こんにちは、ごるふびとです。
以前の記事「
【100切りを目指す人へ】 まず見直すべきは“構え”です
」で
私が大切にしている
母指球から垂直に下ろしたライン上に、膝と脇(腋窩)が揃うように立つこと。

構えのポイントを紹介してきました。
この“重心の設計”をするだけで、スイング中のバランスが格段に安定するようになりました。
今回は、その構えが「なぜその構えが大切なのか?」とその構えの「作り方」という理由について、
私自身の実感や考えも交えながら、詳しく解説していきます。
母指球の真上に膝と脇があると、
▶︎ 前傾しすぎず
▶︎ 後傾しすぎず
▶︎ 上下左右に重心がブレにくくなる
つまり、「スイング中に体の反応で帳尻を合わせる」必要がなくなります。
特にダフリ・トップ・スライスなど、バランスの乱れから起こるミスが激減します。
以下の3点を意識することで、自然と“理想の垂直ライン”に乗れるようになります:
普通に立った状態では、膝はほぼ確実に垂線の後ろになりがちです。
なので、ほんの少し膝を曲げて、重心を前方に乗せるイメージで調整します。
骨盤を立てすぎず、ほんの少しだけ後ろに引くことで、下半身の安定感が生まれます。
ただし引きすぎると腰が反るので注意。
意外かもしれませんが、 プロゴルファーの多くは軽く猫背の構えをしています 。
理由は単純で、 胸郭が動きやすいから です。
背中を反らせて胸を張った状態だと、
・胸郭がロックされて回転しづらい
・肩が開きやすく、アウトサイドインになりやすい
・腰痛のリスクが上がる
家の中で一度、猫背と反り姿勢で胸を回してみてください。
きっと、猫背のほうが楽に胸が回るはずです。
「背すじピン!」の意識が強すぎて、背骨をそらしすぎている方をよく見かけます。
これはかえって回転を妨げ、ケガの原因にもなりかねません。
構えの時点でバランスを整えておくことが、スイング安定のカギになります。
母指球からの垂線上に膝と脇を合わせる
膝軽く曲げる/お尻やや後ろ/胸椎は丸める
見た目より“動ける体勢”を優先
この3点を意識するだけでも、ショットの安定感は変わってくるはずです。
次回の練習では、ぜひスマホでアドレスを撮って、 この重心ラインが取れているか
をチェックしてみてください!
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