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2017年10月08日
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テーマ: ニュース(96979)
カテゴリ: ニュース
事故を起こした福島第一原発の使用済み核燃料取り出し作業は困難を極めているため、予定を3年先送りすることになったと、9月27日の東京新聞が報道している;




 11年12月に策定された工程表の改定は4回目。使用済み核燃料の取り出し時期は後退し続けている。東電の福島第一廃炉推進力ンパニーの増田尚宏・最高責任者は同日、「作業全体を最適化した。どの順番で何を優先するかが見えてきたのは進歩」と強調した。

 福島第一では、調査が進むにつれ新たな難問が浮かんでいる。今年に入り、1号機原子炉建屋で格納容器上部を覆っているはずのコンクリート製ふたの崩落が判明したこともその一つ。 隙間からは炉内の強い放射線が出ている。

 高線量は、使用済み核燃料の取り出し時に作業員が立ち入る際に障害となる。しかし、建屋の上部には大量のがれきが残っており、線量を下げる対策も難航が見込まれる。2号機でもプールがある建屋最上階の線量が高い。

 また、多くの損傷が確認され、本紙の写真分析でも新たな損傷が判明した1、2号機の排気筒(高さ120メートル)は、19年中に上半分を解体予定。並行して使用済み核燃料の取り出し作業をすれば、互いの作業に支障が出る恐れもある。

 3号機からの取り出しは、現行の18年度半ばで変更はなかった。

 一方、1~3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しは、格納容器の横から穴を開け、水を張らずに作業する「気中工法」を軸とする。圧力容器内のデブリは、上方からの取り出しを目指す。最初に取り出す号機の選定と具体的な工法確定は一年遅らせた。取り出し開始は、21年内という目標を変えなかった。
(小川慎一)


2017年9月27日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「核燃料の回収 3年先送付」から引用

 原子力発電は確立された技術ではないため、一旦事故を起こすとどのように後始末をしたらいいのかもよく分からず、事故発生から6年も経ってようやく今ごろ「どの順番で何を優先するかが見えてきた」などと言ってる体たらくで、原発推進が如何に無責任な仕業であったかということを示している。したがって、これから原発を再稼働しようとすることも、同様に無責任な方針と言わざるを得ない。国内50カ所余の原発は、企業責任で直ちに廃炉を決めるべきである。





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最終更新日  2017年10月08日 16時47分16秒


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