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“I Say a Little Prayer ” by Aretha Franklin 1967 全国のバート・バカラックファンのみなさま、お待たせいたしました。今度こそ待望のこの曲が登場いたしました。と言いつつ今回も若干不安はあります。前回と同じ理由でね。(笑) ところで、前回はたくさんの皆さんに読んでいただき恐縮です。また、いろんな感想も頂きありがとうございました。中でも案の定カーペンターズについては、しっかり外からのバックアップがあって、楽させてもらいました。それにつけてもバート・バカラックはホントに偉大な作曲家ですね。“Close to You (遙かなる影)”は文句無し、いい曲です。 そう、アレサ・フランクリンの『小さな願い』ですね。原題は“I Say a Little Prayer (私はちょっとお祈りをする) ”です。アレサ・フランクリンを初めてきちんと聴いたのはこの曲でした。こんなに歌の上手い人がいたのかと、ホントに感心したものです。男性ではオーティス・レディングですね。ちょうど同じ頃でした。同じ R&B でも、もう少し軽めのモータウン系に比べこの2人は実に本格的な感じがしましたね。 さて曲です。静かな押さえたピアノのイントロは、歌に入る前に女声コーラスで、これも押さえ気味に "♪ Say a little prayer for you~" と合図のように一発入ると、つぶやくようにアレサが歌い出す "♪ The moment I wake up~"。 ほんの数小節のことなのだが、この期待感に満ちた充実ぶりは、いったい何なんだろう。何がこれほど僕をわくわくさせるんだろう。しかも初めて聴いたときから、今に至るまでこれが変わらないのだ。 これと同じ感覚の味わえる曲はあと何曲かあるが、そうたくさんあるものではない。ちょっと適切な言葉ではないかもしれないが、「相性」みたいなものかもしれない。音楽とそれを聴くものの間に生まれる「共鳴」するもの。それが曲の頭の数小節で感じられる曲があるのだ。 で「♪ 起きたらすぐ 化粧の前に あなたのために 祈るのよ......」と静かに始まるこの曲も、サビの祈りの言葉にさしかかると一気に盛り上がる。バカラックお得意の変拍子を使いながら。 実際サビのコーラスとの掛け合いは、アップテンポのゴスペル風で、とても変拍子なんか使っているようには聞こえないところがすごい。展開が自然なのだ。 エンディングには彼がよく用いたコーダがつくが、この曲の場合はテンポを変えていない。67年の時点では、テンポを変えるバカラック独特のコーダが、まだ登場していないのかもしれない。もしくは意図的に変えなかったのかも知れないが、それがこの曲では返ってよかったように思う。 アレサ・フランクリンの『小さな願い』を始めから終わりまで貫く、氷の上を低く疾走するようなあの爽快な感じはどこから来るのだろう。やはりアレンジのなせる技か。そもそもバカラックの曲をアレサ・フランクリンに歌わせようと思いついた時点から、アイディアの勝利だったのかも知れない。 当然、この曲もデュオンヌ・ワーウィックの歌う完璧バカラック・バージョンがあるのだが、こちらはやはり軽快なアレンジで、非の打ち所がないけれど、それでも僕はアレサのバージョンの方が好きなのだ。
2003.01.31
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“I’ll Never Fall in Love Again” by Dionne Warwick 1968 お待たせいたしました。全国のバート・バカラックファンのみなさま待望の1曲が登場いたしました。と言いつつ今ちょっと不安です。つまり、バカラックファンといえば音楽通が多く、結構うるさい人が読んでいやしないかとね。 何をビビっているかというと、選曲です。第1回目に取り上げるならもっと他にバカラックらしい曲があるだろうと。それとこれから書く内容には、少なからずバカラックファンを刺激しそうな言葉も含まれそうな気がしていますんで...。でも今日は敢えてこれで行かせてもらいます。 つまりは好みの問題だと思うんですが、僕はデュオンヌ・ワーウィックのバージョンより、ボビー・ジェントリーのほうが遙かに好きなんだ。ああ、つい大声になってしまった。 事情がわからない人には、どうでもいいような話ですが、デュオンヌ・ワーウィックが歌ったバカラックの曲は、バカラック本人がプロデュースしているんです。つまり彼の作った曲を一番きちんと解釈して歌えたのは、デュオンヌ・ワーウィックでしょう。 彼女のバージョンは、イントロと間奏を聴けば、まちがいなしのバカラック・サウンドで、あの特徴ある洒落たトランペットの音などは、誰をもウットリとさせる魔法の音とも言えそうです。