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独BMWと伊ザガートのまさにコラボレーション、これは夢のような組合せのクルマです。 記事はRESPONSEからです。 BMWは8月17日、米国カリフォルニア州で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、BMW『ザガート ロードスター』を初公開した。 BMWザガート ロードスターは、BMWとイタリアのカロッツェリア、ザガートとの協力で生まれたコンセプトカー。BMWは2012年5月にイタリアで開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2012」において、『ザガート クーペ』を初公開しているが、今回これに続く形で、そのロードスター仕様がベールを脱いだ。 ベース車両は、ザガート クーペと同じく、BMW『Z4』を選択。ザガートが得意とする、ハンドメイドによって作り出されたアルミ製ボディをまとう。ヘッドライトやテールランプは、Z4とは異なる専用デザイン。 小型化されたフロントグリルは、ザガートの「Z」の文字で構成される。 また、Z4の特徴であるリトラクタブルハードトップを廃止。あえてソフトトップを採用することで、クラシカルな雰囲気を演出している。 インテリアには、ブラウンレザーが奢られている。 なお、クーペ同様、BMWはこのロードスターに関しても、市販化計画について明らかにしていない。
2012年08月31日
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6代目となるハッチバック車、VWゴルフ。登場した時の鮮烈なイメージが残りますが、2008年8月発表、2009年4月日本発売なのですね。次期モデルの噂もとぶゴルフに、追加モデル投入です。記事はCar Watchからです。 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは「ゴルフ」の新グレード「マイスターエディション」2種を、28日に発売した。 TSI コンフォートライン マイスターエディションは「TSI コンフォートライン プレミアム・エディション」の、TSI トレンドライン マイスターエディションは「TSI トレンドライン ブルーモーション テクノロジー」の装備を変更し、価格を下げたグレード。両モデルとも、ベースモデルの在庫がなくなり次第、標準グレードとなる。 TSI コンフォートライン マイスターエディションは、直列4気筒DOHC直噴1.4リッターターボエンジンと7速デュアルクラッチAT「DSG」を搭載するモデル。シフトパドルとオーディオコントロール付きのマルチファンクションステアリングホイールと、「ゴルフR」と同じデザインのLEDダークテールランプが新たに装備され、16インチアルミホイールのデザインが変更された。価 格はベースモデルより10万円やすくなっている。 TSI トレンドライン マイスターエディションは、直列4気筒SOHC直噴1.2リッターターボエンジンと7速デュアルクラッチAT「DSG」を搭載するモデル。 名称から「ブルーモーション テクノロジー」が外されているが、アイドリングストップ機構やブレーキエネルギー回生システムはベースモデル同様に備えている。シートがファブリックスタンダードシートに変更され、価格は15万円安くなっている。
2012年08月30日
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Chevrolet Corvette。もうアメ車・・一直線って感じのクルマですね。次期モデルに移行するようです。 記事はRESPONSEからです。 米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。同社が間もなく、次期コルベットの生産準備に入ることが判明した。 これは8月22日、『The Detroit News』が報じたもの。同メディアの取材に応じたGMの広報担当、モンテ・ドラン氏は、「9月14日から、コルベットを生産するボーリンググリーン工場の見学ツアーを一時中止する。そして、次期コルベットの生産準備に入る」と話したという。 GMは2011年5月、米国内の17工場への投資計画を発表。 その中で、ケンタッキー州のボーリンググリーン工場に、1億3100万ドル(約100億円)を投資。次期コルベットの生産に備えることを明らかにしていた。 9月14日以降、生産に向けた準備態勢を取る次期コルベット。そのデビュー時期は、2013年1月のデトロイトモーターショー13が有力だ。
2012年08月29日
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BMWのザガート・クーペは既報ですが。モスクワ・ショーに登場していたのですね。しかし、モーターショーの話題づくりも、いろいろですね。 記事はRESPONSEからです。 モスクワモーターショー12のプレスデー初日、19時近くのBMWブースでは夜のVIP向けパーティの準備のために関係者の出入りを制限していた。そんな中、メインステージには昼間の『7シリーズ』に置き換わり、メタリックレッドのクーペボディが存在感を放っていた。 このモデルは『ザガート クーペ』。BMW『Z4』をベース車両に、イタリアのカロッツェリア、ザガートがオープンボディのZ4をクローズドクーペ化、さらにザガートのアイデンティティである「ダブルバブルルーフ」やZ4に対してグラマラスに拡幅されたリアフェンダー、ヘッドライトや小型化されたグリルが追加されるなど、ザガートの美意識がふんだんに織り込まれた美しいクーペである。 ザガートは1919年、イタリア・ミラノに設立。 航空機の機体開発から得た軽量設計ノウハウを生かし、1929年にアルファロメオ『6C 1750GS』、1932年にアルファロメオ『8C 2300』など、数多くの名車を世に送り出してきた。アストンマーチンやマセラティとのコラボレーションでも有名だ。 「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2012」というBMWが協力しているクラシックカーのイベントが、今年の5月にイタリアで行われた際、BMWからコンセプトカーとして公開され好評を博していた。 また、8月に米国カリフォルニア州で行われた「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」には、ソフトトップののロードスター版が登場して話題になったばかり。BMWは市販化の計画についてはまったくコメントしていないが、ここモスクワでも市場性をリサーチするために、ディーラー関係者などのVIPパーティへの登場に相成ったに違いない。 記者が写真をとっていると、にわかにクロスを持ったスタッフが現れて『ザガートクーペ』が覆い隠された。昨晩、再びお披露目された瞬間のロシア人VIPたちの反応はどうだったのだろうか。
2012年08月28日
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PEUGEOTの208は、日本国内では2012年9月から発売になりますが。最強クラスで、1.6L車158psくらいだと思われます。こりゃ、すごいグレードがさらに加わりそうです。載せるのは、RCZのエンジンですね。記事はRESPONSEからです。 プジョーは9月3日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、『208 GTi』を初公開すると発表した。 同社は2012年3月、ジュネーブモーターショー12に『GTiコンセプト』を出品。208 GTiは、その市販バージョンだ。『207』の後継車、『208』シリーズの最強グレードに位置づけられる。 市販バージョンも、コンセプトカーとほぼ変わらない。そのハイライトは、エンジンだ。208 GTiの心臓部には、『RCZ』から移植された直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが収まる。最大出力は200ps、最大トルクは28kgmを引き出す。 このパワフルなエンジンを、1160kgの軽量ボディに搭載。トランスミッションは6速MT。208GTiは、0‐100km/h加速7秒以下という優れたパフォーマンスを発揮する。 もちろん、足回りも強化。タイヤサイズは205/45の17インチで、スポーツサスペンションや大容量ブレーキを装備。ブレーキローター径はフロントが302mm、リアが249mmだ。 内外装は「GTi」を名乗るに相応しい演出。 ルーフスポイラーなどの専用エアロパーツをはじめ、メッシュデザインの専用グリル、ナッパレザーを使ったスポーツシート、フラットボトムステアリングホイールなどが採用される。 208 GTiは、3ドアハッチバックボディだけの設定。パリモーターショー12でワールドプレミアされた後、2013年春に欧州市場で発売される予定だ。
2012年08月27日
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MERCEDESのAMG車。これまた高級車です、価格は1085~1545万円します。 記事はCar Watchからです。 メルセデス・ベンツ日本は23日、「Sクラス」の特別仕様車「S 350 ブルーエフィシェンシー グランドエディション」「S 550 ブルーエフィシェンシー ロング グランドエディション」を発売した。 S 350 ブルーエフィシェンシーとS 550 ブルーエフィシェンシー ロングをベースに、AMGスポーツパッケージを標準装備した特別仕様車。 AMGスポーツパッケージにはフロントスポイラー・サイド&リアスカート、19インチAMG 5スポークアルミホイール、メルセデス・ベンツロゴ付きフロントブレーキキャリパー、本革巻ブラックアッシュウッドステアリング、ブラックアッシュウッドインテリアトリム、ステンレスアクセル&ブレーキペダル、AMGフロアマットを備える。 AMGスポーツパッケージは80万円のオプションとして用意されてきたが、S 350 ブルーエフィシェンシー グランドエディションは車両価格を10万円高に抑えている。 また、オプションの「ラグジュアリーパッケージ」には、ガラス・スライディングルーフを追加し、価格は55万円に据え置いている。 S 550 ブルーエフィシェンシー ロング グランドエディションは、AMGスポーツパッケージに加えて50万円のラグジュアリーシートパッケージを標準で装備し、やはり10万円高に抑えた。ラグジュアリーシートパッケージにはマルチコントロールシートバック(前席・後席)、ドライビングダイナミックシート、マッサージ機能(前席・後席)、メモリー付パワーシート(後席)、オーディオコントロールスイッチ(後席)を含む。
