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もう呆れるほどにおもしろくない小説ってある。
駄作どころの話じゃない。
こんなならば出版しなければよかったのにとさえ思う。
が、私はそんな惨めな小説でもどこかに良さを見つけ出すよう努めている。
例えば、知らない漢字が読めた、よし。
知らない言葉を覚えられた、よし。
粋な言い回しでこの文章だけは 100 点満点の花丸、よし。
少なくとも一つは必ず見つかる。
それだけで私にとっては大収穫だ。