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こんなものをいただいた。(写真はネットに掲載されていたどなたかのを拝借しました。ゴメンナサイ)「SPA COLORWATER ××」(×の部分には色の名前が入る)と言う商品名がついているが、要は温泉水にくちなし色素で着色し、防腐剤としてビタミンCを添加した「水」である。色の種類は7種類で、それぞれのカラーイメージがボトルに書かれている。たとえばオレンジだったら「活発」といった具合。自分が「こういう気分になりたい」と思ったら、気軽に手に取って飲めばいいのだ。手軽なカラーセラピーと、健康イメージの強い温泉水をうまく組み合わせた商品だ。普段、清涼飲料水は甘くて飲めないのだけれど、これだったら買ってもいいかな、って思った。女心をくすぐる、うまい商品だとわかりつつ、ハマッってしまいそうな予感(^^;ちなみに近日発売で、採取した温泉地は伊豆修善寺。お水の美味しい地域だ。ほぼノンカロリーの上に、ミネラル成分の吸収を助けるメタケイ酸が含まれているので、身体にもよさそうである。というわけで早速「元気になる、活発になる」という触れ込みの書かれたオレンジのボトルを手にとって飲もうとしたら、同僚に「それだけ元気なんだから、効果があるかどうかわからないじゃん」と言われ、取り上げられてしまった。代わりに渡されたのは「青」。カラーイメージは「やすらぎ・落ち着き」どういう意味だ( -_-)<お酒メモ>バスペールエール生 グラスでひとつワイン(白・いずれもフランス産/赤・チリ産)ボトルで計1.5本分くらい
2006年03月31日
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投資で成功している人は、胆力のある人が多い。逆を言うなら、「自分の分析や投資手法に自信を持ち、ここぞという上げ相場で売ったり、下げ相場でも買い向かっていくような精神力(気概)がなければ、市場で長く生きることはできない」からである。下げ相場で、みんながチキンになっているときに、「気持ちいい~買い増し、買い増し」とご機嫌なのは(私もそうだから)構わない。だけれど、対人関係において相場の心を適用することは、あまりよろしくないことだと、個人的には思う。つまりは、「人の気持ちに鈍感になってはいけない」「自分本位で居すぎない」ということだ。ついつい相場で成功していると、・有頂天になって自分のパフォーマンスを(投資のことを知らない)人に吹聴する・高みの物言いで、つい強気の発言をしたり、批評する・自分は相場で飯が食える。サラリーマンなんかやってられるかという行動に及びたくなる気持ちは、わからなくもありません。私もそうですが、人間って、すぐ調子に乗ってしまうから。だから本当に痛い目に遭わないと、同じような失敗を幾度も繰り返すのだと思います。でも、周りの人は、そういう行為をじーっと見ています。奢った人の周りからは、静かに人は、離れていきます。相場と仲良くなれても、それでお金を稼いでも、お金では買えない「信用」とか「人」を喪ってしまいます。そして、自分そのものも見「喪う」ことにもなります。だから、日常では、「相手は自分がどうしたら喜んでくれるか、楽しいと思ってくれるか」「相手が不愉快だと思う言動や振る舞いは何か。どうしたらそれを出さずに自然体で接することができるか」ということを考えます。でも、それは決して「当り障りのないことを言う」とか「おべっかを使う」ということではないのです。ただ、自分の自尊心を満足させるがために、相手や相手の持つものを傷つけるような言動をとらないよう、気をつけて生活しなきゃなぁ。そう思わされることが、最近いくつかありました。ちょっと悲しくなりました。自分も知らずにそういうことをしないように、と自戒を込めて、今日の日記とさせていただきます。<お酒メモ>紹興酒 2合 あたためて。
2006年03月30日
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女友達(主婦が多い)と食材の買い出しに行くと、「えっ」と驚かれることがある。驚かれるのは、こんな部分。その1●半額のシールが貼ってあるものを大量に買い込み、夕飯のメインはそれを用いて作る。残った食材は小分けにして冷凍、または塩蔵、干物などにして貯蔵。友人→そんな面倒なことしないよー。多分買ったほうが安いし、楽チンだよ、と口を揃えて言われる。その2●食卓のメニューを決めないで買い物に出かける。安いと思った野菜や魚介類、肉を適当に見繕ってカゴに入れながら食事のメニューを組み立てる。友人→食材だってそうそううまく組み合わせられるもんじゃないよ、何か合わせる具材間違ってない?とツッこまれる。好き嫌いだってあるしさー、とも言われるが、私は好き嫌いがない(肉は自炊であんまり食べないけれど)。その3●基本的に漬物は買わない。自分で漬ける。浅漬け:野菜を切って、唐辛子を数本、塩、こんぶ、鰹節をポリ袋に入れて数回揉む。冷蔵庫にそのまま仕舞って、翌日以降に食べる。それが面倒なときは京風だしの白つゆと塩をふたつまみポリ袋に入れて、冷蔵庫にしまう。額づけ:自家製の糠どこに放り込み、1~2日たったら食べごろ。普通の主婦とか、料理好きの子は、メインの献立だけでも考えてから買い物に出かけるらしい。でもコストが高くつくから私はそういうことはしない。半額などの割引表示があるものを毎日買って(あるいは賞味期限を見ながら買い置きして)、使い切る・食べきるくらいの発想で料理を作ったほうがバリューだと思うのですが...。「そんなこと普通しないよ~」って、周りの女友達に言われてしまいました(涙)ちなみに漬物はいつも数種類漬けてます。今日は・柚子切りと胡瓜の漬物・蕪の糠づけ・蕪の葉の浅漬け(ピリ辛仕立て)の3本立てでした^^ちなみに、先日の古本屋以外にも、金券ショップをたまに利用する(優待券などを売るため)んですけれど、たいていそのお店全体のレートを見て、安い値段のお店と高い値段のお店だけ覚えておきます。売りに行くときは、高いレートのお店(高く買い取ってもらえる)、買いに行くときは、安いレートのお店(安く購入できる)に足を運びます。生活における行動も、たまには「バリュー消費」(巷では安さ重視って表現で用いられているようなきらいもあるので、ここではそういう意味合いで使っています)みたいなこともしています。
2006年03月29日
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9時3分。寝ぼけ眼で寄付後のPFをあけたら、保有銘柄のひとつがアホみたいに吹き上がっていた(°▽°;) 一気に眼が覚めた。何かと思ってニュースをチェックしたところ、合点がいったので売却注文。期せずしてアタフタ、アタフタ。遅刻しそうな時間までトレードして、ダッシュして電車にかけこむ。結局、何とかギリギリセーフ。ただ、寄付後の高値付近で売れてたのはいいけれど、後でチェックしたら中途半端に株が残っていた。売り切るのが自分のスタンスなので、こういう時はちょっと困る。オンナが「別れ」を決心したときは、後腐れなく別れたいものなので(笑)さて、今日は近辺では花粉が舞いに舞っています。眼をしばたかせる人、くしゃみが止まらない人、さまざまです。私は花粉症予備軍で、毎年春先の1~2日、鼻水がでることがあります。でもマスクをしたり、かゆくて仕方ない、といったことはまだありません。今年はヨーグルトを食べるのを止めているにもかかわらず、花粉の飛散量が少ないせいか、例年に比べてより何も感じません。ただ、花粉症の人を見るととても可哀想になります。なので、花粉症でハーブティが大丈夫な人には、ペパーミントティーをすすめています。というのも、ペパーミントの香りの成分が、鼻腔のムズムズを抑える効果を持つからです。これは、学会でも報告されている研究結果です。ペパーミントティーが苦手な人は、ミントアイスやミントのアロマ、ミントチョコ、ミントガムなどを摂取するといいでしょう。あとは、ユーカリなんかも、効果があるそうです。オーストラリアとか、カリフォルニアにはユーカリの木がたくさんあります。特にカリフォルニアにこの時期行ってきた人がいたら、ユーカリの葉をおみやげにもらう、というのもいいかもしれませんね。ちなみにペパーミントの香りは、頭痛緩和の作用もあるので、偏頭痛の方にも摂取をおすすめします^^
2006年03月28日