これぞバート・バカラック。そしてイントロに続くあのデュオンヌ・ワーウィックの都会的な歌いっぷり。あ、ええ、いや、そうなんです。けちのつけようもないほど、完璧なんです。まだ聴いたことのない皆さんにも、ぜひ一度聴いてもらいたいです。 でも、僕はボビー・ジェントリーの『恋よさようなら』のほうが好きです。 ボビー・ジェントリーは僕が高校生の頃に『ビリー・ジョーの唄』がヒットして、この歌がいい歌だったのと、声が素敵だったことで、とても印象に残っています。1967年のことでした。その後はどんなだったのか、あまりヒットパレードに興味がなくなってしまったこともあり、しばらく名前は聞かなかったんですが、何年かして(たぶん70年?)この曲で久しぶりに健在なのを確認したんです。 アレンジはバカラック・サウンド丸出しのデュオンヌ・ワーウィックのバージョンとは違って、......と書きつつ、ここでひとつ非常に残念なことを書かねばならないんです。あんなに素晴らしいボビー・ジェントリーのバージョンが手元にない。もう何十年も聴いていないんです。でもあの声は良く覚えている。何とかして手に入れたいと思う今日この頃です。 今ちょっと調べたら、この曲はやっぱり日本でヒットしたのは1970年でした。デュオンヌ・ワーウィックもボビー・ジェントリーも同時期に流行ったという記憶は正しかったようです。タイトルの1968年は、アメリカでのデュオンヌ・ワーウィック盤の発売年です。 また、この曲はカーペンターズでも有名ですが、今回は無視させていただきました。ごめんなさい。 あ、もうひとつごめん。申し遅れましたがボビー・ジェントリーは女性です。美人歌手という噂もありましたが、写真を見たことがないので何とも言えません。
2003.01.29
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“Cry Me A River” by Mari Wilson 1983 「カヴァーだけど素敵 VOL. 5」 今年は80年代の英国音楽を取り上げて書くと宣言して、気合いは入っていたのだけれど、あまりにもいろいろ頭の中に浮かんできて、まず第1弾は何から書こうかとずーっと悩んでいたのです。80年代のイギリスはメジャーどころもマイナーなモノも、かなり面白い展開があったし、いくつかかなりのめり込んで聴いたモノもある。 で、記念すべき「80年代英国音楽」第1回目の今日、なぜかふと、マリ・ウィルソンのレコードが部屋においてあるのを見て、これに決めてしまったのです。よりによってどうしてマリ・ウィルソンなんかをと責めないで欲しいです。魔が差したんです。な~んてね。実はホントに素晴らしいんです、この人の歌。大好きなんですよ。 マリ・ウィルソンはオリジナル・ナンバーもそれぞれいいんだけど、今日は敢えてこのスタンダードの名曲『クライ・ミー・ア・リバー』を取り上げてみた。 スカパーやケーブルテレビのミステリーチャンネル(あるいはビデオ)でおなじみの、ジョン・ハナー主演「検死医マッカラム」のテーマソングで使われたので、そちらからわかるという人もいるかも知れない。 オリジナルは女優兼歌手のジュリー・ロンドンで、ジュリー・ロンドンといえば『クライ・ミー・ア・リバー』、『クライ・ミー・ア・リバー』といえばジュリー・ロンドンというくらい、この人は歌手としてはこの歌でその名を馳せたのだ。1955年の有名な映画「女はそれを我慢できない」の中で歌っているので、見たことがある人もいるでしょう。残念ながら僕は見ていないのだ。 いくら歌のうまいジャズの大御所がカバーしても、ジュリー・ロンドン独特の艶のある「溜息ハスキーヴォイス」は超えられなかったということは言えそうだ。こちらは既にご存じの人も多いはずだ。CD も手に入りやすいから、ぜひ聴いていただきたい。 そしてその『クライ・ミー・ア・リバー』に、マリ・ウィルソンは敢えて挑戦した。 マリ・ウィルソンの場合、コスチュームやヘアー・スタイルだけでなく、歌も60年代を完全に意識していて、楽しいモノが多い。そんな中で『クライ・ミー・ア・リバー』は、じっくりと聴かせるバラードで、60年代というよりもむしろもっと以前のジャズっぽい雰囲気が出せたら大成功だろう。その意味ではある程度成功しているように思う。 この曲に限っては、エレクトリック音を駆使した他の曲と全く違って、アレンジも徹底した生音で仕上がっている。前奏のピアノとサックス、間奏のバイオリンの使い方、これらはありきたりとは言え、彼女の曲だけに際だっているのだ。特にアルト・サックスが下品すれすれの綱渡りで、スリリングだ。 