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大晦日の今日は私の実家に行って、例年通り私の両親と私達とそして今年は大将のお母さんの5人で年越しそばを頂きました。帰りに高速を降りて途中の天然温泉に寄って来たんです。お母さんと私は整体をやってもらったんですけど、部屋に入るや否や、整体の先生からこんな質問が。『ダンスかなんかされてるんですか?』お母さんだけですよ。私は何にも言われませんでした。『あらー。何でそう思わはったの?』それより、わたしもダンスやってんのよー。(心の声)私の方は背中も首もカチカチだといわれ、『指先とか腕とか使うお仕事なんですか?』ほとんどの仕事はそうだと思いますけどね。『首の付け根のこの辺がこるのは猫背の人に多いですね。』ついに猫背にされてしまいました。今年の踊り納めは昨日。いつも行く練習場はお母さんと私達3人だけの貸し切り状態で、午後中ゆっくり練習させてもらって来ましたよ。転勤やら引越しやら、今年はいろんなことがありました。大将のお父さんが亡くなって、大将が病気になって、いいことばかりじゃありませんでしたがなんとか無事に年が越せそうです。今年も一年、ご愛読ありがとうございました。皆さんにとって、来る年が幸多き年になりますように。
2009/12/31
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今年最高の映画はこれでした。やっぱり見るなら大画面で3Dがお勧め。昨日から泊まりに来ている大将のお母さんと3人でレイトショーに行って来たんですけど、帰って来てからもその話題で持ち切りでした。ジェームス・キャメロン監督、いい仕事しましたね。もの凄くリアルなSFでした。惑星パンドラには、天空の城ラピュタの飛行石みたいな鉱物があって、これが地球では高額で取引されるんです。地球人はそれを採掘するために大規模な破壊を行おうとしていました。まるで風の谷のナウシカに出てくる腐海のような不思議な森には見たこともないような生物が共存し、そこにはナヴィと呼ばれる人類によく似た生命体が暮らしているんですね。キャメロン監督、実はジブリファンだったりして。この星では空気が有毒で人類は防毒マスク無しでは生存出来ないので、ナヴィと人間のDNAを掛け合わせたアバターという生物を作り出し、マトリックスみたいにリンクして自由に行動出来るようにしました。さて、立ち退き交渉のためにアバターとなって部族に送り込まれたジェイク。彼は足の不自由な元海兵隊員で、科学者だった兄の代わりにこの惑星にやって来たんです。次第に自然と共存するナヴィに共感し、族長の娘と恋に落ちたりして、むしろ人間の破壊行為に反対する立場になって行くんですね。最初の宇宙船のシーンからもう圧倒されっぱなしでした。素晴らしい臨場感です。彼は伝説のリーダーとなって惑星を救うんですけど、長い3時間映画、もう見終わった後すぐにでももう一度見たい気持ちになりましたね。ドラゴンに乗ったりするあたりはハリー・ポッターみたいだったり、ジェイクの彼女はポカホンタスみたいでしたけど、映像は美しいし登場する異様な生物も全くうそっぽくないんです。 お正月映画の一押しです。見る前は『アバターもえくぼ』なんてダジャレ言ってましたけど、もう言ってませんよ。予告編はこちらからどうぞ。アバター
2009/12/30
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主人公のピアニスト野田めぐみ(のだめ)と指揮者志望の千秋先輩がついにパリ留学。アニメ全11話、面白かったです。いま、実写版が劇場公開されてますね。登場するキャラクターがユニークなのと、のだめがとても楽観的なのがこの物語の魅力。そしてみんな驚くほどに才能豊か。全然フランス語を話せないのだめが、アニメのフランス語吹き替え版を熟視して習得するとこなんてなかなか真似出来ませんよ。それに千秋先輩の方は留学なのにほとんど学校にいなくて、師匠と一緒に演奏旅行してるし。のだめもお城で初リサイタル開いたり、話題満載です。あらすじや登場人物を詳しくご覧になりたい方は、公式サイトへどうぞ。アニメ のだめカンタービレ巴里編映画の方の予告編はこちらから。映画 のだめカンタービレ最終楽章(前編)
2009/12/29
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今日で仕事納め。昨日は、まさひろ先生A級昇級おめでとうを兼ねたダンス仲間の忘年会でした。本来は先生にスタンダード習ってる生徒さんの集まりだったようなんですが、私たちの大好きな地ビールレストランでやるというので、是非参加させてもらいたいとお願いしてたんです。ところが幹事のしちりんさんからメールが来て、お目当てのレストランは予約で一杯だとのこと。場所は変わりましたが、流れで私たちも入れてもらえることになりました。先生方は翌朝ゴルフとのことでしたので、あまり大はしゃぎするわけにはいかなかったようですが、遠方からのみなさんは宿泊予定で飲む気満々。私たちも当然ながら電車とバスを乗り継いで万全の体制で向かいました。場所は、駅前の倉庫を改装したようなアジアンテイストのお店。しちりんさんが入り口で待ち構えておられました。いつも時間通りに来るのはうちだけなんだとか。『みんなだいたい30分ぐらい遅れて来るんだよね。』確かに全員そろったのは定刻から30分後くらいだったでしょうか。おしゃれな店内には女性客グループがほとんどでしたが、お酒が進むに連れて茨城おやじーずのトーンもグングン上がって相当目立ってた気がしますね。席の自由移動も始まり、しちりんさんは先生にゴルフ講習。(店内で素振りですよ)ブラピ似のスカイラインさんは、『サンドイッチ食べてて歯が折れた。』とかおしゃってましたっけ。(私はおかきで折りました)ケンケンさんは練習前ストレッチに時間かけすぎると大将にお説教。(パチパチ)踊り出す人がいなかったのが不思議なくらいです。先生の祝勝会だったのか何だったのかも微妙になって来てましたが、ピッチャーでどんどんビールが追加されるので一体何杯飲んだのかもう分かりません。時々しちりんさんから日本酒も廻って来ました。(そんなに飲んでないですけど)生ガキと、しちりんで焼いたエビがおいしかったですね。 この日、2回目の検査だった大将が控えめに飲んでいたおかげで、無事に家に帰ることができました。これで年忘れもばっちりです。先生たちは無事にゴルフに行けたんでしょうか。私は久しぶりに二日酔いです。あ~、頭痛い。
2009/12/28
