私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ジョーク ・ ユーモア ・ ウィット <Renewal>「先日のことだが、来日して30年になるカナダの人と、 居酒屋で一緒になったんだ……。 何ともはや、愉快な一時だったよ……(^-^)」「西洋人って……大体において明るいよなぁ……」「うん、そして周りを和ませようとする感じが、 アリアリでな。 (^-^)」「『和む』か……、 『和』は……元々……日本人の専売特許なのになぁ……」「ユーモアが半端じゃなくってな……。 ホント良く笑ったよ…… (^。^)」 「お前も結構明るい方だが…………」「まぁな…………。しっかし彼は、本物だったよ。 ジョークもポンポン飛び出すし……駄洒落もな……」「へぇー、駄洒落も出るのか…………、 座布団何枚あっても足りなかったろう (^。^)」「真面目な話の方も……なかなか含蓄があってな………。 それが又……ウィットに富んでいるんだ……」「頓智もきくんだな……その御仁。凄いじゃないか」「周りを笑わせ和ませて……本人も心から楽しんでる……。 ……そんな様子でな……」 「……我々、日本人と、どこが違うのかなぁ……」「うん……、西洋人といっても例外はあるんだろうが……、 何か……こう……、 自由な生き方を感じさせるものがあるな……」「自由か……本当の……自由だな……」「……えっ?」「自分が真に自由であるためには、 他人の自由も尊重するってヤツだろう……な (^-^)」「……なるほど……な。 ……ともすれば、自由と我が儘とを、 はき違えている人もいるしな…………」 「ジョークがうまくて、 ユーモアがあって、 ウィットに富んでりゃ お前、まさに『ジ』『ユ』『ウ』……『ジユウ』じゃないか」「あっ、なるほど…………。 これが自由の語源ってか……?」「……バカ……『自由』は……日本語だ。ははははっ……」「違いない……。ははははっ…………。 これからは、おおいに自由に…………そして、 『ジユウ』つまり………… ジョーク ユーモア ウィット を大切にいくこしにしよう…………(^。^)」 <~~ユーモア~~ 長崎、有名なめがね橋の裏道、 現地では有名な「個人宅のめがね橋」>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/11/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 病院の待合室で……(^。^)以前の話……。或る大病院の「支払カウンター」で……。事務員「花房さーーん!花房さーーん! 花房さんいらっしゃいませんか……」待合室「…………………………」事務員「あっ、花房さん、花房さん!こちらです」花房翁「うん……???」事務員「こちらです。こちらお支払ですよーーー」花房翁「はんはん、耳が聞こえんで済まんなぁ……」 年の頃なら90歳は過ぎておられるだろう。椅子から立ち上がるのも困難な様子だ。でも車いすではない。杖をブルブル震わせながら自力で立たれた。すぐ事務員が飛んで来て介添え……。よく一人で病院に来られたなぁ……と、感心するくらい歩行が困難である。それでも、介添えを避ける様な動きでゆっくり、ゆっくり、カウンターへ…………。気丈な老人だ。事務員と花房翁との大声でのやり取りが暫くあって、どうやら支払完了。事務員が次の人を呼ぼうとしているが、花房翁がまだ何か言っている。 事務員「えっ?先生にですか?聞いてくるんですか?…………」花房翁「言いにくいが…………聞いてきて欲しいんじゃ……」事務員「なんでしょう……?」花房翁「酒は飲んでもいいかどうか、聞いてきてくれ!!」 待合室のみんなが下を向いて笑っている。私も思わず噴出した。足は弱いがホントに元気なお爺ちゃんだ。いっぺんに、待合室の空気が和やかになった。 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/08/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 功労者に心から感謝する集い もう……15~16年前の話になりますが……。(^-^)忘れえぬ、思い出話を聞いて下さい。◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆ 某電力会社のK会長が、先の株主総会で勇退されて相談役に就任されたんです。満73才を迎えられたと聞いていますが、どうしてどうして相当にお若く見えます。そして、まだまだ九州山口の要職を継続して務められており、九州国際空港、道州制の課題をはじめ難題山積みの中で、引き続いて、そのリーダーシップの手腕が多くの人たちから期待されているのです。 九州のニュービジネスを育成・支援する目的で、1988年に設立された「九州ニュービジネス協議会」がありますが、この会長も五年程前から務められていました。 今回、併せてこちらも引退されて顧問に就任されることに決まったので……お世話になった皆が集まって、感謝の集いをひらく事になったわけです。 私は、現在はそのメンバー企業を退職しているので、会員ではないのですが、これまでの会合、懇親ゴルフ、視察旅行等でお世話になっていたので、事務局が気を利かしてくれて案内を頂きました。実に…………ありがたいことです。 m(__)m K前会長は、お人柄が素敵な方で、この感謝の集いも、よくありがちな形式的なものでは決して無く、義理的な参加者はひとりも居ません。本当に心から感謝しており、その気持を表わしたいメンバーが50名ほど集まりました。発起人代表の挨拶にも「人としての在り方、事業主である以前の人間としての 基本を学ばせて頂いた……」といった意味合いの言葉に溢れていました。(^-^) 沢山の人に囲まれて、ニコニコと嬉しそうなお姿を見ると、こちらも、気持ちが和んできます。久しぶりに会ったメンバーも多く、自分の環境の変化についての報告などもできてホントよかった……です。ややあって…………、ちょっと、K前会長の周りが空いたのでご挨拶に行きました。 多分、覚えて頂いているとは思っていなかったので、新しい名刺をさしあげながら、旧職時代のお付き合いのお礼を言いました。 「……あなたには、旅の楽しさを教えて頂きました……」思いがけない言葉を頂いて……、「……えっ? (゜_゜>)」とお顔を見ると、「ベトナム視察の時ですよ。 あなたのお陰で疲れを感じないで、 楽しい日程を過ごせました……(^-^)」(^。^)…………覚えて頂いて……いた!ちょっと……感動しました!!!!……かなり……感動しました!!!!!!! 「こちらこそ、あの折は大変お世話になりまして、 ありがとうございました……」「有意義なだけではなく、楽しかったですなぁ……」「あの視察旅行の時のメンバーが今日出席率が高いんですよ」「ああ、そう言えば、そうですなぁ……。 名前をフルネームで、覚えることの、楽しさと、 大切さも教えてもらったんですよ。……こちらに……」と、横に立っておられた、某銀行の頭取に話された。「えっ!」と思ったが、そう言われて思い出した。 長いこと営業担当をやっていたことと、父が姓名判断を、やっていた影響で、人様の姓名にとても興味があって、あの、視察旅行の時も、20名弱の人の名前を、二日目には、フルネームで全部覚えていて……、皆さんに変に、感謝されたことを…………。しかし、団長だった会長は、あの場には、関わられていなかったはずだが……、えっ? なんで……?どうして知られたんだろう……? 「フルネームですか……、それは、大切な事ですな。 ……で、会長、楽しいとは?」……と、頭取。「女性の姓名を覚えていた時の相手の反応ですよ。 はははっ……」と、楽しそうな、団長、いや、前会長、いやK先輩……。こう呼びたくなるような雰囲気を持っておられます。「よかったなぁ……あんなに覚えて貰ってて……。 あれが、会長の凄さだよ……」某木材会社の社長が、一緒に喜んでくれた。彼とは、18年以上の付き合いになる。……確かに、しみじみと嬉しかった……。 エンディングは、阿蘇からお見えになった、童謡歌手のリードで……、皆で、合唱。「ふるさと」「ヤシの実」「夏の思い出」「川の流れのように」「千の風になって」「秋の夜」 ・ ・ ・最後は、みんなで輪になって、手をつないで大声で歌いました。K前会長はじめ、みんな、良い笑顔でしたよ。会長…先輩………ホントにお世話になりました。これからも、よろしくお願いします。◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆……◆ 現在は、90歳近くなられる大先輩ですが、私の大切な思い出の1ページです。 <m(__)m> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/03/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 【改訂】JRで遭遇した心動く景色<20> ー 半世紀超の列車通勤の思い出 ー……忘れ物の話(危機一髪)…… はっと目を覚ました。列車は博多駅に止まっている。小倉から乗った……新幹線。周りに人が居るので、到着した直後に目を覚ましたと……判断……気分はゆっくりだ。 …………ところが……!!!「次は南福岡です」……のアナウンスに「ええっ!」っと、大慌てで脱いでいたスーツと鞄を持ってドアに駆け足……。「終点じゃないんだ……なんだこれ(-"-)」複雑な心境……。「……そうか、博多が終点の便と、 南福岡まで行く便があったっけ……(-_-)」……ということは、小倉方面から乗って来た人がみんな降りて、南福岡に行く人が乗ってくるまで……眠っていたことになる。 「危ない、危ない……」今日は、客先に、かなりギリギリの時間で向かっている……。 改札を出て……スーツを着て……「……ん?……軽い……」スーツが心なしか……軽いのだ……。慌てて、内ポケットを探ったが……やっぱり、携帯電話がない。「しまった……」確か、電話を手に持ったまま眠ったような……そんな気がする……体中に電気が走った……。「大変だ!」 大急ぎで、改札の職員にその旨を伝える。 「南福岡に着いてからの調査になりますが……」「うわーーー、これは客先、大幅に遅れる……」それよりも、無事に手元に戻ってくる保証もない……。「もう発車しましたか?」すがるような気持ちで聞いてみた。「あっ、まだ停車しています。走って下さい……」と職員。 入場券を貰って、久方ぶりの全力疾走だ。エスカレーターも、駆け上がって……、止まっている車内に飛び込んだ。仮に動いても……電話が見つかる方が良いとの……思い。座っていた座席……。誰も座っていない。……しかし……無い。携帯電話が無い。焦りが全身を駆け巡る……。次の瞬間……、「あった!」中央のひじ掛けの下に隠れていた。 握って、踵を返して車内を全力疾走。「ドアが閉まります」アナウンスを背に……下車。……後ろで、ドアが……バターン。危機一髪……「良かったーー」 汗が、どっと噴き出てくる。顔もびっしょりだ……。「あーーあ、……でも、良かった」 改札口で、職員に丁寧に礼を言って……客先に急ぐ。10分程遅れたが、事情を話したら「……年だね……」と冷やかしながら、快く許していただいた。「ほっ (^。^)」真夏の……真昼の……悪夢一歩前……でした。(;一_一) <完> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/04/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋の 粋なおばちゃん( ̄ー ̄) <Revival> 先日、JR電車内で以前勤めていた会社の後輩にバッタリ出会いました。「ブログ見てますよ。(^-^)そろそろ『居酒屋のおばちゃん』を もう一度、アップして下さいよ。(*^_^*)」「ああ、あれか。あの時一緒に飲んだだよな……(^。^) 以前アップした時のURLをラインで送るよ」「いやいや、面倒です。Revivalでアップして下さいよ。 ……あのおばちゃん、元気にしていますかね。(^o^)」「……うん……もう90才近いだろうな……」「じゃー、お願いしておきますよ――」 そういって、列車を降りて行ってしまいました。(-_-)……ということで、この懐かしい話のリバイバルアップと、なりました。-----------------------------------------------------------◆ 大通りを曲がって少し入った所のごくありふれた居酒屋……。会社帰りに仲間5人でちょっと立ち寄った。「いらっしゃーい。何名様ですかぁ……? (^。^)」「5人だょーーーーーーん!」「はい! 上に上がって下さーい。はーい、上、5名様ね!」履物を脱いで次々と板張りに上がる。……黒光りの板です。滑って転んで、「いてててててててっ! (>_<)」相変わらずバカが一人居る……。 (^-^) 「いらっしゃいませー、どうぞ、こちらへー。5名様ですね。 どうぞーーー (^。^)」年の頃なら、60代中盤の威勢の良いオバサンの出迎えです。「はーい、おしぼりどうぞ。どうぞ、どうぞ。 はい! 飲み物何にしましょう?」「まず、ビールねっ。」「ハイッ!ビール。キリン?朝日?……どちら?」「サッポロ……無いの?」「あぁ、有りますよ。ハイッ、サッポロ、何本?」「なんだ、あるんじゃない。ちゃんと言ってよ……」「すんませーん。ハイ…何本?」「そうねぇ取り敢えず、2~30本持って来て。 ……ははははっ……(^-^)」 「うぃっ…?……2~30本!!えぇ、えぇ、わかりましたっ。 ちょっと待って下さいね。」ニコッと笑って、オバサンは奥に消えた。「おい。相変わらず冗談きついなぁ。オバサン、 びっくりしてたぜ……」 「でも、勘の良いオバサンやなぁ……」「ところで、クイズ。さて、2本来るでしょうか? 3本来るでしょうか?」「待て待て、それは俺に答えさせろ。答は、3本。 …………だろう?」「ご名答!」「ちょっと待ってよ。2本かも知れんじゃないか」 「いやいや、こいつは、人の心理のことを言ってるんやから、 ……なぁ、そうやろう?」「その通り……カミさんに小使い、2~3千円くれって 言ってみろよ。大抵の場合出て来るのは、2千円。 ……そんなもんよ……」「なるほど、出したいか出したくないかということか……」「あぁ………そういうこと……か……? ……へえー……俺、今分かった」「相変わらず鈍いなぁ…お前。 それにしても、オバサン遅いなぁ……」 「ウッショ、ウッショ、ウッショ………………」「何?……あの声」「ウッショ、ヨイショッと!!! ふぅぅぅー。お待ちどう~。 ハイ、まず20本。あぁー、重かったぁぁぁ……」 「……!」「…………!」「………………」「……………………」「…………………………(゜-゜)」「やるねー………………オバサン(ー_ー)!!」オバサンはそれには応えずケースの中から、3本、指に挟んで取り出してテーブルの上に置くと、俺の顔をキッと睨みつけて、それから、ニター~と笑って、残りのビールを、又、ヨイショ、ヨイショと奥に持っていった。 全員…………無言。完全に一本取られた……。その夜の宴席が盛り上がったのは言うまでもない。 ……帰りに、おばさんにチップを渡したが、居酒屋では、初めての事である。何度、思い出しても可笑しさがこみ上げてくる、ひと夜の、素敵なオバサンのオハナシでした……。大人のユーモアって……いいもんですねぇ……。(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/06/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 空が晴れると……気分も晴れる!! <Renewal> タクシーに乗りました。「久し振りに随分と雨が降ってくれましたねぇーー」…………気さくな運転手さんが言いいました。「はい、お陰で空気が綺麗に感じますよ」「そうそう、そうそう。 昨日は素晴らしかったですよ。 黄砂も綺麗に洗い流されましてね近くの山は、 木の種類までわかる位にくっきりでした。(^。^)」「全くです。黄砂って凄いんですね。 ここの所、連続的に飛来してましたからね……」 「そうですよ。あれが普通の景色だと思ってましたよ。 ……全く……。こんなに綺麗なのに…………」「ホントに霞んでましたからね……。どこに行っても……」「私なんか昨日の朝、運転していて、あまりの鮮明さに、 目の解像度が上がったのかと勘違いしましたよ……」「!!!………運転手さん、 カメラとかパソコンやられるんですか……?」「よく分かりましたね。この歳ですがパソコンに はまっていますよ。ははははっ………。 それにしても、よく分かりましたね……」 「ははははっ……。……まっ、ちょっとね。(^。^) (普通は解像度という単語はあまり使いませんものね)」「お客さん、たいしたもんですよ。 しかし、天気が良くて空気が澄みきっていると、 気分まで晴れるから不思議です……」「天気も空気も気分の『気』の字が入ってますから、 親戚なんでしょう……ははははっ……」「うっ、上手いこと言いますね。 お客さん、偉いね。 料金……まけちゃおうかな……ははははっ……(^。^)」…………で、ホントに180円、まけてくれた。(^.^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ===================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/06/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 駅のホームで人の情けに感動!! <Request・Revival> <随分前の思い出話です> 電車がJR香椎駅に着いた時のことです。思った以上にたくさんの人が降りて……、……、……。車内が見通し良くなりました。 降りて階段を上って行く人達の間を、縫うようにして何人かの人達が走って降りて来ています。良く見かける光景だし……、私も何度となくやってきた事です。発車時刻間際になると、いわゆる駆け込み乗車になります。危険なので最近JRが特に力を入れて、やらないように呼び掛けている所です。 何とは無しに見ていますと……、階段を上がる大人達の足元をチョロチョロと、子供が二人走って降りて来ました……。……発車にはまだ少し余裕があります。一人は男の子で、小学校1、2年生位……、もう一人は女の子で多分幼稚園年長組でしょう。男の子はとてもすばしっこい足でまるでサッカー選手の様に、人の間をすりぬけて……ピョンと電車に飛び乗りました。少し遅れて女の子……。真剣な目をして、多分兄らしい少年を見失なうまいと必死に走って来ました。……車内の兄を見て安心したようにニコッと笑いました……。が…………?……乗りません……。…………?(゜_゜)乗車口の所で振り向いて「早く!早く!」と、膝でリズムを取るようにしながら叫んでいます。 階段の方を見ると70才前後の男性が2歳位の女の子を抱えて、……というより両手で前に捧げ持つ様にして、やっと階段を降り終わってこっちに駈けてくる所です……。……気のせいか、どこかで会った事のある感じのする男性です。ヒャーーー……!多分お孫さんなのでしょうが……ひとりで、この三人を連れての電車移動は大変です。汗をかきかきこっちに走って来られました。もう、顔は、真っ赤です……。……そろそろタイムリミットです。……後、数秒でドアーが閉まるでしょう。……ん?おかしいな……。その男性、子供を車中の男の子の横に降ろすと、再び、走って引き帰しました。「早く!早く!早く!……」女の子は続けて叫んでいます。ピョンピョン飛ぶ様にして……。 男性が戻って行った先に、女性が走ってきています。何と、乳母車を抱えて……、中には赤ちゃんが乗っています。女性って強いもんですねぇ……。体格も良いのですが……、たいした力です。女優の藤田弓子に似た感じ…………。 引き帰した男性が、この女性を手伝って、乗り口まで辿り着きました。お歳の割には、機敏で素早い動きでした。「すみません、すみません」を、女性が連発しています。この局面……身内でも、そんな感じなのでしょう。 おじいさんと、お母さんと、子供4人の一行だったのです。確かに、乳飲み子と二才位を含めて、4人の子連れでは、大人が2人居ないと大変です……。 母親の実のお父さんか…………、 いや、何となくお互いの振る舞いから見て、義理の間柄、つまり、旦那さんのお父さんのような気がします……。…………無事に、全員乗車。「ありがとうございます。ありがとうございます」しきりに女性がお礼を言っています。やはり義理の間柄というのが「当たり」の様です……。(^。^) こっちも、何となくほっとして……動き出した電車に、身を揺らしました。…………えっ?…………何? 窓の外を、さっきの男性が、汗を拭き拭き階段の方に歩いて行っているではないですか……。……えっ?。(゜_゜)あれっ、乗車しなかったのか……。ということは、待てよ……。ああ、子供が多いから、送ってこられたのか……。……なるほど、なるほど……。勝手に、納得している私の耳に、さっきの女性の声が聞こえてきました。「……××ちゃん、ちゃんとお礼が言えて、偉かったねぇ。 ……でも、良かったね。親切な人に会って………」…………えっ? そうだよ……。そうそう……、さっきの男性、確か、この車両に乗ってたよ。……それで、どこかで会った様な気がしてたんだ。博多で並んでいるときも……、確か、後のほうに居られたような…………。 はっきりした、鮮明な記憶ではないが思い出してきた。……と、いうことは、彼は下車して改札に行く途中、この親子5人を見て、手助けをしたという訳か……。………………!!。……うーん。……自分だったら……。……どうかなぁ。うーん……。残念ながら何ともいえない……。うーん……。すげぇーーや…………。きっと、同じようなお孫さんが居られるのかもしれないなぁ。……生来、親切な方なんだろうなぁ……。色々と考えているうちに、胸がほんのりと温もってくるのを感じました。 ……良い光景に遭遇しました。この子達にとっても……、……屈託無い顔してるけど……、心の隅のどこかに、ずっと残る事でしょう。自然と、表情がほころんでくるのを感じながら……、ケイタイに入力し、PCに送った次第です。…………感動、覚めやらぬ内に…………と。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 < 街 角 の 画 廊 >====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/06/01
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2020/04/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 父と …… 優しい娘の 会話 (^-^) <Revival>「優子、あのなー……、ワシが大病したらなぁ……(-_-)」「まぁまぁ、何を言い出すかと思ったら……お父さんったら、 縁起でもないことを…………(^.^)」「ワシはお前には、絶対、看病して欲しくない………(^。^)」「あら、それ何よ……。母さんはさておいても、娘のあたしが 一番、安心なんじゃないの……?ええっ……?」「……うん、安心は……安心じゃが……(ー_ー)」「じゃー、いいじゃない。ちゃんと看病してあげますよ。 心配しなくても……ふふふふっ……(^.^)」 「いやいや、やっぱりご免こうむりたい……お前は……」「何よ……もう、……そんな事言わないでよぅ……」「お前は、名前の通り小さい頃から優しい娘だ……」「……うふふふっ……アリガト……。優しく優しく看病して あげますよ……(^.^)」「……お前……、 医者が止めている物をワシが欲しがったらどうする……?」「そりゃーダメよ。体に悪いからね……。あげませんよ……」「……うん、一回はな……」「……えっ?」 「何度も、何度も、わしが欲しがったら、どうする……?」「お父さんは、なんでも言い出したら切りが無いからね……」「……どうする……?」「ダメですよ。……ダメ。……でも」「……でも、何だ?」「お父さん、可哀そうだからね。 ……ちょっと位なら、害も無いんじゃないかな……。 ……後で先生に聞くと言う事で……」「くれるか?」 「……うん、でも、ほんのちょっとよ……」「……お前は、優しいからなーー。そんな娘だーー(ー_ー)」「まぁまぁ、ありがとうございます(^.^)」「……やっぱり、やめとこう。お前に看病頼むのは……」「…………(-_-)」「……早死にしてしまう……」「……!!」「お前は、優しいが…………賢くない<`ヘ´>」「えっ……?」「…………(ー_ー)!!」「……なに……? 私にもっと賢くなれって言ってるの? …………もう……(>_<)。 ……ハイハイ、分かりましたよ……(^.^)」「……別に……、そんな事は、言ってない……ふふふっ ほれっ、もう一杯注いでくれ……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 厳しい老女将が 惚れ込んだ女子大生[下] <Revival> 女将さんはそれなりの店を構えているオーナーだが、常に質素を心がけていて、……この年齢なのに、あまりタクシーを使わない……と聞いた事がある。 買物は、大変だろうな……。「私も古い人間でしょー……。 人様のお世話になるのは、少し意地が働いて、 断わる方でしてね……相手さんにも迷惑ですからね。 何度も何度も断ったんですよ。……ですけど……、……あの子 若いのに何か自然な感じでしてね……言葉も自然で…………。 その物腰から、優しさがふわーっと伝わって来て、ついつい お世話になっちゃおうって……気になっちゃったんですよ。 私、こんな体験……初めてです。 不思議な雰囲気を持った子なんですよ……」 「うん…分かるなぁ。素直に育った娘さんなんだろうなぁ……」「それで上まで持って上がってくれましてね、 丁度、雨が降って来たもんですから……、 タクシーに乗せてくれましてね。 住所とか聞こうとしたけど、 結局そのまま別れちゃったんですよ……不覚にも……。 私としたことが……」「名前は聞いてたんだ……」「ええ、名前だけは何とか……ですね」「それは良かったね……何と言っても、 人の親切に触れると心が温かくなるもんね……。 ……でも、女将さん、 名前だけで……、 どうやって再会したのよ……」 「……どうもですねぇ、私をタクシーに乗せてからですね、 また、下に降りて行った様だったんですよ。 あの子の降りる駅ではなかった様なんです。 私の為に下りてくれたんだって確信を持ちましたね……」「へぇー、凄い子だねぇ。……で……?」「接した感じからして、女子大生ってピンと来てましたからね。 地下鉄のルートから……F大かなって思ったんです。それで、 汐井さんという名前だけを頼りにF大に行きましてね……」「ええっ!!わざわざ行ったの? (゜_゜>) 女将さんも立派だねぇ……。 何としても御礼の気持ちを伝えたかったんだ……」「いえいえ、お礼もさることながら……、 何よりも会いたかったんですよ。 人様からこんな気持ちにさせられたのって……初めてですよ。 スカウトしたいって思うようになりました」「うわーー、女将さん、凄い飛躍だな……」 「……だって、あんな子に店に来て貰ったら、 絶対お客さんが喜んでくれるでしょう。 私も、あの子から、あの優しい雰囲気を学びたいって、 思ったんです……」「ひゃー……、女将さんも並の人間じゃないね。……でも……、 接客のプロが惚れたんだから……これは逸材だろうね……」「大学はF大で、グーでしたよ。ふふふふっ……。(^。^) 私も……、なかなか良い勘してるでしょう……? 事務室で彼女の事を克明に説明したら、 珍しい名字だったこともありましてね、 すぐ見つかったって訳です……。 美談ですから、事務室の人もとても協力的で…………」「それで、スカウト……か……。……でも、良く来てくれたね」「いえいえ難しかったんですよ。 …………ホントに……難しかった……。 他でちょっとしたアルバイトもしていましたし……、 水商売に対する尻ごみもありましたしねぇ……。 無理もないですよね……」「……うーん、難しいね……」 「でも、惚れちゃった強みですよ。 (^。^) 時間をかけて説得しました。 あの子のアルバイト先にも一応挨拶に行きました。 相手は、びっくりしてましたけど……」「ひゃー……、やるねぇー女将さん……」「一度惚れたらとことんですよ……。ふふふふっ……。 もちろん、お手当も大幅に弾むことにして…… 時間はかかりましたけど……OKして貰ったんです……。 