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出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(3))出版エージェントと当方のちがいの3つめは、原稿に対して「アドバイス」を与えるのか、リライトするのか、のちがいです。企画が出版社に採用されたからといって、必ず出版されるとは限りません。企画は良かったものの、いざ原稿を書いたら、「ちょっとこれでは」と、採用を取り消されることがあります。そのような事態に直面したときに、エージェントは「もう少し■■な感じで書き換えろ」とか、「もっとわかりやすく書け」といった具合に、抽象的なアドバイスしかしません。しかし、一度も本を書いたことのない人に、こうした漠然としてアドバイスをしても、なかなかうまくいきません。そのため、結局出版されないまま終わってしまう人もいます。これに対し、当方は抽象的なアドバイスをするのではなく、リライトしてしまいます。要するに、出版社が求めるレベルまで、原稿の質を高めるということです。決して自慢するわけではありませんが、これまでリライトした原稿はすべて出版されています。一度も失敗したことはありません。来年も引き続き当方とエージェントとのちがいについてお話させていただきます。本ブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございました。どうか良いお年をお迎えください。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月29日
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出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(2))前回に続き、今回も出版エージェントと当方のちがいを取り上げます。企画書を「批評」するか、「作る」のか。これもエージェントと当方が大きく異なる点です。前回お話したように、エージェントに企画書を送っても、抽象的なアドバイスをされるだけです。別の言い方をすると、企画を「批評」されると言えます。しかし、たんに批評されただけでは、良い企画書を作ることはできません。これに対し当方は、著者に何度も質問しながら、著者と一緒に企画書を作成していきます。「ああしろ、こうしろ」と言うのではなく、著者には失礼な言い方になりますが、手取り足取りしながら、著者と一緒に企画書を作成していきます。この点がエージェントと大きく異なっています。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月26日
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出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(1))たまに、こんなご質問が寄せられます。「畑田さんの出版塾と出版エージェントとはどこがちがうのですか?」これまでは、こうしたご質問に断片的にお答えしてきたのですが、ここできちんと整理してお伝えしようと思います。一見すると、当方とエージェントは似ているように見えますが、実は、多くの面で異なっております。それを、このブログで何回かにわけて説明させていただきます。まずは、企画を「上」から見るか、「下」から見るか、のちがいについてです。通常、エージェントは、寄せられた企画を「上」から見下ろします。たとえば、「こんな企画を考えています」と企画書を作成し、それをエージェントに見せると、エージェントはその企画書だけを見て判断します。そして、「もっと■■したほうがよい」とか、「もう少し▲▲を強調したほうがよい」などと、抽象的なアドバイスをして終わります。決して、著者に何度も質問して、企画書に表れていない「企画の本当の良さ」を掘り起こそうとはしません。実は、初めて出版される方が、「私はこんな企画を考えています」と言っても、そこには企画の良さが表れていないことが多いのです。企画の良さが地下に埋もれて見えなくなっている、といってもよいと思います。それを引き出すためには、著者とのコミュニケーションが欠かせません。要するに、著者に企画の内容を何度も質問しながら、企画の良さを探っていく、ということです。しかし、残念ながら、多くの場合エージェントはこの作業をしません。寄せられた企画書だけを見て判断してしまいます。これに対し、当方は最初に送られてきた企画書だけで判断することはありません。なぜならば、企画書には、企画の本当の良さが表れていないと思っているからです。そのため、何度も著者に質問し、地下に埋もれて見えなくなっているものを掘り起こしたうえで、その企画の良否を判断しています。このように、エージェントは企画を「上」から見下ろすのに対し、当方は地下にもぐって、「下」から企画を拝見しています。蛇足になりますが、こうした違いが「姿勢」にも表れます。エージェントに相談しても、(言葉は悪いですが)高飛車な態度で対応されます。まさに、企画を上から見下ろしているのです。エージェントに相談したものの、親身になって応じてもらえずに、当方に相談される方もおります。また、塾生の中にも、「畑田さん、■■というエージェントに相談してみようと思います」という人もいます。そのようなときは、「どうぞ、一度相談してみてください」と言っています。しかし、しばらくすると、「相手にされませんでした」と言って、当方に戻ってきます。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月21日
