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2026.08.30
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カテゴリ: I feel
初対面のときから、全く好印象を持っていなかった。

怖い主治医に手術時の顛末を説明した後、

虫「あんな段取りの悪い人に、上手な手術ができるわけがない
  と思いました」

と言うと、

怖「100%あなたの意見に同意します」

と返されたのだから、怖い主治医に限らず
他の医師や看護師からもそういう認識を持たれているのではないか、
と思ったのが2年前。




なぜなら、一度も「因縁の医師」に関する
“いい噂”を聞いたことがないからだ。

そればかりか、虫けらが病棟の看護師さんや、
治療室の看護師さんに24年の手術のことを話したとき、

看1「あー、わかるぅ」

看2「あの先生は……、そんな感じですよ」

看3「よくわからない人ですもんね」

という言葉が返ってくる。

虫けらの感覚がおかしくないことを確認することはできても、
それを否定する要素が全くないのだった。



⚫︎断定できない

虫けらからはもちろん、看護師からの問いに答えるとき、


エピソード1

最初の診察時。

虫「カテーテル、詰まってますか? 前回交換から
  まだひと月です。1月、4月、7月と、3ヵ月ごとの
  交換できました」


  詰まってるとは思いますけどね」


エピソード2

診察が終わって、診察室前で看護師と話しているとき。

看「(入院のための)荷物、取りに戻られます?」

虫「はい。これまでずっとそうしてます」

やおら診察室から出てきた因縁の医師が

因「帰ったらダメとは言えないし、帰ってもいいとも
  言えないけど…。ま、外は暑いので、気をつけてください」


エピソード3

入院中の病室で(入院二日目)。

虫「絶飲食のことですが、いつまで?」

因「え?」

虫「この間の入院(小腸イレウス)で、4kgも減りました。
  できるだけ体重を落としたくないんです」

因「あー、そうですか。じゃ、食事を出すようにします」

虫「いつからですか?」

因「きょうから出すように伝えておきます」

虫「昼? 夜?」

因「あー、昼がいいですか?」

虫「できれば」

因「言っておきます」

だれに言っておくというのか。

因縁の医師との会話はことごとくこんな感じである。



⚫︎お粥好き

これまで、主治医の指示で入院したときは、
絶飲食解除直後の食事は普通食だった。
つまり、普通のご飯が出ていた。

絶飲食は、入院日と翌日の二日間。
五日間、1週間と絶飲食が長引いたときは、
当然「回復食」的な食事を経てから普通食になる。

が、入院日の朝食は食べているケースもあるので
(虫けらは、検査を覚悟しているので、水以外は
口にせずに病院に出向く)、事実上、丸一日の絶飲食である。

しかし、因縁の医師は、必ずお粥食から始める。
しかも三分粥。
小腸イレウスのときは、胆管炎とは違うので、
仕方ないと諦めたのだが、今回はこれまで4回入院している
胆管炎なので、主治医と違う指示になることに
納得できない。

因縁の主治医は“用心深い”のだろうか。
それとも、消化器の病気はお粥から、と思い込んでいるのだろうか。

以前にも書いたが、「お粥と牛乳」という、
おおよそ食べる気にならない朝食が出ることが確定する
因縁の医師の食事に関する「指示」にはげんなりする。

※病院のお粥は塩分0である。しかも、余りいい米を
使っていないので、匂いが…。
おいしく食べられるとは言えない代物である。



⚫︎不可解な行動

退院日の朝、休暇明けの主治医が病室に来てくれた。

主「休暇を取っていたので何もできませんでしたが、
  よくなられたようで…」

と、そこまで言葉をかけてくれた後、内線のポケットフォンが鳴った。
主治医が電話対応している間に、ドアをノックする音が。

因「あっ…」

因縁の医師がドアを40cmくらい開けたところで
主治医の存在を認め、ドアから半身を見せたまま、

因「検査結果、よかったです」

朝6時に採血した血液検査の結果のことだ。

虫「お入りください」

虫けらが声をかけた。主治医は引き続き電話対応の状態。

因「(主治医に視線を止めたまま)」

すうぅーっとドアを閉めて行ってしまった。

何なんだ。
主治医が怖いのか。
虫けらは、退院の段取りのことを聞きたかったのに。

前回の入院時もそうだったが、因縁の医師は
断定的な話をしてくれないので、
主治医が病室を出た後、師長に聞いてみようと、
ナースステーションに向かった。

しかし、師長の姿はなく、因縁の医師がいることだけ
確認できた。
しかし、因縁の医師に声をかけてもどうにもならない。


※前回の入院時(小腸イレウス。ご存じのとおり、このときの
担当医も因縁の医師だった)、こんな会話をした。

因「あした退院ということを伝えておきます」

虫「どなたに?」

因「師長さんに」

とやりとりした後、師長が病室にやってきたので、

虫「あす、10時の退院でいいんですよね」

師「え? 誰が言いました?」

虫「△△先生(因縁の医師)が、さっき」

師「聞いてないわ。確認します」


この経験から、ちゃんと確認しないと
大変なことになるように思っていたのだ。


どうしようかと迷っていると、近くにいた看護師が
声をかけてくれた。

看「どうされました?」

虫「きょう退院のはずなんですが、
  段取りはどうなっているのかと思って…」

そこまで言うと、看護師の後ろに因縁の医師がぬうぅっと
出て来た。

虫「先生、退院は何時にできますか?」

因「ま、ま、ま、ま、それはあとで…」

そんな返答ある?

その時点で9時10分くらい。
退院は通常10時なのだ。

ま、ま、ま、ま、と言っている場合ではないのである。

10時退院なら、急いで荷物をまとめないといけない。
薬剤師の訪室もあるだろう。
こんな寸前の時間になっても、
断定的な話ができない医師って…。



⚫︎看護師の名言

急いで荷物をまとめ、ナースコールで看護師を呼んで、
最後の病室チェックをしてもらう。
そのまま看護師がエレベーターホールまで
見送りに来てくれる。

エレベーターホールで看護師と雑談をしていたら、
どこからともなく因縁の医師がやって来た。

虫「あ、先生、お世話になりました。
  ありがとうございます」

因「早くよくなってよかったです」

そう言って、どこへともなく消え去った。

看護師に向かって虫けらが

虫「わざわざ来てくださったのか、偶然なのか…」

と言うと、

看「つかみどころのない男、それが△△です」

(△△は因縁の医師の姓。呼び捨てである)

まるでキャッチフレーズ? と思えるような言葉が返ってきた。

けだし名言である。

そのとおり。

よくわからない人なのだ。



今回の診断(カテーテルが詰まった)は、
誤診だと思っている。

なぜなら、内科医も主治医もカテーテル交換を
肯定する言葉を発しなかった。

虫けらは、

虫「詰まってました?」

と何度も聞いたが、「詰まっていた」と言った医師は
一人もいない。
因縁の医師とて、そうは言わなかった。

ま、因縁の医師は「詰まっていた」という断定的な言葉を
言うはずがないのだが。



というのが「因縁の医師」である。


この2回の入院の担当医が因縁の医師でなかったら、
疑念や不信感はなかっただろうが、
どうもモヤモヤしていけない。


が、病気に休日も休暇もない。
悪くなったら、病院に駆け込むしかないし、
主治医がいなかったら、かなりの確率で
因縁の医師が担当医になるのだ。


今後、そういう巡り合わせにならないことを
祈るしかない。



                  切 望





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Last updated  2026.09.01 16:14:22
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