ジュリー・ロンドンと比べると声は若いし、「溜息ハスキーヴォイス」も、とうてい真似できるものではないけれど、非常に独特の味わいがある。こういう声は悪くない。僕は好きだなあ。こういうのを何と表現すればいいだろう。やはり「へたうま」に属するのだろうか。 ところで、"Cry Me a River" という表現はかなり凝った言い回しで、実に詩的なフレーズだと思わないかい。決して「私を川と呼んで」と訳してはいけない。そんな人いるわけないか。(笑) 「私のせいで涙があふれて川になるくらい泣けばいいのよ さあお泣き 泣きなさいよ」という意味ですね。単純な英語なのに、日本語だとどうしてもある程度解説を加える必要がありますね。 詞の内容は、自分を捨てた相手の男が、今度はふられて寂しい思いをしているという。で、「私はあなたのせいで さんざん泣いたんだから 今度はあなたが 川のように涙を流せばいいのよ」というような調子。 僕の持っているこの曲の12インチシングルの B 面に、スペイン語バージョンが入っている。タイトルは "Tu No Me Liores" 、サビから突然英語になってしまうのが残念だが、アレンジはコンボ・バンド&ストリングスでこちらも捨てがたい。ただし、なぜスペイン語で歌ったのかについては、残念なことに資料もなく、わからないのだ。 さあて、次は何を書こうか。80年代もいろいろあるね。でも60年代だってまだまだこれからっていうところだし。実は70年代にも避けて通れないもの結構あるしね。
2003.01.23
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“Tell Her No” by The Zombies 1965一度に21回。全部で63回です。そう。No(ノー) の数です。歌の中で繰り返しています。いやはや何ともこれだけ "No." を繰り返している曲が他にあるだろうか。え? 何ですって? ある?はい、あるんですよ。ヒューマン・ベインズの 『ノー・ノー・ノー』が。("Nobody But Me" by HUMAN BEINZ 1968)こちらは一度に30回。x2 で計60回 "No" を言うのです。何がそんなに "No." なんでしょうか。まずはゾンビーズ『テル・ハー・ノー』から聴いてみよう。「万一彼女が もっとそばに来てとか 魅力たっぷりに言っても "No"と言えよ Tell her no no no no no no no no ..............」とここで"No"を21回(!)言う。詞の内容は「往生際の悪い男の未練」と言ってしまえばそれまでだけど、まだあきらめられない気持ちを歌った秀作です。(笑)でも、本当にいい曲で、ゾンビーズ初期の最高傑作ですね。この曲と"She’s Not There"のどちらかをNo.1 に挙げる人が多いと思うけれど、さあ、困った。どちらも甲乙つけがたい。どちらもNo.1 じゃい。でも、どうしてもというならやっぱり、“Tell Her No”になるかな。うん。この曲決してマイナーな曲ではないのに、全体的に暗い。言い換えれば、明るい曲をやってもどことなく暗くなってしまう。これは、当時のいくつかのイギリスのバンドに共通するんだけど、この辺の個性が「英国らしさ」としてアメリカや日本でもうけると言うことがあったように思う。以前ホリーズの時にも同じこと書いたけどね。ゾンビーズと言えば『好きさ好きさ好きさ(I Love You)』が一番有名でしょう。日本でカーナビーツが取り上げたしね。これはどちらかというと後期に属する曲で、後期はもう1曲『二人のシーズン(Time of the Season)』があった!この辺のことはまたいつか書こう。さて、イギリスの"No"の代表ゾンビーズに対するは、アメリカのヒューマン・ベインズ、曲はまさに『ノー・ノー・ノー』。原題は"Nobody But Me"で、こちらはシンプルなイントロのあと、いきなり「No No No No No No No No No..........」と"No"の30連発。ただしこの場合の"No"は "Nobody" のあたまの"No-"なのだ。"Nobody can do the --- like I do."の繰り返しが続く。「強気の歌」なのでした。ヒューマン・ベインズの『ノー・ノー・ノー』が、ゾンビーズの『テル・ハー・ノー』を下敷きにしているとは考えにくいが、どうも参考にしているんではないかと、つい勘ぐってしまう。『テル・ハー・ノー』はアメリカのヒットチャートでもベスト10に入った曲だからね。
2003.01.19
