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2021.09.30
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第32話「亀裂」

皇子が原因不明の高熱を出した。
景宗(ケイソウ)・耶律賢(ヤリツケン)と皇后・燕燕(エンエン)は太平王妃・胡輦(コレン)の勧めで薩満(シャーマン)の祈祷を頼み、皇族の王や王妃も共に祈りを捧げる。
宮中には祭壇が設けられ、皇族たちはその夜、用意された天幕で休んだ。

罨撒葛は胡輦が熟睡したことを確認、密かに太妃たちの天幕を訪ねた。
しかししばらくすると胡輦が目を覚まし、罨撒葛を探しに天幕を出てしまう。
その頃、太妃たちの天幕では祈祷師が木彫りの人形を置いて皇子に呪いをかけていた。
すると罨撒葛はなぜ皇子がまだ生きているのかいぶかしむ。

そこで罨撒葛は3日のうちに効果が出なければ祈祷師の命をもらうと脅す。
「誰だっ!」
罨撒葛は気配を感じて天幕を出ると、驚いたことに胡輦がいた。

罨撒葛は人目につかないよう咄嗟に胡輦を天幕へ入れた。
すると胡輦は罨撒葛が帝位欲しさにこんな卑劣な手段を使ったのかと憤る。
しかも2人の太妃まで、何の不満があって恩知らずな真似をするのか。
蕭啜里(ショウセツリ)は慌てて釈明しようとしたが取り付く島がなかった。
憤慨した胡輦はいきなり祭壇をひっくり返し、燭台を倒して天幕に火をつけてしまう。
罨撒葛は慌てて配下に後始末を任せ、胡輦を連れて逃げた。

天幕で小火が出た。
どうやら太妃が祈祷中に祭壇が倒れて火事になり、啜里太妃が亡くなったという。

そこで景宗は木の人形を発見、さらに燕王・韓匡嗣(カンキョウシ)が空の薬瓶を拾い、すぐ成分を調べに向かう。
楚補(ソホ)の話では駆けつけた時に2人の賊が逃げ出し、追跡して1人は捕まえたものの自害していた。
太妃たちは賊に刺され啜里太妃が死亡、深手を負った浦哥太妃は昏迷しているという。
すると楚補が倒れた燭台を見ながら首を傾げた。
火事の原因は火のついたろうそくだが、あの俊敏な賊が燭台にぶつかるとは思えないという。

 でも口封じなら関わった者を全員、殺すはずよ?…(はっ)」
「罨撒葛か」
「…大姐ね」
景宗と燕燕はすぐに気がついた。
そこへ婆児(ハジ)が駆けつけ、皇太叔は王妃の体調が悪くなり、夜半頃に帰ったと伝える。
「予想通りね」

その頃、太平王府では胡輦が罨撒葛を激しく責めていた。
「子を授かったのにあんなことをして…騰里(テングリ)の罰が下るわ!
 …私の家族には手出ししないと約束したはずよ?!
 罨撒葛、あなたは私を裏切り、子孫は傷つけない契丹の伝統に背いた!」
「納得がいかないというなら、我が子から父親を奪うのか?罪人の子として生きろと?
 …腹の子供のためだと思って冷静になって欲しい」
罨撒葛は今の家族は自分と胡輦、そして腹の子だと指摘する。
しかし胡輦はどうしても罨撒葛を許せず、黙って悲しみをこらえていた。
すると罨撒葛は仕方なく寝殿を出てそのまま胡輦を閉じ込めてしまう。

燕燕は胡輦が無理やり屋敷へ戻されたと知った。
恐らく胡輦は何かを知ったのだろう。
焦った燕燕は姉を救出するため、近衛軍と皮室(ヒシツ)軍を出せば罨撒葛に対抗できると考えた。
しかし景宗は女里(ジョリ)と高勲(コウクン)が組めば厄介なことになるという。
そこで罨撒葛の警戒を解くため、皇子の厄払いに家族の宴を開こうと提案した。
燕燕はその間に二姐・烏骨里(ウグリ)の兵を借りることにする。
すると宮中に取り残された胡輦の侍女・安熙(アンキ)と福慧(フクケイ)が訪ねて来た。

燕燕は2人の侍女に太平王府に戻って胡輦を助け出すよう頼んだ。
侍女たちは夫である皇太叔が危害を加えるとは思えなかったが、燕燕は父を殺した黒幕の可能性があると教える。
「くれぐれも内密に、お腹の子に障るわ…後のことは任せなさい」

罨撒葛は女里と高勲と結託、家族の宴の日に反旗を翻すと決めた。
家職・高六(コウリク)には胡輦を見張るよう命じ、2人の侍女にも注意するよう釘を刺す。
また内外で呼応するため、寧(ネイ)王妃・安只(アンシ)にも一報を届けていた。

