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8月の終わり、残業をした。本来なら残業手当をもらって、順当なのであるが、貧しい財政。1.25倍の賃金が出せないと言うことで、今日、その残業時間を早退することになった。別にいいんだけどなぁと思ったりもしたのだが、不幸なことに、だるかったので、遠慮なく帰ることにした。帰宅後、昼寝した。おかげさまで、ちょっと元気復活。夕食を食べていると、妹から電話がかかってくる。「今日、ジャす○で買った鮭、なんともなかった??」「なんともないよ?今食べてるけど??」「実は鮭のお腹のところにね、口があって歯が生えてるねん。」「?????」聞いているだけではぜんぜん何のことかわからない。実際見るとこんな感じ。うゎ、気持ち悪!!と言うわけで、ジャす○に調査依頼。何者かを突き止めてまた連絡をくれるらしい。はい、一家総出で店に行くのに、着いて行った。ぞろぞろと、サービスカウンターに。びっくりされただろうなぁ。ついでに、秋パジャマと抱き枕を購入。ちょっと、楽しかった。コレも、早退して、お昼寝して体力を回復していたからこそ、出来たお楽しみ。早速、枕を抱っこして寝てこよう。
2008年09月30日
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PC、退場。だって、またもや、モニター故障だよ。まだ1ヶ月ちょっとしかたってない気がするけど??だいじょうぶかよ、ゲーとウえイ。はははは。退場と言えば中山氏退場。あの人、お馬鹿さん?っつうか、あの人はいいよ。あの方の奥方、彼女がかわいそうだ。彼女の評価まで、微妙なものになるだろうに。・・・気の毒なりよ。いや、別にあの方の支持者でもなんでもないけど。日教組がはびこると、大阪みたいになるよ?・・・日教組がそれだけ大阪に影響を及ぼしていたとは知らなかった。勉強になったよ、中山さん。
2008年09月29日
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キサラギ やっと見たのである。小出恵介青年の役者振りを見た気がする。ルーキーズの御子柴と、ぜんぜん違うぞ!あの、純真な野球少年を演じていたとは思えないぞ。それはさておき、キサラギである。自殺したアイドルの一周忌に集まったファン5人。彼らの繰り広げるドラマなのであるが、意外な展開を繰り返し、彼女の死の真相に迫るのである。自殺?他殺??犯人は5人の中にいるの??ドキドキなのである。キサラギのヒロインは、間違いなく如月ミキなのである。この彼女、アイドルなのだが、イマイチなはじけっぷり。B級もしくはC級・・・D級かもしれない、なんて評価もあったり。確かに、私の理解の域はキッパリ超えていて、彼女に入れ込むのは無理なのであるが。しかし、なにやら、彼女のファンの彼ら(彼?)に、親近感を感じるのは、パルケキャラに肩入れしまくってる私自身とかぶる気がするからだろうか。わかる、わかるよ、君らの気持ち!!みたいな。兎にも角にも、面白かったのである。もう一度見るべしと思っている。それにつけても、最後に出てきたおっさん、気になるなぁ・・・。
2008年09月27日
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パルケの旅は、貧乏旅行一歩手前だった。泊まる所はリッチなホテルだったのだが、さすがに食事をそこでいただくとエライ目にあってしまうというわけで、外に食べに行くことにする。・・・と気軽に言ってみたものの、何もないのである。車のない私たち、バス道の付近にある店に、バスのあるうちに行かねばならないのである。で、たどり着いたのは、ジャ○○の中にある食堂街。食堂街といっても5件ほど。そこで何を食べようかと悩み中の出来事。とても気になるものを発見。中華屋のサンプルに目が釘付け。写真を撮りたい衝動に駆られたのだが、撮れなかった。そう、目の前にあったのは、「から揚げ」なのだが、付けあわせが、バナナなのである。バナナである。