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2009年12月11日
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テーマ: †黒執事†(585)
カテゴリ: 「黒執事」小説
BLの苦手な方は読まないでください。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


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 「キャア~~!!」

 絹を引き裂くような女性の悲鳴が聞こえた。先程とは違い、

 明らかに人の叫ぶ声だった。シエルたちは悲鳴の聞こえる

 2階の部屋に慌てて駆けつけた。悲鳴の主はメイドだった。

 メイドは床にへたりこんで、ワナワナと恐怖に震えていた。

 部屋の中には首の無い猫の死体が置いてあった。そして、

 壁には猫の血で魔法陣が描かれていた。

 「一体誰がこんなことを・・・」

 「きっと奥様に違いないわ!月の魔女の呪いだわ!」

 メイドは泣き叫んでそう言った。

 「バカなことを言うものじゃない。妻は1年前に死んだんだ。



 誰かの悪戯だ。お前は泣いている暇があるならさっさとこの

 部屋を片付けろ!」

 スチュアート男爵は怒ったようにメイドを怒鳴りつけると

 立ち去って行った。

 「大丈夫ですか?何か事情がおありのようですね。」



 「ええ。奥様がお亡くなりになってから気味の悪い事ばかり

 起こるんです。まず、最初に魔法陣を見たのは奥様が亡く

 なられた翌朝でした。湖の岸辺に大きな魔法陣が木の棒

 か何かで地面に書かれていました。それからというもの

 満月の日には頭のないネズミの死骸や鳥の死骸が古城の

 どこかに捨ててあるんです。ダイニングテーブルに血文字で

 魔法陣が書かれていたこともありました。奥様が満月の夜に

 湖で入水自殺なさったから、こんなことに・・・」

 「自殺?事故ではなかったのですか?」

 「はい。旦那様は事故だと言い張っていますが、本当は自殺

 なんです。あれは1年前の月の明るい夜でした。私は奥様

 が白い寝間着のまま一人で湖へ歩いて行くのを見ました。

 湖の中へどんどん歩いて入って行って、そのまま帰らぬ

 人に・・・私は窓から見ていて、慌てて旦那様に知らせたの

 ですが、皆が駆けつけた時にはもう手遅れでした。」

 「男爵夫人は何故自殺したのですか?」

 「それはきっとノルマンさんと旦那様が・・・」

 「私がなんだって?」

 部屋の外にノルマンが立っていた。

                           (続く)


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最終更新日  2024年02月27日 22時41分09秒
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