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BR-KLASSIKM?nchner Opernfestspiele live Wagners "G?tterd?mmerung" NeuinszenierungPremiereHeute, 30.06.2012 16:00 bis 22:00 Uhr 日本時間23時~Dritter Tag des B?hnenfestspiels "Der Ring des Nibelungen"Musikalische Leitung Kent Nagano Inszenierung Andreas Kriegenburg B?hne Harald B. Thor Kost?me Andrea Schraad Licht Stefan Bolliger Choreographie Zenta Haerter Dramaturgie Marion Tiedtke Olaf A. Schmitt. Chor S?ren Eckhoff Siegfried - Stephen GouldGunther - Iain PatersonHagen - Hans Peter Konig → Albert Pesendorfer → was replaced by Eric Halfvarson (bass) Alberich - Wolfgang KochBr?nnhilde - Nina StemmeGutrune - Anna Gabler Waltraute - Michaela SchusterWoglinde Eri NakamuraWellgunde Angela Brower Flo?hilde / 1. Norn Okka von der Damerau 1. Norn Jill Grove 2. Norn Jamie Barton3. Norn Irmgard Vilsmaier Chor der Bayerischen Staatsoper Bayerisches StaatsorchesterVideosOpern.TV zur Festspielpremiere von Richard Wagners "G?tterd?mmerung" am 30. Juni 2012 im NationaltheaterIm Interview: Kent Nagano (Musikalische Leitung), Andreas Kriegenburg (Regie), Stephen Gould (Siegfried) und Wolfgang Koch (Alberich) 残念なことにハンス・ペーター・ケーニヒの降板がすでに発表されました。久しぶりにKochさんの声が聴ける~ちょっとですけど。この飢餓感を早く満たしてほしい。ほぼ最強布陣でお届けします!という感じかな。***またまたアクシデント。ハンスペーターの代役に立っていた歌手が降板。なんとエリック・ハーフヴァーソンが登場!彼であればまったく遜色ないので関係者は安堵であろう。Eric Halfvarson ?bernahm bei der Premiere den Hagen, in den beiden Folgevorstellungen singt diese Partie Albert Pesendorfer開演前にバッハラー総裁が出てきてしゃべった。プレミエの特別措置なのかもしれない。こういうとこ(危機管理)で総裁の力量が問われるのだ。METのゲルブもすごかったがバッハラーさんも相当な手腕ですね。もちろん個人的にはハンスペーターが聴きたかったが。実際、エリック・ハーフヴァーソンはバスなのだが、実際の声は非常にバスバリトンに近く、アルベリヒのKochとすごく声のレンジが近い。Kochの声とは艶が違うが非常に似ている。個人的にはしつこいが、ハーゲンは真正のバスに歌ってもらいたい。いちばん大好きなホイホーハーゲン、エリックの声のヴォリュームが小さい気がしたが、どこで歌ってたんだろう?詳細が不明ですが…。日本時間の5時24分に中継は終了。カーテンコールは歌手が出てくるたびにヴォリュームが高まって行き、エリック・ハーフヴァーソンに大喝采。そしてグールドにも大喝采。ニナ・シュテンメに熱狂!ケント・ナガーノにさらに熱狂!という感じでしたね。端役に至るまで最強の歌手を揃えたバッハラーの手腕はさすが。しかし肝心のプレミエの日に、ラインゴルトはKochがいなくてワルキューレはユーシタロが降板しゲタデメルンはハンスペーターが降板とアクシデント続き。結局リングはAlberichとWotanとHagenが肝なんで非常に微妙なプレミエとなったのではないでしょうか。いろいろあるね!個人的にはグンター役Iain Paterson の美声がよかった。バリトン・フェチにはたまりませぬ♪メイキングビデオにKochさんのインタビュー。やた~♪メイキングもトレーラーもハーゲンは助監督か誰かが演じている。間に合っていなかったんだね。誰も。考えるだに怖ろしい。
2012年06月30日
リベラ・オペラ・シリーズヴェルディ:歌劇「ナブッコ」@紀尾井ホール2012年6月25日(月)神尾 昇(指揮),大島尚志(演出)ナブッコ:星野 淳(Br),アビガイッレ:関 定子(Sop),ザッカリア:谷 茂樹(Bs),イズマエーレ:勝又 晃(Ten),フェネーナ:森永朝子(M-Sop),ベルの祭司長:堀野浩史(Bs)アブダルロ:寺田宗永 tenorアンナ:川本愛子(Sop),演奏:アンサンブルM キチジローの星野さんが出ているので見ることにした。しかし。私にはジェリュコのナブッコがインストールされているので…星野さんは声質も歌い方もレオ・ヌッチのようだった。全体としてはアビガイレの関定子さんがすばらしかった。こちらはまるでグレギーナそっくりだった。私のお気に入りは祭司長役の堀野さん。すばらしかった。アブダルロ役の寺田さんも美しい声だった。***ぎりぎりにようやく駆けつけた。指定席ではないので無駄に席を押さえている人がいてちょっとフラストレーション。フェルゼンライトシューレのように狭い空間。イタリアのプロヴィンチャの小さな歌劇場にいる気分になる。室内楽とピアノのアンサンブル、ナブッコは迫力のオケが売り物だけにそこはあれ~だが。企画公演のようなものである。ライトな値段でナブッコ全幕が聴けるんだから。しかも星野さんで。それはよかった。演奏もすごくがんばっていたと思う。ヴァ・ペンシエロのビスを強要(笑)いやrecommend するのは間違ってる。ここはイタリアじゃない。ここはロンドンのロイヤルアルバートホールじゃない。でもお客さんは楽しんでいた。だからいいんでしょう。とにかく ディオ・ディ・ジューダが聴きたかった。私にはそれが必要だった。最近日本人歌手にはまりまくり。うふふ。新たな局面を迎えようとしているのか、自分…related堀野浩史HP寺田宗永operaな毎日***そんなわけで昨夜からナブッコ聴きまくり。パオロ・カリニャーニのMET。ナブッコはルチッチ。ムーティのローマ歌劇場。ナブッコはヌッチ。そしてシノーポリのドイチェオーパーベルリン、カプッチルリのナブッコ!これが演奏も他の歌手も最強ですね!すごすぎる。これを聴いちゃったら他は聴けないね!ルチッチさんがインタビューでしゃべっていたように8~10小節の息継ぎなしの歌唱をやっています。これはMETでルチッチさんもやっていますよ。この2人どっちを選ぶ?と言われたら困っちゃうけど。ナブッコは実はザッカリアが裏の主役。いいアリアがいっぱいある。表の主役はアビガイーレ。ベルセルスキーも相当ええわ~と思ったけど、このネステレンコには負ける。ゲーナ・ディミトローヴァもすごい!Verdi: NabuccoPiero Cappuccilli, Placido Domingo, Evgeny Nesterenko, Ghena Dimitrova, Lucia Valentini TerraniGiuseppe Sinopoli (Conductor), Orchester der Deutschen Oper Berlinそして二期会のナブッコというのもあります~清水華澄さんが出る!指揮はkametaro さんの大っ嫌いな24歳の超生意気バッティストーニです(笑)!
