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伊ALFA ROMEO車、と聞くだけで・・・心揺さぶるモノがあります。街でアルファ車に出くわした時の、あの心持ちと同じです。 ★満点です!記事はRESPONSE島崎七生人レポートです。
アルファロメオ『ジュリエッタ』のクワドリフォリオ・ヴェルデに試乗した。その際、所定の試乗コースを1周走るべきところを、2周もしてしまった。 ジュリエッタでの最上位モデルではある。その根拠は、235ps/30.6kg-mを絞り出す、シリーズ最強の1750cc直噴ターボエンジンにある。が、コイツが決して荒々しくなくスウィートなのだ。乗った瞬間にまるで自分のクルマのように手足に馴染む6速シフト&クラッチを使い走ると、低回転から6500rpmのレッドゾーン手前まで、実になめらかに吹け上がる。 その間のトルクとパワーの出方も絶妙で、もれはもう、うっとりとさせられるほど。 しなやかなサスペンションもいい。1.4リットル車より乗り心地がむしろいいのは、登場時から確認済み。 スポーティさを謳うにしても、やはりこれくらい洗練させたアシじゃなければね……と思う。4ドアだからファミリーカーとしてもまったく問題なく通用する。ステアリングのなめらかなフィールも相変わらずだし、運転ポジションが自然なのは、やはり左ハンドル車だからだ。 ボディ剛性も、初期型よりさらに高まった印象。相変わらず、乗り終えクルマから降りて、振り返って眺めたくなるクルマの筆頭である。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★★ インテリア/居住性:★★★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
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