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新国立劇場2012/2013シーズンオペラ「夜叉ヶ池」 キャスト決定のお知らせ 新国立劇場2012/2013シーズンオペラ『夜叉ヶ池』に関しまして、未定となっておりましたキャストが決定いたしました。既に発表しております指揮・演出他と併せて、下記のとおりお知らせいたします。**************************************************************創作委嘱作品 ・ 世界初演 香月 修 作曲 オペラ 『 夜叉ヶ池 』(2013年6月25日初日) (原 作: 泉 鏡花 上演台本: 香月 修/岩田達宗 作 曲: 香月 修)指 揮:十束 尚宏演 出:岩田 達宗 白 雪(しらゆき): 岡崎 他加子/ 腰越 満美百 合(ゆり) : 幸田 浩子 / 砂川 涼子晃 (あきら) : 望月 哲也 / 西村 悟学 円(がくえん): 黒田 博 / 宮本 益光鉱 蔵(こうぞう): 折江 忠道 / 妻屋 秀和鯉 七(こいしち): 高橋 淳 / 羽山 晃生弥太兵衛(やたべえ)/蟹五郎(かにごろう) : 晴 雅彦 / 大久保 光哉鯰 入(ねんにゅう):峰 茂樹 / 志村 文彦万年姥(まんねんうば):竹本 節子/森山 京子与十(よじゅう)/初男(はつお)(シングルキャスト): 加茂下 稔(全日出演)
2012年05月31日
NHK BS Premiumクラシック倶楽部 - 5月30日(水) 午前6時00分~6時55分 IL DEVU リサイタル<出演>IL DEVU(男性アンサンブル)大槻孝志(テノール)望月哲也(テノール)青山貴(バリトン)山下浩司(バスバリトン)河原忠之(ピアノ)収録:2012年4月18日(水)白寿ホール 「アヴェ・マリア K.554」(作曲)モーツァルト「ミサ曲「永遠のキリストの恵み」から キリエ」(作曲)パレストリーナ「わが肌は黒けれど」(作曲)カザルス「思い出させたまえ 聖母マリアよ」(作曲)カザルス「「レクイエム」から ああイエスよ」(作曲)アンドリュー・ロイド・ウェバー、(編曲)ジョン・レヴィット「ユリとバラの花を」(作曲)ボブ・チルコット「ダニー・ボーイ」(作曲)アイルランド民謡、(編曲)ボブ・チルコット「おぼろ月夜」(作曲)岡野貞一、(編曲)ボブ・チルコット「夢みたものは」(作曲)木下牧子「ロマンチストの豚」(作曲)木下牧子「さびしいカシの木」(作曲)木下牧子「オール・バイ・マイセルフ」(作曲)エリック・カルメン「ネッラ・ファンタジア」(作曲)エンニオ・モリコーネ「ぜんぶ」(作曲)相澤直人「マイ・ウェイ」(作曲)ジャック・ルヴォー&クロード・フランソワ
2012年05月30日
Das KonzertNDR SinfonieorchesterConductor: Thomas HengelbrockViolin : Christian TetzlaffSUNTORY HALLTuesday, May 29, 2012PROGRAMOverture der Il Nozze di FigaroMendelssohn: Violin Concerto in E minor op.64 (Christian Tetzlaff, Violin)Brahms: Symphony No.1 in C minor op.68 トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 曲目1.フィガロの結婚序曲2.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 mit クリスティアン・テツラフ(Vn) encore J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006から 「ガヴォット」 3.ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68 Encore ドヴォルザーク: チェコ組曲op.39から フィナーレ ヘンゲルブロックロロ、ドド、ジュジュ~の歌がまだ頭にこだましているのに、ブラームスだよ~その落差に自分が対応できるのか自信なかった。Curiosity kills the cat.ヘンゲルブロック今話題の人そしてテツラフ、やっぱこれは行くっきゃないしょ~しかし本日、クラオタ度、相当高し。しかし彼のモーツァルトはものすごくすばらしいモーツァルトだったが、メンコンはメンコンでなく、ブラ1はブラ1ではなかった。ブラームスは甘くそして堂々と、してなくっちゃというのがあるでしょ?ブラームスという完全な存在の中に甘さがわき出てくるみたいな。それない。めっちゃ速くてしゃきしゃき展開する。まるで別の曲だ。気が休まらない。しかしブラ1の第4楽章に入って、自分の中で何かが一変した。この、このオケ、すごい!圧倒的なカリスマによって凡庸なオケでもぎりぎりまで高められていくそういうマジックを見た。あのピチカート、なんですかああ~いやまいった。ブラ1は第1楽章はまるでベートーベンなのである。そしてテンポが第3楽章、笑っちゃうぐらい速くて吹きそうになった。しかし第4楽章は良かった。しかし別物ですよ。伝統的ブラ1ではない。しかし異様にしゃきしゃきした速いテンポの、その盛り上げ方と言い、神技だった。サントリーホールにはミューズが宿っている。音楽の神の存在を感じてしまった。聴衆は熱狂。音が消えないうちから騒ぎだした。勘弁してよ。はああ~興奮してるのはわかるけどさ。そしてテツラフ。これもメンコンではまったくないのだが彼ってものすご天才ですね。小柄でがりがりにやせていて、まるでハリー・ポッターがそのまま老けたようなテツラフ。弾く時は踊るんだよ膝を曲げてまるで踊っている。第2楽章がすばらしくて泣きそうになるぐらい。予想通り3曲ともものすごい展開となった本日。いやいや~
2012年05月29日
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Japan-Tournee der Volksoper Wien 12 - 27 Mai 2012Die Lustigen Weiber von Windsor Cast 20120520 from left to right, Daniel Behle(Photo: Marco Borggreve), Morten Frank Larsen and Franz HawlataVolksoper Wien Japan tour official site Japan-Tournee der Volksoper Wien 12 - 27 Mai 2012trailer on YouTube sorry, maybe later
2012年05月27日
フォルクスオーパー『メリー・ウィドウ』Day 4 Part 3カミーユと結婚すると宣言したハンナに公使は「私は反対だ、伯爵もそうだろ?」「とんでもない、僕は祝福しますよ!僕のモットーは、恋愛OK、婚約もOK,でも結婚はしない、ですから外交官的に言わせてもらえば、誰かの結婚でヨーロッパの外交関係が危うくなります。(おっとっととバランスを崩すしぐさ)(ハンナに)門戸開放策が原因です。(ハンナ、あきれる)二国同盟が理想ですが、三国同盟もたまにあります。そうすると困ったことになります。デンマークがいい例です。でもここはパリよ。(モーテンフランクラーセンはデンマーク出身でした。)女たちはパリの結婚を賛美する。パリジャンのように結婚しよう。でなきゃ誰とも一生結婚しないわ。こんな結婚するっきゃないと女たちが歌う。ダニロが乱入してくる。もう~許せん!落ち着け落ち着け冷静になるんだ。「あるところに王子と王女がいました(ケーニヒスキンダー王女は他の人と婚約しました「そんなことでオレが傷つくと思ったのか?」「オレじゃない、王子のセリフだよ!」ダニロ、どこへ行くの? Wohin?マキシムに行くと歌う。いなくなるダニロハンナは「彼は私だけを愛しているわ!」と歌う。喜びの中またこんな結婚するっきゃないと歌う。***場面転換友達になったカスカダーとサンブリオシュ。しもてにニエグシュがシルクハットに燕尾服で登場。白いマフラーをくるっと首に回します。公使は間違えてダニロ!と呼びかけます。なんだニエグシュか!いよいよマキシムダニロと公使とニエグシュが喜んでステッキにつかまって踊りながら向います。サンブリオシュとカスカダーも飛び跳ねながら続きます。イミテーションのマキシムが出現します。すごい大騒ぎこれでもかと続くダンスシーン。男たちの盛り上がりも楽しい。最高のシーンです。きょうのヴァランシエンヌも相当踊ってました。片足をあげてぐるぐる回るいわゆるアラスゴンドのフェッテをやってました。お尻を見せるパフォーマンスはやってませんでしたけど。そこにまた電報が。国家危機を救え!ダニロはまじめな顔でハンナに言います。「お話があります」終わってなごんでいるハンナとヴァランシエンヌ、カミーユ。「失礼しますわ」「結婚はやめてください」「どうして?」「だめだからだめなんです」「結婚はしないわ。あれはある夫人の名誉を守るためにしたのよ」「どうしてそれを早く言わないんだ!」「どうして?」「それは…きまってるだろう!」「すっきり言っちゃいなさいよ!」ダニロはリッペンシュヴァイゲンを歌いだす。この瞬間のために私はここにいるんだわ!「唇は黙すがヴァイオリンが囁く、「愛して」ハンナも唱和する。2人はワルツを踊り出す。熱いキス。公使と皆が顔を出す。(笑)「どうなった?「ハンナは結婚しません」「君は大した外交手腕だ!」そこにニエグシュが自転車で来て扇子をヴァランシエンヌに届ける。公使が拾う。やはりこれは君のか?離婚だ!ハンナに結婚を申し込む。でも私は結婚したら財産をすべて失うのです。君は一文なし?一銭もね。「愛してるよ「やっと言ったわね」抱き合う2人。でも財産は夫に行くの。君が金持ちでもかまわない。ヴァランシエンヌ、バロンに「扇子を見て」「貞淑な妻…許しておくれ」大団円。全員で weib weib weib の歌で踊る。おしまい。カーテンコールも大熱狂。例によってポウディアム指揮台に現れるニエグシュ。オケの指揮がうま過ぎる!weiber weiber のアンコール!ツアーの最後を飾るにふさわしい名演でした!!
