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俳句1万句の旅☆ 海女小屋で伊勢えび焼くや炉のかおり ☆
2010年02月10日
母 よ あ り が と う 母に会うと母は黙ってうなづくだけである 母のはじけるような笑顔を思い出すとき 母の命の尊さが身にしみてくる 大きな心でわれを育てた労苦が・・・ われの胸に刃となって突き刺さる わが胸は血でそまり悲しみの声をあげ 懺悔の雄たけびを母に叫ぶのだった 母よ 母よ この俺は愚か者である 母の心を痛めた続けた愚かな息子だ あの時の空も山も川も美しくあった 母の手に引かれて田舎の道を 二人で歩いた時のことを今でも はっきりと思い出すことができる あの時の瑞々しい母の皮膚の色に 子供であっても幸せを感じたものだ だが今の母にはその時の皮膚はない あるのは何となく時に身を任せて 日々を送る母の命だけである 母よ 母よ われ一人の母よ 時の流れに逆らわず身を大切に いつまでもわが母として永遠に生きよ 母の寝顔に安らかさを感じた時 われは一人静かに母のもとを離れて ああ~といいこの世の定めに泣きぬ 母のことを思えば去りがたくさらに 心は重くなり母の生きざまを思う 母の人生は夜の闇を照らした 愛と誠に生きた強烈な人生だった ああ~母よ ありがとう 何度でもいう頭をたれて母にいう 母よ死すでなき永遠に生きよ われとともに永遠に生きよ 母にいう感謝の言葉はたった一言 わが魂からの心からの真実の愛 母よ 母よ ありがとう!
2010年02月08日
青 春 の 日 々 を 思 う 男 歳月は青春を時として思い出させる 純真な子ども心がそこにはあった 故郷の山や川がそこにはあった 父も母も祖父も祖母もそこにはあった わが青春には心地よい歌があった しかし社会にでると組織という中に 埋没して我が身は傷いて彷徨しつつ 時として悩み幾つもの挫折を味わった あの時の心地よい青春の歌はなかった 瞼を閉じれば思い出すのは縁者の顔だ 父と母と祖父と祖母との懐かしい暮らしだ 青春は永遠に私のもとに帰ってこない 父も母も祖父も祖母も帰ってこない 母だけの命の明かりが今もある しかしいつかは死がまっている それを思うならばわが青春は闇だ 青春時代を過ごした故郷の山河が 霧につつまれて遠くで霞んでみえる 青春はいつも悔しさのなかに思い出す 青春は遠い人生の悔恨だけを残し 死んでいった縁者を思い出だすだけだ
2010年02月08日
幸 せ な 眠 り の 女 今日という日は二度とこない 今日という眠りは二度とない 幸せが今あるというのなら 眠りという時間が最高の 幸せではないでしょうか・・・ 毎日ぐっすり眠れるなら 安らかな呼吸で眠れるなら 何にがなくとも幸せでしょう 私はそう思うのです 眠りの幸せのなかから 新しい笑顔が生まれる 眠りの中に明日がある 私はそう思うのです
2010年02月08日
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