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4月上旬の陽気のおかげか、一、二分咲きだった桜の花びらが一気に開き始めている。毎週日曜日は定休日だった近所の和菓子屋も、「花より団子」を狙ってか、この2週間は休まず営業している。・うぐいす(抹茶をまぶした餡の入ったもち団子)・花びら餅(塩漬けにした桜の花を薄皮饅頭のてっぺんにつけた和菓子)・よもぎ団子(つぶあん・こしあんがある)・菱餅などなど、店先も美しい和菓子が色とりどりである。週末、家の傍にいるときはなるべく和菓子を買うようにしているが、この時期だけはどうにも種類が多くて、選ぶのに時間がかかる。私にとっての、春のイベントだ。元来、私は甘いものを好まないのだが、和菓子は別である。砂糖の強さが前面に出るお菓子と違うからだ。古来、和菓子は柿の甘みよりも抑えた甘さで作るというルールがある。それを頑なに守っている和菓子屋の商品は、ほんのり甘くて、淹れたての緑茶によく合うのだ。桜の季節に訪れてみたい場所がある。静岡県の富士宮市にある浅間神社だ。夏とか、秋には行ったことがあるのだが、荘厳で美しい神社である。ここの神様は木花咲耶姫(このはなさくやひめ)。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の嫁となった、美人の神様である。(ニニギの尊は、神々が住まう「高天原」から最初にこの地に降り立った神様である。天皇の先祖のような存在である)彼女の御神木が「桜」なのである。木花咲耶姫にはお姉さん(石長姫)がいたのだが、木花咲耶姫と違ってブスだった。そこで父親である大山津見神が「瓊瓊杵尊さん、お願いだから姉妹ともども嫁にしてくれ」と頼むのだが、あまりの醜さに瓊瓊杵尊は石長姫をたった一日で追い出してしまう。そして大山津見神は、「せっかく2人そろって差し上げたのに、妹だけを妻にしては天孫の命も木の花のように儚いものとなるだろう」と恨み節を言ったとされる。石長姫も負けてはいない。「私を妻にしていれば子どもは石のように長い命を保てただろうに、妹の子では花のように散ってしまうでしょう。」とこれまた恨みを込めて言ったという逸話がある。こうして、天皇家の人々や人は桜の花のように短く儚く、限りある寿命を持つようになったといわれている。でも木花咲耶姫は強いオンナで、その後火の中で子どもを産む。美しく、エネルギッシュな人物なのだ。ゆえに彼女が祭られている浅間神社の桜の色は、どれほど紅く美しいものなのだろうか。一度、観てみたいと思っている。<お酒メモ>2軒はしごして、久しぶりにビールをたくさん呑みました。(呑みすぎ・・・!?)ギネス生 5パイントベルビュークリーク生 1パイント
2006年03月27日
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火曜日から、我が家の愛鳥が、夜になる度に「ぐるるる・・・」と怒声をあげていた。あまりにもうるさくてよく眠れなかったので、なだめすかそうと電気を点けて籠を空けて外へだしてやろうとする。けれども、愛鳥は私の指をつつこうとするだけで、出てこない。餌が足りないときや、水浴びをして水箱の水を取り替えて欲しいときに、こうしてぐずるのだが、餌や水はこまめに取り替えている。巣箱の下の敷物も、新しい紙に取り替えてやっているのに、それでも機嫌が悪い。土曜日の昼間、籠を覗き込むと、籠の向こうにあるレースのカーテンの端が汚れているのに気がついた。よく考えたら2カ月弱、カーテンを洗っていなかったことに気が付いた。急いで洗濯機にカーテンを放り込み、ついでにと布団のシーツからカバーかけから、はたまたコタツのカバーやコタツ敷きまで、ありとあらゆる布製品を洗濯しまくった。柚子を浮かべていたお風呂の残り湯も底をつき、それでも、100L以上の洗濯を現在まで続けている。期せずして春の大掃除大会になってしまった。いこうか迷っていたお酒の用事を断り、私用もすべて後回しにして、ひたすら掃除を続けている。ゴミに出そうと思っていた本の束を、たまたま最近オープンした古本屋に持っていったら、2500円で買い取ってくれるというので、なんだか嬉しい気持ちになった。掃除が終わったら、これでギネスでも呑みに行こうかと思う。ぐずっていた愛鳥は、きれいになったレースのカーテンがかかると、「ちよ、ちよ」と可愛い声で歌を歌っている。現金なものだ。でも、愛鳥(♂)が唸り声をあげなかったら、汚れたお部屋を掃除することが後回しになってしまっただろうから、よかったのだろう。「彼」は私のよき、指導係である。
2006年03月26日
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国土交通省が23日に06年の公示地価を発表した。翌日には新聞やTVのニュースでは「脱デフレ」「土地の下落に歯止め」「主要な地方都市にも回復傾向」という見出しが躍っていた。新聞も間違いは書いていないが、ちょっとあおり気味だなぁと思った。「もしや」と思って、小気味いい見出しを書いているトップページから数ページ中に入ると、都心のタワー型マンションや、大規模マンションの分譲の広告がいつもよりも多めに入っている。新聞のニュースは確かに「報道」だが、記事の趣旨がクライアントに配慮したような文章で、少しずるいなぁと思った。意地悪く言ってしまえば「量的緩和の解除で金利UP」「地価上昇の兆し」「消費税値上げも数年後に多分おこる」だから、マンションを駆け込みで今買いましょう!という「3点セット」を言ってガンガンに売りたがっている不動産屋の営業の片棒を担いでいるという感じである。だまされてはいけない。実は今こそ、購入希望者に「我慢」が必要となる大事な時期なのである。大手不動産会社は、マンション価格を値上げしようと躍起になっている。都内の新築分譲マンションは、1月から、強気の値段設定に入った。業界の人に聞いたところ、1~2割、金額を高くしてセールスをしているのだ。つまり第1次、2次販売のうちは、強気の値段を設定して、完売が続けば、その値上げした値段のまま今後設定しよう、というハラなのである。2次販売までに売れ行きが悪ければ、次から売る同種のシリーズの販売価格は元のベースに戻そう、なんてことも言っている。ここで買い手であるサラリーマンやファミリー層が堪えてくれれば値上げはまだまだ後ろに倒れるのだが、先に述べたような不動産メーカーの営業のセールストークにのせられた「カモ」が増えれば、アホみたいに速いスピードでマンション価格は上がるだろう。先日、都内の新築分譲マンションに行った。山の手線内、75平方メートル。中層~タワーマンションだ。名義人は20代の独身オンナ一人(わたし)。そして3点セットのセールストークで私を攻めてきた。5、6千万円程度の物件を、担当の営業マンはマンションを買うのは当然35年ローンだということで薦めてくる。(ローンで支払う超過金額はのべ1千万円を超えるので、私はそんな選択はとらない)ということで、私も営業マンに質問してみた。「1月から販売価格が大幅に騰がったのは何故ですか?」「中高層マンションというのは、従来の物件に比べて購入者の土地面積の持分が減りますよね。ということは、所有者一人あたりの土地代金が安くなるはずです。この販売価格はもう少し安くなるのではないでしょうか。見たところモデルルームの建材や設備に、特段コストが高いものを使用していないと思うんですが」と言ったら、電卓を売って、金額がいい感じで安くなった。ただ、まだ少しお高いので、検討中である(多分買わないと思う)。もし、マンションの購入を今、検討されている方がいらっしゃるのなら、メーカーがいつもよりも強気の金額を出している、ということを念頭において交渉してください。そして、営業マンの言葉にだまされず、冷静に物件価格をはじいて検討してください。といって・・・再び公示地価の話に戻るのですが、公示地価は全国平均(全用途)で2.8%下落している。住宅地はまだ下落中である。下落幅はこの3年縮小したからと言っても、都心部のほとんどの地域はまだ下がっているのである。だから、住宅に関して言えば、ゆっくり選んで欲しい。株と一緒で、底の底で買う必要はない。地価(株価)だけを見てあせって買って、その物件価値(資産内容)が悪かったら地獄である。株と違って住宅は極端に流動性が低いと言う難点があるのだから。<お酒メモ>金曜日。もう胃腸は限界でした。今日はもたれています(涙)ビール生中ひとつ(国産メーカー)ハイサワー(レモンサワーだって言ったのにっっ!)銀座でも連れて行かれる店を誤ると、こんなラインナップになります。勉強になりました。
2006年03月25日
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軽井沢の師匠の店で、こんな奇異なメニューが登場した。その名も「炭火やき蕎麦」(600円)蕎麦ダネをまあるく伸ばして、七輪で両面を炙る。おもちのように膨れてきたら、山わさびを載せて、そのまま出汁つゆに放り込む。ジュッと音をたてて、香ばしいかおりが立ちのぼり、鼻腔をくすぐる。口の中ではほどよく潰された蕎麦の実の感触が感じられ、麹のふくよかな、太った酒とほどよく合う逸品である。欠点は、お腹がすぐに膨れてしまうこと。ようするにバリュー過ぎるのである(^.^)こういう店で毎日呑みたいなー。こういう店で投資合宿したいなー。こういうメニューだったら、いくら食べても痛風投資家にならないのになー。<お酒メモ>1軒目。経営者グレンリヴェット 12Y ひとつグレンモーレンジ 12Y ふたついずれもストレートで。2軒目。素敵な女性と。weihenstephaner Hefe Weissbier 500ml 酵母入りの白ビール(ドイツ)ヒューガルデン 生 1L(笑)
2006年03月24日