キャベツやトマトではなく、キッパリバナナ。え~~~~!?と思っているところにおばあちゃんが現れる。「うちのラーメンは信州から来てるから美味しいよ」聞いていないのに、いろいろ語りだす。思い切って聞いてみた。「から揚げの付け合せにバナナが定番なんですか?」「いやいや、バナナなんか載ってない。」「え??」載ってるし、ほら。「いやいや、これな、あるもののせてるねん。そのときにあるものな。中華丼のイカかて、ないときは入れへんし。」・・・・オイオイ。向こうにあったファミレスみたいなところに行こうかということにして、おばあちゃんから逃げようとしたのだが、「向こうの本店に行ったら、違うメニューがあるから」その中華屋の本店がファミレス(もどき)らしい。妹がさらに逃れるべく、「天丼が食べたいし」と言う。すっぽんばーちゃん、「普通の天丼は天ぷらが載ってて身体に悪い、うちのはフライやから問題ない。」問題大有りですがな。しかし、もう負けてしまいました。本店で、中華屋のメニューを注文しました。味の事は聞かないで下さいな感じ。楽しいキモチにはなれました。ハイ。
2008年09月26日
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私の幼少期のアイドルというか、ヒーロー、王貞治。王選手のことはとても好きだった。巨人ファンでもなければ、野球ファンでもない私なのだが、王選手だけは別格。かっこよすぎる!王選手がホームラン記録を打ち立てた時、ひたすらうれしかったし、感動した。引退した時は、何でやねなキモチで一杯になり、監督の王さんをないがしろにした巨人のことは、心底憎たらしいと思ったし。監督になった王さんは、やっぱりかっこよかったし。WBCの時なんざ、号泣号泣で。男の中の男だぞ、なんて、感涙していたのは、ついこの間のよう。王さん、お願いだから、いつまでも元気でいてね。身体をまず大事にしてね。いつまでも私のヒーローでいて下さいなのです。
2008年09月25日
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駄美術ギャラリー / 現代二等兵 著駄菓子、大好きである。もちろん上等のお菓子も大好きだけど、駄菓子にはとてつもない魅力がある。あの身体に悪いに違いない気配、ノスタルジックな風情・・・・・心惹かれる存在なのである。で、駄美術である。聞いたことのない言葉であるが、駄菓子があるのだから、駄美術があっても、問題はないのである。鼻から何か飛び出そうな気配を感じつつ眺める。読書と言うより、鑑賞。脱力系である。こけしの顔のついたダンベルとか、マンガにありがちな顔の能面とか。果ては、柱に時計が付いている「柱時計」とか、言葉で書いてしまえばなんてことのないシロモノだが、ナマで見るとやはり、面白いのである。褒め称える言葉が、あまり巧く出てこないのである。百聞は一見にしかずなのである。ぜひ、彼らのHPで、楽しんでください。
2008年09月25日
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パルケのパレード、とても楽しいのである。現在のパレードで3代目である。以前より、規模が小さくなっているのだが、それでも楽しいのである。パルケのパレードは、キャストとお客さんが一緒に楽しめる、そういったコンセプト。だから、ダンサーの人たちもフレンドリー。子どもに微笑みかけてくれる、「オラ!(こんにちわ)」なんて挨拶もうれしいし。飽きさせない、退屈させない。何度見ても、同じパレードはない。うっかり、子どもに戻ってしまう、とても危険なパレードである。スペインがテーマのフロートが、連なるのだが、スペインアートのフロートもあるのだ。そして、ダリが乗っかってるのだが、ダリが、オトコマエなのである。↑ 1日目のダリ。↑ 2日目のダリ。前のダリは、もっとおじさんだった。ウム、派手なり、ダリ。あのオッちゃん、誰?という、孫の問いかけに、「ダリや、ダリ」と叫んでいたワシ。ダリであってるよね??私のダーリン、やっぱりステキでした。ぽっ
2008年09月24日