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えびで鯛を釣るって言うのはこういうことなんでしょうかね。大将にクリスマスプレゼント贈ったら、お返しに天使がやって来ました。ラファエロの描く天使はとても気に入っていて、これ系の傘は愛用してるんです。上野の西洋美術館に行った時に急に雨が降って来て買ったものなんですが、こういうのって勝手な思い込みかもしれませんが出会いが重要なんですよ。ネットで探せばあるとは思いますけど、実際に見て買いたいんです。同じ複製画でも見てぐっと来るものと来ないものがあるんですね。ダンスでもあるじゃないですか。同じ曲、同じ振り付けで踊ってるなかでもひときわ輝いている人とかいますよね。実は半年前に今の家に引越して来た時、近所のアンティークショップにぐっと来るタイプのこの絵が飾ってあるのを見つけたんです。大将が聞きに行ってくれました。『この絵は売り物じゃありません。』まあそうでしょうね。とても素敵な額に入っていて、店の中心的存在でしたから。ところで私はもう一つ狙ってる絵があって、それはフェルメールの『牛乳を注ぐ女』。これは近所の家具屋の絵画コーナーに売ってたんです。でもフェルメールは一番好きな画家の一人なので、これは何か特別な自分へのご褒美にしようと決めました。ところが自分にご褒美を上げるほどのことを今年は全然やってないので、本当にそれでいいのかってその家具屋の前を通るたびに自問自答して早半年、反面、もう売れちゃってたらどうしようなんてドキドキしてたんですね。昨日その家具屋に行ったので、いつものように絵画コーナーの様子も見に行きました。牛乳のほうはまだ売れてなくて、1000円値引きされてましたけど、こんなので買う気起こす人がいるとは思えないですね。で、そこに発見してしまったんですよ。この天使たち。ホントは牛乳の女に目が行く前にこっちに釘付けになってたんです。固まってる私の後ろから大将がやって来て、『買って上げようか。』って天からの声がこだまして来ました。『えっ?ほんと?』『牛乳よりこっちがいいんでしょ。牛乳もまだ売ってるよ。』牛乳って、飲む牛乳じゃないですよ。フェルメールの絵のことです。というわけで玄関に今まで飾ってあった古地図は移動。StarTrees美術館の入り口にラファエロが入りました。クリスマスって、いいこともあるんですね。
2009/12/27
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試合で鹿児島に行った時、市内にある『維新ふるさと館』に行ったんです。地下に劇場があって、スクリーンで映し出される映像とそっくりさんロボットによる『維新への道』というドラマを見ました。西郷隆盛が主人公で、幕末から明治にかかる激動の時代を30分ぐらいで見せてくれるんですけど、これは感動的でした。私の中では『上野で犬の散歩してるヒト』くらいの意識だったんですけどとてもすばらしい人だったんですね。大将はすっかり西郷さんに心酔してしまい、『これからは西郷先生とお呼びする。』なんて言いだす始末。軍服を着せてもらって、一緒に写真も撮りました。さて、ここ数年クリスマスプレゼントなんて上げることももらうこともなかったんですけど、今年は思い立って本を贈ることにしたんです。言志四録これは江戸末期の儒学者、佐藤一斎が記したもので、西郷隆盛の愛読書でした。私も読んでみたかったので、プレゼントというより『一緒に読みましょう』みたいなノリです。オリジナルは難しい言葉で書いてあるんですけど、この本は易しい訳が書いてあったり図解までしてあるのでなんとか読むことが出来ました。心に残った言葉の一つを今日はご紹介したいと思います。『閑想客感(かんそうかくかん)は志の立たざるに由る。一志既に立ちなば、百邪退聴(ひゃくじゃたいちょう)せん。之を清泉湧出(せんせんゆうしゅつ)すれば、旁水(ぼうすい)の渾入するを得ざるに譬(たと)う。』<対訳>心の中につまらないことを考えたり、外部のことに心を動かされたりするのは、志がしっかりと立てられていないからである。一つの志がしっかりと立てられていれば、もろもろの邪念は全て退散してしまうものだ。これはちょうど清らかな泉が湧き出ると、外からの水は混入出来ないようなものである。
2009/12/26
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以前クリスマスの受難でお話ししましたけど、どうもこのクリスマス時期はまわりが華やいでいるのに対してあんまりいいことがないんです。『メリークリスマス!』なんて言ってくれるのはカーナビくらいですよ。(この機能すごいですね)今年は大将が病気になりました。ここ1ヶ月ほどお腹の調子が悪くて、結構どんよりしてたんです。そのくせ忘年会とかはしっかり参加。『検査したらもう1年の命とか言われるかも。』なんて言っちゃって妙にやさしくなったりして、まあそれはいいんですけど、検査が終わるまでは年末年始の予定も立てられません。クリスマスイブの日が前々から予約してた検査の日で、朝からいつもに増してどんより。一応細胞とったりして検査に回したそうですけど、内視鏡で見た限りでは潰瘍でガンではないとのこと。手術や入院といった話しではなく、ほっとしました。なんでそうなったのかはよく分からないんです。お父さんが亡くなったことで家族内のいろんな問題が全部彼の肩にかかって来てそれがストレスになったのか、内転筋を痛めて鹿児島グランプリで踊れるかどうかの心配が引き金になったのか、それとも仕事の関係なのか。この内転筋事件、ブログには書かなかったんですけどかなり凄いことになってたんです。試合直前の練習で内転筋を痛めて、なんとか動かそうと必死だった彼はとうとう試合当日の朝、私に彼の太ももを足で踏んでくれって言ったんです。で、言われたとおりに乗っかったら、大将は断末魔のような叫びを上げました。よっぽど重かったんでしょうかね。あまりの痛さに麻痺したのかグランプリは一応踊れたんですよ。でもそのせいで血管が切れて凄い内出血しちゃって、太ももがまるでサツマイモのように紫色になったんです。2週間ほどで消えましたけど、不気味でした。彼が言うには、それが内臓の方にも影響したんだとか。それじゃ、あたしが踏んだからなのかな?『お医者さんにね、痩せましたかって聞かれたんだけど、イイエって言ったんだよ。』痩せるどころか、ここ一ヶ月で太ってますから。調子悪いっていいながら毎晩甘いもの食べながらワインのミニボトル一人で開けてるし。顔色はいいしよく食べるし。ホントに病人なのか?『優しくしないと後で後悔するからな。』とかいいながら、大将の奴やりたい放題ですよ。私が休みの日に早く起こすのがストレスになるというんですけど、ほっといたら多分夕方まで寝てるんですよ。そんなの体内時計が狂って身体に悪いですよね。一応年内にもう一度検査があって、来年早々に結果が分かるみたいなんで、治ったらボディブローおみまいする。(それがいけないのかな?)
