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今日は木曜日編であります。注意書きは…いつもと同じ。前回のブログを参考にどうぞ!70年7月2日 SBS 6:00 やったぜ!ハックの大冒険 7:00 ポップ・ショー 7:30 ケンちゃんチャコちゃん TS 6:00 海底少年マリン 6:30 ニュース(以下同じ) 7:00 コント・デ・勝負71年7月1日 SBS 6:00 花のスチュワーデス 7:00 ドキドキ博覧会 7:30 すし屋のケンちゃん TS 6:00 名馬フリッカー 7:00 さすらいの太陽 72年6月29日 SBS 6:00 SBSテレビ夕刊(以下同じ) 7:00 1・2・3と4・5・ロク 7:30 ケーキ屋ケンちゃん TS 6:00 なかよしベン 6:55 カバトット 7:00 ゲゲゲの鬼太郎73年6月28日 SBS 7:00 となりの真理ちゃん 7:30 おもちゃ屋ケンちゃん TS 6:00 ディズニーパレード 6:55 かいけつタマゴン 7:00 ロボット刑事74年6月27日 SBS 7:00 アタック真理ちゃん! 7:30 ケンにいちゃん TS 6:00 野生の王国 6:55 クレクレタコラ 7:00 ゲッターロボ75年7月3日 SBS 7:00 せんみつ・湯原ドット30 7:30 おそば屋ケンちゃん TS 6:00 ドラえもん(旧) 6:55 冒険ロックバット 7:00 ゲッターロボG76年7月1日 SBS 7:00 せんみつ・湯原ドット30 7:30 フルーツケンちゃん TS 6:00 巨人の星 7:00 大空魔竜ガイキング77年6月30日 SBS 7:00 一休さん 7:30 パン屋のケンちゃん TS 6:00 タイガーマスク 7:00 ジェッターマルス78年6月29日 SBS 7:00 一休さん 7:30 スポーツケンちゃん TS 6:00 あしたのジョー 7:00 グランプリの鷹79年6月28日 SBS 7:00 少女探偵スーパーW(榊原郁恵&大場久美子!) 7:30 カレー屋ケンちゃん TS 6:00 ニュース 7:00 木曜ナイター(翌週から「銀河鉄道999」!)※ケンちゃんシリーズ、いかがだったでしょうか? 正直聞けば「なるほどあったなぁ」だが、はっきり言ってフルーツケンちゃん以降よく覚えてないってのが正直なところ。昨日に続いて、木曜5:30の番組をばご紹介。70年から順に、「冒険の世界」「スーパーマン」「ルパン三世」「白獅子仮面」(うわっ!)「勇者ライディーン」「マシンハヤブサ」「コンバトラーV」「闘将ダイモス」「未来ロボダルタニアス」(74年は不明、スマヌ)と、こんな感じ。さて、明日は金曜日編。「金曜日」といえば…第二期ウルトラシリーズだ!
2005.06.30
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ということで、本日は10年間の水曜日。また、例によってクイズグランプリとスター千一夜は省略、ニュース番組は必要最小限に。あと、SBS=SBS テレビ静岡=TS 県民(朝日)テレビ=KT 第一テレビはD1とします。70年7月1日 SBS 6:00 ザ・ビッグ・アップ・ショー 7:00 鬼警部アイアンサイド TS 6:00 トムとジェリー 6:30 ニュース(以下同じ) 7:00 あしたのジョー71年6月30日 SBS 6:00 めくらのお市(今じゃつけられないタイトル!) 7:00 TWWAプロレス中継 TS 6:00 マンガ劇場(←新聞ママ。内容不明) 7:00 あしたのジョー72年6月28日 SBS 6:00 SBSテレビ夕刊(以下同じ) 7:00 日本一のおかあさん 7:30 あの虹をつかもう TS 6:00 ロケット・ロビンフッド 6:55 カバトット 7:00 赤胴鈴之助73年6月27日 SBS 7:00 日本一のおかあさん 7:30 ママはライバル TS 6:00 野生の王国 6:55 かいけつタマゴン 7:00 荒野の少年イサム74年7月3日 SBS 7:00 日本一のおかあさん 7:30 みんなで歌おう'74 TS 6:00 野生の王国 6:55 クレクレタコラ 7:00 小さなバイキング・ビッケ75年7月2日 SBS 7:00 日本一のおかあさん(3年も続いてる。どんな番組だ?) 7:30 みんなで歌おう'75 TS 6:00 野生の王国 6:55 冒険ロックバット 7:00 小さなバイキング・ビッケ76年6月30日 SBS 7:00 スターにアタック 7:30 愉快な音楽会 TS 6:00 巨人の星 7:00 アラビアンナイト・シンドバットの冒険77年6月29日 SBS 7:00 びっくらドン! 7:30 みどころガンガン大放送 TS 6:00 タイガーマスク 7:00 ドカベン(出た!)78年6月28日 SBS 7:00 まんが世界昔ばなし 7:30 まんが日本絵巻 TS 6:00 あしたのジョー 7:00 ドカベン79年6月27日 SBS 7:00 ザ・ウルトラマン 7:30 ナッキーはつむじ風 TS 6:00 ニュース 7:00 水曜ナイター KT 6:00 一休さん 6:30 ニュース 7:00 スリルショー 7:30 水曜スペシャル※こうしてみると、テレビ静岡の夜7:00からのアニメって名作が多いなぁ。で、このあと「うる星やつら」に続いていくわけか…。ちなみにこの時期の、5時台の番組はというと…。「魔法使いチャッピー」が72年の5:30、その1年後には同時間帯で「流星人間ゾーン」の本放送。その1年後の5:00から「電撃!ストラダ5」で、+1年後の5:30から「はじめ人間ギャートルズ」(やつらの足音のバラードは名曲♪)。そして、翌年に「ゴワッパー5ゴーダム」。・・・70年代半ばまでは、まさにアニメ・特撮花盛り~!さて明日は木曜日編。ケンちゃんシリーズ10年間の歩みがわかる!
2005.06.29
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ちょっと思うところあって、昨日と違う分け方でいきます。今日から1週間、曜日別にラインナップしてみよう。その方が移り変わりがはっきりするから。というわけで、70年代の6月27日~7月3日までの1週間、今日は火曜日編!※ SBS=SBS テレビ静岡=TS 県民テレビ(朝日テレビ)=KT 第一テレビ=D1 また、クイズグランプリ&スター千一夜とニュースの一部は省略 (70年代の10年間、クイズグランプリ&スター千一夜はず~っと続いてた!)70年6月30日 SBS 6:00 キックボクシング 7:00 ハットピンキー (ピンキーとキラーズ) 7:30 55号決定版 TS 6:00 怪獣王子 7:00 みなしごハッチ71年6月29日 SBS 6:00 キックボクシング 7:00 奥様は18歳 7:30 55号決定版 TS 6:00 わんわん保安官 7:00 みなしごハッチ72年6月27日 SBS 6:00 SBSテレビ夕刊 (以下79年まで同じ) 7:00 なんたって18歳 7:30 55号決定版 TS 6:00 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 6:55 カバトット 7:00 樫の木モック73年7月3日 SBS 7:00 赤い靴 7:30 55号決定版 TS 6:00 申し訳ない、これも調べ損ねた 6:55 かいけつタマゴン 7:00 けろっこデメタン74年7月2日 SBS 7:00 ニセモノご両親 7:30 55号決定版 TS 6:00 新みなしごハッチ(7時からじゃなかったのか!?) 7:00 おらあガン太だ75年7月1日 SBS 7:00 幸福ゆき 7:30 55号決定版(まだ放送してる!) TS 6:00 みつばちマーヤの冒険 7:00 サザエさん(再)76年6月29日 SBS 7:00 UFO戦士ダイアポロン(♪ユ~フォ、ユ~フォ、しょおね~んだ~ん byモンモ) 7:30 ぴったしカンカン TS 6:00 巨人の星 7:00 サザエさん(再)77年6月28日 SBS 7:00 ろぼっ子ビートン 7:30 ぴったしカンカン TS 6:00 タイガーマスク 7:00 サザエさん(再)78年6月27日 SBS 7:00 飛べ!孫悟空 7:30 ぴったしカンカン TS 6:00 あしたのジョー(この時間帯、梶原作品三連発?) 7:00 サザエさん(再)79年7月3日 SBS 7:00 ザ・チャンス(ニンッ) 7:30 ぴったしカンカン TS 6:00 ニュース 7:00 サザエさん(再) KT 6:00 流星人間ゾーン(!) 6:30 ニュース 7:00 サイボーグ009 7:30 歌謡ワイド速報 D1 6:00 ニュース 7:00 スターアクションこれが70年代10年間の火曜日番組なんだけど、なにかこうしてみると火曜のアニメって独特な雰囲気のものばかりだなぁ。ちなみに、県民テレビの開局が78年7月1日。第一テレビがそれより1年遅れの79年7月1日。調べるまでは両方とも4月1日開局とばかり思い込んでた…。あと、第一テレビで流星人間ゾーンをやってたとは…。さて、明日は水曜日編。これまた個性あふれるアニメぞろい。お楽しみに!
