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2008年10月17日
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先日、ただいま公開中の映画  『おくりびと』 を観てきました。

第32回モントリオール 世界映画祭で最高賞のグランプリ受賞作品です。

本木雅弘さんが演じる “新人納棺師” が、さまざまな死と向き合う中で、

家族の絆や人間愛の深さを学んでいくお話。

滝田洋二郎監督、キャストは広末涼子、山崎努、余貴美子など、

味のある実力派ぞろいです。

ハンカチなしでは見られない感動作ですが、

随所にユーモアが見られ、笑いもあります。

ぜひ皆さんにもご覧いただきたい作品です。

~ 人は誰でもいつか、おくりびと、おくられびと・・ ~

サニーが送り出した肉親では、祖父母と父。

まだサニーが幼いころに他界した祖父母の時は、通夜・葬儀ともに自宅でした。

数年前に他界した叔父が、当時現役で葬儀社に勤めており、

いろいろと親身になってやってくれて、よいお見送りが出来たと思います。

7年前の父の時

父は、ある日突然帰らぬ人となりました。最後の会話も出来ないままのお別れです。

別の病院で看護士をしている姉とサニー2人で40分間心臓マッサージをしましたが、

ふたたび目を開けてくれることはありませんでした。

解剖後、処置室に入れてもらい、父の遺体を清め、着物を着せ、お化粧をし・・

親族の手も借りて、棺に納めました。

「ありがとう、お疲れさま。そしてこれからもよろしく

と言って送り出しました。

身内に“おくりびと”するのは悲しみに打ちひしがれている時ではありますが、

どうか悔いのない“おくりびと”を、感謝の気持ちを込めてやりたいものです。






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最終更新日  2008年10月17日 12時08分05秒
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