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直接的な原因はやはり女性の決定的な人材不足だろう。自民党の女性国会議員比率は12%弱。衆参両院議員379人中、女性は45人しかいない。ここから1年生議員や大臣経験者などを除くと分母はさらに小さくなり、登用の幅も狭まる。
そもそも自民党はこれまで女性議員を増やす努力を怠ってきた。2018年、政治分野における男女共同参画推進法(候補者男女均等法)が施行された後でさえ、野党の努力に反して、自民党は女性を増やす積極的な手を打たなかった。
それでもさすがに焦ったか、今年6月、同党は重い腰を上げ、10年間で党所属の女性国会議員比率を30%に引き上げる計画を策定した。
が、それで優秀な女性候補者が集まるとも思えない。この党の政策や党運営は致命的にダサいからだ。 特にジェンダー平等政策の遅れは目も当てられない。選択的夫婦別姓は認めない、同性婚も認めない。そんな党から誰が出馬したいと思うだろう。 結果、同党の女性議員は世襲かタレントか上に従順なYESウーマンばかり。それが現在の自民党の姿である。
政策の質的な転換を図らぬ限り根本的な解決は難しいだろう。数と質の問題は連動しているのである。
(文芸評論家)
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