2005.06.28
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それにしても図書館ってのはいいところだ。涼しいし、静かだし、好きな本はいっぱいあるし。なんて前置きはともかく、今日から1週間、70年代の同日のテレビ欄をご紹介しよう。といっても、夜6時、7時台に限定するけど。10年間で、どのように番組が静岡で変化していったか、系列的に並べてみることにする。まず今日は、70年代の6月27日。※SBSはSBS、テレビ静岡はTS、県民テレビ(朝日テレビ)はKT、第一テレビはD1とする70年(土)SBS 6:00 巨人の星 7:00 ギジェットは15歳 7:30 お笑い頭の体操 TS 6:00 パパ大好き 6:30 ニュース 7:00 SOS・ドキドキクイズ 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜71年(日)SBS 6:00 スマッチョ大旅行 6:30 3・3が9イズ 7:00 ガッツジュン 7:30 美しきチャレンジャー TS 6:00 いなかっぺ大将 6:30 サザエさん 7:00 アタックNo1 7:30 アンデルセン物語72年(火)SBS 6:00 ニュース 7:00 なんたって18歳 7:30 55号決定版 TS 6:00 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 6:30 ニュース 6:55 カバトット 7:00 樫の木モック 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜73年(水)SBS 6:00 ニュース 7:00 日本一のおかあさん 7:30 ママはライバル TS 6:00 野生の王国 6:30 ニュース 7:00 荒野の少年イサム 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜74年(木)SBS 6:00 ニュース 7:00 アタック真里ちゃん! 7:30 ケンにいちゃん TS 6:00 野生の王国 6:30 ニュース 6:55 かいけつタマゴン 7:00 ゲッターロボ 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜75年(金)SBS 6:00 ニュース 7:00 魔女っ子メグちゃん 7:30 野生の王国 TS 6:00 ニュース 6:55 冒険ロックバット 7:00 驚異の世界 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜76年(日)SBS 6:00 カックラキン大放送 6:30 ニュース 7:00~8:00 申し訳ない、調べ損ねた TS 6:00 てんとう虫の歌 6:30 サザエさん 7:00 UFOロボグレンダイザー 7:30 母をたずねて三千里77年(月)SBS 6:00 ニュース 7:00 キックボクシング 7:30 パパは独身 TS 6:00 タイガーマスク 6:30 ニュース 7:00 あしたへアタック! 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜78年(火)SBS 6:00 ニュース 7:00 飛べ!孫悟空 7:30 ぴったしカンカン 6:00 あしたのジョー 6:30 ニュース 7:00 サザエさん(♪明るい話題を 振りまいて~) 7:30 クイズグランプリ・スター千一夜79年(水)SBS 6:00 ニュース 7:00 ザ・ウルトラマン 7:30 ナッキーはつむじ風 TS 6:00 ニュース 7:00 水曜ナイター KT 6:00 一休さん 6:30 ニュース 7:00 スリルショー 7:30 水曜スペシャル以上、70年代、10年間分の6月27日のテレビ番組でした。
2005.06.27
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「でたな、怪人ども!」太い声でヤツが叫んだ。腰を落として身構えている。それに答えるように、私も他の戦闘員も、怪人も威嚇の声を発する。「イー!」「キキー!」「シャシャシャシャシャア~!」ここはポイントX。アジトにほど近い石切り場だ。ついに裏切り者のアイツと対決する時がきた。出撃前に、作戦は立ててきた。フォーメーションCだ。戦闘員のなかでも剣術に秀でた私と3号を中心に、標的を取り囲み波状攻撃をかけ、最後に怪人が得意の武器で息の根を止めるという、必殺のフォーメーション。これでヤツを確実に倒してやる。偉大なるわが組織のために。崇高なるわが組織の目的のために。じりじりと間合いを計る。私がヤツと直接対峙するのは初めてだが、なるほど手強そうだ。勝てるだろうか?ふと一瞬不安が襲う。しかし、すかさずそれを振り払う。勝てる。いや、勝つのだ。ピタッと足が止まる。仕掛けるときだ。戦闘員2号がヤツに襲いかかった。よし、いいスピードだ。私は心の中で思った。しかし。ヤツは動じず、2号が突き出した剣をはたき、返す腕で彼の顔面を打った。一瞬にして吹っ飛ぶ2号。早い!強い!その様子に躊躇したのか、少し遅れて4号が攻撃に移る。大地を蹴ってとびかかる4号。ヤツは身を低くしてそれをかわした。間髪を入れずに1号がつづく。しかし、カウンターの要領で正面から蹴りをくらい、宙にとばされた。体勢を立て直した4号が剣を振りかぶった。だがヤツはすかさず振り向くと、彼の手首を打って剣を落とさせ、おせじにもスマートとは言えない(しかし、その分重みを感じさせる)ワン、ツーパンチを放った。残ったのは私と3号、そして怪人。くそう、こうもあっさりと倒されるなんて。しかし考えているヒマはない。ひるまず攻撃だ。私はちらりと3号を見た。彼も私を一瞬見る。わずかなアイコンタクトで、軽くうなずき合うと、3号が剣を中段にかまえ、ダダッとヤツのふところに入った。ヤツが、4号の剣をひろって迎え撃つ。キン、金属音がした。ヤツと3号のつばぜり合いだ。徐々に押されていく3号。スキあり!今がチャンスと、私は剣を握りなおし、うしろからヤツに切りかかった。もらった!しかし、ヤツは3号を剣で押しのけると、後ろ蹴りを放ってきた。まずい!かろうじてステップを踏み横に跳んで逃げた。ヤツのつま先が私の手首をかすった。それだけで重い衝撃が腕を走り、たまらず私は剣を落としてしまった。ヤツがとどめを刺すつもりだろう、私に向かってきた。その後ろから、3号がやつの肩をつかみ、自分の方に振り向かせるとパンチを打った。ヤツのあごの部分にヒット!しかし効かない。人間の5倍の力でパンチをもってしても、ヤツには通じないのか?そのあとの、ヤツの3号への逆襲は目を覆いたくなるほどだった。持っていた剣を1回、2回、3回、右ななめからの袈裟切り、左ななめからの袈裟切り、そして上段から振り下ろす!完全に3号が息の根を止められた!私は怒りに震えた。仲間をこうまでも残虐に殺すヤツ、許せん。まだしびれが残る手で剣をひろい、「イーッ!」と一声、私はヤツに挑んだ。ヤツも応戦、剣と剣とがぶつかり合う。そのたびに火花が飛ぶ。4回、5回、徐々に刃がこぼれる。切り結ぶ音が鈍くなる。しかしかまわない。私も戦闘員と呼ばれた男。負けてなるものか。突然、お互いの剣が跳ねとんだ。またも手首に衝撃が走る。だが、ヤツが左手をゆるく伸ばし、右腕を後ろに引いた。しまった、間合いを計られた!「とぉっ」掛け声とともに、ヤツが振りかぶった右腕を私に叩きつけてくる。今までに受けたこともないような重い衝撃が体中を走った。意識が遠のく。「とぉっ」今度は左からの衝撃。さらに意識が薄れていく。「とぉっ」また右だ。だめだ、ヤツは強すぎる。われわれ戦闘員ごときが何人かかってもかなう相手ではなかった。「とぉっ」左。なぜあの幹部は、こんなヤツとわれわれを戦わせようとしたのだろう。われわれが戦闘を仕掛けてよいのは普通の人間だけだ。「とぉっ」また衝撃。もう何発食らったかわからない。「とぉーっ」いっそう太い声がかすかに聞こえた。なにか硬いものが私の胸を打ちこれまでの何倍もの衝撃が襲った。蹴りか。そういえばヤツはバッタの改造人間と聞いたことがある。これがとどめの一撃だろう。あぁ、これで終わる。つらい痛みからも逃れられる。やっと…楽に…なれる…。私の意識がうすれてゆく。そして、闇。…私は、妙なしかし見覚えのある部屋で目覚めた。どこだここは?「よし、運べ」聞き覚えのある声がして、私の体が持ち上げられ、長い廊下を経て暗い部屋に運ばれた。「今日からおまえは、戦闘員58号だ」なんと私は、闇のふちから呼び戻されたようだ。また、今日から戦闘員として新たな任務に就くことになった、らしい。よし、今度こそヤツを倒してやる。新たな闘志が体にみなぎる。そして、私は誓いも新たに、叫んだ。「イーッ!」-あとがき-いや、ライダーをはじめとする特撮ドラマの世界って、わりと主人公や主要人物以外、感情が出ない世界なんだな。特に戦闘員。妙な幹部からはこき使われ、時には実験台にまでされ、やることと言えば、およそ戦闘員の名からは外れたことばかり(あれじゃ工作員だ)。そんな彼らも、元はといえば人間(たぶん)。ライダーと戦っている時、彼らはどう思ったんだろうと、ふと思ったらこんな文を書いてしまった。もっと細かなところまで触れながら、いつか完全版を書いてみたいな、なんて思いながら、前回から今回、楽しんでもらえたらいいな、と…。(先日のコメントの返事に代えて)
2005.06.26
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私は、とある組織に所属している者だ。そこの幹部からは戦闘員5号、と呼ばれている。戦闘員1号から順に番号が振られているが、最後が何番までいるのかわからない。また、個々に固有の名前はもたない。常に戦闘員、もしくは戦闘員5号と呼ばれる。とくに不都合はない。戦闘員でありながら、私の職務は多様である。あるときはオートバイのレース場にいき、標識の向きを右から左の方向に変える。なぜそのようなことをするのか、説明はされていない。またあるときは、幹部の付き添いでドラム缶の影から、特定の人物を監視するだけ、ということもあった。これもまた理由はきかされていないままの仕事だ。しかし、それでいいと思っている。そうすることが組織のため、という思いで満ちあふれているからだ。ただ、監視にしても、標識を動かすにしても、私ならもっとうまく計画を立てるのに、と思うことはしばしばある。だがそれを口に出すことはしない。組織の命令は、その手順に至るまで絶対守るべきだからだ。それでよい。実は私の体、科学者の手によって改造されている。力や運動神経は並の人間の約5倍。変身能力も備わっている。ありがたい。普段の私は、全身黒のタイツで胸から腹にかけてあばら骨のような模様が描かれている。こんな姿では人目に付いて困るのだ。隠密に作戦が実行できない。まぁ、本来の職務である戦闘時には元の姿に戻るのだが。その方が本来の能力を発揮できるから。しかし、最近は普通の人間もあなどれない。これだけ力があるというのに、私と対等に戦える者が時おり現れるからだ。いつだったか、いかにもさえない中年の男性を拉致しようとして、つかんだ腕を力ずくで振りほどかれたことがある。作戦は失敗し、私は幹部からひどく責められた。私自身も、己の力を自慢に思っていたからショッカー、あ、いやいやショックだった。後にあれは、人間のもつ「火事場のクソ力」ということで納得したものの、失敗が重なると叱責どころか処刑されてしまうので、油断禁物だ。だから私は、作戦のないときトレーニングを欠かさない。専用の施設は、建物こそみすぼらしいが(なんでも外部からのカムフラージュとのことだ)、設備は整っている。棒術、剣術、格闘技、なんでも鍛錬できる。改造された体で鍛えてもそれ以上強くなれるのか、といったことは考えない。“怪人”と呼ばれる異形のもののとなりで同じようにサンドバッグを打ち、トランポリンを跳ぶ。少なくとも昨日より強くなった気はする。それでよい。私に友人と呼ぶ相手はいない。持ちたいとも思わない。言葉が通じ合えれば、任務遂行にはなんの支障もない。それに私と同じ戦闘員は世界各国に配属されている。どの者も日本語が話せる(どうやらこの組織の母国語は日本語らしい。これも昔の話だが、スイスの戦闘員と共同で任務に着いたとき「ワタシハ、ソイスカラヤッテキタ」とたどたどしい日本語で自己紹介されたことがある)ため、不自由は感じない。戦闘員に、家族も友人も必要ない。右手を上げて、ひとこと「イー!」と叫べば、組織への忠誠心が沸々とわいてくる。それだけでよいのだ。そのとき私は、いつものように施設でトレーニングに励んでいた。すると、天井のスピーカーから放送が流れた。「戦闘員1号から5号までの諸君、至急作戦室まで来い」しばらく前に新しく転属してきた、三葉虫のようなフォルムを持つ幹部の声だ。私はスピーカーに向かって「イー!」と叫び、部屋へと急いだ。「戦闘員1号から5号、おまえたちは怪人○○男をサポートして、裏切り者のアイツを倒すのだ。すぐにポイントX1に向かえ!」幹部の命令はいつも端的にしてあいまいだ。しかし、そんなことよりも私の胸は高鳴った。ついにヤツと戦う時がきた。元々われわれの仲間でありながら組織を脱走し、あまつさえこの組織を壊滅させようとする憎むべき敵。それがヤツだ。これまでに大勢の仲間が倒されたと聞く。死者を惜しむ気持ちはないが、組織に与えたダメージは深刻なもので、許すべからざる敵だ。全身に闘志がみなぎる。懇親の力で叫んだ。「イー!」さあ、戦闘の始まりだ!
2005.06.25
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えっ?何のって? そりゃ特撮・アニメのですよ。まず、富士山麓には、U警備隊や光子力研究所などをはじめ、基地がいっぱい。田子の浦湾はヘドラの出身地(?)だし、駿河湾沿岸には神ファミリー(ザンボット3)が住んでいた。清水にあるドリームプラザは、「大怪獣総進撃」で、ゴジラとツーショット(ついでに清水の街もその時破壊された)で銀幕デビューを果たしたし、マンガ「ドラゴンヘッド」では静岡市と焼津市の境にある、大崩海岸(と思われる場所)がエピソードのひとつとして登場。その焼津の港はこれまたゴジラに破壊され、御前崎には大空魔竜が浮上。そして、浜岡砂丘は言わずと知れた、ライダー対ガラガランダの決戦場にして、ショッカー総本部の場所でもある。浜松のパルパル遊園地に至っては、ブラック将軍自らがダブルライダーをおびき寄せるためにその名をクチにするし(あの口調で「パルパル遊園地に来い」って言うのがなんともおかしい)、ダブルライダーも実際ゲルショッカーの怪人軍団を相手に熱いバトルを繰り広げた。おっと忘れてた、浜岡砂丘は鉄面党(レッドバロン)のアジトもあったんだ。さらに伊豆に目を向ければ、キングコング対ゴジラの最終決戦で熱海城がぶち壊されたし、下田の別荘地では渡老人(日本沈没)が静養しながら、ツバメが巣を掛けないことを憂いていた…。こんなアニメ・特撮の密かなメッカ、静岡に住めて(静岡市自体には何もないのがチトくやしいが)、私は幸せだ~!しかし、未だかつて彼らの姿を一度も目にしていないのは、なぜ?
2005.06.24
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前々回、アニメ、特撮の決めゼリフについて書き込んだところ、別なアプローチで探ったら、というご意見をいただきました(チャフィーさん、zzr250さん、サンクス!)ということで、決めゼリフパート2!「おのれ~また出おったかアホウ鳥!」「お許しください、Drヘル!」「こんなこともあろうかと…」「急げヤマトよイスカンダルへ。人類絶滅の日まで、あと○○日」「ざまぁかんかんかっぱのへ~」「教師生活25年!」「ハァ~、ポックンポックン」「○○するベシ」「○○するでヤンス」「○○ざます~」「(鼻に親指をあてて)だ~いじょ~ぶっ!」「がってんがってんしょ~ち!」「ホンニョゴニョン」「ムンパッパ」「ビトーンビトーン」「ニュースだよっ、ニュースだよ」「豚もおだてりゃ木に登る」「ど~れ、おしおきだべぇ」(タイムボカンもキリがない)「ウララ~」「ロ~ボコン、0点」「トーカイリンリンソクチョウ、トーカイリンリンソクチョウ」「頼むぞ、ケ~ン」「ヤルッツェ、ブラッキン!」「ソレカラドーシタ?」「トリトンガ、キタ」「たったひとつの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔をたたいて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる」「光あるところに影がある。まこと栄光の陰に数知れぬ忍者の姿があった。命をかけて歴史を作った影の男たち。だが人よ名を問うなかれ。闇に生まれ闇に消える、それが忍者の定めなのだ。サスケ、おまえを切る!」今回は基本的に、ヒーロー・ヒロインを除いた、敵やサブキャラ、ナレーション(と、前回書き洩らしたもの)などで占めてみた。最後のふたつは、ご存知キャシャーンとサスケの、オープニングでの前口上。後口上まで含めれば仮面ライダーの「仮面ライダー本郷猛は改造人間である。彼を改造したショッカーは…」なども挙げられ、やっぱりキリがないですな(この前口上もいつかちゃんと分析してみたい)上記の「豚もおだてりゃ…」は、なんでも近年辞典に掲載されたらしい。また、同じく上記の「こんなこともあろうかと」は、宇宙戦艦ヤマトにおけるドラえもん(あの用意周到さ!)こと真田さんの、口癖であり真骨頂だが、これのおかげで彼のキャラクターをどれだけ印象付けたことか。とにかくとにかくこれらの決めゼリフ(と言えないものもあるけど)は不滅だ!もちろん、まだまだこの手のヤツはたくさんあれど、究極はやっぱり、これだろう。「飛んで火に入る夏の虫」「赤子の手をひねるよりやさしい」「冥土の土産に教えてやろう」そんじゃ、今日はこの辺で。シャラバーイ!
