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前半は房総の風景を描いた古今の画家の作品がずらっと並んでいます。川瀬巴水、ジョルジュ・ビゴー、浅井忠など著名な画家や地元の画家たちの作品。県立美術館のコレクション展ということ。明治のころから格好の写生地だった房総半島。青木繁、坂本繁二郎、中村彝など美術史上、著名な画家の作品がないのは残念でした。田中一村や高島野十郎など千葉県にゆかりのある画家の作品も見たかったですが、コレクションにはないのでしょうか。ジョルジュ・ビゴーが1894年から5年ほど、稲毛にアトリエを構えていた時代に描いた「稲毛の夕焼け」は、小品ながら夕焼けの光景が美しい素敵な作品でした。海岸に建っている鳥居は浅間神社のものだろうと思われます。後半はクワクボリョウタ「コレクション・ネット」。光を発する鉄道模型で様々なモノの影を楽しむインスタレーション。今回は茶筅や巻きす、テンプレート、音叉などの影が大きくなったり小さくなったり、幻想的で楽しい空間でした。クワクボがチーバ君とともに千葉県を紹介するコーナー。千葉といったら、まずピーナッツを連想するのでしょうか?巨大な落花生の模型が展示されていました。昔、実家の前の畑で落花生が植えられていたことを思い出しました。菜の花体操は、昔、職場で行っていたので久しぶりにメロディを聞いて懐かしかったです。(8/19)
2023年08月21日
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中国の元から明時代に描かれた「十王図・二使者図」。地獄の十王の前で裁かれる亡者たち。その亡者を引き立てる獄卒の鬼たち。地獄の責め苦を受ける罪人の亡者たち。鮮やかな色彩で描かれていて驚きました。ただ、個人的には「あの世の探検」というからには、日本の地獄草紙や六道絵、その他の地獄絵のおどろおどろし絵がもっとあった方が良かったかなと感じました。まぁ静嘉堂所蔵のものがなければしょうがなかったのかなと思います。印象に残ったのは久隅守景の「釈迦十六善神図」です。ほんのりと優しい色彩で着色されていますが、墨の線がしっかりとしており、釈迦如来と眷属たち?がいきいきと描かれていました。こちらの曜変天目茶碗は常設展示になったのでしょうか。宇宙のブルーにはいつも癒されます。(8/12)
2023年08月18日
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国立新美術館の展示室の壁を取り払い、広大なスペースに過去から現在までの作品やイベントをビデオで紹介し、蔡國強というアーティストの来歴がよく分かる展覧会でした。特にあちらこちらにあるビデオでの制作風景の紹介は、なるほどこのようにして作品ができるのかと、たいへん興味深くみることができました。また休憩スペースで放映されていた「いわき白天花火《満天の桜が咲く日》」の映像には感激しました。花火は夜に映えるとばかり思っていたのですが、日中、白煙とピンクの煙が海岸に炸裂する光景も感動的でした。特に子どもたちが喜んでいた姿は見ていても微笑ましく嬉しくなりました。会場の大部分を占めるLEDを素材に用いた《未知との遭遇》のインスタレーションは、アインシュタインやホーキンス博士、宇宙人、UFOなどをかたどったチューブがコンピューター制御で次々に色彩が変化します。テーマパークに遊びに来たようでした。まさに硬軟併せ持つかのような現代アートの展覧会でした。(8/13)
2023年08月15日
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「光」をテーマに近代以降のアートの流れを俯瞰的に紹介した展覧会。古典作品から現代アートまで幅広く展示されていて飽きることがありませんでした。そもそも光が無ければ、作品そのもの自体が存在しない中で、あえて光を表現するのならば、例えばフェルメールの室内風景画や印象派の作品などを中心に「光」の表現を紹介するのかなと思ったら、現代アートでそのものずばり「光」を発光した作品まであり、博物館に出かけた気分で楽しめました。最初の部屋ではジョージ・リッチモンド「光の創造」はまさに神が「光あれ」と言った瞬間の絵。これはまさに展覧会のテーマだなと思いました。続いて「光と色彩」などのターナーのメロウな作品があり、ジョセフ・ライト・オブ・ダービー、ジョン・マーティンというはじめて名前を聞く画家の火山の噴火のシーンなど圧巻の絵画に見惚れました。そのあとのコーナーでは、室内画や風景画そして、ラファエル前派の作品やモネやシスレーなど印象派まで。ション・ブレットという作家の「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」の宇井に降り注ぐ光の柱の神々しさに引き込まれました。草間彌生の「去っていく冬」という、暗箱の中を眺めると鏡の中に円盤(水玉)が無限に見えるインスタレーションがあってびっくりしました。マーク・ロスコ―の「黒の上の薄い赤」も、素敵でした。うすぼんやりした黒の中から光がにじみ出ているようでもあり、周囲の赤は光そのもののようにも見えました。ゲルハルト・リヒターの「アブストラクト・ぺインティング(726)」はリヒター展を思い出しました。雨に濡れる路面に映る風景に見え、とてもかっこよく感じました。そのあとは光を利用したインスタレーションが続きます。ジェームズ・タレルの「レイマー、ブルー」、直島や越後妻有の常設作品でしか見ることができないと思っていたので、東京で彼の作品に出合て嬉しい限りです。「私の作品には対象もなく、イメージもなく、焦点もない。対象もイメージも焦点もないのに、あなたは何を見ているのだろう。見ている自分自身を見ているのだ。」哲学的な解説ですが、まさにそのとおりだとひたすら納得しました。ただ、最後のオラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」は巨大なミラーボールにしか見えませんでした。(8/13)
2023年08月14日
