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出版なんでも相談室(「書いてみよう」と思う人は、「光る何か」をもっている)私は「書いてみよう」と思う方は、「光る何か」をもっていると思っています。ビジネス書や自己啓発書、実用書などの分野で、「書いてみよう」と思う方は、それなりの実績をおもちのはずだからです。小説やエッセイならば、想像力を働かせて書くこともできますが、ビジネス書や自己啓発書、実用書の場合は、やはりその分野での実体験や実績がともなわないと書けないものです。たとえば、営業の経験のない人が、「セールスのポイント」について書こうとはしません。また、営業経験があっても、いつも成績が悪い人が「セールスのコツ」について書こうとは思いません。書けるはずがありません。やはり、営業の世界でなにかしらの実績をもつからこそ、「セールスのポイント」や「セールスのコツ」について書いてみようと思うのです。こうした企画には「光る何か」が秘められているものです。ところが、いざ企画書や原稿を書いて出版社に送っても、採用される確率はきわめて低いというのが実態です。採用されないどころか、出版社から何の返事も得られないのが普通なのです。こうした現実を目の当たりにすると、多くの方が「やはり自分の企画には魅力がない」「たいした内容ではないのだ」と思い込んでしまいます。でも、それは大きな間違いです。たしかに、企画の内容に魅力がないこともあるでしょう。しかし、多くの場合、企画の「内容」が悪いのではなくて、企画書や原稿の「書き方」に問題があるから採用されないのです。企画の良さが企画書や原稿に表れていないために、出版社に伝わらないのです。このことは、「出版塾」の活動を通じてわかったことです。塾生が最初に書く企画書や原稿は、一見するとありふれていて、魅力に乏しい感じがします。ところが、何度か意見のやり取りをするうちに、その塾生のもつ「光る面」が見えてきます。それを前面に出して企画書や原稿を作成することで、塾生の75%が出版をはたしました。読者の皆さんのなかで、「書いてみよう」と思う方がいらしたら、その企画には「光るもの」が秘められている可能性が高いといえます。ですから、自信をもって出版に挑戦していただきたいと思います。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月31日
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出版なんでも相談室(出版するための「3つのステップ」)今回はこれまでお話したことを簡単に振り返ってみようと思います。出版をはたすためには、必ず次の「3つのステップ」を踏まなくてはなりません。・ インプット・ アウトプット・ アプローチ「インプット」とは、書くべき題材を蓄積する段階です。要するに、仕事や生活で得た知識や技術を貯えるということです。ここでのポイントは、あくまでも「自己中心」の姿勢を貫くことです。周囲を気にしてテーマを選んだり、類書にとらわれて主張を曲げてはいけません。あくまでも、自分自身が得たものを中心に置くことが大切です。インプットした内容に自信がもてないようならば、「実証」の有無で判断しましょう。自分が蓄積した知識や技術が、現実の場で効果を発揮しているのであれば、大いに自信をもってください。「アウトプット」とは、インプットしたものを企画書や原稿にまとめる段階です。ここでは「他人中心」の姿勢を貫きます。要は、第三者が読んでよくわかるように書くということです。特に、本ブログで取り上げてきた「嫌われる原稿のパターン」にはお気をつけください。「アプローチ」とは、出版社に売り込む段階です。売り込むといっても、出版社を訪問して強引にアタックする必要はありません。そんなことをしたら、むしろ逆効果です。アプローチは「企画書6点セット」を作成して、それを出版社に郵送すればよいのです。さて、出版するには上記「3つのステップ」を踏む必要があるわけですが、これら3つのステップは、どれか1つでも欠けてはいけません。インプットした内容に価値がなければ、採用されることはありません。また、仮にインプットした内容に価値があっても、それをうまく企画書や原稿にまとめること(アウトプット)ができなければ採用されません。さらに、インプットとアウトプットがうまくいっても、出版社への売り込み方(アプローチ)を間違えると、やはり採用されません。このように、3つのステップはすべてそろっていなくてはならないわけですが、それぞれのステップは特別なことではありません。いたって当たり前なことなのです。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月29日