2005.06.23
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先日、車で出かけたとき、妻がこんなことを言った。「そういえば最近の歌って、“おまえ”っていう言葉、あんまり出てこないね」そのときカーステレオから流れていた曲は、甲斐バンドの「安奈」。♪安奈 おまえの愛の灯はまだ燃えているかい?♪この部分を聴いて、思ったらしい。勤め先の有線で普段かかっているJ-POP(←しかしこの言い方、なんとかならんもんだろうか。未だに慣れない)でも、“おまえ”って言葉は聞いたことがない、とのこと。うそっ! ホントにそうなのか?私は半信半疑のまま、近くの書店に向い、歌本の月刊誌で歌詞を確認してみた。ない。どこにもない。今月の新譜コーナーのページを見ても、「キミ」「あなた」「あんた」は至る所で使われているが、「おまえ」という言葉はみつからない。代わりにやけに目に付いたのは「ぼくら」「私たち」という単語。おいおい、そこの部分はどうみたって「おまえ」だろう?ワイルドタッチ(←死語?)な詩の文脈から、ぜったい「おまえ」としか入れようがない部分にまで、しっかりカタカナで「キミ」…。なんてこった!たしかに、まったくないわけではない。しかし作詞家の名前をみると、ほとんどと言っていいほど、古く70年代から活躍していた大御所ばかり。結局、1冊ざっと目を通した(パラパラと見た以上、じっくりと見た未満)限り、「おまえ」という言葉は数曲しかみつけられなかった。へぇ~って感じ。今の歌は、男が女に対して「おまえ」っていうの、流行らないのか~。今って、そういう時代?男尊女卑を尊ぶ気はまったくない。男の方が女よりエラい、と声高に叫ぶつもりも、毛頭ない。もちろん歌によって「キミ」「あんた」「あなた」「YOU」使い分けるべきだとも思うよ。だけど。だけど。だけど!ためしに、70年代の歌から「おまえ」を「きみ」に置き換えてみよう。「HERO 引き裂かれた夜に キミを離しはしない」「燃えろいい女 燃えろ夏子 まぶしすぎるキミとの出会い」「オイラは宿無し キミには 暖かなぬくもりも やれやしない」「ハイティーンブギ 明日こそキミを 幸せにしてやる これで決まりさ」…う~む、なんだかしまらない。近藤マッチなんか、ただ気障な兄ちゃんにしか見えない。甲斐よしひろや世良ちんの骨太さがどこかに消えていく…。そうか、今はだいたい骨太な歌手があんまりいないのか、って決め付けるのは早計だけど、玉置宏の名口上「歌は世につれ、世は歌につれ」をなんとなく思い出してしまった。まぁ、女性の社会進出も当たり前のようになってきた時代に、「おまえは俺が守る」ってな歌も流行らないかもなぁ。逆に、「あなたは私が守る」的、女性の男性風愛(←造語)の歌が増えてもおかしくないか…。だけど。だけど。だけど!やっぱり骨太な歌も聴きたいぞ!もっとがんばれ長渕剛!(なんでだ?)
2005.06.21
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それにしても、アニメや特撮にはなんでこうも決めゼリフが多いんだろう?「ジャンプ一閃赤い風 うなって踊る核のムチ」「スピード一番青い星 ギラリギラギラ電気剣」「チョップ一撃緑の火 目から火の出る重力パンチ」「ヒラリ一転桃の花 咲かせて散らす磁力盾」「真っ赤に燃える正義の血潮 悪を切り裂けアトム撃ち」「怒りのエレキで鍔鳴りさせて 守って見せるぜ青い地球」(今ひとつゴロが悪い)「重いパンチがうなりをあげりゃ 緑の風が渦を巻く」(クローバーキングにゃもったいないか)「娘十八涙を捨てて 戦場(いくさば)に咲く桃の花」「もうひとついかが?」「も~けっこう」(ついジャッカー諸君のは四人分全部書いてしまった)「ジャッカー電撃隊行動隊長、番場壮吉…よろしく」「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ 悪を倒せと俺を呼ぶ 俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」「おどば阿蘇山たい~!怒ればでっかい噴火山たい~」「この日輪の力を恐れぬならば、かかってこい!」(別バージョン「かかってまいられぃ」)「いっちょこい!」「ス・ペ・ク・ト・ル・マ・ン、ヘ・ン・シ・ン・セ・ヨ」「了解!」「みんなー! 尻尾を立てろー!」「マジーン、ゴォー! パイルダー、オーン!」「ファイヤー、オーン! スクランブルダーーッシュ」「シュート、イン! ダイザー、Go!!」「だが、日本じゃ~2番目だ」(怪傑ズバットは決めゼリフの宝庫)「変幻自在に悪を討つ、平和の使者、流れ星」「耳の穴をかっぽじってよ~くお聞き!あるときは…(略)だがその実体は、愛の戦士キューティーハニーさ!」「実体を見せずに忍び寄る白い影 科学忍者隊ガッチャマン!」んも~キリがない。さらにキリヤマ隊長の「なにっ?」、ボスの「ジャンジャジャ~ン!」、目玉のオヤジの「おい、鬼太郎」な~んてものまで含めれば、一万字あったって足りないほどだ。だけどこの決めゼリフ、言った本人の声とともに、ずーっと覚えてるんだよな~。たとえ嵐が吹こうとも、じゃなくたとえ本編、ストーリーは忘れても。番組の顔が主題歌なら、これらのセリフは番組のエッセンスだな。たとえば冒頭のジャッカー。戦闘員と戦っている最中、こんなかっちょいいセリフを言ってるヒマ(しかも、誰に向かって言ってんだ!)があったらもう少し真剣に戦え~!ピンクレディの振り付け合戦なんかしてんな~!でもやっぱりこのセリフがでると、待ってました~、なんだな。というか、これなしにはジャッカーは語れない。今時のアニメ、特撮はよく知らないけど、やっぱりいろいろあるんだろうなぁ(あっ、ルフィーの「俺は海賊王に、なる!」もそうかもしれない)。アニメ、特撮番組に欠かせないもののひとつ。それが、決めゼリフだ!
2005.06.20
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宇宙猿人ゴリの野望から地球を守るために戦う蒲生譲二。彼は宇宙に浮かぶネヴュラ71遊星から指令を受けて、スペクトルマンに変身するのだ。そう、スペクトルマンは自分の意思では変身できない。必ずネヴュラ71にお伺いを立て、許可されなければならない。さてこのネヴュラ。いったい何者?ってのが今日のテーマである(面白いネタを振ってくれたチャフィーさん、サンクス!)。まず、ネヴュラとスペクトルマンの関係を考えてみよう。地球を守ることを一種の職務と位置づけた場合、劇中何度となく交わされる彼らのやり取りから、ネヴュラはスペクトルマンの上司的存在であることがわかる。現地に派遣され職務を全うすることを義務付けられたスペクトルマンがサラリーマンなら、その職務に対してきちんとした成果が上がるよう指示を出すネヴュラは、さしずめ営業所(遊星)に待機して部下にハッパをかける所長といったところだ。ときとして上司の指示は、部下にとって冷酷なことがある。スペクトルマンの場合、小の虫を犠牲にして大の虫を生かせ、という類の命令が、特に初期の頃(地球就任してまもなく)盛んに出された。ゴリの陰謀からこれ以上被害を拡大させないため、目の前にいる恐怖の公害人間を速やかに処分しろ、といった具合に。その命令にたびたび戸惑い、ついに無視してしまうスペクトルマン。すると、ネヴュラは即刻「オマエハクビダ」とばかりに彼を任務から外してしまう。ま、といっても最後には復職させるんだけど。こうしてみると、ネヴュラは厳しいけれどしごくまともな上司である。冷淡に見えて、その実職務に対して適切な指示を出している、やり手の上司だ。しかし。ネヴュラ遊星人は、スペクトルマンに厳しい指令を出しながら、実は彼に対して案外甘いところもある。サタンキングとの戦いでは、右腕を負傷した彼にスペクトルガンを貸し与えているし(腕を負傷して銃を与えるってのが、武器の選択という点で疑問が残るけれど)、先にあげた恐怖公害人間のエピソードでは、最終的に、人間を元通りに治すためスペクトルフラッシュを応用した治療法を助言しているし。物語の後半になればなるほど、無理な命令を出すことも少なくなったのは、ネヴュラ遊星人がスペクトルマンの業務能力を認め始めた証しとも取れる。うがった見方をすれば、ネヴュラはゴリと戦わせてスペクトルマンを成長させるために、地球に送り込んだのではないか?蒲生譲二の素行をみても、最初はおっちょこちょいの三枚目でしかなかったのが、後半には実に味わい深い人物になっている。スペクトルマンは、確実に成長しているのだ。ネヴュラのおかげ(とゴリのおかげ)で。…もしや、ネヴュラ遊星から命令していた人物とは、スペクトルマンの親父ではなかっただろうか?単なるビジネスライクに徹した上司だったら、たびたび命令違反を繰り返すスペクトルマンを見逃すわけはないし、ましてやサイボーグ(道具)としてみているだけだったら、ムーンサンダーとの戦いで重症を負った彼を即刻廃棄処分にしてしまうはずだ。代わりの道具があるにもかかわらず、再使用不可能なものを、わざわざ時間をかけて修理などしないように。千尋の崖へわが子を落とすライオンのごとく、あえてスペクトルマンを過酷な状況下に置いて、厳しく育てる。上空(宇宙)から見守り、ときにアドバイスをしながら。そしてネヴュラは、自分の正体をスペクトルマンにけっして明かさない。窮地に追い込まれたとき、親を頼りにしてばかりでは成長の妨げになるからだ。あの機械的な「スペクトルマン、ヘンシンセヨ!」の声も、正体がばれないようにとの配慮からではなかったか。そんなスタンスでネヴュラの言動を見ると、あの理不尽な命令が一気にひっくり返る。あれはネヴュラの、親としての息子への叱咤激励の表れだったのだ。物語の最後、ゴリの野望を打ち砕いたスペクトルマンは、ネヴュラ遊星に帰還していった。戦いに傷ついた体をおして、ついにたどり着くスペクトルマン。すると、彼を出迎えた人物が言う。「よくやったスペクトルマン。いや、○○○○」どこか聞き覚えのある声に顔を上げるスペクトルマン。「そ、その声は!?」おもむろにマスクを外したその人物。それは…<この回、了>
2005.06.19
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いや、本題とは全然関係ないタイトルだけど、昨日のクイズグランプリがちょっとまだ抜けきらなくて。さっそく問題。じゃない、本題(←くだらん!)もしあなたが道を歩いている時マンションや高層ビルを見かけたら、5階の窓あたりをちょっと見てください(くれぐれもジロジロ見ちゃいけないよ)。その高さ。仮面ライダーがライダーキックを放つ際ジャンプする高さ、なのです。そりゃあれだけの高度から急降下して蹴られるんだから、怪人も吹っ飛ぶわなぁ、と実感できるはずです。次にその上、6階を見てください。その高さがマジンガーZの身長です。そのまた上の7階はグレートマジンガーになります。さすがグレート、Zよりもひとまわり大きい。それから一気に10階あたりまで見上げると、今度はグレンダイザー。Zよりもグレートよりも、かなり大きいことがわかりますね。もしあなたの見ているビルに、もっと上階があれば、13階付近を見てみてください。その高さがだいたいウルトラマンの顔の位置です。17階まで行くと、ウルトラマンタロウや初代ゴジラの身長。プラス2階で、身長57メートル、でおなじみのコンバトラーV…。もちろんこれ、大体の目安なんで誤差があってもご勘弁を。でも、こうしてみるとなんとなくヒーローの実体がイメージできるでしょ?街を歩いている時のちょっとした楽しみとしてどうぞ。(オマケ。あなたがもしマンションの6階に住んでいたら、Zに乗った兜甲児と同じ目線で地上が見れますよ!)ただ、くどいようですが、マンションにしても企業ビルにしても、あまりジロジロ見ないようにくれぐれもご注意を。然る所に通報されても責任は取りませんからね。では最後に、どれだけしつこく見ていても誰にも通報されない所を見て、もっとスケールの大きなものをイメージしてみましょう。地域限定で申し訳ない。もしあなたの街から富士山が見えたら、頂上付近を腹の高さに見立ててひとりのヒーローを思い描いてください。そんな無茶苦茶なデカさまで巨大化した事のあるヤツが、ひとりいます。そいつの名は、スペクトルマン!!