2009/12/25
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試合のビデオをサマンサ先生にも見ていただいたんです。『これは大竹先生の踊りですね。』驚きました。そんなの分かるもんなんですね。この時の優勝したカップルのオナーダンスを見てサマンサ先生がそうおっしゃったんですけど、実はそのとおり。何年か前に彼らと一緒に飲んだときに『大竹先生に習ってる。』って言ってたんですよ。私は大変驚いてサマンサ先生に聞きました。『なんで分かるんですか?』踊り方やルーチンを見てとおっしゃってましたけど、私たちなんかそんなこと言われたことないですもん。私たちの踊りからどう考えても師匠やサマンサ先生の名前は出てこないよなあ。つまり全然似ても似つかないってことなんですよね。『いいなあ。わたしも言われてみたいなあ。』というと、サマンサ先生は笑って『がんばってね。』とおっしゃいました。さて、先生の感想は師匠とほぼ同じで、やはり踊りの途中で素に戻ってる隙間が気になるとのことでした。その他には、男性はもっと上への意識、女性はもっと下への意識を持つこと。『足の裏と床の間を意識して踊ってみて。』そんな部分を意識したことはなかったですね。意識がずーっとしたの方に下がる感じです。ルンバを最初から見ていただいたんですけど、ほとんど進まないんですよね。すぐダメダシ。で、残り全部が宿題になってしまいました。『あと、前回のレッスンで言ってた強弱表現の課題もしっかりやってきてね。』子供のころから冬休みの宿題って休みが短い割に多いなあっていつも思ってましたけど、大人になってもそうですね。どっさり…。
2009/12/24
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鼻をピクピクすると魔法がかかるんですよね。サマンサ先生の名前の由来でもあるTVドラマ『奥様は魔女』なんですけど、今日は2005年のハリウッド映画のご紹介です。最近落ち目の俳優ジャック(ウィル・フェレル)が再起をかけたのは人気テレビドラマ『奥様は魔女』のリメイク版への出演でした。彼の役は、サマンサの夫ダーリン。ただし、新人にサマンサをやらせて自分が目立とうという魂胆でした。そこに上手いことハマったのが偶然本屋で出会ったイザベル(ニコール・キッドマン)。鼻ピクピクも上手だし、素直だし、そこそこきれいでテレビ受けしそうです。ところが実は彼女、『普通の生活』に憧れて人間界にやって来た本当の魔女だったんです。ニコール・キッドマンがまるでメグ・ライアンのように見えました。あの『めぐりあう時間たち』でアカデミー主演女優賞に輝いた暗い演技とは正反対の明るくてちょっとドジな女の子役なんですね。私が一番気に入った魔法は『リワインド(巻き戻し)』です。変な魔法をかけて、『ちょっとやりすぎたかな。』と思ったら、時間を巻き戻せるんですよ。これは便利な魔法です。そこそこ楽しめたんですけど、面白いのはこの映画でダーリン&サマンサが『ゴールデンラズベリー賞ワースト・スクリーン・カップル賞』を受賞してることですね。つまりこの年の『最低カップル』に選ばれてるんです。笑えました。
2009/12/23
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この日にゆず湯に入るといいらしいという話しがありますが、もとは『冬至』を『湯治』にかけたシャレだそうですね。今日は冬至。みなさんはゆず湯に入られたでしょうか。私は間違えて昨日入ってしまいました。でも昨日の夜お風呂に入ったのは12時過ぎてたから、実はいいタイミングだったのかしら。何で間違えたかって言うと、去年は12月21日が冬至でしたよね。それで今年もそうかと勝手に思い込んでいたんですけど、今朝のニュースで『今日は冬至』なんて言ってたもんでビックリしました。なんで年によって日が変わるんだろうと不思議に思って調べてみたら、どうもこれから先しばらく冬至が21日なのは閏年だけみたいです。閏年は一日多いから前にずれるっていうのは分かりやすいですね。冬至って一年で昼が一番短い日みたいな漠然とした感覚で覚えてたんですけど、実は『太陽黄経が270度の時』っていうちゃんとした定義があるそうです。だから時間も決まってます。今年日本では2009年12月22日午前2時47分。日本ではと言ったのは、時差があるのでその瞬間、つまり太陽黄経270度の時イギリスではまだ21日なんですよ。太陽黄経って何よと思われる方はウィキペディアでも調べていただくとして、今日こそゆっくりゆず湯に入りましょうね。ちなみにゆず湯に入るのは日本だけみたいです。最初に書きましたけど『冬至』を『湯治』にひっかけるシャレが通じるのは日本だけですもんね。
2009/12/22
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『ポーズとポーズの合間のビジュアルが良くない。』これが二番目のご指摘でした。前回のレッスンでも言われたことなんですが、素に戻ってる瞬間があっちゃダメなんですね。『あんなに身体使ってるつもりだったのに、これしか動いてないの?』と思ったのもここに原因があるようです。師匠曰く、『ゴムが短いからだよ。』背が小さいとかそういう意味じゃないらしいんです。『ゴムが短いと伸ばしてもパツンパツン、すぐ戻っちゃうでしょ。もっと長いゴムになればいいんだよ。』つまり、音の取り方の問題ということのようですね。『ぎゅー・パツン・休み。ぎゅー・パツン・休み。』じゃなくて、『むぎゅー・ぼよ~ん・むぎゅー・ぼよ~ん』て踊る。これは三番目のご指摘にもつながる話しなんですけど、『止まる踊りはスパイス。』なんだそうです。効かせすぎるとうるさくなるとか。 足がリズムを刻むのは当たり前でこれは基本なんですが、上半身はメロディを奏で続けなければならないとのこと。これが三番目のお話でした。『スピードを見せるのはときどきでいい。』大きくゆったりしたメロディを奏でるって、実は難しいです。パキパキ速く踊る方がずっと簡単。『競技会場は広いんだから、教室で小さく踊ってるように踊っちゃダメなんだよ。』師匠は私と組んでチャチャベーシックを踊ってくださいました。フリーアームの動きがまるでオーケストラの指揮者のよう。これならコンサート会場の一番後ろの席の観客にも見えるでしょうね。それに『空間を支配するってこういうことなんだな。』と思いました。さて、この3つの課題をオフシーズンの今の内にどれだけ克服できるか。いつも正月は劇太りするから今年こそ気合い入れて宿題にはげもっと。
2009/12/21
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11月末の今年最後の試合で、ビデオを撮っていただいたんです。競技仲間の渋ちゃんカップルがC級戦に参加されていましたので、お互い撮り合って練習場で交換しました。いつも書いてますが、ビデオに映ってる自分ていうのは実際より『チビでブスで下手』に決まってますから、心にフィルターかけて見ないといけないんですね。でもそれにしても今回の自分の踊りにはがっくり来ました。予想以上にデブだったのはいいとしても(よくないな)、下手なのには限度があります。『あんなに身体使ってるつもりだったのに、これしか動いてないの?』それに、以前にも増して手を抜いてる踊りに見えます。これはひどすぎる。というわけで、師匠にも見ていただくことにしました。『あの…。お見せできるほどの踊りではないんですが…。』最初っから弱気です。決勝の4種目をご覧になって、3つのご指摘を頂きました。まず一つ目。クローズ・ホールドのシェープが良くないというお話。これは私たちの踊りの全種目に共通して何度も出てくるんです。ラテンのクローズ・ホールドはスタンダードのように大きく肘を張らないんですけど、それにしても私たちのホールドはコンパクト過ぎて見栄えが良くないそうです。大将は肘がぐりぐり動いちゃうんで、チャチャなんかやりにくくてしょうがなかったんですね。それでもっと肘を身体に着けて欲しいって私が言ったんで、ホールドが小さくなったんでした。パーティなんかではそれでもいいんでしょうけど、大きなフロアでそれをやると、なんかせせこましい感じに見えるみたいです。そういえば『ドニー・ダンス道場』というレッスンDVDの中で、こんな話しがありましたね。『クローズ・ホールドはバイオリンを弾くように。』そういう意味では私たちのホールドは尺八か横笛かな。(つづく)
