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2009年12月07日
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テーマ: †黒執事†(585)
カテゴリ: 「黒執事」小説
BLの苦手な方は読まないでください。

 万が一、魔女狩りの拷問道具についての説明に

 気分が悪くなられたら、読むのをやめてください。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 部屋の中央に鉄の処女が3体置かれていた。一体は聖母

 マリアを模した顔の木製の人形型だった。もう一体は同じく

 木製だが、高さ2メートルの樽のような形をしていた。

 そして最後の一体は扉が開いていた。扉の内側には鉄製

 の太くて長い針がびっしりとついており、中からも無数の

 針が突き出ている。これに人を入れて扉を閉めるのかと

 思ったらゾッとするとシエルは思った。鉄の処女の針には

 血がこびりついていた。

 「どうです?素晴らしいでしょう?」



 ニヤッと笑って言った。

 「他にも多数の拷問道具がこの部屋にはあります。審問椅子、

 さらし台、鉄製の吊り籠、何でもあります。特にこの魔女の

 椅子はレア物ですが、どのようにして使うかご存知ですか?

 この椅子は尻を乗せる部分が周囲の枠のみで真ん中が



 こげ、排泄困難になるまであぶり続けたと言われています。」

 シエルは話を聞いていて気分が悪くなった。スチュアート

 男爵は魔女狩りマニアの変態だったのだ。シエルは指輪を

 返して家に帰りたくなった。だが、スチュアート男爵はそんな

 ことおかまいなしに喋り続けた。

 「17世紀になってもこの城の主は魔女狩りをやめません

 でした。むしろそれまで教会に委ねていた魔女狩りを領主

 自ら行うようになり、領内の村から美しい若者を捕らえては

 地下牢に閉じ込めて、拷問を繰り返していたのです。そして、

 18世紀に怒った領民がこの城に押し寄せてスチュアート家

 は滅亡しました。滅亡したといっても、絶対王政の時代です

 から、一揆は1日で治まり、本家の代わりに分家の祖父が

 家督を継ぎました。でも、祖父は血塗られた歴史に恐怖し、

 この城には一度も住まなかったのです。」


                        (続く)



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最終更新日  2024年02月27日 22時39分39秒
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