2012年08月26日
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伊BUGATTI Veylon。ビアンコとライトブルー・・・ですか。2億円で200万円のオツリ・・・ 正真正銘、スーパーカーです。記事はAsahi.Com愛車からです。 ブガッティは、ペブルビーチ オートモーティブ ウィークに、スペシャルカラーリングをまとったヴェイロン グランスポーツ フィテッセ SEを出展した。 今回の出展は、いわゆる新色のお披露目で、ビアンコ(白)にニューライトブルーを組み合わせた特別カラーとなっている。このカラーリングは、1928年につくられ、レースで数々の勝利を収めたタイプ37Aにちなんだ色だという。 ルーフなど車体上部はビアンコで、車体下部やホイールのスポーク側面はニューライトブルーにペイントされている。内装は、外装とのコントラストを強調するCognacレザー仕上げとなっている。 価格は、250万ドル(1億9800万円)。
2012年08月25日
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BMWが、3シリーズのディーゼル車を追加しますね。さて、どうでしょうかね。 記事はCar Watchからです。 ビー・エム・ダブリューは8月22日、直列4気筒 DOHC 2.0リッター 直噴ターボディーゼルエンジンを搭載した「320d BluePerformance(ブルーパフォーマンス)」の注文受付を開始した。 価格は470万円~514万円で、納車は9月からを予定している。 320d ブルーパフォーマンスは、最高出力135kW(184PS)/4000rpm、最大トルク380Nm(38.7kgm)/1750-2750rpmを発生する直列4気筒 DOHC 2.0リッター 直噴可変ジオメトリーターボディーゼルエンジンを搭載。NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などからなるメンテナンスフリーの排出ガス処理技術「BMW ブルーパフォーマンステクノロジー」を採用し、日本のポスト新長期規制に適合したクリーンディーゼル車となる。 同社は、クリーンディーゼル車としてすでに「X5 xDrive 35d」を販売しているが、X5は尿素の補給が必要な後処理システム「SCR」を採用するのに対し、320d ブルーパフォーマンスは後処理なしでクリーンディーゼルを実現している。 また、8速AT、アイドリングストップ機構、ブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどで、JC08モード燃費19.4km/Lとなり、「平成27年度燃費基準+20%」を達成。ポスト新長期規制をクリアした「クリーン・ディーゼル自動車」としてエコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が免税(100%減税)となるほか、経済産業省が推進する「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象車として、最大9万円の補助金の受給が可能となっている。 主な標準装備は、ドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)、バイ・キセノン・ヘッドライト(LEDスモールライト・リング、LEDアクセント・ライン付)、リアカメラ(予測進路表示機能付)、PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(リア)、オートエアコン、8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ、HDDナビ(VICS3メディア対応)、ETC車載器(ルーム・ミラー内蔵タイプ)などで、ベースモデルのほかに、「スポーツ」「モダン」「ラグジュアリー」のデザインラインモデルと、「Mスポーツ」仕様が用意されるはガソリンエンジン搭載車と同様になっている。 なお、クリーンディーゼルを搭載する320d ブルーパフォーマンスと、直列4気筒 DOHC 2.0リッター ツインスクロールターボ直噴ガソリンエンジンを搭載する320i(8速AT)の価格差は20万円になる。
2012年08月24日
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こちらはレガシィのセダンタイプ、B4のインプレです。こちらは「スムーズ&エコ」だそうですよ! 記事はRESPONSE 松下宏レポートからです。 現行型『レガシィ』は2009年5月のデビュー。モデルサイクルの中間点に達し、力の入ったマイナーチェンジを実施した。 注目されるのは直噴ターボエンジンの「2.0GT DIT」の追加だが、標準の2.5リットルエンジンも新世代エンジンに変更され、リニアトロニックのCVTも改良されたほか、足回りのチューニング熟成が進められるなど、中身の濃い改良が加えられている。B4では「2.5iアイサイト」に試乗したが、このアイサイトも制御を向上させた進化版の「アイサイト2」が搭載されている。パワートレーンからシャシー、装備までいろいろな部分が進化したのが今回のレガシィだ。 新しくなった水平対向4気筒の2.5Lエンジンは、EJ25型から新世代のFB25型に変わり、ボア×ストロークの数字なども変わった。動力性能の数値はほんのわずか向上しただけだが、その数値に表れない中速域のトルクが厚みを増している。 これによってアクセルを軽く踏んだときにしっかりしたレスポンスがあって、良く走るようになった。リニアトロニックの変速もより自然なフィールになり、スムーズさを増した印象がある。 金属チェーンを使ったリニアトロニックCVTに特有の騒音も、ほとんど気にならないレベルに抑えられている。 新エンジンにはアイドリングストップ機構が採用されて燃費が向上している。 レガシィB4は全車ともAWDであるため燃費面で不利になりがちだが、試乗した2.5iアイサイトと2.5i LパッケージはJC08モードでリッター当たり14.4kmの燃費を達成し、エコカー減税の対象車になった。 試乗車は本体価格は274万円だが、カーナビなどをオプション装着すると車両価格ベースで300万円を超える。決して安い買い物ではないが、それなりの値打ちのあるクルマだと思う。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★
2012年08月23日
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AUDI車。長いタイトルにしました。ほとんど全て、タイトルで言い尽くしているようです。記事はCar Watchからです。 アウディ ジャパンは8月21日、「A4」「A6」のワゴンモデル「アバント」をベースとしたクロスオーバーモデル「A4オールロード クワトロ」「A6オールロード クワトロ」を発売した。価格は前者が599万5000円、後者が889万円。それぞれ200台、300台の限定販売となる。ステアリング位置はいずれも右のみ。 A4オールロード クワトロは、日本では2010年に250台、2011年に300台を限定車として販売していたが、4月にベースモデルとなるA4がマイナーチェンジしたことを受け、再度限定車として発売することになった。 ボディーサイズは4720×1840×1495mm(全長×全幅×全高)で、A4 アバントと比べ15mm広く、30mm高くなる。 パワートレーンは、直列4気筒DOHC 2リッター直噴ターボ「2.0 TFSI」エンジンにデュアルクラッチAT「7速Sトロニック」を組み合わせ、駆動方式は4輪を駆動する「クワトロ」を採用。最高出力は155kW(211PS)/4300-6000rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1500-4200rpm。また、走破性を高めるための専用サスペンションを採用したほか、オールロード専用の18インチアルミホイールや、リアビューカメラを標準装備する。エクステリアでは大型ホイールアーチ、樹脂製バンパー、前後アンダーガードなどの専用装備を採用。ボディーカラーはグレイシアホワイトまたはラバグレーから選択できる。インテリアではブラックを基調とした本革シート(ミラノレザー)と、ウォールナットのデコラティブパネルを採用している。 新型となるA6オールロード クワトロは、2000年に登場した初代モデル「オールロード クワトロ」、2世代目(2006年)の「A6オールロード クワトロ」に続く、3世代目にあたるモデル。ボディーサイズは4940×1900×1500mm(全長×全幅×全高)で、A6 アバントと比べ25mm広く、5mm高くなる。 2月にモデルチェンジしたA6 アバントをベースに、パワートレーンではスーパーチャージャー付きのV型6気筒DOHC 3リッター直噴ガソリンエンジン「3.0 TFSI」を搭載。トランスミッション、駆動方式はA4オールロード クワトロと同様。最高出力は228kW(310PS)/5500-6500rpm、最大トルクは440Nm(44.9kgm)/2900-4500rpm。また車高を標準位置から-15mm、+35mmの3段階で調整可能なアダプティブエアサスペンションや、専用の20インチアルミホイール、アウディパーキングアシスト、ヒルディセントコントロールなどを標準装備する。エクステリアでは垂直方向のラインを強調したシングルフレームグリルのほか、コントラストカラーのバンパー、大型ホイールアーチ、アルミニウムサイド大型ドアアンダープロテクター、ステンレスアンダーガード、アルミニウムルーフレールなどを採用する。ボディーカラーはグレイシアホワイトとファントムブラックの2色を用意。 インテリアでは、ブラックを基調に本革シート(ミラノレザー)とファイングレインアッシュのデコラティブパネルを採用する。なお、A6オールロード クワトロはエコカー減税対象車で、自動車重量税、自動車取得税が50%減税される。さらにエコカー補助金の対象モデルにも適合している。
2012年08月22日