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ビージーズのモーリス・ギブが、1月12日亡くなりました。「わんたらふ」さんの日記で第一報を知りました。 このページでは、去年10月24日の日記で『小さな恋のメロディー』の映画のちょっとしたクイズを出したときに、結構盛り上がりました。まだ読んでない人は、日記一覧から行ってみてください。 ビージーズ(The Bee Gees)は、僕の年代の多くの人には、その初期の数多くのヒット曲が瞬時に頭に浮かんできます。どの曲が浮かんでくるかは、人それぞれでしょうが、やはり何といっても名曲が多い。 『ジョーク(I Started a Joke)』『若葉の頃(First of May)』『ワールド(World)』『トゥ・ラブ・サムバディ(To Love Somebody)』『ホリデー(Holiday)』などホントにキリがありません。 そういえば「とのさまキングス」がまだコミックバンドだった頃、『マサチューセッツ』をネタにしていたっけ。口で説明するのは難しいですが、この曲って最初のメロディーがなんだかとても「日本的」ですよね。その辺を上手く取り上げていましたね。実におもしろかった。 『ホリデー(Holiday)』の出だしは、ヒット当時にどうしても「♪ゆうぞら は~れ~て...」と歌いたくなる不思議な歌でした。??? 変なことばかり思い出してしまうけど、モーリス・ギブ、穴沢と同じ年齢だった。
2003.01.12
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「カヴァーだけど素敵 Vol,4」『逢ったとたんにひとめぼれ』『つのる想い』「何だこの邦題は!」と、原題を見ないうちから怒らないでください。原題は“To Know Him Is To Love Him”.......あ、やっぱり怒ってますか?ちょっと待ってくださいよ。後ろの『つのる想い』は何ですか?いえね、それが、邦題が2つありましてね...。しかも原題は3つある!話がややこしくなってきましたので、整理してみましょう。 『逢ったとたんにひとめぼれ』のオリジナルは、1958 年、テディー・ベアーズのヒット曲。あのフィル・スペクターの作品で、原題は“To Know Him Is To Love Him”です。 『つのる想い』はピーターとゴードンがカヴァーしたときの邦題で、この時は原題が“To Know You Is To Love You”で、歌詞ももちろん「きみ(You)」に向かって語りかけるという設定に変わっている。 テディーベアーズはフィル・スペクターもメンバーだったとはいえ、基本的に女性ボーカルに男性バックコーラスというグループ構成だったので、原題(歌詞)に「him(彼)」を使ったのは当然ですね。それをカヴァーするときに、ピーターとゴードンが「きみ(You)」に変えたのも頷けます。その際『逢ったとたんにひとめぼれ』ではあんまりだと思ったのでしょう。邦題は『つのる想い』になったというわけです。 さて、ここで登場するのが、かのビートルズ。こんな曲をカヴァーしていたとは、BBCライブが発売されるまで知らなかった。もちろん、コアなファンにとっては周知の事実だったでしょうし、ブートレッグなどは出回っていたとは思いますが、僕は同時代体験しているもの以外は、一部を除きあまり詳しくないんですよ。研究家でもないんで。 そのビートルズバージョンでは、「him(彼)」が「her(彼女)」に変わって、ジョンが切々と「彼女への想い」を歌っているではありませんか。つまりこの時の題名は“To Know Her Is To Love Her”で、"Devil in Her Heart" の時と同じですね。ただし、邦題は付いていません。(笑) 1963年、ビートルズがラジオ出演に際しこの曲を取り上げて、そのあとピーターとゴードンに歌わせたというのは、興味深いところですね。いや、実にいい曲なんですよ。バラードの傑作ですね。「♪ 彼女を知れば 好きになる その微笑みをちらっと見ただけで 僕の人生は価値を持つ...」けど「♪ なぜ彼女にはわからないんだろう 何て盲目なんだろう...」って、自分のことを気づいてくれないのを嘆く。つまりこの人、会えばますます「想いは募る」のさ。 この曲はピーターとゴードンが「her(彼女)」を「きみ(You)」に変えた時点で、男女どちらの立場から歌っても構わない曲になったわけで、決定版が出たという感じだったと言えそうだ。歌詞だけ取り上げてみるとね。 でも僕にはそれぞれが味わい深くどれもいやではない。ただ、ピーターとゴードンは例によってオーケストラで極端に盛り上げて、ちょっと仰々しすぎるかな。ビートルズ・バージョンはオリジナルに忠実なんだけど、ジョンの声がとてもいい。 20年ぐらい前に某FM誌の番組欄で、『つるの想い』(ピーターとゴードン)というのを発見して、思わず天に向かって「クウォー!」と叫びそうになった。「つる」のように首を長くして、相手が気づくのを待つのだ。「クウォー!」 (文中訳:穴沢)
