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山下浩司 Koji Yamashita, bass baritone INDEX愛称:コージーBorn in Yamanashi1995Graduated from KUNITACHI COLLEGE OF MUSIC1996Learns at Universität für Musik und darstellende Kunst Wien and in Salzburg2003Ozawa Seiji Ongaku Juku Die Fledermaus Frank2004Jul.Tokyo Nikikai Don Giovanni Masetto2006Le Nozze di Figaro Figaro2007Mar.18Tokyo Opera NomoriTannhauser Reinmar von ZweterJul.Die Zauberfloete Papageno2008Apr.10New National Theatre, Tokyo Der Freischütz 新国立劇場 魔弾の射手 キリアン2009Nov.Tokyo Nikikai Capriccio La Roche2010Apr.4Tokyo Opera NomoriParsifal Gralritter 22012Apr.5,8Tokyo Opera NomoriTannhauser (Concert style) Reinmar von Zweter18"Il Devu" recital in TokyoSep.15,17Tokyo NikikaiParsifal GurnemanzNov. 11 Tokyo Opera city concert hall Johannes-PassionDec.915:00~Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist 北とぴあ さくらホール ***なんと山下さんシルマー指揮の東京のオペラの森の聖杯の騎士2だったんですね~!今回二期会ので狩野さんがやってた役です。
2012年09月30日
すみません~昨夜ピーターグライムズを見まして~寝落ちしまして…(笑ああそうだったなとう~暗いなと思いでも音楽はすごくすばらしい!本当に映画音楽みたいにかっこいいんですよね!幕間の間奏曲がものすごくてそういうとこはワーグナーの後期みたいだしショスタコっぽいところも出てくるんですよ~それできょうはリブレットを見ようと思っていたんですけど~一日中Il Devu聴いてます…はは…クラシック以外最近はまったく聴かないのに~4人の声をひたすら聴いている。そしてまたまたダブルな日程を発見してしまった!コージー山下さんなんですけどハイドン・ミサ曲第7番「戦時のミサ」&フォーレ・レクイエムop.482012/12/2(日) 14:00 杉並公会堂指揮]砂川稔稲見里恵(S) 淀和恵(A)山崎裕視(T) 山下浩司(Bs) 演奏]The Port Philharmonic Orchestra合唱]コア・アプラウス ***関西フィルハーモニー管弦楽団 第248回定期演奏会ブラームス(ドイツ・レクイエム)/他 2013/6/14(金) 会場 ザ・シンフォニーホール (大阪府) 指揮]飯守泰次郎安井陽子(S) 山下浩司(Bs、Br)合唱]関西フィルハーモニー合唱団Ein deutsches Requiem出た―聴きたい!山下さんの知的でノーブルな美しいバスバリが聴きたい。結局12月2日の公演のつもり具合ったらすさまじい。フォレの第九に行くんですけどもっちぃのフェルランドも山下さんのフォーレのレイクイエムも!体が3つあったら行きたいですよ。返す返す残念。フォレなんかそのうち海外で聴けばいいからと…今さら悔やんでも遅い…そもそもサントリーが売り切れになるのがわかっていたのに対処が遅かった…はあ~
2012年09月30日
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大槻孝志 Takashi Otsuki, tenor INDEX愛称:つっくんResident: Saitama, Japan1975Born in Matsue city, Shimane pref, grew up in Tokorozawa cty, Saitama pref.????Graduated from TOKYO GEIJUTSU DAIGAKU, Tokyo University of the Arts????Learns inMusikhochschule Stuttgart and Italy????Joins Nikikai ????Graduated from Nikikai Master class2004Oct.Opera debut as a professional singer in AidaNov.Die Entführung aus dem Serail2005Mar.Leoncavallo ZazàJun.Tristan und Isolde MelotOct.Yuzuru Yohyo in Mexico2006Jan.Haendel Xerxes XerxesFeb.Honegger Jeanne d'Arc au bûcherApr.Pagliacci Peppe (Cover)Sep.Saito Kinen Fes.Mendelssohn ElijahNov.The Cunning Little Vixen2007Feb.Daniel Auber : Fra DiavoloLa Fanciulla del WestJul.FalstaffSep.Saito Kinen Fes.Queen of SpadeOct.Iolanta AlméricDec.Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist2008Feb.Der RosenkavalierJul.La Traviata GastoneSep.Nikikai Eugene Onegin LenskyDec.6,7NHK Symphony Orchestra Stravinsky Oedipus Rex Shepherd mit Paul Groves, Petra Lang10,13,23Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist24NHK Symphony Orchestra Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist2009Establishes the vocal unit "Il Devu"Jan.New National Theatre, TokyoDie Fledermaus AlfredMar.Turandot PangMayNew National Theatre, TokyoLady Macbeth of the Mtsensk イズマイロフ家の第2の使用人、御者JunePopoiSep.New National Theatre, TokyoOtello Cassio (Cover)Oct.New National Theatre, TokyoDie ZauberfloeteDec.各地Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist2010Jan.Haendel MessiahFeb.Yuzuru YohyoMozart:Missa in C "Krönungs-Messe"Apr.New National Theatre, TokyoL'elisir d'amore Nemorino (Cover)Jun.New National Theatre, TokyoCarmen Remendado キャストリストはどこにあるんでしょう?AugSaito Kinen Fes.SalomeNov.Pagliacci Peppe2011MayIl Devu debut concertJul.Beethoven Symphony Nr.9 Choral SoloistNov.Yuzuru YohyoDec.New National Teatre, TokyoDie Fledermaus AlfredTokyo city philharmonic orchestraBeethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist2012Jan.3NHK New Year Gala Alfredo Spoletta CandideFeb.4,10,12Die Zauberfloete Tamino Apr.18Il Devu ConcertMay30Il Devu Concert TV broadcastJun.1-16New National Theatre, TokyoLohengrin Brabantische Edle 1 PhotoJul.24Il Devu Concert26Il Devu ConcertAug.5Il Devu ConcertSep.23Il Devu on TV talk show aired29Gala concert in NiigataOct.24,25New National Theatre tour in AmagasakiL'elisir d'amore NemorinoDec.5Vocal unit "Il Devu" concert at Oji Hall, Ginza SOLD OUT16Beethoven Symphony Nr.9 Choral Soloist23,24Nagoya Philharmonic OrchestraBeethoven Symphony Nr.9 Choral Solist2013Mar.9Biwako hallLa Traviata Gastone24La Traviata in Kanagawa GastoneApr.4,7Tokyo Opera NomoriDie Meistersinger von Nuerunberg Balthasar Zorn, pewterer, Jul.10~17New National Theatre, TokyoL'elisir d'amore NemorinoOfficial Blog
2012年09月30日
ピーター・グライムズ PreviewPeter Grimes はすごく複雑なキャラクター。まるでボリス・ゴドゥノフみたい。本当の姿がよくわからない。犯罪者なのか児童虐待者なのか家庭内暴力者なのかドメスティック・ヴァイオレンス問題がからむエレンと本当に結婚したいのか?エレンを愛しているようにはまったく見えない音楽は死ぬほどすばらしい。合唱は鬼のように難しいだろう。Peter Gが歌う合唱の中でまったく別の歌を歌いだすシーンとかあって鬼だ…少年役も非常に難しいですね、黙役ですけどね…出てくる人間、みんな病んでるし、悩んでるみんな卑小で弱い唾棄すべき存在そんな彼らがPeter Gを裁けるのか?***2008MET opera - Britten: Peter GrimesCast list28.2.2008Live in HDImpression2012BBC Proms 24 Aug. 2012
2012年09月29日
今晩はこれでしょうかWPR12:00pm 現地時間日本時間あす日曜2時~WRR Saturday Afternoon at the Opera12:06pmDONIZETTI: Lucia di LammermoorRescigno, Nicola/Royal Philharmonic OrchestraGruberova, Edita, sopranoKraus, Alfredo, tenorBruson, Renato, baritoneLloyd, Robert, bassAngel/EMI: 64622***D-Radio KulturWiener Staatsoper Aufzeichnung vom 30.06.201229.09.2012 · 19:05 Uhr (現地時間日本時間30日 02:05~Gaetano Donizetti) "Lucia di Lammermoor"Oper in drei Akten Libretto: Salvadore Cammarano Lucia - Brenda Rae, Sopran Enrico - Marco Caria, Bariton Edgardo - Piotr Beczala, Tenor Arturo - Ho-yoon Chung, Tenor Raimondo - Sorin Coliban, Bass Alice - Juliette Mars, Mezzosopran Normanno - Peter Jelosits, Tenor Chor und Orchester der Wiener Staatsoper Leitung: Guillermo García Calvo nach dem 2. Akt ca. 20:35 Uhr Pause mit NachrichtenMichael Blees im Gespräch mit Brenda Rae und Piotr Beczalaなんとウィーンのルチアも同時放送!これは悩みますね。***ほかにはミュンヘンの「神々の黄昏」の再放送、バイロイトのローエングリンとオランダ人の再放送などもあります。***週末の心配なニュースとしては、フランチェスコ・メーリがMETの舞台を降板したこと。相性が悪いんでしょうか?心配です。代役はポレンザーニ。***ROHではワルキューレも初日を終えました。今回はサイモン・オニールも大丈夫だったようですが、やはりジークムントのヴォーカルレンジではないようですよ(受け売り)。ウエストブレークもすばらしかったようで、来日が待ち遠しいですね。
2012年09月29日
Il Devu ほか の年末 第九 & メサイア2012年Oct.28 佐藤望 第九Nov.4 佐藤望 第九Dec.12/1~2 藤村実穂子 ミヒャエル・シャーデ ミヒャエル・ヴォッレ 第九 ヤンソンス12/2(日) 大沼徹 清水華澄 第九12/2(日)19:00~ 狩野賢一 第九12/9(日) 山下浩司 第九12/14(金)、15(土)、16(日) 青山貴 第九12/15(土) 望月哲也 萩原潤 メサイア12/16(日) 大槻孝志 第九12/18(火) アンナ・ガブラー 第九12/19~26 高橋淳 第九 読響 シルヴァン・カンブルラン12/21 アンナ・ガブラー 第九 12/22(土) 大沼徹 谷地畝晶子 メサイア12/22~27 N響 第九12/23~24 大槻孝志 第九 名フィル12/23 アンナ・ガブラー 第九12/23 柴山 昌宣 第九 習志野12/24 アンナ・ガブラー 第九12/24 クリント・ファン・デア・リンデ メサイア BCJ 鈴木雅明12/24 14:00~ 望月哲也 鵜木絵里 第九 佐野 12/27(木) 青山貴 第九12/28(金)19:30 望月 哲也 大沼 徹 第九12/28~29 アッティラ・ユン 清水華澄 第九***ピーター・グライムズの予習は皆さん、お済みでしょうか?私は、まだです(笑)もちろん英語のリブレットはあるんで~英語だし大丈夫でしょ?はは…やりますよ~今週…そしてイル・デーヴ、楽観視していましたが、甘かったです。5分でe+売り切れ、王子ホール売り切れ、でした!購入画面に入る前に売り切れてました。本当に持つべきものは!でした。はは…次はサントリーホール(大)で夜でお願いします。「めざクラ」かっつ~の!***
2012年09月29日
