第84回智麻呂絵画展
本日は第84回智麻呂絵画展であります。
猛暑続きとあっては、野外での花の写生もままなりませぬが、智麻呂氏の絵筆は暑さものかは、頗る快調であります。
どうぞ皆さま、智麻呂絵画展にて暫しおくつろぎ下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
(空蝉)
これは、偐山頭火氏が智麻呂画伯に絵のモチーフにせよと持ち込んだ写真から、絵にされたもの。偐山頭火邸の庭にて同氏が発見され撮影された空蝉であります。
空蝉 (うつせみ)
は元々は「現臣 (うつしおみ→うつそみ)
」である。
大津皇子の姉、大伯皇女の歌、「うつそみの人なるわれや明日よりは二上山をいろせとわが見む(巻2-165)」という有名な歌にある通り、「うつそみ」で、意味は「生きている人、転じて、生きている人の世、現世」のことである。「うつそみ」に「空蝉」という漢字を当てた処から、平安朝以後、蝉の抜け殻をも意味するようになったのである。
「空蝉」と来ると源氏物語に登場する女性「空蝉」を思い浮かべる方も多いかと思うが、紫式部の時代には「空蝉」は「蝉の抜け殻」の意味も持っていたことがその歌から知られる。
空蝉の 羽におく露の 木がくれて
しのびしのびに ぬるる袖かな
和歌の用語としては、「空蝉の」は「身、命、人、世」に掛かる枕詞として使われる。

(お誕生日会の花束)
この花束は、智麻呂さんが通って居られるデイサービスの施設にてお誕生日会があり、お誕生日プレゼントとして智麻呂さんが貰って帰って来られたものだそうな。
(カンナ)
このカンナは、偐家持がよく銀輪で走る恩智川沿いの道の辺にある歌壇のカンナかとも想像しましたが、その場所は智麻呂さんの散歩道としては少し遠過ぎる気もするので、ご近所の庭に咲いていたものかも知れません。
カンナの絵も過去にあった筈とちょっと過去の智麻呂絵画展を遡ってみましたら、
第41回展
と
第62回展
にありました。
(沖縄・久米島の海岸)
これは、智麻呂さんのお孫さんのナナちゃん ( 第3回展 のあのイエスキリストの絵の作者、と言えば思い出される方も居られるかも知れませぬが・・) が夏休みの家族旅行で沖縄・久米島へ旅行、その地から届いたナナちゃんからの絵ハガキを絵にされたものであります。
撫子の絵の経緯は存じ上げません。智麻呂さんの小型のスケッチブックに描かれてあったものですが、なでしこジャパンの快挙に思わず撫子を描かれたものでもあるか(笑)。
(葉が紫のオキザリス)
小生が墓参の道で目にして珍しいと写真に撮ってブログに掲載 (2011.7.3. 記事 ) した、葉が紫のオキザリスでありますが、智麻呂さんのご近所にもこれがあるらしく、今回それを絵にされました。
(ハマグリのふっくら煮)
これは智麻呂さんのご近所の東◎さんからのお土産にて、桑名の蛤、ふっくら煮であります。
器の色が違う、と恒郎女様はご不満のご様子でありましたが、智麻呂さんはご自身の色彩感覚でこの方がよいと思われての色使いであるのか、少しも動ぜず、「これでいいのだ。」とバカボンのパパみたいなことを仰って居られましたですな(笑)。
<追記・注>
「お誕生日会の花束
」
の写真が横倒しになった歪んだ画像になってしまっていたので、2020年10月30日これらを復元修正しました。
●
過去記事の写真が歪んでいたりすること
2020.10.12.
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