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特別支援学校で生徒用小部屋 母親が人権救済申し立てへ 福岡市立の特別支援学校が、廊下に生徒を入れるための小部屋を段ボールで作っていたことが市教委などへの取材でわかった。中学部に通っていた男子生徒は自分の意思に反してこの小部屋に入れられたとして不登校になったという。生徒の母親は「人権侵害だ」として近く福岡県弁護士会に人権救済を申し立てる。関係者によると、生徒は注意欠陥・多動性障害(ADHD)と知的障害があり、この支援学校には2019年夏、別の支援学校から転校した。生徒が家族に小部屋の存在を訴えて発覚。学校側は、生徒が教室で暴れることがあり、小部屋を設けたと説明したという。生徒はその後不登校になり、市外に転校した。 市教委発達教育センターは朝日新聞の取材に、生徒が転校してきた前後に小部屋を置いたと認めた上で「小部屋は気持ちを落ち着かせる場所だが、この生徒専用ではない。この生徒が小部屋を使ったこともなかった」と説明。人権侵害との訴えについては「申し立ての内容を把握しておらず答えられない」とした。 弁護士会が人権侵害と認定した場合、市教委に警告や改善を求める勧告などを出せるが、法的拘束力はない。[朝日デジタル]心を落ち着かせる場所は割と教育現場では設置される傾向もあり、支援学級を転々とするのも何か尋常ではない気がしますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.31
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奥田交番襲撃事件 検察側 死刑を求刑 富山市の奥田交番襲撃事件の裁判で8日、検察側は強盗殺人などの罪に問われた被告に対し、死刑を求刑しました。 裁判員制度が2009年に始まってから、富山地裁で死刑が求刑されたのはこれが初めてです。 強盗殺人などの罪に問われている立山町の元自衛官・島津慧大(しまづ・けいた)被告(24)は、2018年6月、富山市の奥田交番で稲泉健一(いないずみ・けんいち)警視(当時46)を刃物で殺害して拳銃を奪い、奥田小学校の正門付近で警備の仕事をしていた中村信一(なかむら・しんいち)さん(当時68)を射殺したとされています。 11回目となる8日の裁判で、検察側は島津被告が「当初から無差別に複数の警察官を殺害する目的で拳銃を奪った」としたうえで稲泉さんの遺体には40か所の刺し傷があったことから「金銭強奪の殺人を遥かに上回る悪質さ」だと強調しました。 また、殺害された中村さんは警察官と間違われ、自分の身に何が起きたかわからないまま一瞬で射殺されたとし、「人としての尊厳をかえりみない冷酷かつ凶悪非道な犯行」と指摘しました。 くわえて事件当時の島津被告については「自閉症の影響は限定的で、責任能力の低下は認められない」とし、一連の犯行について「全国を震撼させた重大な犯罪。その圧倒的な悪質さは最大限の非難に値する」とし、死刑を求刑しました。 死刑を求刑された際、島津被告は前を見つめたままで反応を見せることはありませんでした。 一方、弁護側は事件から約2か月後に病院で島津被告に面会した際、「交番を襲撃したのは警察官と戦うためだった。結果的に生き残ったので拳銃を奪ったに過ぎない」と話していたと説明。 警察官と戦う前は、拳銃を奪う意思はなかったとして強盗殺人罪は成立せず、殺人と窃盗罪が妥当だと主張しました。 さらに島津被告は自閉症の影響から相手に提示された答えを受け入れやすい傾向があると指摘。 検察の取り調べは答えを誘導するような質問が多かったことから、供述の信用性が乏しいとしました。 そのうえで、弁護側は量刑について無期懲役が適当だと述べました。 裁判は予定より長引いたため8日で結審せず、被告人の最終陳述などは9日、行われます。[チューリップテレビ]死刑を求刑されても本人が全く罪の意識がないとしたら、それはそれで遺族にとってもなんとも不甲斐ないでしょうね。454万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.30
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自閉症スペクトラムと私~人生という名の列車の旅人生は列車の旅に似ています。どんな列車に乗り、どんな人と乗り合わせ、どんな時間を共有するかは様々です。人によっては目的地までのルートも違えば、スピードも違います。私の半生と自身の発達障害について書かせていただきます。他人との違和感に気づく私が「他の人と何か違う」という違和感を初めて感じたのは、小学校低学年くらいだったと記憶しています。同級生が言う冗談が分からなかったり、それを本気と捉えてしまって集団でも1人だけ浮いていました。友達が発した面白い話に共感できず、なぜ周りが笑っているのか不思議でした。場の空気を壊さないために作り笑いをするのは、決して楽しいものではありません。「自分は他人とどこか違う」という悩みは年齢に比例して大きくなっていきました。中学、高校に進学しても、周りとのコミュニケーションに違和感を抱えたまま、悶々とした日々が続きました。図書館で心理学の本を借りては読み、何が自分を苦しめているかの原因を模索していました。しかし明確な答えは出ないまま、短大に進学して社会人となりました。今思い返せば、親に決められたレールを走る列車から見えた景色は、そんなに美しいものではなかったように思います。いつも孤独で灰色がかった空を見つめていた、そんな学生時代でした。 仕事ができないという焦りと不安問題が一気に表面化したのは、社会人になり働きだしてからです。業務指示に対して適切に動けないため、何度も注意され、怒られ、同僚が何事もなく仕事をスムーズに呑み込んでいる姿を見るたび、落ち込み、焦り、苦悩しました。相手の意図を正確に受け取れず、思い込みで行動してしまったのです。社会人になると複雑なコミュニケーションに対応できる力が求められるため、私は周囲に合わせるために必死でした。ようやく希望の列車に乗れたかと思えば、障害の特性が原因で対人関係にトラブルを抱えがちになり、途中下車つまりは転職しては乗り換えを繰り返していました。同年代の友人が快速急行のように人生の階段をスイスイと上っているのを横目に、私は仕事でつまずいて焦っていました。周囲に追いつくため、次は特急列車に乗ろうと生き急いだこともありましたが、どうしても同じ問題が立ちはだかり上手く進めません。仕方なく途中下車をしては次の列車を待つ、そんな社会人生活を送っていました。診断を受けた直後の心境3年前のある日、合わない仕事をしたため心身共に限界に達し、うつ病を発症して心療内科を受診しました。そして検査の結果、広汎性発達障害と診断されたのです。ようやく「これまでの違和感の原因」が判明したのです。診断を受けたとき、列車が長いトンネルをようやく抜け目の前に明るい光が差し込んだ気がしました。やっと原因が分かって「よかった」という安心感に包まれました。しかし、その次の瞬間「障害者としての自分」と向き合うこの先の日々に対して恐怖を感じたことを、昨日のことのように覚えています。「もう原因を探さなくていい」という解放感と、「これからどう生きていこうか」という問題に直面した緊張感が入り混じっていました。自己理解の重要性現在は就労移行支援所に通いながら、自己理解に努めています。自分が思っている自己像と、他者から見た自分の間にはギャップがあると知ったのは新たな発見です。また、定型発達の人のように振る舞い、周囲から浮かないよう擬態する癖があることも対人面で疲れる原因となっていたようです。それと今後どう折り合いをつけていくか、今は模索中です。自分のことを自分が一番よく知っているつもりでいましたが、実のところ他人のほうがよく知っている場合もあります。仕事ができないという烙印を押されて、自己肯定感が低くなり、自分を正しく認知することが難しい状況にあったのも原因の1つかと思われます。まとめ人生はまるで列車の旅のようです。隣に座る乗客も変わります。私が乗ってきた列車は、時に運転を見合わせたり、また運転を再開したかと思えば途中下車を繰り返しています。これまで多くの人と様々な景色を共有し、それが自身の貴重な体験として蓄積されてきました。これからの車窓から見える景色はどんな風でしょうか。終着駅の手前で降ろされることもあるでしょう。路線図を見ながら乗り換える人生の旅はこれからも続きます。どんな風景と出会えるか楽しみでもありますが、目的地だけは明確でありたいと思っています。モンマルトルの丘 自閉症スペクトラムという障害を持つ30代女性。趣味は旅行。デジタルよりアナログ派。日々思ったことをノートに書いて思考の整理をする習慣をつけている。 [障害者.com]ここまで自己分析できて自分と向き合えたなら、もはや自閉症の域を克服したような達成感もあるでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.29
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知的・発達障害者による公共交通機関の利用体験を推進---マニュアル作成へ国土交通省は2月2日、公共交通事業者が自主的に知的・発達障害者が利用しやすい環境の整備することを促進するため、利用体験実施マニュアルを作成すると発表した。知的・発達障害者は、外出することに不安を感じたり、いつもと違う状況になるとパニックになってしまったりする傾向にある。外出に対する不安を軽減を図り、安心して公共交通で外出できる環境を整備することが重要。外見から障害があることが分かりにくい障害者を対象とした利用体験の実施方法については、ノウハウを持たない公共交通事業者が多いことに加え、必要性が公共交通事業者側に十分浸透していないため、利用体験が進んでいない状況にある。「知的・発達障害者等に対する公共交通機関の利用支援に関する検討会」は昨年7月、利用体験調査の課題抽出と効果を検証した。この結果を踏まえ、2月4日に検討会を開いて「利用体験実施マニュアル」(案)作成に向けて検討する。《レスポンス編集部》どんなマニュアルができるか、楽しみですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.28
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50歳で「社会保険労務士」合格した発達障害男性~昨年ADHDと診断されて勉強法を徹底的に変えた今回は、ADHD(注意欠陥・多動性障害、発達障害のひとつ)と診断された人の“成功体験”を紹介したい。昨年、10回目の挑戦で、社会保険労務士の試験に合格したミツルさん(仮名、50歳)だ。 難関試験に合格も、周囲の反応は… 社会保険労務士は合格率6~7%ともいわれる難関資格である。取材の際、まず「おめでとうございます」と伝えた。すると、ミツルさんは丁寧に「ありがとうございます」と応じた。ただ、その後の話ぶりは意外なほど冷静だった。 「確かに社会保険労務士になるパスポートは手に入れました。でも合格することが目標ではありませんから」 発達障害と診断された人の中には、いろいろな会社に勤めても、ケアレスミスが多かったり、人間関係がうまく築けなかったりして解雇や雇い止めにされる人も少なくない。そして転職するたびに困窮度が増していく。ミツルさんもそうだった。組織の中でうまく立ち回れなかった自分が、社会保険労務士としてやっていけるのか――。 そうした疑問や不安を抱いているのはミツルさんだけではないという。 「両親に合格を伝えたときは、『お前が本当にADHDなら、社会保険労務士なんて受かるはずがない』『やっぱり甘えていただけだ』と言われました。離婚した元妻には今も養育費を払っているのですが、『頼むから、独立して開業なんてやめてくれ』と言われています」 ミツルさんの周囲はお祝いムードからは程遠いのだという。ミツルさんの半生とはどのようなものだったのだろう。・・「長文なのでリンク先からこの先はご覧ください]【YAHOO ニュース】資格は持っていて無駄にはならないけど、持っていたからと言って実際に使えるようになるまでも大変なんでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.27