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McLAREN車、X-1だそうです。こういうクルマは話に聞くだけ、映像を見るだけでジューブンなような気がします・・・ 記事はRESPONSEからです。 英国のマクラーレンオートモーティブは8月17日、米国カリフォルニア州で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、コンセプトカーのマクラーレン『X-1』を初公開した。 ペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、世界有数のクラシックカーの一大イベント。2011年はレクサスが新型『GS』、日産自動車の高級車ブランド、インフィニティが新型クロスオーバー、『JXコンセプト』をワールドプレミア。富裕層が多く集まるイベントだけに、新車発表の機会も多い。 今回、マクラーレンがワールドプレミアしたX-1は、マクラーレン社内のMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)が手がけたコンセプトカー。 スーパーカーの『MP4-12C』をベースに、究極のワンオフモデルを完成させた。 MP4-12Cがベースとはいえ、ボディは完全な新設計。1950‐60年代のクラシックカーのモチーフを、デザインに取り入れた。マクラーレンによると、当時のフロントエンジン車のデザインを、ミッドシップ車のX-1に反映させる点に最も苦心したという。 ボディサイズは、全長4658×全幅2097×全高1199mm。MP4-12Cと比較すると、110mm長く、190mmワイド。全高は変わっていない。車両重量は、およそ1400kg。 エンジンやシャシーなど、運動性能の基本部分はMP4-12Cと共用。ミッドシップに収まる3.8リットルV型8気筒ツインターボユニットは、最大出力625ps/7500rpm、最大トルク61.2kgm/3000‐7000rpmを引き出す。 X-1はマクラーレン英国本社で最終テストを受けた後、顧客に引き渡される予定。MSOのポール・マッケンジー氏は「すでにマクラーレン『F1』やMP4-12C、メルセデスベンツ『SLRマクラーレン』を所有しているある顧客の、個性的な車を、という要望に応じて開発したのがX-1」とコメントしている。
2012年08月21日
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ロンドン、オリンピックは終わって、今度はパラリンピックだそうですが。英国車といえば、そうRRがありました!しかも、きちんと話題を提供していたようです。 記事はWeb CGからです。 ロールス・ロイス・モーター・カーズは2012年8月13日、第30回オリンピック競技大会(ロンドンオリンピック:2012年7月27日~8月12日)にちなんだ「ファントム シリーズII ドロップヘッドクーペ」の特別仕様車を公表した。 これは、ロンドンオリンピックの閉会に際し、その成功を祝してロールス・ロイスが特別に用意したもの。 ベースとなったのは、最上級モデル「ファントム シリーズII」のオープンモデル「ドロップヘッドクーペ」で、ボディーの先端には、通常の「RR」ロゴに替えて、英国旗をまとう女神像(スピリット・オブ・エクスタシー)が描かれた特製エンブレムがすえられる。 1904年の創業から108年にわたるロールス・ロイスの歴史の中で、バッジが変更された例は、これが初めてという。 ホイールのセンターキャップに添えられるロゴも、おなじみの「RR」から「LONDON 2012」に変更。さらにその周囲を、オリンピックの標語である「Citius, Altius, Fortius(=より速く、より高く、より強く)」の文字が取り囲む。 インテリアでポイントとなるのは、ステアリングホイール。中央に、聖火のトーチと月桂冠(げっけいかん)が描かれている。 オリンピック仕様の「ファントム シリーズII ドロップヘッドクーペ」は計3台が製作され、それぞれ特別なモデルであることを示すプレートが添えられる。「このうえなく収集心をあおりながらも、決して手に入れることのできないもの」とは、ロールス・ロイスの弁である。
2012年08月20日
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Web CGのインプレは、客観感度が高いですね。つまり、いろんなクルマに乗ってきた人たちがあれこれ比べて、それぞれ結論を持っていますね。これは下野康史レポートからです。 7年ぶりにフルモデルチェンジされた、新型「ボクスター」が日本に上陸。オプションてんこ盛りで価格差のなくなった「911」との違いについても考えてみた。 乗ったのは、ポルシェジャパンに入ったニュー「ボクスター」の試乗車第一弾、「S」のマニュアルだ。“新型”を実感したのは、走り出してすぐ、というか、止まってすぐだった。ボクスターにもアイドリング・ストップ機構が付いたのだ。エンジンがより近くにあるためか、「911」より再始動時のショックは大きい。「とりあえず停車したらアイドルストップ」という方針らしく、電圧が下がっているときは、まだ信号待ち中なのに、突然、再始動ということがよくある。そのたびにドッコイショ的な揺れを感じるのは、少し気になる。だが、このあと2日間試乗して、ネガ方面で気になったことといえば、その一点だけだった。それくらい、7年ぶりの新型はパーフェクトなボクスターである。しかも、試乗車には400万円超のオプションが付いていた。そのうち直接“走り”に関係するのは「セラミックコンポジットブレーキ」(130万円!)や「スポーツクロノパッケージ」や「アクティブサスペンション」や「トルクベクトリング」や「20インチホイール」など、240万円ほどだが、総額1140万円といえば、「911カレラ」のMT(ただしボクスターの6段に対して、7段)が買える。それだけに、今回乗っていて、911との違いということにしばしば思いをはせた。スタイリングのポルシェ・アイデンティティーが強いため、フト忘れがちだが、ボクスターはオープンカーである。もれなく青天井が付いてくるポルシェだ。新型のソフトトップからはついに手動ロックレバーが廃止され、作動はフルオートになった。「あ、雨だ!」と閉めれば、実測9秒32。ウサイン・ボルトより速い。 全長で3cm、ホイールベースは6cm延び、放っておけば20kgほど重くなったはずなのに、新型は逆に35kg軽くなった。ボディーシェルの46%をアルミにするなど、「軽量化」がニューボクスターの大きなテーマである。し かし、軽くしたにもかかわらず、乗り味を軽くしていないところがスゴイと思う。Sに載る直噴3.4リッターエンジンは5psアップの315ps。車重1320kgのMTモデルは当然、新シリーズ随一のパワー・ウェイト・レシオを誇る。にもかかわらず、相変わらず乗り味に軽々しさはない。たとえば、「トヨタ86 GT」は1230kgだが、とても90kgの差とは思えないほど「中身が詰まっている」感じがするのは、いったいなぜなのか。答えは出せないが、まさにその重みが、ポルシェに共通する“らしさ”であり、ありがたみだ。ボクスターが軽量「981」世代になっても、「ポルシェの重み」はいささかも失われてはいない。とはいえ、コーナリング時の身のこなしにはさすがに軽量化の効果が感じられる。ズシリと重い手応えのクルマが、ワインディングロードでは以前にもまして軽快さをみせるようになった。ペナルティーエリアに入ったマラドーナみたいに。デフォルトのPSM(ポルシェ・スタビリティー・マネジメント)に加えて、オプションのPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)を備えたシャシーは、ぼくのレベルでは何をやってもこわくないほど安定している。 ちなみに、ポルシェが公式に発表しているニュルブルクリンク北コースのラップタイム7分58秒は、旧型より12秒速いという。 ボクスターの美点は、ミドシップ2シーターならではのドライビング・コンシャスなコクピットだ。タイトだが、窮屈ではない。その居住まいのおかげで、911よりもスポーツカーっぽい。「911を着る」という表現は、いまやボクスターにこそふさわしい。やはりフルオプションの911カレラSでひと月前に走った峠道へ行った。そこにはローリング族退治の凶悪な段差舗装がある。ボクスターSもすばらしく安定していたが、乗り心地だけは911に及ばなかった。911はそんな逆境下で大入力を加えられてもなお乗り心地がいい。 足まわりのフトコロが深いのだ。新型ボクスターのパワー・ウェイト・レシオ(小さいほど速い)は4.9~4.3kg/psだが、新型911クーペは4.0~3.6kg/psと、やはり一枚以上上手である。オーバーラップもしていない。軽量化をテーマに掲げても、勇み足は許さない。 「いつかは911」と思わせるヒエラルキーをけっして崩していないところが、ポルシェのしたたかさである。でも、オープンルーフというアドバンテージを持つボクスターには、もともと「911なにするものぞ」の志があったと思う。911同様、耽美(たんび)的なカッコよさを増したスタイリングは新型のあらたな魅力だ。フルオプション1100万円オーバーのボクスターSもいいけれど、早く584万円の素のボクスターにも乗ってみたい。
2012年08月19日
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ALFA ROMEO。このところハデな情報はとんと伝わってこなかった・・のですが。再生の一台となるでしょうか。記事はCar Viewからです。 アルファ・ロメオは、新しいジュリア・サルーンを2014年から生産する計画でいる。BMW 3シリーズのライバルとなるジュリアの登場は、フィアット・グループのボス、セルジオ・マルキオーネが、本気でこの病んだブランドを復活させようとしている証拠である。ジュリアは、アルファ・ロメオの再生計画の下、最初のメインストリーム・モデルとなる。 2014年の前半に発売されるミッドエンジンの4C、そして2015年発売予定の新しいスパイダーは、アルファ・ロメオを世界的な高級ブランドとして生き残るためのモデルとしての重要な役目を持つ。フロント・ドライブのジュリア(内部的にはそう呼ばれているが、そのネーミングは最終決定ではない)は、最初サルーンが登場し、そののちにスポーツワゴンが追加される予定である。価格はエントリー・レベルの120bhpの1.4リッター・マルチエアで22,000ポンド(270万円)ぐらいとなるだろう。この標準的なエンジンに加え、ガソリン・ターボ・エンジンや、高い評価を受けていた159やブレラに搭載されていた1750TBIディーゼルも改良を受けて搭載される予定だ。 マルキオーネは、そのエンジンがフィアットと共有されないことで、アルファ・ロメオのブランドが確立されると考えているようだ。ジュリアは、クライスラーの最新のペンタスター・ガソリンV6マルチエア・エンジンも搭載する計画がある。なお、4輪駆動はオプションだが、これは北アメリカでは重要になる装備だ。 新しいジュリアはBMW 3シリーズやアウディA4と直接当たることになる。しかし、この市場は、フォード・モンデオに代表されるヨーロッパのDセグメントのような速い動きはなく、いわばまだ健全な市場といえる。 