2012年05月27日
フォルクスオーパー『メリー・ウィドウ』Day 4 Part 2クロモフがヴァランシエンヌのなくした扇子を発見し、自分の妻のだと思い込んで騒いでいる。公使はなだめる。ヴァランシエンヌに「自分の扇と言え」と言う。私の扇子ですわ!クロモフは満足して去る。やっとダニロと会えたバロン・ミルコ・ツェータ。ツェータはダニロと仕事の話をする間、カミーユに妻のエスコートを頼む。君は着任してどのくらい?4か月です。仕事は何を?大したことは…ギャンブルは?やります。勝った?(がっかりしながら)いいえ。恋愛は?(笑みを浮かべて大使を見上げ、)ええ。君は適任だ。君のミッションは結婚することだ。誰と?20ミリオンだ。金目当ての結婚ですね。相手はハンナ・グラヴァリだ。それだけは勘弁です。僕のモットーは、「恋愛はいい、婚約もいい、でも絶対結婚はしない」ですから。だったら彼女に言い寄る男たちをなんとかしろ僕が寄せ付けないように致します。頼んだぞ!***ハンナと踊ろうと男たちが選ばれるのを待っている。男たちは互いに牽制しあっている。サンブリオシュとカスカダーの立候補の歌。決められないわ!そこへきれいどころを大勢ひきつれたダニロが登場する。両手に花。男どもに女を供給しようというのだ。ダニロの歌。男女のワルツ。ヴァランシエンヌがカミーユを推薦する。マズルカが上手です、私がお試ししました。ポルカが上手です。私がお試ししました。ワルツもお墨付きです、私がお試ししました。新たな強敵登場!とたちあがるダニロ。私が踊るのは、私に関心のない唯一の方ですわ。そっぽを向いて座っていたダニロに言う。私ですか?マダム、私は踊りませんich tanze nichtでもダンスの権利を1万フランで売りますよ!男たちはいなくなる。ダニロはハンナに言う。男たちはみんな金が惜しいのさ。(自分の懐に手を差し込みながらカミーユは財布から1万フラン出す。私が出します!ヴァランシエンヌは呆れてカミーユを引っ張って消える。さあ、最後の邪魔者も消えた。踊ろう!いやだわ。どうして?ダニロはハンナの手をぐいと引っ張って引き寄せホールドする。思わずダニロとワルツを踊っているハンナ。ハンナは哀しくなって走り去る。ハンナはダンスカードをダニロに投げつける。***ポンテペドロの趣向を凝らしたハンナ・グラヴァリ邸のパーティ。ハンナの執事が準備を仕切る。客に帽子を配るポンテペドロのナショナルカラーはだいだい色と緑と白。この派手な色のたすきをかけた男たちはポンテべドロ出身。あとはフランス人。民俗ダンスヴィリアの歌。男たちは歌のように引き込まれ、妖精にそうしたように手を出して従う。しもてのソファに座っていたダニロは最初見ていないが、やがて彼女が歌う方をそっと見ている。ハンナがダニロに近づき、薄布をダニロの顔に掛ける。ダニロもその妖精に捕まった男のようにじっとしている。ハンナが紗幕を持って歩いていくとダニロがその端を握っている。人々はダニロにも手のひらを前に突き出して抑えるようなしぐさ。ハンナが歌い始めると魔法にかけられたように全員がハンナを見る。歌い終わると客は大喝采。拍手が鳴りやまない。ハンナがかみてに移動するとダニロはヴェールを持っていき、ハンナに突き出して返す。ダニロは疲れたようにしもてにはける。人々はまた浮かれて踊る。場面転換グラヴァリ邸のバーカウンターで飲むハンナと公使、ニエグシュ。余興を考えたの。マキシムの踊り子たちをここに呼ぶのよ。グリゼットを!?ロロ、ドド、ジュジュ~クロクロ、マルゴ、フルフル~と歌いだすニエグシュ。公使は驚く。ニエグシュお前もマキシムに通っているのか?薄給の身で許す限り…(客笑またロベルト・マイヤーの「ディレクターのギャラ」ギャグ。オーストリアだと、もっとみんな笑うんだろうな。ハンナはかみてにはける。ダニロがやってくる。君はダメな外交官だな。カミーユが誰と付き合っているのか調べたか?まだです。この扇子の持ち主を探してくれ。わかりました。これはカミーユの筆跡だ。オルガに。「あなたの付き合っている人がハンナと結婚するらしい」「なんですって、サンブリシュが!」今度はシルヴィアーヌに。あなたの付き合ってる人がハンナと「なんですって、カスカダーめ!」客笑う今度はどすこいおばさんのプラスコヴィア。彼女はなさそうだな。扇子に書いてあるんですが、ich liebe dich と…私の気持ちをわかってくれたのね!とダニロに迫ってくるプラスコヴィア(笑ご主人です!秘密は守ってね!と言い残すプラスコヴィア。ダニロ:Ewig!(永遠にね!)ニエグシュ:Amen彼女の相手はオレ、と…ダニロの外交工作のせいで、カスカダーとサンブリオシュが取っ組み合いのけんかをしている。ダニロはそれぞれに耳打ちする。「君の浮気がだんなにばれた!そこにだんなたちもやってくる。カスカダーとサンブリオシュはダンスカードを返して去ろうとする。そこで、ミルコ、クロモフ、プリチッチ、ボグダノヴィッチ、カスカダーにサンブリオシュ、そしてダニーロ、この7人の7重唱。最高に楽しい!女ってやつは!weib weib weib!weiber weiber weiber「まったく女ってやつは!」と叫ぶニエグシュ。ニエグシュは一人で酒をらっぱ飲み。酒を男たちについで回る。ラインダンス。客も拍手(若干)幕休憩男たちは酔っ払って、床に伸びている。また歌い始めようとするが女たちが入ってきたのを見てあ=とため息をついて全員いなくなる。今度は女たちの歌。男・男・男のマーチ。またニエグシュが大活躍大拍手ハンナはカウンターの上にあったダニロの忘れていった扇子を見るIch liebe dich- ?やだわダニロったら口で言えばいいのに!そこにダニロがやってきてカウンターに座る。私また結婚しようかしら僕には関係ないね!そんな…関係ないね!君がいつ、どこで、誰と結婚しようがご自由に。けんか腰のダニロ。どうしてあたしの邪魔ばかりするの?あんな男たち心配ないのに…まあ条件反射みたいなもんだな。嫉妬してる?いや。君の結婚式で靴底が抜けるまで踊ってやるとも。結婚する前にパリを楽しみたいわ。どこがいい?ポンテペドロの公使館。やだわ民俗音楽を踊る2人ダニロは踊りながらハンナの回りを回るダニロとハンナはお互いに腰を取ってぐるぐる回る。勢い余って左右に飛んでいき倒れる2人。やだ、向いてないわ。オレも。ダニロと言いかけて、「ダ… ダコベール…」「?」ダニロはマキシムに行こう。の歌を歌う。ハンナはダニロに手を差し出すダニロは迷いながらもハンナの手を取りワルツを踊るハンナは体を引きはがす。君の3分の2の貞淑さも失われる場所だ。カフェ・モムールに行こうよ。上着を脱ぐダニロ。男性はこんなかっこで女性はもっと薄着だ。今度はリッペンシュヴァイゲンが流れてくる。ダニロはハンナとハミングしながら踊る。ロマンチック。うまいのね。得意なもので勝負しなくちゃね!!残りの3分の1の貞淑さも失いそうだわハンナは切なくなって逃げ出す。ハンナ!ダニロは駆け去ったハンナに叫ぶ。前日のシュムッツハルトのダニロはここで足をだんと踏みならして怒りを表していたが、ラルセンは茫然と彼女の去った方を見つめている。自己を失っている。公使がダニロに呼び掛ける。ダニロ!エクセレンシー!ダニロはハンナの方を見つめていたので気がつかず非常に驚く。大変だまた電報が来た。読んでくれたまえ。20ミリオン(ツヴァンツィッヒ・ミリオーネン)の国外流出を防ぐように!夜の8時にここで相談しようという公使。ニエグシュは自転車で去る。カミーユとヴァランシエンヌ。カミーユのアリアこれがすばらしかったです!2人はあずまやに入り、公使が戻ってくる。2人の逢引を目撃したニエグシュは慌てて、ハンナに急を告げる公使が妻の顔を見て倒れている間にあずまやの中の人物が入れ替わる。公使は国家より妻だと、あずまやを開ける。出てきたのはハンナとカミーユ。ダニロはショックを受ける。ハンナはカミーユと婚約したと話す。カミーユはさきほどのアリアをもう一度歌い、ダニロ、ハンナ、カミーユ、バロン、ヴァランシエンヌの5重唱になる。美しい。
2012年05月27日
ウィーン・フォルクスオーパー日本公演2012 2012年5月27日 フランツ・レハール『メリー・ウィドウ』 Franz Leh?r : DIE LUSTIGE WITWETHE LASTDay4 指揮:エンリコ・ドヴィコ Dirigent:Enrico Dovico 演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ Regie und B?hnenbild:Marco Arturo Marelli 演出補:エンリコ・デ・フェオ Regiemitarbeit:Enrico De Feo 衣裳:ダグマール・ニーフィント Kost?me:Dagmar Niefind 振付:レナート・ツァネラ Choreographie:Renato Zanella 合唱指揮:トーマス・ベトヒャー Choreinstudieruns:Thomas B?ttcher ミルコ・ツェータ:アンドレアス・ダウム Baron Mirko:Andreas Daum ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラーク Valencienne:Martina Dorak ハンナ・グラヴァリ:アレクサンドラ・ラインプレヒト Hanna Glawari:Alexandra Reinprecht ダニロ・ダニロヴィッチ:モルテン・フランク・ラーセン Graf Danilo Danilowitsch:Morten Frank Larsena カミーユ・ド・ロション:ヴィンセント・シルマッハー Camille de Rosillon:Vincent Schirrmacher カスカーダ子爵:ミヒャエル・ハヴリチェク Vicomte Cascada:Michael Havlicek ラウル・ド・サン・ブリオシュ:ロマン・マルティン Raoul de St. Brioche:Roman Martin ボグダノヴィッチ:ヨアヒム・モーザー Bogdanowitsch:Joachim Moser シルヴィアーヌ:リディア・ペスキ Sylviane:Lidia Peski クロモウ:ライムント・マリア・ナティエスタ Kromow:Raimund Maria Natiestar オルガ:ベアーテ・リッター Olga:Beate Ritter プリチッチ:フランツ・ズーラーダ Pritschitsch:Franz Suhrada プラスコヴィア:スーリエ・ジラルディ Praskowia:Sulie Girardi ニェーグシュ:ロベルト・マイヤー Njegus:Robert Meyer ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 Chor und Orchester der Volksoper Wien Wiener Staatsballett***もともとカスカダー子爵にキャスティングされていたジェフリー・トレガンツァがきのうも歌ったミヒャエル・ハヴリチェクに変更になっています。残念!そういえばきのうのキャスト大集合の時もいらっしゃらなかったのでもう帰られたのでしょうか?***やはりどうしてもモーテンフランクラーセンのダニロが見たかったので行ってしまいました。きょうの公演はさすが楽らしく、はじけていました。ベストパフォーマンスだったと思います。会場も大盛り上がりでした。なんといっても主役の2人とカミーユ役のシルマッハーがすばらしかったです。モーテン・フランク・ラーセンはまんまダニロでした!想像してた通りのダニロ!ハンサムで背が高くて、ニヒルな笑みを顔に貼り付けている。彼がこういうシニカルな人物になったのは若い頃に彼を捨てたハンナのせい。失った青春を取り戻そうとあがくハンナとダニロ。甘く切なく、どこか哀しい2人の関係。大変酔いました!イミテーションの「マキシム」の派手な盛り上がりはそうしたものの上に成り立っている演出家の意図がはっきりわかる2人の演技。もう~すばらしかったです。オペレッタは歌のうまさだけじゃない。モーテンフランクはへたれな歌手で高音がきれいに出るわけでもなくすごくいい声をしているわけでもない。でも存在そのものがダニロだった!素敵でした!これは何物にも代えがたい。私の夢。ベストな公演でした!アレクサンドラ・ラインプレヒトは落ち着いたおとなの女性。歌心があり、すごく高音がきれいに伸びるというわけではないが、やはり聴かせる!ヴィリアの歌では会場大拍手でした。せつない気持ちをいっぱいこめて歌う。気持ちが声に歌に出せるというのはプロの歌手の大事な条件。気持ちが歌に込められている!そして予想通りきょうはカミーユ役のシルマッハーがすごい声量を披露し、びっくりさせました。