いい子ですよーーーー」「うん、凄くよく分かる。でも、女将さんだって素晴らしいよ」「あの子のお陰でですね。 私、最近少しだけど柔らかくなってきてるでしょう……?」「参ったなーー……『ウン』としか言えないじゃない。 ははははっ…………(^-^)」でも、確かにそういう感じはする。水商売一筋60年以上のベテラン女将を虜にする……。本当に、不思議な子に違いない。こちらまで、良い気持ちになって心地よく飲んだ一夜だった。 (^。^) <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 厳しい老女将が 惚れ込んだ女子大生[上] <Revival>「女将さん、この前の娘さん今日は居ないの……?」「えっ?ああ、あの子は今日は来ませんよ。明日は来ます……」 80歳近い女将さんが、まな板から目を上げてにっこり笑った。 博多駅前の小さな洒落た小料理屋のカウンター……客は居ない。この店は、今月3回目の訪問だが……カウンターに座ったのは初めてのこと……。お客様を接待する際は、ほとんどが奥の小部屋に入る。お手伝いの若い女性が入れ替わったのは、先月位からか……。「良い娘さんだねぇ……」「はいー、おかげさんで……(^。^)」「笑顔が最高だよ……。爽やかでねぇ……」「ねっ、良いでしょう……。惚れちゃってね。ふふふっ……」 ( ̄。 ̄) 意外な返答だった……。こんな場合……店の従業員の事なので、女将さんとしては、「いえいえ、まだまだ……ですよ」……等と……、謙遜するのが普通だ……ベテランの女将さんにしては珍しい反応だった……。どうも……これは何か、訳ありだな……と、感じた。(-.-)「良く気が付くし、言葉遣いもはきはきしているし、 決して出しゃばらないし……、今どき珍しいよね……。 アルバイト?……学生さん……?」「はい、F大学の商学部です。週に3回来て貰ってるんです」「おしぼりを渡す時にさぁ……、 小さい声で『毎日ご苦労様です』って、にっこり笑って 言うんだよ。……疲れも吹っ飛ぶよ……。(^o^) 大声で、やや形式的に言う人は多いけどね……」「……そうですか……。ありがとうございます………」「お代りのおしぼりが出て来るタイミングなんかも、 絶妙なんだよね……。常にどこかから、じっと見ていないと、 中々できない様な感じなんだよ。読みの良い子なんだね……」 「まぁまぁ……そんなに褒めて頂いて、本人、喜びますよ……」「その前に、女将さんが、メッチャ嬉しそうだね……」「あら、そうかしら……ふふふふっ……(~o~)」「まさか、また親戚の娘さん……預かってるんじゃない? 礼儀見習いとかで……」今迄も、この店では珍しくない事だった。女将さんは品があって身持ちも堅く、厳しい人だし……、いきおい客層も良いので、行儀見習いとして、親戚の娘さんを預かっていた事がある……。「ははははっ……(^。^) あの子は違いますよ」「あっ、違うの……。 でも、女将との関係見てると、身内みたいに感じるよ……」 「そうですか……。そうでしょう……ふふふっ……」「何よ、ひとり笑いして…………」「そんなに褒めて頂いて嬉しいですね。 ……今日はお客さんも無いから、 お話聞いてもらいましょうかねぇ……。 ……はい、一杯頂きますよ」そう言って、女将がこっちに寄って来た。「ああ、どうぞどうぞ、ビールで良いの? 女将は日本酒党じゃなかったっけ……?」「あら、お酒戴いて良いですか……? じゃー、遠慮なく頂いちゃおー……(^。^)」いそいそと、厨房の方に向かう女将のうしろ姿……。やはり、やや、老けたかな……。最近、辞めたい辞めたい等と言っていたが……。……客の方としては、こんな良い店、閉めて貰っては困る。料理も旨く価格も手ごろで、駅にも近く客層も良い……と、きているから、同僚と来るも良し、お客と気さくに来るも良し、一人でフラッと来るも良し……、有難い店なのである。 「実は……ですねー」女将が、盃をおいしそうに口に運んでから喋り出した。「私が、スカウトして来たの」「スカウト……? どこから……?」「もちろん、F大学ですよ……」「えっ? なに? ああ、就職係に頼んでたわけね」「いえ、そうじゃなくて……」「ええっ! スカウトとか……するの? 普通……」「いえいえ、もちろん私も初めての経験ですよ」「………………どういうこと……?」「半年くらい前の事ですけどね……デパートに買い物に行ったん ですよ。お店で商品見ていると、ついあれもこれもって事に なっちゃって……大変な量を買い込んじゃいましてね……。 地下鉄で降りる時にモタモタしてたんですよ。 そしたら、近くに乗っていたあの子が荷物を持って、手伝って くれましてね……」「へぇー、そんなことだったの……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 25歳年下の女性へのプロポーズの言葉 35歳の折に25歳年上の男性と結婚された方がおられて、……その方から聞いた話なんですが………。当時60歳の彼のプロポーズの言葉が………………。『菊枝さん、君はとても素晴らしい女性だ……。 スタイルも良く美人で……それも日本型の美人で 笑顔がなによりも可愛らしい……。 優しくて思いやりもあるし……、 芯もしっかりしていて頼もしい面もある。 それに、明るくて……お酒だってホントに陽気に飲んで唄う。 そして、私が最も感心するのは菊枝さんの向上心の強さだ。 それが豊かな教養を培ってきた源泉だと思う。 私は時折、菊枝さんと同世代の人間の様に論議している自分を 発見して嬉しいんだよ……。 ……ただ、そんな、素晴らしい菊枝さんでも、 たったひとつ……、大きな欠点がある』『…………!!』『……それはね、君が僕に、時を忘れさせてしまう事だ……』 男性は、とある企業の社長さんだったらしいんですが、その半年後にふたりはゴールイン。女性は初婚、男性は再婚。男性の子供さんたちも、心から祝福してくれたとか……。 現在、50歳を越えたこの女性は、『あの時、彼が“時を忘れさせて……”と言ったのか、 “歳を忘れさせて……”と言ったのか、 聞き取れなかったんだけど……、 同じことですもんね……』等と言いつつ……お二人で年に2~3回の海外旅行を楽しんでおられる。ホントにステキなカップルである。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ちょっと笑える間違い電話 斉藤さんが居間でタバコを吸っていると電話が鳴った。 「ハイッ、斉藤です」 「もしもし……、モシモシィー……」 「ハイハイ、斉藤ですが」 「あっ、斉藤さん。……えっ、山本さんじゃないですか」 「いえ、ウチは斉藤です……が」 「……おかしいなぁ……。662の5534でしょ……?」 「いえいえ、ウチは5543です」 「あっ、5543ですか。……でしょー?そしたら山本さん」 「いえ、だから……43は斉藤で、山本さんは34でしょ?」 「ああ、そうそうそうそう、そうでした。 いやね、山本さんとね……明日ゴルフに行くんですよ」 「…………(-.-)」 「いや、正確に言うと行く予定でしてね。それが突然、 急用で行けなくなったんです」 「……はぁ……」 「まあまあ、慌てて電話掛けたもんやから、5534に 掛けてしもうて……ホントすんません」 「いやいや、5543に掛けられてるんですよ」 「あっ、5543ね。そうそうそうそう……で、えーーと、 どちらさんでしたかね?」 「……だからぁ、斉藤の家にかかってしまったわけです」 「そうそうそうそう、えらいスンマセンね……。 早く山本君に連絡取らんと、あいつ、メチャクチャ 楽しみにしてましてね。……というのが…………」 「あのう、スミマセンが……電話切って良いですか?」 「ああ、ああ……スンマセン。間違い電話でした。なんせ 急いでたもんですから……早く掛けてやらんと……」 「…………(;一_一)」 「どうも、どうも……えーーーー、斉藤さん……でしたか? 申し訳ありませんでした。それでは、失礼します」 ……ガチャン…… 「…………<`~´> ^_^;」 斉藤さん、タバコは燃え尽きています。 台所から奥さんの声です。 「あなたー、電話……どなただったの……?」 「……ん、間違い電話だ……」 「……んなわけないでしょう……あんなに話していて……」 「…………(-_-)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 知らない同士も知り合いになる飲み屋のカウンター 戸畑駅でのことです……。駅表のコンビニで買い物をして、改札口に向かっていました。 前方から、オレンジ色のジャンパーにジーパン姿の若者が、歩いて来ます。年の頃なら、20歳前後と言うところでしょうか…………。 気にもせずに歩いていたのですが、何とその青年がにっこりと笑いかけてくるじゃないですか……。……???……。思わず、後ろを振り返りましたが……、誰もいません。明らかに、私を見て笑っています。見知らぬ青年です。…………ハテ…………サテ(-.-)「おいちゃん、僕のこと覚えとる?」 近くに来て、ほほえみながら、はにかみながら、その青年が言いました。「えーーーー…………と…………(^-^;」戸惑う私に、「ほら、おでん屋で……。大分前に……」「うーーーーん」…………ピンときません……(-.-)「色々、聞いて貰ってスミマセンでした……」 あっ、そういえば……、以前、たまたま隣同士に座った青年から、父親の悪口と言うか、愚痴と言うか……、そんな話を長々と聞いた事があります。こっちも酔っていたし、真剣に聞くというよりは、聞き流していたんですが…………。 飲み屋のカウンターで、たまたま隣に座って、酔って……、こんな話を仕掛けて来る人は案外多いんです。ほとんど、向こうが一方的に話しますが……。 要するに誰かに聞いて欲しいんでしょうね……。まっ、一言二言は、何か言ってやったような……気もします。「親父と、呑みに行ったよ……あの後……」…………そんな、アドバイスしたかなぁぁぁぁ……(-.-)「おっ、良かったじゃないか。……どうやった……(^。^)」と、返した私に、その青年が、にっ と笑いました。まぁー、無邪気と言うか、幼な子の様な笑顔です。 「良かったな、頑張れ!」と肩を叩いて、改札に向かいました。時間が無かったので……。「ウン」といって、その青年は立ち去りました…………。いえ、改札口への曲がり角で、振り向いたら、まだ、こっちを見ていました。手を上げて、改札口へ……。なにか、気持ちがほっこりするのを感じました。名前も何も知らない青年ですが……。北九州には、まだ、ほのぼのとする情緒が残っています。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ さりげない情愛(祖父と孫の風景) <Revival> 時間があったので自宅から駅まで歩く事にしました……。15分も歩いたでしょうか……。車がひっきりなしに行き交う道路の向こう側の前方、信号の所の歩道に小学生が5、6人たむろしているのが見えました。ランドセルが大きくて新しい……。……一年生の様です。見るともなしに眺めながら歩いていますと……お爺さんに連れられた女の子が現れて皆と合流しました。 お爺さんの傍から、弾けるように走って来て仲間の群れの中に入った女の子は「わ~」「きゃ~」などと言いながら、皆と戯れ走っています……。(>_<)なーーんか取り残された感じのお爺さん…………。^_^;暫らく子供たちの後ろ姿を眺めていましたが……、ややあって、きびすを…………返さ………ない……。じっと、立っています。穏やかな表情で歩道に立たずんで、子供たちを見守っています。私も、だんだん近づいたので良く見えるのですが、肌の色つやも良く、何と、足は素足に雪駄です。……元気なお年寄りのようです。 お爺さんの目線の先に、振り向いて見ますと、丁度、30m位先の角を子供たちが曲がるところでした。ひとりの女の子が振り向きました。そして、手を振っています。……明らかにお爺さんのお孫さんです……。お爺さんも、軽い、敬礼のような感じで右手をゆらゆらしています。 この子は、いつも角を曲がるまでお爺さんが、見ていてくれることを知っていて、ひとり、振り向いたんだと思います…………。……多分、毎日の事なんでしょうね。 この子はお爺さんの手を離れてからは、友達の中に没頭して、送ってきたお爺さんの事など、すっかり忘れているかのように見えましたが…………ちゃんと、知ってたんですね。 この、30m……、じっと見守ってくれているお爺さんの視線から、この子は、無意識に、とても貴重なものを頂いているのでしょう…………。思わず、顔がほころんだ、ほほえましい朝の光景でした。(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/06/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ロマンティックな恋人同士 <Revival>「おいおい、何を朝からニヤニヤしてるんだ……?」「わかりますか? ……実は、昨日ちょっとした事がありましてね………」「なんだお前……、思い出し笑いか……。 昔から『思い出し笑いはエッチ』っていうぞ……」「そんなんじゃありませんよ………」「じゃー、どんなんだ?」「いえ……、夕べ、彼女からですね……………」「おっ、一人前に彼女が居るんだ……」「そりゃ僕だって居ますよ。……彼女くらい」 「簡単に言うな<`~´> 居ない奴もいる……。 …………で?」「いえね、夜、携帯の不在着信、聞いたんですよ……」「わかった、それが彼女からだな?」「……と、いうことです。 『今車で走ってるけど、月がとってもきれいだから、 知らせたかった』って……言ってるんですよ。 『天気が良いので、大きくてくっきり見える』ってんです」「なーんだ、そんなことか。お前達も暇やなぁ……」「それでぇ……時間もあんまりたってなかったんで、 部屋から、外に飛び出したわけです。きれいでしたねぇ。 すごく明るいお月さんでした。…………見ました?」「見るか! サスペンス劇場で頭ひねっとったわい……」 「……で、ですね。じっと見てたら……、 ……彼女もまだ、今見てるかなって思ったんですよ。 そしたら、凄い事に思えてきて………」「何が……? 何が凄いんだ……? 」「だってそうでしょう。 彼女とは、数十キロ離れてるんですよ。……それがですよ。 