ジュリアのベースとなるのは、ジュリエッタの“小さい”プラットフォームを更新したものとなる。そのプラットフォームは90%が高張力スティールで造られるもので、フロント・シャシーの足部分は鋳造アルミニウムが使用される。これは、ステアリングとサスペンション・コントロールに大きな改善をもたらす強度を保持するものだ。ジュリアはこのシャシーを3番目に使用するモデルとなる。第2世代は、ジュリエッタのものよりも広いシャシーで、現在はダッヂ・ダートとフィアット・ビアッジオで使用されている。ジュリアは、更に新しいリア・サスペンションと長いホイールベースを持つように改良されたプラットフォームを利用することとなる。製造工程が決定するのがこの秋、そして最終的なプロトタイプは、来年の中頃に公開されることになろう。そして新しいジュリアは、イリノイのベルビダーレにあるクライスラーの工場で、ダッヂ・ダートと一緒に製造することが可能だという。フィアットは公式にもその可能性はあると認めているが、まだ決定したわけではない。 実は、アメリカでジュリアを生産することは、1995年に北アメリカ市場から撤退したアルファ・ロメオにとって、アルファ・ロメオというブランドをアメリカで再起動するという意味においても重要なこととなる。また、ヨーロッパでジュリアを製造してアメリカに輸出するということは、コスト的にも不利なことだし、ダッヂと一緒に生産することでスケール・メリットも生み出すことになる。更に、中国市場においてもジュリアは新生アルファ・ロメオの尖兵となる。そして、ダッヂ・ダートの中国版であるフィアット・ビアッジオと共に、現地生産される可能性もあるということだ。
2012年08月18日
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スーパーカー McLAREN車、12Cのサーキット専用バージョンです。F1以外のカテゴリーでも、レースカーづくりをするようです。記事はCar Viewからです。 マクラーレン・グループのレースカー製作部門であるマクラーレンGTは、12Cをベースとするサーキット専用マシン“12C Can-AM エディション”を、ペブルビーチ コンクール デレガンス(米カリフォルニア州で8月19日開催)で公開すると発表した。 マクラーレンの伝統的なカラーリングであるオレンジとサテンブラックでペイントされたこのワンオフマシンは、“究極のサーキット仕様”を追求し開発されたもの。12C GT3をベースとはするものの、FIA規定のレギュレーションに適合させることを目的に作られたものではない。 エンジンは、ベース車の3.8リッターV8ツインターボをベースにファインチューンが施されるとともに、冷却性能の向上により、最高出力が630hpにまで高められている。フォーミュラワンの空力技術をフィードバックしてつくられたボディパーツの装着により、ダウンフォースは30%向上しているという。 内装は、レース用シートや6点式ハーネス、ロールバーや12C GT3譲りのステアリングなど、レースカーそのものの雰囲気を醸し出す。
2012年08月17日
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自動車史上、稀有な存在感を示し続けてきた「RE ロータリー エンジン」、by MAZDAであります。 これはYOMIURI ONLINE@Car'sに載った、岸本英樹 惜別の一文です。 マツダのロータリーエンジン(RE)を搭載した世界唯一の量産車「RX―8」の生産が6月下旬で終わった。 技術開発は続けるものの、半世紀近くに及んだRE車の歴史は途絶えることになる。 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で6月下旬に開かれたファンの集いには、全国から152台のRX―8と約250人が参加して、生産の終了を惜しんだ。石川県小松市の会社員の男性(45)は「エンジンの回転を体感しながら走る楽しさを味わえる」と名残惜しそうに語った。マツダがREの開発に本格的に乗り出したのは1961年にさかのぼる。通常のエンジンに使われるピストンではなく、おむすび形のローターが回転して動力を生む。小型で軽量なうえ、静かな「夢のエンジン」として世界のメーカーが開発を目指していた。初の量産車「コスモスポーツ」の発売にこぎ着けたのは67年。RE生みの親と言われ、後にマツダの社長となるエンジニアの山本健一氏率いる「RE研究部」の功績だ。 ローターの回転でエンジン内部に傷がつきやすい欠陥を、ローター先端部の素材や構造を工夫することで克服した。世界から称賛されたREはマツダの「看板」となる。その後は車種を増やし、これまでに販売したRE車は計11車種、生産台数は約199万台に達した。 しかし、「コスモ」以降のREは厳しい道のりを歩み続けた。73年の第1次石油危機当時は、開発直後で燃費が悪かったため、米国で「ガス・ガズラー(ガソリンを大量に使うクルマ)」との評価が定着し、ほとんど売れなくなった。復活の契機となったのは78年に発売した「サバンナRX―7」だ。従来のRE車に比べて燃費を5割改善した。空気力学を応用した洗練された外観は「スーパーカー」ブームも重なり、大ヒットにつながった。エンジンの信頼性や耐久性を実証するため、マツダはレースにも積極的に参加した。83年からは世界最高峰の自動車耐久レース「ルマン24時間」に本格参戦し、91年にはマツダのRE搭載車が優勝を果たした。RE車の生産停止が俎上そじょうにのぼったのは、今回が初めてではない。マツダは経営危機に陥り、96年に米フォード・モーターの傘下に入った。 フォード側は「主流」ではないRE車の生産中止も検討した。それでもマツダの技術陣はREの改良を重ね、2003年に家族で乗れる4人乗りのクルマとしてRX―8の発売にこぎ着けた。 RE車が生産停止となったのは、消費者もメーカーも環境性能を重視するようになったことが背景にある。現在の技術では、信号待ちなどで低速走行が中心の「街乗り」では燃費で不利になる。マツダは2013年から、REを補助発電機として使う新型の電気自動車(EV)のリース販売を始める。モーターを回すための電池が減ると、水素などを使うREが回転して充電する仕組みだ。 「小型で騒音や振動が少ないため、発電機にも向いている」(山内孝社長)ためだ。当面、補助的な役割を担いながら、メーンエンジンとして復活できる道を探ることになりそうだ。
2012年08月16日
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やはりZカーは日本を代表する、スポーツカーです。500psという数値には驚きますが、やりますねーNISSAN!記事はRESPONSEからです。 日産自動車のスポーツカー、『フェアレディZ』(海外名:『370Z』)。同社の米国法人、北米日産が進めていた「完璧なZ」プロジェクトが、このほど完成した。 このプロジェクトの正式名称は、「プロジェクト370Z」。2012年2月、シカゴモーターショー12で発表された。特設Facebookページにおいて、2013年モデルのフェアレディZに複数のカスタマイズプランを提示。 その中から、ファン投票で最も人気の高いアイテムを装着したワンオフモデルを製作するというプロジェクトだ。 そのハイライトは、エンジンだろう。 VQ37VHR型3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンには、Greddy製のツインターボ&エグゾーストキットが組み込まれた。この結果、最大出力は500ps以上を獲得。一挙に170psものパワーアップを成し遂げた。 パワーアップした心臓部に合わせて、足回りを強化。 19インチサイズの足回りには、KW製サスペンション、「StopTech」ブランドの大容量ブレーキシステムなどが採用される。レカロ製バケットシートをはじめ、インテリアにもスポーティな演出が施されている。
2012年08月15日
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ネタ切れドキ・・お盆休みに一挙掲載、試乗記シリーズの中ではキラリと光る!MERCEDES車、SLクラス。 試乗記はRESPONSE金子浩久レポートからです。 力道山も石原裕次郎もピカソもマイルス・デイビスも乗っていたカリスマティックなガルウイングの初代『SL300』。モデルチェンジを繰り返しながら連綿と造り続けられているSLシリーズが最新のアルミシャシー+ボディに生まれ変わった。 アルミ化して軽くなり、剛性も増した好影響があらゆるところに及んでいる。トップを降ろし、速いペースで芦ノ湖スカイラインを駆け上がっていくが、快適のひとこと。風の巻き込みも少なく、乗り心地もすべてのカドが取れている。途中の舗装の荒れたところや段差などでも、ミシリとも言わない。 軽くなったとはいえ、操縦性や乗り心地などはあくまでも重厚で緻密。電子制御サスペンションやアクティブボディコントロールなどの電子制御デバイスによる挙動のコントロールも効果的で、平均速度と快適性をきわめて高いレベルに維持している。 4代目から屋根が電動ハードトップ式となってからは、走行中の開閉ができなくなったのが残念だ。 メルセデスのポリシーに従って、ソフトトップモデルは走行中にも開閉が可能だが、ハードトップは完全に停止していなければ開け閉めができないことになっている。たとえ低い速度であっても走行中の開閉は非常に便利なので、とても残念だ。 SLシリーズは、強いて分類すれば「ドロップへッド・グランドツーリング」ということになるが、ライバルがちょっと見当たらないほどに独自性と完成度が高い。リアバンパーの下に足を踏み出すと自動的にトランクリッドを開閉できる「ハンズフリーアクセス」などの電動ギミックの類がたくさん装備されている。 スポーツカー特有の刺激は皆無だが、安楽に速く、オープンで走りたい人にはピッタリの一台だ。 だから、欲しいと思った人は購入して期待を裏切られるようなことはないだろう。それだけ深い味わいと内容が備わっている。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア・居住性:★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★
2012年08月14日