2012年06月25日
本日のWEBRADIOはシカゴリリックのリナルド豪華キャストです。イエスティン・デイヴィーズが出ています。それからミンコフスキのイル・トロヴァトーレ。アリアドネもあります。ブランドンジョヴァノヴィッチ。アンブロジオマエストリのファルスタッフもあります。パーヴォ・ヤルビのカルミナ・ブラーナ。はてさて。Euroは準々決勝-3 スペインvsフランスはは!見る時間がないきょうこの頃。***ベルギーの放送局Il Trovatore van Giuseppe Verdi, nieuwe productie in de Munt. Dirigent is Marc MinkowskiGiuseppe Verdi: Il TrovatoreIl Conte di Luna - Scott Hendricks Manrico - Misha Didyk Azucena - Sylvie Brunet Leonora - Marina Poplavskaya Ferrando - Giovanni Furlanetto Symfonieorkest en koor van de Munt o.l.v. Marc Minkowkskiこの日は結局また Curiosity kills the cat で、ミンコフスキのトロヴァトーレ!イエスティン、ごめんね~弦がすばらしい。しかし歌手がぺけ。まあMアルヴァレスとジェリュコ・ルチッチを生で聴いてればどんな現存の歌手でも満足できないのはわかりきっているんだけど。難しいオペラです。マンリーコは吠えちゃいかん!ヴェルディバリトンも吠える系は私ダメです…。
2012年06月23日
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Tetsuya Mochizuki 望月哲也 tenor in --二期会WEEK 2012 第6夜 林美智子の90分のコジ! モーツァルト:オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』 2012年6月23日(土)東京・赤坂・サントリーホール(小ホール Blue Rose)フィオルディリージ 澤畑恵美(S)、ドラベッラ 林美智子(M-s)、フェランド 望月哲也(T)グリエルモ 黒田博(Br)ドン・アルフォンソ 池田直樹(Bs‐Br)デスピーナ 鵜木絵里河原忠之(Pf) 望月さんのコジ…***Vogt さんの去った日本で過ごしていたら無性に望月さんの美しい声が聴きたくなった。ご本人のブログを見たら二期会WEEKと書いてあるので、愛読書「ぶらあぼ」を参照したらなんと、「アリアをすべてカットした」公演とある。え?まさか。これ誤植でしょ?オペラ公演でアリアをかっとするなんてありえない。そう思い込んでいた。しかしそれは可能だったのだ。それはコジだからだ。以前から密かに思っていたが「コジ・ファン・トゥッテ」はモーツァルトの最高傑作。音楽の美しさでは他に並ぶものがない。その要因は二重唱や重唱があまりにも美しいからなのである。今回の公演はアリアをかっとすることで、素人にも受けるようにコンパクトに構成されたもの。まあ個人的にはアリアが聴きたかったが、プロダクションとしての狙いは大成功と言えるだろう。レチタティーボは普通に日本語でしゃべられ、それ以上の日本語のしゃべりが付け加えられている。第2幕第12場 No29のフェルランドとフィオルディリージのデュエットが火が出るようだった!すばらしかった。このシーンを見るためだけでもここに来た甲斐があった。望月さんのフェルランドは今までに聴いた中で最高だった。今まで聴いたフェルランドは生で、ウィーン国立歌劇場来日公演ムーティ指揮のミヒャエル・シャーデ、同じく生で新国立劇場のミキエレットのコジ、ディミトリー・コルチャクの代役で来た人。ザルツ2011のコジ(ミンコフスキ)。録音ではウィーン国立歌劇場ムーティのフランチェスコ・メーリ。ウィーン国立歌劇場のトビー・レヒティプー。ザルツのレヒティプー。アバド指揮のスカラの英国人。コジまとめ(過去記事)まあいろいろですけど、まずフェルランドは高い声でなくてはいけない。技巧も要求される。望月さんはそれに加えて非常に稀有な独特の美しさを有する声なのである。聴いていると陶酔してくる甘い響き。それでいてレッジェーロではない。パワーがあって男らしい声でもある。彼を日本で聴けるのは今のうちだけのような気がするので、聴けて良かった!ピーターグライムズも楽しみだけどなんといってもタミーノ!タミーノが待ち遠しいです。河原忠之さんのピアノがすばらしかった。こんなにうまい人初めて聴きました。指揮者のようだった。コジはテンポが肝だが、そこもすばらしかった。望月さんのフェルランド、今年びわ湖ホールで完全版が聴けます!沼尻竜典オペラセレクションモーツァルト作曲 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』2012年11月30日、12月2日二期会 望月哲也望月哲也 Tetsuya Mochizuki, Japanese tenor INDEX Revised today! Sunday 24 June 20122013 年以降の予定が知りたいな。は~ますますファンになっちゃいましたです。今後彼の歌唱を聴けるとすれば、個人的には直近ではエリヤかな。ドン・オッターヴィオも聴きたいです。新国立でドンジョヴァをやる時にお願いします。ドンジョヴァはフィンリーかマルトマンでお願いします。
2012年06月23日
Waldb?hne BerlinAnna Netrebko, SopranJonas Kaufmann, TenorErwin Schrott, BaritonNeuer Kammerchor PotsdamPrager PhilharmonieMarco ArmiliatoKonzert vom 16. August 2011Mozart Don GiovanniMadamina, il catalogo ? questoRegisterarie des Leporello 1. AktErwin Schrott Puccini Madama ButterflyUn bel d? vedremoArie der Cio-Cio-San 2. AktAnna NetrebkoPonchielli La GiocondaCielo e marArie des Enzo 2. AktJonas KaufmannPiazzolla(arr. Pablo Ziegler)OblivionErwin Schrott, Klemen Leben (Bandoneon), Marcel Javor?ek (Klavier)Massenet ManonMagnificat ... Toi! Vous! ? Oui, c’est moiDuett 3. Akt Manon, Des Grieux Anna Netrebko, Jonas Kaufmann & ChorVerdi I lombardi alla prima crociataQual volutt?!Terzett 3. Akt Giselda, Oronte, PaganoAnna Netrebko, Jonas Kaufmann, Erwin SchrottVerdi MacbethCome dal ciel precipitaArie des Banco 2. AktErwin SchrottVerdi Il trovatoreD’amor sull’ali rosee ... Miserere … Tu vedrai che amore in terra Szene der Leonora 4. Akt (mit Manrico und M?nchen)Anna Netrebko, Jonas Kaufmann & HerrenchorMascagni Cavalleria rusticanaMamma, quel vino ? generosoArie des Turiddu (?Addio alla madre“)Jonas KaufmannPablo Soroz?bal La tabernera del puertoDespierta negroRomanze des Simpson 2. AktErwin Schrott & HerrenchorRichard Tauber Der singende TraumDu bist die Welt f?r michJonas KaufmannGeorge Gershwin Porgy and BessBess, You Is My Woman NowDuett Porgy ? Bess 2. AktAnna Netrebko & Erwin SchrottAstor Piazzolla(arr. Pablo Ziegler)Los p?jaros perdidosErwin Schrott, Klemen Leben (Bandoneon), Marcel Javor?ek (Klavier)Gounod FaustAlerte, alerte, ou vous ?tes perdus!Terzett 5. Akt: Marguerite, Faust, M?phistoph?l?s (ohne Chor!)Anna Netrebko, Jonas Kaufmann, Erwin Schrott Encore先週からクラシカジャパンで放送が始まったヴァルトビューネのガラ。注目すべきはトロヴァトーレのマンリーコをカウフマンが歌っていること。これはやっぱりいつかは見たいですねえ。カウフマンのマンリーコ。イルトロヴァトーレはヴェルディの中で一番好き。ルーナ伯爵は3本の指に入る好きな役。この3人で全部やってくれたらよかったなシュロットはバスバリトンだから無理か。アレクセイマルコフのルーナ伯爵が待ち遠しい(来年だよ!アーウィンの魅力も満開でした。やはりスター!のオーラを発している人なんですよね。
2012年06月17日
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Lohengrin starring Klaus Florian Vogt in Tokyo 1-16 June 2012 from left to right, G?nther Groissb?ck as K?nig Heinrich, Gerd Grochowski as Friedrich von Telramund, Jun Hagiwara as Der Heerrufer des K?nigs and Takashi Otsuki as one of the Vier brabantische Edle in Lohengrin Tokyo June 2012NNTTStage Photos Lohengrin starring Klaus Florian Vogt 1 - 16 June 2012 has just begun! Conductor : Peter Schneider Production : Matthias von Stegmann Scenery and Costume Design : rosalie Lighting Design : Guido Petzold Heinrich der Vogler : G?nther Groissb?ck Lohengrin : Klaus Florian Vogt Elsa von Brabant : Ricarda Merbeth Friedrich von Telramund : Gerd Grochowski Ortrud : Susanne Resmark Der Heerrufer des K?nigs : Hagiwara Jun Vier brabantische Edle : Otsuki Takashi / Hayama Kosei / Kobayashi Yoshiki / Hasegawa Akira Chorus : New National Theatre Chorus Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
2012年06月16日
本日、NNTT Lohengrin 楽、おつかれさまでした~ご覧になられた方はうらやますいさて今晩のWebradio ですが困った困った。シカゴリリックのショウボートウィーンのドンカルロそしてBBCでラボエームロイヤルですわ。どれも聴きたいけどどうしよう。どれも聴けないかも強いて言えばラボエームかしらね。fabio だもん!ユーリさんも出るし。いややっぱパーペかなレア度からいったらROHなんでそっちですね。ウィーンのは年中再放送されるしね。あ両方ともオンデマンドがあるのかな?しかし昼間はオペラを聞いている暇はないのだよねえあとファルスタッフにカプッチルリのシモーネ…ユーロがきょうから決勝トーナメント進出の決まる3節めが始まるんで…そういえばきょうクラシカで放送されていたヴァルトビューネのガラにシュロット君が出ていてマクベスのバンコー歌ってた。カウフマンのマノンのデグリューもあってネトレプコにキスされて口紅べったり。すると次に出てきたらアーウィンがさらにわざと口紅の付いたティッシュを唇に押し付けてほら~というのをやっていて…はは。指揮はアルミリアートでオケはプラハ。コンマスのヴァイオリンにマイクがついていた。Oe1日本時間17日2時~DON CARLO / Oper in 4. Akten (live aus der Wiener Staatsoper): Rene Pape /Philipp II. : Ramon Vargas /Don Carlo : Simon Keenlyside /Rodrigo : Krassimira Stoyanova /Elisabeth von Valois : Luciana D`Intino /Prinzessin Eboli : Eric Halfvarson /Il Grande Inquisitore : Dan Paul Dumitrescu /Un monaco : Ileana Tonca /Tebaldo : Carlos Osuna /Conte di Lerma / Un Araldo : Valentina Nafornita /Stimme von oben Chor: Chor der Wiener Staatsoper Choreinstudierung: Thomas Lang Orchester: Orchester der Wiener Staatsoper Leitung: Franz Welser-M?stクラッシミラ・ストヤノヴァの最終幕のアリアにショウストッパー的なものすごい拍手。メストさんは拍手嫌い人間なのに我慢してましたよ。***BBC Radio316 JUNE AT 6PM日本時間17日2時~ LA BOHEME - PUCCINI Carmen Giannattasio (Mimi) and Joseph Calleja (Rodolfo) with the Orchestra and Chorus of the Royal Opera, Covent Garden, Semyon Bychkov conductsRodolfo.....Joseph Calleja (Tenor)Mimi.....Carmen Giannattasio (Soprano) Marcello.....Fabio Maria Capitanucci (Baritone) Schaunard.....Thomas Oliemans (Tenor) Colline.....Yuri Vorobiev (Bass) Musetta.....Nuccia Focile (Soprano) Benoit.....Jeremy White (Bass) Alcindoro.....Donald Maxwell (Baritone)Orchestra and Chorus of the Royal Opera HouseConductor.....Semyon Bychkov. (4 hrs.)ヌチア・フォッレ、めっちゃアニメ声!やはりジョーゼフ・カレーヤがすばらしい。カルメン・ジャンナタッシオが幕間のインタビューでファビオについて語る感動的~2人とも同級生で同じくROHデビューで、だから2幕の相談するところは本当に相談するつもりでやってるのよ~というアナウンサーも感極まって最後しゃべっていた。