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出版なんでも相談室(こんな企画には説得力がない)かつて、こんな出版企画のご相談を受けたことがあります。主なやり取りは次のとおりです。「世間では大企業ばかりが注目されていますが、中小企業のなかにもすばらしい会社があると思います」「たしかにそうだと思います」「私は、すばらしい経営理念をもって社会の模範となるような中小企業を紹介したいと思っています。そして、それを出版したいのですが、どうでしょうか」「その企画に該当する中小企業を何社ご存じですか?」「いや、それはこれから探すのです」「探すといっても、全国の中小企業のなかから、真に『すばらしい』といえる会社を探すには相当の時間と労力がかかると思いますが」「ええ、私ひとりで探すのは困難なので、ネットワークを使って、全国の社会保険労務士や中小企業診断士にお願いして、探してもらおうと考えています」「それでは企画になりません。まずは、すばらしいといえる中小企業を探すことです。しかも、ご自身の足で」この相談者の企画は、まさに頭でっかちです。単に頭のなかで企画をこねくりまわしているにすぎません。こうした企画は即座にお断りしております。「経験・実証」が重要といっても、深刻に考える必要はありません。「私は営業でトップの成績を得た」とか「カウンセラーとして多くの相談者に接し、喜んでもらえた」といった経験・実証でよいのです。それさえあれば、説得力のある企画に仕上げることは十分に可能です。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月27日
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出版なんでも相談室(「モノになる企画」と「モノにならない企画」)これまで本を出版するために必要な事柄を取り上げてきましたが、その間に読者の方からいろいろなご質問が寄せられました。なかでも、「モノになる企画とモノにならない企画のちがいは何ですか」といったご質問が多く寄せられました。実は、当方への入塾に際しては、事前にテーマについてうかがうことにさせていただいております。そして、テーマによっては出版は困難、ということで、入塾をお断りしております。決して自慢するわけではありませんが、塾生の75%が出版をはたしております。そのため、「入塾に際して、厳しいふるいにかけて、かなり良い企画だけを選別しているのだろう」と思うようです。そして、「その選別の基準を教えてほしい」と、問い合わせてこられる方が多いのです。「ふるいにかける」というと語弊がありますが、たしかに事前の相談で選別はさせていただいております。しかし、その基準は「テーマの斬新性」とか「新規性」といったことではありません。また、「今うけているテーマかどうか」とか「読者層の多さ」といったことでもありません。選別の基準は「経験」と「実証」です。「経験・実証」の有無で判断しております。要するに、執筆者自らが体験し、実証を得ているかどうかということです。経験に裏打ちされていない実証なしの企画はお断りするようにしております。頭でっかちの企画では説得力がないからです。このように言ってもイメージがつかみにくいと思いますので、次回は実際にあった例をご紹介します。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月26日
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出版なんでも相談室(印税の計算)出版をはたすと印税が入ってきます。これも、本を出すことで得られる喜びのひとつです。 印税の計算はいたって簡単で、次の式で算出します。 印税=価格×発行部数×印税率たとえば、価格が1400円、発行部数5000部、印税率8%の場合、受け取る印税は次のようになります。 1400円×5000部×8%=560000円ただし、ここから税金(10%)が引かれるため、手取りは504000円となります。この計算からおわかりいただけると思いますが、版を重ね、発行部数が増えるほど、受け取る印税も大きくなります。ちなみに、気になる印税率ですが、5~10%が相場で、7%か8%であることが多いです。なお、出版社によっては、「初版6%、重版8%、3万部を超える分は10%」という具合に、段階を設けることもあります。また、ごくまれに初版の印税はゼロで、重版分から印税を支払う出版社もありますが、当方の塾生がそうした条件を提示された場合、私はお断りするように勧めております。その理由は、苦労して原稿を書き上げるのですから、やはり初版からそれなりの対価をちょうだいするのが当然であると考えるからです。本の価格に消費税を含めるかどうかは出版社によって異なります。消費税を含めて計算する出版社もあれば、含めないで計算する出版社もあります。印税の支払い時期は出版社によってまちまちです。発刊された翌月に支払われることもあれば、6カ月後くらいになることもありますが、一般的には発刊された2カ月後に支払われることが多いです。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月24日