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奥田交番襲撃裁判 精神鑑定医「犯行は被告の意志で実行」/富山奥田交番襲撃事件の裁判です。 第8回目となる1日の公判では、裁判所の依頼で島津被告の精神鑑定を行った医師が出廷し、被告には発達障害の症状があるものの「犯行は被告の意志で実行された」と指摘しました。 強盗殺人などの罪に問われている立山町の元自衛官・島津慧大(しまづ・けいた)被告(24)は、2018年6月、富山市の奥田交番で稲泉健一(いないずみ・けんいち)警視(当時46)を刃物で殺害して拳銃を奪い、奥田小学校の正門付近で警備の仕事をしていた中村信一(なかむら・しんいち)さん(当時68)を射殺しました。 1日の公判には、裁判所の依頼で、去年4月から6月にかけて島津被告の精神鑑定を行った男性医師が出廷しました。 これまでの裁判で、弁護側は、島津被告には生まれつき相手の気持ちをうまく考えることができない「自閉症スペクトラム」という発達障害があり、事件に大きく影響したと主張。 一方、検察側は事件への影響は限定的だったと指摘し酌むべき事情はないとしていて、事件への「自閉症スペクトラム」の影響が争点となっています。 1日の法廷で、医師は「自閉症スペクトラム」の影響について犯行当時の島津被告には重症とはいえないが症状が認められ「犯行を実行する心理的なハードルを低下させているという点で一定の影響を及ぼしている」としました。 一方で、「被告は犯行時も状況を冷静に判断していて、幻覚や妄想などの精神障害はなく、犯行は被告の意志に基づいて実行されたものだ」と分析しています。 また、男性医師は、島津被告が面接の中で「人生がうまくいかないという厭世観があり、犯行は積もり積もった鬱憤が我慢の限界を超えた八つ当たりだった」とし「自分の持っている武器より強い拳銃を持った警察官と戦って勝ちたいと思った」と話していたことを明らかにしました。 島津被告は、警察官を狙ったつもりが警備員を間違えて射殺したことについて「自分の判断力が足りなかった」と後悔を口にした一方で、医師が被害者へのつぐないの気持ちや自責の念はないかと尋ねると…。 島津被告「それはたまに考えるんですがわからない。犯行が正当性のかけらもないことは十分わかっている。それならなぜ自責の念がないのかと考えることがありますが、それはわからない」 医師は被害者への謝罪の気持ちについて何度も確認しましたが、一貫して「その気持ちは浮かんでこない、あくまでも自分の犯行が成功したかどうかにしか興味がない」と答えているとして、この点に「自閉症スペクトラム」の症状がよく表れていると話しました。 また医師はもう1つの争点になっている強盗殺人罪の成立について、検察側の質問に対して「被告の話から考えると警察官を殺して拳銃を奪ったことは一連の流れと考えるべき」だと話しました。 一方、弁護側は「報告書に拳銃を奪うために交番を襲ったという言葉は出てきていない」として窃盗罪と殺人罪にあたると主張しています。 また、法廷で一言も話していない島津被告について、検察側が「これも自閉症スペクトラムの影響なのか」という質問に、医師は「面接では饒舌に話していたので症状とは関係ない。彼も思うところがあるのだと思う」と答えました。 裁判は2日も開かれ、別の証人尋問が行われます。チューリップテレビ[YAHOO ニュース]それほど明確な障害があったにもかかわらず、自衛官に採用されていたのも不思議ですね。まるでゲーム感覚の事件のようで、あまり反省していないのも気になります。障害が分かっていたなら尚更の事、根本的な心の問題にもう少し寄り添ってあげていたら、と残念な展開でもあります。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.26
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元農水次官、2審も実刑 長男殺害、被告側の控訴棄却京都練馬区の自宅で令和元年6月、長男=当時(44)=を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官、熊沢英昭被告(77)の控訴審判決公判が2日、東京高裁で開かれた。三浦透裁判長は懲役6年とした1審東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。 弁護側は控訴審で「被害者に殺されると直感して反射的に殺害に及んでおり、正当防衛に当たる」として無罪を主張。正当防衛が成立しなくても、暴行を受けると誤信した「誤想防衛」に当たると訴えていた。 判決理由で三浦裁判長は「長男は被告の行く手を阻んだり追いかけたりする動きを見せておらず、現実的な危険性は差し迫っていなかった」と指摘。「強固な殺意に基づく犯行で、1審判決は量刑傾向に照らしても重すぎるとはいえない」と結論づけた。 1、2審判決によると、熊沢被告は元年6月1日、自宅で長男の首などを包丁で突き刺し、失血死させた。【産経新聞】控訴の棄却、命の重みを改めて感じますね。そして、成人した息子の引きこもりへの対処の難しさをも、浮き彫りにした、哀しい事件でしたね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.25
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植松聖により知的障害者19人が殺害された相模原事件の深層に迫る!『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(著:森 達也)◎今だからこそのドキュメンタリー本書は、神奈川県相模原市の障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で起こった大量殺人事件の加害者として死刑が確定した植松聖への接見、手紙のやりとり、ジャーナリストや精神科医などとの対話によって著者が考えたこと知り得たことをまとめた書物です。著者はかつてオウム真理教信者の日常を描いたドキュメンタリー映画『A』『A2』を撮影し、世界中から高い評価を受けた森達也氏。森氏はその続編『A3』のほか、『いのちの食べかた』『ドキュメンタリーは嘘をつく』『死刑』『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』など、幾多の著書も出版されています。・・[excite.news]U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面 (講談社現代新書) [ 森 達也 ]事件を風化させない動きが始まっていますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.24
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クラスター発生 知的障害者施設の教訓は 千葉 我孫子 先月、新型コロナウイルスの集団感染=クラスターが発生した千葉県我孫子市の知的障害者施設がNHKの取材に応じました。施設内での感染防止策の徹底や入院調整が思うように進まなかったことを踏まえ、「入所者の体調の異変をいち早く察知し、接触を減らす対策を素早くとることが重要だ」と話しています。千葉県我孫子市にある知的障害者施設「みどり園」では先月、入所者と職員合わせて45人が感染するクラスターが発生し、1人が亡くなりました。先月21日を最後に新たな感染の確認はなく、施設では今月22日に感染の終息を宣言しています。こうした中、施設はクラスター対応の実情や課題について、ほかの施設などにも知ってもらいたいとして、NHKの取材に応じました。当時、施設では千葉県から派遣された医師や看護師からなる「クラスター等対策チーム」の指導を受けながら感染拡大の防止策をとりました。しかし、知的障害がある入所者の多くはマスクを着用することができなかったり、入所者が個室から出て防護服を着た職員に接触してしまったりするなど、障害者施設特有の事情から防止策の徹底が難しかったということです。また、先月中旬以降は病床がひっ迫していた影響で症状が比較的重い人を除いては入院できないケースが増え、現場の負担が重くなっていきました。さらに入浴や散歩など入所者の行動を大幅に制限する生活が長引くにつれ、入所者の中にはストレスからか、頭を壁に打ちつけるなどの自傷行為をしてしまう人も出て、対応の難しさを感じたということです。「みどり園」の吉野員史施設長は「感染が拡大する前の段階で、入所者の体調の異変をいち早く察知し、接触を減らす対策を素早くとることが重要だと感じた」と話していました。また、同じ法人が運営する系列の障害者施設に、退院した入所者の一部を一時的に受け入れてもらい、職員の負担を軽減することができたということで、「ほかの施設による支援は大変助かった。今回は系列施設に支援してもらったが、系列施設のない小規模な施設では協力先をどうやって見つけるのかが課題になると思った」と話しています。感染拡大防止に苦慮今回のケースでは、入所者のマスクの着用が難しいことなど、障害者施設特有の事情が感染拡大の一つの要因となりました。施設では感染が判明したあと、県の対策チームの指導のもとで、利用者どうしの接触を減らすなどの対策をとりました。具体的には、原則、入所者に個室で過ごしてもらったうえ、感染リスクが高いとされた入浴や歯磨きといった日常生活の介助を中断するなどしました。しかし、多くの入所者がマスクを着けることが難しいうえ、個室から出てきてしまう入所者もいて、感染防止策の徹底を図るのは困難だったといいます。個室で一人一人食事をとってもらうことが望ましいと考えていましたが、介助なしでは食事をとれない入所者が多かったため、個別に対応するだけの職員は確保できませんでした。このため感染防止策をとったうえで、複数の入所者の食事の介助を同じスペースで同時に行わざるを得なかったといいます。吉野施設長は「マスクをすることや咳エチケットを守るなど、対策を理解することが利用者には難しく、生活をともにするユニットの中で感染の歯止めがかからない状況となってしまった」と振り返りました。入院できないケース相次ぎ「施設療養」も施設では、感染した入所者の入院を希望していましたが、医療機関の病床のひっ迫に伴って入院できないケースも相次ぎました。感染が発覚した先月上旬には感染した入所者の多くが入院できたということです。しかし、中旬になると、医療機関の病床がひっ迫し、症状が比較的重い人などを除いては入院できないケースが多くなったということです。最終的に、感染した入所者38人のうち入院できたのはおよそ4割の15人にとどまり、職員たちはいわば「施設療養」となった入所者のケアに追われることになりました。当時の状況について吉野施設長は「入所者全員が感染してしまうのではないかと思うような不安な毎日だった。