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帰り際に、お世話になっている人にばったり出くわし、突然呑み屋に拉致された。場所は行きつけの軍鶏屋。そこに勤める親しい利酒師が他店に移ってから初めて行った。しかし、到着するなりがっかりした。日本酒を保存するクーラーボックスを覗くと、中はガラガラ。ラインナップを見る限り、数も減り、質も悪くなり、見るも無残な状態だった。新しいお酒の担当者は「自分が呑んだことのない酒ばかりだから、お客さんにも薦められないんです。封を切っていないものは前にいた○○さんに送ってしまおうかと思って・・・」私は、泣きそうになった。新しい担当者が好きな〆張鶴や男山も、中にはいい酒があるけれど、あんたがやる前の利酒師は、ブランド名でなく、舌で酒を味わい、足で新しい酒を捜し求め、いつも努力をしていたよ、と。だからここに通っていたんじゃないか。ちょっとそんな風に言いたくもなったけれど、黙って日本酒をクーラーボックスから出して呑んだ。オーナーで焼き鳥を焼いていた大将の代わりに、新しい人が軍鶏串を焼いていたけれど、肉の旨味を殺さない程度のミディアムレアな焼き加減ではなく、ごちごちに鶏が焼かれて串になっていた。ヴェルダンな焼き鳥は好みじゃないし、塩も大量に振ってあって、肉の味が死んでいた。呑み屋というのは、餌を提供する場じゃない。お客さんが、お金と時間を費やす「エンタテイメント」がなければならない。疲れたビジネスマンが憩う「非日常の空間」、いいかえれば「舞台装置」だと思っている。それは、企業と同じでお店のスタッフのモチベーションとか、働く人の資質で成り立つものである。仕入れがいくら一緒でも、加工や提供のされかたひとつが替わるだけで、割高に感じたり、あるいはとてもお値打ちなものに変化する。そういう部分では上場企業とか、その企業の株、みたいなものと同じだ。残念だけれど、多分、もう足を運ぶことはないと思う。また、好きな店がひとつ減りました。ちょっと悲しかったので、傘を閉じて、雨に濡れながら帰りました。<お酒メモ>天明 純米吟醸 1合生生原酒 16号(愛知) 1合
2006年03月23日
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マイブームで最近、料理でしょっちゅう取り入れているのが「ルッコラ」。アブラナ科の野菜で、別名を「ロケット」という。家の近くでは3把100円という安さで売られることがあるので、そういうときには衝動買いしている。パスタやサラダ、スープなどにまぜて使うことが多い。噛むと、ごまのような香ばしさが感じられるので、サラダにするときは、ドレッシングを使わなくても美味しく食べられる。だから、その分だけ塩分や油分を減らすことができるので、とてもヘルシーなのだ。自家栽培でも現在育てている、お気に入りのハーブである。すくすく育つ反面、虫がつきやすい葉っぱなので、私はベランダではなく、キッチンで育てている。このルッコラ、実は古代エジプト時代から栽培されている。ほうれん草やクレソンなどの葉物野菜よりも栄養価的にはバランスがとれており、非常に高パフォーマンスなのである。特に、ビタミンCはほうれん草の約4倍、カルシウムはピーマンの約30倍含まれており、かつ鉄分はモロヘイヤ並みのパワーがある野菜なのだ。それゆえ、美と知性で歴史に名を連ねるクレオパトラが、美容のために好んで食したそうである。なるほど、占星術の世界においてルッコラは「水星」を象徴する食べ物のひとつとして取り上げられている。水星は適応性があり、好奇心が旺盛な惑星だ。知性、会話を司る「水星」の野菜として取り上げられるルッコラを、クレオパトラが好んだのは「なるほどな」と思うのである。
2006年03月22日
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軽井沢で久しぶりにお酒の師匠と会った。師匠はヘビースモーカーで、葉巻も紙巻タバコも愛用していた。しかし、昨年末に腸を悪くして入院したあと、タバコを一切やめると言った。「ちゃんと禁煙できているかな~」と思いながら尋ねてみたら、禁煙は継続しているとの事。意志の強い人だからさすがだな、と思った。統計の話だが、タバコは300種類近くの有害物質が含まれているそうだ。タバコを1本吸うと個人差はあるが3~21日、寿命を減らす効果があるという。これを知った時に、「そうか、恐怖新聞よりも、寿命の減りは遅いんだ~」と、感じた…。古いか…( -_-)※恐怖新聞つのだじろうというホラー漫画家の描いた漫画。未来のことが書かれた新聞が主人公の高校生宅に毎日深夜12時になると配達される。それを読むと購読料として1紙あたり100日寿命が縮まるという話。小学校1年のときにこの漫画を読み、しばらくの間怖くてよく眠れなくなったことがある(笑)<お酒メモ>月曜日おやつヒューガルデン ホワイト(生) 330mlよる天寶一 純吟 1合亀の海 特別純米 1合 ※雅おすすめ。酒だけで楽しめる酒。幻舞 無濾過生原酒 袋取り中汲み 1合 ※雅がいつも戦うお酒。夜明け前 うすにごり1合 ※甘酒のようなほのかな甘みのやさしいお酒。
2006年03月21日
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物音ひとつしないときに耳が「きーん」となったことはないだろうか?不思議なのだが、音がないところにいると、耳は却ってごく繊細な音を拾おうとする。頭の中も何か研ぎ澄まされる感じになる。逆説的だな、って思う。最近、あんまりそういう経験をしていない。年末に軽井沢へ行ったときに、夜、マイナスの温度の世界で冷酒をひとりで呑んでいた。そのときは雪が降っていた。静寂な空間だと思っていたが、、耳を澄ますと、雪が地面に落ちたときに、しん、しんと音を立てていた。全くの静寂ではないのだ。冷酒も、マイナスの空気の中では、とても温かい飲み物になる。喉を通る液体が、身体を温めてくれる。いつも常識とか、見た目とか、そういう思い込みの中で生活をしていることを、そういうときに痛感して、反省する。最期に「きーん」という音を聴いたのは、昨年の夏だろうか。軽井沢の鹿島の森だった。何となく懐かしいし、無性にあの静寂が恋しい。無性に音のない世界に行きたい気持ちにかられている。だから、貯まった休みを少し遣って、四季報片手に軽井沢へ行ってこようと思う。たまには日常をリセットして、非日常の世界を満喫するのも、気分転換になっていいのだと考えている。メリハリは、新しいアイデアを産み出すから。でも、これって、投資家さんがトレードのことを忘れて、温泉でぼーっとしたがるのと同じ行為なのかな?
2006年03月20日
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団塊の世代が大量に退職する最初の年が2007年だと言われている。日本のコア層であった団塊の世代が退職金を受け取ったときの消費動向が注目されている。というのは、有名な話なのだけれど、2007年には団塊の世代にとって、もうひとつ大きなサプライズがある。それが、年金分割制度の導入である。つまり2007年の4月を境に、離婚したときに女性側がもらえる年金の額が増えるのである。働いたことのない専業主婦が2007年4月以前に離婚した場合、現行制度では国民年金の通常の算定額である月6万7000円のみが支給される。しかし4月以降は話し合いによって、夫の厚生年金の最大1/2を受け取ることができるようになる。さらに2008年の4月以降は女性側からの請求があれば、男性側の合意なしでも厚生年金の1/2を受け取れるようになるのだ。厚生労働省のモデル世帯の試算では、夫が厚生年金に加入していた場合、1世帯当たり月ベースで23万4000円の年金がもらえることになっている。離婚するとこれが1/2になるわけだから、ひとりあたり11万7000円となる。これでは、生活できないから離婚する人はそんなに増えないよ、というFPなどもいるが、果たしてそうだろうか?団塊の世代の子どもが大量にいる年代層を「団塊ジュニア」と呼ぶ。今の28歳~35歳くらいがこの世代にあたるが、働き盛りの年齢である。特に都心部では、初婚年齢が急激に遅くなっている。私の周りでも、この世代で500万円以上の年収のある人は、半分以上が独身で、結婚していてもDINKSが多い。子どもがいない分、生活に余裕がある。月々5万円程度ならば、片親の面倒くらいは看られるのである。さらに、扶養に入れてしまえば、控除も発生する。離婚時には財産分与もなされるので、それがきっかり1/2でなくても、もらえれば女性側にとって「退職金」がわりとなる。「離婚は恥ずかしいこと」という概念は薄れている。わだかまりを感じながらも、自分を育てるために我慢して父親とくっついていた母親を見ていたら、多分子どもは離婚に賛成すると思う。少なくとも、私だったら賛成する。今度の法改正ではじまる「年金分割」は、より女性側から離婚を切り出しやすくなる制度だと思う。男性の意見では決まるものではなく、あくまで女性の意思で離婚の実行をするときに、背中を押してくれる制度なのだ。というわけで、2007年から熟年離婚は増加すると思うし、退職後の団塊世代のライフスタイルというのは、マスコミが描くものとはちょっと異なってくるとおもう。夫婦で旅行とかゴルフとか、そういうものではなくて、女性がひとりでも気軽に消費出るものや、アンチエイジング、母娘をターゲットにしたものみたいなものの需要の伸びのほうが、期待できるような気がする。ともあれ、可哀想なのは、男性側ですよね。<お酒メモ>大勢で集まってワインをたくさん空けてしまいました・・・美味しいワイン(5本)でしたが、酔ったなぁ。銘柄も全部は覚えていません。うーん。バスペールエール(生)グラスワイン(イタリア×2、フランス、オージー、チリ) 総量で1本くらいそのあと、カラオケへ行きました。はじけちゃったなー。今日は、筋肉痛です(歌いながら踊りすぎたか?>笑)