2012年06月16日
新国立劇場「ローエングリン」Day5 Part2※内容にふれますのでご注意ください。Act 3序曲幕が開くとエルザが腰かけているすぐにいなくなる。婚礼の合唱8人の女たちに付き添われて入場するエルザとローエングリン。この日を忘れないで、と歌う乙女たちに皮肉なものを感じてしまう。確かにエルザにとっては一生忘れられない悪夢の日になったのだから。2人はお互いぎこちなさそうに離れて、部屋の内装を見たりしている。エルザは不思議な目で巨大な花を見ている。不可思議な物体。エルザは初夜の夜とは思えない、手放しの幸せとは言えないこころもとない表情をしている。ローエングリンが口を開く。知り合って初めて2人だけだよ。幸せかい?幸せというぐらいじゃ足りないわ。私にも分けてくれその幸せを私は君の眼を見て君は罪びとではないとわかった。私は前にあなたに会ってるわ。ぎくりとするローエングリン。夢の中でよ。ああ!と上を見て笑うローエングリン。あなたの足元に流れていたいわ。でもあなたの名前を呼べないなんて!エルザ!ローエングリンは警戒するように鋭くいさめる。しかし逆効果。エルザは続ける。名前を呼び響きが素敵だわ2人きりの時は名前で呼ばせて!Mein susses Weib!かみてで寄り添ってきたエルザの腕をつかみ放す。奥に一人で進み歌いだす君は今甘い香りを僕と吸っているその香りを疑わないのと一緒だ。甘く歌う。君が重い容疑をかけらていても君の清らかさだけを信じたんだ。思わず言ってしまい、エルザは まぁっ!という表情をする。ローエングリンは自分の口を押さえ、やばい言ってしまったという表情。あなたの役に立ちたいの!がらっと声音を変えておどろどろしく、あなたの隠しているものは知れたら災いをもたらすものなの?この問いに思い切り嫌な顔をするローエングリン。(心外な)あなたのためには死んでもいいの。けして口外しないわ!Geliebte!ローエングリンは耐えきれず振りむいて叫ぶ。どうぞ秘密を明かしてください!Schweige Elsa!黙れというに!お願いです教えてください、秘密にしますから。そうとう絶望的な気持ちになってきたローエングリンかみてで歌う。手でエルザに来るな!とおさえるしぐさ。あなたが誓い通りにもう迷わないならあなたはどんな女性よりも大事な人になるでしょう。条件付きの愛に、がっかりするエルザ。私の胸においで!エルザはローエングリンのことを無視して通り過ぎる。ローエングリンはかまわず続ける私が失ったものよりもあなたの愛は価値がある王冠は辞退できる私が犠牲を払わなくてはいけないのはあなたの愛だけだだから疑念をいだいてはいけないzweifel と語る時に苦々しい表情をするローエングリン私は光り輝く世界から来たのだ。エルザはもうだいぶ自分を失っている。どんな証拠があるっていうの!あなたはだまそうとしてるのね。あなたはすばらしい世界にまた戻るのね。私の愛ではとどまらせることはできないのね!やめなさいあなたのせいでしょ!どのくらいいてくれるのか考えただけで老けこむわ疑念さえいだかなきゃいいんだ!考えてみれば不思議なことばかりよね音がするわ!白鳥が!妄想だよエルザ!名前を教えてHalt ein!どこから来たの?Weh!御身分は?Was tatest du!なんてことをしてくれたんだ!!座り込み荒々しく叫ぶローエングリン。かみておくから影の方に刀を振り上げて入ってくるテルラムント。ローエングリンは走って行き、刀を取り上げるテルラムントは倒れて絶命するローエングリンは力なくつぶやくこれで私たちの幸せは消えた…dahin沈黙木管が伸ばすどんどん (ティンパに)ローエングリンはテルラムントの部下に厳しく命じるそして優しくエルザのおつきを促す皆退場し、一人残ったローエングリンはしもての椅子にすわりこむ下を向いて考え込んでいる。夜明けのファンファーレが聴こえるとはっとしたように顔を上げる。聴いているそして立ち上がって巨大な花の背後に回っていく。あっという間に装置が消えうせる点滅する背後のネオンボードバンダのトランペットローエングリンは点滅する光の壁の下に立っている。そしてかみてに早足で歩いていくここの音楽が本当にすばらしくて酔う軍隊が現われるハインリッヒ王が国威高揚を歌う。遺骸が運ばれるエルザの入場哀しい顔をして別れがつらいのか?王は優しく語りかけるがエルザは聞いてない。エルザは立ち止まらず王を無視してずっと歩き続ける。ローエングリンが真中の奥から、刀を抱いて登場するローエングリンも黒の上着になっている。ローエングリンは王が歌っているのにエルザ同様、聞いてない。下に剣と角笛とでかい指環を置く。ローエングリンは歌いだす出陣できなくなりました。まず第一の訴え。テルラムントを打ち取ったことは正当防衛でしょうか?人々は王も含め全員テルラムントを指さし糾弾する。次に神にめあわされし妻を訴えますその時、ちょうど舞台を一周して舞台のしもてに立っていたエルザは中央で自分を告発するローエングリンを凝視して何歩か詰め寄るローエングリンは身分をあかさなくてはならなくなったと歌う。人々は聞きたくないので後ろを向いてゆっくりと歩いていく人の輪が遠ざかるローエングリンは優しい目を妻に向け歩いていき、彼女を抱きしめるIn fernem Land unnahbar euren Schritten,ローエングリンは彼方を見つめながら、妻にお話を言い聞かすように歌う。妻の頭をなぜる。Vogtの光り輝く金髪がますます金色に輝く妻のメルベートは褐色のダークな髪色だ。神性がUPする。Vogt は Taube でぐっとスピードを落とすヨハン・ボータといっしょだ。es heisst der Gral!!!Gral でものすごく声を張る美しい私の目の前に光り輝く聖杯が出演した。ボータさんの時は鳩が舞い降りてきたんだけどね。Ritterschaftここからローエングリンはエルザを離れていく聖杯に守られている騎士は名前を明かすとさらなくてはならないVon Gral ward ich zu euch daher gesandtこのGral ですごく声を張るsein Ritter ich bin Lohengrin genanntLohengrin で両腕を拡げてふる。人々は感動して歌うエルザは絶望を歌う人々は白鳥が来たと騒ぎだす聖杯からお迎えが来た。Mein lieber Schwanすごくソフトに歌うden du tot gewaehnt すごく小さく歌う弟君にこの剣と角笛を渡してください指環を見て私を思い出して。Leb wohl!オルトルートがやってくるローエングリンはかみてで黙って立っているオルトルート「神々の報いさ!」ローエングリンはその時、せり上がりの奈落の横で顔を伏せて祈っている金髪に照明が当たり、輝いている。まるで神のように美しいすると…(奇蹟が起こる)ローエングリンはゴットフリートの横にひざまずき、彼の手をとり立ち上がらせるローエングリンは置いてあった剣をゴットフリートに握らせるローエングリンはすたすたと何事もなかったように奥に歩いていき消えるすぐにゴットフリートはがちゃんと刀を落す姉のところに走っていく。ローエングリンがいなくなり人々はWeh! と叫んで退散する。そして…全幕了Klaus Florian Vogt すばらしい!ペーター・ホフマン の生まれ変わりのようだった。光輝く金髪の騎士まさに神につかわされたお方。まんまローエングリンこれはやはりまさに歴史的なエポックメイキングな公演になりましたね!連隊の娘のJDF,マノンのネトレプコ、そしてKlaus Florian Vogt のローエングリン!2012年最高のオペラとなるでしょう!
