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2017年10月30日
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テーマ: ニュース(96978)
カテゴリ: ニュース
元放送記者の藤田文知氏は、衆議院の選挙戦について22日の「しんぶん赤旗」に次のように書いている;


「森友・加計(かけ)」の世論調査では、7~8割の人が「森友・加計問題は政府の説明不足」という結果 が出ています。このテーマを安倍晋三首相がどう言い訳するか、注目されました。

 テレビの分析によると、各党首の第一声では、 この問題について安倍首相は一言も触れず、もっとも時間を割いたのは共産党の志位委員長 でした。

 安倍首相は、8日の日本記者クラブの党首討論会では、「これまで国会でていねいに説明してきた」「妻の昭恵については自分が説明してきた」「(加計学園の)加計孝太郎理事長が会見するかは本人の問題」などと発言。 疑惑解明にはほど遠い答え でした。

 党首の討論会がテレビ各社で行われましたが、「森友・加計」疑惑を積極的に取り上げたのは、「NEW23」(TBS)と「報道ステーション」(テレビ朝日)の2番組。国民の「政府の説明不足」の声を代弁し、健闘しているといえます。しかし安倍首相の答弁に新しい内容は一切なく、依然として疑惑は闇の中です。

 この間題のキーマンは、志位委員長が語っていたように 安倍昭恵氏と加計孝太郎氏 の2人。この2人さえ国会に呼んで話を聞けば済むことです。

 公示前には、聴衆のヤジを警戒して、安倍首相の遊説日程を公表しませんでした。レーダーに感知されないステルス戦闘機に例えて「ステルス作戦」と称されました。

安倍首相は、遊説日程を公表しないことへの批判を受け、公示後は公表 しています。しかし、いっときとはいえ、遊説日程を隠したことは、「安倍首相自身が批判を浴びたくないから逃げ回っている」ことにほかなりません。隠したいことを暴くことはメディアの重要な役割です。
(ふじた・ふみとも=元放送記者)


2017年10月22日 「しんぶん赤旗」日曜版 35ページ「メディアをよむ-『森友・加計』の闇を暴け」から引用

 安倍首相の目論見としては、衆議院を解散して総選挙ということになれば、選挙戦が過熱して世間は「森友」や「加計」を忘れるだろうという計算だったと思いますが、その目論見はどうも外れたようで、丁寧に説明するという口上とは裏腹に、逃げ回っているばかり、さすがにテレビ局のスタジオの中は逃げ回るわけにもいかず、そういう場合は「これまで国会で説明してきた」と強弁する始末。そんな態度の首相には世論調査の結果を見せて、国民は納得していないのだという現実を見せつけて追及するべきでしたが、そこまでやるテレビ局がなかったのは残念でした。しかし、都議会選挙で秋葉原の洗礼を受けた自民党は、首相が演説する場所には屈強な体躯のガードマンを多数配置して、一言でもヤジを飛ばそうものなら、瞬時に数人のガードマンに取り囲まれて「排除」されてしまう暴力的な環境ができていました。その上、演説が始まる前には君が代が演奏されたり日の丸の旗が振られたり、ファシズムに向かって一直線という雰囲気でした。選挙戦最終日の様子を報道した産経新聞の一面トップは「安倍首相、最終日の訴え」と大きな見出しにもかかわらず、その下の大きな写真の中央でマイクを握っているのは立憲民主党の枝野代表でした。さすがの産経新聞も、日の丸の小旗に囲まれた安倍首相の演説の異様な写真を一面トップに飾るのは憚られたようですが、そういう異様な光景があったことも報道するのが、本来の新聞の使命というものではないのかと思います。





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最終更新日  2017年10月30日 19時28分32秒


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