2006年03月19日
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17日は愛蘭土の一番のお祭り、セント・パトリック・デイだった。ぬるい陽気も手伝って、当然、ギネスをやろうとしたのだけれど。仕事を終えて、緑色の服(※緑のものをつけてお祝いするのがルールなのです)に着替えてから出かけようとしたら、つい、腰を落ち着けてしまった・・・。んで結局、今は寝かしておいたとっておきのお酒吟醸しぼりたて生無ろ過原酒(自家栽培山田錦50%by吉田酒造)を空けて呑んでいる・・・(現在2合ほど空けた)。蔵元から熟成させる前の原酒をクール宅配便で送ってもらって、一年間、冷蔵庫の温度管理に気遣った、自慢の逸品である。いうなれば、ワインを自前のワインクーラーで寝かせたもの、と同じかんじ。香りは麹ベースだが、かなり気品があり、ふくよか。味は、空気と触れ合ったら、すっきりとして凛とした感じ。つまみなしで、ゆっくり呑める酒に育っていた。こういう酒は、大切な人と呑みたいなぁ。残念(^^;2年前は、カリフォルニアのとあるパブでギネスを。去年は、都内のアイリッシュパブでダーツをしながら嬌声をあげてギネスを呑んだ。今年のセント・パトリック・デイはちょっと趣が違うけれど、部屋の明かりを落として、キャンドルを点し、アラン島&コークで買ったケルティック・ミュージックと、シャンソンを交互にかけて、日本酒。ちょっとチグハグだといわれそうだれど、とても気持ちがいい。もうちょっと、この時間を愉しんでから、ゆっくり眠ろうと思う。
2006年03月18日
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「よく呑みに行くところは?」「好きな街は?」「ランチはどの辺で食べるのが好き?」という質問に、たいてい「銀座」と答える。ここ3年くらい、週に数回は銀座を歩いている。銀座は他の街と違って、特に華やさと上品な賑わいがある。夜、松坂屋や資生堂パーラーのある、中央通りを眺めてみると、ネオンの光の輝きが違う。「ギラギラ」というより「パーッ」とした感じ。街を歩く人の歩き方も、喫茶店の中で交わされる話の内容や言葉遣いも、他のエリアよりも洗練されていることが多い。勿体ぶった、というより、無駄のないスマートな会話を耳にすることが頻繁だ。銀座は私にとって「定点観測」の場でもある。つまり、景気を肌で感じる場所なのだ。どんなお店が流行しているのか、街を歩いている人がどんなメイクをして、どのランクのバッグやブランドを身につけているのか。夜、終電がなくなった1時過ぎに、タクシー待ちの行列がどれくらいあるのか。社会の動きを感じたり、投資をするならば、どこか自分の根城となる街をひとつ持ったほうがいいと思う。そこで、人が何に興味を持って動いているのか、どんなお金の使い方をしているのかを見ることは、きっと社会を推し量るものさしになるからだ。私はたいてい、銀座に勤める人たちが、店を片付けて、深夜近くのバーで呑むときに呑む酒はどの程度のものなのか・・・なんてことを、ほろ酔いになりながらのんびり眺めている。2年前から、銀座では深夜のタクシー待ちの行列が少しずつでき、それが長くなってきた。今では終電前だと言うのに10メートル以上の長さになっているのもしばしばみかける。新しいクラブがたくさんできて、キャバクラっぽい店が減ってきた。和服の女性が、ちょっとしなだれながら、お客さんにささやいて「お見送り」。そんな光景も最近では頻繁に見かけるようになった。昼は昼で、ランチタイムが終わる前に、数千円もするランチが品切れになる。座っている人はOLとか主婦が多い。ランチタイムを過ぎるとカフェは人でいっぱい。これまた女性が多い。ずっと談笑している。景気はかなり速いスピードでよくなっているんだな、ってことを実感する。私が通う店はまだ値上げしていない。よい店は、少しずつ、チャージがついたりお酒の価格が騰がってきている。いつまで通えるかしら?と、思いながら、財布とにらめっこしつつ、私の定点観測は今日も続くのである。
2006年03月17日
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今日はM&Aの話を書こうと思っていたのですが、ふと気づいたことがあったので、今日はそっちの話を書こうと思います。ごめんなさい。昨日行ったレストランは、お客の好みに合わせて、カウンター越しに肉の焼き加減や、塩の強さなどを微妙に変えてくれる。燻製のチップだって加減してくれる。でも、とってもリーズナブルな価格で食事ができる、素敵なお店だ。お客として食べに来ていた実業家の夫婦が、シェフに向かってこんなことを言っていた。「あなたずいぶん太ったわねぇ。でも、シェフらしいわ。今のほうが生き生きしている。あなたが3年前に××にいたときには、もっとこう、イライラしてしかめっ面だったもの」それに対してシェフは「2キロくらいしか太っていないんですよ。でも太った、って言われるんです。確かに店を持ってから、自分でも気持ちの中で充実していて、なんだかどっしりした感じがするんですよね。お客さんの細かいところに答えられるから、美味しく食べてもらえると思うんですよ」と、汗を拭きながら笑顔で答えていた。なんだかとてもきらきらしていた。上場前に会った、ベンチャー企業のやる気あふれる若手経営者の雰囲気とよく似ている。そういえば、六本木ヒルズ族とか、新興市場に上場したての「IPO族」とか言われる社長さんの身なりは、上場を意識する前と後とでかなり違う。会社を大きくすることが面白くて、一所懸命やっているうちは、ゆったりしたコットンパンツとか、カジュアルな感じのYシャツやTシャツを着ている人が多い。髪の毛も隙のないセットをしている風でもなく、正直野暮ったなと思う人も多いのだが、「素敵だな」という印象を残すことが少なくない。多分それは、目的を持って、まっすぐに会社を大きくしようとしている雰囲気が滲み出ているからなんだと思う。なのに、上場話がくると、だんだん顔つきが変わってくることもまた多い。リーガルのカジュアルな靴を、グッチの靴に履き替えるとともに、考え方も変わってくる。上場基準を満たすために、増資をして、未公開株を配って。資金調達の一環で、会社を大きくすることの通過点(手段)でしかないはずの「IPO」というものが、だんだん目的化していく。そうしてIPOを経て、上場企業の仲間入りをすると、本業で利益を上げることよりも、「いかにして時価総額を高めるか」とか「いつ増資をしたら株価にマイナスの影響を与えないか」とか、「いつニュースリリースしたらいいか」。そんなことばかり考えるようになる社長も少なからずいる。株価というのは、積み上げてゆく利益や会社の価値に対して市場がつける「ベンチマーク」という側面がある。本当はいかに会社を大きくして、事業として社会によい影響を与えていくか。それが経営者の最初の志(目的)だったはずのに、いつの間にか、目的のために行った道具(株式上場)にふりまわされる「奴隷」になる。グッチの靴に履き替えた、新興市場に上場した社長さんが誇らしげに言った。「やっと私もこういう靴が履けるようになりました」でも、グッチの靴はサイズがあんまりない。幅広の足に、その靴は窮屈なはずだ。なのに道具や手段に魅せられ、自分のサイズを無理やり合わせて喜んでいる目の前の経営者。それじゃぁ、ちゃんと歩けないじゃないか。靴本来の目的に合ってないじゃない。高いお金を出して、合わないものを買っても無駄じゃないの?そう思ったとき、お金を貯めること自体が目的化してしまった人間とその社長さんの姿が重なった。道具に自分を合わせることに何も感じないのか。なんだかちっぽけな存在に見えた。「今後、この会社の株を買うことはないだろう」私は、そう強く感じた。手段が目的になってしまうことは社会で多く散見される。・目的があって運用していたお金を貯めていたのに、いつの間にか貯めることが目的化する。これは、お金の奴隷になった人間。・本業で利益を積み上げて、時価総額をあげていくことが大切だといっていた人が、次第に時価総額を上げるために事業の方策をたてるようになる。これは、名誉欲やお金の奴隷になった人間。己の心が、気がついたら手段の奴隷になってしまうという例は世の中に意外と多い。経営者や投資家の志が、豹変するのは大変悲しいことだ。でも、最近は社会のシステムでも、人間が道具の奴隷になるケースが多い。手のひら静脈や指紋など、生体の何がしかを遣って認証するものなどが流行っているし、自動改札みたいに、ICが反応したらやっとゲートをくぐれるシステムなんてみんな無意識に使っている。けれど、以前私は、指先を傷つけてしまったときに、指紋が違うからと言って、記録をつけることができないという経験があった。私は、きちんと約束どおり、しかるべき場所にいるのに。機械にあわせてやらないと、自己の所作の確認が取れない。あるいは、きちんとお金を払って切符を買ったのに、急いで改札をくぐろうとしたら、自動改札が認識してくれなかった。そうして、最終電車を逃したこともある。私はもともと左ききだったから、切符はどうしても左で持ってしまう。だからいつも腕をクロスするようにして、自動改札を通る。右利きの人は世の中でマジョリティだから、当たり前のように右に切符入れやIC認カードの認証があるけれど、なんだか「利き腕」という人の個性を無視しているような気がする。効率化という言葉の裏に、私たちは道具や手段の奴隷にさせられている気がするのだ。そういう生活が当たり前になると、社会のおかしさに何も気づかなくなってしまう。だから、目的をきちんとたてて、道具や手段をうまく使っていくことを心がけなければならない。だから私は、冒頭のシェフのことを、グッチの靴を履いている経営者より、ずっとずっと好ましいものに思えるのだ。<お酒メモ>水曜日酒をずっと呑んでいなかったので、リセットがてら銀座のビストロへ。グラスマウンテン/カベルネソーヴィニヨン(赤・2004)1本PASKAL TOSO (赤・2004・アルゼンチン) 1/2本うまー。