でか声、です~第1幕いきなりスロットマシーンに群がる紳士たち。ポンテペドロ公国のフランス駐在公使館。公使を讃える人々。カミーユはヴァランシエンヌの扇子に "Ich liebe dich" と書く。夫人を迎えに行かされるヴァランシエンヌ。ヴァランシエンヌとカミーユ。私は貞淑な人妻なのよと歌う。シルマッハーはやはりコミカルにカミーユを演じている。椅子を持ってヴァランシエンヌに近いところに座ろうとする。ヴァランシエンヌが立ちあがるとそばに椅子を置いて最後に熱いキス!公使がやってくる。逃げる2人。ニエグシュ!ニエグシュが自転車で登場。外は雨なのか、レインコートをばっさばっさ振る。おい、ダニロは見つかったのか?家にいたのか?いいえ。クラブには?いいえ?女のとこには?どの女ですか?全部だ!閣下これで回るの?(と自転車を示す)足は2本しかないんですよ。場所はもう突き止めました。マキシムです。言いにくいんですが、伯爵は、その、べろんべろんに酔っていたので、水道の蛇口の下にお連れしました。何?渇いたら連れて来い!大事な仕事があるのだ。ざわざわと人々のざわめく声。ハンナ・グラヴァリがやってきたのだ。ニエグシュは「オレも未亡人になりたい!」と叫んでジャンプして走っていく(笑)男たちが騒いでいる。後方の扉から毛皮を着たハンナが登場する。赤毛のラインプレヒト。ゴージャスなドレス。ハンナは「男が未亡人に言い寄るのは財産次第」と歌う。ハンナは男たちにダンスカードを投げる。ダンスカードの奪い合い。公使とヴァランシエンヌ、カミーユが来る。紹介しますわ。カミーユ・ド・ロシヨン。ダンスのお相手に。休憩時間しか空いてないわ。彼女と休憩するの!?と気色ばむヴァランシエンヌ。週末に私の屋敷で故郷の趣向を凝らしたパーティをするわ。そこで倒れるまで踊ってあげるわ。とカミーユを突き飛ばす。ヴァランシエンヌ「彼女と倒れるの!?」ハンナは、公使が一番安全ね!と腕を組み行ってしまう。いよいよダニロの登場です。壁からにゅっと手が出てくる。椅子を探している。後ろ向きで椅子を探り当て座る。椅子から落ちて寝転がった状態で、有名な歌が始まる。仕事はつまらない夜はマキシムに行くそこでは祖国のことを忘れられる。椅子から何度も落ちながら歌う。立ち上がって、歩きながら歌う。後ろでニエグシュが椅子に座らせようと、椅子と紅茶を持ってうろうろしているがふらふらしているダニロは座らない。やっと座る。ありがとうDanke ニエグシュ。ところでVaterland (祖国)はどこに?閣下のことなら今話しこんでいます、ある女性と。ハンナ・グラヴァリと。ぶ~~~~っとお茶を噴き出す古典的ギャグ。ニエグシュはダニロのズボンを拭く。ニエグシュ待ってくれ、今頭の中に…シャンパンしかないんでしょ?ニエグシュ、もう4日も寝てない。眠いんだ。どこか眠れる場所はあるかい?執務机はありません(客笑うあのおっぱいの大きい女は何て言うんでしたっけ?ロロだ。ダニロは椅子を並べて顔に布をかけて寝始める。カミーユが扇子を探しながらやってくる。ダニロ!寝かせてくれ!今度はハンナが来る。もう一人にして!パリの男は疲れるわ!ハンナが座っているとかみての男のいびきが聞こえてくる。ダニロ?ぱっと布を取る。ダニロは下に落っこちる。そのまま自分の顔の前にある女性の足を触る。足を見ただけでわかる。ハンナ?(客笑うあたし結婚しようかしら。また?だって未亡人なのよ。結婚って、普通は1回だろ?これまでの2人の別れたいきさつが語られる。今だったらおじさまもこの貴族的な結婚を認めるでしょうね(アリストクラートを連発するセリフ)僕が金目当てだと思っているのか?君は僕を見損なっている。僕は、君を愛している(Ich liebe Sie )と言わない。僕のことはダニロとそっと呼んでくれ。そんな名前思い出したくもないわ!じゃあ戦争ね。よし!ハンナが手袋を投げるがなぜか自分の後ろに飛んでいく。ダニロが右ポケットの手袋を投げるがなぜか手から離れず、振り落す。おバカな騎兵隊さんの歌。ここだった。賢い騎兵は逃げ出すのさ!といなくなるダニロ。しかしまた戻ってくる。賢い騎兵はいなくなる!Part 2 に続く。
2012年05月27日
ウィーン・フォルクスオーパー日本公演2012フランツ・レハール『メリー・ウィドウ』Part 3※中身に触れますのでご注意ください。ニエグシュがまた祖国の指令の手紙を公使に届けます。君が読んでくれ、ダニロ!ダニロ「ハンナ・グラヴァリはフランス人と結婚しようとしている。阻止しろ。」じゃあ作戦会議をしよう。ここによる8時に集合Punkt Acht Uhrプンクト・アハト・ウーア!とニエグシュが叫び自転車でいなくなる。カミーユはヴァランシエンヌに拒絶されるも愛を告白する。カミーユの独唱。Wie eine Rosenknospe Im Maienlicht erbl?ht, So ist in meinem Herzen Die Liebe aufgegl?ht.大拍手。オケも盛り上がります。ニエグシュが盛り上がる2人を目撃してしまいます。カミーユの歌唱にほだされたヴァランシエンヌは2人であずまや(パヴィリオン)に入ります。8時になって大使が戻ってきて、あずま屋に入ろうとします。ニエグシュ「使用中です!(笑)じゃあ盗み聞きしよう。ダニロ「下品ですよ」公使「盗み見よりましだ!」(笑)でも公使は覗いてしまう。公使は自分の妻の顔を確認した途端驚いて座り込んでしまう。meine Frauマイネ・フラウ!私の妻だ!そのすきにニエグシュがあずまやの女性をすり替える。あずまやから出てきた2人を見て驚愕するダニロ。ハンナとカミーユ。ダニロはショックを受けます。ハンナはカミーユと婚約したと告げます。バロン「私もダニロも反対だ!」ダニロ「僕は反対じゃないですよ。どうぞ。Verlieb' Dich oft, verlob' Dich selten,Heirate nie!恋愛も婚約もいい、でも結婚だけは勘弁だ!」ダニロは「外交官的に分析すると、Ein Zweibund sollte stets sie sein,Doch bald stellt sich ein Dreibund ein結婚は2国同盟が望ましいが、時に3国同盟もある。」(笑)これはヴァランシエンヌとの三角関係を皮肉っている。そしてデンマークは特にどうのこうのというセリフがあるが、ここはなんでデンマークなのか意味不明。ダニロは台の上で歌いだす。Es waren zwei K?nigskinder,「昔、王子さまと王女様がいました。2人は愛し合っていましたが、王子が無口なのに腹を立て、王女は他の人と婚約しました。王子は傷ついた。」ダニロはソファの上に立ってハンナの上から見下ろすように歌う。ダニロは自暴自棄になり、マキシムに行くと言い捨てていなくなります。これでダニロの愛を確信して喜ぶハンナ。Allein liebt er mich, nur allein!「彼はあたしを愛しているわ!」(笑)ハンナのばくちは功を奏したようだ。***音楽が流れる中、かみてのバーカウンターで飲んでいるカスカダーとサンブリオッシュ。おい俺の酒を飲むなよ!ああ。(それぞれ自分の酒をつぐ)黙り込んでいる2人。ハンナがカミーユと婚約したと発表したので落ち込んでいる。2人はしだいに顔を見合わせ打ち解けて笑うようになりついには上機嫌で話しこむ。ハンナは自分の屋敷にマキシムの踊り子たちを呼んで余興を催した。巨大なシルクハットの中からダンサーが現われる。Lolo! Dodo! Joujou, Froufrou! Cloclo! Margot! Et moi!ロロ、ドド、ジュジュ、クロクロ、マルゴ、フルフル が登場だ!Et moi!(あたしも!)とヴァランシエンヌ。このヴァランシエンヌ役のユリア・コッチーの踊りがまじすごいです!びっくり。華麗なソロバレリーナもペアで登場し、盛り上がる、盛り上がる!最高にすばらしいシーンが繰り広げられる。これぞオペレッタの醍醐味。ハンナもステップして舞台を横切ったり、超のっています。ダニロにニエグシュが言います。「私が手配したんですよ。あなたのためにってグラヴァリ夫人の頼みで。」ハンナ「カミーユとは結婚しないわ。婚約さえしてないの。ある夫人の名誉を守るためにしたのよ」ダニロ「なんでそれを先に言ってくれないの?」ハンナ「どうして?」Lippen schweigen, 's fl?stern GeigenHab mich lieb! All die Schritte sagen bitte, hab mich lieb! Jeder Druck der H?nde deutlich mir's beschrieb Er sagt klar, 's ist wahr, 's ist wahr, Du hast mich lieb! リッペンシュヴァイゲン。ダニロの歌。かみての壁に寄りかかり、切ない思いを歌う。しもてにいたハンナもこたえる。甘いムードのワルツ。2人は熱いキス!当てられそう。公使は妻の扇子を見てやはり浮気していたのは妻だと確信し、離婚だ!と告げます。私は離婚したので私と結婚してください」とハンナに言う。ハンナは種明かしする。「私は再婚したらお金を失うのです」公使「ではご辞退します(笑)ハンナが一文なしになると知ったダニロは「愛しているよ。」ハンナは「やっとね」と喜んで抱きつきます。「そしてお金は再婚相手に行くのです」ヴァランシエンヌ「扇子の文字を読んで。」バロン「貞淑な妻」大団円一同は全員で踊りながら歌います。全幕了~~~カーテンコールおまけもあります。お疲れさまでした~やはりメリーウィドウ、名作ですね!!***ダニロとハンナのワルツシーンは4回で1回目は片手ホールド。2回目はハンナが左手をダニロの右手に重ねて踊る3回目はダニロが両手でハンナの胴をホールドし4回目はリッペンシュヴァイゲンのあとのワルツ。ダニロ左手胴で右手がハンナの左手。私が聴いていた英語版はかなりの改訂版でこちらの方が原典に近いと思われる。Julia Koci Julia Koci was born in Vienna, AustriaBio
2012年05月27日
ウィーン・フォルクスオーパー日本公演2012フランツ・レハール『メリー・ウィドウ』Part 2※中身に触れますのでご注意ください。ハンナ・グラヴァリ邸のパリにある裏庭…ではなく同じく高級マンションの一室?民俗衣装、というか祖国の帽子をかぶる男たち。民俗風ダンス。ハンナのヴィリアの歌。すばらしいアネッテ・ダッシュ。ハンナは顔に白い幕をかけて、中央の高台の上で歌う。Vilja, O Vilja, was tust Du mir an?しかし2番(繰り返し)になるとしもてのソファに座ってそっぽを向いていたダニロのとこにいって彼を引っ張る。ヴィリアという妖精に恋した男の話。ハンナが立ち去るとダニロはたまらず立ち上がる。ハンナがかぶっていた薄い白の布の端を握っている。ダニロは中央まで追いかけてきてその布を捨てる。***バーカウンター。ニエグシュ。外交官でもあるダニロは国家機密を探るため、扇子の持ち主を探っています。「愛しているよ」と書いてある扇子。カミーユがヴァランシエンヌの扇子に書いたもの。クロヨンの妻オルガ(ベア―テ・リッター)が来ます。ダニロ「大変だ、あなたの浮気相手とハンナが付き合っているよ!」扇子を見せる。えっ!大変サンブリオシュ!いなくなるオルガ。ダニロ「浮気相手はサンブリオシュだったのか…」そこにやってくるボグダノヴィッチの妻。ダニロ「大変だ!あなたの浮気相手とハンナが付き合っているよ」「えっ!カスカダーが」いなくなる女性。ダニロ「浮気相手はカスカダーっと。さてお次は?」プラスコヴィア(アレクサンドラ・クルーゼ)がやってくる。ダニロ「大変だ!」プラスコヴィアは実はダニロに恋していたので、勘違いして彼に迫ってくる。ダニロは後ずさりしてカウンターの上まで逃げる。ここで有名な「女、女、女のマーチ」です。Weib weib weib weib!7重唱です。ミルコとクロモウ、ボグダノヴィッチとプリチッチ、カスカーダ、サンブリオシュ、ダニロです。これにニエグシュが歌えないのに加わって面白いです。So und so, und do und so!Weib, Weib, Weib, Weib! アンコールなくあっさり幕が閉まるので拍子抜け。でもそうかあとでアンコールはあるんだったねと思い出します。カーテンコール。休憩。ふつうはここできらないと思うんですけどそういう構成でした。第2幕。Weib weib weib weib! がまた続いていますが男たちは出来上がっていていなくなります。今度は女性陣が同じように歌います。ここも客席に手拍子が出て盛り上がります。これは新ヴァージョン!?ニエグシュが女たちが歌っている後ろでピカピカに磨いた銀のお盆で髪をなでつけているのに笑。一時もロベルト・マイヤーから目が離せません。ニエグシュは女たちにシャンパンのお代りを配ります。ボーイのまねごとも見事なマイヤーさん。ハンナはダニロの置いて行った扇子を見つけます。「Ich liebe dich -?」やだダニロったら口で言えばいいのに。ダニロが来る。ハンナはダニロに告げます。結婚するわ。好きにするがいいさ。「ダ…」と言いかけて「ダニロ」と口にしない賭けをしてたと思いだし、「ダコベール」(がくっとなるダニロ)「は!?」妬いてるの?まさか。君の結婚式では靴に穴が開くぐらい踊りまくってやるとも。まあっ!カフェ・モヌール(店の名)に行こう。上着を脱ぐダニロ。「その店では男はこんなかっこうで、女は君よりもっと薄着だ」(笑)ここで「リッペン・シュヴァイゲン」が、メロディーだけ流れます。ダニロはハンナをホールドし踊り出します。左手と右手をハンナの胴に回し、ワルツ。とてもロマンチックなシーン。ハンナは逃げ出し、ダニロは叫ぶ。ハンナ!…っくしょう!ダニロは足で床を蹴る。公使が来る。ダニロ!閣下。Part 3 に続く。
