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2025.01.07
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カテゴリ: I whisper
まだ6時。

この状況を説明した後の怖い主治医の指示としては…、

「すぐに病院に来るように」

しか考えられない。

38℃以上の体温が12時間続いているなら、
既に何らかの細菌かウイルスに感染していることを
疑う状況。

人間は、体内に様々な常在菌を持っている。
それが悪さしている可能性もあり、


しかし、インフルエンザや最近はやりの
マイコプラズマ肺炎、手足口病などの
厄介な伝染病には、専門的な手当や薬剤が必要になる。

いずれにしても、およそ半年の抗がん剤での治療経験で
初めての状況であることは間違いない。

体力の低下、栄養状態、運動不足など様々な要素が
重なってのことだとは思うが、
何より、副作用が強く出ていることが原因の一つのような気がする。

つまり、抗がん剤によって、白血球を初めとした
体内の状態が大変悪くなっているのではないかと
考えるしかなかった。


出勤してすぐに、ややこしい電話を受けるのは
時間的にも精神的にも嫌だろうから、
9時まで我慢することにした。

8時になったらシャワーを浴びよう。

病院に泊まりにでもなったら、

何日泊まりになるかわからない。

入院セットはある程度つくってある。

短期の入院なら、それをカバンに詰めて
ティッシュと飲み物、パジャマを突っ込めば、
何とかなる算段だ。

8時近くになっても、状態は変わらない。
体温は38℃超え。

経口で水分を補給しても、
すぐに水様便になって出て来る。
ゼリー飲料も同じ。
脱水症状を何とかせねば。

8時。
シャワーを浴びる。
ついでに体重を計る。
前日より1.5lgマイナス。

体外に出た水分量がわかるというもの。

9時。

テーブルの前に座り、
体温を測る。
37.6℃。
シャワーでスッキリした分、体温が下がる。
(しかし、すぐに上がるのだが)


抗がん剤治療者に渡されるしおりに書いてある
病院の番号をプッシュする。
電話に出た女性の声は…医事課の人間だ。
大代表の番号か。

「電話相談なら、2時以降にかけ直してください」

と言われる。

「抗がん剤の副作用が出た場合、電話で相談するようにという指導を受けています」

と言って、ようやく外科につなぐとの回答。

大分待って(4分くらい)、出てきたのが
知らない看護師(医事課かもしれない)の声。

症状を言う。

「受診したいということですか?」

と聞かれる。
この病院は、抗がん剤治療中の患者への対応が
全く周知されていないようだ。

「強い副作用が出た場合、電話をして主治医の指示を仰ぐようにとしおりに書かれています」

と言うと

「◯◯先生(怖い主治医)に聞いてみます」

という言葉とともに、電話は保留音に。

2分以上待って、

「今、先生は診察中なので、後でかけ直していいですか?」

こんな簡単な話で7分もかかった。

テーブル前に座っていた私は、ぐったりし、
このまま電話を待つか、2階に上がって
床に入るか迷う。

5分ほどしてコール音が鳴る。

電話の相手が怖い主治医なら、
もっと詳しく症状を話したのだが、
先ほどの看護師のようで、

「先生に確認したら、もう少し状態を見て、悪くなるようならまたお電話下さいますか?」

だと。

死んだ。

絶望の淵に沈んだ。

これ以上悪くなったら、自分では動けない。
ギリギリの12時間待ちだったのだ。

床に潜り込み、

「死ぬか、死なずに済むか半々の確率。生命力にかけるしかない」

と腹をくくる。

もちろん、再度電話する気などない。

救急車か、死ぬかのどちらかしかないと思っていた。

重い感染症なら、死ぬ確率が高くなる。

しかし、常在菌や大したことのない感染症で、
細くなったとはいえ、私の免疫力が勝ったら、
何とか生き延びることができる


結果として、生きていた。


当日、営業予定だったので、予約客に連絡を入れ、
状況を説明して予約をキャンセルさせてもらった。

月曜日と火曜日の夜までで、
トイレは合計20回程度、
経口補水液は1000cc、ゼリー飲料を3つ。

結局、体温は24時間以上38℃前後を行ったり来たりした。

水曜日の朝の体重は、火曜日の1.5kgマイナス。
つまり、月曜の朝の体重の3kgマイナス。

49kg程度の体重が1日半で3kg落ちるというのは、
大変な脱水と組織破壊を意味している。

平熱になったのは、6日後。

下痢が治まったのは、7日後。

これは、病院に行かなくていい状態ではない。

一歩間違えば、死んでいてもおかしくない状況だ。



というわけで、抗がん剤治療は終了することにした。


こんな大変な状況なのに、全く助けてくれない病院を
信用することも、頼ることもできるわけがない。

「悪くなったら、電話を」

と言っていたが、追跡もされなかった。

一人暮らしであることは、怖い主治医は知っている。

孤独死していても、すぐには見つからない。

そういう状況なのに、放置された。

多分、看護師に伝えた情報が少なかったのだと思う。

同じ情報量でも、直接怖い主治医に伝えていたら、
全く違う判断になっていただろう。
(希望的観測かも)

看護師の口を媒介したことで、
「軽い症状なのに、愚痴って来た面倒な患者」
というニュアンスで、表現されたように思う。


としても!


怖い主治医は、直接私と話すか、
もっと詳しい症状の説明を求めるべきだった。
これは、完全に怖い主治医の失策だと思う。


ま、いい。


そのうちに、治療は終える予定だった。
少し早まったが、それはそれでいい。


問題は、治療終了をどう告げるか。

今回のこの失策をどう責めるか。

怖い主治医への幻滅度合いをどう説明するか。


あと3日で診察日がやってくる。


いかに効果的な言葉を繰り出すかを真剣に考えよう。


文字通り命がけの攻防だ。

向こうは命がけでも何でもない、
日常茶飯事だろうが。


そうは言いながら、生きている自分の強さには感服する。

しかも、水曜日も金曜日も予定通り営業した。

営業後はさすがに死にそうになっていたが、
年末に入っていた、常連のお客さんの予約は断れなかった。

おかげで、回復に時間がかかった。

体重は、2週間以上たった今でも元に戻っていない。
正月は食べては寝、飲んでは寝ていたのに、
消化器が悪いのか、身にならなかった。

筋トレは徐々に再開しているが、
外を歩くと、少し肺に負担がかかる。
体力、筋力が落ちている証拠。


「年がまたげない!」と危惧したが、
どうにかまたぐことができた。


これも「拾った命」と考えて、
今年は後悔のない生き方をしなければならないと
痛切に思う。

「今年は」なんて言っているが、
「来年」などないのだから、
「この冬は」とか、「春までは」とか、
季節単位の考え方になるだろう。


さて。


怖い主治医とどんな会話をすることになるか。


また、ここで報告することにしよう。


                 云 々





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Last updated  2025.01.07 19:37:59
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