2005.06.18
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今、テレビはクイズ番組ブームなんだろうか?毎日どこかのチャンネルで、必ずと言っていいほど、クイズ、クイズ、クイズ。曜日によっては日に3本ものクイズ番組が放送されてる。なんだかな~。そりゃ、ニュースやドラマと違って視聴者も擬似参加できる分(「みなさんも一緒にお考えください」ってね)、建設的なのかもしれないけど。しかし、こうも多いとちょっと辟易だ。回答者として出演する芸能人もあまり変わり映えしないし。ま、そのおかげでいろんな雑学を知ったり学生時代に勉強したことを思い出したりできるから、悪いことばかりじゃないとは言えるのかも。でもなぁ…。さて、クイズ番組といえば。その昔、ゴールデンタイムのど真ん中に15分だけ放送されていたクイズ番組があった。しかも、月曜から金曜まで週5回も。その名は「クイズグランプリ」!この「クイズグランプリ」、ただ普通に読んではいけない。司会の小泉博のごとく、「クイズ、(ここで少しタメ)グラン~~プリ!」と、明朗に歯切れよく読もう!今ではめずらしい15分番組のせいか、システムはきわめてシンプルだ。司会、アシスタント(←よく替わってた)1名ずつ、回答者は4~5人(正確な人数を忘れてしまった)。それと、ジャンル(芸能音楽・文学歴史・ノンセクションなど数種類)ごと、縦に10,20,30,40,50と書かれたカードがはめられた大きなボード。セットはこれだけ。ルールは、初めに司会者がボード左上のジャンルの10のカードを引く(それぞれのカードに書かれている数字がそのまま獲得ポイントになる)と、その後ろに問題が書かれており、早押し形式で回答していく。正解者は好きなジャンルのカードを引くことができるが、ポイントを飛び越して選ぶことはできない。そして、番組の最後までに一番多くポイント数を獲得した人が優勝!となる。(番組中、最後の1枚までカードが引かれることはなかった。さすが15分番組のアバウトさ!)ここで小泉博の名口上を借りれば「賞金は10点につき千円ずつ(もらえる)。どこかにチャンスカードが2枚隠されています」そう、チャンスカード。この番組のキモだ。ポイントカードの後ろに隠されているため、どこに入っているか回答者には分からない(とは言え、たいていどれかのジャンルの30~50の所にあることが多かった)が、運よくそれを引いた人は獲得ポイントが選んだカードの2倍もらえる(しかもその問題だけは、回答権が引いた人だけに与えられる)という、まさにお得な“チャンス”カードなのだ。…ふう、15分番組のことなのに、ここまで書くのに30分もかかってしまった。それはともかく、もう一度この「クイズグランプリ」見てみたい(一度でいい)。なんたって15分。せわしない進行だったんだろうな。シンプルすぎて、この番組に特別な思い出ってのはないけれど、司会者・小泉博の流暢な口調とチャンスカードが出たときのチャイムの音色はyあっぱり耳に残ってる。「芸能音楽の10」「文学歴史の30」このフレーズも、しっかり心に刻まれている。よほど集中して見ていたのか?私(いや、毎日見ていたからだ!)当然というかなんというか、はるか昔に番組は終了してしまったが、この「クイズグランプリ」のシンプルさは、今の「パネルアタック25」に受け継がれていると思うがいかがだろうか?さて、最後にクイズです。「クイズグランプリ」を含め、70年代クイズ番組に関する問題。Q1 「クイズグランプリ」の“グランプリ”という言葉は、番組上どんな意味があったでしょう?Q2 「クイズグランプリ」とともに70年代を代表するクイズ番組「ベルトクイズQ&Q」のクイズシステムは?Q3 あの大野しげひさが司会を務め、当時の新幹線到着駅をパネルに(新幹線を題材に)した、優勝すると副賞として「少年キキング1年分」がもらえたクイズ番組のタイトルは?正解は…誰か教えてくれ~!あ、おまけにもうひとつ問題。今回のブログに“クイズ”という言葉は何回使われているでしょう?(商品は無いよ)
2005.06.17
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前回予告したあいつら。コクピットの中で、愛車を壊しながらも(チッ、スタビサイザーを打ったか)ひたむきにゴールを目指して爆走する、熱いあいつら。今回は、そんなあいつらがアクセル全開でひた走るマンガ、「サーキットの狼」の話。1970年後半、社会現象にもなったスーパーカーブームの火付け役、とも言われる「サーキットの狼」。当時、このマンガを夢中で読んでた子供たちは免許もないクセして、おれはカウンタックがいい、いや乗るならやっぱりポルシェ930ターボだよ、と、次に買い換える車を選ぶ世のお父さん以上に真剣に語り合っていた。まぁ中には4シーターだから使い勝手がいい、という理由でランボルギーニウラッコを推す、大人びた中学生もいたけれど。ちなみに、私が当時一番好きだったのはフェラーリ308GTB。あの流石島レースでフェラーリの女豹が駆った車だ。V8エンジンで最高速252Km。まだスペックを覚えてる。もちろん、実車を買うお金など今も昔もなく、現在1/18スケールのモデルカーがテレビの上に駐車しているのを毎日眺めている次第(モデルカーだけど、買ってくれた嫁さんに感謝!)話を「サーキットの狼」に戻そう。このマンガ、今読んでも熱くなる。っというか暑苦しくなる。特に、公道グランプリからA級ライセンス獲得試験レース、そして流石島レースまでの話は一気読みできるほど熱いバトルが繰り広げられ、読むものを飽きさせない。…しっかしマンガの常套手段とはいえ、レース中のレーサーがあんなにしゃべってるヒマがあるのか?(もはや恒例の“想像してみよう”。レース中、先行車を今まさに抜こうとしているレーサーが、「ふっふっふ、俺のこの水冷12気筒3600CCエンジンから繰り出す強烈なパワーで、お前のそのマシンなど軽くぶっちぎってくれようぞ」とほくそ笑んでる姿を)A級ライセンス獲得レースにしても、ちょっと冷静に考えれば、とりあえずライセンス取得が本来の目的のはずなのに、なぜそんなにみんな1位を目指すんだろう?よっぽど負けず嫌いなんだなぁ(いやこれ、レーサーにとって一番必要なもの、と本で読んだことがあるけど)と、まぁそんなチャチャもあるが、おもしろさにはなんら影響がない。あえて小型車(ロータスヨーロッパ)でフェラーリやランボルギーニなどのハイパワー車に挑む(ここがキモ!)、熱き主人公・風吹裕也。その風吹のライバルで、どこまでもクールな(だけど魂はやっぱり熱い)、ポルシェ使いの早瀬左近。そして早瀬の妹にして風吹の恋人、早瀬ミキ(ふたりは後に結婚)。悪役ドライバーのピーターソン隼人(トヨタ2000GT)に、警官レーサーの沖田(フェラーリ・ディノ)と土方(リジェ)。魅死魔の国友(フェアレディZ432)やハマの黒豹(カウンタック)、実在の人物でジャッカー電撃隊にもゲスト出演したこともある切替徹(マセラッティボラ)。まだまだ登場キャラクターは数多いが、みんな、みんな熱いやつらばっかりだった。おっと、名解説者の辻本さんと谷田部オーナーも忘れちゃいけない。風吹裕也の姉、風吹ローザにその婚約者(かつプロレーサー)飛鳥ミノル。…やっぱり熱いやつらだったなぁ。しかし、「サーキットの狼」の魅力はただ“熱い”ばかりではない。「ダキダキちゃんよ~。ミキ、君をだきしめるのだから」「ボクのポルシェターボちゃ~ん」「キミ、一口掛けようか?」(これ、なんのこっちゃ?でしょう。 これは実際にマンガを読んでみないと面白さはわからないかも)マンガ家池沢さとし独特の感性が爆発したような、劇中折々に入るギャグがまたすばらしい。この硬軟織り交ぜた展開が良いのだなぁ。四輪ドリフト。ブレーキングドリフト。慣性ドリフト。ジャンピングターンフラッシュ。風吹や早瀬がレース中に編み出したコーナーリングの技の数々。これって、ロケットパンチやスペシューム光線等の必殺技に通じるものがある。さらに、そんな技を繰り出しても、当人が優勝(勝つ)とは限らないスリリングなストーリー。そしてまた、読んでいるだけで登場する車のスタイルはもちろん、性能まで自然に覚えてしまうほど正確な描写(やはり実車を登場させてるからなぁ)も、魅力のひとつにあげられるだろう。最近まで、文庫や特装版など形を変えて何度か復刻されていたので、現在でも読むチャンスは大いにある。これから暑い夏を迎えるにあたって、さらにホットになりたい方は、ぜひ一読をお勧めしよう。ただし、交差点を曲がるときに、いちいち「うぉおおおお、ぶっ飛べ俺の○○○○!」(←自分の愛車の名前を入れよう)と叫ぶクセがつくかもしれないが…。最後に。このマンガ、実写で映画化されたことがある。本編はマンガほど熱くなれないが、子門真人が歌う主題歌は傑作だ!