2009/12/20
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いつもお買い物は大将と必ず二人で行きます。私一人で行くと自分の好きな物しか買って来ないので、大将が好きな『冷凍のお好み焼き』とか『バナナ』とかそういうものは一切入らなくなるからなんです。私としても荷物持ってもらえますから遠慮なくまとめ買い出来るのでたすかります。でも今日は彼が実家に用があっていないので、私一人で近所のスーパーに出かけました。いままでお買い物してボチボチためて来たスタンプの『お楽しみ抽選会』が今日の夜7時で終わりだったからなんですね。一人で買い物に行くと悪魔の誘惑がすごいんですよ。(心の声)あっ! ポテチが88円で大安売りだっ! これは買いでしょう。いやいや。大将が見てないからってバカ食いはいかんな。おーっつ、いつのまにかこんなレトロな復刻版ビールもあるじょ。がまんがまん。冬は特に太るしね。 そんな心の葛藤を経て、あとスタンプ1個もらってもう1回引けるようにほぼ千円でお買い物終了。福引きの列に並びました。最終日で時間的にももうすぐ終わりとあってか、福引き所では行列ができてます。(心の声)あー、みんなしろ玉だね。しろ玉だとペロペロキャンディーか。あんまり欲しくないな。私達にくじ運がないってことは『しろ玉』でお話ししましたね。スタンプシートを係の方にお渡しすると、『4回どうぞ。』の声。がら~ん。ポトっ。ん? しろ玉じゃない! 紫? なんか当たったみたい?続いて2回目。がら~ん。ポトっ。あれ。光ってる。銀玉?係の人も久しぶりなんだか初めてなんだかとにかくビックリして、あわてて鐘を鳴らします。からーん、からーん。からーん、からーん。『1等です。おめでとうございます。』え~、何もらえるんだろう。列の皆さんのあこがれのまなざしが私に...。て・てれる...。(心の声)温泉旅行かしら。商品券もいいな。何かの1年分とかだと始末に困るしね。係の人も滅多に出ないせいか賞品覚えてなくて、業務連絡で知ってる人をお呼び出し。ワクワクして待ってる私の前にドサっと置かれたのは、スポーツ飲料の箱でした。『おめでとうございます。アクエリアス1箱。』あ...。そういうのですか。そういえば、以前、水一箱当たったこともありましたっけ。今日はもって帰れないな。10キロ以上あるし、歩きだし、一人だし。『それからこちら、もう一つの当たりですね。』カルビー サッポロポテトバーベQ味だ。さっきのあの心の葛藤は何だったんだ!まあでも、こんな私でも当たることもあるんだなって少しほっとしました。
2009/12/19
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この美しく哀しいワルツ、耳にするたびにある思い出が蘇るんです。この曲で踊ったピノ組のデモンストレーション。音楽を表現するというのはこういうことか、と本当に感動しました。歌もじっくり聴いてみると、いい内容なんですよね。私達をつなぎ止めているのはこのフレームだけなくなればバラバラになってしまうもしも私が絵だったなら何も感じなくてすむのにあなたが私を傷つけることもないのになんだか想像が膨らんでしまいます。彼女は画家なんでしょうかね。でも私がこの音楽から想像する物語はちょっと違います。この二人はダンス・カップルなんですよ。どっちかいうと、スタンダードでしょうかね。(ラテンでもいいんですけど)男性は、女性のことが好きでたまらないんです。しかし女性は男性のことをダンスパートナーとしか見ていません。『私達をつなぎ止めているのはこのフレームだけ』ああ、なんという悲劇。なんという純愛。こちらウィリー・ネルソンの歌。If I Were A Painting sung by Willie NelsonIf I were a paintingCaptured on canvasAlone in the portrait I would standAnd brush strokes boldYet soft as a whisperThe work of a feminine handCaught in a still lifeSurrounded by shadowsOR lost in a background of blueIf I were a paintingMy price would be painAnd the artist would have to be youI imagine the colorsWould all run togetherIf you ever allowed me to crySo don't paint the tearsJust let me remember meWithout you in my eyesIt's only the frameThat holds me togetherOr else I would be falling apartIf I were a paintingI wouldn't feelAnd you wouldn't be breaking my heartこちらはイギリスで放映されてる『芸能人Shall we ダンス』みたいな番組で踊られたワルツ。Gethin Dances the Waltz - Strictly Come Dancing - BBC Oneそしてこちらがピノ組のワルツ。音無ですけど踊りから音楽が聞こえて来そうです。William Pino & Alessandra Bucciarelli - 2006 - L.Walzer Show
2009/12/18
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ベニー・グッドマンの代表作。もうドラムの音聞くだけで踊りたくて足がむずむずしませんか?この曲で真っ先に思い出されるのは、2004年スタンダード世界選手権で踊るクリストファー・ホーキンス&ヘーゼル・ニューベリー組のクイックステップ。みなさんは何を思い出されますか?Benny Goodman & His Orchestra - Sing Sing Singこちらは2008年ブラックプールで披露された豪華キャストによるショーダンス。Standard BlackPool 2008 Bryan Watson & Carmen & William Pino & Alessandra Bucciarelliクイックとサンバって、やっぱり同じ曲で踊れるんですね。ブライアン&カルメンもすごいけど、ピノ&アレッサンドラもラテンうまーい!