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孫たちの運動会が土曜日、月曜日振り替え休日、火曜日秋分の日、ええ感じで私も休み!日曜日、仕事が終わってから、猛ダッシュで鳥羽へ。そら、もう、アホの所業としか思えんってな感じ。まず、日曜日から振り返る。この日曜日、朝っぱらから大雨洪水警報の出るような日曜日。徒歩で仕事に出かけるため、いつもより、40分早く出る。最初は小降りだった雨、次第に強くなってくる。職場まで後5分、ってなところで、もう、土砂降り状態。バケツをひっくり返したような雨状態。笑うしかない。靴はぐちょぐちょ、服もべったり。尻ポケットも薄っすら湿気っぽい。そんな雨が降ったり止んだりの一日。たまに晴れ間が覗いたりしたので、期待もしたのだが、風邪引くかも知れんぞ、ワシ、などと思いつつ一日働く。早引けさせてもらうために、ガシガシ仕事をこなし、15分前に猛ダッシュで、駅に走る。雨が降っているあたり、ちょっと運がない。近鉄に乗って鳥羽を目指すのだが、この電車がなんと、満席。およ~~!?初めて乗ったぞ、こんなに混雑してる近鉄特急!うっかり買った夕食、なんと「ひやしかきあげうどん」。汁を飛ばさんと食べるのに、必死。食べた気せーへんがな。ってな電車で、たどり着いた鳥羽。温泉に入って、寝るだけの一日目。何のためにこんな苦労をして鳥羽を目指したかと言うと、やはり、まるまる、パルケを楽しむため!らりほ~~~!疲れたときにはパルケですとも!熊殺しと背面に書いたTシャツが目の前にあり、とても気になった。もうひとつ、90年花博グッズを2つも見たのだ。ひとつははなずきんバッグ、オジサマが持っていた。もうひとつは、少年の帽子についているはなずきんバッチ。なぜ、今頃はなずきん。ちょっと、欲しい。
2008年09月23日
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今日、通勤途上、自転車を爽快に駆っていたところ、突如、目に飛び込むものアリ。痛い!相当痛いので自転車を止める。そして、目のなかの異物を除去する。掴み取ったそれは、カメムシ。キッパリカメムシ。しかし、哀れなヤツ、臭気を吐く前に絶命したらしい。気の毒だなぁと思いつつ、投げ捨てて、先を急ぐ。職場に着いて目薬を点す。本日多忙につきしばらく、忘れていたのだが、帰宅した後、やはり、痛い。傷にはなっていないようだが、痛い。命がけで飛び込んだカメムシのことを思えば、コレくらいの思い、耐えてやらねば、なるまい。・・・などと言ってやれるほど、心の広い人物であるはずがない。帰って、母に言われた。普通、目を閉じてかわすんじゃないの?・・・ワシは、いつでも全力フルスイングなのだ。だから目玉もいつも全開だ!瞬きなんてしてられないぞ!ドライアイなんて、なんのそのだ!・・・人の話を聞かない、現場の状況判断ができない、そんな、彼女の尻を拭きつづけた一週間が終わった!ブラボー!明日、仕事が終わったら、旅に出る!旅に出るぞ!?・・・しんどいなぁ・・・。
2008年09月20日
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この4月から、母がファミリーサポートを始めた。仕事で忙しいお母さんに代わって、子ども見ている、そんな内容。朝、その子はやって来て、幼稚園へ送って行き、昼、迎えに行き、夕方、もしくは夜まで、我が家にいる。その子が、まぁ、コレでもかってなくらい、我が強い。絶対譲らないのである。イヤイヤ、ここ、あなたの家じゃないから。5歳のお子様に言っても無理だから言わないけど。それはまぁ置いといて、なんともつらいのは彼の見る「教育テレビ」である。いわゆる、子ども向けの番組。大嫌いなのである。子どもが大人ぶってしゃべってるのも気に入らないし、いい大人が、子どもにいいように遊ばれているのも気に入らない。朝、8時に来られたりした日にゃ、にほんごであそぼに始まり、いないいないばぁっ、クレイアニメ、おかあさんといっしょ・・・・・吐きそうである。