2005.06.16
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何を隠そう、私の勤め先はカーディーラー。ということで、半ば強引に、今回は特撮番組に登場したスペシャルカーのことをば少々。やっぱりこの手の車って、ベース車のスタイルがカッコよくないとなぁ。で、ちょっと思い出してみると。スカイライン(流星人間ゾーン)、フェアレディZ(ロボット刑事)、ホンダZ(ジャンボーグ9)、マーク2(ウルトラマンA)、コスモスポーツ(帰ってきたウルトラマン)、初代RX-7(宇宙刑事シャイダー&ウルトラマン80)、外車を見ても、フィアットX1/9(ジャッカー電撃隊)、あたりがまず目に浮かぶ。さすがにほとんどクーペかハードトップ。うん、分かる気がする。たしかに当時としてはカッコいい(人気があった)車ばっかりだ。まぁ中にはラビットパンダ(ウルトラマンタロウ)なんて、本気か冗談か判断に苦しむのもあったけど。そういやイナズマンのライジンゴー、ゴレンジャーのバリタンク、バロム1のマッハロッド、のベース車ってなんだろう?あと笑っちゃったのが、トリプルファイターに出てきた敵、デーモン族(!)のデーモンカーは黒塗りのスバル360。子供ながらにこりゃ低予算な番組だと気付いてしまった…(SATカーはわりとモダンだったのに…)しかし、やっぱり、われらが世代の特撮スペシャルカーといえば、ポインターではないかと。U警備隊のメカに共通する、シルバー色に黒のライン。ピラーレスハードトップやホワイトタイヤも、今見てなおイカす。機能美と未来感の融合。リアルとファンタジーの調合。ポインターという名前の妙。すばらしいの一言だ。唯一、ななめ後ろから見た絵が、クオーターパネル(リヤドアの後ろ側面)のもったり感を見せてしまうが、全体のバランスをみても、とても昭和40年代前半に産み出されたデザインとは思えないほど良い。それと、シンプルな装飾にも注目したい。外見上、兵器と気付かせるような架装は最小限で(やっぱり武器は格納式!ボンドカーを見よ)、あくまでも車の枠からはみ出していない。ここがまたカッコイイところなのだ。何年か前、個人で本当にカスタマイズしてポインターを作った人がいるってのを雑誌で見たとき、本気でうらやましかった。ベース車がクライスラーインペリアルではなかったけど、あのシルエットは十分にポインターだったなぁ。やっぱり、一番“一度は乗ってみたい特撮カー”は、車幅のつかみづらさや後方視界の悪さを差し引いてもポインターだな。次点はMATカーとズバッカー(あれで空を飛びたい)。その次は…K-100かな。ウルフ777(ウルトラマンタロウ)なんて死んでも乗ってやらない。装飾過多すぎ! ラビットパンダは…乗るのにかなりの勇気がいりそうだ。ところで、特撮界で一番頑丈な車は?と聞かれたら、迷わず蒲生譲二が乗っていたノーマルのセリカ、と答えよう。なんたってロールバー無しで、高いたか~い崖から転落しながら、へこみも破損も(フロントガラスさえも)パンクもしなかった…ところで、このMAT(ブログ名ね)の世界で車を語るのに、あいつらのことを欠かしちゃいけない。うぉおおおお~、○○~!!の、あいつらのことだ。というわけで、次回はコクピットの中で吼えまくってる、暑苦しさ全開のあいつらのことを語ろう。
2005.06.15
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前回自転車で仮面ライダーのマネを…なんて書いた。そう、手放し変身ポーズもやったなぁ。あの振りだけでもしっかり体重異動してるんだなぁと、バランス崩してコケてから気がついたっけ(ライダー2号の、最後に腕を曲げたとき-変身、の“身”のとき-)。しかし。実はそれ以外にも、テレビやマンガのキャラクターをマネしたことがあるのであった(もったいぶるこたぁないか)。感化されやすいタイプなんで…。ってことで、今回はマネっこアニメ・マンガ編。昔むかし、ヒーロー、ヒロインはいろんなものを口にくわえてた。タバコ、パイプは元より、笛、トランペット、いやいや、ニヒルなキャラクターなら草、木枯らし紋次郎なら房楊枝、ドカベン岩鬼なら葉っぱ。そして、キューティーハニーはシルバーフルーレ、じゃなく、薔薇。私はアニメのキューティーハニーの大ファン。小学生のころ、一番惹かれたのは変身シーン、と言いたいところだが、エンディングテーマだった。「夜霧のハニー」は70年代アニソン屈指の名バラードなんであるが、で、当然曲もとてもとても好きだったが(今でもだ)、それ以上に、曲のバックに映し出される映像映像にシビレタ!なかでも、ふせ目がちに薔薇をくわえた、憂いに満ちたあの表情がたまらなく好きで、あの絵一枚を見たいがためにチャンネルを合わせたといっても言い過ぎではないくらい、よかった~。さてそんな頃。小学校で遠足があり、安倍川の河川敷(遠足というにはあまりにも近い距離だった)に行ったその帰り道。弁当やお菓子を食べちゃった分軽くなったナップサックを背負って土手を歩いていると、道端に花が咲いてるのが目に留まった(何の花かはよく覚えていない。タンポポとかそんなのだったんだろう)。その瞬間、ピーンときた。あれを摘んで口にくわえたらカッコイイんじゃないか?イメージはもちろんハニーのあの絵。思わず実行に移す。頭の中に流れる曲は、もちろん「夜霧のハニー」。もう完全に自己陶酔の世界。おぉ、俺ってハニーのようにカッコイイ!!…しかし想像してみよう。先生に引率され二列で歩く小学生の列。その中に、ひとりだけうっとりしながらタンポポをくわえて歩いているヤツ。明らかにヘンだ。しかも、神隼人でもない、岩鬼正美でもない、スナフキンでもイチローでもない、本人の中では如月ハニーになりきってる…。どう見たってヘンだ。さらにはそのヘンさ、とうとう家に帰るまで気付かなかった(己の恥ずかしい姿に人知れず赤面したのは、ずーっとずーっと後年になってから)。あぁ、今思い出しても…。昔むかし、ど根性ガエルは私の中でちょっとイキなマンガだった。舞台は下町なれど、どこか都会っぽさが感じられてとても好きなマンガであった。ウガリキウガリキ(←ヒロシやゴローちゃんが力んだ時に発するセリフ)、は、よくマネた口癖だ。さてある回での冒頭、南先生が八百屋でリンゴをひとつ買い、歩きながらかぶりつく、なんて場面があった。イキだな~、いやもちろん小学生の私がイキなんて言葉知らなかったけど、とにかくその場面にしびれた。歩きながらリンゴ食べるなんて、な~んてカッコイイ!よし、さっそくやってみよう。当時リンゴは1個いくらしたんだろう? 小遣いをもって、近所の商店街にある八百屋へ直行、赤くてイキな小道具を手に入れた。袖口で軽く拭く。さーて南先生に変身だ。マンガと同じように、片手をズボンのポケットに入れ、おもむろにかぶりつく。おぉ、これだ。商店街を、ちょっと気取って歩きながら、リンゴを二口、三口とかじる。う~んカッコイイ。同級生の女の子に会わないかな、この自慢の姿を見せてやれるのに。そんなことを考えながら。…しかし、これも想像してみよう。半ズボンのポケットに片手を突っ込んでリンゴにかぶりつきながら気取って(実際はヨタりながら)歩く小学生の姿…やっぱりヘンだ。どうしたってこれは南先生じゃなく、単なる悪ガキにしか見えない。さすがにその時はすぐに気がついた。もしかしてこれ、カッコ悪いかも。しかもリンゴは空気に触れるとたちまち変色していく。それでももったいないから芯を残して全部食べた、は良いけれど、芯を捨てる場所がない。ポケットに入れても汚れる。仕方なく、手にしたまま家のゴミ箱に捨てた。時は夕暮れ。すぐに晩飯。事前にリンゴまるまる1個を食べた小学生にとって、その日の夕食は実に切なかった…。あー恥ずかしい!まったく書いてて赤面の至りなんだが、でも見方を変えるとそれだけインスパイアされちゃうほど、マンガもアニメも(特撮も)濃かった、といえるのかもしれない。ライダーごっこ、怪獣ごっこ(なぜウルトラマンごっこと言わないんだろう?)を例に出すまでもなく、やっぱりカッコイイものはマネしたくなるもんなぁ(ねっ、チャフィーさん、zzr250.comさん?)。今、道端でマジレンジャーごっこしてる小学生って、いるのかな…?
2005.06.14
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小学生の頃、テレビマガジンを見ていてふと一枚の写真に目を奪われた。一文字隼人がハンドルを握ったまんまバイクの上にうつぶせになって寝ている姿。コメントには、「一文字隼人の水平乗り」と書かれてあった。カッコイイ!説明によれば、こうすることで空気抵抗を減らし、より加速力がアップできる、とのこと。そうか、こうすれば早く走れるんだ。感心、そして納得した私は、さっそく実験に移った。My自転車で。期待に胸膨らませてペダルをこぎ始める。加速よし。スピードものってきた。いよいよ実験開始だ。サドルからお尻をずらす。そのままの姿勢ではカトちゃんの酔っ払い乗りだ。ただちに足を荷台に乗せ、顔をできるだけハンドルの高さまで下げる。できた、水平乗り!僕にも弾けた、はジャイアント馬場のCMだが、あのライダーと同じことがこの私にもできたのである。スゲーッ!その時、My自転車はサイクロン号に、私は人間の自由を守るためにショッカーと戦う仮面ライダーに変身したのだ!しかし、変身していた時間はあまりにも短かった。ウルトラマンに変身したハヤタよりも。その姿勢ではペダルが踏めない。加速どころか減速する一方。やむなく姿勢を元に戻して、再びこぐ。加速。そして水平乗り。またも減速。自転車がふらつき始める。またこぐ…。しばらく繰り返し、エネルギーを使い果たした私は、それ以上ライダーに変身できなくなり、仕方なく普通の小学生に戻った。そして思った。あ~オートバイがほしい!これまた小学生の頃のこと。たぶんツノダの自転車の景品だったと思う、エンジンカードなるものがあった。セルロイドか薄いプラ板でできていたんだろう、一辺が数センチ四方のカード状のものを、自転車のスポークにかかるように取り付け、タイヤが回るとそれが当たってバタバタとエンジンみたいな音が出る、という代物だ。今思えばまったく子供だましの景品だが、当時、私は子供だったからしっかりだまされた。CMを見て一発でほしくなった。しかし手に入らなかった(まさかそれがほしくて新しい自転車を買って、なんて親には言えないもんなぁ)。でもやっぱりほしかった。近所の友人と考えた。何か代わりになるものはないか。そして見つけた。メンコだ!リヤタイヤのステーの部分に無理やりセロテープでぐるぐる巻きにされた小型のメンコ(チイメン、と呼んでいた)。これでどうだ?走ってみた。おぉ、音が出る!バタバタバタ、CMで聞いたあの音に負けていない。やった、ザマーミロ!何かを征服した気分。ひそかな優越感。得意になって、近所の道を走り回った。CMで少年が最後に言うセリフ「エンジンカード、つけて、あっそぼう!」(←独特なイントネーション)を何度もわめきながら。しかし、これも長くは続かなかった。バタバタバタが途中からパスパスパス、となんとも間の抜けた音に変わってしまう。そして、パスッパスッ…沈黙。なんだ?と思って見てみると、ステーについた部分からしっかりメンコが折れていた。仕方なく家に戻ってもう一度つけた。今度はちょっと厚めのヤツ。ペダルをこぐ。バタバタバタ…パスパスパス…沈黙。ちくしょう、チイメンじゃだめだ!子供心に悟った私と友人は、次にデカメン(大きなメンコ)を用意した。これなら簡単には折れないだろう。うん、チイメンよりよっぽど厚いしな。うなづき合った私たちは、すぐに取り付けた。装着完了。そして走り出した。カンカンカン。さっきとは明らかに違う、力強い音。力強い?これじゃエンジン音に聞こえないじゃん。しかもすぐにまた別の音がした。ビチッ。心なしかペダルが軽くなった気が。なにっ、とキリヤマ隊長ばりに振り返り、後輪を見た。スポークとデカメンが当たる衝撃に耐え切れず、テープが破れている。傷だらけのデカメンがぶら下がってる。友人のはさらにひどく、テープが完全にはがれていた。視線をたどっていくと、何メートルか後ろに落ちていた。ありゃ。だめだ、もっとしっかり固定させなくては。もはや、意地。エンジン音なんて関係ない。僕らのエンジンカードを長持ちさせるただそれだけが目的になっていた。今までの何倍ものテープでがっちり固める。これならどうだ。むきになってペダルを蹴る。その瞬間。ガキッ。いや~な音。ペダルがこげない。しっかりデカメンがスポークの回転を邪魔してる。タイヤが回らない。くっそ~デカメンでもダメなのか…。ついに私たちは自家製無料のエンジンカードをあきらめた。無念。後に残ったのは夢破れた疲労感とボロボロのメンコ、そして大量のセロテープのゴミだけだった。そして思った。あ~やっぱり本物がほしい~!子供の頃、自転車は夢のマシンだった。これら以外にも、手放しはもちろん、本郷猛のマネをして腕を突っ張り肩を左右に揺らしながら乗る“ライダークロージングシーン”をやってみたり(異様に疲れるのですぐやめたけど)、5段変速のスポーツ自転車に乗ったときは、砂利道などで後輪ブレーキを使ったスピンターンを連発させたり(ラジアルタイヤじゃないとウマく滑らない。片減りするのが難点)。フラッシャーつきの自転車は、ついに買ってもらえなかったけど、セミドロップハンドルは、少しだけ「サイクル野郎」の気分になれた。思えば、仮面ライダーが子供にヒットした理由のひとつに、オートバイに乗っていたから、ってのもあった筈だ。ペダルをこぐ鬱陶しさはあるにせよ、同じ二輪車、気分だけは同化できたもんなぁ。ヒーローが自動車に乗ってたんじゃこうはいかない。ライジンゴーに乗るイナズマンのマネなんて、できっこない!(だから仮面ライダーブラックRXはダメなんだ。な~にがライドロン!あれじゃ仮面ドライバーだ!)今度自転車に乗ったら、人気のない道で久しぶりに水平乗りなんてやってみようかな?(いかん!荷台がついてなかった!)