2009/12/17
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この時期に『すべりどめ』なんて言うと、受験の話しと勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはダンスの話し。競技会場でもパーティ会場でも、床が思いのほか滑るなんていう経験、皆さんありますよね。そんな時どうされてますか? 1 水で湿らす2 専用スプレーを使う3 ひまし油を塗るまあ、いろいろあるかと思いますが、練習会の時に面白い方法を教えてもらったんです。それは『ガムテープを貼る』というもの。宴会芸を教えてくださった Aさんの秘技なんで、これも関西限定で知られている方法なのかも知れません。紙製じゃなくて布製のガムテープがいいみたいですけど、適当にちぎって靴底に貼るだけなんです。始めは私も含め皆さん半信半疑だったんですが、やってみたら適度に滑らなくなるんですよ。これはお手軽でいいかも。床にも影響与えないですしね。ただ、踊ってるときに靴の裏が見えるとちょっとかっこ悪いかもしれませんけど、その辺は上手く色の合ったガムテープ使うとかするといいんでしょうかね。大将は既に水に濡らしてたんで、ガムテープが上手く貼付きませんでした。ちょっと荷物になりますけど、ダンスのお供にガムテープ。お試しあれ。
2009/12/16
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愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます。もう、このキャッチコピーみただけでウルウル来そうだったんですが、実際は泣けるというよりハラハラドキドキの冒険アニメでした。(うるうるのシーンも多々ありましたが...)南米にあるという伝説の滝に子供のころから憧れていた冒険好きのカール少年。同じように冒険に胸を焦がす少女エリーと出会います。二人は冒険クラブを作り、1軒の空き家で夢を語り合いながら成長し、やがて結婚。伝説の滝に行くための貯金をしますが、なかなか夢は実現しません。いつしか二人は年をとり、とうとう夢を実現しないままエリーばあさんは天国に召されてしまうんです。やりたいことがあるのなら、先延ばししないですぐにやったほうがいいですね。でも夢が夢のまま一生を終える人の方が遥かに多いと思うんです。みんな『いつか』と思ってるからなんですよね。さて、ひとりぼっちになったカールじいさんの周りは大きく変わろうとしていました。大規模開発が始まったんです。立ち退きして老人ホームに行くしかない状況に追いやられて、一大決心をします。『伝説の滝に行こう。』その方法がしゃれてますね。何万という色とりどりの風船を家に取り付けて、家ごと出発するんです。ここからが冒険の始まり。しばらく順調に飛行したところで珍客が現れます。なんとボーイスカウトの少年ラッセルがポーチにしがみついてるじゃありませんか。二人は無事に南米にたどり着くんでしょうか。この映画、初めてだったんですけど3D眼鏡をかけてみました。一度この世界にはまると、もうもどれませんね。無声映画からトーキーに、白黒映画からカラー映画に変遷して行ったように、これからは3D映画が主流になる気がします。大将も私も大満足の面白い映画でした。ご家族みんなで楽しめますよ。ただ大将がこの映画のこと話す時、『カールおじさん』ていうのが気になります。カールおじさんて、お菓子の人でしょ。 こちらは『カールじいさん』です。 予告編はこちらからどうぞ。カールじいさんの空飛ぶ家
2009/12/15
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練習会後の忘年会で関西から単身赴任中のAさんが宴会芸をされました。といっても歌や踊りや瞬間芸のようなものではなく、関西方面で流行っているらしい数字ゲームです。まず3人の方から一つずつ好きな数字を言ってもらいます。このときは、『6』『7』『8』でしたね。『暗示与えるから、ちゃんと目見て言ってな。』なんておっしゃってましたっけ。これを3けたの数字『678』と見て、これを逆転させて引きます。876 - 678 = 198次にこの結果を逆転させて今度は足します。198 + 891 = 1089結果が出たところで、『実は結果は暗示与えたときからお見通しだった。』と言って、この数字を書いた別の紙が登場するという手品のような宴会芸。『だれか証明しろ。』『何でそうなるんだ。』『それより、何で急にダンスがこの話しになるんだ。』みたいな大騒ぎでしたが、皆さんはご存知でしたか?ある条件を満たせば、どんな数字を言っても結果は1089なんです。『お姉ちゃん達にバカ受けや。』そうですがこれからの宴会シーズン、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか。なんでそうなるのか気になる方はこちらへどうぞ。
2009/12/14
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練習会からの帰り道、きれいに晴れ渡った夜空を眺めながら星の話しをしていたんです。『あれ、オリオン座だね。あの赤いのなんだっけ。』『ベテルギウス。』『あの白いのは?』『シリウス。左側のもう一つ明るい星と合わせて冬の大三角形。』元天文少女知ったかぶり全開!そのとき、ちょうどその方向に大きな流れ星がサーっと落ちて行ったんです。『あっ!』『あっ!』お願いする暇なんかありゃしませんよ。『また、流れないかな。あっちの赤いのはさそり?』『蠍座はオリオン座と一緒には出て来ないんだよ。宿敵だからね。あれは多分火星かな。』うちの近くって田舎なので凄く星がよく見えるんですね。『あれってアンドロメダ星雲?』大将は忘年会で飲み過ぎたのか今日はボケた質問ばっかりだな。『あれはオリオン大星雲だよ。』ちなみにM78星雲(ウルトラマンの故郷)もそばにあります。それにしても流れ星見たの久しぶりです。ニュースで『ふたご座流星群』の話聞いて納得しました。冬の大三角形のすぐそばに双子座があって、今月14日が極大なんですね。つまりばんばん流れ星が見える日なんです。多分私達が見たのもそれの前兆じゃないかしら。今のうちに願い事たくさん考えときましょうね。
2009/12/13
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茨城DSCの練習会に、今回から正会員として参加させて頂くことになりました。ここの参加メンバーは皆さんレベルが高いので非常に勉強になるんですね。スタンダードではケンケンさんや楽天TKさんにたくさんのアドバイスを頂きました。まずホールドは、上ではなく下でつながること。大将が膝が痛いことを理由にいままで腰の高さを合わせるということをやっていなかったんですが、前回の試合のビデオを見る限りでは、やはり合わせないととってもカップルバランスが悪く見た目が今ひとつだったんです。今更何言ってんだって感じですけどPPに開くための男性のリードが大将も私も初めて分かりましたよ。もっと足下をきれいに踊ること、膝を締めること、シャッセロールでは男性が行くのを待つこと、テレマークテレスピンでの首の返し、などなど。あまりに基本的で先生に聞けないようなこと、いっぱい質問しちゃいました。その都度、非常に丁寧に説明して下さって、さすが実力もキャリアもある選手は違うなあという感じです。ラテンの部では私達が日頃やっている基礎練と、習ったばっかりでまだ自分たちも出来ていないビジュアルについてお話しし、一緒に腰をグリングリン動かす練習をしました。最初から参加されていた方はスタンダードがメインの競技選手カップルばかりでしたので、この腰グリングリン基礎練はなかなか新鮮だったようです。今日は踊り込みはしませんでしたが、質問しながら何度もやってみてスタンダードは日頃の100倍くらい練習したので、終了時にはすっかりお腹が減って喉もカラカラ。近所の居酒屋にくりだして忘年会の始まりです。ここだけ参加の方も2組おられましたが、定員14名の個室に18名がギュウギュウに入って皆さん会話が弾む弾む。今回、千葉から茨城への移籍した私達の歓迎会もして頂き、こんなに大歓迎してもらっていいのかなでしたよ。だって、千葉にいるときから毎回参加してるんですもん。気がつけば今年もあと半月なんですね。茨城DSCの皆様、今年も色々お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。
