フリーページ
財政も道連れで破綻する。本年度予算114兆円のうち31%は国債が頼み。歳出も22%が国債費。将来国債が発行できなくなったら、歳出は国債償還が最優先。残りは<社会保障費も防衛費も・・・4割カット>になるはず。背筋が凍る見通しだ。
著者は日銀や日本総研で腕を磨いた専門家。<2000兆円を超える家計貯蓄があるから・・・国債のほとんどを国内で消化しているから>大丈夫、を俗論と一蹴。敗戦後の政府は、GDPの267%(現状とほぼ同じ)もの国債償還のため、預金封鎖と新円切り替え→高率財産税で財源を確保した。最後はこうなる。
日銀は中央銀行の自律性を取り戻しなさい。日銀と政府の暴走を見過ごしてきた国民も<”甘え”や”無理解”、”無責任”>を脱却しなさい。後の世代に借金のツケを回さない。国を憂うる必読の正論である。
(橋爪大三郎・社会学者)
河村小百合著「日本銀行 我が国に迫る危機」(講談社現代新書・1100円)
立憲主義の蹂躙、今も(20日の日記) 2026年05月20日
対米追従から脱却を(19日の日記) 2026年05月19日
改憲理由、見当たらず(18日の日記) 2026年05月18日
PR
キーワードサーチ
コメント新着