2005.06.13
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だいたい、スーパーロボットなんてのは最初無敵なんである。敵との対峙から、まずは小技で牽制し、相手の特性を推し量りながら中技で弱らせ、そして最後にとどめの大技、You win!!敵ロボットがミサイルを出そうが強力な爪で立ち向かおうが、怯むのも一瞬。誰か身内が人質に取られ、手も足も出まいとばかりに一方的な攻撃を受けてもどこが壊れるわけじゃない(パイロットはたまったもんじゃないが)、やがて何かのきっかけで形勢逆転、「今まで痛めつけてくれたおかえし、たっぷりするぜ」の声とともに大技連発、うなる主題歌メロオケ、あわれ相手は粉みじん…。これ、貶してるんじゃなくて、スーパーロボットのバトル理論(ってほどでもないけど)がいかにその強さをわかりやすく印象付けるか、を言いたいんである。あれだけの攻撃を食らっても不死身なんて、さすが○○ロボは強い! やっぱり王道たるもの、こうでなければならぬ。あなたこそヒーロー! なんてね。そして、だから。回を重ね、中盤あたりから、腕を破壊され、どてっ腹に穴をあけられるようになったマジンガーZを見た時、ハラハラするのだ。あの無敵のZがこんなになっちゃうなんて!大丈夫かZ! どーすんだ兜甲児!!実際、ジェットスクランダーの開発~アイアンカッター、ドリルミサイルなど、Zに続々と新兵器が誕生する頃から、相対的にその壊され方もエスカレートし始めた。腕を爆破され(元々ロケットパンチが発射された後のZの腕自体が、見てはいけないもののようだったのに)、ホバーパイルダーを溶かされ、腹を切られ…。アフロダイAなんて、空飛ぶ機械獣ハルピアπ7に頭部を残して木っ端微塵にさせられたもんなぁ。悲惨すぎる!私が特に印象深かったのは、催眠術にかかったボスボロットに羽交い絞めされた、Zのブレストファイヤー発射板が、ガンビーナM5の触手に外される場面。予告編でまさにその瞬間の映像が出たとき、私は異様なまでに衝撃を受けた。どーすんだ兜甲児!!!まぁその衝撃は、やがて映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」で塗り替えられることになるんだけど…。もうひとつ、壊され方でインパクト大なスーパーロボットが、勇者ライディーン。あの、美しさではスーパーロボット中1、2を争うほどのライディーンが、もうやられるやられる。化石獣や巨烈獣の攻撃で体中(顔までも)穴だらけにされ、あまつさえその槍やドリルがコクピットまで届いた日にゃ、思わず目を覆いたくなるってもんだ。こんなスーパーロボットのやられ方を見ると、その残酷さにおいて当時の映像倫理が今と比べてウンヌン…ってのは置いといて、それでも懸命に敵に立ち向かうヒーローへ声援を送りたくなるのは仕方のない話。甲児くんの「がんばれマジンガーZ!」の叫びはそのまま視聴者の叫びなのだ。暗黒大将軍との一騎打ちで片足を失ったグレートマジンガーが、勝利した後マジンガーブレードを杖代わりにようやく立っている姿など、もうよく戦い抜いたぞ鉄也くん!と、あの剣鉄也にすら喝采したくなる。よく勝ったな~!って。スーパーロボットの特長は、パイロットとロボットが人馬一体、オレがおまえでおまえがオレで、の世界。だから、Zやグレートがダメージを受けると、甲児くんや鉄也くんは肉体的にも精神的にも同じようにダメージを受けて苦しみ、それが視聴者にも伝わってくる。そしてまた、それ故に彼らがピンチを脱し逆転勝利をおさめると我々も勝利感に包まれるのだ(Zがボロボロになってやっとの思いで強力な機械獣を倒したのを見終わると、自分もなにか一緒に戦っていたような疲労感を感じたのは私だけか?)まさしく彼らスーパーロボットは、よく挿入歌にあるように“僕たちの仲間”なのだ。「機動戦士ガンダム」の最終回、腕と頭部を壊されたガンダムに向かって「どうしたガンダム!お前の力はこんなものじゃないはずだ!立て!しっかりしろガンダム!!」とアムロが叫んでいたら…
2005.06.12
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子供の頃、特撮番組を見て異様に怖かったシーンがある。それは、人(物)が溶かされるシーン。ケース1怪奇大作戦の第2話「人食い蛾」で、毒蛾の燐粉で人が溶かされる場面。この回のスチール写真が、よく雑誌などのメディアに使われたせいで、怪奇大作戦とは“人が溶ける”怖いドラマだ、という印象を強く植え付けられた。(今は別な意味で怖いドラマだと思うけど)ケース2ジャイアントロボ「細菌虫ヒドラゾーン」(アイスラー再登場)での、BF団の細菌攻撃によってロボが溶かされるシーン。ジャイアントロボって、あの顔あの佇まいが子供心に(いや、今でも)たまらなく好きだった。そのロボがみるみるうちに溶かされていく…。怖いと同時に切なかったな~。後で溶かされたのは偽物だと説明があったけど、場面のインパクトの強さに全然そんなこと頭に入らなかった。ロボといえば、イカゲラスが吹いた溶解液でBF団の幹部スパイダー(演ずるはブラック将軍こと丹羽又三郎)が溶かされてしまう、なんてこともあった。ケース3極めつけはマグマ大使の、49・50話に登場、怪獣キンドラの話。キンドラから発する宇宙カビが人を襲う、というストーリーで、その中のエピソード、とある店の女性客(店員?)がふと自分の足を見ると皮膚が溶けて骨まで見えるのに驚く(そりゃ驚くわな~)ってのがあったが、その恐怖たるや!私はそれを見てからというもの、何かにつけ自分の足が溶けていないかどうか、つい何度も確認してしまうという、情けないクセがついてしまった。私にとってマグマ大使の怪獣とは、ゴアゴンゴンでもピドラでもグラニアでも海坊主でもバルザスでもフレニックスでもカニックスでもダコーダーでもなく、この無名度No1のキンドラなのであった。あのシーンのおかげで…。火を噴いたり、尻尾でビルを壊したり、怪獣にはいろんな武器があるが、ぜ~んぶ楽しんで見てた。でも、溶解液を出す怪獣だけは、大の苦手だった。生理的に、ダメだった。しかし…ウルトラセブンの話で、指先からシャボン玉を出してダリーを溶かしてしまった(そりゃ松坂慶子の体内なのにエメリューム光線で爆発させるわけにはいかんわなぁ)ってのがあったけど、これは全然見ていても平気だった。やっぱり正義のヒーローはなにをやっても許されるな~(って、違うっての)
2005.06.11
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<前章より>前回、おやっさんこと立花藤兵衛の魅力について語ったが、今回はさらに掘り下げていこう。初登場時、おやっさんは喫茶店アミーゴのマスターだった。その後の彼の職業を見てみると、あることに気付く。旧2号 立花レーシングクラブ(バイクショップ)V3 運動用具店「セントラル」店長X 喫茶店COLマスターアマゾン レーサー(!)ストロンガー 四駆で全国を旅しながらレーサーの卵を発掘する親父なんということだ! おやっさんは度重なる悪との戦いから次々に転職し、終いには丹下段平となってしまったではないか!まぁなぁ~。あれだけたびたび店を空けて(悪と戦って)いれば、経営も上手くいかないのは当然か。しかも彼が育てた息子(ライダー)たちは、世界各国に渡って、それこそ定職を持つ間もなく新たな組織と戦っている。これでは金銭的なバックアップも望めない。また個人が自主的に悪と戦っているため、国に援助を求めることもできない(いや、おやっさんの性格上、そんな情けないマネができるか、と一喝するだろう)。もちろん少年仮面ライダー隊設立についても身銭を切っていたにちがいない。滝の口コミがあってもFBIが資金を出すわけがない。それでもおやっさんは、そんな苦労も表に出さない。店の奥に通信室を設置して、少年ライダー隊との通信にいそしむ。勝手に立ち寄ってそのまま居ついたライダーガールズにもいやな顔ひとつせず、全国津々浦々行楽にまで連れて行ってる(こりゃおやっさんの趣味か?)。バイクの設計にしろ、特訓、悪に対するアンチ組織の運営…おやっさんは、何をそこまで頑張ったのだろう?思うにそれは、悪の組織が行う理不尽な振る舞いに対する怒りから、ではないだろうか?おやっさんはライダーや滝たちと違い、特別な能力があるわけではない。バイクとバイク乗りをこよなく愛する、ごく普通の人間だ。その普通の人間が、ショッカーやデストロンなど組織の暗躍で何の罪もない人々が殺されていく(征服される)ことに怒りを覚え、悪を許さぬ正義の熱血魂と、改造人間にされた愛弟子、本郷猛の境遇を不憫に思う優しき心から、身を犠牲にしてでも阻止しようと、懸命に戦うことを誓ったのだ。平和な世界を取り戻すために。バイク好きが安心してバイクに乗れる姿を取り戻すために。そして見果てぬ夢、この手でバイクレーサーを育てるという夢を取り戻すために…。仮面ライダーアマゾンの挿入歌に「俺は立花藤兵衛だ」という曲があり、そこで♪誰がなんと言っても俺は 俺は藤兵衛 立花藤兵衛だ♪と、おやっさん自らが断言している。始めに聴いたときは、何故そこまで力む!?と不思議に思ったものだが、こうして改めて考えてみると、それだけ彼は自分のスタンス、行動、信念に自信があるのだろう、と妙に納得してしまった。世の中にここまで言い切れる人はなかなかいない。その実績も含めて。ストロンガーの最終回、大首領が七人の仮面ライダーに倒された後、おやっさんは一度としてライダーワールドに関与していない(特番は別にして)。大首領という、わが息子たち共通の敵が滅んでやっと一安心といったところだろう。ふと思う。今でもおやっさんは、職を変え所を変えながら、全国を回ってレーサーの卵を探しているんだろうか? おやっさん、いい若者が見つかるといいね…。すばらしき立花藤兵衛。時に戦闘員を蹴散らし、勇敢にもこん棒ひとつで怪人にまで立ち向かっていくその闘志、その正義の心。私たちはそんなおやっさんの姿をけっして忘れてはいけないのだ。貴方に敬意を込めて、次の言葉を送ろう。貴方こそ仮面ライダーの、そして私たちの、先生だ!
