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安倍首相は「土砂を投入していくにあたって、あそこのサンゴについては移している」と述べました。
しかし、防衛省沖縄防衛局が土砂を投入している区域で移植されたサンゴは一つもありません。これまでに移植されたのは、絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体だけ。現在土砂が投入されている区域とは別の区域に生息していました。
沖縄県の辺野古新基地建設問題対策課によると、埋め立て予定海域全体で移植対象とされているサンゴは約7万4300群体。安倍首相が埋め立て区域全体を指して発言したとしても、9群体は移植対象のわずか0・01%で、「移している」とは程遠い実態です。
沖縄防衛局は昨年12月、約3万9600群体の移植許可を県に申請していますが、申請は審査中で、まだ許可されていません。
沖縄防衛局は2013年に埋め立てを県に申請した際、事業実施前にサンゴを移植すると説明していました。 その約束すら守られていません。地元紙・琉球新報は社説で「一国の首相が自らフェイク(うそ)の発信者となることは許されない」(9日付)と批判しています。
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