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Tokyo Operatic A'la Carte Vol.3Donizetti: Lucia di Lammermoor Highlight28 Sep.2012at PASONA hall, Otemachi, TokyoMasako Watanabe (soprano)Munenaga Terada (tenor)Yuichi Chiba (baritone)***ランメルモールのルチア ハイライト at パソナTokyo Operatic A'la Carte Vol.32012年9月28日東京・大手町パソナグループ本社ビル B1ホールルチーア 渡辺昌子 エドガルド 寺田宗永 エンリーコ 千葉裕一中島裕子(pf) 谷川みゆき(オペラ案内人)*** いや~縁って不思議なものですね。きょうは寺田宗永さんがエドガルドを歌った「ランメルモールのルチア」のハイライト公演に伺わせていただきました。そもそも寺田さんを知ったのは、6月に紀尾井町であった星野さんの「ナブッコ」の公演でです。少しの出演でしたがすばらしかったのでぜひまた大きな役で聴いてみたいと思っていたのです。そしたらルチアのエドガルドをやるというのでラッキーに聴くことができました!いや~二期会ってどんだけ層が厚いんでしょう。きょうのソリスト3人とも二期会です。寺田さんはすごく大声量のテノールです。まだ38歳。こんなにパワフルとは予想してませんでした。私が思い出したのはMETで聴いたヴィットリオ・グリゴーロです。彼も細いくせにものすごいでか声なんです。いや~驚きました。そしてバリトンのエンリーコを歌った千葉裕一さん。これがまたびっくりでした。彼の声はマリウシュ・クフィエチェンとディミトリ・フォロストフスキーを足して二で割ったような声でした。すばらしい逸材です!まだものすごく若いです。多分31~33歳ぐらい?とにかくいい声!2人の二重唱と3人で歌ったセクステット、もうしびれました~2人ともこの100人程度しか入らないホールにはでか声すぎでしょ(笑)ルチアの渡辺昌子さんもすばらしいルチアでした。美しく細やかで感情が入っていました。第一部「旅立ち」歌の合間にアナウンサーの解説が入ります。第1幕ルチアのアリア「あたりは沈黙に閉ざされ」ルチアが亡霊の伝説への恐怖を歌い、一転して恋心を歌う。エドガルドがやってくる。ちゃんと演技付きなんですよ~伴奏はピアノですけど。ごめん遅くなってルチアとエドガルドの二重唱エンリーコへの怒りを歌い結婚指輪をかざして愛を誓うもう行かなくてはと言うエドガルドにルチアが歌いVerranno a te sull'aurei miei sospiri ardenti--美しい二重唱になるspargi un'amara lagrimasu quest pegno allor***第2部 結婚証明書ルチアとエンリーコの二重唱さあ、いよいよバリトンの登場だ!と期待高まる私(バリトン、バス・バリ大好き~)ルチアが入ってくる。おいで、ルチア。口をきかんのか?ルチアの怒りの歌唱Il pallor, funesto, orrendo,---お兄様のなさったことったらひどいわ!おまえが馬鹿げた恋に狂ってたんだから当たり前だでももう終わったことはいい。私はおまえの兄だ。もう怒ってない。だからお前も馬鹿げた恋はあきらめるんだ。ちゃんとした相手を(見つけてある)…なんですって!私はもう結婚の誓いをしたのよ!spegni tu l'insano amor!偽の手紙を渡す。手紙を見るあぁ!Soffriva nel pianto ---Un folle ti accese ---美しい二重唱エンリーコは自分の一族を救うことができるのは金持ちの貴族アルトゥーロだけとルチアに迫る。エンリーコは怒りの歌唱。Se tradirmi tu potrai, ---お前が裏切ったら私は終わりだ亡霊になってお前を血まみれで呪ってやるからなここのスピード、ピアノが速いテンポで入りますが、バリトンはゆっくり歌いたがります。ルチアも同様にゆっくり歌ってました。そしてついにあの場面です。セクステット!(六重唱)ライモンドとアリーサとアルトゥーロがいないので三重唱だったのですが、本当にすばらしかったです。Chi mi frena in tal momento ---最初まずテノールとバリトンの二重唱から入るんですが、もうこの入りでうわ~となりました。すばらしい!美しい!ぴったりあってるし、2人の声がすばらしい!そこにルチアが加わる。ああ、これなのよ~これが聴きたかった!なぜ来たんだ?運命だ。この野郎(Sciagurato! シャグラート)エドガルドは結婚契約書を見て驚愕する君が書いたのか?答えるんだ!(Rispondi!ルチア Si…エドガルド:Maledetto!君と愛を誓ったあの時が呪われるといい君たち一族に近づくべきじゃなかったvi disperda寺田さん、高音を伸ばしながらさらに半音上げるところも完璧すばらしい!ブラヴォーと叫びたいぐらいでした。本当にこのシーンすごかったです。ここで休憩第2幕タワー・シーン Wolferagエドガルドとエンリーコの二重唱大好きなシーンです最初エドガルド。馬のひづめの音誰だ?とにかく寺田さんのテンションがすごい。入り込んでる俺だ。rispondeva al mio furor!そこで…覚悟するんだな!そこで…お前を殺してやるIvi t'uccidero~~~そして待ってました。二重唱すばらしい!ルチアの狂乱の場エドガルド、私は戻ってきたのよ…Alfin son tua, alfin sei mioエドガルドとの婚礼を妄想で歌う。亡霊が出てきたわ!エドガルドここに隠れましょう!祭壇の下よ笑顔になる私たちのための結婚の音楽が聞こえるわ!ルチアフルートと歌うシーン、きょうはピアノと歌う。エンリーコは狂ってしまった妹になすすべなく去っていくコロラトゥーラの技巧が炸裂するシーンSpargi d'amarto pianto ---すばらしい!エドガルドの最後のアリアがないのが残念だったがすばらしいハイライトだった!よくできた構成だった。終了大喝采。こういうのが日本で聴けるならもう外国に行く必要はないかもしれないですね。日本の若手ってすごい!またそう実感してしまった一夜でした。
2012年09月28日
来週末は三連休。代官山で素敵な催しがあるようです。ルナノバプレゼンツ 『オペラで喜怒哀楽』 今をときめく新鋭のオペラ歌手達が、様々なシチュエーションで喜怒哀楽を表現することに挑戦! オペラの生の声に初心者も玄人も大満足の二時間をリーズナブルな価格で。 10月7日(日) 昼の部15:00~ 「喜」 出演:フェムジョワ 癒し系女史のさわやかな新感覚ハーモニー喜怒哀楽の『喜』五人の美女が織りなす調和と癒しのオペラティック・クラシック 廣森 彩、天野聡絵、安本ゆか ほか*** 10月7日(日)夜の部18:30~ 「怒」 出演:ジェンタラピアータ 男のプライドを賭けたオペラ・ガラ テノール 園山 正孝 テノール 高柳 圭 バリトン 佐藤 望 バリトン 野村 光洋 バス 狩野 賢一 ピアノ 中山 博之~作曲家中山博之のナビゲートで~ *** 10月8日(祝) 昼の部13:00~ 「哀」 出演:インフィニート・パトス 哀愁のアルゼンチンタンゴ&ラテンヒット喜怒哀楽の『哀』 哀愁のバンドネオンの響きに乗せて、アルゼンチンタンゴやカンツォーネなどラテンの名曲を大川信之 ほか*** 10月8日(祝) 夜の部17:00~ 「楽」 出演:ゴドイオ 楽しすぎ!笑いのイタリアオペラ「愛の妙薬」 『愛の妙薬』与儀 巧、福間章子 ほか会 場 ヒルサイドプラザホール主 催 ルナノバ代官山ヒルサイドプラザ ¥3,000オフィス・グランシャンス 03-3387-1003nobbiamo@hotmail.co.jp***10月7日(日) 夜の部 にパルジファルで発見した、一押しのバスバリトン、狩野さんが出演します。何を歌われるんでしょうか?知りたい!
2012年09月27日
N響第1742回 定期公演 Aプログラム2012年12月1日、2日NHKホール ストラヴィンスキー/歌劇「夜鳴きうぐいす」(演奏会形式)● ラヴェル/歌劇「こどもと魔法」(演奏会形式)▲ 指揮:シャルル・デュトワ夜鳴きうぐいす●、火・うぐいす▲:アンナ・クリスティ料理人●、安楽椅子・雌猫・リス・羊飼いの男▲:ディアナ・アクセンティ死に神●、ママ・カップ・トンボ▲:エロディ・メシェン僧侶●、ソファー・木▲:ジョナサン・レマル漁師●、ティーポット・小さな老人・雨蛙▲:エドガラス・モントヴィダス中国皇帝●、大時計・雄猫▲:デーヴィッド・ウィルソン・ジョンソン侍従●:青山 貴日本からの使者●:村上公太日本からの使者●:畠山 茂合唱:二期会合唱団●▲子供▲:エレーヌ・エブラール羊飼いの娘・お姫様・コウモリ・フクロウ▲:天羽明惠合唱:NHK東京児童合唱団▲すごいキャスト~これザルツブルク音楽祭2011で見た時もコンサート形式でした。12月はターハイだって言ってるでしょ~このブログが Il Devu Blog になってる件について…***それであの、フェニーチェのTokyo Gala誰がリゴレットなんですか?誰がアルフレードなんですか?早く知りたい~新国立劇場の魔笛のはざまなのでね…しかし山下さんのザラストロも聴いてみたいなあ~***青山貴さん カルミナ・ブラーナソリスト!和光市民合唱団第20回記念定期演奏会カール・オルフ作曲/カルミナ・ブラーナ2013年2月17日 ソプラノ/高橋薫子(たかはしのぶこ) テノール/沢崎 一了(さわざきかずあき) バリトン/青山 貴(あおやまたかし) ***カルミナ・ブラーナはムーティ指揮多分N響で東京のオペラの森で聴きました。バリトンはルドヴィク・テジエでした。これ、とてもFunnyな部分満載の笑える楽曲です。カウンターテナーは誰が歌うんでしょうか?
2012年09月26日
Il Devu 二期会 歌手出演案件La Traviata神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・京都市交響楽団 共同制作公演ヴェルディ「椿姫」ボローニャ歌劇場提携公演 指揮】沼尻 竜典演出】アルフォンソ・アントニオッツィヴィオレッタ:安藤赴美子アルフレード:フェルナンド・ポルターリジェルモン :上江隼人フローラ :谷口睦美ほかびわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団神奈川フィルハーモニー管弦楽団 2013年3月24日(日) 14:00 びわ湖と神奈川の椿姫にIl Devu の大槻さんと山下さんがキャスティングされています。ガストン子爵 大槻孝志 ドビニー侯爵 山下浩司です。Wキャストですが。3/24(日)14時 神奈川3月もすでに週末は埋まってる…っと…どうするんだ自分ターハイですわドメスティックな歌手を聴くって逆の意味で大変だわ。***大沼徹さんご出演の「こうもり」、あすから会員は発売なんですね。ふは~これはけっこう争奪戦なのかなあ?よくわかりませんが…***もしかしてこのブログも転換点を迎えている!More domestic !日本人歌手もワーグナーいける!METでは愛の妙薬初日でしたけどちょっとそこまで思考が行かない…大好きな歌手ばかりなのに…Metで初日を聴いた「ドンパスクワーレ」のメンバーなのに!もうWagnerとR.Straussしか受け付けない体になっちゃったかもなんて罪な男、リヒャルト。ティーレマンのもリエンツィが聴きたくてわざわざ横浜。なんてステキな人たち、Il Devu さん! こんなに幸せな年末をくれて!今年の締めはもっちぃととおるくんの第九になりそう。その日は私の誕生日。
2012年09月26日
「東京女子大学クリスマスコンサート」「第58回 メサイア演奏会」 杉並公会堂 日時 2012年12月15日(土)17時開演杉並公会堂 大ホール 指揮 中内 潔(東京女子大学教授)ソプラノ山口 佳子 アルト阪口 直子テノール 望月 哲也バリトン 萩原 潤 東京女子大学クワイヤ オラトリオ合唱団管弦楽 カペラ・コレギウム・ヴェリタス Giocondaさま、大感謝です。とんじょのメサイアは有名ですよね。大昔におともだちに誘われて1回聴いた記憶が…しかしすごいキャスティングですね。このメンバーで聴いたら確かにぶっとびそう天国まで…ハレルヤ!うわ~頭がウニになってきました12月の全週末が埋まってしまいそう…それにしてももっちーさん仕事しすぎですよ~むっは~ファンとしてはフォロー大変。ほかが全部ぶっ飛んじゃう。でも Il Devu行けないの悔しい~第九は全部聴きたいですがさすがに札幌はいけないし…スケジュール調整が超ハード…Sigh全幕オペラが待ち遠しい!今魔笛を聴いてますけど、きっと世界中のどんなタミーノよりすばらしいわ。
2012年09月25日
青山貴 in 第九 mit 日本フィル指揮:井上道義ちらし ■日本フィル ソニックシティ 「第九」演奏会 2012/12/14(金) 19:00開演 埼玉: 大宮ソニックシティ 大ホール ベートーヴェン : 「コリオラン」序曲 ベートーヴェン : 交響曲第9番「合唱付」 ソプラノ:小川里美, アルト:小川明子 テノール:錦織健, バリトン:青山貴 合唱:埼玉第九合唱団 日本フィルハーモニー交響楽団 大宮ソニックシティホール TEL: 048-647-7722***■日本フィル第283回横浜定期演奏会 2012/12/15(土) 18:00開演(17:20開場) 神奈川: 横浜みなとみらいホール 大ホール ベートーヴェン : 「コリオラン」序曲 ベートーヴェン : 交響曲第9番「合唱付」 ソプラノ:小川里美, アルト:小川明子 テノール:錦織健, バリトン:青山貴 合唱:東京音楽大学 日本フィルハーモニー交響楽団 日本フィル・サービスセンター TEL: 03-5378-591***■日本フィル第283回横浜定期演奏会 2012/12/16(日) 14:30開演(17:20開場) 東京: 東京芸術劇場 コンサートホール ベートーヴェン : 「コリオラン」序曲 ベートーヴェン : 交響曲第9番「合唱付」 ソプラノ:小川里美, アルト:小川明子 テノール:錦織健, バリトン:青山貴 合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団 日本フィルハーモニー交響楽団 S¥8,500 A¥7,500 B¥6,500 C¥5,500 P¥4,500(完売) Ys(25歳以下)¥3,500(25歳以下対象/S席以外) Gs(65歳以上/S席以外)¥4,500* 日本フィル・サービスセンター TEL: 03-5378-591まっ、まじですか!Il Devu 全員 第九!!??売れてますなあ~昨日冗談で書いたら本当になっちゃったわ。はああ~見る方はどうしたらいいんでしょうGiocondaさま~!!今初めて書きますが、17日のパルジファルの楽日、青山貴さんが見にいらしてました。高田正人さんもいらしてました。やはり仲がいいんだな~と一人でむふむふ喜んでいた私です!***京都市交響楽団特別演奏会「第九コンサート」日時:2012年12月27日(木)7:00 pm 開演会場名:京都コンサートホール・大ホール出演者:沼尻 竜典(指揮)コ・ヒョナ(ソプラノ) 澤村 翔子(メゾ・ソプラノ) チャールズ・キム(テノール) 青山 貴(バリトン) 京響コーラス曲目等:ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」第1幕への前奏曲 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付」op.125 京響ってすごくうまいのですよね?聴きたい…
2012年09月25日
平成24年12月9日(日)15:00開演北区第九演奏会 ブラームス/大学祝典序曲 ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調 「合唱付」 指揮/高関健独唱/ ソプラノ:鷲尾麻衣 メゾ・ソプラノ :高橋華子 テノ-ル:小原啓楼 バリトン:山下浩司管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団合唱/北区第九合唱団 う~ほとんど予定がバッティングしまくりになってきたどIl Devu 4人もいるのに4人がばらばらの第九に出てくれなくてもいいでしょうはあ~Follow 大変!