医療の素人のわれわれが看護する形となり、非常に厳しいと感じた」と振り返りました。一方、入院先が見つかったケースでも、入所者の搬送に想像していた以上の手間がかかったといいます。入院した15人のうち救急車の手配がつかなかった10人については、施設の職員2人で搬送しました。周辺の病院に受け入れ先が見つからなかったときには、100キロ以上離れた千葉県南部の病院に片道2時間半をかけて搬送したということです。搬送の際にはそのつど施設の車の座席をビニールで覆う作業が必要で、こうした準備も2人がかりで30分以上かかったということです。入所者の「自傷行為」増加も感染拡大の防止を最優先にした生活が長期化するにつれ、入所者の行動にも変化があらわれたということです。施設では、毎日決まった日課をこなすことで入所者の心の安定や生活のリズムを保ち、コミュニケーションを密にとって自宅での生活のような環境づくりを目指してきました。しかしクラスターが発生してからは状況が一変し、入所者たちは入浴や散歩などが全面的に中止され、個室の中にとどまることを余儀なくされました。知的障害のある入所者は、急激な生活の変化に戸惑いや不安を感じ、ストレスからか、壁に頭をぶつけたり自分で頭をたたいたりする自傷行為が目立つようになったといいます。こうした状況を重く見た施設では、仮に感染が確認されている入所者であっても、防護服などを着たうえで寄り添って声かけなどを行い、できるかぎりのケアに努めたということです。吉野施設長は「感染を広げないという一点に集中するしかなく、生活の質を落とさざるを得なかった。今後、感染症対策とのバランスを取りながら入所者の生活の質を少しずつ戻していきたい」と話しています。“ほかの施設との連携が有効”困難な状況が続く一方で、有効だと感じたのがほかの施設との連携でした。施設では同じ法人が運営する系列の障害者施設に支援を求め、退院した入所者の一部を一時的に受け入れてもらいました。これによってクラスターの現場で対応に当たる職員の負担を軽減することができたということです。また、職員から「家族に感染させるのを避けるため自宅以外に宿泊したい」という要望が出たことを受けて、職員が安心して体を休めることができる宿泊場所も提供してもらったということです。退院者や職員を受け入れた施設の運営法人「大久保学園」の千日清常務理事は「『みどり園』では感染が拡大しているさなかだったので、退院する人を一時的に預かることができれば、混乱も少しは緩和するのではないかと思い受け入れを決めました」と話していました。吉野施設長は「ほかの施設による支援は大変助かった。今回は系列施設に支援してもらったが、系列施設のない小規模な施設では協力先をどうやって見つけるのかが課題になると思った」と話しています。【NHK NEWSWEB】経験からの学びは大きいですね。地域毎で連携した支援体制が必要になってきますね。453万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.23
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知的障害児の学童保育の先駆者らにシチズン賞シチズン時計(東京)は28日、社会に貢献したり、市民に感動を与えた活動を表彰する「2020年度シチズン・オブ・ザ・イヤー(シチズン賞)」の受賞者を発表した。 受賞したのは、自閉症や知的障害のある子供たちの学童保育の先駆者として、40年以上にわたって施設を運営してきた東京都小平市の村岡真治さん(62)▽クラウドファンディングで寄付を募り難民キャンプで暮らすロヒンギャの子供たちを支援した群馬県館林市の鈴木聡真(そうま)さん(12)、杏(あん)さん(10)、同県太田市の一寸木大喜(ちょっき・たいき)さん(10)、悠喜(ゆうき)さん(7)▽コロナ禍で地元の通勤客の感染不安をなくそうと半年にわたって無料通勤バスを都心まで運行した東京都東村山市の山本宏昭さん(57)。 シチズン賞は新聞記事で取り上げられた市民や団体から選ばれる。[産経新聞]時を刻む時計会社からの受賞、それこそが、貴重なひと時ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.22
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佐賀・神埼市長、「発達障害」巡り不適切発言 首長会合で 26日に佐賀市であった佐賀県と県内20市町の首長が議論する「GM21ミーティング」で、神埼市の松本茂幸市長(70)は発達障害児について「原因が究明されると、そう(発達障害に)ならない子供は健常者として一生幸せに暮らせるのでは」と発言した。松本氏は毎日新聞の取材に「不適切な発言だった。おわびする」としつつ、「市長としては発達障害は不幸だと思う。みんなそう思うのでは」との考えを明らかにした。 松本氏は会合で「後天的に原因があり発達障害を招いているなら、除いてやるのが大人の責任」とも発言。佐賀市の秀島敏行市長(78)も「少子高齢化の中でお年寄りを支える側に回りきれない子供が増えている実態をどうするか心配だ」と述べた。松本氏は取材に「発達障害のある全ての子供が一生不幸であると誤解を招く表現だった」とした。秀島氏は報道陣の取材に「差別、蔑視のつもりは全くない。つらい思いをする人を少しでも減らしたいという趣旨だ」と答えた。 発達障害がある息子がいる佐賀市の女性(48)は「発達障害児が社会に迷惑を掛けているかのような発言で腹立たしい。発達障害児を減らすのではなく、障害のある人もない人も生きづらさを感じない社会を作る議論をすべきだ」と述べた。毎日新聞【msn ニュース】無知からくる失言なのでしょうか?幸せの尺度はそれぞれ皆違いますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.21
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グループホームのニーズ高まる 親亡き後 障害ある子支える場に障害のある子を持つ親にとって切実なのが、「親亡き後」の問題。自分が高齢になって体が動かなくなったり、亡くなったりした後の子どもの行く末を不安に思う親は多いが、入所施設の確保は簡単ではない。残された子を支える場として、地域の人に見守られながら少人数で共同生活を送る「グループホーム」のニーズも高まっている。 「このままでは共倒れになると思った」。約三年前、重度の知的障害がある次女(44)を障害者施設に入所させた埼玉県の男性(79)は振り返る。次女は食事や風呂などで全面的な介護が必要。男性と妻(78)が約四十年間、自宅で世話をしてきたが、二人とも高齢になり、限界を迎えた。 近くの社会福祉法人が運営する施設で、まずは七年ほど前からショートステイを利用してみた。他に調べた施設と比べて、職員らの対応が良く、自由度も高いことが気に入り、男性は「自分たちに万一のことがあったとしても、ここになら次女を任せられる」と感じたという。 だが入所に際し、月約五万円の利用料とは別に、五百万円の寄付金を求められた。「入所を希望する皆さんから頂いている」と施設長。家庭を持つ長女に、次女の世話で負担をかけることはできない。男性は「安心料だと思って」五百万円を払い、次女を入所させた。「親に金銭的な余裕があるかどうかで、子どもの行く末は変わる」と話す。 重い障害のある人は、主に同居する家族が訪問介護や通所施設などの福祉サービスを利用しながら在宅で介護している。だが、親が亡くなれば、子どもは行き場を失いかねない。そうならないよう、「グループホーム」が残された子の生活を支えている例もある。 重度の知的障害がある森ひろみさん(43)は約一年前、二人暮らしだった母親を亡くした。今は三重県伊勢市のグループホーム「ぱれっと」で他の障害者の女性二人と一緒に暮らしている。ぱれっとは、森さんが約二十五年前から通う市内の作業所と同じNPO法人「ステップワン」が運営。森さんの行く末を心配した母親からの相談を受け、約七年前に開設された。森さんはその直後に入居していたため、母親の死後も生活の場に困らずに済んだ。 森さんは、日中は作業所で働き、夕方、ぱれっとに帰る。夕飯作りなど身の回りのことは、「世話人」の職員らが行う。一カ月の利用料は食費や光熱費などを含め約五万円。月約九万円の障害年金と、月一万六千円の作業所の工賃もあるため生活費に困ることはない。入居時の一時金や寄付金なども不要だ。森さんは「グループホームでの暮らしは楽しい」と言う。 市は二年前から、重度の障害者を受け入れるグループホームなどに運営費を補助。同NPOも年間約百七十万円の補助金を受け、夜間に配置する世話人の人件費などに充てている。理事の宮崎吉博さん(71)は「高齢化で親亡き後の問題は深刻になり、グループホームの重要性が高まっている。行政からの補助があってこそ成り立つ」と指摘する。ぱれっとの設立費用は地元住民から寄せられたバザー品やチャリティーコンサートの売り上げなどで賄った。「地元の人たちの支えも大きい」と話す。[東京新聞]親亡き後の暮らし、やはり地元住民や行政の支えも必要ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.20
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【令和3年4月1日付採用】人事課「オフィスサポーター」の募集対象【募集する職種】オフィスサポーター※地方公務員法に基づく、パートタイム会計年度任用職員(一般職の非常勤職員)です。【応募対象】以下のいずれかに該当する方(1)身体障害者手帳(身体障害者福祉法第15条)の交付を受けている方(2)都道府県知事又は政令指定都市市長が発行する療育手帳の交付を受けている方(3)児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、障害者職業センター、精神保健指定医により知的障害者であると判定された方(4)精神障害者保健福祉手帳(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条)の交付を受けている方※地方公務員法第16条(欠格条項)の各号のいずれかに該当する方、または平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている方(心身耗弱を原因とするもの以外)は応募できません。【募集人数】5名程度勤務内容および勤務条件【勤務内容】事務・作業等の補助的業務【勤務場所】総務部人事課(足立区中央本町一丁目17番1号 足立区役所南館10階)【任用期間】令和3年4月1日(予定)から令和4年3月31日まで(更新の予定はありません)【勤務時間】勤務日 月曜日から金曜日までの週5日(祝日、年末年始を除く)勤務時間 1日4時間勤務。時間帯は以下(1)(2)のうち、どちらか1つで勤務。 (1)午前8時30分から午後12時30分まで (2)午後1時00分から午後5時00分まで ※面接時に、勤務可能な時間帯をお伺いします。報酬など【報酬額】月額91,849円(予定)【交通費】区の規程に基づき支給(上限あり)【期末手当】区の規程に基づき支給【休暇等】年次有給休暇等あり【社会保険等】健康保険、厚生年金、雇用保険に加入します。選考方法など【選考方法】1次選考:履歴書による書類審査2次選考:面接面接日は、2月下旬から3月上旬を予定しています。1次選考に合格した方にのみ、面接日時をご連絡します。【申込方法】以下の応募書類を人事課人事係に郵送(簡易書留)または持参してください。・履歴書(JIS様式推奨、3か月以内に撮影した写真を添付)・応募対象であることがわかるものの写し※応募書類は返却しません。※日中、確実に連絡がとれる電話番号を記入してください。【申込先】郵送先(必ず簡易書留でお送りください)〒120-8510 足立区中央本町1-17-1足立区役所人事課人事係 オフィスサポーター採用担当あて【窓口受付】月曜日から金曜日(祝日を除く) 午前8時30分から午後5時まで足立区役所人事課人事係(足立区役所南館10階)【申込期限】令和3年2月16日(火曜日)午後5時必着備考【問い合わせ先】足立区役所 総務部人事課人事係(足立区役所南館10階)電話 03(3880)5831FAX 03(3880)5611Email jinji@city.adachi.tokyo.jp【足立区】5名程度の募集にどれほどの応募があるのでしょう。受け入れ態勢も整っているといいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.19