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『V8こそ、BENTLEY』。12気筒エンジン車の多いベントレーの中で、小粋に見えるV8車。試乗記はWeb CG高平高輝レポートからです。 4リッターV8エンジン搭載の「コンチネンタルGT」が上陸。W12シリーズで培われた世界は、V8モデルにどう受け継がれたのか。箱根で試した。 ベントレーは、そんな裏表のさらに裏があるような世界でもっともクラッシーな国で、ブランドアイデンティティーや世界観などというマーケティング用語が発明されるずっと前に、ごく限られた特権階級のために生まれた自動車であり、創立からわずか10年ほどの間に、ルマン24時間レースを5度制覇、ついでにイギリスから海を渡ってルマンまで自走し、レースを戦って再び自走して帰ってきたという逸話を残し、タフで高性能なグランドツアラーという名声を確立したメーカーである。 その歴史を見逃しては、捉え方が薄っぺらくなってしまうかもしれない。その「GT」にしても、最近では随分と安売りされている例も見かけるが、もともとは極めてノーブルな単語である。今では大旅行とか長距離旅行というぐらいの意味で使われている“グランドツーリング”は、もともと英国の上流階級の子弟が見聞を広めるために欧州大陸を旅する遊学、視察旅行を指す。それに使われる自動車がグランドツアラーだから、当然、タフでパワフルで機械的にも高品質でなければならない。しかもそれがおよそ90年前ということを考えれば、まさしく飛び抜けたスーパーカーだったと言うほかない。「コンチネンタルGT」という名称はもちろん当時の権威を踏まえたもので、端っから庶民には縁がなくて当たり前なのである。それゆえ、いきなり値段や燃費や加速データ、あるいはライバルと比べてどこがどう優れているかなどと下世話な話をする前に、偉大な先駆者たちが創り上げた歴史と伝統への敬意を払うのが、礼儀正しい日本人のマナーではないかと思う。 とかなんとか言っても、英国貴族だってかすみを食べて暮らすわけにはいかないし、ベントレーも時代の波には逆らえない。マーチ卿がグッドウッド・フェスティバルを始めたのはそもそも広大な領地と館(やかた)を維持するためであり、紆余(うよ)曲折を経て今ではフォルクスワーゲン・グループの中のれっきとした自動車メーカーとなったベントレーも、年間1万台に満たない生産台数とはいえ、社会的要請に応えなければならない。燃費を40%も改善したという新型直噴V8ツインターボを搭載したのはそのためである。普通の試乗記であれば、新しく搭載された4リッターV8ツインターボエンジンが、これまでの6リッターW12ツインターボエンジンとどのように違うのか、それによって実際の走りっぷりはどう変わったのか、というあたりが要点になるのだろうけれど、忌憚(きたん)なく言えば、ベントレーに限ってはあまり重要ではないだろう。いや、正確に言えば、どのぐらい変わらないのか、ということのほうがはるかに大切なはずだ。それについては心配無用と即答できる。エンジンのスペックはW12の575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpmに対して、V8は507ps/6000rpm、67.3kgm/1700rpmとわずかに下回っている。 公表された性能数値も0-100km/h加速が4.6秒から4.8秒に、最高速度も318km/hから303km/hに低下している。だが、これだけのレベルで互いのわずかな差異をうんぬんするのは意味がない。問題は“触感”だが、V8は依然として重々しくパワフルであり、直接乗り比べなければ実感できないはずである。無論、細かく言えばV8の回転フィーリングはより軽快で滑らかであり、W12の大波が押し寄せるようなパワーの盛り上がりとは種類が異なるが、8ATに進化した変速機も含めて従来のコンチネンタルGTとしての統一感に影響するものではない。また新ユニットのトピックのひとつである可変シリンダー機構、すなわち低負荷時に4気筒に切り替わるシステムの作動具合もまったく感知できなかった。その重ささえ忘れなければ、確実な手応えと高いスタビリティーを利して驚くほど飛ばせるハンドリングも同様、V8のほうがほんのわずか鼻先が軽い気がするが、個体差でないとは言い切れない、そんなレベルである(車重はV8が25kgだけ軽い)。 そうそう、参考までに、箱根の山道で車載の燃費計は平均5.5km/リッター前後を表示していた。ええっと驚かれる人はこのクルマが2.3トンの4WDであることを思い出してほしい。同じような場所でW12は2km/リッター前後を示していたのだから、長足の進歩と褒めてあげたいぐらいだ。 価格はW12の2415万円に対して2166万円と、約250万円安いが、これにはちょっと異議を唱(とな)えたい。いずれW12はハイパフォーマンスモデル専用になるのかもしれないが、V8がエントリーモデルであるような誤解を招かないためにも、こんな価格差ならつけないほうがいい。何より環境に対する価値に金を払うという姿勢こそクラスに伴う責任であり、ベントレーが伝えるべきメッセージではないだろうか。
2012年08月13日
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FERRARI車の中では、やや小さめの一台となりますが・・・カリフォルニア たっぷり堪能してください。記事はCar Watch武田公実レポートからです。 この新型カリフォルニアのトピックは主に2つ。軽量化が行われるとともに、エンジンの出力向上が図られたことである。第1のトピックである軽量化のポイントとなったのは、フェラーリのボディ開発部門「スカリエッティ・センター・オブ・エクセレンス」による、世界最先端のアルミニウム製造技法と組み立て技術を採用したこと。 これにより、ボディー剛性やパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、従来モデルから30kgの軽量化に成功。車両重量は1630kgとなった。第2のトピックは、フロントに搭載される4.3リッターV型8気筒直噴ユニット。新設計のエグゾーストマニホールドとエンジンマネージメント・コンピュータのマッピング変更などによって、従来型カリフォルニアに対して最高出力で30PS増の360kW(490PS)/7750rpm、最大トルクでも20Nm増となる505Nm(51.5kgm)/5000rpmを発生する。また、トルクカーブも改良され、全回転域で高いトルクを得られるようになった。これらにより、もとより充分以上だった動力性能はさらにスープアップ。公表されたデータによると、最高速は従来型の309km/hから312km/hまで高められたほか、0-100km/h加速も従来型から0.2秒短縮となる3.8秒を達成している。そして、この2つのブラッシュアップにまつわる数字「30」を高らかに謳うべく、今回のマイナーチェンジを機に、「カリフォルニア30」という新たなネーミングが与えられることになったのである。加えて、新カリフォルニア 30では新たに「ハンドリング・スペチアーレ」と呼ばれるオプションパッケージも設定されることになった。このハンドリング・スペチアーレ仕様は、最新世代の電子制御式磁性流体ダンパーを標準装備し、減衰のレスポンスタイムを50%短縮。また、よりハードなスプリングを採用することで、コンフォート性を損なうことなく正確なボディコントロールを確保したとのこと。さらに、ステアリングレシオを従来から約10%速めた新設計のギアボックスを搭載することで、ステアリング舵角の小さい領域でもさらに俊敏なハンドリングを実現するに至ったという。 フェラーリ カリフォルニアのステアリングを握るという、この上ない僥倖に筆者が恵まれるのは、これが2度目。最初は3年ほど前の日本初導入時で、この時に乗せていただいたのは、当然ながらスタンダードモデルであった。 他方、今回のインプレッションにご提供いただいたのは、新たに設定されたハンドリング・スペチアーレ仕様である。走り出した瞬間に感じたのは、意外にも乗りごこちのよさ。 今回の試乗ルートである東京・お台場近辺は、大型トラックなどの通行による深い轍がそこかしこにあるなど、路面状況は決してよいものではない。ところが、固められたはずのハンドリング・スペチアーレのサスペンションは非常に効率よく動くようで、乗員に不快なショックやハーシュネスをまるで感じさせないのだ。また、路面のギャップや轍でトラクションが抜けてしまうような「お行儀の悪さ」を露呈することもない。これはハンドリング・スペチアーレに標準装備される、最新世代の電子制御式磁性流体ダンパーの効力と見て間違いあるまい。もちろんこの磁性流体ダンパーは、あらゆるスピード域のコーナーリングでも最高のマナーとドライビングの楽しさを体感させてくれる。現在ではフェラーリが世界の最高峰にあると思われる駆動系の電制システムに、クイックになったステアリングレスポンス。 そして30kgの軽量化も相まって、車両のコントロール性は大幅に高められているのだ。そしてこれらの改良により、現代のFRスーパーカーの中でも、ハンドリングでは間違いなくトップクラスに返り咲くことに成功したと言えるだろう。一方、30PSのパワーアップといえば、500PS級の大排気量スポーツカーとしては大したことでもないと思われがちだが、実際の印象はそうではなかった。従来型カリフォルニアの460PSユニットは、フェラーリとしては初めての直噴エンジンだったことから、当時の直噴エンジンの技術的トレンドに従ったフラットトルク感を強く感じた。しかし、今回のカリフォルニア 30では圧倒的とも思えるトルク感はそのまま、レスポンスが明らかに向上しているほか、高回転域に至る吹け上がりの気持ちよさもアップしている。そしてパワーアップのために排気系の設計をリニューアルしたとのことだが、その副産物なのだろうか、サウンドの点でも従来型よりも明らかにダイナミックなものとなっている。特に車両統合設定システム「マネッティーノ」を「SPORT」モードに設定した際のサウンドは、いかにも現代フェラーリを象徴するレーシーなもの。つまり、スーパースポーツとしての資質については、まさにドラスティックというべき進化を遂げていることが確認できたのだ。フェラーリでは、ピュアスポーツであるミッドシップの458シリーズと、FRのGTであるカリフォルニアとではキャラクターに大きな違いがあるとアピールしている。しかし、これはあくまでシティドライブやワインディングをちょっと楽しむ程度のペースでの話なのだが、FRならではのナチュラルなハンドリングも含めて、458シリーズにも決して負けないほどに官能的なドライビングプレジャーを実現していると感じたのである。 さすがに現代スーパーカー界の絶対王者たるフェラーリが、満を持して送り出した車だけのことはある。その内容は単なるフェイスリフトとは次元の異なる、大規模なものとなっていたのだ。そして、先に述べたメインの改良に加えて、明文化されていない部分でも多岐にわたるアップ・デートが施されていることも分かった。例えば、フェラーリではカリフォルニアとともに初導入され、現在ではすべてのモデルに標準化されたデュアルクラッチ(DCT)式の7速ロボタイズドMTについて。2009年に乗った最初期モデルでは変速スピードは充分に速いが、エンゲージに若干のショックがあったと記憶している。