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何も予定のない日曜の朝。起きてから、ヨメが言います「上野毛の五島美術館へ行かない?」。行かない、って聞くときは。もう行くことに決めている人です。反対意見や生半可な返事は通じません。出かけました、世田谷・上野毛の五島美術館へ。横浜から第三京浜を終点まで行き、左折すると間もなく「上野毛駅前」交差点です。ここを左折して、すぐ右折すると。こうした大きな邸宅が並ぶ街並みに出くわします。ここが五島美術館入口です。もともと東急電鉄の創業者、五島慶太氏の美術コレクションを保存展示している民間の美術館です。ですので、お隣は五島昇宅。前は五島哲宅が並んで建っています。これが正面玄関です。この建物は、五島慶太氏没の翌年1960年開館といいいますから、もう50年近くになりますね。
ここのコレクションは、絵画や書籍など多岐にわたりますし、重要文化財や国宝も多くあります。今回は、コレクションの中から「茶道具取合せ展」が開かれていました。ヨメは茶道具の展示に興味がありますから、目一杯つくづく時間をかけて眺めていました。あっしは、そこそこ眺めてきました。この美術館には、広い庭園とその中に散在する茶室があります。ここは、中庭にあたるところです。ここから庭園が始まります。 これは、ここの庭園のシンボルともいえましょう。奥の木がメタセコイアの木です。心なしか、前回来た時のほうが美しかったような気がします。世田谷は、東京の中でも緑の多いところかも知れませんが、やはり緑に囲まれた場所はいいですね。心が安らぎます。わかりにくいかもしれませんが、緑の木々の中にこうした池もあります。広い庭園をぐるっと回れる散策路が造られています。よい天気にも恵まれ、気持ちのいい時間を過ごせました。やはり、富士山の見えるところではすぐにパチリ。ここは、美術館の隣り向う東急・大井町線の上に架かる橋の上から富士山が見えました。
出てくると、もうお昼を過ぎていました。何処かで、お蕎麦でも食べようとなって。上野毛駅前の手打ちそば処「満寿多屋」へ入りました。美術館とは関係ないのですが、注文した にしんそばが美味しかったので つい載せてしまいます。そんなそんな、上野毛散歩でした。よかったですよ
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