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カウントダウン開始:2022年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・カザンまで1年【ワシントン2021年1月22日PR Newswire=共同通信JBN】ちょうど1年後、2022 年スペシャルオリンピックス冬季世界大会がロシアのカザンで開幕する。100を超える国の選手2000人以上が7種目で競技し、ボランティア3000人にサポートされる。Logo - https://mma.prnewswire.com/media/701509/Special_Olympics_Logo.jpg 2022 年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・カザンは、包摂性、平等、思いやり、喜びの世界の力を披露する。大会は、ロシアと世界の知的障害のある人々に対する態度を変えて、包摂的コミュニティーを創設することが目的である。スペシャルオリンピックス理事長のMary Davis氏は「スペシャルオリンピックスは、ロシアのカザンで2022 年冬季世界大会を開催することを誇りに思う。カザンは国際スポーツのトップ級イベント開催可能な都市として地位を確立しており、2022 年冬季世界大会がロシア包摂性の永続的レガシーを残し、スポーツが包摂性と平和の触媒であることを世界に示すと確信している」と語った。13万人のアスリートを抱えるスペシャルオリンピックス・ロシアは例年、知的障害のある人々向けに5000のスポーツイベントを開催している。カザンの冬季世界大会は、スペシャルオリンピックス・ロシアが国内の知的障害を持つ推計300万人のために社会的包摂性を創出するのを支援する。スペシャルオリンピックス・ロシアのOlga Slutsker会長は「冬季世界大会・カザンは喜びと思いやりの空気を生み出し、障壁と慣習を打ち破る。知的障害のある人々の包摂性について、われわれは違うより似ている部分が多い。スポーツには人々を結び付ける力があり、2022 年冬季世界大会・カザンはロシアと世界に包摂的な文化を構築するだろう」と語った。ロシアのスポーツ首都と見なされているカザンには豊かなスポーツ遺産があり、市内のスポーツ施設、インフラストラクチャー、設置されたボランティア拠点は世界トップ級のスポーツ大会を数多く開催してきた。2022 年冬季世界大会・カザンは、スペシャルオリンピックスが国際大会を初めてロシアにもたらすものである。スペシャルオリンピックスのアスリートとユニファイドパートナーは、以下7種目で競技する機会がある:アルペンスキー、スノーボーディング、フロアボール、クロスカントリースキー、フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケート、スノーシューイング それぞれのスペシャルオリンピックス世界大会の影響は長期に及び、最近の大会は政策変更、金融投資、大幅な態度変化のレガシーを残している。2022 年冬季世界大会はスポーツ競技に加えて、アスリートの健康、教育、リーダーシッププログラムの拡充にも焦点を当てる。▽スペシャルオリンピックスについて1968年に設立されたスペシャルオリンピックスは、知的障害のある人々に対する差別をなくすグローバル運動で、スポーツの力と教育、健康、リーダーシッププログラムを通じて、あらゆる人々の受容を促進している。また、190を超える国と地域のアスリート、ユニファイドパートナー600万人以上、およびコーチ、ボランティア100万人以上とともに、毎年30以上のオリンピック型スポーツ、10万以上の試合、大会を提供している。スペシャルオリンピックス世界大会は夏季、冬季交互2年ごとに行われ、スペシャルオリンピックス運動の公式TV・ラジオ放送パートナーESPNによって世界に放送されている。以下のフォローを:Twitter(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3044430-1&h=1251437829&u=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FSpecialOlympics&a=Twitter )Facebook(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3044430-1&h=1926791435&u=http%3A%2F%2Ffb.com%2Fspecialolympics&a=Facebook )YouTube(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3044430-1&h=4114715840&u=http%3A%2F%2Fyoutube.com%2Fspecialolympicshq&a=YouTube )Instagram(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3044430-1&h=1766423038&u=http%3A%2F%2Finstagram.com%2Fspecialolympics&a=Instagram )LinkedIn、およびMediumのブログ詳細はwww.SpecialOlympics.org を参照。▽スペシャルオリンピックス・ロシアについて スペシャルオリンピックス・ロシア(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3044430-1&h=3545048455&u=http%3A%2F%2Fspecialolympics.ru%2F&a=Special+Olympics+Russia )は1999年に設立され、世界のスペシャルオリンピックス運動の中で最大級の国内プログラムである。ロシアでは知的障害のある約13万人が体育を習い、約5000の地方自治体、地域レベル、および全国レベルの体育イベントがスペシャルオリンピックス・ロシアのプログラムとして毎年開催される。現在、ロシアの62地域にスペシャルオリンピックス地方事務所がある。知的障害を持つロシアのアスリートは指導的地位を占めるアスリートとともに、毎年スペシャルオリンピックス・ロシアのプログラムで国際大会に参加する。スペシャルオリンピックスは知的障害のある児童と成人に、さまざまなオリンピック型スポーツで年間を通じてスポーツトレーニングを提供する。将来のスペシャルオリンピックス出場者のトレーニングはロシア全土で既に始まっている。知的障害を持つロシアのアスリートは、ウェブサイト(https://specialolympics.ru/programs )から地域チームに参加することができる。▽問い合わせ先Jason Teitler, Special Olympicsjteitler@specialolympics.org +1-347-739-9483ソース:Special Olympics International【URL】:https://kyodonewsprwire.jp/release/202101250151 【高知新聞】早くも来年の冬季世界大会の話題ですね。予定通り開催されるといいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.18
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知的障害の息子と歩んだ34年 米子の女性、体験記入選鳥取県米子市で障害者作業所などを運営するNPO法人地域活動支援センター「おおぞら」理事長の植村ゆかりさん(70)が、障害のある人と支える人の体験記を募った第55回NHK障害福祉賞で佳作に選ばれた。応募484編から入選した11編の一つ。知的障害のある一人息子と2人で歩んだ34年間の奮闘の軌跡と、作業所運営などを通した障害者福祉への思いをつづった。 京都府生まれで、大阪府内の同じ市役所に勤務していた夫の念願で、1986年暮れに伯耆町にペンションをオープン。87年1月に息子の周平さん(34)を授かった直後の4月、夫の保さん=当時(47)=が心筋梗塞で急死し、親戚もない土地で一人きりの子育てが始まった。 不自由な様子で前へ進み、耳は聞こえているようだが何も言わない初めての子。1歳児健診で異常を指摘され、たどり着いた皆生の小児療育センターでの診断が「自閉傾向・発達遅延」。専門書を必死に読んでは落ち込んだ。 障害やひとり親を理由に息子につらい思いをさせまいと、必死だった自身を救ったのは担当医の言葉。「今は一言もしゃべらなくても一緒に歌い、話し掛け続けてください」。教えを守った。すると養護学校小学部に入る直前、周平さんが突然、「雪やこんこ」と歌い出した。いつも歌い聞かせていた曲で、うれしさは今でも忘れられない。 体験記では日々の喜びや苦労を、子どもたちの卒業後の居場所づくりにと取り組んだ小規模作業所の開設や障害者バンド「りっぷる音楽団」、スポーツイベント「アクアスロン皆生大会」創設への思いを交え、周平さんの成長の様子とともにつづり、先人の「この子らを世の光に」の言葉を引用して締めくくる。 自らを過保護な母親と自認する。「息子に残してやれるものは何もないけど、お母さんが精いっぱいに見守っていたことを伝えておきたかった」と執筆の動機を話し、現在は親世代の他界後のため、成年後見人制度の学習会やグループホームの開設を計画する。 同賞はNHKとNHK厚生文化事業団が主催。入選作品は同事業団のホームページで閲覧できる。[山陰中央新報]リンクしているホームページから本文が閲覧できます。同年齢の息子を持つ身として、とても感慨深く、共感できる部分も多いです。佳作入選、おめでとうございます。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.17
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最愛の人に「死にたい」と言われたら? 絶望を経験した親子の“奇跡”SNSなどでも活躍している作家・岸田奈美さんは、中学生のときに父親を亡くし、弟には知的障害があります。また、岸田さんが高校生のときに母親が大動脈解離の手術の末、下半身が不自由となり車いす生活に。 そんな状況でも、ずっと笑顔でいたお母さんでしたが、ある日、絶望に耐えられなくなり、「死にたい」と娘である岸田さんに告白します。 岸田さんが答えた言葉は「ママ、死んでもいいよ」でした。絶望の中にある人とどう向き合うのか、ある家族のストーリーです。 ※本稿は、岸田奈美著『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)から一部抜粋・編集したものです。母に「死んでもいいよ」といった日大阪にある、落ち着いたとは口がさけてもいえない喫茶店、新聞社の記者さんの取材を受けていたときのことだ。 両どなりでは、4人組のオバチャンたちが、怒濤のおしゃべりをくり広げていた。会話の8割が「ちゃうねん」「そんでな」「聞いた話なんやけど」からはじまっていた。 こっちの記者のおしゃべりも、負けていなかった。 「岸田さん、ヤフーニュース見ましたよ」 その日、わたしと母にまつわる話が、ネットニュースでとり上げられていたのだ。 「お母さんに『死んでもいいよ』っていうなんて、すごいですね」 ぴたり。急にオバチャンたちが、静まり返った。 待て待て待て。 「しかもパスタ食べながらいったんでしょ。しっかりしてるなあ」 わたしをほめる記者に、悪気がないことはわかっていた。しかし情報の切りとり方がやばいので、風評被害がやばい。わたしの視界で認識できる限りのオバチャンは、口元に手を当てて、わたしを凝視していた。いやちょっとは遠慮してくれ。 わたしは決して、パスタを食べながら、母親に死ねといった娘ではない。母が倒れる。生存率20%の手術わたしは、母と弟の3人家族だ。中学生のころに父が心筋梗塞で急逝した。4歳下の弟は、生まれつきダウン症で知的障害があった。 母と弟は性格がとても似ている。いつも穏やかで、優しい。わたしの役割は、そんなふたりを父に代わって、アホな言葉とバカな行動で、とにかく笑わせることだった。わたしたち家族はそうやって、明るく楽しくまわっていた。 わたしが高校1年生のとき、自宅で母が倒れた。 「ご家族の責任者は、どなたでしょうか」救急車で運ばれた先の医師がいった。 かけつけてくれた祖母は高齢で、わたし以上に呆然としていた。弟は、むずかしいコミュニケーションをとることができない。 母はすでに、意識不明だった。 「わたしです」反射的にいった。責任とは程遠いほど、震えた声だった。 「お母さまは極めて重症です。このまま手術をしても、手術中に亡くなる確率は80%を超えます」 「……手術をしなかったらどうなるんですか」 「数時間後にかならず亡くなります」 手術をするならば、同意書にサインを、と求められた。わたしは、迷ってしまった。 父と最期の会話が叶かなわなかったことを、わたしはずっと後悔していた。このまま手術室に入って死んでしまうくらいなら、一時的だったとしても、最期にゆっくり話す時間をつくってもらった方がよいのかもしれない。 そんなことを、思ってしまったのだ。 でも、結局、母の命をあきらめることなんてできなかった。わたしは祖母と一緒に、同意書へサインした。 本来なら、未成年のわたしではなく、判断は祖母にゆだねられるべきだったのだと思う。でも、この先、母とともに生きていく時間が長いのは、子どものわたしだ。わたしが後悔しないように決めた方がよいという医師の思いやりが、本当にありがたかった。 もし、祖母がひとりでサインしていたとしたら、わたしは祖母にすべてを背負わせることになっていたかもしれない。 6時間もの大手術のあと、母は一命をとりとめた。集中治療室で、眼を覚ました母と話した。安心やら疲労やらなんやらで、腰が抜けそうになった。「死んだ方がマシだった」?でも、命と引きかえになったものもある。母は下半身の感覚をすべて失った。一生歩けなくなったのだ。 「車いす生活になるけど、命が助かってよかったわ」 母は笑っていた。あのときホッとしたわたしを、わたしはなぐってやりたいといまでも思う。 母はそれから2年間、入院した。それまで歩けていた人が、急に歩けなくなるというのは、想像を絶する苦しみだ。ベッドから起き上がるどころか、寝返りすらも打てない日々が続いた。毎日、毎日、母は車いすに乗り移る練習をくり返していた。 「大丈夫やで」という母は、大丈夫ではなかった。 ある日、高校からの帰り道、病院へお見舞いに行ったときのことだ。その日も母はめちゃくちゃ元気だった。 「じゃあまた来るから」と病室を後にして、携帯電話を忘れたことに気がついた。引き返すと、病室でだれかがわんわん泣いていた。 まさか母なわけないよな、と思った。そのまさかだった。 「もう死にたい」母の声が聞こえた。聞いているのは、看護師さんのようだった。 「歩けないわたしなんて、ヒトじゃなくて、モノになったのと同じ。子どもたちにしてあげられることもない。生きてても仕方ない」 ああ、母は本当は、とっくに限界を越えていたのだ。早くかけ寄って、なぐさめないと。でもわたしは一歩も、動けなかった。 「死んだ方がマシだった」 母の本音を聞いて、息ができなくなった。わたしのせいだ。 わたしが手術の同意書にサインをしなければよかった。生き地獄に、母を突き落とすこともなかった。どうしよう、とり返しのつかないことをしてしまった。「死にたい」気持を肯定すること母にようやく、外出許可が降りるようになった。母は、わたしが病室の外で聞いていたことを知らなかった。わたしばかりが焦っていた。だから、ふたりで街へ出かけようといった。母が好きなお店に行けば、きっと元気になってくれる。そう思った。 母はとても喜んでくれた。でもそれも、最初のうちだけだった。 駅に到着したまではよくても、地上へ出るためのエレベーターが見つからなかった。ようやく見つけても、故障や節電で動いておらず、駅員さんを探して30分もさまよった。 人ごみで、車いすが何度も歩いている人にぶつかった。 「すみません」「ごめんなさい」「通してください」わたしたちは、何度もくり返した。楽しみにしていたお店は、ぜんぶ階段があったり、通路がせまかったりして、車いすでは入ることができなかった。歩いていたときは、こんなの気づかなかったのに。 さんざん歩きまわったら、身も心もヘトヘトになった。ようやく入れるカフェを見つけ、席についてパスタとジュースを注文すると、途端に母は泣き出してしまった。 「ママと一緒にいたら大変やんね。迷惑かけてごめん」 「そんなことないで」 「あのね、ママね、ずっと奈美ちゃんにいえなかったことがあるねん」 なんとなく、いいたいことはわかっていた。 「ほんまは生きてることがつらい。ずっと死にたいって思ってた」 あんなに優しくて明るかった母が、わたしの前で泣いた。母の涙を最後に見たのは、父のお葬式だ。知人から「つらいと思うけど、母親のあなたが泣いたら子どもたちが不安になるから、見えるところでは泣かないで」といわれたことを、律儀に守っていた母だ。 「そんなこといわないで」「死なないで」そういう言葉は、ひとつも口をついて出てこなかった。わかっていた。そんな言葉がなんの力にもならないほど、母が絶望していることを。 わたしは、運ばれてきたパスタをパクパク食べながらいった。なにかしていないと、わたしの方が泣いてしまいそうだった。 「ママ、死にたいなら、死んでもいいよ」 母はびっくりしたように、わたしを見る。 「死ぬよりつらい思いしてるん、わたしは知ってる」 母を追いつめたのは、手術同意書にサインしたのはわたしだ。わたしが母の死にたいという気持ちを、否定してはだめだ。 そう思って、いった。でも情けないことに、母の顔を見ていると「やっぱり死んでほしくない」というわたしの本音もわき上がってくる。 パスタを食べながら、続けた。 「もう少しだけわたしに時間をちょうだい。ママが、生きててよかったって思えるように、なんとかするから」 「なんとかって……」 「大丈夫」 でまかせだった。不安そうな母に、わたしは笑っていった。 「2億パーセント、大丈夫!」でまかせが“ドリームジャンボ級”の奇跡にでまかせは少しずつ、本当に少しずつ、現実になっていった。わたしは母が生きていてよかったと思える社会をつくるため、福祉と経営を一緒に学べる日本にひとつしかない大学へ進学した。そこで、ふたりの学生と出会い、株式会社ミライロの創業メンバーになった。3年後、母を雇用した。 母は見違えるほど、明るくなった。「歩けないなら死んだ方がマシ」ではなく「歩けなくてもできることはなんだろう」と、わたしと母は考えるようになった。 絶世の聞き上手だった母は、入院していたとき、病室に見舞客がたえなかった。最初は友人や親戚ばかりだったのだが、いつの間にか、看護師や理学療法士なども集まってくるようになった。 みんな母に話を聞いてもらいたいのだ。予約表なるものがベッドサイドに登場したとき、わたしは度肝を抜かれた。それは絶対に仕事にした方がいい、というわたしの説得により、母は猛勉強の末、心理セラピストになった。 いまでは聞き上手どころか話上手にすらなってしまい、年間180回以上の講演をしている。さらに手動装置を使い、手だけで車を運転する免許まで手に入れ、車をひとりでブイブイ運転するようになった。 「死んでもいいよっていわれたら、生きたくなった」母は笑う。 この一連の話が、ネットニュースでとり上げられたというわけだ。 「2億パーセント大丈夫。死にたい母に娘が放った言葉とは」 こんなタイトルだったと記憶している。よく聞かれるのは、2億パーセントという数字がどこからやってきたのか、だ。母に本音を打ち明けられた、あの日。わたしは母の肩越しに、壁にはられたポスターを見ていた。 宝くじ ドリームジャンボ2億円。 人はパニックになったとき、視界に入った一番大きな数字にすがりつくのかもしれない。最大限の大丈夫を伝えたかったわたしが選んだ数字が、2億だった。ただそれだけ。ドリームジャンボ級の奇跡が、ここで起こったというわけなのだ。 PHPオンライン衆知[YAHOO ニュース]家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった [ 岸田 奈美 ]生きている以上、修業が続きますね。その時々でまた器を大きくして受け入れることなんでしょうね。452万アクセス逹成しております。いつもありがとうございます。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.16
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スマホ依存と発達障害の関連性を考えるスマホは今や「日常必須のツール」だが、それと同時に非常に恐ろしい「依存物」でもある。「特に、発育中の青少年にとっては最凶の依存物となり、人によっては依存症に陥ります。快楽と同時に不快も生じる、それが依存症の正体です」──そんなスマホ依存と、発達障害との関連について精神科医・中山秀紀氏の『スマホ依存から脳を守る』(朝日新書)からお届けする。------------------------記事は、スマホ依存と発達障害が相互的に悪影響を及ぼしあう可能性について、精神科医が実証的に解説したものですが、1月14日の配信時に編集部で付けた見出し「スマホ依存で『発達障害』に…本当に怖い“合併症”」は、両者の関連性や、発達障害そのものに対する誤解を招きかねないものでした。お詫びし、訂正します。------------------------* * * スマホやインターネット、オンラインゲームの依存症は、精神疾患ばかりでなく発達障害などを合併しやすいことでも知られています。 構造化面接法という精神疾患などを同定する質問をインターネット依存症の人に行ったところ、注意欠如多動性症や社会不安症、強迫性障害、うつ病などの合併率が特に高かったと報告されています。このうち注意欠如多動性症についてはこれから説明しますが、社会不安症とは大まかにいえば、「人前に出ると不安や緊張が強くなる」こと、強迫性障害とは「何かに強くこだわる」こと、典型例では、何度もカギをかけたか確認するとか、手のよごれが気になって何度も手を洗いなおすといったものです。<注意欠如多動性症(ADHD)との合併> では、注意欠如多動性症について説明しましょう。 ここで取り上げる注意欠如多動性症(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:ADHD)と、次節の自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)は、どちらも発達障害に分類されます。 発達障害とは、大まかにいえば、「発達の度合いにばらつきがある」ことです。ある分野では正常(もしくはそれ以上の)発育をしているものの、ある特定の分野では発育が遅れていたり、社会生活に何らかの悪影響が生じていたりするときに診断される症状です。この診断は、通常は幼児期に受ける場合が多いのですが、思春期や成人期に悪影響が目立つようになってから発達障害だと診断されることもあります。・・【AERAdot.】スマホ依存から脳を守る (新書751) [ 中山秀紀 ]スマホは今では日常的に欠かせないツール、うまく利用できる方法を模索できるといいのでしょうね。☄ にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.15