2012年05月26日
ウィーン・フォルクスオーパー日本公演2012フランツ・レハール『メリー・ウィドウ』2012年5月26日(土) Franz Leh?r : DIE LUSTIGE WITWEDay326 Mai 2012Tokyo Bunka Kaikan, Ueno Tokyo指揮:エンリコ・ドヴィコ Dirigent:Enrico Dovico 演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ Regie und B?hnenbild:Marco Arturo Marelli 演出補:エンリコ・デ・フェオ Regiemitarbeit:Enrico De Feo 衣裳:ダグマール・ニーフィント Kost?me:Dagmar Niefind 振付:レナート・ツァネラ Choreographie:Renato Zanella 合唱指揮:トーマス・ベトヒャー Choreinstudieruns:Thomas B?ttcher ミルコ・ツェータ:クルト・シュライプマイヤー Baron Mirko:ZetaKurt Schreibmayer ヴァランシェンヌ:ユリア・コッチー Valencienne:Julia Koci ハンナ・グラヴァリ:アンネッテ・ダッシュ Hanna Glawari:Annette Dasch ダニロ・ダニロヴィッチ:ダニエル・シュムッツハルト Graf Danilo Danilowitsch:Daniel Schmutzhard カミーユ・ド・ロション:メルツァード・モンタゼーリ Camille de Rosillon:Mehrzad Montazeri カスカーダ子爵:ミヒャエル・ハヴリチェク Vicomte Cascada:Michael Havlicek ラウル・ド・サン・ブリオシュ:カール=ミヒャエル・エブナー Raoul de St. Brioche:Karl-Michael Ebner ボグダノヴィッチ:ヨアヒム・モーザー Bogdanowitsch:Joachim Moser シルヴィアーヌ:リディア・ペスキ Sylviane:Lidia Peski クロモウ:マルティン・ヴィンクラー Kromow:Martin Winkler オルガ:ベアーテ・リッター Olga:Beate Ritter プリチッチ:フランツ・ズーラーダ Pritschitsch:Franz Suhrada プラスコヴィア:アレクサンドラ・クルーゼ Praskowia:Alexandra Kloose ニェーグシュ:ロベルト・マイヤー Njegus:Robert Meyer ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 Chor und Orchester der Volksoper Wien Wiener Staatsballett+++メリーウィドウは英語版の方にむしろ親しんできたので、ドイツ語だとやはりあんまし笑えなかったかなあ~??という印象。ダニーロと言えばこの人、ボー・スコウフス、というのが頭に浸みこんでいるというのもありあの苦み走った崩れたおとなの魅力、というのがダニロだという思い込みがあり。あしたのモーテン・フランクには相当期待できるはずなんだと思うんですけど~でもきょうのダニエル・シュムッッハルトは若々しいダニロを好演してました。しかしやはり舞台でもっとも存在感を放っていたのはニエグシュのマイヤー。あしたはカミーユがシルマッハーだし、相当面白いんじゃないかしら。はあ~~シュムッツハルトはパパゲーノを歌っていることもあり、なんかパパゲーノにはぴったりの歌手だわと思った。声は低めのバリトン。パンチのある声。しかし声量がものすごいわけではない。ワーグナーとかには向かないだろう。まあまだ若いのでこれから役柄もいろいろやるんでしょう。きょうは最終日の前日なので締めのパーティーでもあるのかキャストが終演後にほぼ全員勢ぞろい。それはそれは壮観でした!モーテンフランクにラインプレヒト、シルマッハーにマルコ・ディ・サピア、ソリストはほとんどいましたね。※中身にふれますのでご注意ください。序曲が始まるともう幕が開く。男たちの中央で歌いだすビコンテ・カスカダー(ヴァイカウント=子爵)サンブリオシュ、2人はライバルで仲が悪い。2人ともポンテヴェドロの公使館に出入りしているフランス人だが借金まみれで狙いは大金持ちの未亡人ハンナ・グラヴァリを落すこと。この豪華なパーティ会場は空中楼閣にあり、窓からエッフェル塔が遠くに見える。一同は祖国の国王陛下の肖像に敬礼し歌う。そして公使ミルコ・ツェータを讃える。公使付きの執務官が何人かで公使の若いフランス人妻、ヴァランシエンヌの噂をしている。ヴァランシエンヌはパリの伊達男カミーユ・ド・ロシヨンと浮気している。というか必要以上に親しくしている。公使ミルコ・ツェータは背の高いクルト・シュライプマイヤー。彼はハンナ・グラヴァリ未亡人の動向を気にしている。妻に言う。ヴァランシエンヌ、夫人が来たかどうか見てきてくれ!するとカミーユも「アヴェク・プレジール!」僕もお伴させてください!と勝手についていく。ヴァランシエンヌとカミーユ。Ich bin eine anst?ndige Frauミルコに忠実な召使ニエグシュが手紙を届ける。レインコートを着たそのかっこを見ただけで笑える。彼は足の裾を止めていたベルトも外すなど本格的なサイクリング支度。手紙には本国からの指令が書いてある。未亡人ハンナ・グラヴァリをフランス人と結婚させないことがその指令である。バロン・ミルコ・ツェータはかねてからニエグシュに頼んでいた、一等書記官の仕事しない男、グラフ・ダニロ・ダニロヴィッチに連絡がついたかどうか尋ねる。女のところは?どの女ですか?(笑)どれもだ。閣下、私には足が2本しかありません。(自転車に乗っているのに)居場所はわかっています。マキシムです。ニエグシュはあきれて話す。「べろんべろんに酔っていたので水道の蛇口の下で水を浴びせました。」公使「乾いたら連れて来い!」ハンナ・グラヴァリが男どもをひきつれて登場する。みんな金目当てだと思っているハンナはつれない。むしろ怒っている。美人でたっぱのあるアネッテ・ダッシュ。美しすぎる。舞台に誰もいなくなる。しもての壁からよたよたと手だけが出てきて、壁に寄せて置いてあった椅子をさわる。後ろ向きに酔っ払ったダニロが出てくる。椅子に座ろうとするが酔っ払っているので座れない。このギャグを何回か繰り返す。ダニロの有名なマキシムの歌。Lolo, Dodo, JoujouClocio, Margot, Froufrou,Sie lassen mich vergessenDas teu're Vaterland!髭をたくわえた薄い茶の髪色のダニエル・シュムッッハルト、ファルケの時より歌唱は断然いい。ニエグシュがお茶を飲まそうとするが酔っているのでカップが受け取れない(笑)ありがとう、ニエグシュ。ダニロは、かみてのソファの上で顔に布をかけてぐーぐー寝てしまう。カミーユがなくしてしまったヴァランシエンヌの扇を探しながら出てくる。なんだダニロか!カミーユ!邪魔しないでくれよ。今度はハンナが出てくる。絶妙のいびき(いびき+口笛のような音)を聴いてどこかで聴いたと思いだす。「ダニロ!」「じゃましないでくれよ」床に落っこちるダニロ「ハンナ!」ハンナはまだダニロを愛しているので、モーションをかけるがダニロは自分を捨てて金持ちと結婚したハンナに怒っている。ハンナ「あなたのおじさまが平民の娘と伯爵の結婚を許さなかったのよ」「おれの父もおまえの父と同様に借金まみれだったから」親の意向で別れてしまった2人。「愛しているって言わないぞ」あたしもダニロって呼ばないわ。じゃあ決闘ね!手袋を投げるハンナ。ダニロはポケットから手袋を出して投げる出ていくがお互いにまた戻ってくる2人。ダニロは手袋を拾う。Heia, M?del, aufgeschaut賢い騎兵は逃げ出す。ニエグシュ。ダニロ「おいファーターラント(祖国)はどこだ?」「エクセレンシー(閣下ですか)ミルコはダニロに祖国の危機を告げる。手紙を見せるニエグシュに読ませる祖国は…20個のメロンを守れとメロンって…内務省がそんな指令を出すのか?20…ミリオンだばかもの!「ダニロ。君は恋愛は得意か?」「…」「じゃあ適役だ。君の使命は結婚することだ」「誰と?」「ハンナ・グラヴァリ」「なんですって?彼女だけはだめです」「祖国のためだ!」「結婚させなきゃいいんでしょ?言い寄る男をやっつけてやります。」ハイリーレスペクタブルワイフ貞淑な人妻と扇に書いているヴァランシエンヌ。愛を告白するカミーユにその扇を別れのよすがに渡そうとしている。しかしその扇をなくしてしまった。拾ったのは嫉妬深いクロヨン(マルティン・ヴィンクラー)。彼はいつも拳銃を携帯し、何かあるとすぐそれを人に向けるので物騒だ。クロヨンの妻は可愛らしいベアーテ・リッター演じるオルガ。バロン・ミルコ・ツェータは自分の妻の扇とも知らず、オルガを殺しかねないクロヨンをなだめるため、その扇はクロヨンの妻のじゃないと言うようにダニロに言う。これは公使夫人のものです。ヴァランシエンヌ真っ青。クロヨンは安心して去る。ハンナとダンスしようと群がる男たち。カミーユを連れたヴァランシエンヌがやってくる。紹介しますわ。カミーユ・ド・ロシヨン。ヴァランシエンヌはフランス語でカミーユを紹介する。マズルカもポルカも得意よ!あたしが試しましたから(笑)ワルツも上手よ!あたしが試しましたから。それぞれお踊って見せるカミーユに(笑)ハンナ「休憩時間なら空いてるわ」男たち笑う。ヴァランシエンヌは気色ばむ「彼女と休憩するの!?」(笑)ハンナ「そんなに踊ってたら休憩時間は倒れちゃうわ。」ヴァランシエンヌ「彼女と倒れるの!?」(笑)私がダンスするのは、あたしに唯一関心を示さない男よダニロ「オレ?」僕は踊りませんから。でもこの権利を1万フランで売ります!皆いなくなる。「ほらね。皆いなくなった。じゃあ踊ろう。ハンナ」「いやよ!」ダニロは左手をハンナの右の胴に回して片手ホールドで踊り始める。ハンナは昔を思い出してくらっとなるが悲しくなって駆け去る。ダンスカードをダニロに投げつける。Part 2 に続く。
2012年05月26日
Daniel Schmutzhard, baritoneThe young Austrian baritoneBorn Oct. 1982現在29歳の若いオーストリア出身のバリトン。オーストリア出身というとこにたいそう意味があります。カウフマンがミュンヘン出身なのと同様に…JK, CL Final で歌いましたね。まあいろいろ騒動ありますけど、つくづく興味深い。VIDEOas Graf Danilo DanilowitschBio
2012年05月26日
すばらしいテノール、大槻孝志さんの2013年スケジュールです。
2012年05月25日
フォルクスオーパーが昨夜コメントしました。Morgen ist Premiere von "Die lustige Witwe" in Japan. Die Vorstellung wird vom japanischen Fernsehsender NHK aufgezeichnet und im August in ganz Japan ausgestrahlt. Au?erdem wird es zeitgleich in ganz Japan Public Viewing geben.きょうの夜「メリーウィドウ」初日ですが、この公演をNHKが 8月に放送する予定があるとのこと。しかもそれと同時にパブリックビューイングを行うとのこと。Bravo!
