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横浜は山下町コンテナ街道に新しい文化施設が出来るようです。記事はヨコハマ経済新聞からです。
来年1月にオープンする神奈川芸術劇場とNHK横浜放送会館との合同施設(横浜市中区山下町281)の竣工(しゅんこう)式と見学会が8月5日に行われた。 神奈川芸術劇場(KAAT)は、神奈川県民ホールと一体運営する中規模ホール。開港以来の歴史を持つ同地区を県の文化芸術の拠点とし、演劇、ミュージカル、ダンスなどの優れた舞台芸術作品の鑑賞機会を提供することを目的とする。初代芸術監督を務めるのは演出家の宮本亜門さん。 竣工式は同施設1階アトリウムで開催され、神奈川フィルハーモニー管弦楽団員の演奏で華やかにスタート。式典には松沢成文神奈川県知事、林文子横浜市長をはじめ、建設工事関係者や地域関係者、一般公募の県民35人が参加。テープカット終了後は、横浜山手中華学校校友会国術団による中国獅子舞が披露された。 同施設の完成に伴い、松沢知事は「神奈川芸術劇場の周辺には、山下公園、元町、中華街など個性豊かな観光スポットがそろい、まさに『before& after the show』。国内外から多くの人が訪れる場所にしたい」。また、林市長は「楽しい演劇を観たあとはお腹がすくもの。先端的設備を備えた素晴らしい劇場で、特に感銘を受けたのはホールの床昇降システムを導入した可動客席。宮本亜門さんのアイデアとリーダーシップに期待しています」と語った。 芸術監督を務める宮本さんは「この劇場で何を広げるかというと、人と人が心を広げるということ。KAATは皆さんの劇場、小屋です。ぜひ一緒に盛り上げていきましょう」と挨拶。 宮本さんは7月28日、都内(渋谷区)で2011年3月までの自主事業ラインナップを発表した。 演目は、2011年1月=「金閣寺」(宮本亜門演出、三島由紀夫原作)、「浮標(ぶい)」(長塚圭史演出、三好十郎原作)。2月=「ゾウガメのソニックライフ」(仮タイトル、岡田利規作・演出、チェルフィッチュ)。 3月=「Kappa/或小説」(三浦基演出、芥川龍之介原作、劇団「地点」)、春風亭小朝「春風亭小朝独演会」(仮タイトル)、「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」(平常:たいらじょう脚本・演出・美術・作曲・人形操演、水上勉原作)、「杉本文楽 木偶坊 入情(でくのぼういりなさけ) 曾根崎心中付り(つけたり)観音廻り」(杉本博司構成・演出・美術・映像、近松門左衛門作、作曲・演出 鶴澤清治)。日本文学シリーズでまとめられ、チケットの発売は10月以降を予定している。 神奈川芸術劇場は、高さ約50メートル(NHKアンテナタワーを含めると約110メートル)の地上10階・地下1階建ての鉄筋コンクリート。建築面積=約 4,900平方メートル、延べ床面積=約18,000平方メートル(NHKを含む全体面積=約24,000平方メートル)。 客席に「床昇降システム」を導入する約1,300席のホールのほか、小劇場・稽古場・イベント会場などさまざまな用途に使用できる多目的スタジオ「大スタジオ」(約400平方メートル)、中・小スタジオ(約230平方メートル)、アトリエなど多様な設備を備える。同建物にはNHK横浜放送会館、駐車場が併設。
この場所は、横浜の都心にしてはいつまでも空いていて土地ですね。この近くに、県民ホールってのがあるのですが、「一体運営」ってイッタイなんなんでしょうか? そもそも、こんなもの必要だったの? ってことにならないでしょうか・・・
宮本亜門があいさつで、「この劇場を、我々はなぜ生きるのか、どのようにして生きるのか、を考える場にしたい・・・」と言っています。 しかし、劇場自体が「劇場はなぜ必要なのか、どのように作られてきたのか・・・」よく考えたほうがいい・・・
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