saa
2007年03月16日
XML

11

カテゴリ: カテゴリ未分類
僕そ莉那はスライムなどを倒したりしてログオフストーンの入手を試みたが
20体を超えても入手できないので町から少し離れたところに探査に出かけることにした。
町より北上していくと切り立った山脈が見えてきた。
山脈方向の道は街道となっていた。
いくらほど進んだだろうか?道のりはあまり危険ではなくスライムや小型のねずみなどのモンスターしか現れなかった。
山脈のふもとの付近を探査していると山の南側に位置するところにあからさまに怪しい神殿のようなものを見つけた。
「ここ…あからさまに何かありそうだわ」
莉那が言った。
「入ってみよ」


神殿の中は一定間隔に燭台が備え付けてあり明かりに困ることは無かった。
RPGでは王道な動く骸骨や甲冑は出てこないようで安心して歩いていると
何かに足をつかまれた
「ふぇっ」
僕は情けない声を上げる
足元を見ると骨のように痩せこけた色の白い手・・・いや骨だ。
あわてて腰から刀を抜いて手を切り払うが体と手で別々に動き出した。
莉那は驚いて腰を抜かしているようだ。
絶体絶命
僕は莉那をかばいながら骸骨野朗に切りかかった。
しかし刀はむなしく弾かれた。

「ふぅ、危なかったわ」
これも王道である。骨やゾンビには回復魔法でダメージを与えられるって奴だ。莉那もそれを心得ていたらしく間一髪で詠唱を終えたのであった。
骸骨野朗は消えてなくなっていたがその残骸のあるべきところに
銀色の硬貨が散らばっていた。
それを莉那と分けると皮袋に入れ奥に進んだ。




奴等の知能はあまり高くないらしく気づかれずに木造の建物につくことができた。表口にはミノタウロスが二体槍を携えて待ち構えているので
裏口を探してみる。
案の定裏口を見つけた俺は零を手ごろな機につなぐと頭をなでてやりてこっそりと中に入った。
中は場にそぐわぬ西洋風のダブルベットやソファー、クローゼットなど明らかにココらへんのものではない、
そしてあえて言うとどこかの城のお姫様の部屋のような印象を受けた。
ベットの上をよく見るとふかふかの掛け布団の下に安らかな寝息を立てている少女いた。
と、そのとき
見張りのミノタウロスの一人が見回りに来たらしくドアをあけ入ってきた。
俺を見つけたミノタウロスは槍をこちらに向けてつっこんできた。
俺はなんとか杖で受け流すと杖の頭でミノタウロスの後頭部を叩いたが痛がるそぶりもなく槍を振り回してきた。
すると
「やめなさいッ!」
と、多少上ずった感じの少女の声が聞こえた。
ミノタウロスはうろたえた感じで手を止めた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
TWITTER

最終更新日  2012年04月16日 18時05分03秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ハヤト881062

ハヤト881062

お気に入りブログ

Bear-Hand くま66さん
やまさんのお部屋(… yama1848さん
ゲーム情報局 无限放光的星グチョンさん

コメント新着

ラグナロク@ Re: 早く続きが読みたぃデス
ラグナロク@ Re: 現代なのに職業が「武士」ってとこがぃぃ…
ROVA @ こんにちはー 体調不良のROVAです(;´Д`A ``` お薬…
怪しい自動車屋の妻 @ Re:ガンプラ(07/10) なんだ、すれちがいだ 無線の試験がんば…
怪しい自動車屋の妻 @ Re:ぁぁぁすみません(03/08) げんきかの。 おべんきょ、がんばれ。 …

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: