こんにちは、ごるふびとです。
「スイングの悩みを相談したいけど表現が難しい」「テイクバックを修正しろと言われても、テイクバックには色々な動きがある...」
Pシステム(Position System)
の考え方が役に立ちます。
これは、スイングの各段階をP1〜P10の番号で表し、 動作を“言語化・共通化”するためのツール です。
今回は、このPシステムを僕自身がどのように練習に取り入れているかも紹介していきます。
Pシステムは、ゴルフスイングを以下のように10個のポジションに分けて整理します:
| 番号 |
ポジション名 |
内容の概要 |
|---|---|---|
| P1 |
アドレス |
構えの姿勢(グリップ・スタンス・重心) |
| P2 |
テイクバック開始 |
クラブが地面と平行になる最初の引き上げ |
| P3 |
ハーフウェイバック |
左腕が地面と平行になる位置 |
| P4 |
トップオブスイング |
スイングの最上点 |
| P5 |
ダウンスイング初期 |
切り返し |
| P6 |
ハーフウェイダウン |
シャフトが再び地面と平行になる位置 |
| P7 |
インパクト |
ボールとの接触 |
| P8 |
ハーフウェイフォロー |
インパクト直後、シャフトが水平になる |
| P9 |
フォロー |
左腕が再び地面と平行になる |
| P10 |
フィニッシュ |
完全なフィニッシュポジション |
このPシステムを使えば、 「どこで崩れているか」を曖昧な表現ではなく、明確に相手に伝えることができます。
ドライバーは左足かかと内側、アイアンは中央寄りにボールを置く
僕はここで 母指球 → 膝 → 脇のライン を毎回チェックするようにしています
手首のコックを入れすぎないように意識
肩の回転だけでクラブを運ぶイメージで、 クラブフェースを開きすぎない
ここで右肘が浮くとP6・P7に悪影響が出るので要注意
重心が左に移動し始め、腰がターゲット方向に開き始める
Geroge Gankas 理論で言う“シャロー軌道”を意識するのはこのあたり
ハンドファーストでインパクトする意識を持つ
ここがずれると球筋が一気にブレるので、動画チェック必須
自分では“球を打った後の姿勢”を意識するだけで、 結果的にバランスの良いインパクトになる 感覚があります
自撮り動画で「どこがズレたか」明確にわかる
練習時に「P◯まで完了→止める→確認→再開」ができる
「今日はP4でバックスイングが詰まってるな」といった“振り返りの言語”ができた
Pシステムはスイング理論そのものではありません
→ モダンゴルフ、GGスイング、S&Tなどの理論とは独立した“ポジション整理のツール”です
完璧なP1〜P10は必要ありません
→ 自分の中で“ズレを把握できる基準”として使うことが大事です
Pシステムを使うと、 ミスの原因を言語化→修正できる
自撮りやレッスンでも「どこがズレたか」が明確になる
週末ゴルファーこそ、“無意識に頼らないスイング作り”ができるようになる
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