2012年05月24日
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Daniel Behle as Fenton in Die Lustigen Weiber von Windsor, Tokyo 20120520フォルクスオーパー 『ウィンザーの陽気な女房たち』最終日 Part2第2幕求婚者のシュペールリヒ氏が歌う。アンナが散歩に来るのを待ち伏せしているのだ。すばらしいテノール!意外にこんなところにも逸材が! Jeffrey Treganza です。そこにプレゼントを抱えたカーユス(バリトン)がやってくる。カーユスはかなり激しい性格で口汚くシュペールリヒを罵る。そして今度はフェントンを罵ろうとするあいつは…あいつは…するとはるか上空からフェントンの歌声が聞こえてくる(笑)一同びっくり。上空から赤い複葉機がフェントンを乗せて降下してくる。フェントンは美しいアリアを歌う。ロマンチック。こんなに高いところでよく美しい声で歌えると感心する。高所恐怖症だったら不可能だ。飛行機は次第に降りてきて着陸する。アンナが登場する。美しい声で歌う。フェントンもライバルの求婚者をめちゃくちゃ言う。「シュペールリヒは Susses Annna (可愛いアンナ)しか言わないし。」(客受ける)アンナの歌唱二重唱それにヴァイオリンソロが加わる。ヴァイオリンは立って弾いている。銀髪の女性?まるでヴァイオリンが人間のように語る。それにはもる男女2人。天国のように美しいシーン。「3人(Violin + 2人)」だけの「アカペラ」。ここがこの演目の白眉だった。違う世界がここだけ拡がっていた。マジックのようだった。拍手。フルート夫人は再度ファルスタッフを引っかけることにするファルスタッフと自宅でいちゃついている。またライヒ夫人が来て、まただんなが帰ってきたと告げる。洗濯かごはいやだというので、親戚のおばさんに変装させることにする。フルート氏は洗濯かごを調べる。ナイフで洗濯かごを突き刺す。シュペールリヒとカーユスとライヒ氏も来る。シュペールリヒは関係ない場面で「Susses Annna (可愛いアンナ)!」と口走る。客笑う。後ろで着替えているファルスタッフと手伝うライヒ夫人。フルート氏は今度は家の中を調べる。中には親戚のおばさんがいる。(大笑)赤いヒールの靴、ワンピース。化粧。ファルスタッフは高い声でしゃべる。フルート氏「何しに来たんだ!」「耳が遠いもんで…」「何か余計なことを…」「Ich kann auch nicht fertig (やっぱりきこえねえ。)」さっさといなくなるファルスタッフ。場面転換ライヒ夫人の居間。食卓に座る5人。「妻よ、許してくれ!」「もう嫉妬しない?」フルート氏は高いかすれた声で言う「しないよ~!」(客笑う)ライヒ氏「良かった。仲直りしてくれて。」5人でファルスタッフをこらしめる相談をする。客が帰り、ライヒ夫人は娘に告げる。どさくさにまぎれてカーユスと式を挙げるのよ!今度は父親がやってくる。シュペールリヒとどさくさにまぎれて結婚するんだ!従う振りをしながら娘は計略を練っていた。ウェディングベールを持って歌う。拍手。森の中。美しい花を頭に飾った下着姿の女たちと、ちょっと卑猥な格好をした男たち。頭に角を生やしたファルスタッフが出てくる。鹿の角は性欲の象徴。嫉妬に燃える夫の頭には角が生える。これはシェークスピアの「真夏の夜の夢」を文字っている。妖精たちの世界に迷い込んだとファルスタッフに錯覚させる巨大でぶ女たちに翻弄されるハエとアブとスズメバチにさされる。ファルスタッフがいじめられる一方、シュペールリヒとカーユスがお互いをアンナと思い込んでラブラブになっている。純白のドレスのアンナとフェントン。まるでタイターニアとオーベロン。妖精の王と女王。ファルスタッフこらしめられたはずが…(このあとはネタばれなので申しませんが、すばらしい落ちがありました!!」この演出家はすばらしい!後味の悪くない「ファルスタッフ」Die Lustigen weiber VON WINDSORすばらしかったです。こういう作品を日本で見られたことに感謝したい。お疲れさまでした。さあ、いよいよラストスパート、Die Lustige Witwe 大期待です。
2012年05月20日
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Morten Frank Larsen as Herr Fluth in Die Lustigen Weiber von Windsor, 20120520 Tokyo ウィーン・フォルクスオーパーオットー・ニコライ 『ウィンザーの陽気な女房たち』Day32012年5月20日(日)15:00開演 Musik Otto Nicolai DIE LUSTIGEN WEIBER VON WINDSOR 指揮:サッシャ・ゲッツェル Dirigent:Sascha Goetzel 演出:アルフレート・キルヒナー Regie:Alfred Kirchner 舞台装置:クリスティアン・フローレン Ausstattung: Christian Floeren 振付:グレゴール・ハタラ Choreographie:Gregor Hatala 合唱指揮:ミヒャエル・トマシェック Choreinstudierung:Michael Thomaschek ファルスタッフ: フランツ・ハヴラタ Sir John Falstaff: Franz Hawlata フルート氏: モルテン・フランク・ラーセン Herr Fluth: Morten Frank Larsen ライヒ氏: マルティン・ヴィンクラー Herr Reich: Martin Winkler フェントン: ダニエル・ベーレ Fenton: Daniel Behle シュぺ―ルリヒ: ジェフリー・トレガンツァ Junker Sp?rlich: Jeffrey Treganza カーユス: マルコ・ディ・サピア Dr. Cajus: Marco Di Sapia フルート夫人: ジェニファー・オローリン Frau Fluth: Jennifer O'Loughlin ライヒ夫人: アレクサンドラ・クルーゼ Frau Reich: Alexandra Kloose アンナ: アーニャ=ニーナ・バールマン Anna Reich: Anja-Nina Bahrmann 給仕: フランツ・ズーラーダ Wirt: Franz Suhrada 野ウサギ: フロレンティーナ・クビツェク Hase: Florentina Kubizek ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 Chor und Orchester der Volksoper Wien Wiener Staatsballettすばらしい!何もかも初見でしたけど、出色の出来でした。歌手も演出も演奏も!フォルクスオーパー恐るべし引き出しの多いこと。なんかすっかりオペレッタファンになってしまいました。歌手はやはりフランツ・ハヴラタがすごい存在感で憎めないファルスタッフを演じます。ダニエル・ベーレの美しい声に大感動!この人のタミーノを生で聴いてみたい!そしてモーテン・フランク・ラーセンピアノが上手~~!びっくり。鍵盤が見える位置だったのでうれしかった。普段自分でピアノを弾きながらお稽古してるんじゃないでしょうか。コミカルな演技も最高!***内容にふれますのでご注意ください。***序曲。オケはすごいパワーで演奏しているが、幕がすでにあいているのでそちらに釘付け。なぜか複葉機が空に浮いている。星空。うさぎさんが地面の何かを拾ったりしている。うさぎさんは淋しいのかな?そこにごとごとやってくるフォルクスワーゲンのミニバン。車はうさぎの手前で止まる降りてきたファルスタッフはうさぎを見て耳にさわろうとするよけるうさぎ。でもよしよし、と耳に触る。今度は俺の頭も触って!とはげ頭をさわらせるファルスタッフ。すっかり仲良しになったうさぎさんとファルスタッフ。このシーンを見ただけですっかりSir John ファルスタッフが大好きになっている。(ヴェルディのファルスタッフとは逆だね)ファルスタッフはうさぎさんにタイプライターを教えて恋文を書かせる。そして2人の女性に届けさせる。あっという間に届け終わってうさぎさんは戻ってくるが、ファルスタッフの車は行ってしまう。場面変わって、フルート夫人ひとり。ファルスタッフから来た恋文を読んでいる。美しい声ですばらしい歌唱のジェニファー・オローリン。「お互い酒が好きなので…ですって!?あたしはお酒飲まないのに!」隣家のライヒ夫人にも同じ文面の恋文が来ている。おもちゃのミニハウスを出し入れするのに男2人が出てくる。2人はファルスタッフに思い知らせることにするが、焼きもち焼きのフルート氏にもいっぱい食わせることにする。ライヒ氏とその娘アンナの2人の求婚者。シュペールリヒとドクター・カーユス。シュペールリヒはすばらしいテノールのジェフリー・トレガンツァ。カーユスはマルコ・ディ・サピアでいつも飛び跳ねていてプレゼントを持っているバリトンでかなりおかしい。ライヒは金持ちのシュペールリヒに娘をやろうとしているが、ライヒ夫人はカーユス博士がお気に入り。そこにアンナの恋人フェントンが乞いにやってくる。父親は受け付けない。美しい声のダニエル・ベーレ!すばらしい!!フォルクスオーパーのレベルをはるかに超えた歌手がきょうはテノール、バリトン、バスとそろっているので聞き逃せない。フェントンと父親の二重唱。ライヒ氏のマルティン・ヴィンクラーはすごい声量。仕返しを考えているフルート夫人。ライヒ夫人がやってくる。Fertig!準備オッケーよ!美しい城(ノイシュバンシュタイン城のような)のミニチュアが下りてきて吊り下げられる。ファルスタッフが白いかつらをかぶって出てくる。ファルスタッフは下級貴族なのだ。フルート夫人を口説いていると、あらかじめ示し合わせてあるのだが、ライヒ夫人が邪魔しにやってくる。「大変!フルート氏が帰ってきたわ!」2人でファルスタッフを大きな洗濯かごにとじこめる。下男がそれをテムズ川に捨てに行く。大騒ぎしているとフルート氏が帰ってくる。どさくさにまぎれて下男たちは洗濯かごを担いでいなくなる。フルート氏は家探しをするが何も見つけられない。付近にファルスタッフを探しに行った連中が帰ってくる。nicht? 何かあったか?nicht.何にも。恥をかかされたフルート夫人は怒っている。フルート氏は皆にはしごに登らされる。幕。場面変わると森の中のミニバン。うさぎがいる。ファルスタッフは給仕に言いつける。朝飯だ!ファルスタッフの朝飯とは酒のこと。仕事にでかける小人さんたち。彼らも大酒飲みで、ファルスタッフと飲み比べをする。ein zwei und drei ---!ファルスタッフの掛け声で飲み始める。小人の酒瓶は大きすぎて笑える。小人さんが2人飲み過ぎてぶっ倒れる。ファルスタッフは平気の平左。小人たちはファルスタッフを讃えていなくなる。給仕が告げに来る『客が来ています。バッハという方です。』酒の流れるBach(小川)なら大歓迎さ!というファルスタッフ。変装したフルート氏がやってくる。なぜかミニのグランドピアノがいっしょに出てくる。Bach とはもちろん作曲家のBach のパロディで白いかつらをかぶっていてピアノを弾く。。本当に弾いている瞠目のうまさ!和音を弾きながらそれに合わせて歌う。なかなか素人にはできない技だ。アベ・マリアを弾き出す。トリスタンとイゾルデの一節も弾く。客受けるバッハは自分が同じくフルート夫人に恋する男なので酒を飲んでファルスタッフに教えを請いに来たと話す。ファルスタッフは調子に乗って、フルート夫人との逢瀬について語り出し、洗濯かごの中に入って脱出した件をしゃべる。フルート氏は怒り心頭で、ピアノの腕が乱れる。するとファルスタッフが「そうじゃないよ」と美しいトリルを弾く(客笑)ファルスタッフが自慢話を歌いだすと、フルート氏は壁に額を付けてもたれかかりドヨ~~~~ンと落ち込んでいるしぐさ(客ウケル)。ファルスタッフとフルート氏の二重唱。すばらしい!そして爆笑。コミカル演技が抜群の2人。もう~たまりません。Part 2 に続く。Franz Hawlata as Sir John Falstaff in Die Lustigen Weiber von Windsor, 20120520 Tokyo
2012年05月20日
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Ksch Robert Meyer 20120520 TokyoIm September 2007 ?bernahm Ksch Robert Meyer die Direktion der Volksoper Wien.1997 wurde er zum Kammerschauspieler ernannt. Ksch = Kammerschauspieler = 宮廷俳優の称号
2012年05月20日
Radio 4 NETHERLANDSNTR Opera LiveVerdi: Don Carlozaterdag 19 mei19:00-23:00 オランダ語5月19日19時現地時間5月20日2時~6時日本時間Koor van De Nederlandse Opera en Rotterdams Philharmonisch Orkest olv. Yannick N?zet-SeguinFilippo II Mikhail Petrenko Don Carlo: Massimo Giordano (tenor) Rodrigo: Christopher Maltman (bariton) Il grande inquisitor: John Tomlinson (bas) Un frate: Andrea Mastroni (bas) Elisabetta di Valois: Camilla Nylund (sopraan) La principessa d’Eboli: Ekaterina Gubanova (mezzosopraan) Tebaldo, paggio d’Elisabetta: Eug?nie Warnier (sopraan) La contessa d’Aremberg: Mari?tte Oelderik (stomme rol) Il conte di Lerma / Un aralod reale: Rudi de Vries (tenor) Voce dal cielo: Lisette Bolle (sopraan) Live uit het Muziektheater in Amsterdam; NTR初日の時も記事にしたが、クリストファー・マルトマンが初めてロドリーゴをやったと自ら語っていたネーデルランドオペラの「ドン・カルロ」。クリストファー・マルトマン、ドレズデンのティーレマンとのジルベスターガラ「メリー・ウィドウ」、すばらしかったな~~ハンプソンの代役(ダニーロ・ダニロヴィッチ役)だったのだけど、個人的に好みなのはセクシーな魅力にあふれているマルトマンの方。やっぱりいろんなメニューを食べたいのと同様、すばらしいオペラ歌手もいろいろな味わいがある。興味はつきません。
2012年05月19日
New Japan PhilharmonicDas Konzert19:15 Friday, 18 May at: Sumida Triphony Hall14:00 Saturday, 19 May at: Sumida Triphony Hall #494 Subscription Concert PROGRAMDVORAK "The Golden Spinning Wheel" MAHLER Das Klagende Lied (original ver.) CASTConductor: Christian Arming Soprano: Akie Amou Alto: Annely Peebo Tenor: Tetsuya Mochizuki Baritone : Istv?n Kov?cs Boy Soprano: tba Boy Alto: tba Choir: Ritsuyukai Choir Chorus Master: Fumiaki Kuriyama5月18日(金)19:15開演 会場:すみだトリフォニーホール5月19日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール #494 定期演奏会アルミンクのマーラー集大成! 蘇る大作『嘆きの歌』 ■プログラムドヴォルジャーク作曲 交響詩『金の紡ぎ車』マーラー作曲 『嘆きの歌』(初稿版) ■出演者指揮:クリスティアン・アルミンク ソプラノ:天羽明惠アルト:アネリー・ペーボ テノール:望月哲也バリトン:イシュトヴァーン・コヴァーチ ボーイソプラノ、ボーイアルト:東京少年少女合唱隊メンバー〃 指導:長谷川久恵 合唱:栗友会合唱団 合唱指揮:栗山文昭