2012年06月13日
新国立劇場「ローエングリン」Day52012年6月13日※内容にふれますのでご注意ください。Act 2本日は第2幕から鑑賞。台の上に寝ているテルラムント。フリードリヒの独唱Mein hab ich verlorenMein Ehr' ist hin俺の名誉は失われたお前を殺せる武器もないお前の嘘のせいで!だから神様がGott?恐ろしいGottes Kraft? Ha-ha!オルトルートはテルラムントの下半身に手を伸ばすこっちに座りなテルラムントはオルトルートの胸をさわり、膝に顔をうずめるあんたあの英雄のこと知ってるのかい?知るか(Nein!)家柄や名前が知れたら神通力が効かなくなるのさ。エルザに名前を聞きださせればいいんだ。ものわかりがいいね。今度だましたらただじゃおかないぞ復讐の甘い喜びを教えてやるよ。キス。オルトルートはテルラムントを突き飛ばす。復讐を誓う2人。斉唱。エルザがネオンのついた台に乗って出てくる。Sie ist es!エルザはそよ風に歌う。オルトルートは呼び掛けるエルザ~~~Ortrud? unglucklich weibエルザが同情して下へおりるためはける。オルトルート、迫力の歌唱。Wotan! Freia!オルトルートは歌い終わるとばったり倒れるどこにいるの?あなたの足元に。お礼にあなたを守ってあげます。あの男に置き去りにされないように。あなたにはわからないのね。信仰による幸せが。清らかな真心の喜びがどんなにすばらしいのか。キリスト教に改宗しなさい後悔のない幸せを得ることができるのよ。エルザとオルトルートの二重唱。これが絶品でした!美しい!すばらしい!テルラムントは去った2人を見送って復讐を誓う。ここで夜が明け始める。遠くてラッパが鳴る近くでも鳴る。遠いラッパと近いラッパが会話をするように吹き始める。しかしこの日、近いラッパの方が不調でこけまくった。夜が明ける。人々がわいてくる。合唱伝令が出てくる。雨合羽のようなポンチョをかぶっている。右手をばっ!と真横に突き出して、王の言葉とブラバントの庇護者(Schutzer von Brabant)の言葉を伝える。Heil ihm, den Gott gesandt黒メガネの4人が出てくる(ブラバントの4人の貴族)かみての手前側が大槻さんDer Erste Edle : Wer wehret ihm, wenn er die Fahrt gebot?Friedrich : Ich!フリードリヒ!5人はしもてにはける。4人の童たち…ではなく4人の女性が歌う。 道をあけてください エルザ姫のお成りですエルザがせり上がりの奈落から出てくる。寝ている状態。完全に上がり切ると起き上がって歩いていく。黒い影絵になっている。なんとも美しい光景。ある場所に立つと、すーっと上に上がっていく。銅像のように立つ。ライトがエルザに当たり、純白のマーメイドラインのウェディングドレスを照らし出す。長い髪の毛を自分の右側の胸に垂らしている。美しい。そこに上空から巨大な円盤の骨組みのような、でかいコルセットのようなものが下りてくる。人々が、苦難に耐えた姫を祝福すると歌う。姫が現われた、と歌うが、とっくに現れてる。オルトルートがエルザの乗っていた台の後ろあたりから出てくるもう我慢できないわ。エルザは怒って台から降りてくるオルトルートはエルザの後ろ髪をむんずとつかむ痛い!あんたは夫の名前すらいえないんだ!あの方は高貴なお方なの金網が上にあがり、2人は輪の中から出てくるあんたの夫より悪いけど格上なのよ!王様のおなりだ!道を開けよ。王様とお付きのものたち、そしてローエングリンがかみての奥から出てくる。Was ist!?どうしたんだ!?ローエングリンの声がひときわ響く。ローエングリンがエルザを責めるように言う邪悪な、汚れた女があなたのそばに!エルザは言い訳するように泣きつく。離れろ!ローエングリンはオルトルートを威嚇してからエルザに言う。まさか?何を言われた?ローエングリンはエルザの手を取り、2人で中央を奥に進みだす。するとその行く手に乱入してくるテルラムント。あの裁判は欺瞞だったのです!まやかしだオレはお前にたずねる おまえの名は?おまえに答える必要はない。じゃあ王様になら?ハインリッヒ王は厳めしい顔で聞いているローエングリンは2人の間に割って入る。ローエングリンの輝かしい歌唱が続く。最高諸侯会議でも問われて答える必要はないのです。私が答えなくてはいけないのは、エルザだけです。Elsa---震えているの?かみてのそでに張り付いてエルザは動揺している。ここでものすごくすばらしい五重唱プラス合唱の始まり。もう~本当にすばらしく感動した。ケントナガノの時はこれがねボータとマイヤーの声以外は埋もれてオケの音に飲みこまれてたんだよ。シュナイダーはさすがです。まったくもってすばらしい。ローエングリンが口を開くとまさに黎明のきらめきのごとく美しい。これは口では表現できない。声が光り輝いているのだ。神の声のようだ。ローエングリン:彼女に疑念が芽生えた。エルザ:あの方の秘密が漏れたら私は恩知らずだわ!いつのまにか人々は斜めに一列に並んでいる。端にいるエルザを追い詰めるように他の4人が迫ってくる。エルザはしもてに移動する。テルラムントとオルトルートはエルザの後を追うように移動する。かみての人々の輪の中にローエングリンがいる。あなたがたを後悔させません!力強く輝かしい声で歌う。そこだけスポットが当たって彼の神性が強調される。一方エルザの回りには暗闇が。テルラムントとオルトルートがエルザに迫る。気付いたローエングリンは人々をかき分けてエルザのもとへ来るローエングリンはテルラムントとオルトルートを追い払う。ローエングリンは、ほぼあきらめている絶望してひざまずき、哀しい顔で下を向いているどうしても疑念を抱かずにいられないのですか?エルザは答えるMein Retterあなたを信じます。あらゆる疑念を捨てて、あなたを愛しますわ。Heil dir, Elsa!Heil で超高音を美しく出す。Nun lass vor Gott uns gehen!さあ教会へ行こう高い音も美しく歌う、また神性が高まる。エルザの腕をとり歩いていくローエングリン。レッドカーペットが敷かれ、エルザはかみてでへんなヴェールを装着する。バランスを失って花道で倒れるエルザ。誰も助けないで見てる。ここまできて観客は初めてわかる。演出家が描こうとしているのはエルザの心象風景。もしかしたらエルザは頭のおかしい女で妄想している。自分に関わる人々を病んだ目で見ているとこうなるという風に見えている世界を演出家は描いているだけなのかもしれない。だからすべてが抽象的で夢のようなのだ。しかしそんなことを考えると一気につまらなくなるので私は何も考えない。ただ音楽だけを聞くようにする。ここの音楽は、いやここの音楽も、死ぬほどすばらしい。だからそれを矮小化する必要はない。そういう演出はいらない。第2幕了Part 2 に続く。
2012年06月13日