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出版なんでも相談室(タイトルは出版社が決める)出版社に企画書セットを送り、めでたく採用され、原稿を書き上げると、最後に正式なタイトルを決めます。その際、企画書でつけたタイトルがそのまま採用されることはめったにありません。企画段階とは違ったタイトルをつけられます。場合によっては、最初に考えたものとは、似ても似つかないタイトルをつけられることもあります。それも、これといった説明もなく、いきなり「このタイトルでいきます」と言われるのです。実は、ここでトラブルとなることがあるのです。執筆者はタイトルにこだわるものです。そのため、説明もなしにタイトルを変更されることに強い反発を感じるのです。タイトルにこだわる気持ちはよくわかります。しかし、基本的には出版社の意見にしたがうことをお勧めします。彼らはその道のプロです。読者にアピールできるようなタイトルを考えてくれます。もし、どうしても納得がいかなかったら、その旨を出版社に伝え、相談してみましょう。そのことでイヤな顔をされることはありません。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月22日
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出版なんでも相談室(タイトルにこだわる人が多いが、しかし・・・)当方にはいろいろな企画が寄せられます。そして、寄せられてくる企画の多くは、すでにタイトルがついています。要するに、立案者はあらかじめ自分の企画に名前をつけているわけです。なかには、いきなり「『○○○○』というタイトルの原稿を書きたい」と、タイトル名だけをぶつけてくる方もあります。あまり大きな声では言えませんが、実は最初に寄せられるタイトルは、まるっきりのひとりよがりで、第三者に企画の内容が伝わらないものばかりです。本来ならば「そんなタイトルではダメです」と言いたいところなのですが、私はタイトルには一切触れず、企画の内容をできるだけくわしく説明してもらうことにしています。そして、それをもとに企画書や目次、サンプル原稿を作成し、最後に「タイトルを、こう変えてみましょう」と打診するようにしています。なぜ、こうした手順を踏むのかというと、タイトルに対する立案者の思い入れが強いからです。そのため、最初からいきなり、「このタイトルでは話にならないので、こう変えましょう」と言うと、必ずといってよいほど反発されます。「いや、私はこのタイトルでないと納得できない」とか、「このタイトルは、これまでの苦労を象徴しているので譲れない」などと言われるものです。でも、先のような手順を踏んでタイトルの修正を促すと、比較的素直に応じてもらえます。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月20日
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出版なんでも相談室(「著者」と「監修者」について)出版社に企画書セットを郵送して採用されたら、いよいよ執筆です。実は、執筆を進めるにあたって、出版社から「監修者」を立てることを打診されることがあります。要するに、有名人や著明な研究機関の名前を監修者に立てて出版するということです。たとえば、「竹村健一監修」とか「○○総合研究所監修」といった具合です。そのほうが、本の売れ行きが良くなるからです。特に、経済や経営など、読者層が広いテーマの場合、監修者を前面に出すと売れ行きはかなり伸びるようです。ただ、ご注意いただきたいのは、監修者を立てた場合、著者名は表紙には掲載されません。表紙どころか、巻末の「著者略歴」にさえ記載されないこともあります。仮に「著者略歴」が記載されたとしても、監修者の略歴が大きく掲載され、著者のそれはごく小さく載るにすぎません。ですから、「自分の名前で本を出したい」と考える方は、監修者を立てることに反対すべきです。一方、「自分の名前にはこだわらない。それより少しでも売れて、印税が増えるほうがよい」と考える方は、監修者を立てたほうがよいでしょう。あるいは、「たくさん売れて、自分の知識や技術を少しでも多くの人に役立ててもらいたい」と考える人も、やはり監修者を立てればよいと思います。どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。また、どちらが上で、どちらが下ということもありません。監修者を立てるかどうかというのは、その人の考え方のちがいにすぎません。好きなほうを選択すればよいのです。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月19日