ところが今回乗ったカリフォルニア30では、F1マシン的に迅速な変速スピードとダイレクト感を失うことなく、圧倒的なシームレス感を獲得。AUTOモードならば、まるでトルクコンバータ式ATのごときスムーズな変速マナーを見せるようになった。一方、フェラーリ自慢の「HELE(ハイ・エモーション/ ロー・エミッション)」システムを搭載したカリフォルニアに乗るのは今回が初めてだったのだが、問題のスタート&ストップ機構は、交差点などでブレーキを掛けつつ停車した際にのみ巧みに作動し、余計なところでは介入しない。また再始動時のマナーもよく、非常に練り込まれていることがよく分かる。 また初期型のカルフォルニアでは「ご愛嬌」のごとく、少々のガタツキ感のあった格納式ハードトップの作動も格段にスムーズなものとなっているなど、フェラーリの技術陣は弛まぬ努力により、現時点で考えられる最高のカリフォルニアを提示してきたのである。ところで、新型カリフォルニア 30では、フェラーリ・チェントロスティーレによるカラー選択にも新たな技術が導入されており、幅広いカラーバリエーションには、2トーン仕上げや3コート塗装、現代的解釈によるヒストリック・カラースキームの再現なども含まれ、パーソナライゼーションの可能性が格段に広がったとのことである。さらには、7年間無料となるフェラーリ純正メンテナンス・プログラムが標準で提供されることも、今後カリフォルニア30の購入を考える幸福な潜在的ユーザーにとっては重要な変更点と言うべき。フェラーリ・カリフォルニア30という車は、あらゆる点を勘案しても、スーパーカー界の盟主の地位を謳歌しつつも、常にさらなる高みを目指すフェラーリの「現在」を、如実に示す一台と思うのである。
2012年08月12日
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もう、一年ちょっと経つ MSN自動車の連載シリーズ、記念すべき第50作はBMW3シリーズの登場です。 BMW中央のショールームは永代橋の近くにありますね。このクルマは価格399万円します。 第50回は、ファッションショーを中心に活躍するモデルの大友瑞季さんが、「BMW中央ショールーム」にやってきました。モデルチェンジによってよりたくましいビジュアルになったBMWのスポーツセダンに、ときめいた様子の彼女です。 このクルマは、BMWのセダン3シリーズの第6世代。ヘッドライトの位置を低く、グリルをワイドにすることで、低く構えたスポーティなデザインを目指したのだとか。この「Modern」モデルは、マット・クローム仕上げのグリルなど、高級感がありますね。 先代よりも全長とホイールベースが長くなって、より伸びやかなシルエットに。それでも大きすぎずコンパクトな印象で、日本で乗るにも全然不自由がなさそうなサイズです。 リアの水平基調のラインやL字型のライトは、BMWの伝統的なデザインなんですって。流れるようなルーフラインからは、クーペのようなスポーティな雰囲気を感じますね。 足を下に持っていくと自動で開閉する、「コンフォート・アクセス」という便利な機能が付いたトランクルーム。480リットルと容量も大きくて、高い実用性が魅力的です。 ターボチャージャー付きの直列4気筒エンジンは、車体重量の前後バランスをとるために、エンジンルームの後方に置かれたそう。 おかげで前後の重量比率はぴったり50:50なんですって。 スイッチ一つで走行モードを変更できる、「ドライビング・パフォーマンス・コントロール」を搭載。「スポーツ・モード」では、高めのエンジン回転を維持して、その名の通りスポーティな走りが楽しめるそう。 自然な木の手触りのウッドパネルが取り入れられた質感のあるインテリアも、「Modern」モデルの特徴の一つなんですって。 とっても上品な雰囲気で、ずっと座っていたくなります。 先代より広くなったというリアシートは、十分なスペースがあって居住性も高いです。よりスポーティなセダンに進化しつつも、同時に快適性・実用性も高められているクルマなんですね。
2012年08月11日
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このことについては既報ですが・・いいものはいい、何度見てもいい! ってことで。記事はCar Watchからです。 リトラクタブル・ハードトップを備えたコンバーチブルモデル「カリフォルニア 30」が国内でも発売となった。 同モデルは2月のジュネーブショーで公開され、車名に新たに“30”の名が与えられた。その名のとおり、スペックシートの上では30PSの出力向上と30kgの軽量化が行われた進化版となっている。30kgの軽量化は、アルミニウム製造技法の進化によるもの。 新しくなった直噴のV型8気筒4.3リッターエンジンは、最高出力360kW(490PS)/7750rpm、最大トルク505Nm(51.5kgm)/5000rpmと、従来よりもそれぞれ30PS、20Nm高められた。トルクカーブにも改良が加えられたほか、7速F1デュアルクラッチギアボックスとのマッチングも大幅に改善されたとの評価も出ている。最高速は312km/h、0-100km/h加速は3.8秒。 そのほかのスペックやインテリアやエクステリアのデザインは、2009年のデビュー時と目立った違いはない。今回撮影したモデルは「ハンドリング・スペチアーレ」と呼ばれるオプションパッケージを装着しており、バネレートを高めたコイルサスペンションと、少ない角度で操舵できるステアリングシステムを装着している。 「ハンドリング・スペチアーレ」による外見の差はほとんどないが、フロントグリルがシックなつや消しシルバー仕上げになるなど、バージョンの違いを静かに主張している。 ボディーサイズは4562×1909×1322mm(全長×全幅×全高)で、重量は1630kg。価格は2480万円からで、撮影車は「ハンドリング・スペチアーレ」のほか20インチホイールをはじめ、内外装などに約500万円のオプションを装着している。
2012年08月10日
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LOTUS車は「E」が頭に付きます。エヴォーラ、エリーゼ・・ これは、エキシージのサーキット走行仕様車です。記事はAsahi.Com愛車からです。 英ロータスは8月19日から20日の2日間にわたり、ロンドンから30kmほど離れたブランドハッチで開催されたロータス・フェスティバルにおいて、サーキット走行を楽しむユーザー向けに開発した、“エキシージ V6カップ”を発表した。 エキシージV6カップには、“トラックデイ バージョン”と、よりハードな仕様の“コンペティションスペック”の2タイプが設定される。 エンジンはエキシージS V6と同様、3.5リッターV6スーパーチャージドエンジンを搭載し、最高出力346hpを発生。車重1080kgのボディを3.8秒で100km/hに到達させる。最高速度は274km/h。 “ロータス ダイナミック パフォーマンス マネジメント”と呼ばれるエンジンとサスペンションの統合制御システムを備え、セッティングを「ツーリング」「スポーツ」「レース」の3つから選択できるほか、ハイグリップを誇るピレリ P-Zeroトロフェオタイヤの装着や、空力性能を高めるフロントスプリッター、リアディフューザー、リアウイングの採用、そして調整式サスペンションの装着などにより、手を加えることなくそのままの状態でサーキット走行が楽しめる仕様となっている。 生産は今年12月より開始される予定だ。
2012年08月09日
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AUDI車、RS5。これはもう、プレミアムなスポーツクーペです。魅力と・・価格に溢れるクルマであります。記事はRESPONSEからです。 アウディ ジャパンは、スポーツクーペ『RS5』をモデルチェンジし、8月7日より販売を開始した。 RS5は、アウディのスポーツモデル開発部門である「クワトロGmbH」が開発から生産までを手がける高性能プレミアムスポーツクーペ。 エクステリアは、ヘッドライトとリヤライトのデザインを見直し、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーを採用。シャープで筋肉質な外観としている。インテリアは、黒を基調としたデザインを採用し、スイッチ類の配置やデザインなど、操作性を高めるための改良も施している。 パワーユニットは、高回転型の自然吸気4.2リットルV8 FSIエンジンを搭載。最高出力450psで、0-100km/h加速は4.5秒。高いスペックを持ちながら、8.1km/リットル(JC08モード)の低燃費も実現している。 トランスミッションには7速Sトロニックを組み合わせ、最新のクワトロシステムは、セルフロッキング機能を備えたセンターディファレンシャルやトルクベクタリングシステムを採用。またリヤホイールのパワー分配をアクティブに行うスポーツディファレンシャルも標準装備している。 またスポーツ性を重視したRS5専用スポーツサスペンションや、新開発の電動パワーステアリング、19インチ鍛造アルミホイールを装備するほか、ブレーキには外縁が波型になった大型ベンチレーテッドディスクを採用。フロントにはブラックにペイントされた8ポッドのキャリパーを装備する。 価格は1222万6000円。
2012年08月08日
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御殿場へ行くと、フェラーリ美術館を思い出しますね・・・ これはMSN自動車に載った記事です。FERRARIの中でも主力モデルに位置づけられるF430です。系譜としてはV型8気筒エンジン搭載車ですね。全高はわずか1215mmです。 ミッドシップ・エンジン搭載のクルマです。 かつて革張りの内装は贅沢なクルマの極致だった。でも、その程度ではどうってことはない。なにせ革張りボディのクルマが作られているのだから! フランス、リビエラの裕福なフェラーリオーナーが、17万ユーロ(約1640万円)のF430のボディ全体を革張りにする改造を発注した。 この驚くべき改造を請け負ったのはラトビアのダルツだ。同社はこれまでにも変わった素材を使ってクルマを改造しており、シートにクジラの包皮を張った130万ユーロの防弾SUVを作ったことがある。これに比べると革張りボディのフェラーリなら、売って欲しいという人も出てきそうだ。 ダルツのチームはボディを革張りにする作業に16日かけて取り組んだ。公表されていない依頼主は届けられたクルマを見て喜んだという。 ダルツは革張りにするのにいくらかかったかを明らかにしていないが、安くないことは確かだ。ダルツのオーナーであるレオナルド・ヤンケロビッチ氏は、フェラーリに張ったのが本革で、安物のビニールレザーなどではないことを力説した。 フェラーリF430は2004年から2009年にかけて製造されたミッドシップのスーパーカーで、フェラーリ458イタリアはF430の後継車種にあたる。 フェラーリF430は483PSの4.3リッターV8型エンジンを搭載し、本来の最高速度は196mph(約315km/h)となっている。革張りにしたことで重量や空力特性がどう変化したかは明らかでない。 クルマを革張りにするアイデアは受けるかもしれないが、実用性はどうなのだろう? 石ハネや擦り傷は避けようがないが、どうやって補修するのだろうか。雨に濡れたらどうなる? 夜間はぜったい車庫に入れておきたいクルマだ。 オーナーになるとどんな苦労が待っているにせよ、ものすごく目立つのは間違いない。この驚くべきクルマに乗る意義は、たぶんそのことに尽きるのだろう。革張りボディのフェラーリに乗っていたら、どこにも身を隠すことはできない。