全く物理的に同じ物を同時に見ているわけですよ。 凄いでしょう……」「お前……、柄に似合わず、結構ロマンチストなんやなぁ……」「こんな事って他にあります? 地上では考えられませんよね」「……………(太陽も星も一緒やないか。 富士山だって見えらあな)……………<(`^´)>」「ねっ、無いでしょう? それに、月がもし、もしですよ、大きな鏡だったら、 彼女の顔が映って見えるかもしれんのですよ。……ねっ。 ……そう考えてたら、じーんとしてきましてね……」 「分かった。……で、彼女に電話をした。 そして、話しながら一緒に月を見て盛り上がったってわけだ。 いいねぇ~若い者は…………」「ところが、電話しなかったんですよ。」「えっ? なんで?」「……なんか、もったいないようで……」「……もったいない?」「ええ、……この、自然が与えてくれたダイナミックな ドラマに、文明の利器など噛ましたくなかったんですね。 彼女の声が聞こえてくるような気がしましたからね。 いやぁ、きれいな月でした……………。 ……月鏡……」「はいはい、ご馳走さん…………(^。^) さぁ、出かけるぞ。仕事、仕事……」「よおし! 今日も頑張るぞ!」…………メデタシ、メデタシ………… (^-^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/06/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ さつま焼酎五代……大将の涙(>_<) <想い出のRevival>「阿武さん、この前話した鹿児島の社長さん来られましたよ!」「えっ?あの焼酎『五代』の話?」「うん、奥さんとアメリカに行くとかでね、前夜博多に泊られて 一緒にみえたよ」「へぇーー、会えたんだぁ!! ……何年振り……?」「そうねぇ……かれこれ、30年になるかなぁーーー……。 うーん……」 博多駅筑紫口から歩いて4~5分の所に『筑前丸勝』という、暖簾の店がある。還暦を過ぎたご夫婦と娘さんとでやっている店で……今年で30周年になる。この辺りは、周辺がホテル街なので、宿泊客や、地元のビジネスマンで、けっこう繁盛している。入れ替わりの激しい、駅前一等地で……30年操業はたいしたもんだ。 板前兼大将は北海道出身、女将は長崎出身だとか……。どういう出会いかまでは、まだ聞いていない……。 (^-^) 博多ではここのところ、焼酎は『黒霧島』が主流を占めていてどの店に行っても『黒霧島』を置いていない店は無いくらいだ。ところが、この筑前丸勝は……そうでは無い。さつま焼酎『五代』一本だ……。それも、お湯割りの飲ませ方が普通の店と違う。鹿児島現地で飲むのと同じ飲ませ方なのである。 一般に、焼酎のお湯割りと言えば「6:4」「5:5」とかいって、その場で焼酎とお湯をグラスの中で混合する呑み方だ。しかし、この店は、前もって水と焼酎を混合していたものに、燗をつけて出してくれる。焼酎が水に良く馴染んでいる感じで、まろやかな甘みがする。…………はっきり言って……旨い。 初めて来た時に、この「こだわり」に興味を持って、大将に聞いたわけだ。忙しく手を動かして料理を作りながら大将が話してくれた。 「商売を始めて間もない頃にね、ウチもそろそろ焼酎を置こう かなと思ってた訳よ。そしたら、丁度、鹿児島の会社の社長 さんがみえたんで聞いたのよね。本場だから……ね。 ……なんか、仕出し屋さんとかをやってる社長さんだったけ どね……。『それなら、絶対に、さつま五代にしなさい』 って言うのね……。 『白波』しか知らなかったから……、何にもわかんなくて 『五代』って言われても……って、……そんな顔を してたんだろうね……俺がね……。 『明日、帰ったら送ってやるから、まずは自分で飲んでみな』 って、ことで、話は終わったのよ。 まさかねぇ……。 頂きますってのも……、ちょっと、 厚かましいしねぇ……。 ……ははははっ……」 ところが、2~3日後に『さつま焼酎五代』が送ってきたというではないか……。……瞬間、さすがに薩摩の人だと思った。 それが何と、一升瓶で12本も送って来たということ……。これには、私も参った。凄い、社長さんだ。『五代』を作ってる会社の社長さんならいざ知らず……。 当時、福岡で『五代』は、まだまだ馴染みの薄い焼酎だったが、それ以来「筑前丸勝」は、ずーーーと五代一筋……。その社長さんの気持ちに応えているとか……。もちろん、飲ませ方も教わった通り……。 元々、それなりに美味しくて、品格もある焼酎なので、お客さんの評判も良く……今日まで来たという事である。住所氏名が明確に書いてなかったため、何のお礼もしないまま、月日が流れて……約30年。博多には、ちょくちょく出て来ているとおっしゃっていたのに、どうして、寄って頂けないんだろうと……話しながら、歳月は、淡々と……流れた訳である。 その、社長さんが来られたというのだから、大将も、興奮して私に報告と……相成った次第である。「お元気だった……?」「ああ……、もう80歳は越えられているはずだけど、 若々しかったねぇ……」「どうして、こんなに長い事来られなかったの……?」「奥さんと一緒に、『……ここだ、ここだ……』といって 笑いながら入って来られたよ。 何度も博多に来て、探したけどわかんなかったんだって……」「ええっ……?最初来られた時、 そんなに酔ってらっしゃったの……?」「まぁね。……住所を書いた紙なんかも行けば分かるってんで、 失くされたんだろうね……。ははははははっ……」「博多に、しょっちゅう来られていた訳じゃないだろうから…… そんなもんかねぇ……」 「……社長さんが、泣きだされたんですよ……」と、女将が口を挟む。「……あれから、ずっと『五代』一筋で来たって言ったら、 社長さん、泣き出しちゃったよ……嬉しいって……。 俺だって、12升贈って来てくれた時は……泣いたもんね」「うーーん、良い話やなぁ……」 久々に、美味しい焼酎と大将の料理に舌鼓を打ちました。酒も旨い……。料理も旨い……。話も美味しい……一夜でした。 (^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 超元気な女の子に出会いました(^。^) 先日、JR赤間駅でのことです。 駅の外に出る長い階段を降りようとしたら、一番下から、4~5才の女の子が、もの凄い勢いで、走って昇って来るではありませんか。 一瞬、足を止めてしまいました。すぐ隣にエスカレーターがあるのに……、手すりに掴まり、転ばないようにしながら懸命に駆け上がってきます。大人は誰も付いていません。 因みにこの階段は、踊り場を二つはさんで、15段 15段 16段 計 46段あります。(後で数えてみました。(^-^)) 流石に一気には登れない様で、階段の途中で一瞬止まったりしています。踊り場は平だから駆け抜けます。大人とは反対です。大人は大抵、踊り場で一休みするものです。それでも、階段全ての中で、三回しか休まずに、首を振り振りとうとう上まで上がってきました。 「元気だねー」と言おうとしたら、もの凄い勢いで私の左サイドを駆け抜けて、エスカレーターの方に行きました。その素早いこと……。「勝ったーーー!!」と、大きな声。見ると、30歳前後のご婦人が幼い子の手を引いて、エスカレーターから、降りて来るところです。「ウワーー、早いねーー。負けた負けた」とご婦人の声。まだ、女学生の様な弾んだ声です。 エスカレーターの母親と競争をしていたのです。その子は、母親の少し前をスキップしながら改札の方に消えていきました。 まあ、何とも、元気なお子さんに久しぶりに出会いました。そして、思わず頬が緩みました。 この子はきっと元気いっぱいに育つに違いありません。そして、この競争心で優れたアスリートになるかもしれません。 そんなことを思いながら階段を降りました。そして、バスに乗り遅れました。 でも、心は和んでいましたよ。バスは、次を待てばすぐ来ます。(^_^;)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 娘の恋人が自宅に訪ねてくる【その時父は……】 <Revival>お父さんったら……朝から落ち着きません。意味もなく家の中をうろうろしたり……。テレビのチャンネルを変えては戻してみたり……。……実は、今日は……、私の彼氏が初めて我が家に挨拶に来る日なのです。 よく理解できない急用(?)で、父から二度もキャンセルされて、今日は、三度目の正直…………。「妹の時の父を見てるから……お父さんの気持ちも分かるよ」と言ってくれた優しい彼…………。私……今日は、絶対、お父さんを逃がしません……。 掃除をしたり、台所を手伝ったりしていたら……、あっという間に時間が経って、もうそろそろ、彼の来る時間です……。そういえば、さっきからお父さんの姿が見えません……。いやな予感が走りましたが、お父さんだって一家の主、今日になって変な事は起こすまいと…自分に言い聞かせました。どうやら、二階の書斎に上がったようです……。気持ちを鎮める時は、たいていお父さんは書斎に籠ります。 期待と不安が入り交じる中……約束の時間の三分後……、彼が到着しました。昨日彼が言っていた通りです……。「ご自宅を訪問するマナーは少し遅れて着く事……」……って。先方の準備を思いやるマナーだそうです……。母も明るく迎えてくれて…………彼を応接間に通しました……。お父さんは……降りて来る気配がありません。彼が到着した音は、聞こえているはずです……。まさか、この期に及んで……逃げたりなど…………。 (^_^;) 本当に……お父さんには、小さい頃から、猫っ可愛がりに可愛がられて育ちましたから……。……一抹の不安も………。「お父さん!! 見えられましたよ!」お母さんが、下から声をかけてくれました。凛とした声です。(……さすが……)彼にお茶を出して……やや緊張気味の彼を笑わせようと、思ったのですが、……実は、私もそれ以上に緊張しています。 お父さん……なかなか、降りてきません。「お待たせしてすみませんねぇー」お母さんが、そう言いながら席に着きました…………。お父さんは、きっとすぐ来ます。お母さんの仕草から、そういうお膳立てを感じました。案の定、トントントントンと階段を足早に降りる音がして、ドアーが開きました。…………と、お父さん!!ネクタイに、背広姿です。それも、やや礼服に近いいでたちです。家の中では、普段着か、ジャージのお父さんが普通ですので、一瞬、私には別人に見えました。気が付くと、お母さんも、それなりのきちんとした装いをしています。 ……何か、感動しました。……とても。世間一般で考えれば、来客を迎えるマナーなのかもしれませんが……。……心の底から、喜びが込み上げて来て……、不思議な事に、その相対として彼が随分大人に見えました。ぎこちない中にも、両親の気遣いで話は進み、必ずしも、私達若い二人の意のままという結論にはならず、今少し、ふたりが努力をしなければならない事も、認識させられたのですが……。私には、お父さんお母さんが彼に対して、大切なお客様としての礼を尽くしてくれた事が本当に嬉しく、お父さんの慣れないネクタイ姿が目に焼き付いて離れません。大人の世界では当たり前の事かもしれませんが、初体験の娘にとっては、生涯忘れえぬ善き思い出となりました。----------------------------------------------------もう、相当に昔の思い出ですが……、こんな素敵な家庭のお祝いごと……仲人をさせて頂きました。 (^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 三月初旬……母の愛が咲かせた見事な桜 <微笑ましく懐かしき想いで> 3月吉日、新幹線新山口駅前の山口グランドホテル。130人を越える、大結婚披露宴に招かれた。友人の娘さんの結婚式だ。 あでやかな、見とれるばかりの花嫁を、複雑な表情で眺めている新婦の父、つまり友人。よくある光景だ。(^。^) 正面の新郎新婦の席のすぐ横、金屏風の隣に、見事なまでの満開の桜。たわわに咲き誇っている。梅ではない、桜だ…………この時期? とてつもなく大規模な林業を営む新郎の実家。 その母が、山から蕾ばかりの、桜を運んできて、どんな、手段をとったのか、きっちり、結婚式当日に満開にさせた。司会者のその紹介を聞いて………、万来の大拍手。……しばらく鳴り止まない。もじもじと、うつむく母親。胸を張るように輝く桜の花……。深く、そして大きな母の愛。天職の持つ、技術のなせる技でもある。 因みに、新郎、30才。毅然とした理学博士。あれもこれも…、何もかも……、心和む披露宴であった。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/03/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 息子の出勤を見送る父<亡き父の思い出> 治療室から父と患者さんの会話が聞こえてきました。(父は35歳で失明しマッサージを生業にしていました)私が若い頃、鉄鋼の会社で三交代の勤務についていた折りの話しです。 「先生は……、息子さんが出勤される時に見送りに 出られるんですねぇ……」「ええーー、そんな事がありましたかなーー」「先月、治療に来た時に……丁度……」「ははははっ……そんな事でしたか……はははっ」 そういえば……乙番出勤の時(大抵12時半頃に家を出ます)目の不自由な父が、さりげなく玄関まで送りに来て「気を付けてな……」と言ってくれます。そんなに意識もしていませんでしたが……。…………確かに……そうです……。 「お父さんが息子さんの出勤を送りだすなんて、珍しいですよ」治療室からの話は続きます。「ははははっ……、あいつが今じゃ家の大黒柱ですたい……。 なんぼ父親といっても『親しき仲にも礼儀あり』ですたい」「……先生、偉いですねぇ……」「ははははっ……、いゃー交通事故やら何やら物騒ですからな」 聞いていて、胸が熱くなりました。普段……口数の少ない父の気持ちが伝わってきて……。 最近、ふぅっと父の夢を見て……偶然にもこの出来事を思い出した次第です。(^-^) 生存であれば、父も今年109歳になります…………。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/02/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 優しい孫娘と …… 老人 「因幡うどん」……街ではけっこう有名なうどん屋に入った。