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カトレア交配種の往年の名花、Blc. Norman's Bay 'Low' FCC/RHS(Blc.ノーマンズ・ベイ ’ロウ’)が開花した。2010年にオリジナル株として購入したものだが、植え替えや株分けを繰り返した関係でなかなか開花せず、今回が初開花である。 ノーマンズ・ベイと言えば、2012年12月15日に'Hercules' FCC/RHS(ヘラクレス、ハーキュリーズ)を紹介しているが、この’ロウ’は兄弟個体であり、ノーマンズ・ベイの中でも特に有名な個体であり、まだメリクロンがなかった時代は趣味家の間で大変持てはやされたらしい。そして、ご覧の通り、’ヘラクレス’に良く似た濃いラベンダー色の大輪の花を咲かせる。 株分けしてから初の開花ということもあり、まだ本領を発揮していないが、今後の生育を期待したい。ちなみに、この品種は通常は秋から冬に咲くことが多いのだが、今回は初夏に咲いてくれた。今度の冬にも咲いてくれるのではないかと期待している。なお、他に兄弟個体の'Gothic' AM/RHS(’ゴシック’)のオリジナル株も所有しているが、どうもノーマンズ・ベイはどの個体も生育旺盛ではないようで、’ゴシック’の開花が見られるのはずっと先になりそうだ。
2014.05.31
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昨年9月16日に、自分で交配したカトレア実生苗の経過を報告したが、4月20日にめでたくその実生のフラスコを受け取ることができた。 おお、なんとも可愛らしい♪ 前回紹介したときは三角フラスコに植わっていたが、さらに大きなビンに移植されてスクスクと育っている。ちなみに、苗が入っているこのビンは、ホームセンターなどに売られている食品用の保存ビンである。これを約1か月間、自宅の環境に慣らし、ビンの底を割って苗を取り出した。 ビンの底を割るのはちょっともったいないのだが、無菌播種を依頼した業者さん曰く、そこの業者ではこうやって取り出すのが普通なのだそうだ。確かに、これだけ根が複雑に絡んでいたら、とても全部の苗を無傷で取り出すのが困難である。 そして、ポリポットに移植したわけだが、ビン1本分だけで苗が24本。これだけ植えるだけでも結構な手間であった(笑)。あと1本分残っているのかと思うと少々気が重い(笑)。で、その「あと1本」にも同じだけ苗が入っているとすれば、苗の数は実に約50鉢あることになる。どうやって育てたらよいものか??? ま、それはこれから考えることにしよう(笑)。
2014.05.25
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今日はホームタマネギを収穫。前回は、昨年8月19日の日記で種球、いわゆるセット球の植え付け時の様子を紹介。ホムタマの栽培に挑戦するのは2回目である。しかし、ホームタマネギは、セット球を植えて冬に新タマネギが採れることが売りになっているはずだったのだが、やはり今回も冬の収穫は失敗し、通常の栽培と同じ時期の収穫となってしまった。 これは昨年12月14日の姿であるが、ご覧の通り、ひょろっとした姿で、玉の部分がまったく太る気配がない。5年前に栽培したときは、数個ぐらいはかろうじてタマネギと呼べるレベルのものが収穫できたが、今回はやや早く植え付けたにもかかわらず、冬に収穫できる見込みが全くのゼロ。やはりマルチをするべきだったか? で、結局は通常栽培とまったく同じ時期の収穫ということになったが、残念ながら半分以上に「とう」が立ってしまった。前回栽培したときはすべてとうが立ってしまったので、今回はそれに比べればマシではあるが、栽培期間の長さを考えると、かなり損した気がする。 さらには、分球してしまったものも何株かあり、その分球した両方にとうが立っている。やはり一般地でホームタマネギを作るのはかなり難しいようだ。8月に植え付けても冬に収穫できず、春になってこんなにもとう立ちしてしまうのでは非常に効率が悪い作物と言わざるを得ない。通常通り11月に苗を植えた方がはるかにマシである。 以前も書いたが、あたかも家庭菜園で手軽に冬に新タマネギが採れるかのように業者が宣伝することに疑問を感じる。こういうものは、その栽培に適した地域でのみ売るべきではなかろうか。しかし、今年は場所に余裕があれば、マルチ栽培をしてみようかと思ったりする。ああ、我ながらあきらめの悪い私・・・(笑)。
2014.05.04
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