2012年09月25日
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Royal Opera House The Ring Cycle Keith Warner Das Rheingold 24 Sep– 26 Oct / Die Walküre 26 Sep – 28 OctSiegfried 29 Sep – 31 Oct / Götterdämmerung 1 Oct – 2 NovConductor : Sir Antonio Pappano -- Besetzung : Alberich Wolfgang Koch, Wotan Bryn Terfel, Fricka Sarah Connolly, Freia Ann Petersen, Donner Peter Coleman-Wright, Froh Andrew Rees, Fasolt Iain Paterson, Fafner Eric Halfvarson, Loge Stig Andersen, Mime Gerhard Siegel, Erda Maria Radner -- Siegmund Simon O'Neill, Sieglinde Eva-Maria Westbroek, Hunding Sir John Tomlinson, Brünnhilde Susan Bullock -- Siegfried Stefan Vinke -- Gunther Peter Coleman-Wright, Gutrune Rachel Willis-Sørensen, Hagen Sir John Tomlinson, Waltraute Mihoko Fujimura -- Wolfgang Koch as Alberich, Iain Paterson as Fasolt and Eric Halfvarson as Fafner ROH Der Ring des NibelungenBroadcasts of The RingSingers IndexROH RingDas RheingoldDay124 Sep.2012Director Keith WarnerSet designs Stefanos LazaridisCostume designs Marie-Jeanne LeccaLighting design Wolfgang GöbbelOriginal Movement Director Clare GlaskinVideo Mic PoolVideo Dick StrakerAssociate Set Designer Matthew DeelyConductor Antonio PappanoAlberich Wolfgang KochWotan Bryn TerfelFricka Sarah ConnollyFreia Ann PetersenDonner Peter Coleman-WrightFroh Andrew ReesFasolt Iain PatersonFafner Eric HalfvarsonLoge Stig AndersenMime Gerhard SiegelErda Maria RadnerWoglinde Nadine LivingstonWellgunde Kai RüütelFlosshilde Harriet WilliamsRoyal Opera House Covent Garden's photostream う~ん本当につまんなそうなプロダクションだな。Tokyo Ringの方がはるかにましじゃん。Keith.Kochさんったらこの役のためにあのかっこいい(ヒッピーみたいな)長髪切っちゃったの?もったいないです~髪型って重要ですよねえ。***ラジオ放送スケジュール(現地時間)Broadcasts of The Ring (Please note times are subject to change) Das Rheingold (full) - Tuesday 16 Oct, 7pm Die Walküre (full) - Thursday 18 Oct, 4.45pm Siegfried (full) - Sunday 21 Oct, 2.45pm Götterdämmerung (full) - Wednesday 24 Oct, 3.45pm***Opera Essentials: Der Ring des NibelungenAs the curtain goes up on Keith Warner's production, a guide to Wagner's epic operatic cycle.By Royal Opera House24 September 2012 ***いや~ようやっとまともにKochさんについて語っているレビュー発見したよ~Independent です。Excerpt - Wolfgang Koch’s Alberich is a resonant presence, maybe too debonair for the demands of his gnome-like character, but as a counterweight to Bryn Terfel’s Wotan, he’s dominant whenever he is on stage.---「ヴォルフガング・コッホのアルベリヒは、響き渡る存在感で、この小鬼のようなキャラクターにしてはちょっとスマートすぎるきらいがあるが、ブリン・ターフェル演じるヴォータンに釣り合う役として、ステージにコッホがいるときは常に圧倒的に舞台を支配していた。」それからこのGuardian の写真、見てみて~Look into his eyes! すごいよね!
2012年09月25日
東大和市民合唱団「第九を歌う会」第13回演奏会ヘンデル作曲「メサイア」公演日:平成25年3月10日(日)開演:午後2時30分(午後2時開場)会場:ハミングホール(大ホール)演奏曲目: ヘンデル作曲「メサイア」全曲指 揮: 福島 章恭(ふくしまあきやす)ソリスト文屋小百合(ソプラノ) 山下牧子(メゾソプラノ)望月哲也(テノール)奥村泰憲(バリトン)管弦楽: 日本ニューフィルハーモニック管弦楽団
2012年09月24日
皆さま、年末の第九の予定はお決まりでしょうか?私は個人的には年末にだけ第九を聴きまくる日本人の習慣にアンチを唱えるべく、そういうのは避けていたんです。でも今年は…すごいことになっております。ヤンソンスの第九はまあフォレだし、これを聴かないとまずいだろうと仕方なくとりました。(笑でもなんともっとすごいのが(自分的に)現出してしまいました。これです。2012/12/28(金)午後7時30分開演 [午後7時開場]東京文化会館 大ホール東京シティ・フィル 第九特別演奏会L.v.Beethoven(1770-1827)Symphony No.9 in D minor, Op.125 “Choral”ベートーヴェン交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」指揮:飯守 泰次郎ソプラノ:佐々木 典子メゾ・ソプラノ:小山 由美テノール:望月 哲也バリトン:大沼 徹合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸 崇浩)なんとあの望月さんとあの大沼さんが第九のソリストで揃い踏みとは…!これはすごいことになるなときょう午後から震えが止まりません。(単なる風邪かも)しかもマエストロ飯守大先生です!私の好みとしては第九のテノールは、高い声のヘルデンテノールです。コロとか、ブルクハルト・フリッツとかトーステン・ケールとかです。いったいどういうことになるんでしょうか?望月さんはリリコです。私の好みとしては第九のバスは正真正銘のバスです。クアンチュル・ユンとかルネ・パーペとか。いったいどういうことになるんでしょうか?大沼さんはバリトンです。これはプラチナチケットですね~私的には。だって第九のソリストはまずバス、そしてテノールなんですもん~私的には。"O Freunde, nicht diese Töne" この声が発される瞬間を固唾をのんで待ちたいと思います。***ヘンデル・メサイアにもご出演の大沼徹さん。2012年 中野区民合唱団第20回記念定期演奏会 開催日 2012年12月22日(土曜日)場所 なかのZERO大ホール曲目 GEORGE FRIEDRICH HANDEL “MESSIAH” (全曲) 指揮者 井崎 正浩 オーケストラ ウッドランドノーツ ソリスト ソプラノ:吉原圭子 アルト:谷地畝晶子 テノール:藤井雄介 バリトン:大沼徹これもできれば行きたいですねえ!***大沼さんは出身校の縁でなのかこの第九でも歌われます。第22回 湘南ひらつか第九のつどい2012/12/2(日) 13:30開場 / 14:00開演会場:平塚市民センターホール出演:指揮 海老原 光 管弦楽 東海大学芸術学科音楽学課程オーケストラ (東京交響楽団+東海大学学生選抜)ソプラノ 菊地 美奈 メゾソプラノ 清水 華澄テノール 北嶋 信也 バリトン 大沼 徹合唱 湘南ひらつか第九のつどい合唱団 東海大学教養学部芸術学科合唱団合唱指揮 梶井 龍太郎ピアニスト 倉本 卓これもソリストけっこうすごい…
2012年09月24日
IL DEVU 大槻孝志 出演第九! 2012年 三郷第九合唱団演奏会 2012年12月16日(日) 大ホール 開場14:30 開演15:00 出演:指揮者 米原 豊 氏 ソリスト ソプラノ 関真理子 氏(藤原歌劇団) アルト 松浦 麗 氏(藤原歌劇団) テノール 大槻孝志 氏(二期会) バリトン 折河宏治 氏(日本声楽協会) オーケストラ 埼玉青少年交響楽団 合唱 三郷第九合唱団 北本合唱団(賛助)/にしのもり合唱団(賛助) 演奏:第1部 ヘンデル「メサイア」よりハレルヤコーラス 他 第2部 ベートーヴェン交響曲「第9番」合唱付き 全演奏 ということで聴きたい第九目白押しの年末になりそうですね。毎年12月はどこもかしこも第九第九第九、そういうの実は嫌いだったんですけど…歌手がいいから聴かないとですよねえ…このままだと12月はほぼ毎週末第九になっちゃうよ!
2012年09月24日
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Classical Vocal Unit IL DEVU on TV-show tonight!Il Devu がテレビの音楽番組に登場!なんという楽しさ!なんかすごく感動しちゃった。だってそこにいる人たちは(5人)全員、この2012年になってから生で歌やピアノを聴いている人ばかり。大槻さんと望月さんはNHKニューイヤーガラ。大槻さんは昨年12月こうもり、今年ローエングリン(2回)青山さんと望月さんはエリヤ山下さんはタンホイザーとパルジファル(それぞれ2回の計4回)望月さん単独ではオランダ人2回、コジファントゥッテ、立川のガラ、白寿ホールのギターフェスタ。(過去にエレメル伯爵、ナラボートも)河原さんはコジと立川のガラ。なんて不思議なことでしょう!(しかしワーグナー率高し。)人の縁って本当に不思議です。ミラクルな邂逅ってやっぱりあるんです。先週末パルジファルのすばらしいグルネマンツだった山下さんが、まったく違う笑顔でそこにいるのを見て、なんか信じられなかった。あの大役を間近にしての収録だったでしょうに、にこやかで素敵で余裕が感じられました。青山さんの声ってすごくいい声ですね!バリトンなのに低くて重い、分厚い、そして艶がある。あらためて聴くとおお~と思いました。やはりロッシーニのレシピを食しただけある(笑こないだのエリヤとまた違う世界の曲(パサラ)。大槻さんもハイビジョンで見たらすごくハンサム~お声もハンサム~ネモリーノ来年行きたいですけど、平日の昼間なのかな。そして望月さん。やはり彼の頭の回転の良さがすごくわかりました。常に当意即妙。まじめには、彼が言っていた自分の(?)レンジの話がうれしかった。最高音をHigh C#(Cis:チス)までデーブは出していると話。逆に言えばHighDまでは出していないということですよね。おお~ではそういう作品も彼に期待できるんだ!ということたとえばネモリーノとかマントヴァは行けるでしょう。あとは4人の個性が違うのでアンサンブルがぶつかることもあるということ。今年は私にとってワーグナーイヤーでもありましたけど、もしかして「イル・デーヴ」イヤーだったんではないかという気がしてきました。12月のリサイタルも昼間なので行けません…。でも11月のヨハネ受難曲(山下さん、望月さん)はGiocondaさまのおかげで行けることになりました。感謝、感謝~今回のパルジファルではっきりわかりました。今の日本の若手ってすごい。なでしことか侍JAPANもすごいけど日本の歌手も世界で通用するレベルになっています。もしかしたらもうヨーロッパにコンプレックスを感じる時代は終わりつつあるのかも?新国立劇場に通ったのは外国人歌手が目当てだったけど、今や日本の歌手の方がキャスティング表を探すようになりました。2011年の事故もある程度そのきっかけにはなっていますけど…本当二期会の層の厚さに驚愕しましたもん…15日のパルジファルはそういう意味で私に転換点を与えました。もっともっと彼らの出る全幕オペラが見たいよ!!