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出版なんでも相談室(企画書セット作成が先か、原稿執筆が先か?)これまで見てきたように、出版社へのアプローチは、企画書セットを郵送すればよいわけですが、ここで疑問を感じる方も多いようです。それは、「企画書セットを郵送すればよいのだから、あらかじめ原稿を書き上げておく必要はないのでは」という疑問です。要するに、企画書セットを郵送して、企画が採用されてから原稿を書けばよいのでは、ということです。これまで私自身は、原稿を書き上げておいて、そのあとで企画書セットを作成してきました。その理由は、スピードの面で勝るからです。企画書セット郵送後、出版社から声がかかった場合、たいがい「原稿はできていますか?」と聞かれます。その際に、「まだできていません。これから書きます」と答えるよりも、「すでに完成しています」と言って、間髪入れずに原稿を送るほうが、スピードの面で格段に勝っています。そのため、従来は「原稿が先、企画書セットはあと」というスタンスで臨んできましたし、当方の塾生に対しても、そのようにアドバイスしてきました。ところがその後。「最初に企画書セットの作成で力を貸してください」というご要望が増えてきました。こうしたご要望はごもっともなことで、採用されるかどうかもわからないのに、分厚い原稿を書き上げるのは大変なことです。でも、企画が採用されれば(出版することが決まれば)、原稿の執筆にも気合いが入るというものです。そこで、現在はそれまでのスタイルを変更し、最初に企画書セットの作成をお手伝いさせていただくことにしています。そして、企画が採用されてから執筆に取り組んでいただいております。最初に原稿を書き上げたいとお考えの方は、まず原稿を完成させて、そのあとで企画書セットを作成すればよいと思います。一方、「できるだけムダな労力は負担しなくない」とお考えの方は、最初に企画書セットを作成し、企画が採用されたあとで原稿を書けばよいと思います。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月17日
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出版なんでも相談室(出版社に連絡を入れてもムダ)ある方(Bさん)が、出版塾に問い合わせてきました。Bさんは、営業テクニックに関する企画書を書いて、それをある出版社に送ったのです。ところが、一ヶ月たっても、出版社からは何の反応もありませんでした。Bさんが思いきって問い合わせたところ、「○○について、もう少し突っ込んでほしい」と注文をつけられたそうです。そこでBさんは、出版社に言われたとおり、○ ○について一歩踏み込んで企画書を書き直し、それを出版社に送りました。しかし、その後、またもやなんの反応もなかったので、再び電話で問い合わせました。すると今度は「●●については事例がほしい」と言われました。Bさんは言われるままに事例を書き加え、それを出版社に送ったのですが、やはり無反応です。そして、ついにBさんは、「出版社の注文どおりに書き直したのに、なんの反応もありません。なぜでしょうか」と、出版塾に問い合わせてきたのです。私はBさんに次のように答えました。「出版社は最初からBさんの企画を採用する意思などありません。細かな注文をつけたのは、断るための口実にすぎません。そもそも、Bさんの企画に関心があれば、出版社のほうから連絡が入っているはずです」と。企画に関心を示したときは、必ず出版社のほうから声がかかります。逆に、なんの反応もないということは、脈がないということです。なお、出版社から声がかかる場合、通常企画書セットを郵送後、一ヶ月以内に電話かメールで連絡が入ります。早いときは、1週間以内に連絡がきます。二ヶ月たって、なんの反応もなければ、潔くあきらめましょう。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月15日
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出版なんでも相談室(企画書セット郵送後は、ひたすら待とう)出版社に企画書セットを郵送したら、あとはひたすら待つだけです。 企画書セットを郵送後、「出版社からどのような反応があるのだろうか」と、不安に感じる方も多いと思います。実は、出版社からの反応は、多くの場合、なにもありません。出版社に企画書セットを郵送しても、ほとんどの場合、なんの返事もきません。「ずいぶん冷たいなあ」と感じるでしょうが、それが現実です。出版社からなんの反応もないと、はやる気持ちを押さえ切れずに、つい問い合わせたくなるものです。でも、そこはグッとこらえましょう。問い合わせたからといって、何かが変わるわけではありません。それどころか、煙たがられるだけです。次回はこのことに関連する実例をご紹介します。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月12日
