全7件 (7件中 1-7件目)
1
出版なんでも相談室(共同出版社が印刷会社と言われるワケ)前回、私の知り合いの編集者(ひとりではありません。多数です)が、共同出版を専門に手掛ける出版社のことを「印刷会社」とよんでいると言いました。その理由は、こうです。出版社といのは書店に本を並べ、それが「売れて」、はじめて商売になります。要するに、「本を売って」商売しているわけです。たとえば、出版点数の多い講談社の本はどの書店でもたくさん陳列されています。ところが、共同出版社のなかには、講談社以上に出版しているにもかかわらず、書店に行っても、その会社の本はほとんど(まったくと言ってもいいほど)見かけません。ということは、「売れない」ということです。書店に置いてないわけですから。書店で売れないにもかかわらず経営が成り立っていたということは、本を「売って」儲けているのではなく、「印刷(製本)」して儲けているということです。だから「印刷会社」と言われるのです。【お知らせ】ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込みは以下のアドレスに「マニュアル希望」のメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jpムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムーメルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月26日
コメント(6)
出版なんでも相談室(原稿をベタ褒めしたあとで「お金を払ったら出版する」なんてプロが言う?)近年、共同出版(協力出版)を専門に手掛ける出版社の新聞広告が目立つようになりました。共同出版(協力出版)とは、名目上は著者と出版社が費用を折半して出版する出版形態です。共同出版を専門に手掛ける出版社に原稿を送ると、原稿をベタ褒めされたあとで、多額の費用を請求されます。すると、著者はこう言います。「そんなに褒めてくれるのならば、出版社が費用を全額負担してもよいではないか?」と。まったくそのとおりです。そもそも「お金を出せば出版します」という姿勢はプロの出版人ではありません。プロの出版人なら、自らリスクを負担して、出版に踏み切るはずです。ですから、私の知り合いの編集者のなかには、「共同出版社は出版社ではなくて、印刷会社だ」とはっきり言い切る人もいます。なぜ彼らがそう言い切るのか。次回はこの点について見てみましょう。【お知らせ】ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込みは以下のアドレスに「マニュアル希望」のメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jpムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムーメルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月21日
コメント(5)
出版なんでも相談室(自分の本を出版するにはいくらかかるの?)セミナーを実施すると、必ず寄せられる質問があります。それは、「出版するには、著者はいくらお金を払えばよいのですか?」という質問です。よくよく話を聞いてみると、こういうことでした。「新聞などで一般人の原稿を募集している出版社に原稿を送ったら、べた褒めされ、舞い上がったのですが、それもつかの間。そのあとで100~300万円も要求されました。通常、著者はどれくらい払えばよいのですか?」はっきり言いましょう。著者は『お金を払う側』ではなく、逆に『もらう側』です!大切なことなので、繰り返します。著者は『お金を払う側』ではなく、逆に『もらう側』です。実は、最近この手の質問が急激に増えています。そこで、次回からはもう少し掘り下げていこうと思います。【お知らせ】ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込みは以下のアドレスに「マニュアル希望」のメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jpムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムーメルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月18日
コメント(2)
出版なんでも相談室(今年も連載記事を書かせていただくことになりました)昨年に引き続き、今年も月刊「頭で儲ける時代」で連載記事を書かせていただくことになりました。「初めての出版 著者たちの面白エピソード」というコーナーです。このコーナーでは、これまで出版をはたした人(塾生)の面白いエピソードをお伝えしていきます。よろしかったらご一読ください。よろしくお願いいたします。月刊「頭で儲ける時代」http://www.atama.co.jp/【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月15日
コメント(0)