2012年09月23日
From TwitterRoyalOperaHouse@RoyalOperaHouse We'll be live-tweeting our #ROHring Insight tonight with @spconnolly, @Bryn_Terfel, Susan Bullock and @kasperholten. #ROHinsights ^C and joined here Keith Warner!You can see live tweeting on hereBryn was joking and Keith Warner made so impressive commentLike --- RoyalOperaHouse@RoyalOperaHouse
2012年09月23日
NRK KLASSIK22 Sep. 201219:03~ 現地時間日本時間26:03~Music in P2 - Opera Siegfried Siegfried, opera in three acts, by Richard Wagner (1813 - 1883). Libretto: Richard Wagner. From the Bavarian State Opera in Munich 27 May 2012. Presented by Earl Heggstad. Siegfried: Lance Ryan, tenor. Mime: Wolfgang Ablinger-Sperrhacke tenor. Der Wanderer: Thomas J. Mayer, bass baritone. Alberich: Wolfgang Koch, bass baritone. Fafner: Rafal Siwek, bass. Erda: Jill Grove, alt. Brünnhilde: Catherine Naglestad, soprano. Waldvogel: Anna Virovlansky, soprano. Bavarian State Opera Chorus and Orchestra. Conductor: Kent Nagano神の恩寵でしょうか、私の聴き逃したミュンヘンのジークフリートの初日の録音がラジオ放送されます。Kochさんがアリベリヒで出るものです。シュペルハッケもすごいんで、いやいや~これを待ってたんですよ。この再放送を!Related LinkOpera Cake***リリックFM アイルランドSaturday September 22nd...Elgar's Oratorio, The Apostles, recorded at this year's BBC PromsAlice Coote: Mary Magdalene Clive Bayley: Judas Rebecca Evans: Blessed Virgin/Angel GabrielPaul Groves: St.John/NarratorJacques Imbrailo : JesusIain Paterson: St.PeterHallé Choir and London Philharmonic ChoirHallé Orchestra conducted by Sir Mark Elder他にはイアン・ペーターソン出演のエルガーのオラトリオもあります。***Radio 4U hoort de opera live vanuit het Palais Garnier in Parijs door het Orchestre National de FranceOrchestre National de France o.l.v. Philippe Jordan. Solisten oa. Michaela Kaune (gravin), Michaela Schuster (Clairon), Joseph Kaiser (Flamand), Adrian Eröd (Olivier), Bo Skovhus (graaf), Peter Rose (La Roche) en Ryland Davies (TaupeOpéra national de ParisCapriccioPhilippe Jordan Direction musicale Robert Carsen Mise en scène Michael Levine Décors Anthony Powell Costumes Robert Carsen, Peter Van Praet Lumières Jean-Guillaume Bart Chorégraphie Ian Burton Dramaturgie Michaela Kaune Die Gräfin Bo Skovhus Der GrafJoseph Kaiser FlamandAdrian Eröd OlivierPeter Rose La RocheMichaela Schuster Die Schauspielerin Clairon Ryland Davies Monsieur TaupeBarbara Bargnesi Eine italienische SängerinManuel Nuñez Camelino Ein italienischer TenorLaura Hecquet Eine junge TänzerinJérôme Varnier Der HaushofmeisterAntonel Boldan, Chae Wook Lim, Vincent Morell, Christian Rodrigue Moungoungou, Slawomir Szychowiak, Ook Chung, Yves Cochois, Hyun-Jong Roh Acht DienerOrchestre de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座から生中継の、フランスムジーク、オランダラジオ4、デンマークP2で放送されるフィリップ・ヨルダン指揮の「カプリッチオ」もめっちゃ魅力的なキャストですが、時間がかぶっているので次の機会を待ちたいと思います。***バルトークラジオは、バイロイトのパルジファルの再放送。
2012年09月22日
ROH Ringいよいよですが、いつのまにかすっごいキャストになってます!!さすがROH.さすがパッパーノ大将、いや Sir Tony ラインの黄金、脇役まですべて主役級です。ひょええ~***Rene Pape alla Scala- gramilano余談ですけど面白い話なのでご紹介。またインテルメッツォさんが紹介してくれているのですが、スカラ座のリサイタルでルネ・パーペがiPhone で歌詞を見ながら歌ったそうです。もちろんアンコール曲ですが。iPhone の機能を生かして、歌詞を口頭で呼び出したそうです。Siri?そういうことやっちゃうとこがお茶目~METでも "Diamonds are a girl's best friend"-- とつぶやくという前代未聞のお茶目ぶりを見せた彼ですもんね。***最近ひっぱりだこのバスバリトン、イアン・ペーターソンのインタビュービデオを見つけました。なかなかおもしろいインタビューで、彼は最初ヴァイオリンをやっていて、専攻は1がヴァイオリンで2番目が声楽でした。しかし歌の方で認められてしまい、最初のキャリアの10年はバスとして歌っていた。その後どんどん自分の最高音を上げてきた。30過ぎにバリトンを歌うようになった。エドワードガードナーに勧められて、アイーダのアモナズロとか歌った。しかしここ数年はバスバリトンに落ち着いている、と。「僕はよく冗談で言うんだけど、本当のバスバリトンていうのは、バリトンとバスの両方の声域を歌える人、バリトンの最高音とバスの最低音を歌える歌手のことなんだよって。」不思議ですよね~バスとバスバリトンの差、というのは本当に素人にはわかりづらいですよね。彼はアンフォルタスとがグンターとか得意なのでバリトンなのかなと思っていたんですがバスバリトンなんですね。でも本人が言っているようにバリトンでもあったので、あのように美しく歌えるんですね。***
2012年09月21日
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Tokyo Nikikai Parsifal Index13-17 Sep. 2012 TOKYO NIKIKAIParsifal presented by Tokyo Nikikai Opera Foundation 13-17 Sep. 2012. Conductor:IIMORI Taijirô, Stage Director:Claus GUTH, Set and Costume Designer:Christian SCHMIDT From L to R, Koji Yamashita as Gurnemanz(Day2&4), Toru Onuma as Amfortas(Day2&4),Takashi Tomokiyo as Klingsor(Day2&4), Hiroaki Otuka as Titurel(Day2&4) and Ken-ichi Kanou as Gralsritter2 (Day2&4) andere CastDay2 Part1 with Cast ListDay2 Part2Day2 Part3Day2 Part4Day4 Part1Day4 Part2Day4 Part3
2012年09月21日
二期会パルジファル Day4 Part2さすらい人さんにバイロイトの拍手なし体験について書いていただいたので、私もそれに返歌したいと思います。二期会パルジファル4日目。祈るような思いで(おおげさ)この日ぐらいはさすがに第1幕後の拍手なしが実現するのでは?という淡い期待を抱いていたのです。それは結論から言って、実現しませんでした。客は連休の最終日と言うことであまり入っていませんでした。拍手をしたのは客全体の10%ぐらいだったでしょうか。回りが拍手しないのに元気よく拍手している人が10%いました。Sh-- という声を発している人がいたにもかかわらずです。彼らを見て思ったのは、クリングゾルのセリフです。"ihn schirmt der Torheit Schild"知らないって怖いですね…。ちなみに今年のバイロイトのパルジファルのラジオ中継を初日と8月11日に聴きましたが、拍手してましたね…(笑)。でもきっとドイツ人は事前に「拍手しないでください。」というようなそれこそバカなアナウンスは絶対しないでしょうね。永遠に。阿呆が拍手してるとドイツ人に笑われるだけです。それがドイツ人のキャラ~~って感じ?ちなみに。ガッティのパリ、シャンゼリゼはさすがおフランス、Sh---と毎幕注意してましたよ!だからGattiが指揮棒を下ろすまでに十分な時間がありました。やっぱりお国柄でしょうね!***問い合わせがあったのでどなたかわかるかた教えていただけるとありがたいのですが、グート演出のパルジファル、リセウかチューリッヒのフォークトのDVDは出ているのでしょうかと言うことなんですがご存じな方がいらっしゃいましたら教えていただけると助かります。どうぞよろしくお願いします。
2012年09月19日
二期会パルジファル Day4 Part2ティトレルは悦びを歌う一方病室で待つ人々のところにも聖杯はやってくる。医者が聖杯の血をスポイトで患者たちに分けるこれは不老不死の薬。騎士たち(病人たち)のすばらしい合唱医者が聖杯を上のベランダの壁に鎮座させるまたロビーに戻ってきたパルジファル出ていくティトレルとすれ違う。ティトレルは杖をついて足を引きずっている。さきほどと変わらないが心なしか歩くスピードは速い。ティトレルはまじまじ見ているパルジファルを一顧だにしないのでパルジファルはこの空間では透明人間になっているのだとわかる。そしてパルジファルは階段を苦しげにあがっていくアンフォルタスを見ている。かみてのドアからグルネマンツが入ってくる彼の様子を観察するが自分の見立て違いだと思い、追い出す。アルトの声が響く。グルネマンツはソファに座って聖書にいとおしそうに口づけし、読み始める。第1幕了第2幕クリングゾルの館。クリングゾルは羽振りが良いので豪華な身なりをしている。階下のお手伝いさんの服を着たクンドリを起こす。クンドリは立ったまま壁と壁の角に張り付いて寝ている。クリングゾルは階段の間に移り、クンドリにキャバレーでの衣装を与えるクンドリは抵抗するパルジファルがやってくるのを眺めているクリングゾル。キャバレー。パルジファルがしもてから入ってくる。シャツは血だらけだ。パルジファルを取り囲む女たち。ここはすごく美しいシーンでした。セットの階段をうまく使っていました。まさに『夜の花』たちのシーン。クンドリがかみての階段の上から現われ、他の女たちを追い払うクンドリーは黒いドレスの上にスパンコールの銀色の長いコートを着ている。たばこにグラス。この小道具は歌手にとってはうざいだろうなあ。舞台が回り、緑の野。パルジファルの子供の頃の世界。ブランコ。砂場。2人はもつれあってキスする。アンフォルタスの痛みを感じることができるようになったパルジファル。共苦により知恵を得た清らかな愚か者。アンフォルタス!ひたすら自分を責めるクンドリはかみてに出ていくパルジファルはしもての次の間へ。股間を押さえて痙攣している。クンドリの声が背後から響く。その次の間に入ると椅子に座ってクンドリが煙草を持っている。顔は見えない。パルジファルが「この顔だ!」と歌いながら次の間に移動するとまたクンドリにいきなり歌いかけられる!!!テレポーテーションするクンドリ。ボディダブルのからくり。キャバレーで乱れる人々。クンドリは遠い過去の自分とキリストとのエピソードを歌いだす。Lachteの金切り声で人々はクンドリを凝視する。男が寄ってきてまとわりつくが払いのける。人々はパルジファルの演説に魅了される男はパルジファルのために椅子を置いて座らせるパルジファルはすっかり態度が変わっているクンドリの頭を押さえつけて座らせ、アンフォルタスのところへ行く道を教えろと言う出て行こうとするパルジファルを人々が阻止する。階段の上からクリングゾルが槍を掲げながら下りてくる。パルジファルはハープの音と共に両腕を拡げるするとクリングゾルは固まってしまう。パルジファルは易々と槍を奪い去っていく第2幕了第3幕破壊された邸内。グルネマンツだけが相変わらず修行している。クンドリを起こす次の間でまた起こす絶叫。ロビーに人が入ってきたと教えるクンドリパルジファルがやってくる槍を抱えているグルネマンツは武器を取るよう諭す。顔の覆いを取ると驚くグルネマンツあの男だ!かつての病室では人々が救いようもなくおかしくなっているパルジファルは一人一人に奇蹟を施していくグルネマンツは騎士たちの苦境を話す。かみてで歌うティトレルは亡くなりました。凡百の人間同様…私こそ元凶!倒れたパルジファルに近づこうとしたパルジファルの上着をもらった患者を制すグルネマンツNicht so次の間へ。ベンチがある。パルジファルを座らせるグルネマンツはティトレルの葬式に参列すると語るグルネマンツがパルジファルを祝福するDu Reinermitleidvoll dulldenderheiltatvoll wissenderdie letzte Last entnimm nun seinem Haupt!感動的なシーン。パルジファルはクンドリに口づけを与える。クンドリは泣きだす。聖金曜日の奇蹟オーボエが美しいメロディを奏でるグルネマンツが聖金曜日の生きとし生けるものが皆キリストを仰ぎ見る代わりに救われた人間を仰ぎ見るという美しい歌唱に内戦の犠牲となり避難する人々などの映像などが重なる。これは明らかに抑圧された人々に対する独裁の肯定の歌唱である。これにおいてパルジファルは独裁者へと変貌する。パルジファルは明らかにクンドリに上から目線で話しかける(君たちのような弱い立場の者が)救いを求めているのかクンドリにキスするクンドリはうざいようによけるパルジファルはブーツをはき、軍服を着る人々は隊列を組んでパルジファルに続く。行進していく。誰もいない間を進むロビーではクンドリがキャバレーの衣装を燃やしている次の間では寝台に寝ている死亡したティトレルと看護婦かたわらには棺。階上では医者が2人でアンフォルタスに聖杯のケースの鍵を渡すように迫っている。アンフォルタスは抵抗するが、ついに怒ったように鍵を部屋の隅に投げつける。医者はむっとした顔をしながら鍵を取りに行く。今度は2人でアンフォルタスに黒い上着を着せている。(いやだ!行きたくない!(行くんです!聖杯を押し付ける次の間人々の集団。シルクハット、喪服。棺が入場してくる。人々はどうも対立しあっているようにぐるぐる回りながら殺気立っている階上のバルコニーに部屋から押し出されたアンフォルタス。医者が部屋に戻るのを許さない。アンフォルタスは聖杯を所定の位置に置く。人々はアンフォルタスを糾弾するアンフォルタスはパニックになっているWeh! weh ueber michアンフォルタスの悲痛な叫び。俺を殺してくれ誰も聴いてない棺の蓋を開け、叫び声をあげる人々。次の間死骸のあった寝台のそばに佇む男。アンフォルタスの弟、クリングゾルだ。寝台の上の父親の形見の腕時計をしげしげと見ている脇の椅子の上にシルクハットが置いてある一方アンフォルタスは階段を降りようとしている苦しみもがきながら。父よ、私が一人で死ぬはずが、あなたを死なせてしまった!主に頼んでください騎士たちには命を!私には死を!死こそが救いなのです。毒にまみれた心臓が止まってこの傷が消える主にお願いしてください息子に安息をと!ものすごい絶唱です。これらを階段を下りながら歌うのです。ここはすばらしかったです白眉でした一昨日は最後階段を踏み外してましたがきょうは爆撃された階段なので壁際を下りていました。しかし人々はアンフォルタスを許さない。さあ務めを果たすのだ!アンフォルタスを広間に引き入れる。アンフォルタスは半狂乱になり、父親の棺に駆け寄るもう俺は死にかけているのにと言いながら父親の死体の腕を取り自分の頬に当てる人々はそのおぞましさに引く。バカ野郎お前らにできるのはオレを死なせることだけなんだよ!人々を振り払うアンフォルタスは上着を脱ぐシャツを引き裂き、血に染まった腹のさらしを見せるこの傷を見ろ!さあ武器で、剣で突いてくれ深く深く、根元まで刺すんだ!男の手を取り自分の傷に突き立てるここもすごい演技で圧倒されました。こんなすごい迫力のアンフォルタスは初めて見ました。パルジファルが槍を掲げて入場しますアンフォルタスは抱きつき、グルネマンツがアンフォルタスを抱え、部屋の端に連れて行きます。アンフォルタスはそこで茫然としています。痛みが消えた…?しかし何が起こったのかわかっていません。パルジファルは槍を持って歌いながら人々の回りを歩きます。バルコニーにグルネマンツとパルジファルが現れますグルネマンツは槍を聖杯の横に掲げると、パルジファルを誘いますパルジファルは閲兵のように上から眺めます。総統閣下!忠誠を誓う人々デマゴーグ大衆の扇動者ワーグナーが抱える永遠のテーマ Ewigkeit ワーグナーに付きまとう独裁者の影。こういう思考はもううんざり!です。グートさん、でも1回は避けて通れない道なんですよね?これを使うアーティストはね?クンドリがスーツケースを持ってかみてから現われ、パルジファルと目が合います。今は別の世界の人間になってしまった2人。クンドリは関わり合いになりたくないと、あきれたようにさっさと立ち去ります。その間にアンフォルタスは背後の扉から去りますアンフォルタスは喧騒から逃れ、一人父親の寝台の横を通り過ぎます玄関に行くとそこに人影が…弟です。アンフォルタスは隣に座ります。弟は手を出しますが途中でやめますアンフォルタスは自分から手を出し弟の肩をさわります。長年の対立が消え和解しあった二人。静かな時が流れ、舞台が終了します。めちゃめちゃ大感動大どんでん返しの超読み替え。独裁者の誕生は陳腐な結末ですが、この家族の物語にはぐっと来ました。本当にありがとうございました。お疲れさまでした!