にほんごは、日本語のうつくしさ、おもしろさを言いたいのだろうが、その意味を理解しないのに、どうしてウツクシさがわかるのか謎だし、リズムの面白さを言うだけなら、「日本語」にこだわる必要はない。「寿限無」をただ、一気に唱える、そのことが面白いのなら、きっぱり、番組の趣旨を変えるべきだ。見ていて不愉快なのだ。例えは悪いが、「憲法を守れ」って叫んでる人に、「何で、守ろうって思うの?」って聞いたら、「さぁ」とか、「国の基本法だから」みたいな答えをされる、それくらいの不愉快さ。いないいないばぁっ、も嫌い。おねぇさん(小学生)、わんわん(でかい犬のぬいぐるみ)、変な花柄の耳の生き物のぬいぐるみ。この三人(?)による番組。気色悪いのは、おねぇさん。小学生だろうに、言動は幼稚園児以下。脚本があり、赤ちゃん向けの番組なのであるから仕方ないと思うのだが、どうにもいただけないのである。私は朝に弱い。寝起きが悪いのだ。キッパリ、朝は機嫌が悪いのだ。そんな時間に嫌いな番組二本立て攻撃を喰らうのである。さすがにつらいのである。夕方になると、これまた、教育テレビの時間である。がまんできるのは、忍玉乱太郎くらいまでである。天才てれびくんMAXなど、我慢の限界を超えている。小生意気で自己主張ばかり強いお子様タレント、我こそは!という気概ばかりが全面にでて、とても不愉快。どこが面白いのか、まったくわからないし、コレを見て、誰が何を得るのか?どういった教育的配慮があって教育テレビで放送するのか?ぜひともお教えいただきたいものである。こんな番組を作るために税金を投入して、さらに受信料まで取ろうというのだから、あつかましいにもほどがあるわっ!とは言え、毎日見るくらいなのだから、子どもは好きなんだろうか。あんな馬鹿番組を見るくらいなら大人でいいや、私。キッパリ言ってしまうと、コレはずばり、八つ当たり。朝は仕方ないとしても、仕事が終わってから、夕方、自分の思うように動けないのがつらいのである。食事の支度をするわけにもいかないとなると、必然、つまらない夕食になる。食べることに生きがいを燃やす私としては、仕事の疲れを癒す時間がないのである。3月まで後半年、苦痛である。たかだか、数百円、侮るなかれ数百円なのだが、この数百円は、決して、対価としては正当ではない。まさしく、ボランティア・・・だな。
2008年09月19日
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友人とお食事会でもなんて、約束をしたのは、8月半ばの出来事。私の都合が悪くて、9月に入ったら、連絡するね、なんていい加減なことを言ってた私。忘れていたわけじゃないけど、多忙にかまけて、今日まで、放って置いた。今日も、3年も勤めてて、そんなことも知らないと言うのか!?なんてことを2件ほど乗り越えて、お昼、メールした。夕方、来た返事。かなりショッキングな内容。彼女のお母さんが、先月末に倒れ、意識の戻らないまま。そして、彼女と彼女のいとこたちが、面倒を見ていた、伯母さまが、急に他界されたところ。憔悴しきった彼女に、なんとも、間抜けなメール。どうにも、タイミングが悪い。ごめんね。彼女のお母さん、毎朝、門まで彼女を見送っていたらしい。「いつ会えなくなるかわからない」なんて言って。切ない思いで、その話を聞いたし、彼女もそのお母さんの思いが、わからないわけじゃないが、つらいと。なんともつらいな。イチロー、かっこいいぞ。農水相、お前が、事故米食え!毎日食べて、安全を身をもって示すがいい!と思った。
2008年09月18日
