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2025.11.16
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カテゴリ: 漠風吟 あらすじ



第10話

雲芳(ウンホウ)閣からこつ然と消えた刺繍糸。
皇北霜(コウホクソウ)は中庭で草薬篇を読みながら廉幻(レンゲン)の帰りを待った。
やがて廉幻が戻ってきたが、どの店にも刺繍糸がなかったと報告する。
恐らく真渠幼佳(シンキョヨウカ)が手を回したのだろう。
その時、廉幻がうっかり解馬樹(ゲバジュ)の根っこに足を引っ掛け、転びそうになった。
実は解馬樹の根はしなやかで非常に丈夫、そこで皇北霜はこの根を使うことを思いつく。
「解馬樹の根を掘り起こして」


まず力の強い廉幻が皮をそぎ、皇北霜と夜佩(ヨハイ)が根を細く裂いて撚(ヨ)って糸にする。
その様子を今夜もこっそり霍擎雲(カクケイウン)が眺めていた。

ひと段落して休みを取った皇北霜。
やがてふと目を覚ますと、豆だらけの手に包帯が巻かれていた。
訝しみながら体を起こしてみると、いつの間にか解馬樹の根の糸が置いてある。
皇北霜は霍擎雲が来たと気づき、誘き出すことにした。

( ๑≧ꇴ≦)働くイールン!


中庭に解馬樹の根が干してあった。
すると黒い外套をすっぽりかぶった曲者が現れ、根にろうそくを近づける。
駆けつけた霍擎雲は犯人の手首を捕まえたが、曲者の正体は皇北霜だった。

霍擎雲は騙されたと気づき、慌てて楼閣に逃げ込んだ。

その時、皇北霜がわざと後ろへ倒れた。
霍擎雲は咄嗟に皇北霜を抱き止め、結局、雲芳閣に自由に出入りしていることがばれてしまう。
「なぜ忍び込んだのか教えて」
「ある出来事とある人のため、昔のことだ」
「嘘つき」

霍擎雲は雲芳閣に潜入した時、偶然、目にした皇北霜の書画の詩を詠んだ。
「風は″雲″を散らし″霜″が大地を覆う…」
霍擎雲は皇北霜の頬に触れ顔を近づけたが、その時、夜佩の声が聞こえて慌てて逃げた。
「娜袖(ナシュウ)?!誰かいるのですか?!」
「…いいえ、もう休んでる」

皇北霜が露台で防具を編んでいると霍擎雲が再び現れた。
霍擎雲は針仕事のために嫁いだのかとからかったが、皇北霜が急に抱きついてくる。
大胆な皇北霜に戸惑いながらもそっと背中に手を回す霍擎雲。
しかし抱きしめる前に皇北霜は離れてしまう。
実は皇北霜は霍擎雲に腕を回して胸囲を図っていただけだった。
「あとはあなたに任せる…ちゃんとお礼はするわ」

( ๑≧ꇴ≦)うっかりイールンwなぜか仕事を押し付けられるイールンw


霜夫人と佳夫人の刺繍対決。
那戦(ナセン)は佳夫人の狩猟図を喜び、次に届いた霜夫人の粗末な腕当てを見て落胆した。
すると皇北霜が廉幻を連れて説明にやって来る。
「巫(フ)将軍は武芸に秀でており、太刀筋もよいとか…私の腕当てを斬ってみてください」
巫将軍は早速、廉幻がはめた腕当てを斬りつけたが、驚いたことに腕当ては無事だった。
「解馬樹の根で作りました、水や火にも強く、猟師はこの根で作った防具で獣から身を守ります」
実は草薬篇に″刃も通さない″と書いてあったという。
那戦は感心して腕当てを着けたが、刺繍対決と銘打った以上、皇北霜を勝たせるわけにいかなかった。
「決着つかずだな」

真渠幼佳は墓穴を掘った。
姑息な手段を使わず皇北霜が刺繍していたら勝ったのは自分だっただろう。
「まさかの発想でしてやられた!…次の料理対決は絶対に油断できないわ」
一方、若問(ジャクモン)は武器庫の前で秦奪(シンダツ)が出てくるのを待っていた。
すると莽流(モウリュウ)門から情報が入り、格心微(カクシンビ)は酔香(スイコウ)楼という妓楼に売られたと分かる。
実はその頃、酔香楼では女主も用心棒も凶暴な格心微に手を焼いていた。

