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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2026.02.23
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カテゴリ: 経済・ビジネス
『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 』 を購入した際、
 バランスをとるために購入したのが、2024年10月発行の本著。
 帯には「政府・マスコミの欺瞞があなたの老後を奴隷にする」とあります。
 著者は、昨年亡くなられた経済アナリストの森永卓郎さん。

   ***

  いま多くの経済評論家やマスメディアが展開している老後生活に関する議論には、
  12の特徴的な神話が含まれている。
  6つの投資関連、そして6つのライフスタイル関連だ。


いきなり激しくケンカ腰ですが、まず6つの投資関連の神話とは、

  ① 年金の不足は投資で補う
  ② 分散投資でリスクは回避できる
  ③ 長期積立投資で利回りは預金を上回る
  ④ 国内よりも成長性の高い米国株に投資すべき
  ⑤ 専門家に任せておけば投資はほったらかしでよい
  ⑥ 株価が下がったときこそ投資のチャンス(p.12)

いきなり、『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 』に書かれていたことに大ダメ出し!
この6つの神話の誤りをズバズバと指摘していきます。

そして、日経平均株価が1989年12月29日に3万8915円まで上昇し当時の最高値を記録、
それが3万2000円程度まで下がった時、森永さんは「調整は終わった」と判断すると、

バブル期に稼いだカネが泡と消えてしまった経験から、次のように述べています。

  今後の日本経済で同じことが起こる可能性は極めて高いと私は考えている。
  だから、いまやるべきことは、投資からの撤退であり、新規参入ではない。
  泥船に乗り込んではいけないのだ。(p.50)

次に、6つのライフスタイルの方はと言うと、


  ② 電気は電力会社から買えばよい
  ③ 食料もカネで買えばよい
  ④ 東京は安全で安心な街
  ⑤ 働き続けて健康と生きがいの一石二鳥
  ⑥ 都落ちなんてできない(p.58)

そして、老後の生活設計のポイントとして、次の6つを挙げます。

  ① 収入増ではなく、生活コスト減
  ② 投資から手を引く
  ③ 嫌な仕事をしない
  ④ 太陽パネルで電気代をタダにする
  ⑤ 食料はできる限り自分で作る
  ⑥ 最終目標は住民税非課税世帯(p.86)

森永さんは、東京を離れて埼玉県所沢市の西端のトカイナカに拠点を移し、
近隣で農園を借りて主要野菜20種以上にイチゴやスイカ、メロンまで栽培していたそうです。
そして、投資については次のように述べています。

  それでは、老後資金をどのように運用すれば良いのか。
  私は、若い人はiDeCoを活用すべきだと思う。(中略)
  一方、高齢者や高齢期が間近な中高年はどうすればよいか。
  私は、預貯金を続けるしか方法がないと思う。(p.102)

インフレから資産を守るための選択肢としては、
物価連動国債を組み込んだ投資信託(例えばMHAM物価連動国債ファンド)を挙げていますが、
バブルがはじけた後には必ずデフレがやってきて、元本保証の預貯金価値は確実に上昇するので、
そこまでインフレヘッジが必要だとは思っていないとも述べています。

本著に記された様々な事柄の根本には、森永さんの次の思いがあると強く感じました。

  現在、国が音頭をとって進めている「貯蓄から投資へ」という政策は、
  「真面目に働き、老後に備えて貯蓄をする」という誠実な日本人を
  「老後資金をギャンブルにつぎ込んで一攫千金を狙う」という
  ギャンブル依存症の病人に変えようとしている。(p.98)





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Last updated  2026.02.23 10:38:19
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