2006年03月16日
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しばらくお酒を呑んでいないので、とてもつらい(・・;呑んだくれのくせに、もう3日も呑んでいないので、頭がおかしくなりそうです(^-^;もうすぐセントパトリックデーなので、特にギネスが呑みたいです。さて。最近、八百屋やスーパーに行くと、春野菜やハーブなど、葉物がずらりと並んでいます。この冬は大雪や寒波で、生育も流通も悪かったため、野菜の値段がずいぶんと高かったのですが、ここへきて一気に値ごろ感がでてきました(って、この表現、株式リポートしてるみたい・・・)。私は、わりと料理をするのが好きなんですが、最近葉物の野菜であることをしています。それが「キッチン菜園」です。ずぼらな私のような人間でもできる、手軽な家庭菜園です。要するに料理に使う野菜の廃棄部分を使って、手軽にプチガーデニングをするというものです。作るのは簡単。プリンやよせ豆腐のような空き容器でもいいし(その場合は底にいくつか小さい穴をあける)、100円ショップで買ったミニプランターでも構いません。それに水をしみこませた有機土を入れて台所周りの日当たり部分においておきます。で、料理で葉物を使う際に、根っこの部分から数センチ上(可食部)を切って、先っぽだけを出してあとは土に埋める。あとはお皿をあらったり、ちょっとした料理のときに様子を見て、土が乾いているようだったら、お水をやればいい。こうすると、スクスク育ちます。根野菜は育てるのが難しいのですが、葉物はわりと生育も早いし、土もそんなにたくさんいらないので、手軽にできます。私は現在、ルッコラとバジル、わけぎ、せりを育てています。香りの強いものたちなので、台所に立つたびにハーブの香りがして、とてもリラックスした気分になります。バジルなどは料理の一工夫として、パスタに散らしたり、サラダに混ぜるだけでも風味が増しますから、台所周りにあると非常に重宝します。お金もかからないし、何より家で料理をするのがより楽しくなります。以前は面倒を見る野菜がせいぜい2種類くらいだったのですが、最近は4種類。どうやらキッチン菜園にハマりつつあるようです。どうも私は野菜も株も、分散投資(たくさん種類を持つ)タイプみたいです・・・。性格出るなぁ・・・。
2006年03月15日
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今日お会いした投資家さんに、素敵なお菓子をいただいた。ん?何故に?と思ったらホワイトデーだということを思い出した・・・。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪先月、バレンタインデーの近くの日に呑んだときに、チョコレートを差し上げたからである。すっかり忘れておりました(^^;最近はバレンタインデーにチョコをもらったり、贈ったり、あるいはホワイトデーに何がしかを贈ったりもらったりしていることが多い。どちらの日も、性別問わずのことが多い。なんとなくお歳暮とか、お中元などの贈答文化が、もうふたつばかり増えたような気がするのは私だけだろうか・・・。贈りあうって、楽しいんですけれどね^^
2006年03月14日
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商売の基本は、ものをたくさん売って利益を出す。株と同じですが「安いところで買って、高いところで売る」一言で簡単に括れてしまうのですが、それを実現するのは本当に大変なことだと思います。私も、普段仕事で、どうやったら相手に喜んで商品を買ってもらえるかということを考えています。考えすぎて、眠りながら相手との交渉事をシミュレートすることもあります。あるいはお風呂で、商品の売り文句をあれこれ思案して何十分も髪を洗い続けることもあります(^-^;価格というのは、売りたい人と欲しい人との「気持ち」で決まるものです。そして、欲しい人が喜ぶという状態は、その人自身が、買った金額と満足度を斟酌して、満足が上回った場合にのみ起こることです。要するに相手が「これ、お買い得だったなぁ」と思う商品だったら、よいわけです。売り手は、相手にそう思ってもらい、かつ利益が出る商品をつくる。それが商売人としての基本です。たとえば50万円という価格がついた箱が売られていたとします。その箱は透明で、外枠からは中に何が入っているかが見えるとします。その中には、きれいな石のついたリングが入っていました。一見するとダイヤに見える。で、買ってみて鑑定したら、それはただのキュービックジルコニア、つまり人工ダイヤだったとします。ダイヤだと思って買った人は、悲しむでしょう。そして、2度とその会社なり、同種の商品を信用しなくなるでしょう。騙すことを承知で、1回こっきりで相手にものを売りつけるのならいいのかもしれませんが、それでは利益は積みあがりません。ものを売るときには、売っている自分の「評価」や「信用」も商品に乗っていることを意識すべきです。私は商品を作るときには・相手が喜んでくれるもの・期待(=価格に反映される)を上回るスペックを搭載するということを心がけています。もちろん、そんなことは相手の反応を見てからじゃなきゃわからない。だからあれこれと考えるのです。だから、商品(サービスを含む)の値上げをするときは、慎重にことを進めなければなりません。「値上げしたけれど、お買い得だ」と感じるものを用意しなければいけないからです。その商品のリピーターであれば、もともとその商品の価値と言うものを無意識に算定しているわけですから、値上げに対する眼は厳しくなるはずです。顧客が「その商品の価値のどの部分をより高級にすれば喜ぶか」ということを考えなければ、値上げは失敗します。商品は同じで、おまけをたくさんつけて、「定価50万円のものを70万円にしたけれど、30万円分のおまけをつけましたよ」とアピールしても、顧客がその30万円分のおまけに興味を持っていなかったら、ただの便乗値上げでしかありません。顧客にとっては、そのおまけは「ゴミ」でしかないからです。リピーターは逃げ、売上も利益率も悪化を招きます。だから、商品のコアになるものは何か。コアの価値をどう強化して、お客さんにバリュー(割安)だと思ってもらえるか。そうやって作って、改良していく商品こそ、リピーターを産むものだと思っています。自分も仕事をして、売ったものが相手に満足いただけなくて苦しい。そういうときも正直言ってありますが、そのときの相手の不満こそが、次の相手の笑顔、そしてそれにともなって利益としてついてくるのです。「相手に喜んでもらえる商品は何か」ものを売るときはそればかりいつも考えています。
2006年03月13日
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「雅はお料理が好きだって言うから、これあげるよ」といわれて戴いたのは、食事療法により身体から毒素を排出するという「デトックス」の特集の本。ぺらぺら読んでて思ったのだけれど、普段やっている料理や使う素材に似たようなものが多い。しかし、ちょっと調理法やアレンジ、分量には懐疑的だ。というのも、20代、30代の女性にとってはあるていどの油分は必要なのに、レシピにかかれた手順は、・素材から油を抜きすぎるきらいのある指示をしていることがある・ダイエット向けの記事なので、極端にカロリーバランスが悪い(ようするに、お腹がすいて我慢できなくなるのが目に見える量だってこと)コラーゲンやビタミンCをとってもこれでは肌がかさかさしてしまうよ。というような気がした。外側に張る「膜」のためにも脂は少し摂る必要があるのです。もともと「デトックス」とか「マクロビオティック」なんてものは、ありがたがって知るものではない。和食中心の食生活をすれば、いくらだって自然に痩せられるし、お腹一杯食べてもさほど太らない。というわけで、やせたい方は以下のことを心がければいいのかな、って思う。・繊維質のローカロリーの素材をたくさん料理にとりいれる。ローカロリーの食材(ひじきなどの海藻類やこんにゃく)は、たくさん食べても太りづらい。こんにゃくは繊維も豊富なので、お通じがよくなる。・食材を「小さくする」料理を心がける要するに、蒸したり煮たりする料理を中心に作るということ。油を使う総量が抑えられるので、総エネルギー摂取量が減るし、野菜は煮るとどんどん小さくなるので、摂取した量に対しての腹持ちがよくなる。そうすると間食が減る。・お肉をとらない献立を意識する。お肉は食べてもいいんですけれど、毎食取り入れる必要はないと思うんです。