2012年09月17日
二期会パルジファル Day4Part117日、行ってきました。15日と同じキャストです。きょうもすばらしい名演でした。カーテンコールが10分は続いたような気がします。もうびっくりです。演出的にDay2において書いたことのディテールがだいぶ違っていたので、これから訂正しながら書いていきたいと思います。まずセットですが、一昨日は1Fの左サイドブロックから見たので2Fの肝心なアンフォルタスの演技が75%ぐらいしか見えませんでした。このセットは2F以上で見ないとダメだよ、と言われたのできょうが3F右サイドから。ばっちり!全体が見えました。すごくよくわかって近視眼的に見るよりも良かったです。それから時代設定ですが、きょうごいっしょだった方に教えてもらったのですが、設定場所が違っていました。ドイツではなく、やはりヨーロッパで独裁主義のファシストの国だったところだそうです。なるほどそれですべて腑に落ちました。本当にありがとうございます。なるほどフ×××総統だったんですね!だってドイツ語で歌うからそうは思えませんよね普通。まあいいや。そして棺の中寝台の上にあったもの首にかけていた鍵いろいろディテールがわかってきました。最大の驚きはあの血の儀式です!まあ順を追って書きたいと思います。歌手ですが、たった中一日置いて歌うということがワーグナーを歌う歌手にとってはどんなに過酷なことか!可哀そうでした。15日は元気いっぱいだったキャストも、きょうは心なしか疲労がにじんでいました。一昨日より遠い場所で聴いたせいかもしれんせんがワーグナーの全幕歌う役で中一日は普通ありえません。がんばった歌手陣に感謝したいです。そんな中でもいちばん歌う量が多い裏の主役とも言えるグルネマンツの山下さんは艶のある美しいバスバリトンの声を安定して聴かせてくれました。本当にお疲れさまでした。一昨日ぶっとんだアンフォルタス役の大沼さんは期待通りきょうもすごかったです!日本人でこんなに演技のうまい歌手がいたとは驚きです。歌唱もすばらしいし、声もすばらしく魅力的です。何よりアンフォルタスがそこにいました!歌っているのではなく、アンフォルタスが苦悩のうめきをあげていました。そういう歌唱でした…このアンフォルタスがデフォルトになっちゃいそう…そのぐらい良かったです。総じて私が低音の男性が好きなせいかもしれませんが低音系歌手はみんな演技も歌も秀逸でした。ティトレル、クリングゾル、演技も歌もすばらしかったです!医者もいい味出してました~※中身にふれますのでご注意ください。第1幕ある邸宅の食堂。食事している父とその息子2人。口論しているようで苦々しげな表情の3人。父親はしもてにいる息子(アンフォルタス)に近づき、アンフォルタスの手を取る。もう一人の息子のクリングゾルはグラスを投げつけて割り、椅子をひっくり返して出ていく。父親は息子の頭をなぜる。異様な親密なスキンシップ。このスキンシップはあとでも出てくる。この親子の密度を表している。薄い幕が上がり、10年ほどたったその邸宅のロビーに神父のグルネマンツが現われる。神に祈りを捧げる。医者が2Fのドアから出てくる。医者はグルネマンツの期待も虚しく病状が好転していないことを告げる。アンフォルタスが水浴のために階下に下りてくる。途中でうめき声を上げる。アンフォルタスは痛みのため動けなくなり、階段の途中で立ち止まる。無理して気分がいい風を装うが、痛みはおさまらない。薬をグルネマンツにもらい、クンドリに礼を述べる。クンドリはさっさと水浴に行けとつれない。アンフォルタスは当惑し、後ろを振り返りつつも去る。患者たちも出ていく。第3と第4の小姓(けが人)がクンドリをいびる。グルネマンツはいさめる。グルネマンツは2人にティトレルの話をし始める。次の間に移動する。クリングゾルの砂漠に立てた愛欲の館(まるでラスベガスですね)の話をするとクンドリがもだえだす。そして病室へ。内戦のけが人たちが寝ている。皆グルネマンツの話を聴きに集まってくる。グルネマンツはクリングゾルのことをあざける笑い声をあげながら話す。 durch Mitleid wissendder reine Torharre seinいつの間にか不思議な映像が多いかぶさる。草むらを歩いている男の足元。小姓4人が唱和する。美しい!愚か者」と言った途端に騒がしくなり舞台が回る白鳥を射落とした男を人々が責める。男が何も質問に答えられないのでグルネマンツは不思議に思い、人ばらいをする。じゃあ知っていることを話してみなさい。母親の話をし始める階段の脚の拭き掃除をしていたお手伝いのクンドリが聴いている。クンドリは白鳥の血をごしごし拭き取る。母親は死んだと言われ、クンドリの首を絞める。パルジファルは倒れるクンドリは水道の水をくんでパルジファルの顔にかけるクンドリはクリングゾルの呪いが効いてきて寝込んでしまう。クンドリが寝ているときは別の世界に行っている時。風呂を終えて階段を上がってくるアンフォルタス。足取りはやはり苦しげだ。次の間。人々が蓄音機の音楽を聴いている。グルネマンツが同じところをぐるぐる回っている針を直すとまた音楽が鳴る。さあ、しっかり見るんだぞ!グルネマンツはパルジファルに見せる世界。その世界の人からはパルジファルは見えないのだ。グルネマンツも行けない所なのでかわりに彼を行かせたのだ。看護婦が蓄音機を撤去し、テーブルクロスをかける。そこに聖杯がそのうちやってくるのだ。人々は讃美歌を歌う。そして立ち上がって変な振付のダンスを踊り始める。宗教?不思議な面持ちで見つめるパルジファル。騎士たちが最後の聖餐の歌を歌う場面である舞台が回り、天からの声が響く中、人々はまた恩寵を確信する。一方階段を上がって行く人影。ティトレル。家督を息子に譲ったが最近うまく行っていない。重要な病院の儀式を行わないからだ。ティトレルは鍵をかけて閉じこもる息子の部屋の前に立つ。ドアをどんどんどんと叩くグラールを仰げるのか?アンフォルタスは半ば脅えながら扉を押さえている。しかし父は鍵を開けて入ってくる。父上!父上がお勤めを果たしてください。私には死を!お与えください。アンフォルタスは昔そうしていたように父の手を取り自分の頬に当てる私はもう年だ。儀式は無理だ。儀式でお前は罪を償うんだ。アンフォルタスは父の上着を下からつかみひっぱる罪びとの私が聖杯をあおぎみるのがどんなにつらいことか!しかし父親は杖を振り上げるアンフォルタスは部屋の端まで移動する。父親はアンフォルタスが首にかけている聖杯のガラスケースの鍵をもらい、自分で開けて聖杯を持っていく。(とがきと違うとこです)。アンフォルタスは一人部屋に残される。もっともそのようすを時空を超越したパルジファルが見ている。聖なる血がわが胸に流れ込む、と歌いアンフォルタスが白いガウンのボタンをはずす。真っ赤に染まったシャツが見える。手も血だらけになる膝をつくErbarmen! Erbarmen!Du Allerbarmer, ach! Erbarmen!絶唱。倒れる。しかし起き上がり儀式のために出ていく。階下では聖杯を持った父親と看護婦が待っている。アンフォルタスは寝台に寝る。看護婦がその腹の血に染まったさらしをハサミで切る。そして傷口を押して血を医療用のトレーで受ける。と、思いきや聖なる血はすべて父親の掲げている赤い聖杯に入っていく。アンフォルタスはすさまじい痛みに耐えかねて起き上がる。父親が押さえつけるアンフォルタスは半ば気を失う。父親は聖杯の中に満たされた救世主の生き血を見て興奮している。そしてまず自分が飲む。聖杯を看護婦に渡す。すると今までこわばっていた手が動き出す。グルコサミン?コンドロイチン?
2012年09月17日
二期会パルジファル Day2 Part4「物語の始まりを、1914年に設定し、第2幕では第一次世界大戦後の復興期へ、終幕でナチによるいわゆる「権力獲得」へとつなげる展開にした。」written by Claus Guth excerpt from Nikikai Blog あすも行くことにしちゃいました~うじうじ悩むよりはいいと… 私って優柔不断の極めつけな人格なので…で、あすはプログラムを購入したいなと思っております。 このプロダクション、A先生に誘われなかったら絶対見に行かなかったと思うので本当に見られて良かった!きのうは子供のように小躍りしてクラウス・グートの演出のすばらさしを讃えていましたっけ。 あすは1幕終わりで誰も拍手しないといいんだけど…。多分あしたはそういう通が来ると思う… まあ海外でももう無理なんですけどねそういうことはShーーーと海外なら叱るけど、日本では誰もそんなことしない。 時代設定に関して訂正。というかいったん落したので今は見えていないんですけど、まあだいたいあってました~ 今わかったんですが、グートの演出するパルジファルは時間を超越して動ける。クンドリと同じだ。原作とそこが若干違う。ヒトラーが台頭した1932年に最終的にはいるんだけど(第3幕)独裁者として覚醒するために過去に旅するんだ!まず第1幕の冒頭のセリフのない部分の家庭内の様子、20世紀初頭。ここにはパルジファルは行かない。1914年に青年になったパルジファルがその屋敷に迷い込む。そこで待ち受けていた宗教指導者、場合によってはクリングゾルよりも悪のグルネマンツに操られ、時間と空間を超越して、奇怪なる儀式に立ち会う。(グート演出はクリングゾルは人間)第2幕は第一次世界大戦後の、救世主的リーダーを渇望していた時代。1920~1930年頃。退廃しきった腐りきった文化の時代。神父であるグルネマンツはそのような悪の巣窟にはいけないので、パルジファルを送り込んだ。首尾よくパルジファルは聖槍を手に入れる第3幕冒頭は明らかに第二次世界大戦後(1945)(空爆を受けている)なのに、最後のシーンはナチスの台頭(1932年)に戻っちゃうって言う、そこが解せないんだけど、つまりすべてがタイムトラベラーとすれば納得がいく。もう一人のクンドリもタイムトラベラーなんだけどね。グート演出はパルジファルまでタイムトラベラーにしちゃった。以上は妄想なんで真剣に考えないでくださいね~
2012年09月16日
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大沼 徹 Toru Onuma, baritoneManagement: Tokyo Nikikaiということで今回二期会のパルジファルで大注目してしまった大沼徹さんです。写真よりもっともっとかっこいいです。まだ34歳という若さ。今後のスケジュールとしては宮本亜門さんの蝶々夫人でシャープレスで出られるようです。さすが亜門さん、お目が高いです。こちらも注目ですね。なんと来年はこうもりのファルケ!萩原さんとの聴き比べもたまりませんね~Archive2009Nikikai Il Ritorno d'Ulisse in Patria Ulisse 二期会ニューウェーブ・オペラ『ウリッセの帰還』タイトルロール Interview Photo Link2010Sep. 10 12 Nikikai Die Zauberfloete Papageno 9月 東京二期会『魔笛』パパゲーノ(Bキャスト)2010Feb.Nikikai Otello Iago 二期会『オテロ』イアーゴ 2011Feb.22,25Nikikai Salome Jochanaan 二期会サロメ ヨカナーン(Aキャスト)June Gewoelbekeller, Meißen (Meissen) Recital ドイツ・マイセン リサイタル2012Feb.新国立劇場『沈黙』ヴァリニャーノJuneDer fliegende Holländer Der Holländer 6月飯守泰次郎指揮『さまよえるオランダ人』(演奏会形式)タイトル・ロールSchedule2012Sep.15 17Tokyo Nikikai Parsifal Amfortas Photo LinkNov.Kanagawa Arts Theatre, also known as KAATMadame Butterfly X direted by Amon Miyamoto based on Puccini's Madama Butterfly10-18 Sharpless2013Feb.20 23Tokyo Nikikai Die Fledermaus FalkeApr.14-21NNTT Die Zauberfloete Sprecher 新国立劇場「魔笛」弁者Related Links第19回神奈川国際芸術フェスティバル「マダムバタフライX」プッチーニのオペラ「蝶々夫人」よりHis official: NikikaiVIDEO - his message***すごいのばっかり出てるじゃないですか!ヨカナーンとオランダ人を聞き逃したのは痛かったなあ~と思っていたら、なんと、新国立劇場、来シーズン 魔笛の弁者で出演です!!!やた~!今妄想していたんですけどリゴレット、Verdi Year にどうでしょ~リゴレットで!もちろんDuca は望月哲也さん。スパラフチーレは狩野さんでどうでしょう。ジルダはまったく思いつきませんが…でもやっぱ彼はドイツものかなあ~じゃあマンドリカでお願いします!でもやっぱりドンカルロのロドリーゴで。ドンカルロが望月さんでフィリッポが山下さん、宗教裁判長狩野さんでいかがでしょう…Official site