2012年08月07日
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梅雨が明けると、連日、暑い日が続いています。横浜や神奈川がそうでもない?訳でもないと思います。やはり、相当に暑いです。8月3日から4日にかけて、プチ・バカンスということで、まずは恒例となりつつある御殿場のはずれ篭坂ゴルフ倶楽部で友人とゴルフ。 これは、結果は聞かないでください!まあ、年に数回のゴルフを愉しんだ!ということです。午後3時半に、ヨメが御殿場線に乗って、JR御殿場駅に着くとのことで。風呂にも入らず、慌ててゴルフ場を出たのが3時過ぎ・・・ しかし、須走から御殿場へ至る「国道138号線 箱根裏街道」が意外と混んでいない! お陰で、3時半きっかりに御殿場駅に着いた。ところが、駅に到着していたヨメはSUICAで改札を通過することができず、JR東海の駅精算に捉まって、なかなか出てこない。こっちは、駅前駐車場でハザード点けながら必死な気持ちで待っていたら・・・ほどなく登場!あーあ(汗)ヨカッタ。ってなことで、宿である箱根へ向かう前に。御殿場バイパスの「湖水前」を左折して、程なく広いガラガラな駐車場に車を止め。向かったのは、「東山旧岸邸」と「とらや工房」です。「とらや」といえば、羊羹(ようかん)や最中といった生和菓子屋さんです。赤坂のとらやへ立ち寄ることは学生時代、憧れの的でした。その「とらや」がここ御殿場に工房を開いたのは5年前。そして3年前から、一般公開された「旧岸邸」の指定管理者にもなったそうです。前置きが長かったですが、ここは知られていないですね。この日も客は双方ともパラパラです。静かでヨカッタ、とも言えますが。やはり知られていないのでしょう。 「東山」というのは地名です。近くに東山湖という大き目の池があります。 旧岸邸へ向かう小路です。こんな緑の多いところです。 そして、旧岸邸の玄関に辿り着きます。 住所は、静岡県御殿場市東山1082-1です。 ちなみに旧岸邸だけ、入場料は個人・一般300円なり 近代数奇屋造り建築家、吉田五十八 晩年の代表作品です。1969年(昭和44年)に完成した旧岸邸です。 広い居間大きな革張りの椅子は岸 信介が愛用したそうで、緑多い庭園を眺めるのに最もよい場所だそうです。 岸 信介は1896年山口県生まれ、戦前から活躍し1957年2月に第56代内閣総理大臣に就いています。在任中の最大の出来事は、60年日米安保改定をめぐる国内最大の世論をを真っ二つにした安保闘争に直面したことでしょう。 邸宅の食堂は、そんな岸 信介の晩年を過ごした趣が残っているようです。「昭和の妖怪」と言われた人物の在りし日が偲ばれる邸です。 食堂から庭園が臨めます。 旧岸邸から歩いてすぐ、隣の「とらや工房」に入ります。 池を中心にここも緑の多い庭園を囲むように、半円形の建物があります。 お店の中。ここは工房ですから、和菓子を作り、売っています。しかし、とらやの御菓子は昔も今も やっぱ高い・・・ですね。 ここでは大福、赤飯大福、どら焼き、人形焼きといった少し単価は安い和菓子も売っていました。あっしは冷たいお茶だけにしましたが・・ヨメが注文したのは そう、あんみつです。これがなかなか手の込んだ一品。ひんやりした食感は、真夏のタソガレ時にぴったりの品でしたよ。御殿場の、あまり知られていない「旧岸邸」と「とらや工房をご案内いたしました。 《撮影日:2012年8月3日 カメラ:OLYMPUSμ830》
2012年08月06日
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MSN自動車の連載シリーズ、第49回はBMWの6シリーズ グランクーペが登場します。 このグランクーペの価格は986~1257万円します。 第49回は、フランス出身のハーフのモデル、ローランス由美さんが「BMW中央ショールーム」にやってきました。エレガントな雰囲気のBMW新型クーペに、うっとりした様子の彼女。すっかりお気に入りの一台になったようです。 このクルマは、これまで2ドアクーペのみだったBMWの6シリーズに、初めて投入された4ドアのクーペなんですって。4ドアといっても、セダンではなくクーペをベースにして作られただけあって、とってもスタイリッシュなビジュアルです。 低くワイドに構えたフロントは、BMW伝統の「キドニー・グリル」が強調されていて、力強くスポーティな印象ですね。 5mを超える全長に、139cmという低い車高。これだけ低く伸びたすらりとしたシルエットは、今まで見たことがないかも。目立つこと間違いなしです! トランクのカバー部分にはグラスファイバー複合材、ボンネットフードやサスペンションにはアルミが使用されるなど、走行性を高めるために、ボディの軽量化が図られているそうです。 BMW伝統の直列6気筒にツインパワー・ターボチャージャーを付けたエンジンは、320馬力のパワーを生みつつ、エンジン・オート・スタート/ストップ機能などによって省エネも実現。高いパフォーマンスとエコを両立しているのは今風のクルマっていう感じですね。 全長がとても長いボディだけれど、前輪の動きに連動して後輪も制御されるステアリング機能によって、小回りの利く走りができるそうです。 シートのレザーやカラー、パネルのマテリアルなど、インテリアの組み合わせが豊富。スポーティ、エレガント、シンプル、ラグジュアリーと、オーナーの好みに合わせて雰囲気を選べるのがうれしいですね。 リアのスペースは、車高がとても低い外見からは意外に思えるほど、広くて余裕があります。着座位置が低く作られているから、背が高い人でもゆったり座れそうです。
2012年08月05日
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こりゃ、スゴイ!あのアヴェンタドールをハンドメイドで改造した、超レア車ですね!この記事はMSN自動車からです。 ドイツの自動車チューニング会社マンソリーは、男どもを振り向かせる方法を知り尽くしている。ランボルギーニ・アヴェンタドール(Aventador)LP700-4の外装パネルを改良カーボンファイバー素材に張り替えるなどは序の口。ほかにもエンジンのパワーアップ等の改造を施し、新しく出来上がったものをカーボナード(Carbonado)と名付けた。 パスタのカルボナーラを連想するかもしれないが、カーボナードとは元々は天然のブラックダイヤモンドを指す語。つまりマンソリーにとって、この車はブラックダイヤのようなものというわけだ。カーボンファイバーのボディパネルで有名な同社としては、それをアピールするのに打って付けのネーミングだ。 アヴェンタドールも、元々大部分がカーボンファイバー製だ。だがマンソリーは、フロントウイング、ボンネット、フロントとリアのバンパー、ルーフパネル、エンジンカバーの一部を取り外し、独自デザインのカーボンファイバー製パーツに取り替えている。 このほか、空気力学的に最適化されたサイドスカート、リアディフューザー、通常より大型のリアウイングを装着している。サイドスカートにはリアブレーキとエンジンの冷却回路付き。フロントバランスも、フロントラジエーター用の冷却ダクトが大きくなっている。フロントウイングは標準より40mm、リアウイングは50mm幅広だ。 ウイングを広げた分、大型のホイールを装着できる。ここでは超軽量の鍛造軽合金ホイールを採用しており、フロントは直径20インチ、幅9インチ、リアが直径21インチ、幅13インチだ。ホイールもインレー部分がカーボンファイバー製で、カーボナードのインパクトをさらに強めている。 カーボナードはアヴェンタドールよりリアホイールとタイヤの直径が1インチずつ大きいことになる。アヴェンタドールの標準装備のままの、700PSのエンジンと組み合わせたとしても扱いやすいだろう。ところがマンソリーでは、アヴェンタドールの排気量約7リットル、12気筒のエンジンコントロールユニット(ECU)に手を入れ、ハイフローエキゾーストを装着している。その結果、カーボナードのエンジンは最高出力が8300rpmで754PS、最大トルクは6000rpmで750Nmとなった。 その結果、マンソリー・カーボナードは0-100km/h加速2.8秒を達成した。これは標準仕様のアヴェンタドールより0.1秒短い。なおこれによって、日産GT-Rの2012年モデルの出した記録に、ランボルギーニ陣営が並んだことになる。最高速度は約354km/hで、やはり標準モデルの350km/hを上回っている。 マンソリーはカーボナードの内装にも贅(ぜい)を尽くしている。シートとダッシュボードには柔らかな耐摩耗性レザーを使用。ほかにも多数のトリムパーツをカーボンファイバー製のものに交換している。通常のランボルギーニ車は親会社のアウディのプラスチック製パーツを流用することが多いが、それに比べて良くなっているのは間違いない。 マンソリーは自社の特別な顧客を対象としたモデルであるカーボナードの価格について明言を避けたが、生産は6台のみと発表している。通常のアヴェンタドールが32万ユーロ(約3040万円)前後の価格帯であることから、少なくともあと10万ユーロ(約950万円)は上乗せが必要だろうと推測される。
2012年08月04日
