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2012年03月07日
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 第3部最終話です。

 18禁です。

 苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m




手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート




 「太一。どうだった?良かったか?」

 常磐先輩がまだパンツも穿いていない加藤君に感想を

 聞いてきた。

 「すごく良かった。でも、俺、イクの早くなかったか?」

 加藤君は2分しか持たなかった事を少し気にしていた

 みたいだった。僕はクスッと笑って、加藤君をぼんやりと

 眺めていると、加藤君は僕が満足していると勘違いしたのか、

 ホッとしたような顔をして、僕に微笑み返した。

 「とうとう太一も男になったんだな。」

 常磐先輩に頭を撫でられて、加藤君は照れながら



 「もう1回したい。2回目はもっと上手にできるような

 気がするから。」

 「分かった。でも次は金田の番だから。また来週しよう。

 毎週しような。」

 常磐先輩はジェットコースターに何度も乗りたがる子供を



 怖がっていたのに、する前とは別人のように目を輝かせて

 嬉しそうにしていた。僕が呆れた顔をしていると、

 「バックから入れていい?」

 と金田先輩が聞いてきた。僕は四つん這いになって、

 金田先輩を受け入れた。

 「あっ、あ、ああ~」

 金田先輩のは加藤君のと同じくらい小さくて、痛みを

 感じなかった。常磐先輩のは先生と同じ大きさだから、

 ローションを使っても痛かった。入れた時にじっとしてて

 くれたから、今日は切れなかったけど、神社の時と

 同じくらい激しかったら、切れてたと思う。金田先輩は

 ゆっくりと腰を動かして、僕のイイところを探っていた。

 「俺の言った通りだろ。麻里緒は喜んで俺達のペットに

 なるって。太一が気に病むことは何もないんだ。太一は

 ずっと俺の言う通りにしてればいい。」

 服を着た加藤君の肩を抱いて、常磐先輩は言った。

 「太一は俺が守ってやる。太一の欲しいもの総てを

 俺が与えてやる。だから、俺に一生ついてきてくれ。

 誰を好きになってもいいから、俺から離れるな。」

 愛の告白だった。加藤君は気付いていないようだけど、

 常磐先輩は加藤君が好きなのだと思った。常磐先輩の冷たい

 目は僕を蔑んでいるのではなく、僕を憎んでいたのだった。

 「麻里緒、太一ばっか見んなよ。今は俺としてるんだぜ。」

 金田先輩が僕の耳元で囁いた。金田先輩は僕が加藤君を

 好きだと誤解したようだった。今日の僕は加藤君ばかり

 見ていたから、加藤君の事を気にしていると思われても

 不思議ではなかった。僕が今まで加藤君に抱いていた

 嫌悪感が何だったのかが分かって、僕は人から愛されてる

 幸せな人間を愛せるほどお人よしではないのだと分かって、

 自分の心の醜さに目が離せなかったのだ。

 「あっ、ああ。」

 僕は金田先輩にうなじを吸われて声を上げた。僕は首が

 弱かった。金田先輩は腰を動かしながら、僕の首に何度も

 キスをした。やがて金田先輩は僕のイイところを探り当てると

 僕のお尻を掴んで、激しく腰を突き動かした。

 「あっ。ああ。ああ~。あっ。ああっ。」

 僕は加藤君を見つめたまま絶頂に達した。常磐先輩の

 憎しみに満ちた視線を痛いほどに感じながら、闇の中に

 僕は堕ちていったのだった。



                           (完)










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最終更新日  2012年03月08日 00時14分07秒
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