今日の集談会で親子の人間関係、夫婦の人間関係、親友とは何かなどについて話し合われた。
それによると、テレビドラマに見られるようななんでも話し合えるような和気あいあいとした人間関係現実にはあまりないということが分かった。
それぞれにぎくしゃくした人間関係で苦闘しておられるケースが多かった。
親子の場合は、全く会話がない、離れて暮らしていて音信不通という人もおられた。
夫婦の場合は全く無干渉という場合があった。実質破たん状態にある人もおられた。
また意外にも友人関係の少なさが浮き彫りになった。
友人関係の場合は、交際範囲がとても狭く偏っているように感じた。
これらは幼少期から、あるいは結婚当初から始まっている場合が多かった。
親子の場合は、過保護、過干渉、放任などが原因となっている場合が多かった。
特に子供を自分の思い通りにコントロールしようとしている場合、幼少時は問題がなくても、大人になって、対立関係に陥りやすいことがわかった。
夫婦の場合は、自分の意見を無理やり押し通そうとするとうまくいかないことがわかった。
腹が立った時など、ストレートに相手にぶっつけているような場合はすぐに溝ができてくる。なかには奥さんが寝静まったころを見計らって帰宅する人もいる。
仲良くしている夫婦でも、四六時中べったりひっついている人間関係では息苦しいという話が出た。
特に女性からは、旦那がいつも家の中におられては息が詰まるという話が出た。
「亭主はいつも元気で留守がいい」というのだ。
夫婦の人間関係は、森田理論で言うところの、「不即不離」の人間関係が望ましいという話が印象的であった。
また、夫婦の人間関係で大事な事は、いくら腹が立ってもその感情はそのままにしておくこと。
そして家事や親せき付き合いなどは、その時その場で為すべき事を着実に実行していくことが大事であるということがよいという話であった。
次に親友であるが、いつもべたべたと引っ付きあっている関係ではなさそうだということが分かった。
親友はいつも動向を気に留めていて、何かあったときに何かと相談に乗ってくれるような関係。
つまり困ったときに何かあったらあの人に相談すればよいという「心の後ろ盾」のような関係ではないか。確かにそういう人なら私にも3名ほどいる。
そして友達関係はコップに少しだけの人間関係をたくさん作り上げておいて、臨機応変に、そのときその場で軽めの付き合いを継続していくのがよいと感じた。
世話活動が心の励みになる 2025.11.15
人間関係を改善するために心掛けること 2025.11.13
「君子は和して同ぜず」とはどういう意味か 2025.10.21
PR
Keyword Search
New!
楽天星no1さんCategory
Comments
Calendar