出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(6))通常、エージェントは、自分が表に立って出版社に企画を売り込みます。要するに、エージェントが表舞台に立つ、ということです。これに対し、当方はあくまでも著者自身に出版社にアプローチしていただいています。具体的には、著者自らが出版社に企画書を送る方式をとっています。(どの出版社からも声がかからなかった場合は、当方が直接出版社に売り込みますが、それは最後の手段です)要するに、当方はあくまでも裏方に徹する、ということです。そのため、出版社は当方の塾生とは知らずに企画を採用します。なぜ、このような方式をとるかというと、エージェント経由の企画を敬遠する出版社があるからです。また、エージェント経由の企画の場合、出版社は企画や原稿の修正を求めにくくなります。しかし、それでは良い本にはなりません。出版社に変な気をつかわせず、良い本づくりに徹していただくために、当方はあえて裏方に回っております。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月10日
コメント(1)
出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(5))多くのエージェントは「売れる本を出版するお手伝いをします」と強調しています。また、売れるかどうかを判断します、と言って、企画を集めたりしています。いずれにしても「売れる(ベストセラーになる)」という視点でアピールしているといえます。しかし、本が売れるかどうかは、誰にもわからないのです。本というのは、出版してみないと売れるかどうかがわかりません。ある有名な出版社の、名編集者と言われる人でさえ、手がけた本がベストセラーになった割合は、たったの2%です。(何册売れたらベストセラーとよぶかによって数字はちがってきますが)エージェントの中には、「■■というベストセラーを出版しました」と派手に宣伝する業者もありますが、せいぜい数十万部です。しかも、そのエージェントが手がけた本の、ごく一部にすぎません。これではたして「売れる本を出版します」と言えるでしょうか?手がけた本の60%、70%がベストセラーになっていれば、そのように言うこともできますが、ほんの少しベストセラーを出しただけでは、決してそのようには言えないと思います。これに対し、当方は「売れる本を出版します」とか、「あなたにもベストセラーが出せる」といったことは一切言っておりません。当方は「その企画が出版社に採用され、全国の書店に並ぶような本になるかどうか」の可能性ならわかります。それは、これまで塾生の75%がメジャーの出版を実現したという実績があるからです。もし、成功率が数パーセントだったら、とてもそのようなことは言えません。余談になりますが、エージェントから出版セミナーを共同で開催しましょう、というお誘いを受けることがあります。しかし、その多くは「あなたもベストセラーを書こう」といったテーマです。そのようなテーマは、すべてお断りしています。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月07日
コメント(1)
出版なんでも相談室(出版エージェントとは、ココがちがう(4))あけましておめでとうございます。本年も週に1、2回のペースでこのブログを書かせていただきます。昨年はいろいろなお問い合わせが寄せられましたが、本年も私でわかることでしたら、なんでもお答えさせていただくつもりですので、どうかよろしくお願いいたします。昨年末から、当方と出版エージェントのちがいについてお話してきましたが、あと数回は、引き続きそのお話をさせていただきたいと思います。今回は「成功率」を取り上げます。エージェントが出版を実現する率(成功率)は10%程度です。20%近くに達する年もありますが、平均すると10%台にとどまっています。これに対し、決して自慢するわけではありませんが、当方の塾生の75%は出版を実現しています。その理由は、これまで述べてきましたように、企画を「下」から見て、企画の良さを浮き彫りにしたうえで、著者と一緒に企画書を作っているからです。また、原稿の執筆に自信のない著者のために、リライトもしているからです。余談になりますが、当方の成功率が異常に高いことから、エージェントが「企画書の作り方の勉強会を開いてください」と言ってくることがあります。実は、彼らは私の企画書の作り方がうまいから、成功率が高いと思っているのです。たしかに企画書は重要ですが、最も重要なことは、「企画の良さを掘り起こす」ことです。地下に埋もれている「企画の良さを掘り起こした」うえで、企画書を作らないと、良い企画書にはなりません。しかし、エージェントはその作業を怠っています。だから成功率が低いのです。【お知らせ】----------------------------【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込み・お問い合わせは以下のアドレスにメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jp-------------------------------メルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾
2008年01月04日
コメント(4)
全7件 (7件中 1-7件目)
1