おいしい月見うどんを食べおわる頃に、隣の席に年配の男性と子供が入ってきた。 80歳近い年齢だろうか……。体付きのがっちりした武道家のような方だ。子供は女の子。小学校低学年の感じ……。「……ごぼう天うどん、ふたつ……」お冷やを持ってきた店員さんにその老人が言った。「……それからイナリ一皿……」下を向いていた女の子が、老人の顔を見上げて、モジモジッと……はにかんだ。いなり寿司が好きらしい。老人もほんのちょっとだが……ほほえんだ。互いに言葉は一言も交わさないが、通いあう肉親の情が伝わってくる……。 いなり寿司はすぐ来た。ガラスケースにあらかじめ用意してあるから……早い。小振りの上品なイナリが3つ、皿に乗っていて、その横に、シソの葉っぱが、ちょこんと添えてある。席が近いので、いやがおうでも全部見えてしまう。パクパクッと老人は二口、三口で、一個食べて箸を置いた。遠くを見るような目で、静かに水を飲んでいる。おいしそうにもぐもぐと一個食べおわった女の子が、箸を持ったまま老人を見上げた。老人は気付いて「食べなさい」というように残りの一個に目をやって、あごをしゃくってうなづいた。女の子が喜んで食べるかと思ったら……一瞬躊躇している。 「食べていいよ」初めて、老人が女の子に言葉をかけた。「じいちゃんは?」「いいから、いいから」好きなイナリらしいが……遠慮深い子だ。でも……、ちゃんと許しが出たので喜んで箸をつけた女の子。しかし中々イナリが持ち上がらない……。……のではない……。彼女はイナリを箸でふたつに分けようとしているではないか。しかし、ぎこちない箸使いなのでうまくいかない。気付いた老人が「いいから、食べな……」と優しくいった。……が、その子は分割作業を止めない。必死だ……。イナリの形が崩れそうだ……。 呆れたような顔をして老人が手を差し伸べた。正確に……ではないがイナリが二分された。ほほえんで、半分を口の辺りに持っていって、じっと老人を見上げる女の子……。「……ハイ、ハイ……」といって、老人が残り半分を、ほおばった。「もう、仕方のない子だ」という顔で、……相好が崩れている。安心したように、女の子は、………モグモグ…モグモグ。ホントに好きなんだろう……。足をプラプラ動かして、おいしそうに食べる……。……目を輝かせて…………。 いい子だなぁー……と、しみじみ感じた。街で出会った、老人とお孫さんの、ちょっとした、ほほえましい一コマであるが、自分の心が和むのを実感した。ありがとう…………嬢ちゃん……。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/02/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ カップルのほほえましき風景感じの良いカップルに出会った。博多から帰りのJR車中……。21時を少し回っている。いつもの如くいつもの様に一杯飲んでいたので、腰掛けたかったが…………アウト!満員ではないが…………満席。(ー_ー)!!……仕方なく吊り革にぶら下がっている……。少し離れた座席に、若いカップルがこちらを向いて、座っているのが見える。品の良い爽やかな感じの女性だが、少し酔ってる様に見える。男性は超素朴な感じ……ちよっと負けてる……か。(^。^)一般論ではないが、カップルに会って……女性が感じ良いと、どうしても男性を見る目は厳しくなってしまう……。こっちが女性なら、この逆かもしれないが…………。 電車の揺れに任せて彼女が彼の肩に頭を預けた。目をつむっている…………。甘えたい気持ち半分と……ホントはきつさもあるように見える。男性にしてみれば、彼女が甘えてくれるほど嬉しいことはないはずで…………。顔を正面に向けたまま、右にちょっと目を動かしただけで、少し、微笑んでいる…………。今時どこでも見る光景だ…………。…………しかし次の瞬間が違っていた。男性が左手で右肩の所にある彼女の頭をコツコツ……と、軽くノックをするように突いたのだ……。いや、突くというより合図をした感じ…………。「人前でダメだよ……コツコツ……」って感じ……。彼女は、ハッと頭をまっすぐ戻して胸元を、つくろいながら、彼を横目でみて恥ずかしそうに笑った。 舌がペロッと出る雰囲気………………。……もちろんそんな事は無かったが……。青年もほほえみ返している。随分大人の顔に見えた。いやいや、なかなかキリッとした、良い顔だ…………。ちょっとした光景だが…………、つつましさ……、可愛らしさ……、ほほえましさ……、…………色々感じさせてくれた……帰途の車中だった。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/02/20
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◆ ^-^◆ 豪快な先輩の目に …… 涙 以前仕事で大変お世話になった先輩と、久しぶりに博多中洲で呑んだ……。徳利が2本……3本と、空になった頃…………、「何かあったんですか……?」……と、思い切って訊ねてみた。失礼な言い方だが……、どうもいつもの先輩に似合わず、しっとりした趣きが漂っていたからだ……。普段の先輩はもっとハイテンションで続け様にこちらを笑わせてくれる……。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 問いには応えず……、「まっ……(-_-)……なっ」と言って徳利を摘まみ……注いでくれた。日本酒の燗酒ってのも久しぶりだ……。先輩の酒を呑む順序は、近年ビールから焼酎という流れだった。今日は、初めから……日本酒。これも……また、珍しい。しかし……、小料理屋のカウンターでさしつさされつ、杯をあげていると自然に落ち着いた気分になるのも確かだ。 「女将さん、もう一本……」と徳利をかざした後……、先輩が携帯を取り出した。「昨日、嬉しいメールもらってなぁ……」昨日といえば昔の仕事仲間との同窓会的な交流会に行ってきたと……先程聞いたところだ。「家に帰りついて気付いたんだが……、 昔の部下のひとりからメールが来てたんだ…………。 随分と厳しく叱り付けたヤツだったが……」「その会って、7~8年続いてるって言われてましたね……」「ああ……、これ…………読むか……?」「ええっ!!……良いんですか? 人様からのメール……」「ああ……お前には読んで欲しい……。嬉しいメールでな……」……そう言われるので、遠慮なく読ませて頂いた。 『専務が居られたからこそ、我々は安心して仕事ができ、 こうやって、交流会も育み続けることができています。 専務の愛情の深さと、交流会の仲間の優しさに、 今日は、じ~んときました。 今夜は夜風が冷たいようです。 どうか、風邪を引かないよう気を付けてお帰り下さい』 「……なっ……! 昔の苦労も報われるというものよ」「今でも、専務ってよばれてるんですね……」「うん、……酒が進むと皆、時間が昔に戻るようだ……」「……安心して仕事ができ…………って、……凄い事ですね」「…………」先輩は豪放磊落気質の柄にも無く、目頭を押さえておられた。 思っていても中々伝えにくいのが本音の心…………。……メールも捨てたもんじゃないな……。先輩の、しみじみした面を見たのも久しぶり……いいなぁ(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/31
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ママ思いの …… ワンパク少年 <Revival> 誕生の折に、縁あって、私が命名させて頂いた近所の娘さん……今や、中学生と小学生のママですが……、先日、雑談の機会があって、しみじみと語ってくれました。∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 玄関の掃除をしていたら、向こうから見知らぬ女性が近寄って来ました。「あのうー、健一君のお母さんでしょうか……?」突然、見た事もない女性にいきなり息子の名前を言われて少し戸惑いましたが、「はっはい……そうですが……どちら様……で」と、一応聞いてみました……。「あっ、すみません。宮本と申します。先日からお宅の健一君に ウチの悟が大変お世話になりまして……」「えっ?……宮本さん?悟君?……あのう……どちらの……」 「すみません、先日、健一君が家に来てくれまして、 悟と遊んでくれまして……」「あのーー、悟君って……何年生の……、健一は六年生 ですけど……」「あっ、はい……悟は一年生でついこの間、 入学したばかりで……」「一年生!!!!! ……健一がお宅に行ったんですか? ……なんで又……??」「すみません、詳しい事は分からないんですが、健一君が悟を 送って来てくれまして……。三時間位遊んで下さいました。 ありがとうございます……」 「あのう……ウチ……大谷ですけど……、大谷健一の事で……、 間違いないでしょうか……?」「はい……確か……。はい……。 悟が良いお兄ちゃんに巡り合って、とても元気になりまして、 ……ホントにありがとうございました。 今日はお礼に参りました」「はぁーーーー……健一がですか?……聞いてませんが……。 一体、悟君と何をして遊んだんでしょう……?」「はい……ミニカーで遊んでくれまして……。 面白いお子さんですね。 悟が、あんなに笑うの入学以来……初めて見ました……」 「はぁーー、ウチの子……どちらかと言えば面白い子ですが…。 へぇーーー。お宅に行ったんですか……? それはそれは……」「ホントにありがとうございました。これはほんのつまらない ものですが、健一君に食べて貰って下さい……」「そんな、そんな……だめです……ダメです。子供同士の事です から、お礼だなんて……。ダメです……だめです……」「あのう……お母さん……癌なんですか……?」 「ええっー…………い、いっきなり、何ですか? まさか、健一が……言ったんですか?」「はい……」「また何でそんな事…………。 そんな話までしたんですか……?」「実は、健一君が来てくれた時、主人が居たもんですから、 健一君が不思議がりまして……」「はぁーーー……」「『おいちゃん、何で家に居るの?仕事行かんでいいと?』 って、聞いたんですね。 主人が『体の具合が悪いから休んでるんだよ』と、 答えましたら『ああ、それでーーーー納得、納得!!』って オーバーアクションで……もう、そのそぶりが 可笑しくってですねぇ……」 「すみませんね……、ホントあいつのボディアクションって 可笑しいでしょう……? ははははっ……」「ほほほほほほっ……それで、主人が言ったんですよ 『健一君は、どうしてそんなに楽しいのかな。 みんなを笑わせる名人だね』って……」「あらあら……どうもすみません。大体あの調子でして……」「そしたらね、お母さん。健一君が言ったんです。 『僕のお母さん、癌なんよ』……びっくりしましてね、 私も主人もあっけに取られていましたら、 『おいちゃん、あのね、癌はね、笑わないといけないんよ。 笑うと癌に勝つんよ。 だから、俺がね、俺が、お母さんを いっつも笑わせてるんよ……』 まるで、自分の仕事だっていう感じで、きっぱり言い切った 健一君に、私達、感動したんですよ……」 「へぇー………そんな事を……健一が……言いましたか……」「お母さんも大変ですね。戦っておられるんですね……」「えっ……まぁ……。ははははっ……。(^。^) これも、運命ですから……ね」「お母さん、実は、ウチの主人……癌なんです。 放射線の治療を……続けています……」「ええっ!!まっまさか……」「性格も、ネガティブな方でしてね。 ずっと、ふさぎこんでいる状況だったんです」「そうですか、それは、それは大変ですね。 奥さんもねぇー……大変だ……」「あの日以来、健一君に会ってから……主人ったら、 前より笑うようになりました。 テレビのチャンネルも、面白い物を選んでかけるように なりましたし、悟に対しても以前より数段笑いかける様に なりました。 ……有難い事です……」「そうですか……。気持の持ち方も大切ですから……。 それって……周りは、有難いですね……」 「ホントに、健一君にはお世話になりました。 どうか、これ食べて貰って下さい。 私達のささやかな気持ですから…………」そう言われて、何となく受け取ってしまいました。深々と頭を下げて、宮本さんが帰られた後……。ウチの腕白健一は……まだ帰って来ません。また、どこかで、道草を食っているのでしょう。ほうきを使いながら……涙が出てきました…………。今日の晩ご飯は、健一の大好物の焼肉に決定です。上等の肉……買っちゃおーーー (^。^)∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 私も貰い泣きしてしまいましたよ。……(ー_ー)……。私も健一君は、よく知っていますが『素敵な』腕白少年です。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 独り焼き鳥屋……良いものを見ました( "⌒∇⌒" ) 出先の街で焼き鳥屋に立ち寄った。時々来る街で、この店は3回目……。夕刻の忙しい時間で、客も一杯だ。店の人も慌ただしく立ち動いている。カウンター内の広いエリアの中心に、煉瓦で築いた大きめの火元があって、木炭が赤く輝いている。勿論網の上には様々な具材が載せられて、大将が忙しく、ひっくり返している。歳の頃なら、30代中盤だろうか、精悍な顔立ちで、濃紺の厚手の作務衣が良く似合う。比較的若い主の影響だろうか、働いている4~5人の若い女子店員の動きも軽く、表情も明るく、フレンドリーな雰囲気だ。いつものこの店の光景である。 ……が、今日は変化があった。 何時も居る女将さんが居ないなと思っていたら、1時間ほどして現れた。多分、大将の母親だろう。似た面影がある。今日は、何か用事があったのか服装が違う。仕事をする気はないようだ。おやっと思った。数分遅れて恰幅の良い男性が現れたのだ。女将さんの旦那、つまり大将の父親の様だ……。初めて見た。年の頃なら60代前半だろうか。横顔に大将に似た面影がある。多分、この店の先代だろう……。周辺のお客との会話で窺える…………。 カウンターも一杯、小上がりの二室も満タン……。店員が走り回るような雰囲気。「まだかねーーー」と奥から客の声が響く雰囲気。