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G?nther Groissb?ck as K?nig Heinrich新国立劇場「ローエングリン」Part 3第3幕いよいよ!と期待が高まる第3幕。序曲も素晴らしい!大きな花の折り紙のような不思議な舞台装置。黒い小さな箱が2つ。椅子代わりになっている。エルザが座っている。白い上着に花のコサージュ、紐がたれている下は黒のパンツ。エルザはしもてにはける。やがて女性4人に付き添われ出てくるかみてからはローエングリンが同じく4人の女性に付き添われて出てくる。奥の花弁をひっくり返すと中には真っ赤な花びらのようなものが。これは寝台のイメージなのか?よくわからん。やっと2人きりになれたね。ここからもっとも今回楽しみにしていたシーンが始まる。あなたのお名前を呼びたいわ。エルザ!あなたの私の名前を呼ぶ響きの甘美なこと危険なことなの?私は絶対漏らしません2人きりのときに教えて。命をかけてお黙りエルザ!最初は優しいローエングリンが次第に厳しい態度をとり始める私は犠牲にしたものよりもあなたの愛のほうがとおといのだ私は疑念で老けそうだわ信じていればふけることはないよ永遠の命を聖杯に与えられているローエングリンとの差をなんとはなしにわかっているエルザローエングリンの言葉尻で怒りをあらわにしていくエルザあなたは光の世界に帰るお方なのね。私を置いて。白鳥が来たわ!妄想はおよし。あなたのお名前を聞かせて。どこからいらしたの?お家柄は?なんということをしてくれたんだエルザ!厳しいローエングリン現れるテルラムントを倒すすごい間合い。さすがシュナイダー。永遠に始まらないんじゃないかと思うぐらい間を取る。男たちに「遺骸を王の前に運ぶように女たちに「可愛い妻エルザの支度をしてあげておくれ」誰もいなくなりローエングリンはしもての黒い椅子に座り込む。たちあがりいなくなるなんと驚いたことにでかい花のセットが瞬く間に消えるそしてバックパネルが輝きだすバンダの王の伝令のファンファーレ部隊が吹き鳴らす。場面転換音楽がとにかくすばらしい!!そして現れたブラバントの軍隊。思わず失笑。演出家はガッチャマンとかヤッターマンとか見すぎのアニメオタクではないだろうか。敵の侵入を食い止めるため出陣すると歌う国王ブラバントの守護者の姿が見えないが…エルザの入場黒のマーメードラインのドレス。エルザはぐるぐる舞台を歩き回る。ちょうど一周したところで、ローエングリンと鉢合わせになるローエングリンはテルラムント殺害の可否を皆に問う次の訴え。エルザが私を裏切りました。皆さんの前で誓った誓いを破りました。私は答えなくてはいけません妻の問いに。いっそ聞きたくないよローエングリンは歌いだすローエングリンは歌いながらエルザに近づき、肩を抱く。愛情をこめてそして離れていくまた中央の刀のところに戻るそこで名前を明かすグラールでものすごく声を張る。もうすばらしいローエングリン・ゲナント」も圧倒的な声量で歌いきった。そして。白鳥がやってくるが白鳥の姿はない。いったいどうするのか期待が高まる。マイネリーベルシュヴァンうってかわってやわらかく小さい声で歌う。オルトルートがやってくるあの白鳥は弟だよ!真実が明らかになるローエングリンは舞台の奥でひざまづき祈っている(ト書きどおり)すると…!(割愛)幕切れで演出家の意図が明らかになるのはいつものことローエングリンはいなくなりオルトルートもいなくなる全員がいなくなり、残されたのは哀れな…(割愛)お疲れさまでしたすばらしいパフォーマンスでした。ありがとうございました。カーテンコールは大熱狂。Takashi Otsuki as Vier brabantische Edle 1
2012年06月11日
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Gerd Grochowski as Friedrich von Telramund新国立劇場「ローエングリン」Part 2夜明けのラッパ曙の光人々が歌う伝令が王の布告とブラバントの守護者の言葉を伝える。人々がいなくなり、黒メガネをかけたテルラムント配下の者が4人出てくる。誰が逆らえるんだ?(大槻さん)俺だ!テルラムント!彼らはしもてにはける。人々はエルザを待つエルザは婚礼の衣装。白いマーメイドラインのドレス。舞台がせり上がり、銅像のように高台に立つ。上から降りてくる巨大な(割愛)まるで(割愛)だ。いちゃもんをつけるオルトルート。金網デスマッチ!かみて奥から入場する王様とローエングリン何してるんだ?ローエングリンはテルラムントに離れろという一転してエルザには優しく語りかけるエルザはかみての舞台袖の壁に張り付いているエールザー(!)震えているの?エルザはまだ気丈にローエングリンを信じると語る。エルザはウェディングベールをかたどった(割愛)をつけ、一人でレッドカーペットをよたよた歩いていく。エルザの動揺。花道で転ぶ。ローエングリンンは立って見ている。2幕了。言っておきますが音楽は死ぬほどすばらしいです。2幕も酔いました!Gerd Grochowski as Friedrich von Telramund
2012年06月11日
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Klaus Florian Vogt as Lohengrin新国立劇場「ローエングリン」2012年6月10日新国立劇場今シーズン最高の作品。ローエングリンシュナイダーのゆったりしたテンポはワーグナーの音楽を堪能したいこちらの飢えに似た感覚とマッチした。少々遅すぎなぐらいの序曲。良かった。歌手がいい時は音楽もゆっくりがいい。クラウスの声は光り輝くレーザービームのようだった。ホフマン物語の時から格段に声量がUPしている気がする。しかし美しい高音はそのまま。独特の天使のような人間ではないようなローエングリンだった。他の歌手もすばらしかったが彼が出てきた瞬間、すべてが影絵になった。ヨハン・ボータといい、クラウスといい、神様はこの日本にすばらしいローエングリンを遣わしてくれた。感謝の言葉しかない。他に良かったのがメルベート!さすがの歌唱力。これぞワグネリアン。そしてグロホウスキ。人間味豊かな同情すべきテルラムントを好演!さらさらヘアーがたまりません。グロイスベックはあの変な帽子をかぶっていなかったら相当かっこ良かったのに残念だ。すばらしい独特の低音を聴かせた。彼はもっと演技できる人なのに、演出があってなきがごときだったのでそこも残念だった。2幕の5重唱が白眉だった。詳しくはあす書きます。***※内容に触れますのでご注意ください。序曲弱音の弦から。暗闇の中から細い神秘的な音が聞こえてくる。演奏は非常にゆっくり。シュナイダーの牽引はやはり非常に成熟した大人の落ち着きを感じる。幕が開く。背景はライトのバックパネルで、碁盤の目のように白く、ここに出演者の心象風景がイメージで映し出される。しみが移動していったり、光が点滅したりする。セットは写実的なものは何もなく、白いプラスチックの板を重ねたものが、王様の椅子になっている。衣装も写実的なものではなく、王様は青い衣装、頭に毛皮のへんてこな帽子をかぶっている。王様は高台の上で悩んでいる雰囲気。手前のしもてに立っている赤い色がベースの衣装のテルラムントとオルトルート。テルラムントの告発によりエルザが引き出される。かみての奥から入ってくる。表情は笑みを浮かべ夢を見ているよう。君を私が裁いていいのか?エルザはうなずく。彼女は夢で見た男のことを語り出す。愛人の名を聞かれよ!伝令が彼女のために戦う男を呼び出すが誰も出てこない。王様、もう一度お願いします。伝令が呼ばわる人々は正面を凝視し騒ぎだす。白鳥が男を曳いてきた!いったいどこからどのようにローエングリンが登場するのか?これがローエングリン演出の一つのポイントですよね。今回は(割愛)非常におもしろい。びっくりする。白鳥よご苦労だった、と歌うフォークトの声。どこで歌っているのか?ブラバントの人々のように狼狽し驚きながらその登場を見つめる。現れた男は、長い白い上着を着ていて右前みごろに光り輝くおっきなポケット様のものがついている。自前の髪のフォークト。ライトのあたりによって光り輝く金髪に見える髪。正面に向き直って発したその声の輝かしいことといったら!