オイスターソース炒めの具材を、肉の変わりにエリンギを使えば、歯ざわりは一緒ですし、カレーを肉ではなくシーフードに変えてみる。あるいはサラダにハムを散らすのをやめて、空煎りしたまいたけを散らしてみる、などすれば、肉の摂取量はぐぐっとおさまるはずです。・間食はスナック菓子、清涼飲料水をさけるおなかがすいたときの「おやつ」は、ご飯そのものを食べてしまうか、揚げていない芋類(ふかし芋ややきいも、ゆでたじゃがいも)、さもなくば子ども用の菓子を食べる。子ども用のお菓子は素材にも気を遣っている確率がスナック菓子よりも高いし、塩分砂糖も控えめである。ちなみに私は「ビスコ」を4~5枚(一袋)だけ食べています。・水分をたくさんとる私は毎日、水とお茶で4~5L摂っています。お酒が入れば、液体総量は8Lくらいになります。水分で胃が膨らんでいると、空腹が抑えられますので、暴食や間食が減ります。代謝もよくなりますので、身体も身軽になり、意識レベルで空腹が「気持ちいい」という感覚に変化してきます。和食は外国では「ヘルシー」だといわれています。痩せたいからといって洋食向きの「デトックスメニュー」をわざわざ一所懸命作るより、日本古来の食事でいいんです。国産品で和食を作って食べていれば、あんまり太らないし、食糧自給率も高まるのに・・・。みんなが国産品を食べれば、農家も(補助金ナシで)潤うし、もうちょっと国産品の値段も下がると思うんです。ポストハーベストや土壌汚染の疑いのある、変な外国産の野菜をとらなくてもいいし・・・、一石二鳥だと思うんですけれどね。
2006年03月12日
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恩師の誕生日パーティに出てきた。記念講演として政治社会学を聴講してきた。前回のパーティは5年ほど前だったのだが、正直言って同じ学び舎で学んだ仲間と自分との距離を感じた。自分が運用したお金で何をしたいのか。世の中にどうやって還元したいのか。説明してもわかってもらえないかもしれないという考えがよぎり、ただただニコニコしていた。そんな私を見て「大人になったね」と先輩は笑っていたけれど、それは違う。年をとるとどうしてももう、超えられない垣根ができてしまうからだ。自分がやりたいことを話しても、きっと気狂いじみていると思われるだろうから、静かに相手を見つめてうなずいているだけなのに。群れからはぐれた黒い顔の羊を思い出して、少しだけやるせない気持ちになった。で、本日の講演の話題をちょっとだけ。学生時代に学んだことのおさらいが多かったが、メモ程度に書こうと思います。→以降は、自分がレジュメに書いたコメントの一部です。●現在の政治の問題点「生産力主義」生産力が増せば、人間社会は豊かになるという考え方。しかし、それはマジョリティが豊かになる反面、そこからこぼれおちる人間が出てくる。「現代損害賠償論」文明や経済の発達のためには、多少の犠牲は止むを得ないという考え方。犠牲に対しては、お金で補償しさえすれば、社会トータルからみたマイナスを相殺できると言う考え方。これは人間の存在をないがしろにする考え方ではないか。→堀江氏が「金で何でも買える」といい、その彼に夢を託し、あるいは賛同した人が社会に急激に増えた現象は、メタファーなのではないかと思います。「バイオポリティクス」カントは『人間を道具や手段にしてはならない』と説いたが、現在はそれを通り越し、臓器移植に象徴されるように、人間は経済の『原料』扱いされている。→多分、これは「人間がシステムに適合するように作られはじめている」ということの示唆なのだと思います。自動改札をはじめて通ったときの「気味悪さ」とか、トヨタの「カイゼン」システムというのは、人間がどうしたら動きやすいか、ではなく「人間をどう動かしたら、処理をするために効率的なのか」という発想でつくられたシステムなのだと私は常々思っています。だから株では「トヨタ」を売ったし、「カイゼン」を導入する企業のシステムは、なんとなく「人間の疎外」を産んでいるような気がするのです。というようなタームを、まぁ90分くらいみっちり聴きました。ビジネス以外の場、たとえばセミナーなどで人の話を聞くとき、私はいつも「レジュメにかかれていない講師の話の補足」を書き込むことよりも「講師が話した内容に、自分が何を思ったか、何を思い出したか」ということを書き込みます。話は次々と進みますから、聴きながら自分の意見をまとめなくてはいけない。これは、脳をフル回転させる「楽しい」作業です。こうやって、自分の中にある思考方法を磨くのです。<お酒メモ>さいしょ。パーティで。ビール(キリン・瓶) 大2本つぎ。喫茶店で。レフ・ブラウン(ベルギービール・瓶) 330mlそのつぎ。バーで。ギネス 生 パイント3つデル・ディアブロ(イタリアリキュール 75度)ショットでひとつまぁ、下心ある方にリキュールを奢っていただいたのですが、お断り申し上げて帰って来ました。えぇ、今日は朝まで呑む体力がないのです・・・相手を潰す余裕もありません。。年をとりました。。。
2006年03月11日
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久しくテレビをきちんと見ていないのですが、最近新聞のラテ欄(=ラジオ・テレビ欄のこと)を見て気づいたことは、バラエティ番組で「IQ」や「脳の活性」をテーマにした番組がずいぶん増えたということです。これは数年前から特に流行著しい「百ます計算」ブームや、東北大学未来科学技術共同研究センターの川島隆太氏が提唱する「脳トレーニング」 の浸透と相関があるのでしょう。ニンテンドーDSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」や関連シリーズは、ソフトにしては定価が2500円前後と安いので、手軽にはじめる人が増えてきています。で、プレイしていて思ったんですけれど…。頭を鍛えるなら、もっと安くて、かつお金も増えるかもしれないゲームが手近にあることに気づいたのです。それが株式投資です(^o^)/「身銭を切る」と言う言葉がありますが、人間だれしも、お金が絡まないとなかなか本気になれません。知的、肉体を問わず労働を喜んでするのは、・プロテスタンティズムに象徴される、宗教にはまった人間・労働中毒者・変態です!(私は全部当てはまりますが^-^;)頭をフルに働かせるために、ソフトを買って鍛えるより、株式投資で知恵と精神力を使って市場でゲームをする。そのほうが、手持ちのお金が増えるかもしれませんし、いろいろなことが学べるので、お得なことが多い気がします。勉強料として、いくばくかのお金をなくすこともあるかもしれませんが、私が10代の頃ゲーセンで散財した金額よりは安いかもしれません(^^;しかも、株式投資はゲームと違い、プログラミングは一切ない世界。参加する人の心も需給の一要素にすぎない、それはとても壮大なゲームなのです。ちなみに『脳を鍛える大人のDSトレーニング』のチップはメガチップスが作っています。マザーファンドに組み込んでいる銘柄ですし、伊豆の好々爺である某投資家さんが大好きな銘柄です。ソフトが売れる↓メガチップスのチップが売れる↓メガチップ増益ということですので、「DSのソフトを買うより、株式投資しましょう!」というのは、まったくもってこれら利害関係者への営業(?)妨害なのですが、脳を鍛えるのに最適なゲームは「株式投資しかない」とやっぱり思うのです^^
2006年03月10日
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おおよそ、その道での成功者は、共通の悩みを持っています。それは「成功すると、恨みを買う」ということです。たとえば、株で儲けたカリスマ投資家がごく短期でパフォーマンスをあげ、有名になったと思った時に、調整で被害をこうむったとします。そうすると「○○が保有していた銘柄、あるいはやりかたをまねしたら被害を蒙った。あいつは俺をだましたんだ」と、銘柄をパクっておいて損をした人が、支離滅裂な発言をして、相手を傷つける。そういう「輩」というのはいつの世にもかならず出てきます。あるいは、経営者として成功した人が、同窓会などにでると「お前は儲けているんだよな。働かないで社員をコキ使って道楽してるんだろう」なんて嫌味を言われる、なんてこともあります。成功者ほど、そういうつまらない人の言葉に(ふりまわされることはないけれど)、少なからず傷ついているなぁ。孤独そうだなぁ。羊は、傍から、そんな風に眺めています。成功者は共通して、見た目はタフだけれど、そういうときの顔はすごく寂しそうに見えます。本当に不思議に思うんですけれど、人を妬む人に私が言いたいのは隣の芝生をみて、悪態をつくくらいならば、自分で納得いく方法を自分で模索し、活路を開けばよいのです。そして自分が成功する道を進めばよいではないですかということです。どうして、人を妬み、自分で労せずして人を恨むのか。そんな行為は、己における人生の、最大の無駄だと認識すべきです。己の時間も、向上心も、人間関係も、そして純粋な部分をも失う。非常に愚かな行為です。人を妬む心や、足の引っ張り合いをして高みに上ろうとしても、決してその望みを達成することはできません。黒い世界を除いて、おおよそ通用する法則ではないのです。素晴らしい経営者や運用者は「目先の我欲がないからこそ、利益がついてきている」それが、何十人もの人を見て、私の至った結論です。<お酒メモ>水曜日オリジナルボトルドワイン 赤、ややフルボディ 1/2本生ビール(国産) グラス1杯紹興酒(花彫3年)あたためて1合以下、ストレートでカリラ18Y 1つグレンファークラス25Y 1つハイランドパーク 18Y1つサッポロビール(アルミ缶>笑)150mlくらい木曜日グレンモーレンジ12Y 1つ紹興酒(甕入り)あたためて2合タリスカー10Y 1ついつものバーで。朋友来る。ティオペペ 1つオールドマスターズ グレンキース 25Y 1つ
