笏取り虫
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昨年から工作車(ボンゴフレンディー)を車中泊仕様に改造して来たが、フロントガラスと運転席、助手席のウインドウの目隠しが宿題として残っていた。目指すところは設置が簡単で見た目がスマートな目張りであるが、これがなかなか難しい。色々と調べてみると、サンバイザーの取り付けボルトを利用して設置できる日除けロールカーテンがあった。これは引っ張ってカーテンを引き出すだけなので最も手軽でスマートである。ボンゴフレンディーに取り付け可能かメーカーに問い合わせをしたところ、この車種は取り付け不可との回答であった。残念。次なる手はフロントガラスの内側に広げて設置するサンシェードだ。このタイプは吸盤で取り付ける方法となっているところは致し方ないが、畳んだ状態でも結構嵩張るので、置き場に困る難点がある。しかも、フロントガラスは何とかなっても運転席と助手席の窓にも目張りを作る必要がある。よく考えてみると、このクルマはオプションで室内の間仕切りカーテンが用意されていた筈である。ネットで中古を探してみたが、見当たらない。しかし、オプションのカーテンレールの取り付け画像が見つかった。専用の金具が付いたレールを天井に取り付けられた後部エアコンの吹き出しカバーのピンに引っ掛けて使用するらしい。なるほど。これなら市販のレールを加工すれば何とかなるかも知れないし、何と言ってもフロントの3箇所を別々に目張りする必要が無く、手軽でスマートだ。早速amazonで曲がるカーテンレール2mを1,780円で購入した。レールを内幅ギリギリでカットし、同梱のL字フックを取り付け、オプションの取り付け金具を真似して作成してみたが、上手く行かない。仕方が無いのでこの方法は諦めて、エアコン吹き出し口のカバー2箇所に下穴を開け、直接タッピングビスで留める事にした。少し見てくれが悪いが頭の丸まった小さなタッピングビスなので、それ程目立たない。レールの両端は折り曲げた平金具を取り付け、内張りの隙間に挿し込む事でガッチリ固定する事ができた。残るはカーテンだけだ。家庭用のカーテンはヒダの間隔が広く、束ねた時に嵩張るのでヒダの狭いカーテンがないものかと探したら、amazonでトラック用センターカーテン幅120cm×丈100cm2枚入り3,180円なる物を見つけた。幅はレールより8センチほど長いがカーテンなので問題ないだろうと思い購入した。カーテンを束ねた時に嵩張るので、半分に切って両開きにしようと思っていたのであるが、このカーテンはヒダが細く取り付けて束ねてみてると、予想以上にコンパクトになったので、片開きにする事にした。それでも天井付近は室内幅が狭まっているので両端に少し隙間が出来てしまう。この隙間を塞ぐため、左側は先端のフックをローラーから外し、サイドの内張りに直接差し込み、右側は内張りにマジックテープを貼ってカーテンを固定する事により、隙間を完全に塞ぐ事ができた。カーテンなので設置は極めて簡単、嵩張らず実にスマートである。これでクルマの準備は全て整った。県北の雪が消えない内に車中泊体験を行いたいものだ。エアコン吹き出し口カバーに取り付けたカーテンレール純正のカーテンレールとフック(拝借画像)トラック用センターカーテンカーテンとレールの隙間は僅かなので、外からは見えない内張りにフックを挿し込んで固定した左側カーテンを引いた状態の室内カーテンを束ねた状態束ねたカーテンによる後方視界の不良はない
2023.02.11
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