若問たちは酔香楼に乗り込んだ。
横暴な客に困惑した女主は例の娘がちょうどいいと思いつき、格心微が暴れないよう手首を縛って連れてくる。
「若問!どこにいたの?!食事も与えられず、客を取れって言われたの!」
若問はにこやかだったが、格心微を傷つけようとした女将に内心怒り心頭だった。
「気性が激しいお前に手を出せるか?…何をされたか見せてみろ」
そこで若問は格心微を解放、すると格心微は女将たちを叩いて憂さ晴らしした。
「気が済んだか?なら俺に礼をしてもらわないとな」

第4話で厄娜泣(ヤクナキ)と麻随(マズイ)で格心微の人相書きを確認させるよう指示していた霍擎雲。
沙曲(サキョク)はようやく情報が届いたと報告に来たが、そこで衝撃の事実を知ることになった。
格心微の人相書きを見た厄娜泣族は揃って自分たちの娜袖だと証言、麻随での調査ではあの時、亡くなったのが九夫人だという。
( ꒪ͧ⌓꒪ͧ)<やはり2人は身分を入れ替えていたのか…私が彼女の母親を…

( ߹꒳ ߹ )ここにきてイールンのピンチ


その夜、皇北霜もある事実に気づいた。
草薬篇によれば双果樹は原生地の北漠で毒性がなく、南に移され水を好むようになると果汁に幻覚作用が現れるという。
「植物は気候に左右される…つまり第2巻は気候篇だわ」
皇北霜は夜更けまで奇書を読みふけっていたが、結局、霍擎雲は現れなかった。

一方、若問はしばらく妓楼に居座ることにした。
すると予想通り好色家の秦奪が店にやって来る。
若問は新しい給仕のふりをして挨拶し、実は新入りに絶世の美女がいると吹き込んだ。
案内した閨房にいたのは格心微。
すっかり気を良くした秦奪は自分に従えば官職をやると言って若問を追い出した。
格心微は秦奪をもてあそびながら武器庫の鍵を奪う作戦だったが、あっさり見抜かれてしまう。
「分かっているぞ?あの男と謀った美人局だろう?…満足させてくれれば望みを叶えてやる」

回廊で待っていた若問は格心微の悲鳴を聞いて慌てて乗り込んだ。
秦奪に押し倒され、危機一髪の格心微。
若問は急いで秦奪を格心微から引き離したが、格心微の怯えた様子を見て胸が痛んだ。
すると若問は秦奪を何度も何度も激しく殴りつけ、気を失わせてしまう。

霍擎雲は寝静まった雲芳閣にやって来た。
…私はこの世で最も君を愛する資格がない男だ、先主が決めた縁談は私の足枷だった
断ち切りろうとしてまさか君の母親を闇へ突き落としてしまうとは
運命が君を連れてきてくれたのに自ら失った、もう君のそばにはいられない…
皇北霜の美しい寝顔を見つめながら、皮肉な運命を嘆く霍擎雲。
後ろ髪を引かれる思いで立ち去ろうとしたが、その時、皇北霜に手をつかまれた。
「来ると思ったわ…何かあった?」
「いいや、もう遅い、行かないと」
「待って」

( ˶´꒳​`˵ )ハニーちゃん、美しい♪


皇北霜は寝台を降りると、棚から解馬樹の防具を出した。
「これをあなたに…」
「ありがとう」
複雑な心境の霍擎雲、その時、ふと皇北霜が裸足だと気づいた。
霍擎雲は触れてはいけないと分かっていながら、咄嗟に皇北霜を抱き上げ寝台まで運んでしまう。
「もう休んで」
「今日は様子がおかしいわね?…悩みがあるなら私に話して?」
しかし霍擎雲は居たたまれなくなって逃げるように去ってしまう。

つづく


( ;∀;)えーっ!イールン振り出しに戻るw





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最終更新日  2025.11.16 21:57:31
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