王様にあいさつ申し上げます!その声の圧倒的な声量と輝きにノックアウトされる。こんな声をこんなローエングリンを(生で)聞いたことがない。私の聞こえ方では、数年前に連隊の娘でBunkamuraオーチャードホールを震撼させたファンディエゴフローレスのようにホール全体を震撼させる声。レーザービームのように、その声に照射されて、信じられないほど陶酔した気持になる。エルザ、あなたは私があなたのために戦うことを望みますか?でも約束してください。あなたは決して私の名前と出自、身分を訪ねてはなりません。エルザは夢見ているように承諾する。ローエングリンは言う。あなたを愛しています。重唱テルラムントとローエングリンは後ろの高台の上に乗る。実際の戦いは行われない。スロウモーションの動きにライトがあたる。そして手前に下りてくるテルラムントが倒れている。あなたの命はもらった!でも生かしておこう舞台をぐるぐる2人で歩き回り、人々が続く。シュテークマンは人々の動きで演出しようとしているようだ。第1幕了第2幕大きな機材を入れる箱のような台の上で寝ているテルラムント。そのしもてがわの箱に腰かけているオルトルート立て!と歌うがオルトルートは座っている。俺たちは夜明け間に去らないといけないオルトルートは去るつもりはないあの英雄は魔術で誑かしたとテルラムントに吹き込むテルラムントは納得するテルラムントはオルトルートの膝の上にすがる二重唱。復讐を歌う。しもてにはけるかみてから白いネオンがついた台が出てくる。その上にエルザが乗っているそよ風に歌う白い短いワンピースのエルザオルトルートは呼び掛ける降りてくるエルザエルザとオルトルートの二重唱すばらしい!続く。
2012年06月10日
いろいろありますねえ。昨晩フェデラーとジョコのローランギャロスセミ。そしてユーロ開幕。日本代表のボロ勝ちに息子ともども喜ぶ。ザックになってから日本代表がなんでこんなに強いのか息子に聞いたらいっちょまえに理由を述べたので苦笑した。本題はサッカーではなくて、もちろんローエングリン。予習は今回マレクヤノウスキの今回の出演者を網羅しているライブの音源と、ヨハン・ボータのシカゴリリックの音源。そして映像版はペーター・ホフマンの1982年のバイロイトとペーター・シュナイダーの1990年のバイロイト。(Aさんありがとうございます。)ペーター・シュナイダーのテンポを知りたかったので。彼はいいです。肝心なところで歌手にゆっくり歌わせる。演奏時間も長そうだな。ケント・ナガノの早回しみたいなローエングリンにはブチ切れそうになったから、今回は安心だわ。しかしこのシュナイダー指揮版はローエングリンがいまいち。重くないタミーノみたいな声の割には高い音が出ないという…な感じだったので何べんも聞く気にはならない。しかし王様とエルザ、オルトルート、テルラムント、軍令はすばらしいので残念だ。やはりローエングリンというのは稀有な役なので、相当のポテンシャルが求められる。やはりホフマンはすばらしい!フォークトさんは少年合唱系なのでこれも天使が歌っているようで生身の男は感じないだろうなという予感。フォークト君のローエングリン 2008年2月***Euro2012ドイツが勝った。きょうの出演者のテンションに絶大な影響を与えるのでひとまず。徹夜で祝勝会してたら知らんけど(笑
2012年06月09日
Stuttgart Ballet Tour in Japan 2012 "SWAN LAKE" Choreography: John Cranko Music: Peter I. Tschaikowsky Stage and Costumes: J?rgen Rose ■ DateTuesday, 5 June 6:30 pm Wednesday, 6 June 6:30 pm ■ VenueTokyo Bunka KaikanTuesday, 5 June:Alicia AmatriainFriedemann Vogel Wednesday, 6 June:Maria Eichwald was replaced by Anna Osadcenko Marijn Rademaker was replaced by Evan McKieAnna Osadcenko, Geboren und aufgewachsen in Alma-Ata, KasachstanEvan McKie wurde in Toronto, KanadaTaenzerシュツットガルト・バレエ団2012年日本公演 「白鳥の湖」 ジョン・クランコによる4幕のバレエ2012年6月6日(水)18:30開演 / 会場:東京文化会館 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー 振付・演出:ジョン・クランコ(伝統的演出に基づく) 装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ 初演:1963年11月14日、シュツットガルト・バレエ団◆第1幕 王子の城近◆ ジークフリート王子:エヴァン・マッキー ウォルフガング(家庭教師):オズカン・アイク 家政婦:リュドミラ・ボガート ベンノ(王子の友人):アレクサンダー・ジョーンズ 従者たち: ロマン・ノヴィツキー、ブレント・パロリン、 デヴィッド・ムーア、ローランド・ハヴリカ 町娘たち: ミリアム・サイモン、アンジェリーナ・ズッカリーニ、 エレーナ・ブシュエヴァ、ダニエラ・ランゼッティ、ミリアム・カセロヴァ 王妃(摂政):メリンダ・ウィザム 王家の使用人、貴族たち:コール・ド・バレエ ◆第2幕 湖畔◆ ジークフリート王子、ベンノ ロットバルト(邪悪な魔術師):ダミアーノ・ペッテネッラ オデット(魔法をかけられた王女):アンナ・オサチェンコ 二羽の白鳥:ヒョ=ジュン・カン、ミリアム・サイモン 小さな白鳥: エリサ・バデネス、カタリーナ・コジェルスカ、 ジュリー・マルケット、アンジェリーナ・ズッカリーニ 白鳥たち:コール・ド・バレエ ◆第3幕 玉座の間◆ ジークフリート王子、王妃 見知らぬ騎士:ダミアーノ・ペッテネッラ オディール(その娘という姫君):アンナ・オサチェンコ スペインの姫君とそのお付き: ミリアム・サイモン ペトロス・テティエリアン、ロマン・ノヴィツキー、 デヴィッド・ムーア、マッテオ・クロッカード=ヴィラ ポーランドの姫君とそのお付き: オイハネ・ヘレーロ、ローランド・ハヴリカ ロシアの姫君:エリザベス・メイソン ナポリの姫君とそのお付き: アンジェリーナ・ズッカリーニ、ブレント・パロリン 貴族たち:コール・ド・バレエ 指揮:ジェームズ・タグル 演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 協力:東京バレエ団、東京バレエ学校 ※本公演で主演を予定していたマリア・アイシュヴァルトとマライン・ラドメーカーが出演できなくなりました。代わってアンナ・オサチェンコ、エヴァン・マッキーが主演いたします。詳細は下記でご確認ください。
2012年06月07日
Alexander JonesStuttgart Ballet PrincipalBorn in Rochford, Essex, Great BritainArtistic Director Reid Anderson promoted Alexander Jones to Principal Dancer from the season 2011/12 onBioPhotoきょうのマチネ、ペトルーチオ役のアレクサンダー・ジョーンズはGunners ガナーズ(アーセナル)ファンのようですね!
