こんにちは、ごるふびとです。
夏のゴルフは気持ちよくて最高ですが、それと同時に「命の危険」と隣り合わせでもあります。
私も、熱中症の恐ろしさを何度も見てきました。
本記事では、 熱中症の正しい知識と医学的に有効な対策 を、わかりやすくご紹介します。
熱中症とは、 暑熱環境における身体適応の障害によって起こる症候群 です。
屋外で長時間活動するゴルフは、 脱水・高体温・熱放散不全 の3条件が重なる、まさに危険なスポーツ。
夏場のラウンドでは、ちょっとした油断が めまい・嘔気・意識障害→入院 へとつながることも。
| 重症度 |
主な症状 |
対応 |
|---|---|---|
| Ⅰ度(軽症) |
めまい、立ちくらみ、発汗、筋けいれん(こむら返り) |
現場での冷却と水分・塩分補給 |
| Ⅱ度(中等症) |
頭痛、倦怠感、嘔気、判断力の低下、軽度意識障害 |
医療機関受診を要する |
| Ⅲ度(重症) |
高体温(≧40℃)、発汗停止、けいれん、意識障害、臓器障害 |
緊急搬送/入院が必要 |
熱中症の重症度分類
| ✅対策 |
🧠医学的根拠 |
💡ポイント |
|---|---|---|
| ① 朝食+経口補水液を取る |
朝食抜きは脱水・低血糖リスクを高める |
味噌汁+ご飯+OS-1が最強コンボ |
| ② 20分に1回の水分補給 |
「喉が渇いた」は脱水のサイン。こまめな給水が必須 |
水とスポドリの2本持ちが安心 |
| ③ 塩分タブレットでけいれん予防 |
ナトリウム・カリウムの喪失による熱けいれんを防ぐ |
1ホールごとに塩分を摂る意識 |
| ④ 衣服・冷却グッズの活用 |
吸汗速乾素材で熱放散+首元冷却で皮膚温低下 |
白系ウェア、冷感タオル、ネックリング推奨 |
| ⑤ “早朝9Hだけ”など無理をしない選択肢も |
WBGT≧28℃では激しい運動は原則中止 |
7時スタート→10時半終了が理想 |
ゴルフ場では、 WBGT(暑さ指数)
を目安にプレー判断
するのが安全です。
| WBGT |
危険度 |
活動目安(引用:環境省) |
|---|---|---|
| ≧31℃ |
危険 |
運動は原則中止 |
| 28〜30℃ |
厳重警戒 |
激しい運動は避ける |
| 25〜27℃ |
警戒 |
休憩+積極的な水分補給 |
| 21〜24℃ |
注意 |
安全・水分補給 |
熱中症は、 進行すれば多臓器不全や死亡にもつながる重篤な病気 です。
特に高齢者や基礎疾患のある方は、「ちょっとした頭痛や倦怠感」を甘く見ないことが重要です。
「自覚症状が出た時点で、すでに体は限界に近づいている」
私自身も20代ですが、ゴルフの試合で35℃を超える炎天下でプレーした後に、軽度の熱中症になりました。携帯していたOS-1や冷却グッズがなければ中等症に至っていたかもしれません。
もしあの時、対策していなければ…と思うと怖くなります。
熱中症は防げる疾患です
重要なのは「事前の準備」と「自分の限界を知ること」
ゴルフを長く、安全に楽しむために、「水・塩・冷却・無理しない」この4原則を覚えてください
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