2003.01.11
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“Pinapple Princess” by Annette 1960 さて、どうしてこんな時期に『パイナップル・プリンセス』なのでしょう。 それはね、今はお正月で、一応7日までは松の内でしょ。「松」といえば、英語で "pine (パイン)"。パインといえば、パイン・アップル、すなわち "pinepapple (パイナップル)" ですよね。パイナップルといえば、もう誰が何といっても『パイナップル・プリンセス』しかないわけです。*****************************************☆「さと8さん」より>あけましておめでとうございます メッセージ、どうもありがとうございます。わたしも御無沙汰しておりました。80年代の音楽の話ができると、嬉しいですね。わたしは、その時期がちょうど多感な年頃だったせいか、けっこう憶えております。でも、田舎(長崎)では情報量も少なく、レコードを買うのも限られていて、姉がラジオで流れてた曲を教えてくれたり、たまにエアチェックしたりして、なんとかいろいろ聴こうとしていたようなかんじでした。あとは、当時発売されてた音楽雑誌ですねん。。わたしが姉と交代で買ったりしてたのは、ミュージックライフ、ロックショウ、ロッキングオン、フールズメイト(当時は洋楽専門だった)ビバロック、音楽専科、というのもあった気がしますが。。。稀に、ドールズ、あとカルチャ-誌で、リオとかいうのもミュージシャンがよくでてたので買いましたね、ロンドン情報がのってたり。。。....うーん、懐かしい・・・。...また、遊びにきますね!(1月2日)--------何しろ第2期 British Invasion があったせいで、80年代はポップス界に異様な活気があったと思うんです。『ベストヒット USA 』のようなテレビ番組も、洋楽ファンを増やしたと思います。メジャーなものでもマイナーなものでも結構好きなのありましたね。ロッキングオン、フールズメイトよく買いました。80年代の音楽の話、実は多くの人が飢えているように思います。ほらほらさっそく↓で反応してますよ。(笑)*****************************************☆「minkasさん」より>1980 さと8さんとこのBBSで読みましたが、今年はついに80年代UK音楽についても書いていただけるのですかねー?楽しみであります。当時ラジオ聴きまくってたけど、バンド名や曲名を忘れてるものが多すぎるので、自分が好きだったものを知る手がかりになるのではないかという期待があるのですよ。気が向いたときにでも、80年代(できれば最近の音楽も)の音楽について書いてくださいね。 (1月4日)--------80年代UK音楽は「やめられないとまらない」 というと大げさですが、かなりのめり込んだものがあります。プロフィールに「ネオアコ」なんて書いていますが、そのあたりは今も聴いたりしています。僕はこの辺のものを『80年代英国青春歌謡』と以前勝手に命名しました。(笑)*****************************************☆「LOVEGUNさん」> A HAPPY NEW YEAR!! 昨年はお世話になりました。今年もとうぞ宜しくお願いします!!今年もひとまず、まだ学生なので、就職活動が始まってしまう前に、たくさんのコンサート・ライブに足を運び、生の音楽に触れたいと思っております☆いい年にしましょう!!(1月4日) --------ハッピー・ニュー・イヤーです。そうですね。LOVEGUNさん、学生なんですよね、まだ。コンサート僕もいろいろ行きたいけど、なかなかね。LOVEGUNさんの「誕生日命日日記」定着しましたね。実に参考になります。いずれにしても、今年もよろしく。*****************************************☆「ryutarrowさん」より>新年! 明けましておめでとうございます!昨年は穴沢さんとこうして出会いまして、曲まで出来ておかげで、非常に良い1年の締めくくりができました。ありがとうございました!今年も更に更によろしくお願い致します。(1月4日) --------おめでとうございます。こちらこそ去年は本当に楽しませていただきました。お互いアマチュアミュージシャンとして、楽しく音楽をやるようにしたいですね。今後ともよろしく。*****************************************☆「どんどこももんちゃんさん」より>あけましておめでとうございます 昨年は、リクエストに快くこたえていただいて、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。