2006年03月09日
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一般的に「ポートフォリオに己の性格が出る」というのはよく言ったものである、と思う。(今日は投資の話なのですが、ちょっと宗教っぽいです。悪しからず)私は経営者や役員の仕事ぶりや経歴を調べたり、経営者や上役などの話し方をじーっと眺めたりするのが大好きである。投資にもそれは活かされていて、バランスシートがある程度健全であれば、最後にいくら投資するかは、その企業の経営者や創業者(オーナー)で判断する。逆に、バランスシートの見てくれが一見よくても、直近の利益が膨らみそうでも、顔やふるまいがどこか気に入らない経営者とか、発言が傲慢な経営者、未来への道標をどこか勘違いしている経営者のいる企業へは一切投資しない。感覚的に信用できないからだ。つまり私の場合、企業に投資しているというよりは、人に投資している側面は他の投資家さんよりも強い、と分析している。私にとって株式投資とは「人」に投資することなのである。言い換えると、信頼できる経営者のいる企業に私はあなたのやることを信じます。だからあなたのおやりになりたいことを、どうぞ私の金を使ってやってください。これを使って、世の中をもっと面白くしてください。と「信託」している感覚に近い。(ただし、嫌になったら、こちらから一方的に契約破棄するオプションを持っている状態でもある)仮に裏切られることがあっても、自分に見る目がなかった、くらいにしか思わないだろう。それは自分が悪いのである。投資対象である企業の経営者を研究していくと、仕事に役立つことも多い。投資したいと思う企業は、もちろん業績が上向きである(またはそうなりつつある)「これから利益を生み出す構造をうまく組み立てている最中の企業」だからだ。つまり、こういう企業の経営者が、どうやって日々利益を生み出すためのスキームを、少ない金額と時間で決断し、効率よく作っているか。その思考とか、やりかたというのは、現在まさにライブで教えてくれる貴重な「ビジネスの情報」であり、かつ自分の仕事に応用できるものであることが多いので、非常に参考になる。例えば、利益を増やすために、・売上を増やすことが第一なので、ひとつの商品を一度に多く作って個体あたりの原価を減らすべきなのか・部署内の労働時間を減らして人件費を圧縮するべきなのか・利益率を高めるために、売れているモデルを参考にして確実に(ホームランでなく)ヒットを作る戦略をとるか・まったく新しい新規事業(参入障壁が低く、早く興すほどシェアをとりやすい)を提案し、切り込んでいくかなどなど、いろんな方策はあるだろうが、その手段や結果については、優秀だと思える経営者の「手際」を自分の仕事レヴェルに落として考えると、仕事においても結構新しい視点が生まれることが多い。仕事で問題にぶつかったときに、保有する、あるいは気になっている投資対象を見なおしてみることは、自分の仕事の進め方の指針になる可能性が高いと思う。だから、自分が素敵だと思う経営者のビジネスの提案の仕方人の使い方組織のくみたてかたをおさらいしてみてください。きっとそこに何かの「ヒント」が隠されているはずです。信頼置ける経営者のいる会社に投資し、その経営者からビジネスを学ぶことは己の仕事における知恵も、自分のお金も増やしてくれるものだと考えています。それは、己の人生にレバレッジをもたらす行為でもあるのです。きっと多くの投資家には笑われるでしょうが、いい経営者(人)に投資すれば、よいリターンが幾重にもなって返ってくるものなのだと、私は感覚的に信じているのです。
2006年03月08日
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といっても、お笑いタレントのことではありません(^-^;今日は東京で春一番が吹いて、汗ばむ陽気でした。しかし、私がいつも春を感じるのは3月17日の「セント・パトリック・デー」。アイルランドの一番大きなお祭りです。人々が緑色の何がしかを身につけて、踊ったり、演奏したりしながら、まぁ日がなギネスを呑んでも許されるという日です(^^)この頃になると日本でも気温が「ギネスを呑むのにもっとも美味しい温度」である12~14度を超える日が増えてくるので、私も昼から・・・いや夕方から「ギネスが呑みたいな」と想いを馳せるわけです。今日はセント・パトリック・デーの頃のような陽気なので、それはそれはギネスが呑みたいわけです。というわけで呑んできました。自分の針路を信頼置ける人に相談したので、よい日でした。おまけに(トヨタで追証まがいの経験をした)占いババ@六本木に1年ぶりにあって、顔中キスマークだらけ・・・(汗)_| ̄|○<お酒メモ>1軒目ギネス 生2つ2軒目 占いババの店総花(宮内庁御用酒) 1合一の蔵 純米吟醸 2合3軒目 銀座で歌(汗汗)ウィスキーの水割りを4つくらいご馳走になる。
2006年03月07日
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「重陽からひな祭りまでの時期は熱燗」と昔の人は言ったものですが、まだまだ寒い日が続きます。苦手な人が日本酒を試すなら、まず、熱燗をお薦めします。燗をすることで辛さを打ち消し、逆に甘みを引き出せるからです。 手ごろな温度は、大吟醸<吟醸酒<純米酒<本醸造<普通酒というのが基本。熱燗では乱暴な言い方ですが「手ごろな価格帯と質の酒」を用いるのがいいと思います。アルコールも揮発しますので、すぐに酔って身体がぽっぽする反面、醒めも大変早いです。しかし、高級酒(純米以上)はぬる燗以上の熱さをさけたほうがベター。というのも吟醸などの高級酒のフルーティーな香りは、揮発成分のため、温度上昇と共に消えてしまうからです。以下、呑んだくれによる、酒の温度と呼び方をご紹介します。飛切(とびきり)燗:55度以上熱燗:50~55度 上燗:45~50度(この2つが最も好まれる「適燗」ゾーン)ぬる燗:40~45度人肌燗:35~40度日向燗:30度常温:20度涼冷え:15度花冷え:10度雪冷え:5度私は雪で冷えた純米の冷酒を雪見で一杯、が好きです。でも、お燗なら、露天風呂で人肌燗かなー(^.^)
2006年03月06日
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知人たちが歌うチャリティのコンサートに顔を出してきた。テーマはNegro Spiritual(黒人霊歌)。男声ばかりのチームだったので、期待して行った。セミプロやプロも参加しているので、なかなか楽しかった^^黒人霊歌はゴスペルと混同されがちであるが、ゴスペルの前身となる歌群で、旧約聖書の引用が多いことに特徴がある。ジャズのリズムやエフェクションの一部は、ここから派生したものである。今回聞いたうちのいくつかは、私も学生時代に歌ったことのあるものだった。叫びに似たような歌詞、祈りの歌詞が、明るくてカラッとした曲とリズムに乗る。時々マイナーコードに落ちたときの音感バランスがとても美しく素敵で、不思議な高揚感が自分の中に湧き起こる。ここ最近、いろいろ思うことがあって、仕事でも余裕のない喋り方をしていたり、人と会っていつものように言葉が紡げない自分に嫌気がさしていた。身体も心も疲れているときは、積極的に音楽を聴いたり、芸術に触れたり、「身体が食べたい」というものを丁寧に作って食べることにしている。ここ数ヶ月、体調を崩したり休日出勤で出ずっぱりだった。しばらくまともに野菜の買出しができなかったのだが、昨日は久しぶりにお店を10軒近く回って、丁寧に食材選びをした。おりしも、春の野菜が店頭に安く並んでいて、せり、ふきのとう、山うど、浅月、葉わさび、たらのめ・・・などなどご機嫌でたくさん買ってみた^^しばらくは、家で「料理オタク」化するであろう^^この週末ですっきりリセットして、来週からまたはりきって動かなければ、と思っている。<お酒メモ>自宅にて黒龍 火いら寿(純米大吟醸) 2合弱以前Redさんが泊まったときの残りを呑む。2カ月近く空気と混ぜていたので、非常に酒が太っておいしくなっていた。一口目はアルコール香が、少しきつく感じられるが、二口目からはさほど気にならない。麹の優しくて少し野暮ったい感じが舌と鼻腔をくすぐるので、大変心地よかった。お水は富士ミネラルウォーターを1Lほど飲む。つけあわせ:国産有機大豆納豆とねぎわさび和えわさび菜のおひたし(下ごしらえしておいた)黒酢にんにく(無臭のもので)焼きしまほっけがんもと蕪ら、こんにゃくの煮物(こんぶ・塩ベースで)湯葉豆腐和え※生酒とクエン酸、大豆発酵食品の組み合わせは、お肌にいいです。塩分のとりすぎだけ注意してください^^酔っ払ってまたもやコタツ寝(笑)。おきてから、名古屋コーチンと蕪の葉、しめじを入れた赤出汁を飲んで、終了♪