2009/12/12
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男と女の間には深くて暗い川がある誰も渡れぬ川なれどエンヤコラ今夜も舟を出す <黒の舟歌♪より>男と女の間には深くて暗い川があるんですよ。みなさん、コネンクションはどこでとりますか。(突然ダンス談義)スタンダードの場合は、ティモシー・ホーソン&ジョアン・ボルトンのスタンダード・レッスンで『5つのポイント』だと言ってました。接点が多い方が一体感がある気がしますけど、ラテンはどうでしょうか。空間的に離れて踊ることもあるんで、仲の悪いカップルなんてそれこそ間に深くて暗い川が存在していそうです。私たちの場合は、仲は悪くないんですけどお互い独立心が強いんでしょうかね。コネクションが切れるんですよ。正確に言うと切れる瞬間があるんです。しかもつながると同時に『どっちが力強いか』みたいな衝突になります。一番の原因はコネクションを手に頼りすぎていることみたい。サマンサ先生のレッスンでルンバを教えていただいたんですが、離れて踊るときの私の男性に対するアプローチがそっけないというご指摘でした。非常に高いレベルのダンスではそういった『そっけなさ』みたいなものも演出になるのかもしれませんが、私がやると中途半端で『やる気なし』に見えるんでしょうね。今日の一つ目のポイント。二人の間に深くて暗い川があってもその川を挟んで二人の踊りが一つに見えなければいけない。こんどは逆に手をつないだ時のお話。二人がギューっと近づくときも、手に全体重のせて男性に『あなた、私を受け止められるの?』なんて迫っちゃいけません。男性も手でぐいぐい女性を押したり引いたりして思いのままに操ろうなんていうのはいけませんよね。リードするのもそれを受けるのも『手』じゃなくて『ボディ』なんです。だから男性はもの凄くボディを使って女性にやってほしいことを伝える必要がありますし、女性はそれを全身全霊で受け止めて期待以上の大輪の花を咲かせる義務があるんです。コネクションを手に頼りすぎると何が悪いかっていうと、先日師匠のレッスンでお話ししましたビジュアルが悪くなるんですね。それに手はつないでいても心が離れて、二人の間に流れる川はますます深く暗くなって行きます。男『もっと軽く動けないのか?』女『こんなリードじゃ踊れないわよ。』どこかで聞いたようなセリフ。今日の二つ目のポイントです。二人が手をつないでいても深くて暗い川はあるのだから、つながり続ける努力を怠ってはならない。いかがですか?なかなか難しいところなんですけど、この歌の通り、エンヤコラ川を渡る努力をするしかないでしょうね。どんなに上手いダンサーだって、その努力をしていない人は多分、いません。
2009/12/11
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<鉄子の部屋>鹿児島グランプリに出発する日、珍しい電車に遭遇したんです。山手線が明治のミルクチョコレートになってました。これは山手線命名100周年の記念に、今年(2009年)の9月7日から12月4日まで運行されていたもの。明治製菓が山手線とどういう関係があるのかと思ったら、昭和30年代に運転されていた旧型国電を模した『ぶどう色2号』のカラーが見た目『チョコレート色』なので、どうせなら宣伝にもなるし協賛しましょうということみたいです。ふつう都内を走る山手線はシルバーに緑のストライプなんですけど、それが茶色だったもんで思わずシャッターを押しました。こちらから動画もご覧になれます。チョコレート電車こちらからチョコ携帯、チョコパズル、難しいホワイト コースターに、アロマキャンドル、そしてメモ帳。 よくできてますねー。
2009/12/10
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今年の全試合を終えて、次のステージに上がるための来年に向けた課題を師匠に伺いました。『これは皆に言ってることなんだけどね。』説法の始まりでございます。ダンサーはもちろん動いてなんぼのものなんですが、動きすぎて崩れてはいけない。ビジュアル系なんていいますけど、見た目のいい、カッコいいダンサーにならないといけないんですね。どんな瞬間に見られても、です。『競技会って言うのはコンテストなんだよ。』競技選手はダンスという作品を見てもらって、いい評価をつけてもらう必要があります。だから崩れている瞬間が一瞬でもあっちゃいけないんですね。『アメリカン・ダンス・アイドル』のシーズン4を最近テレビで放映してるのを見たんですけど、ここでも審査員のナイジェルがトップ20のダンサーに言ってました。『ステージに立ったらどの一瞬も気を抜いては行けない。気を抜いた瞬間に観客は興味を失う。』常に自分の完璧な作品を目指すんですね。もちろんそれぞれのレベルがありますから、自分で出来る中での最高の踊りという意味ですけど、自分のことやリズムにかまけて『見られている』ことを忘れてはいけないということです。私達が具体的にご指摘いただいたのは『首の付け根』と『頭とセンターの距離』。ここをどんなときもすっきりと見せること。スタンダードではみんな当たり前のようにやってますよね。ラテンでは腕がフリーなのでつい動かしすぎて、なんとなくうるさい踊りに見えてしまうことがあります。『ゆっくり動いてみて二人で一つずつ確認してみて。』また膨大な宿題が出てしまいました。
2009/12/09
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『趣味は何ですか?』って聞かれたら、多分『社交ダンス。』と答えると思うんです。でも、どのくらいそれに打ち込んでるかって言うのは、非常に個人差がありますよね。ダンスを始めた頃は、月1000円のサークルで週1回踊ってただけなんですけど、それだって立派な『趣味は社交ダンス』です。今じゃレッスン料や練習費、試合のエントリー費、それらに伴う交通費、シューズ代、ドレス代と月に何万も使ってますけど、それだって同じ『趣味は社交ダンス』です。そうやってお金や時間をたくさんかけないと上手にならないんですもん。それでも私たちはまだまだすごく甘い方だってことが、先日のグランプリ鹿児島に参加したときに思い知りましたね。選手控え室で同じフロアで戦うメンバーが試合前にワイワイしゃべってたんです。『最近日焼けサロン行ってもあんまり焼けなくなったからその上からセルタン塗ってるんだ。』このレベルになると、ラテンダンサーはみんな真っ黒なんですよ。中でも黒さダントツのホワイト・チョコさんですけど、ダンスのために週一回日焼けサロンに通って、さらにセルタンだそうなんです。それだけでも私にはビックリだったんですけど、さらに浪速のマリトーのパートナーさん、浪速のジョアンナは、週2回通ってたなんて言うじゃありませんか。やっぱりその辺の気合いが私とは段違いなんですよね。私なんか日焼けサロンなんて行ったことないしな。試合がないときは『白パン』状態ですよ。日サロなんて行ったら、恐い受付のおじさんに『子供は帰れ』って言われそうだし…。 さらに海外遠征たくさんされてる今年の第一代表は、来年早々スペインの大会に参加させるそうなんですけど、1泊3日なんておっしゃってました。まだお子さんも小さいからかもしれませんが、ホントに試合に出るだけで観光ゼロなんですね。私なんかもしスペイン行くなら試合も出ますけど観光もしたいしフラメンコ・ショーだって見たいですよ。(ビールもあれば飲みたいし)鹿児島だって私たちはしっかり観光もグルメも地ビールまで楽しんじゃいましたけど、浪速コンビは翌日パーティ・デモがあるからそんなこと出来ないみたいだし、第一代表組も翌日はお子さんのバレエの発表会だとおっしゃってました。そんな多忙な日常の中で、みんなスタイルをキープし、練習時間を確保して確実に腕を上げて行ってるんですね。観光するなって訳じゃないけど、それこそバイキングなんか食べてる場合じゃないですよね。といいつつ、忘年会、パーティ・シーズン到来です。みなさんにとって、社交ダンスはどの程度のレベルの『趣味』なんでしょうか。