2005.06.10
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いつか立花藤兵衛についてはじっくり考えてみたかった。1号からストロンガーまで、歴代ライダーたちを厳しく暖かく支え、何度も命の危険にさらされながらも怯まずに、類の平和のために戦ってきた、一般市民のおやっさん。彼がいなければ、ライダーは破れ、間違いなく世界は悪に征服されていた…。立花のおやっさん、と聞いてすぐに思い出されるのは、やはり特訓シーンだろう。強力な怪人に負けたライダーを、「ばかやろう!そんなことで世界を守れると思っているのか!」と叱りつけ、採石場で一抱えもある岩を投げつけ、クレーン車で鉄球を操るおやっさんの特訓は、星一徹の火の玉ノックや車周作の乱取りをはるかに超えている。その甲斐あって、ライダーが再戦したときは必ず勝利している。特訓で生み出した強力な新必殺技で。すごい。すごいぞおやっさん。しかも、特訓はライダーに対してだけではない。怪人にまで鞭を片手に鬼の特訓!1号ライダー編において、死神博士に拉致され、ショッカーのトレーニングジムで(ちゃんとリングやサンドバッグが置かれている!)イカデビルをしごく場面は、今でもファンの語り草になっている。いくらそれが弱点を知るためとはいえ、血相変えてイカデビルを鞭打つおやっさんは、限りなく本気だ。彼の、やるならとことん、中途半端は許さない熱き性格が垣間見える。さてご存知の通り、イカデビルの正体は死神博士。考えてみればおやっさんは、ショッカーの最高幹部のひとりに鞭をふるったわけで、古今東西そんなことができるのは他に首領くらいのものだろう。強い。強いぞおやっさん。強いと言えば。Xライダーにおいて、おやっさんはXキックを食らっている。GODが繰り出す幾多の怪人を葬ってきた、山をも崩す破壊力(by「戦え!七人ライダー」)のXキック。それをくらったおやっさん、「いてて、すごい威力だ」と与太っただけで、平気な顔。世界でただひとり、ライダーキックを浴びた人間として、おやっさんの名声はもっと世の中に広まってもいいと思うのは私だけか?元々おやっさんは喫茶店のマスターにして、元オートレーサー。すなわちバイク好き。歴代のライダーで、ストップウォッチをにらむツナギ姿のおやっさんを何度となく見ることができる。しかし。おやっさんのバイク好きはそんじょそこらの輩とはレベルが違う。なんと彼は、新サイクロン、そしてジャングラーと、ライダーマシンを2台もその手で産み出しているのだ。どちらのマシンにもしっかりSUZUKIのエンブレムが付いていることから、厳密にはカスタマイズと言った方が良いかもしれないが、それにしたってスゴイ。市販のバイクを、空を飛んだり銛を打ち出したりできる車体に改造できるのだから。スタイルだって悪くない。新サイクロンの、フロントからリヤにかけてのラインの美しさはハリケーンと同等(それ以上かも)だし、シートの後ろに伸びた尻尾のようなマフラーカウルの形状の処理もお見事! ジャングラーは…怪人を見すぎたおやっさんのご乱心といったところか。しかしアマゾンがそのシートにまたがると、やはりかっこいい。乗る人の様相までデザインに取り入れたおやっさんのセンスは特筆すべきだろう。まったくショッカーは、怪人のパワーアップではなく、ショッカーオートバイ部隊のレベルアップのために拉致すべきだった。あるいは設計技師として。んっ?ニセライダーが乗っていたサイクロン、もしや映像に流れなかったところでまたおやっさんをさらって作らせたのか?ありえる話だ。“ショッカーが誇る科学陣”はどうも当てにならないから。必ずどこかに、誰もが気付くミスがあるし…。立花藤兵衛の魅力はこれだけに留まらない。次回はさらに、愛すべきおやっさんの姿に迫ろう。
2005.06.09
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それにしてもウルトラ警備隊の隊員たちって、よくタバコを吸うんだなぁ。やっぱりあれだけ異星人との遭遇を続けていれば、ストレスもたまるんだろう…。ホント、今時のドラマじゃ考えられないほど、ウルトラ警備隊という組織は喫煙者に優しい環境である。何話かで、作戦室の机の上にあたりまえのように灰皿が置かれているシーンを見た時、思わず目がテン。部屋の電子計算機はヤニの被害が大丈夫だろうかと心配になる。まぁ、あれだけの最新設備を持つ大規模な組織であるから、排煙装置も万全なのだろうけど、その分の設備費って、当然国民の税金から算出され使われているのだろう。ウラヤマシイ。キリヤマ隊長は、間違いなくヘビースモーカーだな。「月世界の戦慄」(怪獣ペテト)の回で、ダンとふたり、ウルトラホーク1号で月に向かうシーンがあるのだが、なんと彼はそのホーク1号のコクピットでさえタバコを取り出し、あまつさえダンに火をつけさせている。そのおかげで機内の異変に気がつくんだから結果オーライって気もするけど、あんなに狭いコクピットでしかも月に捜査しに行く真っ最中(隣町に巡回パトロールしにいく感覚なのか?)なのに、そこまでタバコを吸いたいかキリヤマ隊長!ダンもダンで、そんなところまでライターを持ってくんじゃない!(深読みすれば、キリヤマのヘビースモーカーぶりを知ってる隊員がダンに「隊長とふたりで出動する時にライターは忘れるなよ。でないとエラく機嫌が悪くなるぞ」なんてアドバイスしたのかも。ソガ隊員あたりが忠告しそうだ)最終回、ダンの体がボロボロになってたのも、隊長の副流煙が一役買ってたりして。しかし、やっぱりタバコといえば、それ自身が主役とも言える「狙われた街」(メトロン星人)の回だろうな。未来型でモダンなスタイルのタバコ販売機が出てくるのもおもしろいが、やはり最大のインパクトは、メトロン星人が赤い実の結晶を仕込ませたタバコを吸ったソガとフルハシ隊員が、相次いで気○いになって暴れる場面。もう、何も言えない。ヘタすりゃ嫌○権を振りかざす団体が教育映像として使いそうなほどすさまじい暴れぶり(元のセリフをOFFにしてナレーションをつければ完璧!)しかしなぁ。メトロン星人も、あのボロっちい安アパートで一生懸命、ちゃぶ台の上に広げたタバコ一本々々に結晶を詰めていたんだろうか? 細かい作業には向いてなさそうなあの手で。想像すると、まるでひっそりと内職をやっているかのようなその様相で思わず笑っちゃうな。余談だが、あの回のエンディングのナレーション。「(前略)ご安心ください。これは遠い遠い、未来のお話ですから。エッ、なぜですって? 我々人類は、宇宙人に狙われるほど、まだ他人を信頼してはいませんから」が、やけにリアルだな。21世紀の今でも、メトロン星人に侵略されることはないだろう。えっなぜですって?我々人類は…(略)ふと気がついたが、ウルトラマン(科学特捜隊)にタバコは似合わない。アラシもイデも吸わなそうだし。ハードな世界観のセブンだからこそ、タバコがいいのかもしれない。異性人と戦うプロたちが、時おりホッと息つくその手から立ち上る紫煙。なんだかんだ言っても、やっぱり絵になる。やっぱりセブンの世界にはタバコが似合う!
2005.06.08
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昨日書き込みした後、五月雨のように他のCMも思い出した。というわけで、メジャーじゃないCM、第2弾!(もはや末期状態?) 1.♪いくつになっても甘さはほし~い~ 2.こんなに変わって、いいのか? 3.スピンでピンピン、レッツゴー! 4.♪長島さんのコ・ロ・ナで~す 5.君もX1計画に参加せよ! 6.♪リボンちゃん、トゥルットゥル~ 7.♪リッツコっさん リッツコっさん さ~わ~や~か~リッツコっさん 8.ハ~ンディ!スピ~ディ!ん~使えるでぇ! 9.♪これで30円真っ黒けのけ10.♪ト~レコ~チョ ト~レコ~チョ ルソラパルソラパ ト~レコ~チョ11.エポック社の、(溜め)パ~~フェクション!12.伸びて 縮んで 絵が写る~13.♪お~いら~はア~ルマ~ジロ~ かわいいな~いかがだろうか? 私の頭の中では、時として不定期にこんな歌、フレーズが流れてるのだワハハ(byゲソ男くん)。では、また記憶を頼りに説明を。 1.クリープだかマリームだかの粉末ミルク。甘い声の男がムードたっぷりに歌ってる。 2.クローバーのダイキャスト製ダイターン3。鈴置洋孝が波嵐万丈バリに(あたりまえか)キメてる 3.森永スピン。成川哲夫が蒲生譲二バリに(あたりまえか。時代もその頃)叫んでる 4.トヨタの大衆車、コロナ。どうもコロナと長島さんが未だに結びつかない 5.ポピーのジャンボマシンダー。あのマジンガーが今の戦隊ロボの様にデコレーションされていく… 6.リボンシトロン。火曜日夜7時の番組(デメタン、モックの頃)のCMでよく見たな~ 7.エメロンか?シャンプーのCM。ボーリング全盛期にその名を轟かせた中山律子さんが出てた 8.ヤンマーか?ハンディチェンソー(…だと思った。このセリフの言い方がおもしろくて) 9.これは有名か。三菱ボールペン。しかし、昭和40年代、ボールペンは30円だったとは…10.文字を逆から読んでみよう。不二家パラソルチョコレート(ペンシルチョコレートもあった)11.これもそのまんま、エポック社のパーフェクションボーリング(ゲーム) ボールが自動的に戻ってくるってのが売りだったが、倒れたピンに邪魔されて結局自分で 戻す羽目に…12.あれは結局練り消しゴムだったのか?の、ミーバ13.明治製菓の、なんだかを買うと抽選で当たるアルマジロのぬいぐるみ…今書いててまた思い出したが、ミーバやスライム、モーラ(どんなものか分からない人は、近くにいる40代前半の人に聞いてみよう)など、昔はなんともインチキくさいもんが流行ったなぁ。またCMがウマくできていて、モーラが動く原理、正直わからなかった。まぁそれはともかく今回はこの辺で終わろうと思うけど、今後も脳の隙間からマイナーCMがチョロチョロ顔を出しそうなので、いつかまた第3弾を書き記したいなぁ。(しまった、ペロペロリツペロのペロティを記すの忘れてた!)
2005.06.07
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仕事中などふとした時に、意味もなく昔のCMのフレーズや歌が頭をよぎることがある。しかも、あんまりメジャーじゃないやつ。ちょっと思いつくまま挙げてみよう。ジャンルはいろいろ。 1. ♪レモンの部屋…レモンの部屋 2. パパ、アガガマキンニコ、だよ 3. わたしはナナ ぼくヘイハチロウ 4. ♪ブンタタブンタ~日本ハム 5. フォーバイフォー レーズン バター アーモンド チョコレ~ト 6. 「(石丸博也の声で)スタークロー!」 7. ♪スポロン飲んだらど~なるの スポロン飲んだらこ~なるの~ 8. ♪今日~のと~ころはご勘弁 明日はちょっと休ませて スミマセン 9. ♪ルフルン ルフルン 雪ウサギ10. お~いしくって ブルブル~11. ♪コ~ラッスゥ コ~ラッスゥ も~り~な~が~コ~ラッスゥ12. ♪鬼が~くる 鬼が~くる 金棒担いだ鬼が~くる13. ちょ~こべ~!なんだか書いてて頭痛くなってきた。一応、記憶を頼りにそれぞれ何のCMか説明しよう。上から順に 1. サンヨーの電化製品(冷蔵庫?洗濯機?) 2. なぜか愛川欽也が出ていた、超合金シリーズ。上記のセリフは野沢雅子 3. 日立パディスコ(私はナナ、のセリフは岡田奈々) 4. 歌詞の通り、日本ハムのソーセージかハム 5. ブルボンだか東鳩だかのビスケット 6.「SF西遊記スタージンガー」主人公ジャンクーゴが乗る戦闘機のポピニカ 7. グリコスポロン。この歌が変だった(映像も!) 8. ズバリ!新グロモント 9. 冬はホットカルピス10. これまたカルピス。 萩本欽一とトッポジージョ(←どこへ消えた?)が競演11. そのまんま、森永コーラス。♪エイコ~ラ~♪の節で ドリフターズが歌ってた。12. 明治金棒くん(なんちゅ~ネーミング! でもウマかった)13. 森永チョコベー。影法師が伸びて巨大化する映像がよかった (これもウマかった)みんな、70年代に放送していたCMなんだけど、ほとんど食べ物かおもちゃか電化製品ってのが、いやはやなんとも…。こんなのが普段から頭をよぎってしまう私…。疲れてんのかな。しかし、時々思う。これらのCM映像を集めたビデオって発売されないかな?今、カールのCMで昔の映像が流れてるでしょ?あれ見てて特に思うなぁ。おもちゃ編とか食品・お菓子編、車・バイク編なんかに分けて(あるいは年代別に分けて)たとえ30分でも、結構本数入るはずだし。もう一度見てみたいCMって他にもいっぱいあるぞ~。だれか企画してくれ~!ちなみに、串田アキラみたいな声の人が終わりに♪さ(差)を~つけ~ろ~♪ってシャウトするCMって、なんだっけ? 昔からずっと気になってしょうがない(やっぱり疲れてる?)
2005.06.06
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<前章より続く>チャーリーコーセー 「こいついったい何者?」と思わせる人物は歌謡界の中に大勢いるけど、かれもまたそのひとり。言うまでもなく、(旧)ルパン三世の主題歌を歌ってる人で、スキャットだけで構成されたオープニングテーマと、ブルージー極まりないエンディング、どちらも彼の声によってルパンのイメージをアダルトチックなものにした。いや、当時、わが町静岡では平日の夕方にこれを放映していたんだけど、こんなアニメ子供が見てもいいの?なんて思うほど、大人のムードにあふれていたもんな~。でも大好きでしっかり毎回見てたけど。歌にももちろん魅了されたなぁ。しかし、だ。当時友人の家で、このオープニングテーマをレコードで聴かせてもらったとき、思い切りずっこけた。テレビで聴くのと歌い方が違う!カッコ悪い!♪ルパンドゥスーウドゥ♪テレビから流れるときには巻き舌加減でかっこよく聴こえたオープニングが、レコードでは♪ルパンザサード♪と、チャーリーくん歯切れよく明朗に歌ってたのだ!幻滅した私をよそに、スピーカーからいつ終わるともなくルパンザサード、と連呼するチャーリーくん…。子供の私にむなしいという言葉の意味を教えてくれたのは、チャーリーくん、貴方だった。笈田敏夫これぞマイナー中のマイナー。東映マンガ祭りで上映された由緒ある作品でありながらほとんどの人が忘れてるアニメ「魔犬ライナー0011変身せよ!」のテーマ2曲を歌う、お前ホントに日本人かー?ってくらいにたどたどしい歌い方の笈田くん。そのくせ「魔犬ライナー」で途中に入るスキャットが妙に流暢だから困っちゃう。スキャットといえば由紀さおり、ではなくこの人、ということで、2曲とも作曲は山下毅雄が担当している。よってどちらもジャズ然としたアレンジなんだが、まぁ笈田くんの声、曲に合っているんだかいないんだかよくわからない。子供の頃聴いたときにはかっこいいと思っていたんだけどな…。散々けなしているように取れたかもしれないが、それでも実はこの魔犬ライナー、作品も含めけっこう好きだったりする。今でも時々聴いたりするしね。今、もし笈田くんに会ったら聞いてみたい。貴方はこの歌をレコーディングしてどう思いましたか?と。そして、インタビューの最後にこう付け加えたい。それでも私は貴方のファンです、と。成田賢この人は比較的有名かな? 電子戦隊デンジマンや、サイボーグ009(♪吹きすさぶ風が~、の方ね)の歌全般を担当した、これまで語った一発屋伝説きってのメジャーどころ(この場合は二発屋になるのかな?)。最初に彼の歌を聞いたとき、ぜったいこの声はコンピュータで加工してあると思った。どうすりゃこんな押しつぶれたような声が出るんだ?しかしそれがまた、電子音バリバリのデンジマンのアレンジにピッタリだからいいなぁ。成田くんの魅力は、「誰がために」の♪夢見て走る死のこ~~~~おや~~♪の部分に見られる。この曲一番の聞かせどころをきっちり受け止め、己の声の持ち味をフルに発揮して歌い上げる成田くん、実力派だな~。カラオケでこれを歌うとき、みんなぜ~ったいこの部分マネするでしょ?実はここがポイントで、リスナーがマネて歌いたくなるっていうの、王道アニソン特ソンの条件だと思う。そういう意味では、この条件をクリアしている成田くん、本来もっともっと活躍できたはずなのにな~。あの頃以来、新曲を聴かないのが不思議かつ残念だな~。ノンストップ作詞に阿久悠、作曲に森田公一という大御所をそろえながら、しかも当時大ヒットしていたマンガ「ワイルド7」のテレビ主題歌を歌いながら、ボーカルを務めたノンストップの名前を覚えている人は誰もいない。アァ。傑作、というには?だが、当時ワイルド7を歌にするにはこれがベストなんだろうな、と納得してしまう。“どぶさらい” “吹き溜まり” “荒れて吠えてた無法者(アウトロー)” “命知らずの七人さ”…なんとも暗く、みじめで、だけど魅力を感じるじゃないか。そんなニヒルなかっこよさをぶっきらぼうに歌うノンストップ(できすぎた名前だ)、考えてみれば、あの横浜銀蝿から遡ること約10年、原型がここにあったのではないか?(あくまでもイメージ的にではあるが)と思ってしまう。やっぱり彼らノンストップも、忘れちゃいけない一発屋だ。ちなみに、エンディングテーマの「つむじかぜ」。歌の途中に入る♪ヘアピン wao ジグザグ wao 急カーブ♪の掛け声が、妙に愛らしい…。以下、伝説<3>近日再開。ということで明日は別なお話を!