この状況を見て、先代がブレザーを脱いだ。奥に行って、作務衣を取って来てカウンターの中に……。何と、その作務衣の色は濃いオレンジ……禅僧のような感じ。「手伝うんだな……」と思っていたら、大将はじめ店の全員に緊張が走った。明らかに顔つきが変わったのだ。一瞬の変化である。余程、厳しかった先代なのだろう。 大将は黙って焼き続けていたが……、先代が来たので、焼き方の座を譲った。たちまち、網の上の具材の量が2倍近くになった。炉の周りをぐるぐる回りながら、両手が目まぐるしく動く。竹の櫛だから、焼けないように火の外側に出してある。真ん中には、串に通していない焼き物が集合。鮮やかな手裁きだ。生産性が一挙に2倍近く上がったのだ。見ているだけで面白い、リズミカルな手裁きの光景である。名人業だ……と思った。大将は、次に焼く具材の準備でガラスケースに向かっている。先代が、注文を書いた紙を持って、カンターに寄ってきた。素早く、大将が焼き方の席に着く。一言の会話もない見事なコンビネーションだ。独りで店に行くとこんな光景を観察できる面白さがある。 「お客さん、エビを頼まれていますが、 子供さんが多い様なんで、剥いてから焼きましょうか?」「あっ、有難うございます。よろしくお願いします」こんな会話が聞こえてきた。先代はこのために、炉を離れてきたんだ。「プロだ!!」と思った。大変な気配りだ。焼き手の技術だけでなく、サービスの原点もわきまえた先代だ。感心して、ビールを空けた。再び火に戻って、親子二人で、具材の返し…………。会話はないが、大将も様々なものを学んでいるんだな。 ややあって、注文のピークも乗り切り、店員の動きも穏やかになった。先代は、さっさと作務衣を脱いで奥さんと帰って行った。鮮やか!!実に鮮やか!! カッコ良い。お客とエビの話をした以外は、一言も喋らず。店の中が、元のリラックスムードに戻った。この若大将も、こんな経験を積みながら、成長してきたし、これからも成長していくんだろうな……。いつもより、大将が……若く見えた。(^。^)独り焼き鳥屋も、楽しいものです。(*^-^*)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 <鯛が二匹> ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 中洲の女将さん『失意泰然』への質問(^-^)『先日『中洲の女将さん……』を読んだのですが……、 どうして、北九州のお客さんが半分も博多の方に 行かれたのですか……? 疑問に思いまして、質問させて頂きます……』 「ごもっともな質問ですねぇ……(^。^) 『交通の利便性は都の方を栄えさせる』 という……法則です」「……と言いますと……」「山陽新幹線が、博多まで入って来ましてね。 北九州と博多の所要時間が、 20分を切ってしまったわけですよ」「はぁ……?」「従来は、特急列車でも1時間程度かかっていたのが、 1/3になっちゃいましてね。それも『のぞみ』だと 17分ですよ……たったの17分……」 「…………!!」「それまで、北九州には特に小倉を中心に様々な企業の 支社や営業所がありました。 ところが交通の利便性が高まったので、 福岡からでも十分通える経済圏に……なった訳です」「なるほど……」「某新聞社みたいに会社ごと博多に引っ越して統合されたり、 支店や、営業所が次々に福岡に統合されていった訳ですね。 交通の面からだけではなく、組織統合による経営合理化の 動きが顕著になってきた流れもありますね」「そういうことですか……」「せっかく馴染みになって頂いたお客様も、 福岡勤務に変わってしまって、時折、出張の折にしか寄って 貰えなくなっちゃったのね……」 「各企業も、福岡への統合によって……、 事務所の運営費を考えたら、随分と安価になったんですね」「そういうことですよ……交通の利便性が高まれば、 より都の方側に……組織統合が図られる傾向があります。 一般に、大きな都市に所在する組織の方が大きいですからね」「ああ……、良く理解できました……。 九州新幹線の、熊本と福岡の間でも似た様な事が 起こっているかもしれませんね」「ええ、全国ネットの企業等は統合を検討するのが普通です。 だから、規模の小さい都市の方側は、観光など……色々と、 人の誘致の道を何か考えて……、対策を講じないと、 寂びれるという事になりかねませんね……」「……なるほど、分かりました。ありがとうございました。 しかし『要』の女将さんは偉いですね……。 『失意泰然』……」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/07
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2018/11/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ちょっとキザな先輩への憧れ <Request Revival> 俺ね、キザ、キザって言われてるだろう?でもさ、世の中にゃ絶対にキザって言葉が似合わない人がいるだろう…………ね。まぁ、野暮なお方とでも言うかな……。なっ、いるだろう……? 例えば、××さんとか…………なっ。(>_<)あれ見てるとさぁ。まぁ、どっちかっていえばキザと言われた方が幸せだね……。俺は……。いやー、負け惜しみ何かじゃないよ。 ……ところで、君。バスに乗る時はいつも何処に乗ってる……?えっ、特に決めてないって?……じゃー、乗った時にガラ空きだったらどこに座る?……その時の気分だって……?それは良くないねぇ。……僕はさぁ、進行方向に向かって右側の後ろから二つ目の席に座るんだよ。そこが空いてる限り……必ずね。……何故だかわかる?……ちょっと無理かな。……分らないだろうなあー……。(^。^) 大抵のバスはその辺りに「非常出口」があるんだよ。えっ、何かあった時一番に逃げるつもりかだって……?とんでもない。……あーあ、……これが健全な市民の発想かねぇ……。嫌になっちゃうなぁ。全くその逆よ。事故なんかで非常口を使わなきゃならなくなった時、逸早く素早く扉を空けて、お年寄りや子供や女性を誘導しなきゃならんでしょう。これが健全な青年の社会的義務ってもんでしょう。紳士としての、マナーと言ってもいいかな。まあ、常に、万が一の時の事を想定して、その構えをしているという訳だ。市民としての常識だぞ、……君。 えっ、なに……?電車に乗った時、先を争って、シルバーシートに座るのは何故かって?……僕の事?誰がそんなこと言ってるの……。まぁ、嘘じゃないから良いけど…………。君、よく電車に乗る?あっ、そう。……乗るね……。じっーと、シルバーシートを観察してごらんよ。大抵の場合、若くて元気の良さそうな人が座ってるでしょう。側に、お年寄りが居たりすると、大抵眠った振りをしてるよね。それじゃ、シルバーシートの意味がないでしょう。本当はね、本当は全部の席がシルバーシートであるべきなんだ。あんな、一部の席じゃなくてね…………。そして、本物のモラルってもんで、上手に運営していくのが、真に健康な社会だろうけど、どういう訳か、そうなってないから…………、仕方ないでしょう。僕みたいなのが、先に席を確保しておいて、さっと譲ってあげなきゃ誰がするのよ。 変に、誤解しちゃ、嫌だよ。……………?……全く。ついでに、言うけど、君達も街や会社の中で、押しても引いても開くドアーに遭遇したら、必ず引っ張って空けなさいよ。その方が、安全性が高い。向こうに人が居る場合にね……。それと、引く方が力が要るからね。自分には、まだまだ、力がありますという事の表現でもあるね。力のある者が、無い者をかばうというのは人間の原点だからね。 …………あーあ、みんな、居なくなってしまった。君、君だけだぞ、残ってくれたのは……。……フム、見所があるぞ君は。何?……足がしびれて動けない……だって?。………………。全く、もう……………………<`ヘ´>。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/09/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 懐かしい …… 幼馴染との思い出に再会 <Revival> 少しばかり遠出をしたウォーキングの途中で、幼馴染の友人の母上に出会った。もう、90歳前後のお歳だうか……。相当に大きな邸宅の長い白塀の内側で、トボトボとした足取りで洗濯物を取り込んでおられる所に……丁度通りかかったのだ。入院されていると噂に聞いていたが自宅におられたのだ……。 「こんにちは、お元気ですか」……声を掛けた。「えっ!はい……えーと……どちら様でしたかねぇ。(^-^)」少し弱っておられる様に見えるが、昔ながらの凛とした感じは残っている。本当かどうかは知らないが華族の出身であると、近所のおばちゃんたちが噂しているのを子供の頃に聞いたことがある……。 「光男です……。ほら、正志君の友達だった……」「えっ……あのーーー…………」「昔、この近くに住んでいた、阿部光男です……」「あら、光男君……!! まあまあ、立派になって……」「…………お陰さまで……」「とてもとても、分かりませんよ。光男君なんて……。 ……正志も生きていれば、こんな感じなんですかね。 あの子の顔は、私の中では青年で止まっていますよ……」正志君は、20代の中盤に交通事故で他界しているのだ。(-_-) 「おばさん、久しぶりです……。ご無沙汰しています」「いえいえ、私もこんなになっちゃってねぇ……生き恥を曝して いますよ。……光男君、生活は豊かになった……?」「えっ、はい……そこそこ食べています。……はははっ……」「そりゃーそうよねえ……。立派になってるもん。 思い出すねぇ……。光男君のところ貧乏だったからねぇ……、 苦労したもんねぇ……」「……ええ、まぁ…………」「ほら、ウチに遊びに来た時、私が饅頭をあげたら、それはまぁ 美味しそうに、ゆっくりゆっくりと食べてたよねーー。 ……昨日の事のように思い出すわぁ……。 饅頭……食べる?」 「いえいえ今日は結構です。ははははっ……いゃー、あの頃は 私の家も貧乏のどん底で……、饅頭なんて、一年に一回、 食べられるか食べられないかでしたから…………」「そうねぇ……戦後でねぇ……。平民の皆さんも苦労していた。 ……で?今も貧乏……? そんな事はないわねぇー。ほほほほっ……。(^。^) まぁ……立派になって……」 おばさんが、涙ぐんでいるのを見て……少し……グッときた。正志君と面影がダブっているのかもしれない。幾つになっても、母は……母…………。「光男君、頑張ったねぇ…………。偉いよ……」孫もいるこの歳になって「君」で呼ばれるのは、滅多にない事なので、妙な気持というか時間がビューンと遡った様な感じさえする。 「着る者も大変だったのに……今は結構良い物着れてますね。 良かった良かった……頑張ったんやねぇー」しみじみと言われて……複雑な心境にもなったが、おばさんは、昔からこんな感じなんで……むしろ、懐かしかった。「お母さん、誰と喋ってんの? スミマセンねぇ……、 母……ちょっと、惚けが入ってまして……ごめんなさい。 さぁさぁ……お母さん、中に入って……、 後は私がするから……」知らないご婦人だ。お母さんと呼んでいるから娘さんか、息子さんのお嫁さんだろうが………………。 「はて?正志君に兄弟って居たっけ……」……覚えがない。そんな事を一瞬思っている内に、こちらに深々と頭を下げて、ふたりとも、家の方に入って行かれたので……、首を捻りながらも……それまで。……再び、歩き出した。正志君と共に登った木、その木の上に「住み家」を作って叱られた……その木の下を通って、ホント久しぶりに、シミジミと彼の事を思い出した。………………(一_一)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/08/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 結婚披露宴の挨拶(親指の様な男になれ)[3/3] 握りますと…………この形は、家族の団結でもあります。 そのまとめ役は、上に重なっている親指であります……。 また、握った形を、皆が眠ったと例えれば、 その安らかな眠りを守るような……形でもあります。 『家族をまとめ、安らかな眠りを守る……父親の象徴です』 開きますと、他の指はみな同じ方向を見ていますが、 親指だけは約45度の角度でやや斜め上方を向いております。 『常に先を読み家族を理想に導く……父親像の象徴です』 そして、親指とは……、 何かあれば家族を代表して責任のとれる存在です。 昔、契約的な書類……典型的な例でいえば血判状等には、 拇印と称して、親指の指紋を印しました……。 親指はこの体全体を代表する責任の象徴でもあります。 『責任感熱き……父親像です』 どうか新郎には、この親指のような父親になって頂きたい。 家族にとって善き親父になって頂きたいと思うのであります。 最後になりますが、ご両家の…………………………………………、 ………………………………………(^.^)」「パチパチパチパチ……………………(>_<)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/04/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 結婚披露宴の挨拶(親指の様な男になれ)[2/3] 中でも、この親指が……、父親の象徴です。 他の指に比べて関節がひとつ少ないですね。 他の指は皆、関節を二つ貰っていますが……、 親指は、関節がひとつしかありません。 それだけに他の指はグニャッと曲がるのに比べ、カクッと 折り目正しく曲がります。そして短くて太くて……、 決してスマートではないのですが、 とても力強い存在なのです。 物を持つ時などは、向こう側に四人回して、こっちは、一人。 親指だけで、力強く働きます。 『力強く家族を守る……父親像です』 そして、 指同士の中で他の指と向かい合い、 こうやって、顔を合わせることが出来るのは 親指だけなのです。 他の指同士は、顔をくっつけあう事ができません。 