2009/12/08
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『ルンバ』買ってしまいました。名前がいいでしょ。前から欲しかったんです。6月に買ったエコカーの補助金がついに振り込まれて来たので、電気さんにゴー。新機種になるほど機能が増えて、お掃除スケジュールが組めたりお部屋認識が出来たりするんですね。その分お値段も高くなるんです。 デモ機が置いてあったんで、私達はその前に立って『あーでもない、こーでもない』言いながら何度もスイッチいじってました。『スケジュール機能なんていらないよね。掃除したい時にスタートボタン押せばいいんだもんね。』『部屋の識別って何だろう。別に一部屋ずつやってくれなくてもいいよね。でもそうじ終わったらちゃんと戻ってくる機能は欲しいな。』マニュアル読んだりデモ機いじったりしてたら店員さんがにこやかにやって来ました。あー、まずいな。またカモにされちゃうよ。『この特別価格、今日までなんですよ。』えー、そうなの?『お部屋識別機能がついてないものですと、迷子になってドックに戻れなくなるんですよ。』それなら、最新機種じゃなくちゃダメじゃん。一番高いの掴まされました。やっぱりカモだったか...。充電するのに時間がかかったんですけど、さっき初めてお掃除させてみたんです。『オレ、仕事してます!』そう主張してるみたい。音でかい...。同じとこ何度も行ったり来たりしてるし、なんか私がゴミだと思ってるのか寄ってくるし。『もう、そこやんなくていいから。こっちこないで。』話しかけても分からんか。ウーー、なんか動きがかわいいんですけど存在感ありすぎる。皆さんもいかがですか。ルンバ。
2009/12/07
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靴屋に行ったついでに、ショッピングモールを散策しました。世界の骨董やら名品の店が並んでいるというお話は昨日しましたが、それ以外にも面白い店があったんです。『銀座ファイブ』というところなんですが、もとは数寄屋橋ショッピングセンターと呼んでいた気がします。その地下一階に、アジアン・レストラン街があるんですね。しかもどれも本格的です。ベトナム料理、タイ料理、韓国料理、マレーシア料理、香港料理。気軽に入れるオープン・カフェになっていて、私達はマレーシアに入ってみることにしたんです。ここに決めた理由はちょっと不純で、この店でお気に入りのベルギービールが飲めるからなんですが、入って大正解だったのは5時半までランチタイム・サービスなんですよ。あとで知ったんですけど、マレーシア政府直営店だったんですね。店員さんは日本語が上手なマレーシア人です。私はチャーハンみたいなセット、大将は辛いスープの麺を頼んだんですが、どちらもとってもおいしかったです。こんなところにリトル・アジアがあったなんて全然気がつきませんでした。また来ちゃお。
2009/12/06
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ネットで販売されてるダンスシューズが以前から気になっていました。安くていいなあって。いつも買ってる靴のほぼ半値なんですね。先日、足が1センチも縮んだらしいという話しをしましたが、新しく買った小さい方の靴がどうにも痛くて10分以上履いていられないので、違うメーカーの靴も試してみることにしたんです。でもいきなりネットで買うのはさすがに勇気がいりますから、今日、お店に出向いて試して来ました。東京メトロ銀座駅に連結したビルの2階で、初めて入ったんですけど面白い店がたくさん入ってるんですね。仏像や壷なんかの骨董品やら天然石の店、海外高級ブランドのビスクドールやマイセンなどの店、奥のクッキングスクールからはイカメシのいい匂いが漂って来ます。大将は『ちりとてちん』で出て来た若狭の箸につかまって、またしても埋蔵金でおそろいのお箸を買ってました。 さて、ダンスシューズのモニシャン銀座店。いろんなデザインの靴があってちょっと目移り。 結局いつも履いてる靴に似たようなデザインで、今まで履いてた靴と新しい靴との中間サイズが丁度ぴったり来たので買ってみることにしたんです。これで上手く踊れるなら核安で大助かりなんですけどね。
2009/12/05
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こちらも試合でよくかかる曲です。前回の茨城県グランプリでもワルツでかかりました。ジャニス・イアンの『ジェシー』。いろんな人にカバーされてますけど、これがオリジナルです。Janis Ian "Jesse"家を出て行ってしまった恋人ジェシーに『寂しいわ、帰って来て』と歌っています。Jesse, come home, There's a hole in the bed, Where we slept. Now it's growing cold. Hey, Jesse, your face, And the place where we lay, By the hearth, all apart. It hangs on my heart. And I'm leaving the light on the stair. No, I'm not scared, I'm waiting for you. Hey, Jesse, I'm lonely, come home. Jesse, the floors and the boards, are recalling your step, And I remember, too. All the pictures are shaded, And faded to gray. But I still set a place, At the table for two. And I'm leaving the light on the stair, No, I'm not scared, I'm waiting for you. Hey, Jesse, I'm lonely, come home. Jesse, the spread on the bed Is like when you left. I've kept it up for you, All the blues and the greens, Have been recently cleaned. And they're seemingly new. Hey, Jess, me and you..../ We'll swaddle the light on the stair. I'll fix up my hair. We'll sleep unaware. Hey, Jesse, it's lonely, come home. こちらロバータ・フラックのカバー。Roberta Flack "Jesse"こちらはイギリスで放映されてる『芸能人Shall we ダンス』みたいな番組で踊られたワルツ。Strictly Come Dancing - S7 - Week 1 - Show 1 - Martina Hingis Waltzテニスのマルチナ・ヒンギスが、元ラテンファイナリストのマシュー・カトラーと踊ってます。@@
2009/12/04