・・あら、びっくり!今朝、全然違うルートから、秀0430さんのHPに、初めておじゃましたんです。そしたら、ここでも秀さんのお名前が・・!穴沢さんと秀さんは、深い関係があったんですね。奇遇やわぁ~。ここでもよろしくお願いします! (1月4日) --------どうも。Happy New Year.リクエストに関してはこちらの方こそよかったです。何しろ2曲とも自分の本当に好きな歌のことだったから、つい気合いも入って長くなってしまいました。秀さんの日記のスタイルが、僕のお手本だったんです。全く同じ手法ですから、まねっこなんです。(笑)幸い個性が違うので、今のところ問題ないですが。じゃあ、今年もよろしく。***************************************** 以上。『パイナップルプリンセス』の曲に乗せて書きました。 新年早々大ウソでした。(穴)
2003.01.07
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『パイナップル・プリンセス』“Pinapple Princess” by Annette 1960 また季節はずれの曲が出てきてしまった!と思うのは、まだ早い。実は初めからクイズなのだ。なぜ「今日」この曲をとりあげたのか?これがクイズです。よ~~く考えて、答えてください。 アネットよりも田代みどりの日本語バージョンの方がおなじみかも知れませんが、いずれにしても庭に降り積もった雪を見ながら聴く気になれるような歌ではないですね。すみません。 そういう意味では"Winter Wonderland" なんかは、実に今の季節にピッタリで...。いろんな人が歌っていますが、アニー・レノックスのは実によかったなあ。おっと、そうそう『パイナップル・プリンセス』ですね。この今日にふさわしい曲?を聴きながら、たまった書き込みにまとめてレスをつけましょう。 3日から続いた新年恒例の仕事もやっと終え、いよいよ待望の休み。皆さんが BBS に書き込んでくれた新年のごあいさつにコメントをつけて、そのまま日記に掲載しようという試みをいよいよ実施するときが来た。せっかく頂いた書き込みもすべて消えてしまうと思うと、実にもったいないので、こういう手段を用いることにしたのだ。これは手抜きといえるのか、はたまた斬新な新手法というべきかは、歴史が判断してくれることだろう。(笑) 日記の感想として書かれたものは、そちらにレスをつけるので、ここには掲載しない。また、全文をそのまま掲載せず、一部割愛させていただくケースも出てくると思うので、ご了承いただきたい。また、日記の日付が昨日と今日の2日間にまたがることもお許しを。では1月1日から。*****************************************☆「minkasさん」より>THAT THING YOU DO! 「すべてをあなたに」がベスト・ムーヴィーですか。おっしゃるとおり、いかにも穴沢さんらしいですな~。音楽と恋を描いた青春映画、なんて安易な表現すると怒られるかな?・・・。テーマ曲が最高!作曲をしたアダム・シュレシンジャーって人は、FOUNTAINS OF WAYNE というバンドのメンバー(プロデューサーだったかも?)で、このバンドの「UTOPIA PARKWAY」というアルバムは大傑作です。王道のポップ・ロックで、とにかくポップ・ン・キャッチーなメロが最高です。このバンド周辺のバンド IVYやタヒチ80も人気です。僕はタヒチ80のCDは持ってないけど、IVYはいいですよ。フランス人女性Vo.(歌詞は英語)が爽やか~。もちろん、メロも最高。気が向いたらチェックしてみてください。「ディーバ」は、けっこう深夜TVで何回もやってて、過去に2回ぐらい観たんだけど、最初から最後までちゃんと観たのは今回が初めてでした。音楽を重要な位置におきながら、恋やサスペンスの展開がスリリングでした。いい映画ですねー。やっぱり穴沢さんは、映画も音楽が絡んでるものが好きなんですかね?また、オススメ映画なども教えてくださいね。そういえば、新年、明けました。おめでとうございました。 (1月1日)--------minkasさんにはいつも新しいところの情報を頂いて、感謝です。冒頭の「すべてをあなたに」・・・は、minkasさんが最近ビデオで見た映画のうち、僕が気に入ったものを書き込んだときの返信です。「音楽と恋を描いた青春映画」大好きですがな。今年もきっとお世話になるばかりでしょうが、よろしくね。