リューリューママのチャレンジ・ザ・療育
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ああ~~先月は書きたいと思いながら、なかなかかけずに終わってしまった。療育の進度の記録という意味でも、いろいろ書きたいことはあったのに…心を入れ替えよう…(と思ってはいるのですが)ところで、リューリューは相変わらず言葉数はすくなく、まだまだ認知も幼いですが、この1年、エージェント(Autism Partnership)と二人三脚で集中的にABAに取り組んできた甲斐あって、進歩もしてきました。 知識として蓄積されたものも大きいです。でも、その他にもいろいろといい変化がみられてきていますので、記録がてらかいておこうと思います。★遊びについて。去年のいまごろは、いわゆる玩具で遊ぶということにまったく目がむかず、セラピストさんには、ひたすら身体的な遊び(ボールを投げたり、蹴ったり、トンネルくぐりやチャンバラもどき)などで楽しんでいました。 ここにきて、自分から、玩具を選択したり、車の操作玩具のようなものやアンパンマンのパチンコみたいのだと一人で続けてできるようになってきました。 あと、グラグラゲームのような他の人と順番でやるものも、落とさないでできるようになったりとか… 大人が付き添って遊ばせてもらっているという誘導一辺倒だった頃に比べると、今は自分でやりたいものを選んだり一人でやったりという時間を少しずつもてるようになってきたのが、うれしいです。★社会性について。もともと人が好きな子ですが、いつでも自分が行動をおこすときは、人のいうがまま、人の指図するがままをトレースして行動しているだけで、とりたてて問題らしい問題も起こさなかった子でした。 それがこの1年、情緒的、感情的にいろいろと発達して、「注目されてたい」「自分が思うとおり自分の意志で自主的に行動してみたい」という気持ちが出始め、実際行動に移しています。 もちろん、適切でなかったり、行き過ぎたりということはありますが、手におえない問題行動として居座っているという感じではありません。 あくまでも人の反応が欲しいとか、人の目の届く範囲でなら(母親の姿を確認できる範囲で)少し羽目をはずして自分の好きなように動きたい、同じ要求でも細かいこともわかってほしい、ということを日々みせてくれています。 最近は、駅の構内を自分ひとりで歩くというのがブームのようで、数メートル歩いては、後をふりかえって私を確認しつつ、一人で歩いていきます。見失ったときは、その場に止まって待っているか、もどってくるので、こちらもそんなに制御せずにおります。 あきらかに、先をあるきすぎてマズイときには、「そこで待ってて」と声かけすると、かならず止まるのですが… 人ごみとかいりくんだ場所でなくて、障害物がないような場所では、しばしば我がままがすぎて、こちらが「おいで」と呼んでも、不安感が全くないので安心して(笑)自分勝手なままで一向に従わないことがあります。こういうときは他の健常児のしつけと同じレベルで対処することもあります。 たとえば、今日などは、地元駅のプラットホームで、いつものようにホームとの間の防護壁につかまって伝い歩きするのですが、度を越して遠くまで行ってしまったので呼んだのですが、キャーキャー喜ぶばかりで来ません。 そうこうしているうちに、アナウンスがあり、新幹線がはいってくるのがみえたので、慌てて、呼びますが、またもや従いません。 もはやこれまで!とばかり、ダッシュでかけより、強制連行しました。本人は涙をポロポロ…落とした帽子をひろってくれたサラリーマンは「僕大丈夫、大丈夫」なんてなぐさめてくれましたけど…母は少々鬼モードで「ありがとうは?」……ってな感じのことがチョイチョイあるので、ABA的には無視なんでしょうが、リューリューの場合、ある程度こちらの言動や感情を察して行っている確信犯的なところがあり、ここらへん、世間に出ているときは、TPOをわきまえさせる健常児のしつけと同レベルで対処することもあります。 こういう駆け引きみたいな行動とか、自分勝手さとか、要求したことの対応への不満とか、出てきたのはある意味、進歩しているのではないかと思います。 去年の夏くらいまでは、こちらの意のままでしかうごきようがなかった子です。扱いやすいといえばそうですが、一人ではなにもかも判断もできず動きもとれないというお人形ちゃんだったと思います。 それが今では、勝手しったる場所なら多少、雑多な雰囲気のある大きな駅でも、自分ひとりで先に歩き、いつものプラットホームナンバーのところでキチンと階段をおりて行きます。 何を目印にして判断しているのかよくわかりませんが、間違ったことはありません。 パターン化しているといえばそれまでですが、それを自力でやれるということ、人ごみの中で物怖じせず行けること、ときどき違うパターンがきて母に違うホームにつれていかれても(APのクリニカルのときや、他の場所に行くときは、このナンバーのところではない…)対応できること。この一年間で公共性とか、社会性とか、ルールとか、友達とか…リューリューの獲得したものは、とても大きな財産となっているようです。つい、先週、保育園の担任の先生から「リューリューちゃんは、セラピーに通いだしてから随分変わったと思う…」と言ってもらったり、うちのセラピストさんたちからも「以前より、課題のやり方とか、習得のスピードが早くなってきたと思う…」とか評価してもらうと、本当に親として労力も時間もお金もかけてきて無駄じゃなかったなーと実感します。今日、遊びの最中、こんなことも…セラピストさん、ママ、リューリューと三人でブロックであそんでいたところ、リューリューがせっかくつみあげたものをポキンと折ってバラバラに…私が「あ~~あ~~~あ~~いけないんだ~~♪」という歌を歌ったところ、リューリューは『その歌知っているぜ』というニヤリとした顔つきで、フンと鼻で笑いました。 初めてみる息子のいやらし~~~い笑いにセラピストさんとウケてしまい「これきっと、保育園でいやってほど聞いているんだと思います~~」と。笑。息子よ、まさか、友達から歌われまくっているのではあるまいな??有り得る
2007.10.02
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