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父と自閉症の息子の逃避行を描く 映画『旅立つ息子へ』3月公開映画『Here We Are』が『旅立つ息子へ』の邦題で、3月26日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。あわせて場面写真が公開された。『第73回カンヌ国際映画祭』に正式出品された同作はニル・ベルグマン監督の最新作。同作の主人公は、売れっ子のグラフィックデザイナーを引退し、自閉症スペクトラムを抱える20歳のひとり息子・ウリと田舎町で2人暮らししているアハロン。別居中の妻・タマラがウリの将来を心配して全寮制の特別支援施設への入所を決めるが、父との別れにウリがパニックを起こしたことをきっかけに、2人が逃避行をするというあらすじだ。脚本を担当したダナ・イディシスの父親と自閉症スペクトラムを抱える弟の関係をモデルに制作。劇中では、弟のお気に入りだというチャールズ・チャップリンの『キッド』のオマージュも描かれている。アハロン役にシャイ・アヴィヴィ、ウリ役にノアム・インベル、タマラ役にスマダル・ヴォルフマンがキャスティング。ノアム・インベルはオーディションでこの役を勝ち取り、演技が『ギルバート・グレイプ』のレオナルド・ディカプリオの再来を彷彿させると話題になっているという。[CINRA. NET]東京国際映画祭で二度グランプリを誇るイスラエル監督最新作『旅立つ息子へ』公開自閉症の息子と父との関わりを綴った作品が増えていますね。イスラエルからの発信というのも興味深いですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.14
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自閉症を抱える作家のベストセラーを映画化『僕が跳びはねる理由』4月公開へ自閉症を抱える作家・東田直樹が13歳のときに執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」を基にしたドキュメンタリー映画化した『The Reason I Jump』が、『僕が跳びはねる理由』として4月2日(金)に日本公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。自閉症を抱える作家・東田直樹が13歳のときに執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」を基にしたドキュメンタリー映画化した『The Reason I Jump』が、『僕が跳びはねる理由』として4月2日(金)に日本公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。これまで理解されにくかった自閉スペクトラム症を抱える者の内面の感情や思考、記憶を言葉で伝えた内容が大きな注目と感動を呼び、30か国以上で出版、現在117万部を超える世界的ベストセラーとなっている「自閉症の僕が跳びはねる理由」(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)。この書籍の英語版を基にした本作は、世界最大のインディペンデント映画祭としても有名な第36回サンダンス映画祭にてワールド・シネマ・ドキュメンタリーコンペティション部門の観客賞受賞、同じく2020年に開催されたバンクーバー国際映画祭では長編インターナショナルドキュメンタリー部門観客賞&インパクト大賞をW受賞。多数の海外メディアからも「五感を刺激され自閉症者の世界を体感できる」(Backseat Mafia)、「斬新で見事なカメラワーク」(Screen Mayhem)、「感情に突き刺さるような美しさ!」(Variety)、「驚異的な作品!」(The Hollywood Reporter)など、絶賛の声が続々と上がっている。斬新な映像表現や音響効果で問いかける体感ドキュメンタリー「自閉症と呼ばれる彼らの世界」を各国の5人の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して追い、明らかにしていく本作。「自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるか」を斬新な映像表現や音響効果を駆使し、彼らが見たり、感じたりしている世界をあたかも疑似体験しているかのように表現した。解禁されるポスターは、澄み切った青空の下で“跳びはねる”少年を切り取ったもの。自分の気持ちの赴くままに跳びはねているように見えるこの少年の姿は「みんな同じ空の下、“普通”の君と自閉症の僕との未来はきっとつながる」というキャッチコピーをそのまま体現するかのようなビジュアルに。『クラウド アトラス』原作者デイヴィッド・ミッチェルが夫妻で英訳なお、東田氏による原作を英訳したのは、トム・ハンクス、ハル・ベリー主演の映画『クラウド アトラス』の原作者として知られるイギリスのベストセラー作家デイヴィッド・ミッチェルと、その妻ケイコ・ヨシダ。日本に滞在していた経験もあるミッチェル氏は自らも自閉スペクトラム症の息子を育てており、我が子の行動に対する疑問の答えをこの書籍の中に見つけ、「世界中の自閉症の子を持つ親にもこの本を読んで欲しい・伝えたい」という願いから翻訳、2013年に「The Reason I Jump」として出版。その後、本作にも出演しているジョスの両親(本作のプロデューサーを務めるジェレミー・ディアとスティーヴィー・リー)の目にとまったことで、本作が誕生した。ミッチェル氏は「東田直樹の『自閉症の僕が跳びはねる理由』がそうであるように、この映画は私たちに“普通とは何か?”という抽象的な疑問を改めて我々に問いかけている。自閉症と自閉症ではない人たちの世界を繋ぐ架け橋となる、優しい革命的な作品だ」とコメントを寄せている。『僕が跳びはねる理由』は4月2日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。 【Cinema Cafe.net】いよいよ映画化へと辿り着きましたね。全国にて順次公開、楽しみですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.13
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小6長女からママへの伝言メモ「急にたのんでごめん!」にネット感動…娘の変化は「この本の影響?」2児の母親が投稿したツイートが注目を集めています。投稿主は「しましま」さん(@shima_ryo_iku)。小学6年生の長女には自閉症(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)といった発達障害の傾向があるといいます。「今朝起きたら、小6娘(ASD+ADHD)からのメモが置いてあったんだけど、ほんとに行き届いた内容で感激してしまった… とくに最後の一文!!家族への気遣いがなかなか難しい子だったので(この辺、発達っ子の親御さんには分かって頂けると思う)成長してるなぁと」 「ママへ」で始まる伝言メモの内容は、調理実習の授業に必要な物を用意したので、不足がないかどうか最終チェックをして欲しいというもの。簡潔明瞭な伝え方に舌を巻く大人たちが続出。さらには末尾の母親を気遣うひと言「あと、急にたのんでごめん!」には多くのユーザーが心を打たれ、7.2万いいねを集めています。今朝起きたら、小6娘(ASD+ADHD)からのメモが置いてあったんだけど、ほんとに行き届いた内容で感激してしまった… とくに最後の一文!!家族への気遣いがなかなか難しい子だったので(この辺、発達っ子の親御さんには分かって頂けると思う)成長してるなぁと😭😭 pic.twitter.com/bSx4Ox6sZk— しましま(療育) (@shima_ryo_iku) December 16, 2020「もしかしたら本の影響…?」 しましまさんの投稿は続きます。 「もしかしたら先日購入したこの本の影響もあるのかなと。あれ以来、手元に置いては何かと読んでるので…」この本とは、小学生向けマナー本「自分をもっと好きになる ハピかわ かわいいのルール」。毎日の身だしなみや整理整頓術、お金の使い方など、生きていく上で必要な常識が1冊に収められたマンガ仕立ての解説書です。「ケンカしてしまった」「苦手な子がいる」「言いたいけれど言えない」など、大人でもアドバイスして欲しいコミュニケーション術も。さらには「ムダ毛が気になる」「生理が来たら」など高学年になると気になり始める体の悩みにも答えてくれます。・・・【まいどなニュース】思春期に差し掛かる女の子の成長に、よい影響を及ぼしてくれる本は有難いですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.12
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自閉症の息子たちに働く選択肢を 山添利也さんレモンやミカンなど和歌山産の食材を使った菓子をプロデュースする山添利也さん(46)。県内の生産者、パティシエ、デザイナー、福祉事業所メンバーらと一緒にスイーツブランド「KANOWA」を2014年に立ち上げた。「それぞれの得意を持ち寄って、お菓子でつながる輪を広げたい」 昨年12月に販売したのは、ミカンのパウダーをまぶしたクッキーなど。パウダーは、えぐみを抑えた果汁を濃縮して作った。障害者福祉施設の利用者がミカンの外皮と薄皮を一つずつ丁寧に取り除いた果肉を搾ってできたもの。利用者の集中力のたまものだ。 和歌山市出身で、関西大学卒業後、大手経営コンサルタント会社に就職。2001年に高校時代の友人に誘われ、和歌山市内にパスタとケーキが自慢のカフェをオープンさせた。 障害者福祉施設を自分事として考えるようになったのは09年。当時3歳だった長男が自閉症と診断されたことだった。市立幼稚園に通っていたが、知的障害などがある子どもたちがそれぞれのペースで過ごす児童発達支援センターに移った。 父親たちが集まれば、決まって話すのは10年以上先のこと。特別支援学校に入れば、小中高等部までは過ごすことができるが、卒業後の進路は決められていない。「息子を受け入れてくれる所はあるのだろうか」と心配になった。 「将来、自分の長男も通うことになるだろう障害者福祉施設の価値を高められたら」。カフェの運営から退き、菓子の企画開発などをする会社を経営。そこの事業の一つとして、福祉施設などと一緒に菓子を作る「KANOWA」を立ち上げた。注文が1カ月以上先まで埋まっている「生レモンケーキ」など人気商品を生み出してきた。 現在、14歳になった長男は、言葉を話すことが難しい。それでもタブレット端末で画像編集をしたり、地図を使って行きたいところを素早く探して見せてくれたりする。 「息子はできないこともあるが、できることだってある。息子と同じ境遇の人たちが、仕事をして楽しく暮らせる環境を作りたい」。得意の菓子プロデュースで輪を広げている。[朝日デジタル]父親ならではの、素敵な取り組みですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.11