2012年09月16日
二期会パルジファル Part2Day22012年9月15日第1幕時代設定は第2次世界大戦の起こる前です。1930年代あたりか。ある大きな貴族の邸宅。ここの貴族は昔から代々家宝の槍と聖杯を守ってきた。この一族は病院を経営している。家長のティトレルには息子が2人いるが、ティトレルは長男のアンフォルタスばかりを可愛がっていた。二男のクリングゾルはそんな父親に嫌気がさしてある日家出してしまう。アンフォルタスは父親の過剰なまでの支配に日に日に精神的におかしくなっていく。そのように時がたって、いつしかティトレルも高齢になり、病院の経営を息子にゆだねる。アンフォルタスは(描かれていないが)二男が家宝の槍を盗み出し、その際にその槍でアンフォルタスのわき腹を傷つけて以来、健康がすぐれなくなる。グルネマンツはこの一族の家に出入りしている神父で、右手に縄を持ち、自分を戒めに打つ、キリスト教の苦行を常日頃行っている。左手にはバイブルを持っていて、いつもバイブルを読んではアンダーラインを入れている。いっしゅの宗教的指導者的存在である。彼の宗教的指導が後の独裁者の誕生と結びついている。ヒトラーは精神病院の患者たちも弾圧した。その史実と結びついている。グルネマンツは邸宅のロビーに入ってくるとごろごろしている患者たちを一喝し、神への祈りを捧げさせる。階上の部屋から医者が2人(聖杯守護の騎士1と2)現れる。医者はアンフォルタスが具合が良くないことを告げる看護婦(小姓1と2)が駆け込んでくる。クンドリーが現われ、薬品のビンをグルネマンツに渡しばったり倒れる。階上にアンフォルタスが現われる。アンフォルタスは階段を半分まで降りると痛みで動けなくなる。彼はひたすらお告げのあった救いの使者を待っている。それはアンフォルタスには「死」という救いと思われている。誰もいなくなると第3(けが人、左腕を三角巾で吊っている)と第4の小姓(けが人、頭に包帯、松葉杖)がクンドリーをいびり出す。錯乱した男性(ダンサー)がクンドリーに救いを求めて近づくが、彼は第3の小姓にはねのけられる。グルネマンツは戻ってきて彼らをいさめる。しかしグルネマンツはクンドリーがいないときにいつも奇妙な悪いことが起きるので内心クンドリを疑っている。第3の小姓たちはグルネマンツの語るこの家にまつわる忌まわしい出来事を聴く。グルネマンツの語りにクンドリが反応し、色きちがいになっている。病室。けが人などが寝ている。病人たちは宗教的指導者の話を聞きたがる。グルネマンツは神よりお告げのあった、苦しむアンフォルタスを救える唯一の存在について話していたときに表が騒がしくなる。何者かが白鳥を射落とした。入ってきたいなかものとおぼしき裸足の男性は手に弓を持っている。彼は得意になっている。グルネマンツはこの田舎者をいさめる。パルジファルは自分の愚かさに気付き、自分のお手製の弓を膝でへし折る。グルネマンツは人ばらいをし、パルジファルに話を聴き始める。クンドリーがいつのまにかいて、話に割って入る。パルジファルは次第に過去を思い出して話す。グルネマンツが座をはずしている間に、パルジファルは母親の死を知らされ激こうする。グルネマンツがやめさせないとそのまま殺すところだった。パルジファルは床に倒れる。クンドリは水道の水をくんできて顔にかける。クンドリは眠い眠いと呟いてソファで寝てしまう。賢いグルネマンツはこの男が清らかな愚か者かもしれないという予感のようなものを抱き、同行させることにする。「グラールって誰なの?」とにかく驚きの連続。広間で蓄音機が鳴っている。人々が集まっている。しかし病人たちなのでまとまりがない。グルネマンツは同じところをえんえん回っている蓄音機を直す。看護婦たちが蓄音機を撤去する。お薬の時間だ。階段を一歩一歩歩いて息子の部屋に近づくティトレル。アンフォルタスは鍵をかけていていれない。ティトレルは聖杯をガラスケースから出して、自分が若返りたいので必死である。「父上、どうか私を死なせて下さい」ティトレルはガラスケースの鍵を奪うと聖杯を持って部屋を出ていく。聖杯を持ち出したためにアンフォルタスの腹には新しい血が染み出している勤めを果たせ!アンフォルタスは病室に横たわる。看護婦がアンフォルタスの治療を行う。血に穢れた布をはさみできりとると傷口はふさがっている。しかしアンフォルタスは治療の痛みに半ば気を失っている。ティトレルは聖杯(赤いグラス)の蓋を取る。アンフォルタスの血(?)で満たされた聖杯から呑み、ティトレルは若返る。別の部屋に集まった患者たちには赤いヨードチンキの薬が配られる。患者たちはこれで元気になると錯覚している。以上の動きを屋敷にまぎれこんだパルジファルはすべて目の当たりにする。しかしまだ理解まで達していない。そんなパルジファルに業を煮やしたグルネマンツは彼を追い出す。扉を閉めたとたん、お告げの声が響く。グルネマンツは不思議な面持ちでその声を聴いている。第1幕了Part3 へ続く。
2012年09月15日
二期会パルジファル Part2Day2※内容にふれますのでご注意ください。ご覧になる予定の方は読まないでください。第1幕が終わって拍手した人は50%? 皆さんバイロイトで1幕後は拍手しないというもうすたれた慣習があることをご存じのようだ。ちなみにバイロイトでは1幕後に今年も拍手してましたよ~(汗)第2幕まったく同じ屋敷なのに住んでる人は違う。パラレルワールド?クリングゾルの邸宅は父親の家と同じ間取り。しかし1Fが病室じゃなくてキャバレーになっている。クリングゾルは階下で寝ているクンドリを起こす。クリングゾルはパルジファルを罠にかけるためクンドリを使おうとしている。キャバレー。男と女が乱痴気騒ぎを繰り広げている。パルジファルが血だらけでやってくる。黒服が入れてくれなかったのでぼこぼこにしたらしい。女たちはパルジファルに媚を売る。クンドリさま登場。圧巻の歌唱であっというまにパルジファルを虜にする。子供の頃の思い出。(……)が出てきて遊ぶ。(……)もある。パルジファルはクンドリに膝枕する。クンドリはキスを与える2人は抱擁しながら床を転がる。しかしややあってすべてが変わる。「アンフォルタス!」パルジファルはクンドリのキスによってクンドリがアンフォルタスに与えたキスを感じ、その瞬間、アンフォルタスと同化してしまう。アンフォルタスの痛みをわがものと感じるようになってしまう。「私を救済せよ!」救世主の悲痛な叫びを聴く。クンドリはいつのまにかいなくなっている。次の間でクンドリは待っている。パルジファルはクンドリをまじまじみて理解を深めていくしかしまた(……)ここでも~びっくりです。完全に(……)キャバレーの人々がいつのまにかパルジファルの信者になっている。ここのクンドリの歌唱がものすごいです!もう~心底ゆすぶられる魂を引き裂かれるような歌唱です。瞠目の素晴らしさです、クンドリ!”ラハテ (lachte) ”もすごかったです!クンドリはパルジファルにはねつけられ、人々に加勢を頼む。クリングゾルが現われる。ここの槍の処理ですが(…)第2幕了。第3幕いよいよ大好きな第3幕。第2次世界大戦後屋敷は空爆を受けぼろぼろになっている。神父のグルネマンツは寒いので長いコートをはおっている。階下にいるクンドリを起こす。クンドリはうめくと隣室へ移動する。グルネマンツがクンドリを起こすとすさまじい叫び声をあげるクンドリはまだ2幕の衣装のままだ。派手なスパンコールのキャバレー女の衣装を着たまま。しかし振る舞いは異なっていて、てきぱきと部屋のがれきを片づけ出す。グルネマンツは驚いている。クンドリが来訪者をグルネマンツに告げる表からコートを着て顔を隠す目だし帽をかぶった男が入ってくる。グルネマンツが声をかけるが返事がないおい!なんだ?言うことは言うぞ。その武装を解け男が顔の覆いをはがすとグルネマンツは驚くあの男だ!第2幕で覚醒したパルジファルはすっかり疲れ切っているものの知性が宿っているグルネマンツは病室にパルジファルを連れていく。パルジファルは奇蹟を行い、そこにいた患者をすべて治癒させる。パルジファルはティトレルが死んだと聞き罪の意識から倒れる助けてもらった患者が近づいてくる。グルネマンツは手で制すNicht so --ここもとがきと違う演出です次の間にまたクンドリが待っている緑の花園(の絨毯)パルジファルは椅子に座るクンドリはかいがいしく足を洗い自分の髪で汚れを拭いとる。クンドリは後ろ手に香油をグルネマンツに差し出すグルネマンツはパルジファルに香油をかけて祝福するここで涙がにじんでくるすばらしすぎる!パルジファルは聖金曜日と聞いて嘆くが、グルネマンツはそうではないことを説明し出す聖金曜日の奇蹟、ここの出だしでオーボエがとちる。グルネマンツの語りがすばらしいのに背後には戦争の映像と避難民、迫害されるキリストなどの映像が流れる。ここで確信する。グルネマンツが語っている「獣」とは「権力者に苦しめられる民衆」のことなのである。花を踏みつける人間とはもちろん圧制者のことである。山下さんの歌唱、すばらしかったです!社会的な圧制者は独裁者であり、家の中の圧制者は家長(=ティトレル)である。鐘の音グルネマンツがティトレルの葬式に覚醒したパルジファルを連れていくこっからがめちゃめちゃおもしろいです!!!ティトレルの死骸を清めている看護婦。シルクハットで正装した人々。まず第一の集団が歌う。続いて第二の集団が現れる。ティトレルの棺が現われる。ティトレルの死骸が運び去られた部屋に現れたのは(…)階上からアンフォルタスは人々を不安げに見ている。人々はティトレルが死んだ原因をアンフォルタスのせいにし、糾弾する。アンフォルタスはパニックになる。「君たちが僕を死なせてくれ!」アンフォルタスの嘆きを意に介さず、棺の蓋をあける人々。あまりの腐敗臭に人々は叫び声をあげて鼻を押さえる。アンフォルタスは階下に行くため、階段を下りはじめる。ここの歌唱がもうものすごくすばらしかったです。父上、神様にお願いしてください、みんなには生命を、そして私には、死を!絶唱。ここで最後階段を踏み外していたが、大丈夫だったでしょうか?足くじいていない?棺のある部屋に入ってくると、人々がアンフォルタスに強要する。いやだ!アンフォルタスが「もう死にかけているというのに…」と歌うと(……)ぞぞぞ~~っ!アンフォルタスは舞台のしもての壁際に逃れる俺の傷を見てくれアンフォルタスは血だらけのさらしを巻いた腹を見せるHeraus die Waffe!tief tief, bis ans Heft!さあみんな武器を持ってここを深く、深く 突き刺してくれここ大好きなシーンなんですすばらしかったです 大沼さん。人々がアンフォルタスの半狂乱に気圧されているとパルジファルがグルネマンツをしたがえて入場してくる。アンフォルタスは槍を持ったパルジファルに抱きつく。パルジファルは人々を魅了する。一方アンフォルタスは下手の壁の手前の暗闇に立っている階上のバルコニーに槍を持ったグルネマンツが現われて、聖杯の脇に捧げる。そして(……)が現われる。(…)も出てきて合唱指揮している。圧倒的な権力者の誕生社会情勢は悪い方にひたすら向かって行くだけのようだ。しかし人々から解放されたアンフォルタスは、次の間で父の死体のなくなった寝台を眺めている。そしてロビーで彼を待っていたのは(……)!感動的なエンディングと皮肉な展開重層構造の見事な読み替えを見せた、クラウス・グート演出、本当にすばらしかった!!