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出版なんでも相談室(来年の連載記事は「出版エピソード」です)今年1年間、月刊「頭で儲ける時代」で連載記事を書いてきて、やっとそれが完了しました。その間に、多くの読者からお問い合わせやご相談が寄せられました。また、当方のセミナーに参加してくださった読者の方もいらっしゃいました。本当にありがたいことだと思っております。実は、同誌の版元である「あいであ・らいふ社」から、来年も連載を依頼されました。来年は出版ノウハウについて書くのではなく、当方の塾生のエピソードを紹介させていただくことになりました。はじめて著者たちの隠れた一面を紹介することで、出版というものを身近に感じていただければと思っております。決してむずかしい内容ではありませんので、関心のある方は、一度お目を通していただければ幸いです。ただ、残念ながら同誌は一般の書店ではあまり売っておりません。(ウチの近所の書店やさいたま市の三省堂には置いてありましたが)詳しくは以下のアドレスでご覧ください。「頭で儲ける時代」http://www.atama.co.jp/【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月17日
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出版なんでも相談室(出版企画書がうまく書けない理由)出版企画を企画書にまとめようとしても、最初はうまくいかないことが多いです。本人は「うまくできた」と思っても、第三者が見ると、企画の良さが表れていないことが多いのです。企画の立案者は、企画の内容を熟知しているので、「この程度の記述でわかるだろう」と考えるのですが、出版社の編集者は、そのテーマの専門家ではありません。そのため、企画のイメージが伝わらず、なかなか理解されないのです。そのため、私はいきなり企画書を書いてもらわず、企画の内容をざっくばらんに説明していただくようお願いしています。そして、不明な点や疑問点を立案者に投げかけています。こうしたやり取りを続けていくなかで、次第に企画の良さが浮き彫りになり、第三者にもイメージできるようになるのです。決して自慢するわけではありませんが、塾生からは「自分が伝えたいことがはっきりしました」と喜ばれることも多々あります。立案者が企画の内容を整理できていないことが多いからです。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月14日
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出版なんでも相談室(出版企画はフォーマットにまとめた瞬間に死ぬ)前回、企画書をまとめるフォーマットのことについてお話しました。そこで「フォーマットはない」とお伝えしたところ、「なぜフォーマットを用意しないのですか?」というご質問が寄せられました。実は、それには理由があります。企画を特定のフォーマットに書くと、企画の重要な内容が伝わらないのです。企画の立案者は、フォーマットにおさめることに気が向いてしまい、肝心の企画の内容が伝わらなくなってしまうのです。批判を恐れず、極論を言えば、企画はフォーマットに書いた瞬間に死んでしまうのです。だから、あえてフォーマットは用意していないのです。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月11日
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出版なんでも相談室(出版企画をまとめるフォーマットはあるのですか?)たまに、こんなお問い合わせが寄せられます。「出版塾に企画の相談をする際には、企画の内容を特定のフォーマットにまとめて送るのですか?」要するに、当方に所定のフォーマットがあって、それにそって企画の内容を書いて送るのか、ということです。実は、フォーマットはありません。形式は一切問題にしておりません。箇条書きでも、なぐり書きでも、なんでもかまいません。「こんな感じの企画」という具合に、ざっくばらんに教えていただければよいのです。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月06日
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出版なんでも相談室(人は見かけによりません)都内で出版セミナーを開いたときのことです。セミナー終了後、質問が相次いだため、全員のご質問に応じきれなくなってしまいました。「質問したかった方もいらしたろうに」と申し訳なく思いつつも、時間切れでセミナー会場をあとにしました。すると翌日、セミナーに参加者した一人の女性(Aさん)からこんなメールが届きました。「昨日セミナーに参加させていただいたAと申します。セミナーで質問したかったのですが、私は引っ込み思案で、大勢の人の前ではなかなか話せません。実は、出版したい企画があります。もし差し支えなければ、一度お会いし、企画についてご相談させてください」Aさんは都内の料亭に勤める40代の女性ですが、見るからに和服が似合いそうで、立ち居振る舞いも実におしとやかでした。お会いして話をしていても、自ら企画をアピールするということはなく、こちらが質問したことに、ぽつりぽつりと答えるだけでした。ひととおり企画の内容をお聞きし、後日サンプル原稿を書いていただいたのですが、送られてきた原稿を見てびっくり。それは、こんな原稿だったのです。ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム「さっさと走れよ!バカヤロー」「オラオラー!どきやがれ!」「ちんたら走るんじゃねえよ、のろま!」車を運転していて、前を走っている車がのろのろ運転でイライラして、こんなことを言う男性は要注意です。こうした男性は小心者なので、自分の気持ちを相手にぶつけられません。・・・・・・ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムこれが、あのおしとやかなAさんが書いたのか、と一瞬自分の目を疑いましたが、まぎれもなくAさんが書いたものでした。車を運転すると人が変わる、といいますが、原稿を書くときもそうなんだな、と思った次第です。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2007年12月02日
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