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ゆめおーれ勝山オープニングイベント「発動機運転会」
参加発動機は6台、1台ずつ紹介すると6日もかかる。
1回だと写真が多すぎる、長くなってしまうが簡単に一挙6台紹介。
なので重いページになりそうだ。
午前中にセット完了、昼食後にエンジン始動。
見学者さんは大音響を期待してた・・・パッシュ、静かな音。
6台ぐらいでは博物館裏では音が聞こえなかった、静か。
これが100台ぐらいだと?
昭和2年製 2馬力焼玉エンジン。
シリンダー上の水タンクは冷却用なので無水式になる。
上の火鉢がプラグ用、4時ごろに炭が無くなり撤収準備にかかった。
見学者さんからエンジンを回して欲しい 「炭が無くなり無理です」
「家にあるから持ってくる」 見学者さんが炭を持ってきて5時まで回した。
左は特製スターター。
「ポンポン船のエンジンですか?」 厳密には違うそうだ。
一番の大型R&V、USAイリノイ。
馬力不明、20馬力ぐらい? 大正時代。
今回の参加6台はバライティーに富んでいた。
点火方式が違う、一番原始的なのが焼玉、次はこのエンジン。
右にあるコイルで4Vの電圧を発生、シリンダー内に突き出した
2本の電極から放電、プラグ方式の一歩手前。
したがってマグはあるがヘッドにプラグがない。
燃料、焼玉は負圧による吸い上げだけだが、これは排気ガスで霧状に吹き上げる(EGRと同じとは?)
これだけフライホイールが大きいと低速は数回に1回しか爆発しない。
この時代までは、スピード調整は燃料でなくガバナー調整がメイン。
年式不明12馬力。 2本プッシュロッド・ガス発動機。
現在は石油使用。見学者さんへの説明で石油使用と言うと質問が出る。
石油とは重油、灯油、ガソリン? 灯油かガスの場合はLPガス(今は)。
始動は大型が簡単にかかるみたいだ。
たぶんフライホイールがデカイので一度手動で回してしまうと
簡単には止まらない、そのかわり物凄く重い。
押し出しのあるプレート。
4.5馬力トヒ発動機。箱マグ、1本プッシュロッド。
箱マグは貴重。
セル付き発動機、クルマ用?セルダイを後付したもの。
回ってる時は充電も出来る優れもの。
エンジン始動はスターターを使用するのでバッテリーが要る。
こんなのが1台参加すると電気の心配がない。
1本プッシュロッド2.5馬力。年式不明
クボタ 2馬力1本プッシュロッド 回転マグ。1本プッシュロッドは自然吸気なので吸入の時にバルブスプリングが
振動して のどかな音を出す。
アルミ製は珍しい、重量軽減と、鋳物より粘りのある金属なのでアルミだろうが
帰るときトラック積み込みを手伝ったが・・・・・重い、
クランク、フライホイールが重いので重量軽減は極僅か。
撤収、積み込み。
遠路ありがとうございました。
長くなったので後日後編あり。
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