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2017年10月31日
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テーマ: ニュース(96949)
カテゴリ: ニュース
総選挙の投票日の朝刊に、法政大学教授の山口二郎氏が選挙の意義について、次のように書いている;




 今回の解散には大義がない、選挙の争点がわかりにくいと言われた。著名な評論家が、ばかばかしい選挙だから棄権しようとインターネット上で呼びかけたことも話題となった。しかし、国民がばかばかしい選挙、ばかばかしい政治に背を向け、遠ざかることができると思うのは錯覚である。 国民の側が遠ざかったつもりになっても、ばかばかしい政治は常に国民に覆いかぶさる。 そして、国民に増税や戦争といった不条理を押し付けるかもしれない。

 選挙で勝利して多数を占めた勢力は、自分たちの政策が国民の総意に基づくと主張するだろう。もちろん、虚構である。しかし、民主政治はそうした虚構の上に成り立たざるをえないのである。

国民の半数だけが投票に行き、そのまた半分の票を得て多数派が権力を握れば、それこそ本物の虚構である。 私たちは、虚構を少しでも現実に近づけるために、投票するしかない。さまざまな意見が投票で表現され、多数派がすれすれの勝利を収めるならば、彼らは自らの権力基盤が虚構であることを認識し、現実の民意を恐れ、少しは慎重に行動するだろう。 冷笑とあきらめは民主主義を掘り崩す病原菌 である。
(法政大教授)


2017年10月22日 東京新聞朝刊 11版 27ページ「本音のコラム-ばかばかしい選挙?」から引用

 今回の選挙で与党はそれほど議席を減らしたわけでもないのに、臨時国会の会期はできるだけ短縮し、国会の質問時間も現行の「与党2 vs 野党8」を「与党8 vs 野党2」にしたいなどと言い出しているのは、やはり、自民党は国民の絶大なる支持を得ているというのは「真っ赤なウソ」であることを一番よく理解しているからではないかと思います。もし、国民の信任を得たという自信があれば、弱小野党の質問など堂々と受けて立って理路整然と説明すれば、誰もが納得するはずです。それが出来ないということは、かなり後ろめたい「事実」を必死で隠さなければならない、よっぽど疚しい事情があるからとしか考えられません。安倍内閣が抱えた「爆弾」に、誰か早く着火してほしいものです。





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最終更新日  2017年10月31日 19時21分33秒


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