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7月の読書メーター読んだ本の数:18読んだページ数:4864ナイス数:213妙な線路大研究 東京篇 (じっぴコンパクト新書)の感想普段、乗っている路線。まったく意識していなかったことが分かってびっくり。地下鉄の高低差など、実際に車両の先頭に乗って運転席の後ろから確認しました。読了日:07月02日 著者:竹内 正浩為替が動くと、世の中どうなる?の感想説明も難しい言葉が無くわかりやすい。レイアウトも読みやすい作りになっている。残念なのは折れ線グラフがカラー表示ではないので見づらかったこと。しかし、この手の経済書は何冊読んでも覚えない。著者の言う通りアウトプットの機会がないからでしょう。読了日:07月06日 著者:角川 総一妙な線路大研究 首都圏篇 (じっぴコンパクト新書)の感想地元路線の新たな雑学がまた増えた。土地勘のないところはなかなか頭に入らなく飛ばし読み。でも鉄道の計画線、廃止線などこんなにもあるのかと驚くとともに、もし現存していたらどんなことになっていたのかと夢想するのも楽しい。読了日:07月08日 著者:竹内 正浩定年後の壁 稼げる60代になる考え方 (PHP新書)の感想さっと読了。定年後のあり方を最大公約数にすればまぁこんなものか。読了日:07月09日 著者:江上 剛天使のナイフ 新装版 (講談社文庫)の感想ラストの怒涛の展開は、これぞミステリという感覚の読み応え。ただ少年の犯罪をテーマにしたのが少々後味が悪かったのと、加害者・被害者がうまい具合に関連がありすぎるのが引っかかった。読了日:07月13日 著者:薬丸 岳6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)の感想未来予知、タイムリープなど、時間軸のずれをテーマにした短編集。ラストの「3時間後に僕は死ぬ」は、結末の予想はついていても、ドキドキハラハラ感は半端ない。読了日:07月16日 著者:高野 和明ミュージアムグッズのチカラの感想断捨離実行中の身としては読みたくなかった本。いくつかネット注文してしまいました。福岡の福かぶり猫が在庫切れというのが残念でした。あと年寄りには読むのが辛い字のサイズも残念でした。読了日:07月16日 著者:大澤夏美年金暮らしでも生活が楽になる 税理士・社労士が教える 賢いお金の使い方Q&A大全の感想今まで読んだこの手の本の中では、いちばん参考になった。特に年金の部分。雑誌的にうまくまとまっていた。読了日:07月19日 著者:めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門 改訂版第3版の感想資産が無尽蔵にあればいろいろ試せるのだが・・・未来のことが分かればなぁとつくづく感じます。読了日:07月19日 著者:ダイヤモンド・ザイ編集部暗闇のセレナーデ (角川文庫)の感想公衆電話など、時代を感じさせる作品。その割にアーティゾン美術館などが登場し笑ってしまった。読了日:07月19日 著者:黒川 博行図解即戦力 債券のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書の感想何となく債権のことが分かったような気がします。ただ個人で債券投資をするにはまだまだ理解が深まりません。FRBは2023年末までゼロ金利政策を維持する見込みとありましたが、やはり先のことは分からないなぁというのが実感です。読了日:07月21日 著者:ミュージアムグッズのチカラ2の感想国立公文書館にもミュージアムグッズがあったなんて!平成、令和ファイル。さもありなん。読了日:07月21日 著者:大澤夏美キング (実業之日本社文庫)の感想3人の大学同級生の戦い。甲州街道を疾走するマラソンシーンの臨場感にドキドキ。60年前、ここでオリンピックマラソンを応援していたことを思い出しました。ドーピングに関しては、具体的な効能の説明も受けず、安全性の確認もせず、提供者の背景も調べずに安易に手を出す態度に疑問。普通ありえないでしょう。読了日:07月23日 著者:堂場 瞬一定年前、しなくていい5つのこと 「定年の常識」にダマされるな! (光文社新書)の感想定年後も働けるうちはできるだけ働きなさいという指南書が多いが、本書は定年後の自由を大切にしろという視点。でも結局、100人いれば100人の定年後があるという一般論に落ち着く。「懲役38年+5年」を終えようとする今、自由な勉強と遊びの年間計画作りを始めようと思う。読了日:07月24日 著者:大江 英樹お金・仕事・生活…知らないとこわい 定年後夫婦のリアルの感想内容は前回に読んだ「定年前、しなくていい5つのこと」とほとんど同じだが、妻側の視点からも述べられていることが斬新。このご夫婦とも現職のころは証券会社で勤務されていたプロだが、投資してまで資産を増やす必要性などほとんどないと言われているのに感心。夫婦のあり方、終活など参考になる部分も多かった。読了日:07月24日 著者:大江 英樹,大江 加代ツナグ 想い人の心得 (新潮文庫)の感想前作とのつながりはすっかり忘れてしまいましたが、この物語の流れはとても美しく、心が洗われます。歴史上の人物にも会えるというのがびっくりしました。読了日:07月26日 著者:辻村 深月白鶴亮翅の感想初読みの作家。太極拳を続けているので、技の雰囲気は分かって楽しかった。ドイツを舞台にした日常生活の中に不思議な場面が織り交ざる。民族の問題とか、歴史の問題なども興味深かった。映画楢山節考に関するそれぞれの国の人々の評価が面白かった。読了日:07月29日 著者:多和田 葉子錯覚の科学〔改訂版〕 (放送大学教材)の感想前半のよくある錯視の部分も面白かったが、後半の物事の考え方にいろいろなバイアスがかかっており、人間は多くの錯覚の中で生きているということがよく分かった。いろいろ考えさせられることも多かった。放送大学のテレビの授業も分かりやすかった。読了日:07月31日 著者:菊池 聡読書メーター
2023年08月02日
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