2012年09月15日
Tokyo Nikikai Opera PARSIFALby RICHARD WAGNER THU. 13. (japan Premiere)SAT. 15. SUN. 16. MON. 17. September 2012at Tokyo Bunka Kaikan (Japan) Conductor:IIMORI, TaijirôStage Director:Claus GUTHSet and Costume Designer:Christian SCHMIDTLighting Designer:Jürgen HOFFMANNVideo Designer:Andi A. MÜLLERAssociate Director & Choreographer:Volker MICHLAssistant Stage Director:IYEDA, June ÔTA, Maiko Chorus Master:ABE, KatsuhikoStage Manager:ÔNITA, MasahikoProduction Director:SOGA, EikoCAST Day2 (SAT.15.Sep.)Amfortas ÔNUMA, TôruTiturel ÔTSUKA, HiroakiGurnemanz YAMASHITA, KôjiParsifal KATAYOSE, Jun'yaKlingsor TOMOKIYO, TakashiKundry TASAKI, NaomiGralsritter1 MURAKAMI, Kôta Gralsritter2 KANÔ, Ken'ichi (Bass-baritone)Vier Knappen 1&2 KÔMURA, Hiroko KITAMURA, NorikoVier Knappen 3 SAKURAI, MakotoVier Knappen 4 SONOYAMA, MasatakaKlingsors Zaubermädchen MORI, Manami EGUCHI, Junko YOSHIKAWA, Kaori TSUNEZUKA, Karin WATANABE, Aya MASUDA, YayoiChorus:Nikikai Chorus GroupOrchestra:Yomiuri Nippon Symphony Orchestra 二期会パルジファルDay22012年9月15日指揮:飯守泰次郎演出:クラウス・グート美術:クリスチャン・シュミット照明:ユルゲン・ホフマン映像:アンディ・A・ミュラー振付:フォルカー・ミシェル演出助手:家田 淳、太田麻衣子合唱指揮:安部克彦舞台監督:大仁田雅彦公演監督:曽我榮子アムフォルタス 大沼 徹ティトゥレル 大塚博章グルネマンツ 山下浩司パルジファル 片寄純也クリングゾル 友清 崇クンドリ 田崎尚美2人の聖杯守護の騎士(テノール) 村上公太2人の聖杯守護の騎士(バスバリトン) 狩野賢一第1と第2の小姓 香村寛子 北村典子第3の小姓 櫻井 淳第4の小姓 園山正孝6人の花の乙女たち 森 真奈美 江口順子 吉川かおり 経塚果林 渡邊 史 増田弥生合唱:二期会合唱団管弦楽:読売日本交響楽団すばらしい名演でした!オール日本人でこんなにすばらしい作品を創れるなんてもうアンビリーバブルです。完全に入り込みました。飯守さま、ありがとうございました。クラウス・グートの演出も本当にすばらしかったです。期待以上でした。少なくともえっ!というサプライズが6回はあります。これから内容にふれていきますが、サプライズは伏字にします。しかしどうしてもネタばれになりかねないので書き終わったらすぐにいったん落したいと思います。二期会公演が終了したところでまたあげます。歌手ですが、山下さんのグルネマンツが本当に本当にすばらしかったです。最初から最後まで艶のある美しい声を聴かせてくれました。そして歌心がある!彼のグルネマンツは何十時間聴いていても快く聴けます。そういうすばらしさです。やはり若いので声が老化していないので実に美しいのです。彼の第3幕のパルジファルの洗礼のところでの歌唱を聴いてると感動で泣けてきました。そしてびっくりのすばらしさだったのがアンフォルタスの大沼徹さん。背が高くてスレンダーで、顔は松山ケンイチに似ていて男っぽく、すごくかっこいいし、何よりも演技がうまいです。俳優レベルの演技を見せました。歌唱も本当にすばらしく、演出もそうなんですけど最後にすべてもっていった感じです。こういうアンフォルタスを聴いちゃうと、ザルツブルクイースターのKochのアンフォルタスがやはりどうしても聴きたくなってしまいます…アンフォルタスにこんなに感情移入できる演出はかつてありませんでした。そしてクンドリー!田崎尚美。めっちゃめちゃすばらしかったです。海外のオペラハウスでクンドリをやってもまったく問題ないでしょう!ブラーヴァ。パルジファルの片寄純也さんは立派な体躯でパワーのある歌唱を聴かせます。声は低く太く重いテノールでいわゆる重い方のヘルデンテノールに近いです。私はパルジファルの声としてはトーステンケールやブルクハルトフリッツやクリストファーヴェントリスのようなきらめきのある高い声のヘルデンがなじんでいるので私にとってはいささか重い感じがしましたが、一般的にはそう重すぎるというわけでもなく、立派なパルジファルでした。あと聖杯守護の騎士2の狩野賢一さん(バスバリトン)がすばらしい声でした。歌い出したときはおっ、これは主役級だ!と思いました。第3の小姓の櫻井淳さん(テノール)もすばらしい声でした。背が高いです。高い声のテノールではありません。そのほかの歌手の方々も皆すばらしかったです。ティトレルの大塚博章さんはいかにもティトレルという硬質な声で、演技もすばらしかったです。歩き方がすばらしかったです。クリングゾルも実に重要な役どころです。友清崇さんも演技もすばらしかったです。第4の小姓の園山正孝さん(テノール)は高い軽い声のテノールでこれも美しい声でした。 クラウス・グートのプロダクションノートはいっさい読んでないので事実と異なるかもしれませんが、私の見た印象を書きたいと思います。Part2 へ続く
2012年09月15日
New Japan Philharmonic#499 Subscription Concert14 Sep. 201219:15 Friday, 14 September at: Sumida Triphony Hall14:00 Saturday, 15 September at: Sumida Triphony Hall BRITTEN Les Illuminations op.18BRAHMS Ein Deutsches Requiem op.45 Christian Arming, conductor Lisa Larsson, soprano Robert Holzer, baritone Ritsuyukai Choir, chorus Fumiaki Kuriyama, chorus master新日本フィルハーモニー交響楽団 2012-13シーズン定期演奏会トリフォニー・シリーズ第1夜2012年9月14日 トリフォニーホール クリスティアン・アルミンク[指揮]リーサ・ラーション[ソプラノ]ロベルト・ホルツァー[バリトン]栗友会合唱団[合唱]栗山文昭[合唱指揮]新日本フィルハーモニー交響楽団 ブリテン/イリュミナシオン 作品18 リーサ・ラーションブラームス/ドイツ・レクイエム リーサ・ラーション[ソプラノ] ロベルト・ホルツァー[バリトン] きょうは、トリフォニーホールのアルミンク指揮ドイツレクイエムに行ってきました。ジャーマン・レクイエムはもともと作品としてぴりっとしたところがなく、けっこう演奏されますがブラームスにしてはいまひとつ魅力に乏しい作品というイメージでした。 まあそういった曖昧模糊としたイメージを払しょくするためにも生で聴いてみようとトリフォニーに参ったのですが、いや~やっぱそういう曲でした…私の勉強不足もありますが。 それで演奏もパンチがなくって。 合唱はとてもすばらしくほぼ完ぺきに近かったですが… 一番突出していたのはソプラノのリーサ・ラーションです。個性が際立っていました。もう一人のソリストはノーブルな声ですが個性に欠け、平板な歌い方で存在感がなかったです。 やっぱり優れた歌手の魅力はこうしたオーソドックスミュージックであっても個性を際立たせられるところにあるんでしょう。 オケは随所でこけまくっていたので、なかなか残念でした。 またここの会場はこういうチャーチミュージックにぴったりで、残響が2秒近く…は大げさですがとにかく1秒は残響音が感じられ、ぞくぞくしました。皆さんそこはしびれたと思います。 第1部のブリテンのイリュミナシオンは繊細で美しい曲です。リーサ・ラーションがおはことするだけあって、すばらしかったです。 でもまあ…ブリテンにしては美しい楽曲でしたがやはりブラームスの音が出るとほっとするというか…そういう未熟な私です。ドンドンドン…とブラームスを象徴するようなティンパにがなるとああブラームスだあ~とうれしくなります。 そしてちらしの束の中に発見!日本ロッシーニ協会の「セミラーミデ」!来た~中井君が出ます。ただし演奏がピアノ伴奏なのが残念! クリントファンデアリンデの出るメサイアも要注目!もう聴いたので行かないけど…おすすめですわ~ 望月哲也さんの出る神奈川のオペラガラのちらしも入っていました。こういう総花的なのは私は行きませんが…。 最近望月さんのエルネストとかも聴きたいけどやっぱりドン・カルロの題名役が全幕(オケ付き)で聴きたいな~と思うわけですよ。やっていただけないかしら?
2012年09月14日
Opening of the season at the Mariinsky TheatreKhovanshchina18 September 2012Conductor Valery GergievCastPrince Ivan Khovansky: Sergei Aleksashkin Prince Andrei Khovansky: Vladimir Galouzine Prince Vasily Golitzin: Yevgeny Akimov Shaklovity: Yevgeny Nikitin Dosifei: Vladimir VaneyevMarfa: Olga Borodina
2012年09月12日
クラオタ阿鼻叫喚の9月15日東京は驚くべきオケ天国と言えます。私の愛読書「ぶらあぼ」を見ていたら、9月15日(土)はすごいことになっております。東京の有名オケ揃い踏みです。N響 マーラー9番 指揮プレヴィン NHKホール読売日響 パルジファル 文化会館東フィル ブラームス1番 オーチャード都響 マーラー1番 指揮インバル 芸術劇場 新日本フィル ブラームス:ドイツレクイエム 指揮アルミンク トリフォニー東響 ショスタコ サントリーホール日本フィル 新世界 アミューたちかわ信じられますか?しかも聴きたいのばかりすべてバッティング
2012年09月12日
望月哲也 Tetsuya Mochizuki, tenor Schedule20 Oct. 2012MENDELSSOHN, Felix: St. Paul [Oratorio] Soloist湘南フィルハーモニー合唱団 第22回演奏会メンデルスゾーン オラトリオ「聖パウロ」 指揮 松村 努 独唱 ソプラノ 朴 瑛実 アルト 谷地畝晶子 テノール 望月 哲也 バリトン 福島 明也 管弦楽 グロリア室内オーケストラ 日時 2012年10月20日(土) 開場:14:50 開演:15:30会場 すみだトリフォニーホール新日本フィルの本拠地。ここもいい箱ですよね~これもウィーン国立歌劇場来日公演真っ只中ですね。***24 Oct. 2012Osaka19:00 Start Wiener Musikfest vol.1Wiener Singverein Japan tourAlois Glassner(Cond)/Wiener SingvereinMiwako Handa(Soprano)Megumi Isaka(Mezzo Soprano)Tetsuya Mochizuki(Tenor)Tsutomu Wakabayashi(Bass)Robert Kovacs(organ)Schubert: Mass No. 2 in G-major D167Mozart:Requiem in D-minor K.626 Soloistいずみホールウィーン音楽祭 in OSAKA 2012Vol.1 ウィーン楽友協会合唱団2012年10月24日(水)19時00分開演 21時00分終演予定 アロイス・グラスナー(指揮)ウィーン楽友協会合唱団半田美和子(ソプラノ)井坂 恵(メゾソプラノ)望月哲也(テノール)若林 勉(バス)ロベルト・コヴァチ(パイプオルガン)シューベルト:《ミサ曲》 第2番 ト長調 D167(オルガン伴奏版) モーツァルト:《レクイエム》ニ短調 K.626(オルガン伴奏版) ***11 Nov. 2012Tokyo Opera city concert hall Johannes-Passion Evangelist mit Koji Yamashita「ヨハネ受難曲」郡司 博合唱指揮45周年 J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」演奏会[出演]2012年11月11日(日)14:00開演 東京オペラシティ コンサートホール 指揮:郡司博 福音史家 エヴァンゲリスト :望月哲也 イエス:山下浩司 ソプラノ:國光ともこ、 アルト:三輪陽子 テノール:中嶋克彦 バス:大井哲也 管弦楽:オラトリオ・シンフォニカJAPAN郡司 博(Cond)、國光ともこ(Sop)、三輪陽子(Alt)、望月哲也/中嶋克彦(Ten)、山下浩司(Bar)、大井哲也(Bas)、新星合唱団/東京オラトリオ研究会(Cho)、オラトリオ・シンフォニカJAPAN 他[曲目]・J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245お問い合わせ:おんがくの共同作業場 042-522-3943きた~~~!って感じですか?Related Linksオランダ・バッハ協会「ヨハネ受難曲」***Year-end Gala in Yokohama 神奈川県民ホール年末年越しスペシャルファンタスティック・ガラコンサート2012「華麗なるオペラ&バレエ」貴族たちの悦楽~ヒロインたちのドラマティックな愛 指揮:松尾葉子司会:宮本益光(バリトン)出演:安藤赴美子(ソプラノ)/望月哲也(テノール)/鈴木大介(ギター)/上野水香(東京バレエ団)/高岸直樹(東京バレエ団)管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団◆オペラ!ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」~私は町のなんでもや ~空はほほえみ(ギターと共演)モーツァルト「フィガロの結婚」~もう飛ぶまいぞ、この蝶々ヴェルディ「椿姫」~ああ、そは彼の人か ~花から花へプッチーニ「蝶々夫人」~ある晴れた日に ほか 公 演 日 12月29日(土) 開 演 15:00 [14:15開場] 発 売 日 9月2日発売 ***個人的大失敗~望月さんのびわ湖ホールのフェルランドの日(12/2(日))に横浜のヤンソンスの第九を入れてしまった!大ショック!ばかばかばか~だってサントリーホールが売り切れなんだもん~今秋はとっても悩ましいです。バッティングしまくり。ちなみに11月10・11日はN響豪華ゲストのワルキューレですが、11/11がヨハネ受難曲とかぶっているのです。こちらはセーフだったんですけど…それとNHKニューイヤーガラは2013年はどうなってるんでしょうか?
2012年09月09日
WFMT ChicagoNow Playing - September 8, 2012Stars of Lyric Opera at Millennium ParkFeatured Artists: René Barbera, J’nai Bridges, Christine Goerke, Brandon Jovanovich, Susanna Phillips, Amber Wagner, Tracy Cantin, Kiri Deonarine, Cecelia Hall, Bernard Holcomb, Joseph Lim, Will Liverman, David GovertsenWith the Lyric Opera Chorusand the Lyric Opera OrchestraConductor: Stephen LordChorus Master: Martin WrightAct One of Verdi’s La Traviata, with soprano Susanna Phillips in the role of Violetta and tenor René Barbera as Alfredo. The Lyric Opera Chorus is featured in three favorites: the Entrance of the Guests from Wagner’s Tannhäuser,Verdi: Don Carlo : Ebori Christine Goerke the Chorus of the Hebrew Slaves from Verdi’s Nabucco, Va pensierothe Easter Hymn from Mascagni’s Cavalleria Rusticana. Act Four of Bizet’s Carmen, with mezzo-soprano J’nai Bridges as Carmen and tenor Brandon Jovanovich as Don José.