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民間企業の障害者雇用率2.19%、過去最高に 静岡労働局 静岡労働局は静岡県内の障害者雇用状況(2020年6月1日時点)をまとめた。民間企業の実雇用率は前年比0.04ポイント高い2.19%で、13年以降8年連続で過去最高を更新した。2.2%の法定雇用率を達成した企業の割合は前年比0.6ポイント上昇の52.3%だった。全国では実雇用率が2.15%、法定雇用率達成企業の割合は48.6%で、どちらも静岡県内が全国平均を上回った。静岡県内で雇用されている障害者の数は前年比2%増の1万2801.5人。内訳は身体障害者が0.4%増の7431人、知的障害者が3.4%増の3718.5人、精神障害者は7.3%増の1652人となった。法定雇用率がそれぞれ2.5%の公的機関の実雇用率は静岡県の機関が2.51%、市町などの機関が2.38%だった。市町などの機関は45機関中12機関が未達だった。[日本経済新聞]静岡の取り組みは素晴らしいですね。更に期待が膨らみますね。451万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.10
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重度知的障害児との接し方とは?育て方と学校の選び方も解説知的障害は程度によって、最重度、重度、中度、軽度の4段階に分けられますが、見た目だけレベルの判断は困難です。続きを読む【goo ニュース】個人個人でもそれぞれ個性があるので、対応はまたおのおので違ってきますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.09
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発達障害への対応手厚く 旭川・新療育センター19日オープン肢体不自由や発達障害の子どもを医療面などで支援する「道立旭川肢体不自由児総合療育センター」の建て替え工事が完了し、19日に「道立旭川子ども総合療育センター」としてオープンする。増加傾向にある発達障害の患者が入る部屋や、専用のリハビリ室を新たに備えるなど、機能を充実させた。新センターの周知につなげようと、ロゴマークも作成した。 同センターは肢体不自由児療育が中心の一般病棟への受け入れや外来診療を行ってきた。診療科目は小児科や整形外科、歯科など6科。 前回の改築から約40年経過したため、道は約44億円をかけて2017年に新施設を着工。昨年9月に完成した。新施設は鉄筋コンクリート造2階建ての約5900平方メートル。1階には診察室や外来の受付があり、2階に一般病棟を設けた。定員は一般入院が45人、親子入院が15組。旧施設は8月以降に解体し、駐車場で活用する考えだ。【北海道新聞】 19日にオープンする道立旭川子ども総合療育センター親子入院できる設備があるのは有難いですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.08
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『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』コミックス4巻本日発売!さらに「ムーちゃんと手をつないで~発達障害児の子育てサロン~」が本日より運営開始! 株式会社秋田書店(所在地:東京都千代田区/代表取締役社長:樋口茂)は、本日2021年1月15日(金)に、「月刊エレガンスイブ」(編集長・菅原明子)連載中の『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』(みなと鈴著)コミックス4巻を発売いたします。本作品はみなと鈴の実体験を元にした、自閉症の娘ムーちゃんとともに生きる、家族の愛の物語です。4巻では、ムーちゃんが幼稚園でお友達を噛むという「他害行動」に悩み、試行錯誤する母親・彩の姿が描かれています。既刊コミックスは重版もかかっており、電子書籍でも売り上げ好調の話題作です。 ◆最新コミックス情報タイトル:『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』4巻 著者:みなと鈴レーベル:A.L.C.・DX発行:秋田書店 定価:本体680円+税 発売日:2021年1月15日(金)ISBN:978-4-253-16010-0 またコミックス4巻発売と同時に、みなと鈴を中心にした、発達障害児の子育てをする人々のためのオンラインサロン「ムーちゃんと手をつないで~発達障害児の子育てサロン~」の運営を開始いたしました。 発達障害児を持つ親たちが、日々の生活で感じる喜び、困り事の相談などを気軽にお話しする場を持つことで、悩んでいるのは自分だけじゃないと実感して、仲間を得られるということ。また、こういったオンラインサロンが存在することで、発達障害児育児に対する理解が当事者以外の社会にまで広まっていくと考えています。このオンラインサロンは、国内最大級のクラウドファンディングサイト・CAMPFIREが運営するCAMPFIREコミュニティ及びCAMPFIREのサブブランドでソーシャルグッド領域に特化したプラットフォームGoodMorningより入会が可能です。是非ご注目ください。◆GoodMorning「ムーちゃんと手をつないで~発達障害児の子育てサロン~」https://community.camp-fire.jp/projects/view/362420 ◆オンラインサロン概要 開設:2021年1月15日(金)~ 会費:月額1,000円 会員特典:Facebookのグループにご招待します/ご入会時に『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』コミックス1巻送付/『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』連載中の月刊漫画雑誌「エレガンスイブ」を毎月送付 【会社概要】 商号 :株式会社秋田書店 代表者 :代表取締役社長 樋口 茂 所在地 :〒102-8101 東京都千代田区飯田橋2-10-8創立 :1948年8月10日 事業内容:雑誌・書籍・コミックス・文庫・児童図書・メディアミックスなど社員数 :約150名 [PR TIMES]漫画本の発売さながら、発達障がい児の子育てオンラインサロン、魅力的ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.07
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【新刊のご案内】発達障がい専門誌きらり。 「働きたい」発達障害の方を応援する ~18歳から利用できる支援 特集号~ <1月10日(日)新発売>発達障害のサポート事業をしている株式会社みのりの森(本社:京都府京都市中京区、代表:朝倉 美保)は、2017年から発達障害専門の雑誌「きらり。」を発行し始め、2021年1月10日(日)に「発達障がい専門誌きらり。12号」を発行しました。<試し読みはホームページから>https://www.kirari-with.com/「発達障がい専門誌きらり。」は「障がいを生きる 楽しく生きる」をコンセプトに2017年4月から発行している日本初の専門誌です。発達障害に関わる知識をイラスト入りで読みやすくわかりやすくお届けしているほか、大人の発達障害当事者や障害児の育児中のお父さん、お母さんのエッセイやマンガを通して体験談もお届けしています。■今回の特集内容1~4号ではいろんな障害の特集を、5~7号では発達障害のASD、ADHD、SLDを、8~10号ではライフステージでの特集を、11号では療育特集をお届けしてきました。今回の12号では療育(児童発達支援)後の支援、つまり「18歳から利用できる就労や自立に向けた支援」について特集しています。高校を卒業してから就職し、精神的にも経済的にも社会的にも自立することは、障害者にとってとてもハードルが高いことです。いざ就労について考えてみると「障害を公表して就職するのか?」「どの雇用形態で就職するのか?」「就職活動がうまくいかない場合にはどうしたらいいのか?」「就職できてもすぐに辞めてしまった場合にはどうしたらいいのか?」「不登校やひきこもりの後の就職はどうしたらいいのか?」「職場で合理的配慮を得たい場合にどのようにしたらいいのか?」などのさまざまな悩みが出てくるため、それらの対応知識のある人に出会えない場合には非常に困難な状況を抱えたままになります。この12号では、高校卒業後に利用できる支援をフローチャートで掲載し、各支援がどのようなもので、どうすれば受けられるのかを説明しています。また、就労の形態(福祉的就労、一般就労)の違いも説明し、障害特性に合わせた就労の選択を促しています。さらに、就職後の定着支援や合理的配慮についても知ることができます。■どんな人に読んでほしいか?「どう働くのか?」「どう自立していくのか?」は子どもにとっても大人にとっても永遠のテーマです。発達障害の特性をもつお子さん、特に中学生以上のお子さんには高校や高校卒業後の進路を考えると思いますし、そのお子さんをもつお父さん、お母さんも将来への不安が出てくるかと思います。しかし、このような内容は学校の授業では教えてくれませんし、就職後の支援については学校の先生ではわからないことも増えてきますので、各家庭で適切な支援について知っておく必要があります。現在は、お父さん、お母さんの世代ではなかった支援も増えています。知識をアップデートしていくことで、いろんな方法を選択できるようになり、障害当事者の生きづらさの軽減にも繋がっていきます。ぜひ、中学生以上のお子さんのいるご家庭には手にとっていただきたいと思います。また、学校、塾、療育関係者のみなさんにも知識を習得いただき、進路や働き方に悩んでいるご家庭のサポートに役立ててほしいと思います。■今後の展開新型コロナウイルス感染症により緊急事態宣言が発出されるなど情勢が不安定なため、2021年度の発行は見合わせることにいたしました。状況が変わり発行を決定次第、当社ホームページやSNS、公式LINEにてお知らせいたします。楽しみにしていただいている読者さまには大変申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。その代わりに、WEB「凸凹じぶんなび とことこ」( https://www.decoboco.work/ )での情報発信を充実していく予定です。発達障害や二次障害の情報のほかに、療育方法、働き方についてのエッセイや専門家のコラムもお届けしていきます。【会社概要】社名 : 株式会社みのりの森代表 : 代表取締役 朝倉 美保本社所在地: 京都府京都市中京区西ノ京平町29番地URL : https://www.minorinomori.co.jp/設立年 : 2017年2月資本金 : 100万円従業員数 : 1名事業内容 : 発達障がい専門誌きらり。の制作・出版、 発達障害のサポート事業、学習支援事業、 学習支援員の育成事業、発達障害の情報配信事業、ライティング等【@Press】ホームページからの試し読みができるのは、有難いですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.06