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BMWの1シリーズですが・・M社がチューニングしたハイ・パフォーマンス・カーに仕上がっているようです。 記事はRESPONSEからです。 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMW M社が手掛ける「Mパフォーマンス オートモビル」の第1弾となるBMW『M135i』の注文受付を8月1日より開始すると発表した。納車は2012年10月からの予定。 Mパフォーマンス オートモビルは、BMWのトップエンドモデルをベースに、パワートレインおよびシャシーに、BMW M社のスポーティなチューニングを施し、エモーショナルな専用デザインを採用した特別モデル。同モデルは、ハイパフォーマンスモデルであるBMW Mモデルと、BMWのトップエンドモデルの中間に位置づけられ、高いスポーツ性と実用性を提供する。 今回発表のM135iは、昨年9月にフルモデルチェンジした『1シリーズ』をベースに、BMW M社によりチューニングされた3リッター直列6気筒BMW Mパフォーマンス ツインパワーターボエンジンを搭載。最高出力320psを発生し、静止状態から100km/hまで4.9秒という圧倒的な動力性能を実現している。 また、M135i専用にチューニングされたアダプティブMサスペンション、対向ピストンブレーキキャリパーを備えたMスポーツブレーキを採用し、ダイナミックな走りを可能としている。 さらに、大型エアインテークを備えたフロントエプロン、Mパフォーマンス オートモビルを象徴するフェリックグレーのペイントが施されたエクステリアミラーなどの専用デザインを採用している。 価格は549万円。
2012年08月03日
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このMcLAREN車に試乗した日本人!そりゃ、いるでしょう。もう売ってるし!それが仕事の人がいるのですから・・・ウラヤマしい! 記事はオートックワン、九島辰也のレポートからです。 最近は、F12ベルリネッタにアヴァンタドール云々となにかと話題の多いスーパーカー市場だが、自動車業界最後の大物ともいうべきマクラーレンもついに動き出した。あのロン•デニス率いる名門F1チームが久々のロードカーを送り出し、高い評価を得ている。 マクラーレンといえば、我々日本人にはホンダエンジンを搭載したフォーミュラマシンが印象深いが、ロードゴーイングマシンにもBMWとコラボしたマクラーレンF1やメルセデスとコラボしたマクラーレンSLRなどがある。どちらも“超”が付くスーパーカーなのはいわずもがな。ゴードン•マレーがデザインしたマクラーレンF1のスタイリングは当然のことながら、エンジンルームに貼られた金箔をいまでも鮮明に記憶している。そのキラキラした光景にカメラマンと口を揃えて「マブしい!」と叫んだ。もちろん、『アラブ仕様』ということではなく断熱効果を図った装備である。 そのマクラーレンが今度はオリジナルのロードゴーイングマシンを誕生させた。ご存知マクラーレンMP4-12Cである。日本では昨年10月にプレス発表が行われ、東京、大阪に2件のディーラーがオープンしている。すでに国内登録も順次行われているようだ。そんな折の7月初旬、彼らが本社を構える英国ウォーキング近郊でテストドライブする機会を得た。しかもコースは英国BBCの人気番組「Top Gear」で有名な飛行場の一角を使ったショートサーキットである。インストラクターはこのクルマでGT3に出場するレーシングドライバー。自らステアリングを握ってのデモ走行も用意されていた。 では、簡単にこのクルマのプロファイルをおさらいしておこう。まず、フレームは一体型カーボンファイバーで成形されたキャビン部分と前後のアルミフレームからなる。目的は剛性の高さと軽量化の両立だ。長年フォーミュラマシンでカーボンシャシー構造を手がけてきた彼らにはなんら抵抗のないつくりである。そしてエンジンは3.8リッターV8+ツインターボで、最高出力は600psを発揮する。ちなみに“12C”というネーミングは12気筒並みのパワーということだ。“C”はシリンダーという意味にもとれるが、カーボンを表しているそう。ギアボックスは7速デュアルクラッチ、サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式を採用する。 では、実際に動かした印象だが、スタートしてすぐはあまりの扱いやすさと乗り心地のよさに肩すかしされたような気がした。パワステの軽さを含め特別なクルマに乗っているような気がしない。ATモードもじつにスムーズだ。試乗後のプレゼンテーションで「毎日乗れるスーパーカー」と言っていたのはこのセッティングのことだったのだろう。がしかし、電子デバイスによる可変ダンパーとアクセルレスポンスをはじめとするパワートレーン系の切り替えでその顔はガラリと変わる。2つのつまみをともに「トラック」モードにすると、そのままレーシングカーへと早変わり。具体的には足回りがガチガチにかためられる他、ステアリングもクイックになり、排気音も桁外れにデカくなる。低いギアからしっかり上まで回すと、響き渡るレーシーなサウンドでドライバーのアドレナリンは出まくりだ。当然、その際の路面に張り付くような挙動もまた口元を緩ます。ステアリングに対してクイックに反応するシャーシは絶妙と言っていい。これをレーシーと言わずなんというのか。ロールもほとんど感じない。 また、リアスポイラーがブレーキペダルに連動してほぼ垂直に立つのもおもしろいアイデア。これもまたフォーミュラマシンからのDNAでブレーキ効果を発揮する。はじめにデモ走行してくれたレーシングドライバーが「エアブレーキ」と呼んでいたのはこれだった。こんなのはヴェイロン以外見たことない。 兎にも角にもこのクルマにはニュースが多い。フォーミュラマシンから受け継ぐノウハウは語り尽くせないほどある。それはそうと、こいつにはドアハンドルがないことも付け加えておこう。開け方はあるべきところをサッと手のひらでなでるだけ。この辺をスムーズにできればとりあえず格好はつく。まぁ、あまり頻繁に試乗するとは思えないが、個人的にはしっかり記憶にとどめたいところ。これもひとつのウンチクのひとつですからね。いつの日かスーパーカークイズに使えます。なんて。
2012年08月02日
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女性向け乗用車がない!というのがオカシイくらい、です。人口の半分というだけでなく、これからの潜在購買力はずっと上です。記事はYOMIURI ONLINE@Car's竹岡 圭レポートからです。 女性ドライバーが増えるにつれ、これまでもいろんなメーカーの女性仕様車が誕生してきました。そのほとんどは、特別仕様車として期間限定で生産されたものでした。 今回ご紹介するFit She’s(フィット・シーズ)も、最初はそうだったんです。初代フィットと比べ、2代目フィットはややスポーティーな印象が強く、近寄りにくいと思っている女性もいるらしいとのデータをもとに、2010年5月、女性をターゲットとする特別仕様車として誕生しました。その時は期間限定だったのですが、ものすごく評判がよかったので、今回、フィットのマイナーチェンジに合わせて、カタログモデルとして登場することになりました。 フィット・シーズが他の女性仕様車と違うところは、開発陣に女性が加わったのではなく、女性が中心となって男性陣を動かしたことです。クルマの魅力を感じるポイントは人それぞれ。そうした中、空間とか雰囲気とかを楽しみながら、機能もしっかりというのは、女性にとってモノを選ぶ上でかなり大切な、気になるポイントなんです。ところが、これまで生まれた女性仕様車のほとんどは、男性が想像した、女性がカワイイと思うクルマだったので、女性の感覚とは微妙に違ったんですね。今回のフィット・シーズでも、女性の感性を男性開発陣に伝え、納得してもらうのが、いちばん大変だったんだそうです。でも、妥協を許さない女性開発者たちのおかげで、女性が直感的にカワイイッ!と思えるクルマに仕上がっています。きっと奥様や彼女、女友達も、カワイイッ!と反応すると思うので、ぜひ聞いてみてくださいね。お誕生日やクリスマスのプレゼントを選ぶ上での参考にもなると思いますよ~ 今回のシーズのテーマは「大人かわいい!」です。フロントグリルやリアライセンスプレートガーニッシュをはじめとするエクステリアのシーズ専用装備はもちろんですが、注目はインテリアです。何といっても、ピンクの色合い、とり入れ方、使う分量が絶妙なんです。 シートはベースがブラウンですが、ピンクゴールドが上にまぶされたようなアクセントを施した生地で仕上げられています。ピンクのステッチが効いているんですよね。そして、フロアマットもシーズ仕様です。ピンクのリボンを斜め掛けすることで、プレゼントのような雰囲気を演出しています。さらに、メッキ部分のピンクゴールドが、アクセサリーみたいでオシャレなんです。エアコンの温度調整や吹き出し口などのメッキ部分って、通常はシルバーメッキですけれど、大人かわいいということで、シャンパンゴールドがかったピンクメッキが採用されています。ちなみにこのピンクメッキも、太さによって色の味や濃さの出方が違うので、パーツごとに微妙に色合いを変えているんですって。だから全体的に統一感のあるピンクゴールドにまとまっているんですね。機能としては、女性にとっていちばん気になる日焼けを防ぐために、フロントドアガラスには紫外線を約99%カットしてくれるというガラスを採用。フロントウインドーガラスには、紫外線カットに加え、ジリジリとした暑さを防いでくれるガラスを採用しています。猛暑の日には心強いですね。続いては、高濃度プラズマクラスター付きフルオートエアコン。イオンの効果で浮遊カビを除菌し空気をキレイに、さらに防臭効果も持っているのはもちろんのこと、お肌のツヤ、ハリ、キメを整える美肌効果も備えているそうなんです。そしてもうひとつ、花粉やダニにも対策効果がある、アレルクリンシートが採用されているのもうれしいポイントです。実は、この3つすべて備えたクルマは、フィット・シーズがはじめてなのです。女性にとってうれしい装備なのは言うまでもありませんが、実は男性にとってもあったらいいな~と思える装備のような気がするんですけど…いかがでしょう? 男女を問わず、自分の部屋は、お気に入りのものを飾るとか、自分の感性にあった過ごしやすい空間にしたいですよね。 また、携帯電話にあれだけ多種多様なデザインがあるのも、老若男女問わず、お気に入りのものを持ち歩きたいからだと思うんです。クルマだって同じ。しょっちゅう乗り換えられないものだからこそ、お気に入りのものを手に入れたいですよね。フィット・シーズは、1.3Lのガソリンエンジンモデルのほか、フィットハイブリッドにも設定されたので、選択の幅がより広くなりました。価格は140万円(消費税込み)から。ピンク好きの男性にはもちろんですが、ブラウンやホワイト、ブラックといったボディーカラーもあるので、男性だってオシャレにキメることができそうです。さらにフィット・シーズの機能が欲しいから選ぶっていう男性がいてもおかしくありません。「そんな男性も、大歓迎です~」と、開発した女性たちもおっしゃっていたので、自信をもって「フィット・シーズに乗ります」って言ってくださいね!
2012年08月01日
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