2012年05月19日
代役で「こうもり」のアデーレを歌って大評判だったベア―テ・リッター、昨日の『ウィンザーの陽気な女房たち』初日と本日土曜日の公演にアンナ・ライヒとして出演するそうです。要注目!Beate Ritter : Anna Reich, in "die lustigen weiber von Windsor", today and tomorrow! I love the role Adele! (Attention : She wrote this Friday morning.)参考2012年5月18日(金)キャスト オットー・ニコライ 『ウィンザーの陽気な女房たち』 Otto Nicolai : DIE LUSTIGEN WEIBER VON WINDSOR 指揮:サッシャ・ゲッツェル Dirigent:Sascha Goetzel 演出:アルフレート・キルヒナー Regie:Alfred Kirchner 舞台装置:クリスティアン・フローレン Ausstattung: Christian Floeren 振付:グレゴール・ハタラ Choreographie:Gregor Hatala 合唱指揮:ミヒャエル・トマシェック Choreinstudierung:Michael Thomaschek ファルスタッフ: フランツ・ハヴラタ Sir John Falstaff: Franz Hawlata フルート氏: モルテン・フランク・ラーセン Herr Fluth: Morten Frank Larsen ライヒ氏: マルティン・ヴィンクラー Herr Reich: Martin Winkler フェントン: ダニエル・ベーレ Fenton: Daniel Behle シュぺ―ルリヒ: ジェフリー・トレガンツァ Junker Sp?rlich: Jeffrey Treganza カーユス: マルコ・ディ・サピア Dr. Cajus: Marco Di Sapia フルート夫人: ジェニファー・オローリン Frau Fluth: Jennifer O'Loughlin ライヒ夫人: アレクサンドラ・クルーゼ Frau Reich: Alexandra Kloose アンナ: ベアーテ・リッター Anna Reich: Beate Ritter 給仕: フランツ・ズーラーダ Wirt: Franz Suhrada 野ウサギ: フロレンティーナ・クビツェク Hase: Florentina Kubizek ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 Chor und Orchester der Volksoper Wien Wiener Staatsballett
2012年05月19日
フォルクスオーパー「こうもり」最終日 Part 3Act 3いよいよお待ちかね、ロベルト・マイヤーの登場です。アルフレートが歌っているうるせえ!本当にうるさいぐらいすごい声量のアルフレート。公務員は出社したらまず休息するんだ!ここはオペラ劇場じゃねえんだぞ(客笑)Mein lieber Schwan --(ローエングリン)小鳩だの白鳥だの、あいつは鳥屋だな。今度はイタリア語で歌ってるぞ。あと3つ数えるうちにあいつが歌いだしたらスリボヴィッツを飲もう。ein -- zwei --zwei und sechsundzwanzig --(客笑う)ようやくアルフレートが歌いだす。トスカのカヴァラドッシの歌Vittoria---!口真似して両腕を拡げて歌うまねのフロッシュ。客大爆笑「オレも勝ったぞ!」おい、鍵を忘れたから開けてくれ!いいやもう開いてた。所長の帰還。お約束のギャグの数々。夜会の歌を歌いながら踊る。フロッシュが戻ってくる。アルフレートと怒鳴り合っている。この酔っ払いのバカ!何?せめて酔っ払いを取り消せ。このバカ!(イディオット)いいだろう。臭い!なんだ所長か。所長の葉巻を奪い、自分の指を代わりにくわえさせる「こっちの指もなめてもらうか」おい呼び鈴が鳴ってるぞ!そうですねいやいや見に行く窓ガラスを割る女性が4人います。いや、2人かな?下の女性はどんな服を着ている?下着はわかりません。イーダとアディーレです。イーダギャグ。所長は女性たちが来るので口臭消しの水を飲もうとするがコップの底が抜けていて水を撒き散らす。?味がしないな。(客笑)フロッシュは戻ってきて床が水浸しなのを見て所長が放尿したと勘違いする。所長、わしもご婦人がたの相手をします。フロッシュを追い出すフランクHinaus!!実はあたし召使なの私は召使の手にキスしたのか?唇にもしたわよパトロンになっていただきたいの。女優になりたいの。女優?才能はあるのか?アデーレは歌いだす。ここのアデーレの「田舎娘を演じるなら」Spiel ich die Unschuld vom Lande もすばらしかったです!ブラーヴァ。フロッシュのはずがマイヤー総裁に戻って、素で舞台上で真顔でリッターに拍手。うんうん良かったよ!こーゆー生舞台ならではの展開がおもしろい!ルナールが来たと聞いて、オルガとイーダを収監する。アイゼンシュタインが登場。きみもつかまったの?いや実は僕はシュヴァリエ・シャグランじゃないんだ。アイゼンシュタインはぶ~~~~っと水を噴き出してフランクの顔にかける。実は僕もマーキー・ルナールじゃないんだ今度はフランクが、ぶぶぶ~~~~~っ。何度見ても笑えるドリフギャグ。馬鹿言うなよ。アイゼンシュタインは昨夜もう逮捕した。奥さんと夜中に親しげにしているところだった。なんだって俺の妻と!?彼の妻だよ。彼の妻は俺の妻なんだ。君たちは奥さんを共有してるのか?弁護士が来るフロッシュが連れてくる。下にある服を飛び越えるだってブリントなんでしょ?それは名前だ!アイゼンシュタインを呼んでくださいそこにいるアイゼンシュタインに驚くブリント。なんでここにいるんですかっ!?俺はあそここここにもこここここにもいるんだよ!馬鹿野郎のアイゼンシュタインがいるんだよ。そのとおりです。おい!取り消せ!いやです。おまえのかつらをかせ!ぼぼ、ぼくはかつらじゃないです。じゃあこれはなんなんだ!かつらを取り上げるズボンは勘弁して~Was!何するんですかあ~~2人とも出ていくアルフレートを連れてくるフロッシュおかしい、弁護士が消えた。目に見えなくなった。煙草吸っていい?だめだ小銭を見せるこれでも?公僕は受け取らん後ろ手なら別だ。お前どこで歌ってんの?フォルクスオーパーだよ。急に泣き出して小銭を取り出してたくさん渡す。お前と、ディレクターにな…(客大笑い)出ていくフロッシュ。やってくるロザリンデ。お願いだから歌わないで。頭が痛くなるの。弁護士に化けたアイゼンシュタインがやってくる態度の悪いアイゼンシュタインにあなたは味方じゃないの?同情してるみたいだけどあの人はひどい人よ。若い子といっしょにいたのよ。うちに帰ってきたら目の玉をえぐり出して離婚してやるわ!ついにキレるアイゼンシュタインデスクに仁王立ちでかつらを捨てめがねを捨て、外套を捨てるアルフレートは震えてる(笑)あとの7日間は自分でお勤めしてくださいねいやだね。俺がアイゼンシュタインって証拠はないよ。ロザリンデは時計を持ち出す。扉からオルロフスキー公爵、ファルケら一同が入ってくる。全部お芝居さ。こうもりの復讐だったんだよ。アルフレート「まあ若干違うけど…」アデーレはプリンツがパトロンに付くことになった。Rosalinde, vergib deinem treuen Gabriel! Du siehst, nur der Champagner war an allem schuld! ロザリンデ、ガブリエルを許しておくれ。すべてシャンパンのせいだったんだよ。全幕了大拍手。***こうもりDie Fledermaus過去のリンク集。
2012年05月16日
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フォルクスオーパー「こうもり」最終日 Part 2Act2オルロフスキー公爵邸合唱ファルケ博士が現われ、客に口上を述べる。皆さん、公爵に代わりましてあいさつ申し上げます。お楽しみください!アディーレがやってくる可愛らしい緋色のドレス。イーダは招待状?何のこと?かつがれたとくやしがるアディーレがまたまたカワユイ!オルロフスキーにファルケがアディーレをオルガと紹介する。いきなりロシア語で話しかけるオルロフスキーうろたえるアディーレ。寒いの苦手…(客笑う)財布を渡してアディーレ達を去らせるアイゼンシュタインが到着。この若造誰?プリンツですよおーあーマーキー・ルナールとして紹介されるオルロフスキーはウォッカを飲ませる。セバスチャン・ラインたーラー、この演技がうまいぐいっと飲んでからあー!あー!(のどが焼けつく)うまかったろ?どっても(Sehr!)…お約束だが客笑う。プリンツの歌唱。アイゼンシュタインとアディーレ。アデーレじゃないか!似ていたものでその…うちの…言えないな。誰に似てるんですって?Mit ... meinem Stubenm?dchenうちのメイドに。アディーレの「召使だなんておかしいわ、ハハハ!」の歌すばらしいベアーテ・リッター一番の大拍手!謝るアイゼンシュタイン。アデーレは手を出すアイゼンシュタインをさんざんからかう。アディーレ、イヴァンにお尻を触られ叫ぶギャ~~~!「やっぱりアディーレだ!あしたくびだな!」(客笑う)シュヴァリエ・シャグラン!イヴァンが告げる刑務所長フランクがやってくるどうもどうも遅れまして…イヴァンが意味不明なことを叫ぶ。わけわかんないけど笑える。いつも客が来るとイヴァンは客を威嚇するのだ。ああお2人ともフランス人ですねえ。ウーイ、ウイ勘弁してよ!冷たくファルケはいなくなる。しょうがなくアイゼンシュタイン、ラフランス!マルセイエーズを歌うParis!トゥールーズロートレック!フレンチカンカン踊りだす2人トワレトワレット?(トイレ?)Grande? (大の方?)あの2番目の扉だよ(客笑う)Castle それは英語だぞ!English kann ich auch(英語もしゃべれるんだ)アディーレが頼む。わからないからドイツ語でしゃべっていただきたいわ。君たちがそう望むなら仕方ないな(汗マスクのご婦人がやってきます。訳ありで…嫉妬深い亭主でもいるのか?そう。年寄りのやきもち焼きがね笑うアイゼンシュタインやってくるロザリンデ。ファルケ。まあ!うちのメイドがいるわ!あしたくびね!アイゼンシュタインとフランク。アイゼンシュタインは他の男2人を制し、自分が口説くと宣言する。2人きり。時計のマジック。時計をロザリンデに奪われる。Meine Uhr!僕の時計が!アイゼンシュタインはフランクに時計を奪われたと話す。「今ブダとペストのあいだなんだ…」と胸をつかむしぐさ(笑い)。素性を疑われ、チャールダーシュを歌いだすロザリンデ。全員踊り出す。歌う途中で息が切れて倒れかかると後ろで男性たちが手ぐすね引いて待ってる(笑)。拍手ファルケ博士にこうもりの復讐について語らせるオルロフスキーアイゼンシュタインが浮かれて自分がしゃべりだす。市場に蝙蝠の姿で置き去りにした。Seitdem wurde er in Weinberg nur noch Dr. Fledermaus genannt. それ以来彼のあだ名は「こうもり博士」なんですよ~仕返しが怖くないの?僕は用心してますからね。ねずみちゃんたちのバレエだ!イーダが一人で間違って踊るので笑える。ふらふら中央に出てくるので、Ida, zuruck!イーダ、戻って!とバレリーナに注意される。シャンパンの歌交代で歌うファルケがソロで歌う歌これ大好きなんです~さて次はDonnner und Blitz!雷鳴と電光だよ!とファルケ博士が告げる。いよいよ!男女入り乱れて大ダンス大会。これが見たくて来てる人もいると思います。私もそうです。全員床に倒れたところでもういい!と公爵が叫ぶ。次はワルツだ!ええ~!ワルツワルツ!すっかり打ち解けたアイゼンシュタインとフランクは帰っていく大笑いするプリンツ。第2幕了。Part3 に続くJosef Luftensteiner as Frank
2012年05月16日
フォルクスオーパー日本ツアー2012「こうもり」最終日2012年5月15日上野・東京文化会館ヨハン・シュトラウスII世『こうもり』 Johann Strauss DIE FLEDERMAUS 指揮:アルフレート・エシュヴェ Dirigent:Alfred Eschw? 演出:ハインツ・ツェドニク Szenische Neueinstudierung:Heinz Zednik 舞台装置:パンテリス・デッシラス B?hnenbild:Pantelis Dessyllas 衣裳:ドリス・エングル (エヴェリン・フランクのオリジナルに基づく) Kost?me:Doris Engl (nach Originalentw?rfen von Evelyn Frank) 振付:リリ・クレメンテ、スザンネ・キルンバウアー Choreographie:Lili Clemente, Susanne Kirnbauer 合唱指揮:トーマス・ベトヒャー Choreinstudierung:Thomas B?ttcher アイゼンシュタイン:セバスティアン・ラインターラー Gabriel von Eisenstein:Sebastian Reinthaller ロザリンデ:エリーザベト・フレヒル Rosalinde:Elisabeth Flechl アデーレ:ベアーテ・リッター Adele Beate Ritter イーダ:マルティナ・ドラーク Ida:Martina Dorak ファルケ博士:ダニエル・シュムッツハルト Dr. Falke:Daniel Schmutzhard オルロフスキー公爵:アルクサンドラ・クルーゼ Prinz Orlofsky:Alexandra Kloose アルフレート:ヴィンセント・シルマッハー Alfred:Vincent Schirrmacher イワン:ハインツ・フィツカ Iwan:Heinz Fitzka フランク:ヨゼフ・ルフテンシュタイナー Frank:Josef Luftensteiner フロッシュ:ロベルト・マイヤー Frosch:Robert Meyer ブリント博士:ロマン・マルティン Dr. Blind:Roman Martin ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 Chor und Orchester der Volksoper Wien Wiener Staatsballettきょうはフランチェスコ・メーリの誕生日です!こうもり、最終日にようやく行けて良かった。最後まで迷っていたが、やはりこれは私に必要だった。実に楽しい!前回のフォルクスオーパーのこうもりの方が豪華なキャストだったが、きょうは実に良かった。本当こうもりもいろいろだねえ~~きょう急きょアディーレの代役に立ったベア―テ・リッターがすばらしく、まさにスター誕生の瞬間を見た。マイヤー総裁がフロッシュの姿で歌い終わった彼女にステージで彼女に拍手していた。よくやった!彼女も感激ひとしおのようだった。そしてアルフレートのヴィンセント・シルマッハー、驚くべき声量。すばらしいテノール!こちらも大喝采を浴びていた。いやらしいアルフレートを気持ち悪く演じてすばらしかった!(誉めてます)歌った歌はフィデリオにリゴレットにローエングリンに…もういいっ!ちゅうぐらい大声量で長く伸ばして歌いまくり。