2006年03月05日
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仕事で忙しいと、時々血尿がでる私(ひゃー)。数年前、医師のアドバイスで、1日4Lくらい水分を摂るようになったら、年間に血尿の出る回数が半減した。身体を冷やす飲み物は、血尿の危険性も増し、冷え性の私の身体にはあまりよくない。だから、たいてい常温か、あたためた飲み物しか摂取しない。お酒も、身体が寒いときは温めたウィスキーや紹興酒、熱燗を呑んで、十分に温まってから冷たい飲み物をオーダーする。夏でも、そんな感じ。夏に熱燗を一人で呑んでいる奇特な人がいたら、それは私かもしれない。温かい飲み物は代謝を良くし、皮膚の組成を助け、内側から再生を促してくれる。女性は個人差もあるが、20代後半からシミができはじめる。しかし温かいものをとることで多少遅らせることができるのかもしれない。昼間はお酒をたくさん飲むわけにはいかないので、自動販売機のお世話になることが多い。ここで気になるのは、どの容器に入った飲み物を買うか、ということ。ここでも温かい>冷たいという順で購入するのだが、アルミ缶をなるべく避けるようにしている。なぜならば、アルミ摂取はアルツハイマーとの関連性が疑われているからだ。アルミの融解温度はとても高い。温めた飲み物の温度よりもずっと高いとはいえ、何となく気分がよくない。私は砂糖の入った飲み物は飲めないので、いつもお茶を買うのだが、アルミ缶に入ったお茶はどれも、口をつけた瞬間に「キン」という金属製の味がする。だから、ついついPETボトルのお茶に逃げてしまう。飲料メーカーはそろって「大丈夫」と太鼓判を押すが、ならば何故「金属の味がする」のだろうか?PETボトルだって、多少は何がしかが溶けているのかもしれないのだが、より身体の負荷が少ないものをという観点で選択している。スチール缶はアルミ缶よりはまだましだが、缶の内側にラッカーとしてビスフェノールA(擬似環境ホルモン)という物質が塗布されている。この摂取もあまり身体によいとは考えていない。私が一番アルミ缶飲料で怖いと思うのが「コーラなどの炭酸類」だ。炭酸飲料は酸性である。そして、アルミは酸に弱い。ラッカーを内側に塗布しているとはいえ、溶出の可能性は高まるわけだ。だから、決して飲まない。なるべく、成長期の子どもには飲ませたくない缶ジュースである。アルミ缶入りビールも同様だ。自分では決してオーダーしないし、人に薦められても極力飲まないようにしている。50を過ぎた母が毎日缶ビールを呑んで「最近物忘れが激しいのよ。脳軟化かしら」と冗談めいて言うが、「お母さん、その缶ビールをまずやめて」と言いたい。酔っ払っている人にそういうことをいうと絡まれちゃうので、なかなか言えなのだけれど・・・(^ー^;同じ物を飲むとしても、どの容器に入った飲み物を選択するかで、身体への負荷や味は変わってくるものだと思っています。
2006年03月04日
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うつむいて道を歩いていたら、桜の花びらが落ちていた。見上げると早桜が4分ほど咲いていた。春の訪れは、もうすぐみたいだ。温かくなってきたから、私の大切なパートナーである文鳥も、朝早くから楽しそうに啼いている。文鳥を最初に飼い始めてから、20年近くになる。私はいつも文鳥をひなから育て、餌付けしながら手乗りにする。だから普通の文鳥より人懐っこくなることが多い。いつも一緒に暮らすのは、白い文鳥。眼は黒目の円らで、眼のふちとくちばしが美しいべに色をしている。人に言わせると、私は文鳥を飼っていない時期は不安定になるそうだ。自分では意識していないのだけれど、口数が減り、じっとしていることが増えるらしい。だから、「冬に寒がって巣の中でじっとしている文鳥によく似ている」と昔、笑われた。自分の部屋には、いつも文鳥がいた。学生時代は、家で試験勉強をしているとき、あるいは本を読んでいるとき、電気をつけることすら忘れて集中していた。電話の音も何もかも聞こえなかった。けれども文鳥がちょっと啼くと、ハッと気づいて、ちょっと気が緩む。夏目漱石は『文鳥』というエッセイの中で、啼き声を次のように表現している。「文鳥は箱から出ながら、千代々々と二声鳴いた」「文鳥がちゝと鳴いた」彼は、面倒で世話を怠っているにもかかわらず、原稿いじりをしている間に文鳥のさえずりを楽しんでいる様子が伺える。今は実家を離れたけれど、私の家には相変わらず文鳥がいる。私も家にたくさんの書類を持ち帰って仕事を片付けるとき、漱石が描写したような気分になる。英語では文鳥を「Java sparrow」(ジャワスズメ)という。この言葉を知るまで、私は文鳥を、中国あたりでかけあわせによって生まれた、観賞用の鳥だと思っていた。だから原産地がジャワだと知ったときはとても驚いた。ここ数日、仕事で頭がぼうっとしている。今日はPCのキーを叩きすぎて指が痛くなり、休憩をとることにした。そうして、ねっとりとしたインドネシアの空気に包まれた森の小枝につかまって楽しそうにさえずっている愛しい私の鳥を想像した。そうしたら、少し頬がゆるみ、こわばっていた身体の筋肉が解けていくような気がした。やはり私にとって、文鳥は一番大切なものである。
2006年03月03日
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最近、よく眠れないときがある。仕事で興奮してしまっていて、自律神経のバランスが崩れているときに、こうなる。やっと眠りについても夢のなかで仕事をしていたりすることもあるし、ドラマみたいに、前に見た夢の続きがはじまることも増えた。夢の中で「あ、このあいだ見た夢の続きだ」と思うと、「どうしてこの夢を続けてみているのだろうか」と認識しながら眠っていることがある。眠りながら夢分析をすることもある。簡単な例だとこんなものだ。私は納期が近くなって切羽詰まると、時々大学の試験の夢を見る。答案を書いて次の設問にとりかかっている最中に、さっき書き終えた答案をみると真っ白になっていたり、テストの問題をみて、勉強してきた科目と違うまったく違う問題が出題されて焦ったり、なんて夢をみる。夢で動いている自分が「これは夢だ、私は今仕事で悩んでいるからこの夢を見たのね」と認識すると、眠りから覚める。だいたい自分にとって「夢」だと認識する類の「夢」は、自分が抱えている問題の処理を行うための機能が多い。ドイツ語にTraum(トラウム)という言葉がある。「夢」(dream)という意味だ。Trauma(トラウマ・精神的外傷)の語源である(といわれる)Traumが「夢」を意味するのは何か示唆的だと思う。マーク・トウェインが著書の中で『人間は自動機械なのさ』と書いたことがあるけれど、私もそれに同意する。パソコンの動きと人間の思考の働きって、すごくよく似ている。だけれど、異なるのは、人間はタフでかなり精巧に作られた精密機械だということだ。人は辛いこと、心に貯めていることを夢の中で処理する機能があるんだと私は考えている。パソコンがプログラムを自動ダウンロードして自分で適宜カスタマイズしている状態、みたいな感じだろうか。本当は夢も見ず、夢を見ている自分を認識することなく、ただゆっくりと眠りたいのだけれど、演算処理が追いつかなくて(=ある問題に対して、感情的に納得がいかなくて)、夜も脳が頑張って動いてるんだろうな、なんて風に思った。<お酒メモ>みなさま、騒ぎすぎて失礼いたしましたm(__)m飛露喜 生原酒 2合くらいシャンパン(MOET)ブラックブッシュ 1つグレンリベット10Y 1つ場所を変えて。キングスバリー カスク 11Y 1つストラスアイラ 16Y 1つさらに場所を変えて。ギネスドラフト缶 150mlくらい?
2006年03月02日
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呑みすぎて、(またもや)こたつで眠ってしまった。ちょっと喋りすぎたよね、後輩くん(笑)見つかったのは仕方ないのですが・・・ブログあんまりみないでくださいね~恥ずかしいから(^ー^;脱線しましたが、毎月恒例のパフォーマンスの記録です。今月は急落時に自分のも、母親のも買い増しました。母親は「やめて~」と叫んでおりましたが、既に20%弱株価が騰がったのだからお赦しください、って感じです。これが、株式投資の醍醐味なのです^^<運用結果>・2月の雅の損益(株式時価総額ベース・2005年末比)-4.94%注:追加現金0.4%を含み、株式の税金(確定申告)を引いた数字・マザーファンド:元金300万円に対し+16.49%(前月比-3.49%)※2月はメガチップスを200株買い増し(昨年11月中旬運用開始)TOPIX(1,660.42)-2.95%日経平均(16,205.43)-2.67%●2月末時点の保有銘柄数:17銘柄<お酒メモ>いやー呑みすぎ(^^;オールドパー ダブル・お湯割り 1つグレンリベット ストレート1つグレンモーレンジ ストレート3つ紹興酒(花彫) 2合日本酒豊盃 純米 1合南部美人 純米吟醸 1合雪うさぎ 純米生原酒 1合
2006年03月01日
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