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昨日の出来事。帰宅しようとする私を追って同僚Aがやってきた。「今朝はすみませんでした、パニックになっちゃってわたし・・・」いやいや、いいよいいよ、そうなることも想定済みだったし、確かに、一瞬不快だったけどね・・・兎にも角にも、彼女が、謝罪するなんてこと、めったにない。驚いたなぁ、なんて思っていると、ふと気が遠くなる。腰が砕けるような気がする。一瞬の出来事で、しばらくすると復活。すぐに忘れて、自転車に乗る。帰宅し、ぼんやりしていると、どうやら、腰の辺りが痛い。立てないのだ。しかし、しばらくすると、何事もなかったかのようになる。だけど、またしばらくすると腰が痛い。ってなことを繰り返し、現在に至る。今日の夕食が刺激的だった。先に言っておく。まずさ、絶好調である。吐くかも知れない、そんな予感すらする。メニューの名前は、「鯖の竜田揚げ(冷凍焼け風味)薄味みぞれ煮」。胃の中に入ってなお、くさい気がする。母が、もったいながりなので、冷蔵庫で3日保存した後の鯖の竜田揚げをさらに冷凍保存して数ヶ月。そのまま解凍して食べようとしたが、まずくて食べられなかったので、ひと手間加えて、みぞれ煮にしたわけである。母の苦労に報いようと食べたのだが、キッパリ、気持ち悪い。寝なければなるまい。今日は、レシピ本を3冊眺めたのだが、どうも、納得いかない。ほんまか!?みたいな、こともあったり。作ってみないと、納得できないな。
2008年09月17日
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夕食メニューに並んだもの、昨日の残り物、さらに一昨日の残り物。さすがに、がっかり。食事が楽しくないのはよろしくないと言うわけで、急遽、もう一品。こんにゃくがたくさんあったので、こんにゃくステーキを作るべし!こんにゃくは塩茹で3分。格子の切り目を入れ、バターとサラダ油で焼く。ソースはしょうゆ大匙1、みりん大匙1、酒大匙1。にんにく(チューブ)をひとひねり。コレを3分の1くらいにまで煮詰める。・・・うまくない。こんにゃくの臭みが残っているのは、こんにゃくが安物だからだろうか?そしてソースをかけて食べても、うまくない。むうう。薄く切って、もっとしっかり焼くとうまかったのだろうか?がっかりである。こんにゃくステーキ、期待はずれであった。仕事も嫌な事があったし。さすがに、当事者が気がついて、謝罪してきたけど、どっと疲れてしまったもんなぁ・・・。いい加減、気がつけよなぁ・・・。
2008年09月16日
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人食い鬼モーリス / 松尾由美 著 なんと言っても装丁が美しい。表紙だけでなく、見開き、目次、本文。いたるところが美しいのである。うっとりするのだが、読んだことのない松尾由美作品、恋愛小説のイメージがある作者(読んだことないくせに)。手に取るまで、少し時間がかかった。ティーンズ向けを意識してか、文体は軽妙、テンポもいい。台詞回しは若干、大人向け?だけど、その台詞にいちいち、受けてみたりと、楽しいのである。が、タイトルにもあるように「人くい鬼」なのである。人を食っちゃうのだが、「生きてる人」でなく、「死んで間もない人」の魂を食っちゃうのである。もちろん、自ら手を下すことはない。死んでいればいいってもんでもなく、やはり、怖いし不気味なのである。当然、主人公も怖いし、びっくりする。だけど、「彼(?)」と接するうち、何かが変わる。そもそも、主人公の彼女は女子高校生で、10歳の少女の家庭教師(話し相手)として、避暑地へバイトへやってくる。家庭教師とは名ばかり、実のところは少女が隠している「人くい鬼」の情報共有者、いざと言う時の協力者。当然、彼女は動揺し、拒否したい気持ちになるのだが、事件が起き、それを許さなかった。人くい鬼が死んだ人を食っちゃうことに疑問を持たない少女。「死んじゃってるんだし」そのことに違和感を感じ、少女に説こうとするのだが、通じない。背景にあるのは、彼女の生い立ち。さらには、彼女の母、祖父の生い立ちまでさかのぼる。「死」の概念、残されたものの感じる「死」とはあまりにもかけ離れている。 事件の2件目は、なんと、殺人事件が起きるのだが、主人公たちは、殺人を犯した人がいて、その死体を「人くい鬼」がいただいちゃったと思いこむ。しかし、行動するうちに、果たしてそうだろうか?もしかして、「人くい」じゃなくて「人食い」、死んだ人を作るために、殺してしまったのではないだろうか?そんな疑念さえ湧いてくる。ってなドキドキ感で、後半は一気に読んでしまった。オトナの事情とかそういったものも、見え隠れするのだが、それは、ティーンズ向けなので、ドロドロの部分はなくても、よろしい、なのである。ファンタジーでもあり、ミステリーでもあり。哲学的でもあり、コミカルでもあり。松尾由美入門書としてはナイスな一冊であった。次に進むかどうかは謎であるが。