主役のアイゼンシュタインは、セカンドキャストのセバスティアン・ラインターラーだが、イェルク・シュナイダーがアイゼンシュタインに見えるわけはないと最初から思っていたので彼で良かったのかも? 美しい声のテノール。悪くなかった。演技も抜群だった。問題なのはファルケ博士のダニエル・シュムッツハルトである。彼は「メリーウィドウ」Die Lustige Witwe のダニーロなのである。だから注目した。プレゼンスは抜群で、背が高く若くて舞台映えがする。しかしソロの歌唱部分は意外と声が小さい。硬質な独特の声でミュージカルには向いている気がする。ダニーロだったらOKでしょう。フランクのルフテンスタイナーは声量はいまいちだが背が高くハンサムなおじさまで演技が抜群。いかにも上流階級の上品なフランクだった。フロッシュのマイヤー総裁の怪演が予想通りすごかった!そこにいるだけでおもしろいんだもん。珠玉のギャグの数々。年末のウィーン国立歌劇場の第3幕のセリフにも出てきた「オペラシンガー?どこで歌っているの?」「シュターツオーパーだよ」「良かったな、フォルクスオーパーだったらマイヤーが一人いれば十分だからな。」そしてフォルクスオーパーではフロッシュをマイヤー自身が演じ、「どこで歌っているの?」「フォルクスオーパーだよ」同情して小銭をたくさん渡す。「お前とディレクター(マイヤーのこと)にな。」お客さん大大大爆笑でした。イワンが意味不明の言葉を発するのにも爆笑。「スター」は一人もいないのに(強いて言えばマイヤーだけ)すごくしっくりくる、見ていてその世界がリアリティをもって感じられるそういう「こうもり」やっぱり普段からやっているからできるまとまりを感じた。こうもりもいろいろだね~~詳しくは明日以降に書きます。フォークトさんが来日したのではないでしょうかね。朗報ですね!!皆さん今年最大の朗報ですよ♪***序曲心が浮き立つ。どんな日常も忘れられるこのひと時。この遷移がまるで麻薬のようだ。幕が開くとおなじみの居間。アイゼンシュタインの邸宅。アディーレは代役だが、若く細く美しく、美しい声のベアーテ・リッター。フォルクスオーパーとは思えないぐらい歌がうまい!これは期待できると嬉しくなる。アディーレは楽しそうにそうじをしているがアイゼンシュタインの写真たてにキスを送っている。主人とできているとわかる。手紙を読む。外ではアルフレートがロザリンデへの恋心を歌っている。奥さまのファンね!見に行こうっと!アディーレがいなくなるとロザリンデがやってくる。アデーレはおばさんが急病だと泣きだす。一蹴される。どうしてあたしは召使なの?だんなさまが拘置を延長されるって言うのに5日間が8日間になったと妙にうれしそうにガッツポーズするロザリンデロザリンデに恋心を歌うアルフレート。リゴレットの終幕、マントヴァ侯爵がマッダレーナに歌う恋歌。ロザリンデは思わず返歌しそうになって目を覚ます。アルフレート!あたしは結婚してるのよあとで来るよアイゼンシュタインが帰ってくる。ブリントに怒っている。ブリントの歌ブリントを追い出してステッキを投げつけるアイゼンシュタイン。腹が減ったと豪華料理をアディーレに注文するアイゼンシュタイン日本語のギャグなどいっさいない。新国立は「すし!」とか「しゃぶしゃぶ!」とかあったような気がする。フォルクスオーパの前回の来日公演のこうもりは出演者がそうそうたるベテランだったせいかアドリブ、ドイツ語でかましまくりでまったくついていけないけどとにかくおもしろい、という相当日本人の理解を超えた面白さだったんだよそれは今回封印していた。しかし日本語のべたなギャグを入れるなどはいっさいしてないのでそこはほっとした。そういうのをフォルクスオーパでは見たくないもんね。おばが病気なんです。さっき会ったけどぴんぴんしてたぞ?その後病気になったんです!(怒ベア―テ・リッターの怒りっぷりがもう~可愛くて♪こういう若い子っているよねっ!という現代っ子なのですよ。あ、デザートも!そんなに持てないわ!ファルケ博士が来る。ダニエル・シュムッツハルト。背が高くがっしりした体形で、髪は薄い茶色で男っぽくて、とても魅力的。断然アイゼンシュタインより若い。今回は彼を見に来たので目が点になる彼は現在はフランクフルト歌劇場と契約している歌手。前はフォルクスオーパに所属していた。ファルケはアイゼンシュタインをオルロフスキー侯爵の夜会に誘う。こういう演技が2人ともすごく自然で嘘っぽくない。ねずみちゃんたちがくるって!?喜んで踊り出す2人。じゃあ来るんだな?やった!という演技のファルケ博士。ロザリンデが汚らしい色の服とでっかい帽子を持ってくる。これじゃ犯罪者だよ!ファルケ博士去るねずみちゃんたち!ねずみですって?い、いや…かじられるんだよえっ?噛みつき返すんだけどね…(客笑う)僕の燕尾服と帽子を出してくれ支度しに出ていくアイゼンシュタイン。踊りながら。客笑う。「僕のエナメルの靴はどこ?」「あたしのベッドの下よ!」異口同音に応えるアディーレとローザリンデ。客笑う。アイゼンシュタインがうきうきと出てくる。アデーレはお暇をもらったのでアイゼンシュタインに早く出ていってほしくてコートを着せかけるが、ガブリエルは浮かれていてなかなか袖を通さない。3人は悲しい振りをしながら足は踊り出すという名曲を歌う。アイゼンシュタインが出かける。アルフレートが勝手に入ってきてさっさと主人のガウンに着替えだす。「ロザ…リンデ!」Trinke, Liebchen, trinke schnell刑務所長フランクが2名の公務員を連れて、アイゼンシュタインを逮捕しにやってくる。Sie werden keinen Widerstand leistenおとなしくいっしょに来なさい!酔っているアルフレートは、歌いながらNein!ナイン!(やだね~!驚きあきれる刑務所長テーブルに置いてあったアイゼンシュタインの写真と見比べる。ロザリンデが写真を奪ってアルフレートに渡す。アルフレートが写真を見て馬鹿笑いする(これウケル~)。最高のおかしいいかれたアルフレートを演じたシルマッハー、Bravo!ロザリンデは浮気を知られたくないためアルフレートに夫の振りをさせるアルフレートは調子に乗ってロザリンデのスカートのフリルをさわさわ触るいやらしい演技が抜群のアルフレート(笑)。フランク「ではお別れのキスをして!」アルフレートは目を輝かせて口臭スプレーをシュッシュする。(客笑うほっぺにしてね!と指さすロザリンデもちろんアルフレードは熱いキス!強制連行されるアルフレート第1幕了Part 2 に続く。
2012年05月15日
Simon Boccanegra by Giuseppe Verdi Andrea ConcettiVincenzo La Scola (Tenor), Carlo Guelfi (Baritone), Karita Mattila (Soprano), Julian Konstantinov (Bass), Lucio Gallo (Bass) Conductor: Claudio Abbado Orchestra/Ensemble: Florence Maggio Musicale Orchestra, Florence Maggio Musicale Chorusヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』カルロ・グエルフィ(シモン・ボッカネグラ/バリトン)カリタ・マッティラ(アメーリア(マリア・ボッカネグラ)ソプラノ)ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(ガブリエーレ/テノール)ジュリアン・コンスタンティノフ(フィエスコ/バス)ルーチョ・ガッロ(パオロ/バス)アンドレア・コンチェッティ(ピエトロ/バリトン) 演出]ペーター・シュタイン指揮]クラウディオ・アバド演奏]フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団及び同合唱団合唱指揮]ホセ・ルイ・バッソ収録]2002年6月19日テアトロ・コムナーレ「フィレンツェ5月音楽祭 クラシカ・ジャパンで放送された「シモン・ボッカネグラ」すごくすばらしかった。クラウディオ・アッバードの創り出す音楽がまたもやすばらしい!歌手もグエルフィが出色。カリタの入れ込みぶりも格別。初めてシモン・ボッカネグラで感動したわ。ブラヴォ~!観客もアバドに熱狂。ペーター・シュタインのシンプルな演出にも好感。最後の海が背景に出現するところは圧巻。クラシカジャパンでは今後も注目プログラムが。21日月曜、ボリショイのこけら落しガラを日本初放送。クラウス・フローリアン・フォクトの出るホヴァンシチナもチェックしなくちゃ。
2012年05月13日
Aalto Theater EssenLa TraviataOper von Giuseppe VerdiMusikalische Leitung Stefan Soltesz, Volker Perplies Inszenierung Josef Ernst K?pplinger B?hne Johannes Leiacker Kost?me Alfred Mayerhofer Choreinstudierung Alexander Eberle Premiere 5. Mai 2012 / Wiederaufnahme 30. September 2012Sa 12. 05. 2012 um 19:00 Uhr Besetzung Musikalische Leitung Volker Perplies Violetta Valery Liana Aleksanyan Flora Bervoix Francisca Devos Annina Marion Thienel Alfredo Germont Felipe Rojas Giorgio Germont Mikael Babajanyan Gastone Rainer Maria R?hr Baron Douphol Mateusz Kabala Marquis d′Obigny Marcel Rosca Dottore Grenvil Michael Haag Giuseppe, Diener Violettas Ren? Aguilar Ein Diener bei Flora Arman Manukyan Ein Kommission?r Michael Kunze 15. 05. 2012 um 19:30 Uhr Besetzung Musikalische Leitung Stefan Soltesz Violetta Valery Liana Aleksanyan Flora Bervoix Marie-Helen Jo?l Annina Marion Thienel Alfredo Germont Zurab Zurabishvili Giorgio Germont Aris Argiris Gastone Rainer Maria R?hr Baron Douphol G?nter Kiefer Marquis d′Obigny Marcel Rosca Dottore Grenvil Michael Haag Giuseppe, Diener Violettas Ren? Aguilar Ein Diener bei Flora Arman Manukyan Ein Kommission?r Michael KunzeVideo Link新国立劇場に登場し評判だったアリス・アルギリスとミカエル・ババジャニアンがパパ・ジェルモンのエッセンの奇妙な演出のトラヴィアータ。
2012年05月12日
Deutschlandradio Kultur broadcast12.05.2012 19:05 Uhr 現地時間日本時間 13日02:05~Wagnerzyklus des RSB"Tannh?user und der S?ngerkrieg auf der Wartburg"Am 5. Mai um 18 Uhr setzen Marek Janowski und das Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin ihren konzertanten Wagnerzyklus in der Berliner Philharmonie mit "Tannh?user und der S?ngerkrieg auf der Wartburg" fort. Philharmonie Berlin Aufzeichnung vom 5.5.2012 WagnerzyklusRichard Wagner "Tannh?user und der S?ngerkrieg auf der Wartburg" WWV 70 - Dresdner Fassung Landgraf Hermann - Albert Dohmen, Bass Tannh?user - Robert Dean Smith, Tenor Wolfram von Eschenbach - Christian Gerhaher, Bariton Walter von der Vogelweide - Peter Sonn, Tenor Biterolf - Wilhelm Schwinghammer, Bass Heinrich der Schreiber - Michael Mc Cown, Tenor Reinmar von Zweter - Martin Snell, Bass Elisabeth - Nina Stemme, Sopran Venus - Marina Prudenskaja, Sopran Ein junger Hirt - Bianca Reim, Sopran Rundfunkchor Berlin Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin Leitung: Marek Janowski 再掲シュテンメさん歌ったんだ~最近何かキャンセルしてなかったですかね?すっかり忘れていたんですけど今週末ってけっこうチケット発売あったんですよ~ぶっちゃけマリインスキー・バレエは男のスターがいなくなっちゃったんで私としてしてはラトマンスキーの振付!と知って色めきたったアンナ・カレーニナの1点狙いだったんだよ。それがなんと新国立のトスカと大バッティングですよ!はああ~なんやねんそれは。でもサイモン・オニールは最優先事項であり見逃せん。仕方ないので平日のアンナに行くことにしたんですけど行けるかどうか不安…バレエはとにかく人気が高いので売れちゃうからね~ウィーンだってサロメとピーターグライムズが重なっているからもうサロメは捨てかもしれないな。きょうBGMにマレク・ヤノウスキの第九を聴いていたトーステンがテノール。泣くほど良かった!第三楽章。音楽だけで泣けるんだ!この真実。そのヤノウスキのタンホイザーはやはり聴かねば!その時の妄想。第九の第三楽章でバスのソリストがあまりの音楽の美しさに居眠りしてたらどうなる?第4楽章の出だしの爆音で吃驚して思わずそこで歌っちゃうかも…?***やはりヤノウスキはすばらしい!テンポがやはりいいです。歌手は皆すばらしい。そしてシュテンメがすばらしい。こんなエリーザベト聴いたことない!というくらい音がまろやかです。ゲルハーヘルは例の超スロウテンポで歌うんだけどすでにROHビシコフ指揮ヴァージョンを聴いているだけに自分的に新鮮味はない。ドーメンは成熟のきわみの歌唱ぶり。クワンチュル・ユンのも聞いてみたい。双璧なんでね。声のタイプという意味で。ペーター・ゾンは線が細かったかな。あのすばらしい東京のオペラの森との聴き比べという意味でも楽しい。やはり2幕のあの幕切れでは観客が大熱狂しておりました。
2012年05月12日
6h NBS 日本舞台芸術振興会 ? @NBS_japan 今週末5月12日(土)に開幕するウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演。本日、ロベルト・マイヤー総裁をはじめ約60名が来日。東京文化会館では朝から舞台の仕込みもスタートしました。開幕まで4日、4年ぶりの日本公演にご期待ください!
