持ちで先輩に誘われたから行ったのですが、僕の顔を見るなりそんなことを言われるとは…。って、何で店長が昨日僕がお店に来たのを知っているのかと聞くと、しまずんばくんが来たと報告書に書いてたよ~、ですって。いや、そんなことを報告書に書くというのも驚きだったのですが、それよりももっと驚きなのが、他のお店の店員さんが僕の名前を知っていることです。店長には僕の名前はばればれだったりするのですが、他の店員さんには顔を知られていても名前までは知られてないはずだと思っていたのに。誰が僕の名前を知っているかまではわからないのですが、そこまでお店で有名になっているとは驚きものでした。店長がいないからって油断して悪さできないなぁ~っと思ってしまいました。
2006.09.04
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先日の日記の中で、僕の通勤カバンのことについて書いたのでしたが、このカバンも結構年季が入っていまして、気がつけばファスナーの横の部分から裂けてる状態になっており、これ以上使うのには限界があるということで、とうとうカバンを新調することになりました。長い間使っていたので愛着もあったりするのですが、さすがにファスナーを使わないでも裂け目からものが取り出せるほど大きな穴が開いてるのは具合が悪いものですから。ファスナーで閉じているにも関わらず中身が見えるどころか、その穴から今にも中に入っているものが飛び出してきそうな危険性を感じたので、やむなく買い替えることに。安いところで見た目はいいカバンを買ってきて、中身を入れ替えようと中にあるものを出していくとこれがもう本当に四次元ポケット状態だったのにはびっくりしてしまいました。もう意味不明なもののオンパレード。その中でもトップを飾ったのは、僕の給与明細。去年の冬の賞与の明細まで入ってました。しかも、月々の明細の中には開封していないものも混ざってたりしましたし。どうしても明細を見るよりも、銀行の残高を見るほうが現実的な感覚になってしまうので仕方ないとはいえ、来月がらはきちんと見ようと反省してしまいました。他にもよくわからないメモ帳だの、セロテープから両面テープ、はたまた強力テープなど、自分でもそんなところに隠していたのかと驚くようなものばかり。極めつけは柿ぴーが普通にカバンの中に転がっていたのには参ってしまいました。おそらくどこか会社のそばの酒屋さんで一杯飲んだ帰りにアテのつまみが余ったのでとりあえずカバンの中に入れたんでしょうね。貧乏性のせいかなんでももらってしまうこの癖もなんとかしないと。それにしてもカバンの中を整理していて思ったのですが、想像よりもそんなに中身は入っていなかったです。なのに、僕のカバンは常にふくらんでいてパンパン状態。何がそんなに場所を取っていたのかわからないのですが、今度のカバンは前のカバンに比べて半分くらいの厚みにも関わらず、前のカバンの中身で必要なものをほぼ十分に入れることが出来て、しかも薄さは2分の1。今までの大きさは何だったんだろう?って思わず考えてしまいます。カバンの厚さもダイエットと同じで余分なものを抜いていけばある程度は薄くなるということで、僕も余分なものが多いのでカバンみたいに薄くなれるようにしないといけないですね。
2006.09.03
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