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出版なんでも相談室(こんなご質問が寄せられました)前回、企画書セットをどの出版社に送るのかについて書きましたが、これに関して、「出版塾の塾生も自分で送り先を調べるのですか?」というご質問が寄せられました。実は、当方の塾生には、私が作成した出版社リストをお渡ししています。その塾生の出版テーマに関連する出版社のリストを渡し、そこに企画書セットを送ってもらっています。そのほかには、私が懇意にしている出版エージェントに企画を紹介し、そこから出版社に売り込んでもらうこともあります。さらに、私が個人的に出版社にアプローチすることもあります。要するに、塾生は自分で送り先を調べる必要はない、ということです。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月10日
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出版なんでも相談室(企画書セットをどの出版社に送るのか)これまで企画書セットや封筒の書き方について見てきました。では、企画書セットをどの出版社に送ればよいのでしょうか。実は、出版社の選定法には、これといったものはありません。とはいうものの、あちこちの出版社にやみくもに送ればよいというものでもありません。そこで、今回は主な出版社の選定法をご紹介いたします。1 書店を回って調べる地味なやり方ですが、まずは自分の足で書店を回って調べるという方法があります。書店を回って、自分の企画と似たジャンルの本を出している出版社を探し、そこに企画書セットを郵送します。2 図書目録を調べる本の中に差し込まれている図書目録を見れば、その出版社がどのようなジャンルの本を扱っているかがわかります。自分の企画と類似した本を出している出版社を探して、そこに企画書セットを送ります。3 新聞広告を見る新聞広告には新刊書の案内や売れ行きのよい本が紹介されていますが、それらを見れば、その出版社の傾向がある程度はわかります。4 ホームページを見るホームページを見れば、その出版社がどのようなジャンルの本を扱っているのかがわかります。また、最新刊の案内を見れば、どのようなテーマの本に力を入れているのかもわかります。これらのことを参考にして、自分のジャンルやテーマにマッチした出版社を選ぶとよいでしょう。5 インターネットで検索するアマゾンで検索すれば、自分と類似のテーマの本を出している出版社を見つけることができます。たとえば、セールス関係のテーマであれば、「セールス」とか「営業」といったキーワードで検索すると、そのジャンルの本を出している出版社を知ることができます。以上のことを組み合わせれば、自分の企画にマッチした出版社を見つけることができます。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月09日
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出版なんでも相談室(企画書セットを郵送する際の宛名について)前回は企画書セットを封入する封筒について取り上げましたが、今回は宛名についてです。パソコンで打った住所や宛名を封筒に貼り付ける人がいます。これはやめたほうが無難です。いかにも業者が出したダイレクトメールといった感じがしますし、たくさんの出版社に郵送しているような印象を与えてしまうからです。ですから、表も裏も手書きにすべきです。それも、ていねいな楷書で。最後に忘れてならないのは、「企画書在中」という表記です。封筒の表の左下には、必ず「企画書在中」と書いてください。出版社によっては、「企画書在中」と書かれた手紙を優先的に見てくれるからです。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月08日
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出版なんでも相談室(企画書セットを入れる封筒について)出版塾にはいろいろな塾生がおります。サラリーマンの方も多いのですが、実は、個人事業主や中小企業の経営者も多いのです。個人事業主や中小企業の経営者の場合、「企画書セットを会社の封筒に入れて郵送してもよいですか」と訊ねてくることがあります。なぜ業務用の封筒を使うのかというと、差出人である自分の住所と名前を書かなくてもすむからです。でも、業務用の封筒は使わないほうが無難です。業者のダイレクトメールと間違われますし、手抜きの姿勢が感じられるからです。ですから、企画書セットを郵送する際には、一般の封筒をお使いください。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月07日
