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カトレア界の白花の名花、C. アール ’インペリアリス’(C. Earl 'Imperialis' FCC/AOS)が貸温室の中で開花した。前回の登場は2011年11月9日のこと。今回のブログへの登場は2回目だが、もともとこの株には2本のリードがあり、前回紹介した翌年の1月にもさらにもう1回咲いている。白花の中では最高クラスの品種で、オリジナル株として入手したもの。今回は、株の調子が良くなってきたのか、前回に比べてさらにふくよかに咲いてくれたようだ。 今回は2花茎にそれぞれ2輪、計4輪咲いてくれた。そして、大きな花を咲かせる割には、株そのものの大きさは案外小ぢんまりとしており、バルブとバルブの間隔も狭いため、大株仕立てにしやすいかもしれない。 なお、この品種は「白花」ということになっているが、実際にはリップにごくごく小さく薄い赤い点が入ることがある。今回の2枚目の画像のリップの先にも赤い点が入っているのがお分かりいただけるだろうか。そして、前回紹介したときにも書いたのが、かなり以前、某洋蘭業者で、リップに派手に赤が入るメリクロン変異体を見たことがある。それを再現した画像がこちら。 あまり画像編集には慣れていないので(笑)うまく再現できていないが、だいたいこんな形でリップに赤が入っていた。もしかしてこの品種(個体)には、遺伝的に赤い色素が含まれているのかもしれない。その変異体を見たのは記憶に間違いなければ平成7年(1995年)の春のこと。場所は、とある営利栽培専門の業者。もう今更残っていないだろうなあ・・・。あの時買っておけばよかったなぁ~と後悔しているが、かといって欲しいと思ったものを何でも買ってしまうと場所(とお金 ^^;)がなくなるわけで、難しいものだ。。。
2013.03.31
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カトレア交配種の赤花の名花、Slc. ディキシー・ジュエルズ ’スズキ’(Slc. Dixie Jewels 'Suzuki' SM/JOGA)が貸温室の中で開花した。2年前に購入したもので、ブログ初登場となる。もともと、この品種の存在を知ったのは私が高校1年生の時。とある本に載っている写真を見て一目ぼれしたのだ。その時の写真がこれ。 見よ! この完璧なまでに真っ赤な花! 本当に寸分の隙もないほど真っ赤な色に染まっている。しかも、花弁も丸く、形も見事にバランスが取れている。私はこの写真を見て、この世にこんなにも真っ赤なカトレアがあるのかと大きな衝撃を受けた。あの衝撃は今も忘れない。ぜひこの品種を育ててみたいと思い、高校2年か3年生の頃に早くもメリクロン株を購入したのだが、その後の転居の都合でやむなく廃棄処分にせざるを得なくなってしまった(+_+)。 当時は、まだ洋ラン栽培を始めてから日が浅く、メリクロン株とオリジナル株の違いにこだわらなかったのだが、やがてその性質と価値の違いを知り、いつかこの品種のオリジナル株を購入したいと思っていた。それが、2年前にとある洋ラン園を訪れた時にこの品種のオリジナルの開花株が売られているのを発見し、迷わず購入した。その当時咲いていた花は、本で見たとおりに真っ赤で均整の取れた形をしていた。ただ、株の性質自体は弱くはないのだが、少々気難しいところがあるようで、私が購入してからなかなか開花してくれなかったのだが、このたびようやく開花し、ブログに披露できることとなった。 おお、本当に真っ赤な花だ(^^)。画像ではその質感が伝わりにくいのだが、本当にムラなく真っ赤に染まっている。本来は1花茎に4、5輪は咲く品種なのだが、今回咲いたのは1輪だけ。ただし、その分栄養が行ったようで、購入時よりも花そのものはでかい。今後は、あの本で見たように均整の取れた花を咲かせるのが目標だ。いつか、この品種を大株に仕立てて展示会で大きな賞を獲るのを夢見ている。
2013.03.24
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千葉県成田市から神奈川県座間市へ転居してから早1か月。例の成田の貸農園はまだ借りたままになっている。契約期間は今年の5月末までにしてある。その理由は、タマネギが植わっているからなのだ。 昨年11月4日にタマネギ定植のことを書いたが、先日の3月2日に、成田までタマネギの様子を見に行った。ちなみに、この日は成田のディーラーでの車のメンテも兼ねて行った。車を買ったとはいえ、成田まではそうしょっちゅう行くわけにはいかないのだ。 これがその日のタマネギの様子。冬の間はほとんど変化がなかったが、春が近づいて生育が再開している。ただ、成田の冬は非常に寒く、毎朝霜柱が立ってしまう。そのため、苗が浮き上がってしまうことが多い。成田の貸農園のほかの畑を見ると、タマネギ栽培にマルチを使っている人が多い。が、私は人工素材をなるべく使いたくないので、マルチは使わない。というか、張るのが面倒だからというのが本音なのだが(笑)。この画像の畝は、すぐ隣の区画のビニールハウスが風よけになったためか苗の生存率が高いが、他の畝では枯れているものも少なくなかった。 さて、タマネギの生育が本格的に始まるのはまさにこれから。この日は化成肥料の追肥をしておいた。生活が落ち着いたら、神奈川でもまた貸農園を借りるつもりだ。
2013.03.13
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