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「森友・加計(かけ)」の世論調査では、7~8割の人が「森友・加計問題は政府の説明不足」という結果 が出ています。このテーマを安倍晋三首相がどう言い訳するか、注目されました。
テレビの分析によると、各党首の第一声では、 この問題について安倍首相は一言も触れず、もっとも時間を割いたのは共産党の志位委員長 でした。
安倍首相は、8日の日本記者クラブの党首討論会では、「これまで国会でていねいに説明してきた」「妻の昭恵については自分が説明してきた」「(加計学園の)加計孝太郎理事長が会見するかは本人の問題」などと発言。 疑惑解明にはほど遠い答え でした。
党首の討論会がテレビ各社で行われましたが、「森友・加計」疑惑を積極的に取り上げたのは、「NEW23」(TBS)と「報道ステーション」(テレビ朝日)の2番組。国民の「政府の説明不足」の声を代弁し、健闘しているといえます。しかし安倍首相の答弁に新しい内容は一切なく、依然として疑惑は闇の中です。
この間題のキーマンは、志位委員長が語っていたように 安倍昭恵氏と加計孝太郎氏 の2人。この2人さえ国会に呼んで話を聞けば済むことです。
公示前には、聴衆のヤジを警戒して、安倍首相の遊説日程を公表しませんでした。レーダーに感知されないステルス戦闘機に例えて「ステルス作戦」と称されました。
安倍首相は、遊説日程を公表しないことへの批判を受け、公示後は公表 しています。しかし、いっときとはいえ、遊説日程を隠したことは、「安倍首相自身が批判を浴びたくないから逃げ回っている」ことにほかなりません。隠したいことを暴くことはメディアの重要な役割です。
(ふじた・ふみとも=元放送記者)
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