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出版なんでも相談室(企画書セットの封入について)前回、企画書セットを出版社の編集部あてに郵送すればよいと述べました。しかし、単に封筒に入れて送ればよいというものではありません。企画書セットは、通常、Aサイズで10枚程度になります。これを何重にも折って、無理やり定形の封筒に詰め込む人がいます。でも、それは絶対にやめるべきです。ぐしゃぐしゃになって見栄えが悪くなりますし、開封したときに読みづらいからです。企画書セットは折らずにすっぽりと封入することをお勧めします。そのほうが見栄えもよく、開封後、編集者も見やすいはずです。ちなみに、「角2号」の封筒を使えば、A4サイズの企画書セットを折らずにそのまま入れることができます。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月06日
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出版なんでも相談室(編集部の担当者名を調べるべきか)前回お話したように、なかには「編集部の担当者の名前を調べて、その担当者あてに送れ」とアドバイスする人がいます。たしかに、担当者を調べることは可能です。たとえば、出版社に電話して、「御社の○○という本を読ませていただきました。とてもわかりやすく、ためになりました」などと言って、そのあとで、「実は、この本と類似の企画があるので、ぜひ企画書をご覧いただきたいのですが」と言えば、出版社は「いえ、そんなの見たくありません」とは言いづらいものです。そこで、すかさず担当者の名前を聞けば、「では、私、○○までお送りください」と答えざるをえません。そして、○○さんあてに企画書セットを郵送すればよいのです。でも、そこまでする必要はありません。「編集部御中」を書いて送れば、しかるべき部署のしかるべき人に届くので、細かなことに気を配る必要はありません。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月05日
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出版なんでも相談室(出版社のどの部署に送るのか)明けましておめでとうございます。本年もできるかぎりこのブログを続けてまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。新年早々から手前味噌で恐縮ですが、月刊「頭で儲ける時代」の1月号から連載記事を書くことになりました。「畑田洋行の出版塾」というコーナーですが、ここでメジャーの出版を実現するためのノウハウを書かせていただいております。ただ、残念ながら同誌は一般の書店では売っておりません。(ウチの近所の書店や大宮市の三省堂には置いてありましたが)詳しくは以下のアドレスでご覧ください。「頭で儲ける時代」「頭で儲ける時代」さて、これまで出版社には「企画書本体」「目次」「サンプル原稿」の3点を送ればよいとお話してきました。この3点が完成したら、今度はいよいよ出版社にアプローチをかける番です。出版社へは、企画書セットを郵送してアプローチをかけます。とはいうものの、「出版社のどの部署に送ればよいのだろうか」と疑問に思う方もあるはずです。でも、それほど複雑に考える必要はありません。編集部あてに送ればよいのです。このようにいうと、「編集部といったって、出版社によって部署名はちがうではないか」と不安を感じる方もあるでしょう。たしかに、出版社によって「編集企画室」とか「企画編集部」という具合に、編集部の呼び方は微妙に異なっています。大手の場合、「第一編集部」「第二編集部」という具合に複数の部署に分かれていることもあります。でも、名称のちがいは気にする必要はありません。「編集部御中」と書いて送れば、ちゃんとしかるべき人の手に渡りますので、心配無用です。なかには「編集部の担当者の名前を調べて、その担当者あてに送れ」とアドバイスする人がいます。次回はこのアドバイスについて考えてみたいと思います。出版なんでも相談室(畑田)h.hatada@xa.ejnet.ne.jp出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾「自分の本」を出版する方法
2007年01月04日
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