2012年05月09日
Emily Magee chante Arabella de Strauss en direct ? l'Op?ra de Vienne ARABELLA de Richard Strauss Emily Magee (Arabella), Genia K?hmeier (Zdenka), Tomasz Konieczny (Mandryka), Michael Schade (Matteo, J?geroffizier) Franz Welser-M?st (direction) Orchestra of the Vienna State Opera Sven-Eric Bechtolf (mise en sc?ne) En direct de l'Op?ra de Vienne***09. Mai 2012Arabella|Richard StraussFranz Welser-M?st | DirigentSven-Eric Bechtolf | RegieRolf Glittenberg | B?hneMarianne Glittenberg | Kost?meRalf Tristan Sczesny | Kost?massistentMario Ferrara | B?hnenbildassistent Emily Magee | ArabellaGenia K?hmeier | ZdenkaTomasz Konieczny | MandrykaMichael Schade | Matteo, J?geroffizierWolfgang Bankl | Graf WaldnerZoryana Kushpler | AdelaideNorbert Ernst | Graf Elem?rClemens Unterreiner | Graf DominikSorin Coliban | Graf LamoralDaniela Fally | FiakermilliDonna Ellen | Kartenaufschl?gerinこれはヨーロッパオンリーですかね?|
2012年05月09日
Christopher Maltman as Rodrigo first ever!De Nederlandse OperaDon Carlo Giuseppe Verdi 1813 1901premi?re 7 mei 2012 muzikale leiding Yannick N?zet-S?guin regie Willy Decker decor Wolfgang Gussmann licht Hans Toelstede dramaturgie Klaus Bertisch kostuums Wolfgang Gussmann Susanna Mendoza Filippo II Mikhail Petrenko Don Carlo Massimo Giordano Rodrigo Christopher Maltman Il grande inquisitore Sir John Tomlinson Un frate Andrea Mastroni Elisabetta di Valois Camilla Nylund La principessa d'Eboli Ekaterina Gubanova Tebaldo, paggio d’Elisabetta Eug?nie Warnier La contessa d'Aremberg Mari?tte Oelderik Il conte di Lerma/Un araldo reale Rudi de Vries Una voce dal cielo Lisette Bolle
2012年05月08日
Simon Keenlyside2012Apr.Bayerische Staatsoper Onegin Onegin
2012年05月06日
Wolfgang Koch inTheatre an der WienPaul Hindemith:Mathis der MalerPremiere: Mittwoch, 12.12.2012Musikalische Leitung Bertrand de BillyInszenierung Keith WarnerB?hne Johan EngelsLicht Mark Jonathan Albrecht von Brandenburg Kurt StreitMathis Wolfgang KochWolfgang Capito Charles ReidRiedinger Franz GrundheberHans Schwalb Raymond VerySylvester von Schaumburg Oliver RingelhahnUrsula Heidi BrunnerRegina Katerina TretyakovaGr?fin Helfenstein Magdalena Anna HofmannOrchester Wiener SymphonikerChor Slowakischer Philharmonischer ChorHuge thanks to Kametaro!キャストが豪華です。ヴォルフガング・コッホ、カート・ストライト、グルントヘーバー、オリバー・リンゲルハーン。指揮はド・ビリー。
2012年05月05日
Oe1 broadcast tonightRichard Wagner: "G?tterd?mmerung"Samstag05. Mai 201219:05~ 現地時間日本時間6日02:05~07:00(1週間のオンデマンドあり)Stephen Gould (Siegfried), Markus Eiche (Gunther), Eric Halfvarson (Hagen), Linda Watson (Br?nnhilde), Caroline Wenborne (Gutrune), Janina Baechle (Waltraute), Zoryana Kushpler (Erste Norn), Ulrike Helzel (Zweite Norn), Ildik? Raimondi (Dritte Norn), Ileana Tonca (Woglinde), Ulrike Helzel (Wellgunde)Zoryana Kushpler (Flosshilde)Chor und Zusatzchor der Wiener Staatsoper, Orchester der Wiener Staatsoper; Dirigent: Christian Thielemann(aufgenommen am 13. November 2011 in der Wiener Staatsoper***ハーゲン役のエリック・ハーフヴァーソンが不調で、声だけアッティラ・ユンがスタンドインしたようだ。ドイツ語なので詳しくはわからなかったが。マルクス・アイヒェのグンターがとってもノーブルな声。
2012年05月05日
Lithuanian National Radio LRT KLASIKA18:10 現地時間日本時間24:10~翌日3時Opera Night V. Bellini "Puritans" of the Vienna State Opera. D. Rancatore, A. Moisiuc, M. Kwiecie?, Ch. Fischessser, J. Bros. Conductor Jan Latham-KonigBellini: I PuritaniElvira ......Desiree Rancatore, soprano Arturo. ......Jose Bros, tenorRiccardo ......Mariusz Kwiecien, baritoneLord Gualtier Walton......Alexandru Moisiuc, bassSir Giorgio.......Christoff Fischesser, bassSir Bruno Robertson......Benedikt Kobel, tenorQueen Henrietta Maria......Roxana Constaninescu, sopranoVienna State Opera Chorus & OrchestraJan Latham-Koenig (conductor)こちらはBBCのサイト(過去の放送)。今夜日本時間24時からリトアニアのクラシカで清教徒。クフィエチェン、ランカトーレ他豪華メンバー聴けるかな?サマータイム実施中は時差6時間マリウシュのあのアリアが聴いてみたい!指揮はレイサム=ケーニッヒ。あの「オテロ」の指揮者。***聴きました。マリウシュがすばらしいのは言うまでもないが、アルトゥーロのホセ・ブロス、すばらしかった。ベルカント系のこういう高い音を歌える歌手は世界に数人しかいない。そのうちの一人だ。A te, o cara の High Cis(ド♯)は楽々、長く伸ばす。見事だ。しかしVieni fra questa braccia のHigh D は出していたが、非常に苦しそうだった。Credeasi, misera!はもちろんF なんて出すわけはなく。しかしすばらしい美しさでこの難役を歌いきった。ブラヴォ!デジーレもすばらしく高い音を出しまくり。これはアンナ・ネトレプコの代役の公演でしたっけ?記憶があいまいですが。コロラチューラという面では彼女の方が勝っているだろう。***Related Mariusz Kwiecie? INDEX
2012年05月05日
RSBDeutschland Radio Kultur broadcastSa 12.05.201219:05 Uhr235 MinutenWagnerzyklusRichard Wagner Tannh?user und der S?ngerkrieg auf der Wartburg? WWV 70, Dresdner FassungLandgraf Hermann: Albert Dohmen, Bass Tannh?user: Torsten Kerl, Tenor Wolfram von Eschenbach: Christian Gerhaher, Bariton Walter von der Vogelweide: Peter Sonn, Tenor Biterolf: Wilhelm Schwinghammer, Bass Heinrich der Schreiber: Paul McNamara, TenorRundfunk-Sinfonieorchester BerlinMarek Janowski***WagnerzyklusRichard Wagner"Tannh?user und der S?ngerkrieg auf Wartburg" WWV 70Sa 05.05.2012 | 18:00 UhrPhilharmonie Berlin | KonzertMarek Janowski Albert Dohmen | Bass (Landgraf Herrmann von Th?ringen)Robert Dean Smith | Tenor (Tannh?user)Christian Gerhaher | Bariton (Wolfram von Eschenbach)Peter Sonn | Tenor (Walther von der Vogelweide)Wilhelm Schwinghammer | Bass (Biterolf)Michael McCown | Tenor (Heinrich der Schreiber)Martin Snell | Bass (Reinmar von Zweter)Nina Stemme | Sopran (Elisabeth)Marina Prudenskaja | Mezzosopran (Venus)Bianca Reim | Sopran (Ein junger Hirte)Sabine Puhlmann | Sopran (1. Edelknabe)Isabelle Vo?k?hler | Sopran (2. Edelknabe)Roksolana Chraniuk | Alt (3. Edelknabe)Bettina Pieck | Alt (4. Edelknabe)Rundfunk-Sinfonieorchester BerlinRundfunkchor Berlin マーティン・シュネルさんに教えていただいたのですが、今夜ベルリンではこういうコンサートがあります。ラジオ放送もされるのでうれしい!歌手が豪華すぎる件について…あれ?テノールどっち?どうもトーステン降板でRDスミスになったようです。がっかり~ラジオ放送は来週です。このシュテンメの写真可愛くね?映画「テルマエロマエ」を見たら急に「アイーダ」が聴きたくなってドミンゴのを聴いているけど、ギャウロフのランフィスがすばらしくって…一瞬で恋に落ちちゃう、その瞬間ってこういう感じなんだよね~
2012年05月05日
ArchiveVolksoper WienDie lustigen Weiber von WindsorOpera from Otto Nicolai Saturday 18. December 2010Duration: 3 hours , Intermissions: 1Regie Alfred KirchnerAusstattung Christian FloerenChoreinstudierung Michael TomaschekDirigent Sascha GoetzelSir John Falstaff Lars WoldtHerr Fluth Morten Frank LarsenHerr Reich Martin WinklerFenton, ein junger Edelmann Daniel BehleSp??rlich, Junker Karl-Michael EbnerDr. Cajus, ein franz ?¶sischer Arzt Marco Di SapiaFrau Fluth Jennifer O?´LoughlinFrau Reich Alexandra KlooseJungfer Anna Reich, deren Tochter Andrea BognerKellner Joseph PrammerHase Florentina Kubizekこれはフォルクスオーパーのウィンザーの陽気な女房たちのプレミエキャストのはず…。彼らは現在(5月2~5日)、フォルクスオーパーで「ウィンザーの陽気な女房たち」の稽古中。***Related Linksウィーンフォルクスオーパー「こうもり」2008年5月27日
2012年05月04日
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Don Giovanni starring Mariusz Kwiecie? runs 19 to 29 Apr. 2012 in TokyoMariusz Kwiecien after the performance as Don Giovanni in TokyoNew Naional Theatre, Tokyo beware the sound It's a great news! Mariusz Kwiecien has come to Japan a few days ago! Yeah! He has come to Japan to sing Don Giovanni 5 times. Wow! He gave us a message on video.See his interview! Mariusz Kwiecien landed Japan again!Generalprobe PhotosDon Giovanni Day2, 22 April 2012 Part1 Part2Yasushi Hirano as Leporello in NNTT Don GiovanniNicole Cabell as Donna Elvira in NNTT Don Giovanni
2012年05月03日
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