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マヤ文明には優秀な天文学者がいたようですね。きちんとした暦があって、それらは天体の動きに基づいて作られたみたい。260日周期の『ツォルキン』と365日周期の『ハアブ』が組み合わせて使われていて両方が一巡するのが約52年、これをカレンダー・ラウンドと呼ぶそうです。この他にさらに長周期のカレンダーがあって、西暦で言うところの紀元前3114年から始まり2012年で終わるとのこと。これを人類の終焉ととらえた映画が昨日ご紹介した『2012』ですが、ホントに人類滅亡なんですかって言う質問がNASAに殺到したらしく、異例のコメントを出していますね。基本的には12月31日と同じで、また新しい年が始まるだけですよってことみたいです。詳しく知りたい方はこちら。まあその話しはいいとして、マヤ暦をもとにした面白い占いを見つけました。ホントかどうかは知りませんが、生まれてくる時、人はその日を選んで生まれてくるそうで、それぞれの日には果たすべき使命みたいなものが刻印されているんだとか。私は『黄色い人』で、自由奔放で職人肌。イチローやベートーベンと同じだそうです。@@ すごすぎる何か打ち込める専門分野で才能を発揮できるとのこと。黄色い人っていうと、ひよこぐも思い出しちゃうな。大将は『黄色い星』。綺麗好きで強いプロ意識を持ってるそうです。美意識を高める芸術的な方面がいいみたい。ビル・ゲイツと同じか。ふーん。二人とも黄色ってことは、やっぱり衣装も黄色がいいのかな。相性も占ってみましたけど、あんまり良くはないみたい。50%でしたね。みなさんもこちらからどうぞ。マヤ暦占い
2009/12/03
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ノストラダムスから10年。今度はマヤの予言です。2012年12月21日、紀元前3千年頃から続くマヤの暦がここで終わってるんだそうですね。予告見ただけですごい迫力ってのは分かってましたが、是非大画面で見てみたくて先日行って参りました。科学的根拠やドラマ性は『んーー?』て感じですけど、VFXはすごかったです。ローランド・エメリッヒ監督はこういったスペクタクル・パニック・ムービー大好きですよね。インデペンデンス・デイやデイ・アフター・トモローもそうでしたけど、 『ストーリーはどうあれ、みんなで大災害を体験してみよう!』みたいな映像で勝負して興行的に成功してるパターン。 『紀元前1万年』は災害じゃなかったけど、ピラミッド建設風景とかマンモスとかに制作費が相当かかってるんだろうなあと思われるスペクタクルなB級映画でした。『インデペンデンス・デイ』は巨大隕石、『デイ・アフター・トモロー』は地球温暖化が原因となって人類滅亡の危機に瀕しますが、今回は太陽活動が引き金となっています。太陽が11年周期で活発に活動するということはよく知られていますが、その影響が2009年から現れ始めます。(あくまでも映画の中でのお話)巨大フレアから発せられた大量のニュートリノが電子レンジのように地球の核を熱して、地殻変動が誘発されるんですね。(くどいですけど、あくまでも映画の中でのお話)地質学者エイドリアンは、すぐに米大統領の主席補佐官に報告。(この補佐官,最後までやな奴でした)種を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始されます。現代版『ノアの箱船』建造計画。中国の奥地で作られるんですね。乗りたいですか? チケット高いですよ。一人10億円。払えそうもない99%以上の人には知らされません。火山の噴火や巨大津波はリアルでした。日本なんて,あっという間に海の底です。これだけ災害の規模が大きいと、普通は飛行機だって飛べませんからお金払った人も箱船まで行き着けないんじゃないでしょうかね。ロサンゼルスなんてすごい地割れで人も車も家もがどんどん割れ目に落ちて行くんですけど、なぜか恐怖も絶望も感じませんでした。落ちて行く人がチリみたいに見えるんです。あまりに大きな災害って、人間の視点で直視できないもんですね。カメラの視点が『神の視点』だからでしょうか。最後に残った陸地はアフリカとヨーロッパ大陸の一部でしたので、たぶん箱船はそこに向かうと思われますが、乗っているほとんどの大富豪や政治家たちはサバンナで生きて行けるのか疑問ですね。もうお金なんて何の意味もないでしょうから、サバイバル能力のある人しか生き残れませんよ。大災害を人ごとのように映像で見られるのはある意味すごいことですけど、その後っていうのも興味があります。 とりあえず後3年、悔いのないように生きましょう。それよりどうぞ、こんなことが起こりませんように。予告編はこちらからどうぞ。2012
2009/12/02
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年取ると背が縮むみたいですけど、足も小さくなるものなんでしょうか。2週間ほど前、いつもの店でいつもと同じラテン・シューズを買おうとしたら、店員さんから『ちょっと待った。』がかかったんですよ。もう5年も全く同じ靴を購入してるんですけど、それが足に合ってないと言われてしまいます。幅とか大きさとか詳しく計って、薦められたのは今までのものより1センチも小さいサイズ。専門家がそういうんですからきっとそうなんだろうと思って、注文して試合前日にとりに行きました。店に入るとその日は土曜日だったせいかとても混んでいて、私も順番待ちで椅子に座ったらどこかで見た気がする人が隣に座ってたんです。お互いに顔を見合わせ、『どっかで見たなー。』みたいな間。なんと先週グランプリ鹿児島で隣の陣地だったホワイトチョコさんカップルですよ。競技用の化粧とると分かんないもんですね。さて注文してた靴の方ですが、全然きつくて入らないんです。やっぱりね。1センチも小さい靴、普通は入らないですよ。中央から両側に細い紐が5本ずつ渡してあるタイプなんですけど、それを少しずつ広げたり縮めたりして何度も調整。次第に周りにいたお客さん達は帰って行って、とうとう私だけになってしまってもまだ微調整は続きます。終いには選手交代で店長さん直々に対応してくれることになりました。入らないだろうと思っていた靴がだんだんピッタリの靴に変貌して行きます。待っている間ひまなので、スーパースターズのDVDなんか見たりしてたんですけど、ふと目を横に向けたらそこにこんな張り紙がしてあったんです。 『ラテン・シューズのサイズ、調整いたします。¥3150』えー! 有料?確かにすごい手間かかってますから、ただってことはない気がしてましたけど、そんな話し聞いてなかったなあ。さらに1ミリずつの微調整は続き、なんだかスピード社のレーザーレーサー作ってるみたい。出来上がったときには、店に入ってから1時間半経過。こんなセミ・オーダー状態の靴作ってもらったの初めてだったんですごくうれしかったですね。お値段もサービスしてくれたし。『靴底のノリが乾くまでしばらく履かないでください。』でも翌日の試合では履きましたよ。すっごい踊り出来ちゃうかも。でも、いいことばかりじゃありませんでした。ピッタリの靴って、履くの大変なんですよね。紐を1本1本引っ張って、足を潜り込まさないといけないんです。足むくんでるのか、入らないし。なんとか履いたものの今度は別の問題で愕然とします。ヒールの高さが同じでサイズが小さくなると傾斜が変わるんですね。『なんか、すごく急斜面。』な感じなんです。地球は容赦なく私の体重分下に引っ張るので、傾斜が急だと紐が食い込んで痛いのなんの。試合を見ておられた先生に『準決勝は全然エンジンかかってなかったね。』なんて言われてしまいましたが、最初の踊りはダメダメでした。なんとか靴を足になじませようと、それから決勝までの間、痛いの我慢して涙のルンバウォークを続けていたおかげか、決勝の踊りはまあまあの出来だったんです。それにしても、ほんとに足が縮んだんでしょうか。スタンダード・シューズは、今までと同じなんですよ。
2009/12/01
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