*****************************************☆「秀0430さん」より>あけましておめでとうございます いつも楽しい書き込みをありがとうございます。楽しく遊びに来てくれる人は、僕は大歓迎ですから、...穴沢さんの知識の豊富さは、さすがにリアルタイムで楽しんだ人だという感じがします。そこで一つ、ご存じだったらぜひ取り上げて欲しい話題が。僕のいとこの家に、スペインの女優で当時17才くらいだったかと記憶しているんですが、マリソルという女の子のレコードがありました。僕はマリソルのパンチの効いた迫力のある歌声が好きで、「若いってすばらしい」という歌が好きでした。この歌自体はとても有名な歌だと思うんですが、マリソルについては全然分かりません。当時の人気なんかはどうだったのかな、と思ったりするんですが。 (1月1日) --------秀0430さん、今年もよろしく。秀さんの日記を読んで、僕も同じ形式で書こうと決めたんですから、楽天の恩人、師と仰いでおります。去年の一番の想い出は、ホリーズの『バス・ストップ』同日掲載ですね。ご存じない方は過去の日記を覗いてください。*****************************************☆「うるとびーずさん」より>あけましておめでとうございます 今年もどうぞヨロシクお願いいたします!これからも面白いお話、たくさん書いてね。できればもう少し頻繁に!(笑)今年一年、健康で、幸せでありますように! (1月1日) --------うるとびーずさん、こちらこそどうぞよろしくね。日記を頻繁に書くのはどうでしょうか、かなり難しい注文ですが、その気はあります。健康第一。*****************************************☆「宇宙世奇由さん」より>★初めまして★ 新年明けましておめでとうゴザイマス~(>∀<)ノ”えと、私のHPに来てくれてどうもありがとうゴザイマシタ!!ヘボかったと思いますが、楽しんで頂けたでしょうか?!また来てくださると嬉しいです~★それではココらへんで~失礼いたしまっす♪ (1月1日) --------宇宙世奇由さん、おめでとうございます。中学2年生の宇宙世奇由さんが HP を作りました。イラストや小説など満載で、楽しいですね!*****************************************☆「caster5mさん」より>明けましておめでとうございます。 明けましておめでとうございます。旧年中はいろいろと、有難うございました。自分のPCが壊れてしまって、中々更新はできない状態ですが、復帰次第、ご報告させて頂きますね!!今年もよろしくお願いします!!仰っていたように、レオン・ラッセルは、CDでのボーナストラックが、必ず入ってますね~!!それが楽しみでもあり、オリジナルアルバムと、違った印象を残してしまったり、中々複雑気持ちでもあります。(1月2日)--------caster5mさんの貴重な資料は、実に多くの人の 役に立っていると思います。今年もたびたび寄らせていただきますが、どうぞよろしくね。*****************************************[1/7の日記に続く]
2003.01.06
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Velvet Underground“New Age”1970みなさん、あけましておめでとうございます。みなさんが来ていろいろ書き込みしてくださっているのに、例年のことながら、新年早々あまりにも忙しいために、ぜんぜんレスがつけられません。今も仕事の合間の貴重な昼休みです。6日の夜まではこの状態が続きますので、それまでは、思うように返事を書いたり、ページ訪問をしたり出来ませんが、どうぞあしからず。 そのかわり新年にふさわしい???とっておきの曲をご紹介しましょう。ベルベット・アンダーグラウンド(Velvet Underground)の“New Age”です。"Loaded" というアルバムの A 面の最後の曲です。 このアルバムは、やっとの事で数寄屋橋ハンターで見つけましたが、今でもその時のことはよく覚えています。70年だったと思います。当時の数少ない大事なレコードの1枚です。"Loaded"は全体にとてもポップで、ベルベット・アンダーグラウンドにしては決して暗い印象はありませんし、なにしろ "Rock’n’Roll" と "Sweet Jane" が入っていますから、それだけでも十分貴重です。 “New Age”ぜひ聴いてみてください。 では、6日夜には完全復活いたしますので、 See you, then.
2003.01.04
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