2012年09月09日
昨夜はクワドラプルのはしごになってしまいました。まずはダニエル・ハーディング指揮のストックホルムのベルワルトホールのコンサートの生中継。ワルキューレの前に、「パルジファルの前奏曲~聖金曜日の奇蹟」が演奏されたのですが、これがびっくりのテンポの遅さ!なんて大胆な解釈、ダニエル!昔のカセットテープの伸び切った時の感じみたいな極度のスローペース!もっと不思議だったのは観客にブーイングする人が誰もいなかった(?)こと。スウエーデン人は礼儀正しいワグネリアンが多いのかもしれない。一転してワルキューレは、まあ普通のペース。でも歌唱部分は意識して遅め。3人の歌手のすばらしいこと!終わった瞬間に客が集団で咆哮していたが気持ちわかる!これはすばらしかった。こんなにすばらしいパフォーマンスを生で聴けたベルワルトホールの聴衆は幸せ!しかも演奏前にヨハン・ボータとニナ・シュテンメの英語のロングインタビューがあった。逐語訳はなし。スウエーデンの人は英語が聞き取れるということですよね?けっこうバイロイトのことを根掘り葉掘り聴いていておもしろかったです。2人ともよくしゃべった。すごく参考になった。ボータがオケピでオランダ人のコーラスをしていた時、自分の隣のコーラスの声が聴こえなかった。それぐらいバイロイトのオケピの中はうるさいのですって。それが客席に届く時はステージ上の歌手の声と合わさって実にいい感じになるのだということだ。***引き続いて、クリーヴランド・オーケストラの「サロメ」に移動。ヴェルザーメストはやはりRシュトラウスにおいては出色の手腕を持っている。ほとんど後半しか聴けなかったが、本当にすごい演奏だった。これがウィーンフィルが本気を出してやるとどうなるか?見もの、もとい、聴きものだ。すごくなりそうな予感!シャシングもすごく良かった。きっと今回のキャスティングはヴェルザーメストの音楽の邪魔をしない歌手なんでしょうね。肝入りというか。***The Cleveland Orchestra/Franz Welser-Möst; Julian Rachlin, violin - recorded live in Severance Hall concert Johannes Brahms: Violin Concerto in D Op 77 そしてサロメのあとに同じ局で放送されたブラームスのバイオリンコンチェルトが死ぬほど良かった!誰が演奏しているのかと調べたらあのジュリアン・ラクリンだった。彼のヴァイオリン、ガルネリ・デル・ジェスの音色がもう!枯れてる~***そんなこんなでプロムスに移動するのが遅れたので、生ではネッスンドルマから。これから他局の再放送をチェックする。THE LAST NIGHT OF THE PROMS 2012 with Brian Newhouse - recorded earlier today (8 Sep. 2012) at Royal Albert Hall, London - BBC Symphony Orchestra/Jiri Belohlavek; Nicola Benedetti, violin; Joseph Calleja, tenor; BBC Symphony Chorus Mark Simpson: sparks [BBC Commission, World Premiere]Josef Suk: Toward a New Life Op 35 (1932) Frederick Delius: Songs of Farewell (1930) Giuseppe Verdi: Un ballo in maschera: Forse la soglia attinse..Ma se m'è forza perderti (1858) Joseph CallejaJules Massenet: Werther: Toute mon âme est la!..Pourquoi me revéiller? (1887) Joseph CallejaMax Bruch: Violin Concerto No. 1 in g Op 26 (1868) Giacomo Puccini: Tosca: E lucevan le stelle (1900) Joseph CallejaGiacomo Puccini: Turandot: Nessun dorma (1924) Joseph CallejaJohn Williams: Olympic Fanfare & Theme (1984) Antonín Dvorák: Carnival Overture Op 92 (1892) Dmitri Shostakovich: The Gadfly: Romance Op 97 (1955) Ruggiero Leoncavallo: Mattinata Richard Rodgers: Carousel: You'll Never Walk Alone (1945) Sir Henry Wood: Fantasia on BritishSea Songs (1905) Sir Edward Elgar: Pomp and Circumstance March No.1 in D Op 39 (1904) Sir Charles Hubert H. Parry (arr Elgar): Jerusalem (1916)
2012年09月09日
おはようございます。昨夜期限ぎりぎりまでがっつりArteLiveweb のパリのParsifal漬けでした。名残惜しい…歌手と指揮者の顔がUPで見えて楽器も見えるコンサート形式は舞台上のオペラとはまた別な意味の醍醐味がありました。ところですごいページを発見しちゃいました。いまさらですけど… World Concert Hall まあ言ってみれば operacast とおんなじなんですけど、これはFacebook やtwitter で発信しているので遡及力がすごい!ありがたい限りです。昨夜のヘンゲルブロックもここから入って来ました。今夜は言うまでもなく!先週お知らせ済み、ストックホルムのゴージャスメンバーのワルキューレ第1幕です。パルジファルの前奏曲と聖金曜日の奇蹟も。指揮は俊英ダニエル・ハーディング!日本時間の日曜1時から生中継。日本時間、日曜2時からシュテンメのサロメ。シャシングがヘロデ。予習に最適か。困っちゃうな。WCLV クリーヴランド13:00 - 15:00(現地時間)日本時間日曜2時~BBC NEWSTHE CLEVELAND ORCHESTRARichard Strauss: Salome Op 54 (1905) Salome… Nina StemmeHerod… Rudolf SchaschingJohn the Baptist… Eric OwensHerodias… Jane HenschelNarraboth… Garrett SorensonConductor: Franz Welser-Möst日本時間、日曜3時半からはBBCプロムス・ラストナイト 各局生中継!出演は今絶好調のジョゼフ・カレーヤ。テニスの全米オープン男子シングルスのセミ2試合は今夜の2435~から中継クラシカの土曜夜のオペラ新作はカリストビエイト演出のリセウのカルメン。ホセがアラーニャ。エスカミーリョはアーウィンシュロット。日曜深夜はお待ちかねのルツェルン・アバドのテレビ放送があります。
2012年09月08日
Opening Night 2012 SK1 | Fr, 07.09.2012 | 19 Uhr 現地時間日本時間2時~Hamburg, Laeiszhalle Thomas Hengelbrock DirigentNDR SinfonieorchesterNDR JugendsinfonieorchesterDonna Anna : Olga Peretyatko - SopranDonna Elvira: Véronique Gens - SopranDon Giovanni : Markus Eiche - Bariton Leporello : Guido Loconsolo - Bariton Il Commendatore :Wilhelm Schwinghammer - Bass Herren des NDR ChoresDas Konzertprogramm: Teil 1:WOLFGANG AMADEUS MOZARTSzenen aus "Don Giovanni" The overture "Ah, chi mi dice mai" "Madamina, il catalogo è questo" "Deh vieni alla finestra" "Non mi dir" Act 2, Scene 5 – Don Giovanni's chambers "Don Giovanni! a cenar teco m'invitasti" Teil 2:FRANZ SCHUBERTSinfonie Nr. 8 C-Dur Teil 3:Das NDR Jugendsinfonieorchester spielt Werke vonMILLÖCKER und BRAHMSBrahms: Drei Ungarische Tänze Das NDR Sinfonieorchester spielt ein Operettenprogramm mit Werken vonJOHANN STRAUSS (SOHN) und FRANZ LÉHARAus Die Fledermaus Adele: "If I play the innocent peasant maid" Olga Peretyatko Aus Die lustige Witwe (The Merry Widow)O Vaterland, du machst bei Tag...Da geh' ich Markus Eiche Lippen schweigen Véronique Gens Markus Eiche Ach die Weiber Markus Eiche und andereEncore: Lippen schweigen30日間のオンデマンド視聴あり。***第3部ユーゲント・オーケストラブラームス:3つのハンガリー舞曲オペレッタパート(第3部)で大サービス!歌手が歌います。こうもりからアディーレ 「メリー・ウィドウ」ダニーロおお祖国よ…マクシムヘ行ったがリッペン・シュヴァイゲン女、女、女のマーチ
2012年09月07日
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Arte Liveweb webstreamingParsifalpar l’Orchestre National de France, le Choeur & la Maîtrise de Radio FranceDuréeAu Théâtre des Champs Élyséessous la direction de Daniele GattiDaniele Gatti (direction)Christopher Ventris (Parsifal), Mihoko Fujimura (Kundry), Kurt Rydl (Gurnemanz), Lucio Gallo (Klingsor), Detlef Roth (Amfortas), Andreas Hörl (Titurel)Michael Laurenz, Robert Jezierski (chevaliers), Manuel Günther, Andreas Früch (écuyers), Julia Borchert, Katharina Peetz (écuyères et filles-fleurs de Klingsor), Martina Rüping, Carola Guber, Christiane Kohl, Jutta Maria Böhnert (filles-fleurs de Klingsor)Orchestre National de FranceChœur de Radio France - Matthias Brauer (direction), Maîtrise de Radio France - Sofi Jeannin (direction) ひろとさんのコメントもあったので記事を立てました。また軽い良質のテノール発見です。第3の侍童を歌っている、Manuel Güntherマニュエル・ギュンター君。まだ25歳。学校出たばっかし!ハンサムでそのうちスティーヴン・コステロレベルには化けそうな感じです。まだ主要な役はないみたいだけど。演技がうまいです!Manuel Günther, tenorPhoto: Michael Blessing
2012年09月02日
HeuteシドニーABC broadcast1:00pm シドニー現地時間日本時間 JST 12:00UK SUMMER BBC Proms 2012 再放送Sydney ABC broadcastsSun 02 Sep, 1:00pm on Sunday Afternoon ConcertIn 'UK Summer' Schoenberg's transitional dramatic cantata 'Gurrelieder' under Jukka-Pekka SarasteSchoenberg Gurrelieder1hr46'30Recorded in the Royal Albert Hall, London12 Aug. 2012BBC Symphony OrchestraBBC Symphony ChorusBBC SingersCrouch End Festival ChorusNew London Chamber ChoirAngela Denoke, sopranoSimon O'Neill, tenorKatarina Karneus, mezzo-sopranoJeffrey Lloyd-Roberts, tenorNeal Davies, bass-baritoneWolfgang Schöne, speakerJukka-Pekka Saraste, conductor
2012年09月02日
BR-KLASSIK Schwetzinger Festspiele Liederabend Joyce DiDonato Heute, 01.09.2012 18:05 bis 19:30 Uhr 現地時間日本時間25:05~David Zobel, KlavierAntonio Vivaldi: "Ercole sul Termodonte", Zwei Arien der Ippolita aus dem 2. und 3. Akt;Gabriel Fauré: "Cinq mélodies de Venise", op. 58;Gioacchino Rossini: "Péchés de vieillesse", La regata veneziana; Franz Schubert: "Gondelfahrer", D 808; Robert Schumann: "Myrthen", Zwei venezianische Lieder, op. 25; Michael Head: "Three songs of Venice"; Reynaldo Hahn: "Venezia"; und anderesAufnahme vom 15. Juni 2012今夜。これはミュンヘンでも聴いたジョイスのヴェニス・リサイタルシリーズですね。アンコールにOver the rainbow 歌ったのかなあ?でもきっと楽しい英語のトークはカットされてるんだろうなあ?***ストックホルムのP2 Live Opera来週ですけど聞き逃せない!Lördag 08 september 2012 kl 18:00 Gilla 、現地時間 18.03 Wagnerkonsert Solister: Nina Stemme (Sieglinde), Johan Botha (Siegmund) Michail Petrenko (Hunding)Sveriges Radios Symfoniorkester. Dirigent: Daniel Harding1. ur ”Parsifal”:a) Förspelb) Långfredagsundret.2. Musikaliskt intermezzo.3. Första akten ur ”Valkyrian". Från torsdagens konsert i Berwaldhallen.パルジファルから聖金曜日の奇蹟ワルキューレの第1幕。***ストックホルムのP2 Live Opera今夜19:20 現地時間26:20~日本時間 P2 Live klassiskt : Östersjöfestivalen 2012 - Herbert Blomstedt 85 år Ludwig van Beethoven: Symfoni nr 9 d-moll. Solister: Malin Christensson, sopran, Katarina Karnéus, mezzo, Dominik Wortig, tenorGeorg Zeppenfeld, bas. Gustaf Sjökvists kammarkör. Radiokören. Sveriges Radios Symfoniorkester. Dirigent: Herbert Blomstedt. Direktsändning från Berwaldhallen.ベルワルトホールから中継ブロムシュテット85歳祝コンサート第九
2012年09月01日
エリヤサントリーホールFelix Mendelssohn ''Elijah'' (Elies), oratorio, op. 70東京クリスマス・オラトリオ・アカデミー三菱東京UFJ銀行合唱団、渋谷混声合唱団との合同演奏会メンデルスゾーン オラトリオ「エリヤ」2012年9月1日(土)サントリーホール指揮 水野克彦青山貴(エリヤ)望月哲也(オバドヤ)佐竹由美(S)、星川美保子(S)(少年)、向野由美子(MS)谷地畝晶子(A)、藤井雄介(T)、森野光生白岩洵(Br) 演奏 東京バッハ・カンタータ・アンサンブル 望月さんはオバドヤ(ほか)を歌った。気持ち良さそうに最初のアリアを歌い、最後のアリアは熱唱!え?これオラトリオ?と耳を疑うぐらいの長く伸ばすマックス歌唱も披露。うわわいいんですか?あとで指揮者の方に怒られませんか?美しい高音の独特の“もっちぃ節”も存分に聴かせていただきました。ファンとしては大満足!ここまでやってくれるとは!と溜飲を下げましたです。青山貴さんは生では初めて聴かせていただくと思うのですけどノーブルな美しいバリトンです。安定感があり、非常に安心して聴けます。むらや乱れはありません。あと良かったのはアルトの谷地畝晶子さんです。写真と違って髪はショートでした。彼女にもっと歌ってほしかったです。少年の声をやっていたソプラノの星川美保子さんも美しい声でした。もう一人のテノールの藤井さんも美しい声でした。私がルネ・パーペで予習したのが間違っていたのかもしれないんですけど、メンデルスゾーンのエリヤはオラトリオというには余りにもドラマティックなんです。合唱も、望月さん以外のすべてのソリストもオラトリオとして歌っていました。もっと熱く、歌ってほしかったです。怒り、残酷、絶望、そういったものをもっと表現してほしかったです。エリヤは残酷な予言者です。旧約聖書の世界ですから、血なまぐさいです容赦ないです。ジーザス・クライストの出てくるはるか前の時代なんです。歌詞を読んでいるとどっきりするぐらい残酷です。たった一人で幾百もの(?)バアルの予言者を糾弾し、殺害を命じた強いエリヤ、エリヤはキリストとは違う予言者なんです。考え過ぎかな?ただしルネ・パーペはまんまエリヤでしたけど、高い音には苦労していました。真正バスですから。青山さんは高い音も美しく、低い音は厚みがあってすばらしかったです。またオペラで聴いてみたいです!パイプオルガンまで稼働して、サントリーホールの機能をフルに生かしたすばらしいコンサートだったと思います。終盤のクラリネットと戯れて歌うエリヤのパートが好きです。
2012年09月01日
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