2012年06月02日
Stuttgart Ballet Japan Tour 2012"THE TAMING OF THE SHREW"Friday, 1 June 7:00 pm Saturday, 2 June 2:00 pm Saturday, 2 June 6:30 pm Tokyo Bunka Kaikan Choreography and production: John Cranko Music: Kurt-Heinz Stolze nach Domenico Scarlatti Stage and Costumes: Elisabeth Dalton -CAST- Friday, 1 June: Sue Jin Kang Filip Barankiewicz Saturday, 2 June (matinee): Alicia Amatriain Alexander Jones Saturday, 2 June< (evening): Maria Eichwald Jason Reilly シュトゥットガルトバレエ2012来日公演「じゃじゃ馬馴らし」Day11 June 2012Tour in Tokyo Opening Night上野・東京文化会館振付:ジョン・クランコ 音楽:クルト=ハインツ・シュトルツェ (ドメニコ・スカルラッティ作曲による) 装置・衣裳:エリザベス・ダルトン 世界初演:1969年3月16日、シュツットガルト・バレエ団バプティスタ(裕福な紳士):ローランド・ダレシオ キャタリーナ(バプティスタの長女):スー・ジン・カン ビアンカ(バプティスタの次女):エリザベス・メイソン グレミオ(ビアンカの求婚者):アルマン・ザジアン ルーセンショー(ビアンカの求婚者):マライン・ラドメーカー ホーテンショー(ビアンカの求婚者):ローランド・ハヴリカ ペトルーチオ(紳士):フィリップ・バランキエヴィッチ ふたりの娼婦:オイハネ・ヘレーロ、レネ・ライト 司祭/宿屋の亭主:マッテオ・クロッカード=ヴィラ 召使いたち: オズカン・アイク、エドアルド・ボリアーニ、 ダニエル・カマーゴ、ルドヴィコ・パーチェ パ・ド・シス(第2幕): ダニエラ・ランゼッティ、アンジェリーナ・ズッカリーニ、 ラケーレ・ブリアッシィ、デヴィッド・ムーア、 ニコライ・ゴドノフ、ダミアーノ・パッテネッラ パデュアの市民、結婚式の客、カーニバルで楽しむ客:コール・ド・バレエ 指揮:ジェームズ・タグル 演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団***バランキエヴィッチとスージン・カンすばらしかったです!思えば何10年も前からこの公演を待っていた。マリシア・ハイデとリチャード・クラガンの日本公演のじゃじゃ馬馴らし、私は見たのかもしれない。しかし記憶がまったくないんですよね。あの頃はパソコンと言うものが存在しなかったからか。解説を読むと、今回10年ぶりに日本で上演するとあるので、2002年に日本で「じゃじゃ馬馴らし」をやっているようなのだが、当時はまだバレエ鑑賞を再開していなかったのでそちらも記憶にない。もっとはるか前の1980~1990頃、日本でやっていないのかしら?最高のコメディバレエなんだけど、やはり音楽がスカルラッティ、スカスカなんだよねえ、いやだじゃれじゃなくて。内容はすばらしいのにファニーな音楽なのでそこまで感動できないんだよね。2人のやってることはまじすばらしかったです。鬼のリフトのパドドゥとか。バランキエヴィッチの「ほぼ3回転」ザンレールとかねやっぱ出ましたよ。最後には勢い余って転びそうになったソロシーンもありましたが本当に主役の2人はよくやった。お疲れさま!あしたはきっと若々しいペトルーチオで、それはそれで楽しめるだろう。それにクランコの作品は非常に(当時は)斬新で、それだけに今見ると古さも感じてしまう。※内容にふれるのでご注意ください。第1幕序曲ビアンカの求婚する3人。2番目に出てくるルーセンショーがマライン・ラドメーカー!相変わらず美しい金髪。3人はバルコニーの下でビアンカに言い寄るが、突如現れた姉のキャタリーナに冷や水をぶっかけられる。スー・ジン・カンのものすごい形相!登場だけで笑える。ついで下に下りてきた姉にさんざんいたぶられる3人。近所の人たちが何事かと起きてきて騒ぎを拡大する。キャタリーナはルーセンショーの足を踏みつける。いっ!たっ!た!第2場 居酒屋求婚者3人はほうほうのていで居酒屋にやってくる。そこに現れたペトルーチオ。娼婦2人に有り金をすべてまきあげられる。居酒屋の主人とぐるである。衣服まではぎとられる。一応困っているペトルーチオ。なにしろ酒が抜けていないので。酔っている演技のダンスのせいか踊りに精緻さはない。ワイルド系、パワー系のダンスだ。3人の求婚者は相談して彼にキャタリーナを押し付けることにする。「きれいでおっぱいのでかい」キャタリーナのことを聞かされて承知するペトルーチオ。第3場 バプティスタの家の中。妹のビアンカをいじめるキャタリーナ。今で言えばキャタリーナはどう見ても社会病質者で家庭内暴力女である。3人の求婚者がビアンカの教師の振りをして現れる。音楽(楽器)の教師、歌の教師、そしてダンスの教師。コミカルでおもしろい2人と、ダンスを教える優美なラドメイカー。ペトルーチオはキャタリーナに思いっきりビンタされる。彼とキャタリーナのダンス。ペトルーチオは誰もが怖れるキャタリーナをまったく恐れず、力技で彼女を思いのままにあやつる。しょせん大男の力にはキャタリーナと言えども勝てない。キャタリーナは踊るうちにしだいにペトルーチオに好意らしきものを感じるようになる。第4場婚礼の日、バプティスタの家の前人々3人の求婚者のファニーなダンスはまるでロミジュリのキャピュレット家に向かう3人のよう。第5場 婚礼花嫁衣装を着せられたキャタリーナはいつもどおりに仏頂面で攻撃的。暴れ回る。しかしそれを上回る野放図者がいた。入場したペトルーチオは完璧に酔っ払っている。毒を持って毒を制す。ペトルーチオの破天荒ぶりには神父も勝てない。抵抗するキャタリーナも一瞬で手なずけてしまう。キャタリーナをからかう一同。キャタリーナとペトルーチオは全員を将棋倒しにしてバイバイ。1幕了 休憩第2幕ペトルーチオの家への旅乗馬している2人しかし…抱腹絶倒の乗りっぷりに大爆笑ペトルーチオは一足先に家に入り、召使どもに異様なかっこうをするよう命じる。キャタリーナが暖を取ろうとしても火は消されてしまい、食べ物ももらえない。第2場 カーニバル一計を案じたルーセンショー。ライバル2人に娼婦を押し付けることに成功する。第3場 ペトルーチオの家翌朝、すっかりキャタリーナはおとなしくなっていた。2人で食事する。第4場 帰り道のどが渇いたキャタリーナ井戸があるわ!水が飲みたい。キャタリーナにペトルーチオは言う。これは井戸じゃない、井戸はこれだと横に立っていた男を指す何を言われてもペトルーチオに従うよう矯正されているキャタリーナは男から水を汲もうとするが汲めないすっかり満足したペトルーチオはキャタリーナに水を与えるまさに The Taming of the shrew第5場 ビアンカの結婚式ほかの3組の結婚したばかりのカップルの妻は夫の言うことにまったく従わないのにキャタリーナだけは別だ。そして2人のダイナミックなリフト満載のパドドゥ。すばらしかった。人々が踊り大団円。めでたしめでたし
2012年06月01日
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