一命を取り留めた浦哥はようやく意識を取り戻した。
しかしもはや余命いくばくもない。
そこで浦哥は最期に景宗と2人だけで話がしたいと嘆願し、これまでの罪を明かした。
「私はあなたたち父子に顔向けできない…そうよ、罨撒葛に脅されたの
 十数年前も同じ…あの時も罨撒葛に脅されてあなたの薬をこっそりすり替えた…」
「つまり、朕が長年、薬を飲み続けても治らなかったのは…あなたのせいか?
 罨撒葛に脅されてやっただと?本当か?!」
浦哥は命が惜しくて罨撒葛の傀儡となり、次々と過ちを重ねたと泣き崩れた。
許してもらえるとは思っていないが、せめて死ぬ前に罪を償いたかったという。
すると浦哥は、皇子に飲ませた薬を少し手元に残して厨子(ズシ)の中に隠してあると教えた。
「あなたの助けに…な…」
浦哥はそこで力尽きてしまう。

胡輦は食事も喉を通らず、眠れなかった。
すると罨撒葛が現れ、2人の侍女に世話を任せて出て行く。
そこで安熙と福慧は逃げる気力を養うためにも食事をするよう勧めた。
「高六によると皇太叔は明日、国阿輦(コクアレン)斡魯朶(オルド)の招集に行くそうです
 決起なさるおつもりです、だからその前に急いで逃げましょう
 もし決起が失敗したら、お怒りになって王妃を…」
「私と子供は大丈夫、でもここを出たいわ」

胡輦たちは罨撒葛の留守を狙い、太平王府を脱出することにした。
そこで王妃が病だと嘘をつき、門が開いたところで侍女たちが見張りを角材で殴りつける。
こうして3人は裏門から逃げ出し、すでに準備していた馬車に乗り込もうとした。
しかし突然、兵士たちが現れ、馬車は取り囲まれてしまう。
その時、罨撒葛が姿を現した。
「胡輦…私のもとを去るのか?私の側近を買収したくらいで逃げられると?」
実は罠にはまったのは胡輦たちだった。



安熙は王妃に逃げるよう訴え、自ら皇太叔に向かって行った。
すると粘木袞(デンボクコン)が立ちはだかり、安熙の腹をひと突きして殺してしまう。
「安熙ィィィ!」
ちょうど馬車に乗り込もうしていた胡輦は急いで足場から降りようとした。
しかしうっかり踏み外して腹から転落、激しい腹痛を起こしてしまう。

胡輦は流産した。
罨撒葛は生涯、子供を持てない運命なのかと絶望、胡輦の言葉を思い出して涙に暮れる。
「胡輦…全て私のせいなのか…」

罨撒葛は胡輦の前では気丈に振舞った。
「子供はいなくなったが君が無事でよかった…また…子をなせば良い」
しかしその言葉はかえって胡輦を傷つけてしまう。
「″よかった″ですって?…あの子は確かに私のお腹の中にいた
 大きくなって行くのを感じていたのよ…罨撒葛、ひど過ぎるわ!出て行って!顔も見たくない!」
罨撒葛はこらえきれず、胡輦が自分から逃げようとしたせいで子を失ったと非難してしまう。
すると胡輦は手段を選ばず帝位を求める罨撒葛に人の心があるのかとなじった。
「私は君に皇后の冠をかぶせたいのだ…だが君の心に私がいたことはない」
「…汚い手で得た皇后の冠などいらないわ」
「胡輦…私は時々、君を殺してしまいたくなる…」
罨撒葛と胡輦の絆は子を失ったことでもろくも崩れ始めた。

一方、高勲は小妃・喜哥(キカ)から準備ができたと知らせを受けた。
「ふっ…この遼が再び変わるのだ」
そしていよいよ皇子の厄祓いと称した家族の宴の日を迎えた。

安只は参内するため寧王・耶律只没(ヤリツシボツ)を迎えに来た。
しかし只没は勅命とは言え家族の宴なら病だと断れという。
皇族の一員として堂々と宴に参加したい安只、すると只没は名声が望みなら他の拠り所を探せと言い放った。
「どういう意味?!
 …あなたは一日中こもって経を読むだけ、私のことなどただの俗物だと思っている
 何の情もないのね?こんなことならあの時、暗君に殺されてしまえばよかった!」
その時、侍女が王妃を呼びに来た。
侍女の目配せに気づいた安只は話を合わせ、景宗への贈り物を確認に行くと嘘をつく。
「…小善を積まぬ者は聖人になれぬ、小悪を積む者は身を滅ぼす
 安只、今日は家族の宴だ、贈り物など必要なかろう」
只没の言葉はまるで安只の裏切りを見透かしているようだ。
安只は不満そうに出て行くと、只没も重い腰をあげた。

胡輦は兵馬の足音に気づいて目を覚ました。
すると鎧姿の罨撒葛が現れ、今日で全てを終わらせるという。
「この天下は私のもの、すでに手はずは整えた
 見込みがなければ上京(ジョウケイ)に戻っては来ない、私が戻ったのは皇太叔になるためだと?」
「…あなたは私を殺しに来たのね?」
「君を殺すわけがないだろう、君は私の王妃、将来の皇后だ」
「いっそ殺してください…ゥッ…」

つづく


|ω・`)ジョーいない…





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最終更新日  2021.09.30 19:37:00
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