2005.06.05
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では、コメントでの予告通り、アニソン、特ソン界の一発屋について語ってみよう。ちなみに、主人公本人(藤岡弘、宮内洋、真夏竜など)がボーカルを務める歌は別としよう(別の機会に触れたい)。まずはこの人から。十田敬三作詞 阿久悠、作曲 三沢郷(エンディングは都倉俊一)は有名でも、デビルマンの傑作2曲を歌っている人がこんな名前ってのは♪だ~れも知らない 知られちゃいけ~ない~♪デビルマンって、アニメではめずらしい、生身の巨大ヒーローなんだな。だから、妖獣との戦いで傷ついた姿が、実に痛々しくも美しい。そんな、身を粉にして人間、というより美樹ちゃんを守る彼の姿を、十田くんが切なく力強く歌い上げる。デビルマンというアニメヒーロー界きってのアウトローと、十田くんの声が見事にシンクロする!十田くんの歌だからあのイメージが作れたし、逆に他のどのヒーローとも合わない。う~む、一発屋の鏡だ。余談だが、不動明の声の田中亮一も、他に主役を演じたのは玉井真吾(赤き血のイレブン!)くらいと、これまた一発屋の観がある。新田 洋♪白い~マットの~ジャ~ングルに~♪そう、ご存知タイガーマスクの主題歌および副主題歌でその声を決定的に印象付けた彼。菊池俊輔の、後年仮面ライダー(レッツゴーライダーキック)にもつながるワビサビ入りウエスタン調のメロディーに、甘くそれでいて張りのある彼のボーカルが乗っかると、頭の中に地平線の向こうからリングロープが迫ってくるのが浮かぶ。アニメでの伊達直人は、およそプロレスラーらしからぬ甘いマスクだが、歌声から新田洋もこんな顔してるんじゃないかと、私は子供の頃ずっと思ってた。そしてずっと思ってたついでに、空飛ぶ幽霊船のテーマソング「隼人のテーマ」を歌う泉谷広と新田くんは同一人物ではないか?水上勉江戸時代、幕府を崩壊させるためわざわざサソリ座からやってきたサソリ魔人に立ち向かう、ヘルメット姿で野山を駆け回る姿が印象的な魔人ハンターミツルギ…。こんな設定が昔のテレビは平気で通ってたんだな~。異色と言うにはあまりに異色(過ぎる!)なこのミツルギだが、歌もまた特ソン界で異彩を放っている。主題歌のアレンジはすばらしい。ムチの音や三味線の音色をトッピングしたウエスタンメロディー(…これも異色といえばそうだが)のかっこよさは、昭和48年当時はおろか歴代の特ソンと比較しても負けていない。いやむしろ凌駕しているといってもいいくらいだ。しかし、しかし、しかし、し~かし~(←♪燃える 燃える 燃える もぉえるぅ~♪の節で)!なぜに水上くんはそこまでコブシをまわす? もっと普通に歌えんのかー?昨今の演歌歌手ですらここまでしないだろう語尾の延ばしと、伸びやかすぎるほど気持ちよく歌う水上くんの声が、我々リスナーを別次元の世界へと誘う。特に、エンディングの「風のうわさ」は必聴。これも、寂寥とした荒野(江戸時代に荒野ってのもなんだけど)をイメージさせるアレンジは実にかっこいいのだが、水上くんのボーカルがすべてをぶち壊す、のみならず、独特の水上ワールドに作り変える! 何度聴いても感動していいのか笑っていいのか困惑してしまう、なんとも困った歌なのだが、なぜか憎めないのが不思議だ。こういう歌、特ソンならではなんだろうな…。<次回に続く>
2005.06.05
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グロイザーX。マシンザウラー。バトルホーク。さてこれらに共通することは? 原作がダイナミックプロ?うん、それもある。しかし、もうひとつ。それは、三つとも、池田鴻が歌ってるということ!私と友人は親愛なる思いを込めて、彼のことを“池田くん”と呼んでいる。別段、知り合いというわけでもないのに(いやまったく知らない)、なぜかその呼び名がしっくりきてしまうから不思議だ。特撮ファンの多くがびびったと言われる「怒れ勇者よバトルホーク」の一節、♪真っ赤なタイツ 地を走り♪。古今東西、タイツなんて言葉をしかも主題歌に歌い込まれるヒーローがあっただろうか? 7人全員がタイツ(レオタード)を身に着ける忍者キャプターですら、ない。主題歌にも挿入歌にも、ない。この、一見ヒーローソングにミスマッチな詩も、池田くんが歌うと実にいいのだ。思わず、砂塵を巻いて駆けるバトルホークたちの姿が、ほほえましくも目に浮かぶではないか。さらにこの歌には、アントニオ猪木の代名詞“燃える闘魂”というフレーズまで出てくる。特撮ヒーロー界において、これほどマイナーな存在のバトルホークと、誰もが知っているキャッチフレーズ界の王道、燃える闘魂。先の例とは反対の意味で強烈なミスマッチ感。猪木ファンの私としては、本来なら「なんだこの野郎!」と怒髪天を突く思いなのだが、池田くんのボーカルなら微笑んで許してしまう。得だ。しかし「ゴーゴーグロイザーX」(グロイザーXのエンディング)において、彼の魅力は全開となる。硬い、あまりにもかたい言葉遣いの歌詞と池田くんの熱唱によって、ある意味アニソンを超えた、と錯覚してしまう(あくまでも錯覚だが)ほど、格調高い名(迷)曲となった。白眉は二番の詩♪ファイヤー フライング トーベドー♪の部分。音源を貼り付けられないのが誠に残念であるが、池田くんの魅力はこの四小節に集約されているといっても過言ではない。どうしたらこんな歌い方になるのだ。彼しか歌えない。彼こそが、この歌の持ち味を最大に引き出せる。敬愛を込めて、賛辞を送りたい。ありがとう池田くん。あなたのこの歌のおかげで私のアニソンライフは実に奥深く豊かなものになりました。ところで未だに分からないのですが、ファイヤーフライングトーベドーって何ですか?池田くんの代表作、と言えば一般的には「翔べ!ガンダム」と「アムロ永遠に」ということになるんだが、これが今イチ、ピンとこない。というか、ガンダムと彼がどうしても結びつかないのだ。いや、確かに歌自体は悪くない。しかし、池田くんらしさがあまり感じられないのである。やっぱり池田くんはグロイザーやバトルホークを歌っている時の方が本領発揮してると思う。けっしてこれは、彼と彼の歌を卑下しているのでも中傷しているのでもない。彼のおかげで、とっくに忘れ去ってもおかしくないこれらの作品が、今なお語れるものに位置づけられているのだから。もう一度言おう。ありがとう池田くん。いつまでもわすれないよ!
2005.06.04
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前回のブログでファンコレのことを書きましたが、それならこちらにも触れねばならぬ…と勝手に決め付けて、今日はロマンアルバムの話。ロマンアルバム。これ、説明が必要かなぁ。未だに続巻が出版されてるもんなぁ。まぁ、昨日のファンコレのアニメ版、とだけ記しておきましょう。それより、発刊当時からのラインナップがすごかった。王道のヤマトやマジンガーZは元より、ガンバ、カムイ外伝、キューティーハニー、コンバトラーにボルテスV、ダイターン3にガンダムライディーン…キリがないからこの辺で。そうそう、ナウシカやラピュタなどのジブリ作品ももれなく出版されていますね。全部はさすがに揃えられなかったけど、それでもけっこう買ったなぁ。私が最初に買ったロマンアルバムは、デビルマンでした。はい、何回も読み返しました。製作スタッフの対談がかなりおもしろかった。企画の籏野義文だか脚本の辻真先だか、原作のストーリーが途中からアニメとかけ離れていくのを見て、そして原作があまりにおもしろくなってしまったため(しかも、とてもテレビアニメじゃやれないストーリーになってしまったため)、原作者の永井豪をかなり恨んだとか。それにしても、未だにわからないのは、なんで当時のラインナップの中にカムイ外伝なんて入っていたんだろう?いやいや、好きなアニメだからいいんだけど(当然買ったし)、選択された基準が分からん。でも、そんなところが当時のロマンアルバムっぽいところ。そういえばこの本がなければ、ひょっとしたらファンコレも生まれなかったかもしれないな~。そして、この本が生まれたころから、アニメ界は大きな変化を遂げはじめた…。そういった意味でも、アニメの歴史を語るとき、やっぱり外せない名著なんだな。なんだかまた昔のヤツ、久しぶりに読みたくなっちゃったな…
2005.06.02
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中学生のころのこと。通っていた英語塾に、ある日友人が一冊の本を持ってきて私に見せてくれた。表紙を見るなり私は歓喜の声をあげた。「おーっ、こんな本が出てたのか!」鼻息荒くページをめくった私はさらに興奮した。ウルトラマンや怪獣の、それまで見たことのない写真が満載!さらには、ウルトラQからセブンまでの、細かな設定資料や解説も!こんな本を待っていた、まさにそんな心境。あまりの興奮に、その日の授業はまったく身に入らない始末…。その本の名前は、「ファンタスティックコレクション」このファンタスティックコレクション(通称ファンコレ)を見た衝撃は今でも覚えています。思えばウルトラQが日本のアウターリミッツやミステリーゾーンを目指していたという事や、ウルトラマンの造形が最初は天狗+ガッパみたいだったりクリスタルチックな顔だったりしたことも(これ今では有名ですね)、みんなこのムック本ではじめて知りました。それまでの怪獣本は、そうウルトラ怪獣大図鑑みたいに、おなじみの写真や怪獣図解(バルタン胃袋、レッドキング心臓ね)、あとは簡単なストーリーなどで構成され、子供のころは夢中になったものの自分が成長するにつれ物足りなさを感じはじめました。そこに現れたのが、ファンコレ。もう一発でとりこになりましたね。翌日から本屋を何軒も探し回り、ついに手にしたときの感動と言ったら!その後もファンコレは続巻が続き、Pプロ作品やミラーマン(&ジャンボーグA&ファイヤーマン)そして仮面ライダーやゴジラ、ガメラも取り上げられ、それらを買うのは使命だとばかり次々に買い集めたものです。特撮ヒーローの、画面に映らない部分の楽しみ方を、このムックで知ったような気がします。大げさでなくウルトラマンやセブンを見る目が変わりましたね。さらに、大人になっても特撮ファンでいるのは、このファンコレに出会ったから、かも…。最後にちょっとした後遺症。今でも本屋に行くと、サブカルチャーのコーナーで新刊の○○○○大全を手にしてしまいます…
2005.06.01
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