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2017年10月09日
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テーマ: ニュース(96948)
カテゴリ: ニュース
安倍首相が意味も無く衆議院を解散してその理由を「国難突破解散」などと説明したことについて、文芸評論家の斎藤美奈子氏は、9月27日の東京新聞コラムに次のように書いている;




 国難って「国家存亡の危機」のことですよね。この種の大仰な言葉は好きじゃないけど、そこには通常の「国家の課題」以上の一大事の意味がこめられている。これまでだと、蒙古襲来とか黒船来航とか敗戦とか大地震とか、そのくらいの事態を指す言葉だった。

 しかるに首相がでっちあげた主な解散理由は少子高齢化に対応する消費増税の使途変更? 首を傾(かし)げていたら、産経新聞(26日)で編集委員の阿比留瑠比氏が解説してくれていた。

 <記者会見では、むしろ消費税の使途変更に言葉を費やしたが、安倍首相の決断理由は一にも二にも、そこに北朝鮮問題があるからだ。わが国はまさに、戦後最大の安全保障上の危機に直面しているのである>

 すごいな。もはや完全に有事気取り。

 国民の信を問うことなく秘密保護法を通し、
 国民の信を問うことなく集団的自衛権の一部行使を可能にする安保関連法を成立させ、
 国民の信を問うことなく共謀罪を含む組織犯罪処罰法を成立させた安倍政権。

 国難は外からやってくるとは限らないのである。先の戦争で国難を招いたのは誰だったのか思い出したほうがいい。
(文芸評論家)


2017年9月27日 東京新聞朝刊 12版 25ページ 「本音のコラム-あなたが国難」から引用

 安倍首相が「国難」を思いついた理由は、朝鮮のミサイルを連想させて国民を不安にさせて、それで票を獲得しようという算段ではないかと思います。不安を演出して票が集まれば、その流れで自動的に9条を改悪して軍隊を持つことが可能になるところまで誘導できるという、これまでの自民党内の改憲に向けた議論の積み重ねを無視して、とにかく「オレがやったんだ」と後世に名を残したいというわけですが、あまり変なことをやると、後世の人々から後ろ指をさされるようなことにもなりかねないと思います。





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最終更新日  2017年10月09日 19時51分14秒


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