『細やかな愛を家族に注ぎ見守る……父親像です』 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/04/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 結婚披露宴の挨拶(親指の様な男になれ)[1/3] 結婚披露宴で新郎側の主賓挨拶を求められて……(-_-)37歳にして初体験。必死に対処した遠い思い出の話です。(^_^;)「……さてお二人は今日から共に助け合いながら、 素晴らしい理想の家庭を作っていかれると思います。 期待しています。 しかし、理想の家庭像とか、理想の父親・母親の イメージというものは、当然のことながら時代と共に大きく 変化するものでございましょう……。 少子化時代を迎えた今日、家庭の在り方そのものが、 再び問い直される時代にもなってまいりました。 『これからの子供は甘やかすだけではだめだ……。 もっと厳しくしないと……』という声も聞かれます。 えーー、突然こんな事を申し上げますと、 古い奴だとお笑いになりましょうが……、 実は私のイメージにある理想の家庭は、 あの懐かしい漫画……サザエさん一家なのです(^。^) そこには、庶民的ではありますが……、 それぞれに個性を持ったサザエさん一家の『家族の団らん』 が描かれています。 一家でちゃぶ台を囲む場面が頻繁に出て参ります……。 そして一見、優しそうに見えますが、威厳に満ちた父親 『磯野波平』の存在が……そこにあります。 私たちはこの父親から私たちが当然守っていかなければ ならない『人の道』を教えられます……。 このルールを外そうものなら『このバカ者が!!』 という父親の雷が落ちてきます。 サザエさんであろうと、カツオ君であろうと 顔を真っ赤にして体を小さくして恥じ入っています。 あの漫画は繰り返し何回読んでも、楽しく、そしてその中には 今日の日本人が惜しげもなく捨て去ってしまった大切なものが 宝石の様にちりばめられているのです……。 善き家族というものは例えて言うならば人の手のようなもの ではないでしょうか……。 皆さん、 ちょっとこの手をご覧ください。 緩く握ったこぶしは家庭の団欒を表しています。 そして、五本の指は父親、母親、そして子供たちなどです。 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/04/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 排水溝に落ちた一万円札……善意の光景 バス停の所を通りかかった。すぐ脇の、側溝の排水溝の辺りで、エレガントな洋服のおばあさんと、老紳士が、しゃがみ込んで、……何かしているのが見えた。かなり高齢に見えるお二人だ。側溝の鉄格子の下に何かあるのだろうか?好奇心を刺激されて……近づいて行った。「どうされたんですか……?」「お金……落したんですよ……」……と、おばあさん。泣きそうな顔に見える。 おじいさんは、まさに細い木の小枝で、オペレーションの最中で顔も上げずに熱中している。覗いてみると、四つ折りにした一万円札が落ち込んでいる。それほど深くはない。幸いにも……日照り続きなので、下に水は無いようだ。鉄格子を外すことができれば簡単に拾えるのだが、多分、小枝で挑んでいるところを見ると外せなかったのだろう。……見ていたが、一本の棒で上げるのはなかなか難しいようだ。おばあさんは、心配そうに中腰になって覗き込んでいる。「すみませんね~~……、取れますかね~~」……と。おやっ!!ご夫婦ではないのかな……?……もしかしたら、行きずりのお二人…………?そう思うと、こちらも素通りできない気持ちになって、その周辺を歩き回って、細い小枝を探した。しかし……、なかなか適当な物がない。 ふと、安全ピンと輪ゴムを持っている事を思い出して……、「……あのう……これを先に付けてみましょうか?」……と、そのおじいさんに声をかけた。 突然の申し出にびっくりしたように顔を上げたおじいさん。ホント……品の良い老紳士だ。「ああ、……頼みましょうか……」小枝の先に、伸ばした安全ピンをゴムで括りつけて……、差し込もうとしたが「良いですよ……」と、おじいさんが手を出されたので、すんなりと渡した。先方の方が、オペレーションはうまそうだと直感したから……。「……あらーー、どうしましょう……バスがきたわ」顔を引きつらせるようにして、おばあさんが足踏みをした。向こうから、高速バスが来ている。 「……あれに乗らないと間に合わない……」呟きながら…………おじいさんの手元を覗き込む。察するに……多分、財布をいじっていて、風でお金が飛ばされたんだろうな。それにしても、弾みというものは怖いものだ。ちょうど、側溝の鉄格子から下に落ちるなんて…………。おじいさんが、針でお札を刺そうとしているが、留めているのが、輪ゴムなので支点が動いてうまくいかない。「……ああーーー、どうしょう……どうしょう」おばあさんが焦っている。顔を上げたおじいさんが、小枝を地面に置いた。そして……、やおら財布を取り出して一万円札を出し……、「ハイ……、これ持って行きなさい」と突き出した。「……でも……」「私は、この溝の中のを貰うから……いいから早く早く……」バスは、もうそこまで来ている。「すみませーん、すみませーん……ありがとうございます」「すみませーん……」と、言いながら……、その一万円札を押し頂くようにしてバスの方へ………小走り。 乗ってからも、心配そうな顔でこちらを見ながら、ペコリペコリと米つきバッタのように頭を下げている。おじいさんは、そっちは見ずにまた、つり上げ作業に入った。「カッコ良いなーー」と……思った。この老人……カッコ良い。一万円札は、結構紙質が固くてなかなか刺さらない。逆にしてカギ形にして引っかけた方が良いのでは……と思って、提案した。「そうですね……」と言って素直に付け替え作業に……。その時、私の胸の携帯電話がなった。メールだ。時刻を見てびっくりした。客先の約束の時間が迫っている。「いかん!!スミマセン……先を急いでいるので失礼します」「ああ、じゃー……ピンを……」「良いです、良いです……差し上げますから使って下さい」言い残して、走った走った……。 ……5分ほど遅れて客先に着いたが……、先方も、会議が長引いているとかで、10分ほど待たされた。……良かった。(^。^)応接室で、さっきのメールを確かめたりしながら……。「しっかし、カッコ良い……老人だったなぁ……」……しみじみと思った。見知らぬ人の災難に、立ち止まり、手助けし、お金を立て替え……。誰にでもできることではない。今頃は、お金も吊り上っていることだろう……。こんな風に良い年の取り方をしたいものだ。 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/04/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 夫婦……おもろきかな おもろきかな (^。^)「貴女の様な才色兼備な方には滅多に会った事がありません」「……」「以前、美人コンテストの候補にもなられたんですって……?」「…」「……ホントに、溜息が出るくらいお綺麗ですね……(>_<)」「……」「……ひとつ、お聞きして良いですか?失礼とは思いますが、 ……誠に……失礼ですが…………ご主人様とは……、 どんなきっかけでご結婚されたんですか?」「…………」 「不躾な質問で……申し訳ありません。 ご主人様……まあ……普通……とは……思いますが……。 まっそのう……、もっと、容姿端麗の男性からも、 もてたのではないかと…… ホント……失礼……」「主人…………誰よりも、奇麗でした……」「えっ…………????」「……心が……」「…………・・・・・・・」 「一緒になった今でも敵いません……。あの綺麗な心に……」「はぁ~~~……、そうですか……?……心ですか……。 あのー……あなた……、確か……東大卒でしたよね……」「……いえ、京大です……」「その……、才女のあなたが…………。そのぅ……。 言いにくいんですが……聞くところによりますとご主人…… 高校中退とか…………」「ええ、家庭の事情がありまして…………色々……」「……そんな、頭の良い……あなたが……」「…………不思議ですか……?」 「は、はい……、不思議というか?……何というか……?」「彼……、頭の良い人です……」「はっ…………?」「人様のお気持ちをきちんと素早く理解する頭の良さは、 私の到底及ぶところではありません……。 何度救われたことでしょう……」「はぁーーーー…………?」 「生きて行く上で、最も大切な事と思います……」「はぁ……、まぁ……そうですが……」「子供を育てるようになってから……、 相手の気持ちを読める頭の良さと……優しさ……、 心の綺麗さは……際立って…………」「…………」「……いつも、彼に……教えられています。 自慢の夫です…………ふふふっ……(^.^)」「…………(ー_ー)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/02/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 体が覚えている幼い頃の温かい記憶わけもなく……うれしくなる……。そんなことが……あります。うれしいという気分には……、いろいろと……めんどうな理由などいらないのかもしれません……。晴れの日……歩いていて……、道ばたに……キンセンカの花を……見つけたとき……、足が……ひとりでに……寄って行きます……。 あの……太陽が燃えるような輝きに……目が釘づけになって……そこはかとなく……うれしくなるんです……。 耳の後ろから…………肩の後ろにかけて……、ふわ~~っ……と……温かいものが流れるような気がします。すぅぅぅぅっと…………、背筋が気持ち良くなって……、顔がほころびます。…………うれしい気分です……。 これって、なんなんでしょう…………。頭の中は……幼い頃の何かの際に感じた……不思議な感覚になります……。特定できないのですが……体に記憶されている感覚です。懐かしいような、嬉しいような、ふわ~~とした不思議な、心地よい感覚です…………。 この事は、子供のころから……ずっと続いています。キンセンカの花と…………、私の過去と…………、えも言われぬ温かい糸で……なにか……つながってるようです。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/12/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 病院の待合室で……(^。^)先日、或る大病院の「支払カウンター」で…………。事務員「花房さーーん!花房さーーん! 花房さんいらっしゃいませんか……」待合室「…………………………」事務員「あっ、花房さん、花房さん!こちらです」花房翁「うん……???」事務員「こちらです。こちらお支払ですよーーー」花房翁「はんはん、耳が聞こえんで済まんなぁ……」 年の頃なら90歳は過ぎておられるだろう。椅子から立ち上がるのも困難な様子だ。でも車いすではない。杖をブルブル震わせながら自力で立たれた。すぐ事務員が飛んで来て介添え……。よく一人で病院に来られたなぁ……と、感心するくらい歩行が困難である。それでも、介添えを避ける様な動きでゆっくり、ゆっくり、カウンターへ…………。気丈な老人だ。事務員と花房翁との大声でのやり取りが暫くあって、どうやら支払完了。事務員が次の人を呼ぼうとしているが、花房翁がまだ何か言っている。 事務員「えっ?先生にですか?聞いてくるんですか?…………」花房翁「言いにくいが…………聞いてきて欲しいんじゃ……」事務員「なんでしょう……?」花房翁「酒は飲んでもいいかどうか、聞いてきてくれ!!」 待合室のみんなが下を向いて笑っている。私も思わず噴出した。足は弱いがホントに元気なお爺ちゃんだ。いっぺんに、待合室の空気が和やかになった。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/10/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ふとした …… 心の温かさ <Revival> 会社の帰りに乗っていた電車が、下車駅の一つ前の駅で、後続特急列車の追い越し待ちとなって、暫く停車となったんですね……。少しの時間座っていましたが、ふっと思い立って電車を降りました……。「ときめきの途中下車」ってヤツです。(^.^) 駅前の商店街は、再開発の工事が進んでいて、色々な店が立ち退きになっている事を思い出したからなんです。そういえば「KK」というお店に随分と行ってないが……、まだ健在だろうか……?それとも……移転してしまったかな?……等と思案しながら向かいました……。 角を曲がると、遠くに……店の看板のネオンが光っています。「ああ……まだ、残っていたんだ――(^。^)」ほっとした様な、懐かしい気持ちになって足も速まります……。歌謡スナックなんです……店の表まで歌声が漏れてきています。相変わらず、繁盛しているな……。(^<^) ドアを開けると……、カウンターにズラリとお客さんが5人。ママさんが、こっちを見てにっこりして、「あけましておめでとうございまーーす!!」相変わらずの明るい声です。松の内はとうに過ぎていますが、お神酒が出されて……。……正月の儀式です……。 1年くらいは、足が遠のいていました。今日来られているお客さんも知らない方達ばかりです。懐かしい思いも込み上げてきてしみじみとビールを味わっている私の耳に、奥のお客さん達のデュエット曲が心地よく響きます……。英語の歌詞で、意味は分りませんが、とても心が和む曲です。 「忘れずに来て下さいましたね (^.^)」ママが、いたずらっぽく笑いながら言います……。「1年以上来ていませんね……スミマセン」と言う私に、ママが笑いながら、「これ、開けましょうね……」と、封が切られていないウイスキーボトルをテーブルに、コトン……と置きました。「えっ!」「キープされたの取ってましたのよ」「えっ?封切ってないんですか?」「帰り際に近々来るからキープしておくって言われたので……」「スミマセン……とっておいてくれてたんですか……?」左隣の、大学の先生らしいお客さんが、口を挟みました。「良心的な店だねぇーー。 お客さん、随分と久しぶりのようですが……(゜_゜>)」「ハイ……有り難いです……どうも」 「ご自分で、封を切って頂けますか?水割り作りますから……」そう言われて………、ボトルを手にとって……愕然としました。私のネームが書いてあるその下に、日付が記してありました。何と、3年半も前ではありませんか…………。ママがこっちを見て……「ふふふっ……」と笑っています。そう言えば、会社を変わってからは一度も来ていないし、その前も、逆方向の勤務先だったので…………。アチャーーー(;一_一)嬉しいやら、恥ずかしいやら……。覗きこんだ、先生が、オーバーに囃し立てます。 「又、来るって……仰ったから、とってましたよ……」ママさんが笑っています。「良い店だ、良い店だ……流石にママさんだ……」と店中の客がワイワイガヤガヤ…………。普通では、考えられない事です。半年も行かなければ、ボトルを流してしまう店だってあります。そこはかとない嬉しさが込み上げてきました。何か、温かいものが……伝わってくるような感じ……。お客さん全員に、水割りを振舞ったら、「長年、熟成されて、一段と旨い」と、冷やかされました……。それから、共にマイクで大いに騒いだんですが、初めて出会ったとは思えない盛り上がりとなりました。後から、入ってきたお客さんにも、語り継がれて……大騒ぎ。楽しい楽しいひと時となりました…………お陰さまで……。通勤途中下車も……なかなかに良いものです。 (^-^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/10/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ …… 人と人の出会いの素晴らしさ ……「社長、この絵……良いですね。 さすがに素晴らしい絵を飾ってありますねぇ……」「……君なぁ……、この絵の中のどこが好きだ……?」「そうですねぇ……。 この山の描き方が……好きですねぇ。 迫ってくるようです……」「そうか……、山も好いが……ワシはこの海が好きや……」「ほぅ……社長は海ですか…………ナルホド」「しかしなぁ、下田君……他の人に聞いたら、 この空が好きって言うかもしれん……な」 「…………?」「この、端っこの小さな花が好きっていう人もおるやろう」「…………ハァ……?」「人は様々で、全体の色調が好きという人も……、 構図が好きという人もおるかもしれん…………」「……!」「しかし、この絵はそれらを皆ひっくるめて全体で成り立って 素晴らしい絵になっとる……。 どれを省いても……いかんのや……。 ……その全体がこの絵の価値や……な」「なるほど……さすが社長、良いことをおっしゃいますね」 「こんな絵のような会社を作ろうと思っとる!! どうや! 入ってくれないか?」 かって大変お世話になった上司から今日呼び出しを受けてご訪問していたのだが……。……用向きは読めていた……。最近新しい会社を立ち上げられた話は聞いていたし…………多分、勧誘だろうと察しはついていた…………のだ。昔は、随分可愛がって貰った上司で……恩はある。……しかし、現在勤務している会社に特に不満もない。50歳…………転職するとしたら最後のチャンスだろう。迷う年齢でもある。 小さな社長室でコーヒーを戴きながら…………、昔話に花が咲いて……。新会社の事は何も話されない……。「違ったのかな…………?」と思っていた矢先の「絵画談義」である…………。…………何か、崖から鳥がふわぁーーーと、飛び立つように、お誘い受諾の返事をした私がそこにいた…………。 この社長は、私のビジネス人生にとってダイヤモンドよりも輝く存在である。その後の、私の充実したビジネス人生は、この大先輩との、再会いによって……始まった…………(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/09/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ご先祖様に救われた? タクシー運転手さん[下]「ええ、言われる通りですよ。胃がキリキリ痛みましたよ。 そしたらですね。すぐ後ろを走って来ていた真っ赤な スポーツカーも路辺に寄って来まして、 若いカッコいい人が降りてきたんですよ」「ほう、何事ですか?」「その若い人が言われるにはですね。 『北九州ナンバーなので気になっていました。 福岡空港に行かれるんですか……?大丈夫ですか?』 驚きはしましたが、その人に一部始終をお話ししました。 そしたら『分かりました。そういう事でしたら、 私についてきて下さい。私が先導しましょう』ということ。 天の助けとはこの事です。藁をもすがりたい気持ちでしたから 早速、その若い人の気持ちに甘えてついていきました。 お蔭でバッチリ間に合いましてね。 いゃー、助かりましたよ。奇跡的です。(^-^)」「それは、奇特な方に遭遇しましたね。ラッキーでしたね」 「ええ、お陰さまで……。(^-^)空港で降りてこられたので、 少し待って頂くように言いましたらね……、 その人、私に敬礼されたんですよ。 えっ、もしかして……警察官かなと思いました。 だとしたら、非番だったのでしょう。 もしかしたら交通課のお巡りさんかもしれません……」「それは、凄い話ですね。 案外、普段はシロバイに乗っていたりして……、ははははっ。 しかし運が良かったですねぇ。運転手さんの仁徳ですよ……」「ええ、ホントに有難いことです。 ところが、お客さんの荷物を運んで戻ってきたときに、 もうその赤いスポーツカーの姿が無かったんですよ。 お礼もちゃんと言いたかったし、何か返戻したかったのに」「またまた、謙虚なお巡りさんですね。(^。^)」「お客さん、大手の重役さんってホントに優しいですね。 別れ際にこう言われました。 『貴方は律儀な方とお見受けしました。今日の顛末をS社に 報告されるでしょう。でもその必要はありませんよ。 こうして間に合っていますしね。ありがとうございました』 ……ジーーンときましたね。たいした方々ですよ……」 「でも報告された……どうです?図星でしょう。はははっ……」「そうです。日頃お世話になっている大事なお客様ですから、 隠し事はいけませんものね。そしたらまたまた驚きですよ。 『その事は、T社の方から電話で既に聞いています。 貴方が言う様なたいした事でも無かったようじゃないですか。 ……ハイ、ご苦労さまでした』ってな事ですよ。 もう参りましたよ。重役さんに全て読まれていました。(^-^) ……でも、私なんかにまで、こんなに優しくして頂き、 深い感銘を受けました。私の失敗は完全に消えたんです」「いやー、良い話を聞きました。 もし、空港に間に合っていなかったら、 あなたは辞表を出したんでしょうね……」「えっ、どうして分かるんですか?」「ちょっと、振り向かないで下さい。危ない!!ははははっ。 やっぱりそうでしたか。 貴方とは初対面ですが……、責任感の強さと、プロ魂は 伝わってきますよ」 「いゃー、恐縮です。 お蔭で首がつながりましたので、会社に頼んで、その警察官を 探して貰ったんです。特徴もはっきりしているから、 すぐ見つかると思ったんですが……」「手間取ったんですか?」「福岡県警でも該当者はいないという事で、とうとう、今だに、 分からず仕舞いです」「謙虚なお巡りさんですねぇ…………」「その後この事を、家内に話した時にですよ。 ありがたいありがたい……と言って、仏壇にお灯明点けて、 家内が拝みだしましてね。……その時ですよ。 ピンときましてね。そうなんですよ。 あの真っ赤なスポーツカーの人がみつかる訳ないんですよ。 なぜなら、あれは、私の先祖だったからですよ。 そうなんです。 今でも、そう信じています。先祖に救われました」「ああ、それで、それからいつも先祖にお参りされるように なったんですね。良い話だなぁ……。 運転手さんの人柄に感動しました。ありがとうございました」「いえいえ、お恥ずかしいですよ。 でも、それだけじゃなくて、他にも何度もご先祖に 助けられましてね。 ありがたいことですよ……ホントに」 バックミラーを覗いたら、とても良い顔をされていましたよ。その運転手さん。 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/09/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ご先祖様に救われた? タクシー運転手さん[上]「お客さん、私65歳になりますが最近仏壇をよく拝むし、 月に一回はお墓参りに行くようになりました……」 車内でタクシーの運転手さんと雑談をしていた時、彼が急にこんな風に話しだしました。「ほう、それは中々立派な事ですね。 感謝の心ですね……。最近……といわれましたが……、 以前はそれほどでもなかったんですか……? 何か、きっかけがあったんですかね?」「ええ、こんな仕事をしてますと、 お陰さま……と思う事が沢山あります……。 ホントに沢山あるんですよ……」 「先ほどから感じているんですが……、 とてもお客の気持ちを気遣っておられますもんね。 言葉の端々に感じます……」「そうですか……。それはありがとうございます。(^-^) サービス業ですからね。 気持ち良く乗って、気持ち良く降りて頂きたいですもんね。 ははははっ……(^。^)」「ところで……先祖に救われたと感じる様な出来事が、 最近もあったんですか?」「ええ、ええ……。到着まであと30分は掛りますから、 聞いて頂きましょうかね……」 顧客の接待が盛り上がって、電車も無くなりタクシーで帰宅していたんです……。(^-^) 「つい数年前の事なんですが……ね。 私、主にS社の構内で仕事をさせて貰っているんです……」「それは、良いお客さんについていますね。 膨大な工場ですからタクシーの仕事も多いでしょう……」「ええ、それはもう……お蔭さんで大忙しでしてね。 ある時、U工場から呼ばれましてね……。 行きましたら庶務の方が言われるんですよ。 『お客様を福岡空港まで送って欲しいんだけど、 T社の重役さんだからくれぐれも気をつけて頼みますよ……』 って事なんです」「それは、良い仕事じゃないですか……70Km位ありますよ。 でも、T社の取締役ですか……凄い大物ですね……(^-^)」「そこそこ、そこなんですよ。 私……自分で言うのもなんですが責任感の強いほうでしてね。 それはまぁ、緊張しましたよ……。まったく……」 「ははははっ……、それはそうでしょう。 でも、運転手さんは運転のプロですから、 たいした事でもありませんよね。ははははっ……」「ええ……まぁですね……。 それがですよ……意識はしていないつもりでしたが、 内心緊張をしていたんでしょね……。 間違って、高速道路を少し前で降りてしまいましてね。 お客さんは地理をご存じないから、私に任せっきりで、 楽しく雑談されていましたがね……。 私……気付いた時は真っ青になりましたよ」「えっ、どうしてですか?」「道路の混雑ですよ。高速道路のようにスピードが出せません。 おまけに、慣れない土地なので道路も良く分かりません。 ……空港の時間に間に合わないかもしれないと思って……、 ……それはもう焦りました……」 「……うーん、それは大変だ……」「それでも、時間を気にしながら暫くは走ったんですよ。 でも、このままでは間に合いそうにないと判断しました」「そういえば、お宅のタクシーはカーナビを付けていませんね」「ええ、一応、我々はプロですから……。ははははっ……。 会社の上司もその考えです。 ……それで私、お客さんに正直に言いました。 道を間違えた事。このままでは、空港に間に合わない可能性が 高い事。それで、ここまでの運賃はお支払戴かなくて良いので 地元のタクシーに乗り換えて頂きたい……と……。 地元のタクシーなら抜け道を知っているから間に合うはずだと 思いました。……そしたらですね。 大企業のお偉いさんは大らかで優しいですね。 一便、遅れても良いから、このままでって言われましてね。 そうもいきませんよね……」「そうですね。先ほどから伺っている運転手さんの性格では 無理でしょうね。(^。^)で、どうされました?」「路辺に寄って、福岡地区のタクシーを待つ事にしました。 幸い逆方向の側をけっこう通っていましたからね。 相変わらずお客さんは『いいから、いいから』って、 言われていましたけどね」「うわー、大変ですね。 すぐタクシーが見付かる保証もないし……危機ですね」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/09/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 若者から戴いた……思いもよらない餞別 以前勤めていた会社を辞める時に、時々飲んではアレコレと駄弁っていた三人娘が「お元気で……」なんて神妙な事を言って小さな箱を餞別にくれたんですよ。(^。^) 愉快な娘達でしてね……、知的でもあり、明るく、真剣でもあり、よく、ズッコケル……。(^-^)面白い組み合わせの、同期トリオでした。私も彼女等と一献酌み交わすのを、楽しみにしていた様な……、そんな……仲間…………。 何だろうと思って、三人がいたずらっぽい目で見ている前で、開いたんですよ。……その箱の包みを……。……何と。 何とですよ…………三人の揃った写真……。それも、ちゃんと額に入っていて飾れるようになってるヤツ。 「新しい職場に飾って下さい」……ですって。(^_^;)いゃー、ビックリ……。ちょっと、予想つきませんよね。普通じゃ……無い事ですよね……。ホント……ビックリ……でした。そして、笑いました。意表を突いていて、一本取られた気分にもなりました。 ……それ以来、約束どおり飾って、一日に2、3回は、観てるんですがね…………。これが…………なかなか良いんですよ。 撮影の場所が、ハウステンボスでしてね。だから……当然、三人とも服も顔も雰囲気も、リラックスの明るいムード……なんです。それも、ごく自然な…………。ごく普通の笑顔……。三人三様の顔なんですが…………、なっかなっか、味があって、なーーーんか、こう、ほっとするような空気を醸し出している画面なんですよ。 自分で時々、笑っちゃいます。そして…………、三人娘に、そぉっ~と………感謝………デス。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/08/08
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