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「障害が遺伝するかも、子どもができないよう手術を」と結婚拒否、Wケア・親代わりになる不安も…孤立し思い悩む「きょうだい児」たち精神障害の妹を持つ女性が、恋人と結婚するまでの苦悩や葛藤を描いた映画『ふたり~あなたという光~』((今月公開)。女性にプロポーズしたことを機に妹の障害について告げられ困惑する男性。意を決し母親に相談すると、「ご両親が亡くなった後、誰がその子の面倒を見るの?」と強く反対される場面などが盛り込まれている。 ・・ABEMA TIMES【YAHOO ニュース】人生に悩みや分岐点はそれぞれですね。どこかで妥協して、愉しく暮らすことなんでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.05
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災害時、障害者へ配慮を 香美町が「防災スカーフ」作製 /兵庫香美町は、障害者が災害時に身に付けることで、避難の際に支援を受けやすくする「障害者用防災スカーフ」を作製した。町内の身体・精神・知的障害者のうち希望者約450人に配り、好評だ。 外見からは障害があることが分かりにくい人は、災害時に周りから健常者と同じ対応をされてしまい、避難所で必要な配慮をしてもらえないことが想定される。このため、ス… この記事は有料記事です。【毎日新聞】いざという時に直ぐに対応されて、スカーフには色々な利用法もあり、よい取り組みですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.04
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【本日発売】ADHDとうつを生き抜くコミックエッセイ『ぴーちゃんは人間じゃない?』〈豪華ゲストを招いた対談も配信決定!〉 イースト・プレスは2021年1月8日(金)に『ぴーちゃんは人間じゃない? ADHDでうつのわたし、働きづらいけどなんとかやってます』(著:ぴーちゃん)を刊行します。 【概要】『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』永田カビさん推薦! 「ぴーちゃんの勇気と工夫とがんばり、仲間の偉大さに、胸がいっぱいです!」〈WEBメディア「パレットーク」の人気連載ついに書籍化!〉 発達障害とうつ、家族、学校、恋愛、そして仕事をめぐる実録コミックエッセイ「ぴーちゃん」は、家庭と学校での不和からくる生きづらさに苦しみ、「自分は人間じゃない」と思い込んでしまう。そしてある日、自分がADHDであることを知る。障害発覚後も生きづらさは消えなかったが、それでも「絵を描きたい」と決意。自分の障害を受け入れてくれる会社「パレットーク」に出会い、自分の特性を周囲に伝えながらイラストレーターとして働き出すこととなる。【SNS上での反響(一部)】・自分を見ているように感じる描写が多く涙が止まりませんでした ・「わたしだけじゃなかったんだ」といま不思議な気持ちです ・わかりすぎて滅茶苦茶つらい…・わたしも障害に気がつくまでダメな子だと思っていました ・優しい世界もあるんだって思えた ・こんな会社が増えてくれたらいいな【出版記念対談】 本書の刊行を記念して、豪華ゲストと著者ぴーちゃんの特別対談を配信いたします。①1/10(日)20:00~ 性教育YouTuber シオリーヌさん (https://twitter.com/shiori_mw?s=20)〈テーマ〉発達障害と性教育⓶1/11(月)20:00~ 臨床心理士 みたらし加奈さん (https://twitter.com/mitarashikana?s=20)〈テーマ〉発達障害とメンタルケア③1/24(日)20:00~ ライター はましゃかさん (https://twitter.com/shakachang?s=20)〈テーマ〉発達障害とライフハック④1/25(月)20:00~ 実業家・クリエイティブディレクター 辻愛沙子さん (https://twitter.com/ai_1124at_?s=20)〈テーマ〉発達障害と仕事術〈配信URL〉https://instagram.com/palettalk_ppp?igshid=1ofwx6vtk2odd ※視聴にはアプリ「Instagram」の利用が必要となります【著者紹介】ぴーちゃんWEBメディア「パレットーク」で働くインターン。 同メディアにてADHDとうつを抱えてサバイブしてきた日々を描く「ぴーちゃんは人間じゃない」を連載中。 [PR TIMES]【著者ぴーちゃんの直筆POP】 ぴーちゃんは人間じゃない? ADHDでうつのわたし、働きづらいけどなんとかやってます [ ぴーちゃん ]コロナ禍の影響もあるのでしょうか。最近は、新刊が増えていますね。450万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.03
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発達障害青年の手記「ギザギザハートのアスペルガー」 高知市の薬剤師が出版 高知市の薬剤師、臼井志乃さん(44)=はりまや町3丁目=が、勤務先の精神科病院で出会った発達障害の慎太さん(26)=仮名=の手記をまとめ、「ギザギザハートのアスペルガー」と題した本を出版した。虐待や周囲の無理解など、慎太さんが体験してきた生きづらさがつづられている。臼井さんは「分かってくれとは言わないが、そんなに彼が悪いのか? 多くの方が発達障害について学ぶきっかけになれば」と期待を寄せている。...【高知新聞】デハラユキノリさんのフィギュアを表紙デザインにした本「ギザギザハートのアスペルガー」本人の手記をまとめるとは、傍に寄り添ってかなりの信頼関係があったのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.02
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公共プールを有効活用した「発達障害児向け水泳教室」を"参加無料"で開催中スポーツ庁「Sport in lifeプロジェクト」の一環として、Swimmy株式会社(東京都港区、代表取締役:菅原優)は「発達障害児向けの水泳教室」を2020年10月〜2021年1月の期間、大阪YMCA(大阪府大阪市)と栗山公園健康センター(東京都小金井市)にて無料で開催。東京学芸大学もプロジェクトメンバーとして参画し、障害児スポーツの普及に向けて挑戦中。企 画 考 案 背 景■ 発達障害児・「スイミングスクールへの入会を断られる場合がある ・グループ行動が苦手で集団レッスンを受けられない ・指導者、施設管理者、経営者が発達障がいについて理解していない ・学校体育でしかスポーツ・運動を行なっていない■ その母親・仕事、家事、学校のお迎え等で忙しく、スポーツを行う時間がつくれない ・子どものことを考えるので精一杯で、自分のことを考える余裕がない ・子どもとスポーツを楽しみたいのだが、どのように教えれば良いか分からない ・子どもの教育に費用がかかり、金銭的にスポーツを行う余裕がない特 徴■ 公共プールを有効活用したプロジェクト スポーツ庁が公表している「官民連携による学校体育施設の有効活用等について(水泳プール関係)」にも、「スポーツ基本計画の目標であるスポーツ参画人口の拡大を実現するため には、スポーツ施設全体の6割強を占める学校体育施設等の既存施設を有効活用すること、官民連携により施設の柔軟な管理運営、魅力や収益力の向上を図り、持続的なスポーツ環境の確保を図ることが重要」と記載がある。https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2018/11/01/1410416_05.pdf■「発達障害児」と「母親」が一緒に参加できる水泳教室 発達障害児と母親が一緒に参加できる水泳教室を作ることで、母親も子供がレッスンしている時間にスポーツを行うこと可能。また子供と一緒にプールに行く機会が増加することが期待できる。■ 先生1:児童3の少人数制(児童によってはマンツーマンで指導) 発達障害児は集団行動が苦手な場合が多く、スイミングスクールに入ってもすぐに辞めてしまうという傾向がある。そのため、少人数制の教室を開催すればスポーツ実施の定着に繋がることが期待できる。 実 施 内 容発達障害児に水泳を指導できる指導者の不足、安全な指導を行うための知識や経験の不足、またこれらに伴う水泳教室の不足が、スポーツ実施を妨げている要因であると仮定し、これらの要因を解決すべく「水泳教室」や「指導者研修」等を実施する。・水泳教室の開催(大阪YMCMと栗山公園健康センターの屋内プールで実施)・指導者研修(発達障害児への水泳指導方法について)・水泳指導プログラムの作成・指導者研修資料の作成・特別支援学校に周知・アンケート調査、報告書作成■ 開催日時・1月9日(土)14:30-15:30【水慣6名】【初級3名】【母親3名】16:00-17:00【水慣6名】【初級3名】【母親3名】・1月23日(土)14:30-15:30【水慣6名】【初級3名】【母親3名】16:00-17:00【水慣6名】【初級3名】【母親3名】■ 開催場所 栗山公園健康運動センター 屋内プール東京都小金井市中町2丁目21-1■ 対象 小学生 ■ 参加費 無料■ クラス「水慣れクラス」 対象:水に顔をつけることが苦手な小学生 内容:1.水に顔が付けられるようになる→2.バブリングができるようになる→3.ボビングができるようになる「初級クラス」 対象:水に慣れているが、泳ぐことは難しい小学生 内容:1.だるま浮き、節浮き、らっこ浮きができるようになる → 2.蹴伸びができるようになる → 3.ビート板を持ってバタ足ができるようになる「母親クラス」 対象:この水泳教室の同時刻にお子様が参加している母親 内容:リラックスして泳げるようになる。運動不足解消のため水中ウォーキングを行う。・・[PR TIMES]きちんと配慮された内容のプログラムだと安心して参加できますね。更新が遅れがちですが、本年もよろしくお願いします。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.01
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