2008年09月14日
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MISSING 本多孝好 著2008年度kammakiのナンバーワンヒット「正義のミカタ」の著者のデビュー作を含む短編集。正義のミカタが面白かったので、もう一冊読んでみた。何かを失う、誰かが死ぬ、いなくなる、そんな展開のストーリーの連続技に、ノックダウンされてしまい、読破できなかった。悪くない、面白くないわけでないのだが、つらくて進めなかったのである。で、今回は再挑戦。「MISSING」5編からなる短編集なのだが、これまた、同じく、喪失てんこ盛り。だが、今回はその哀しみのなか、温かいものを感じた。それに救われたのである。2000年のこのミス10位になった作品も含まれている。ミステリー??ミステリーと言うか、ファンタジーだろうか。魔法やらなにやらを使わなくてもファンタジーは書ける、そんな作家だと感じた。もう一度正義のミカタを読んだら、感じ方が違うだろうか?再読したい気持ちになってしまったのである。隊長の日記で見た読書メーター、私も登録してみた。こんなことなら、もっとまめに記録つけておけばよかったよぉ!
2008年09月13日
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ドミノ 恩田陸著太陽の塔 森見登美彦両方とも読んだことがあるのだが、本屋で呼ばれたので、再読。前回は図書館の本で、どうにも怪しげなメンテの施された形跡とえもいわれぬ芳香とに悩まされたので、今回は、清清しく新品の文庫本で楽しむことに。▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△「ドミノ」些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!だそうである。まさしく、パニックの連続。大きな仕事、やっと決まるぜ!!と思った瞬間、天候不良で雲行きが怪しくなる・・・天候不良??ちょっとやそっとの不良じゃない、電車が止まっちゃうくらいの不良。そんなことが何で、今日なの?みたいな不幸。また、北の国から、初めてのオフ会に出てくるおじいちゃん、お土産の袋が、過激派の袋と入れ替わっちゃって、そしてさらに、柔道OLの袋と入れ替わってしまって、さぁ大変。などなど、いろいろな出来事が、まさしく、ドミノ倒しのごとく起きてゆく。息もつかせぬ展開、ってのはこのことかっ!?みたいな勢いで話が進む。恩田作品、「夜のピクニック」もなかなかしおりを挟めなかったのだが、コレは、キッパリ、挟まなかった。しおりいらずの一気読み状態。2度目も美味しいドミノでござった。「太陽の塔」コレは、2度読むほどのことはなかろう、と思っていた。と言うか、コレ以後、森見作品、読破できた試し無しなのだ・・・。それなのに、なぜ、コレを買うのだ?多分、太陽の塔が悪いのだ。20世紀少年も太陽の塔が登場したところで終わったし。表紙の太陽の塔は、まさしく太陽の塔だったので、ついうっかり、手にとってしまったのだ。手に取ったが最後、置けないのである。「アナタのおうちに連れてって」みたいに訴えかけてくるのである。負けた。買ってしまった。早速、読み始めると、やはり、妙である。妄想と自己愛の権化みたいな主人公の言動の一つ一つが、ナイスなのである。京大生がステキな生き物のように感じるのである。いや、あんな京大生がいるとは思わないが。実は、私の大学時代の後輩(歳は一緒なのだが)と同じタイプなのである。主人公の一挙手一投足が、彼とだぶるのである。おかしくておかしくて。彼は今、人の子の親になっているらしい。あの頃の自分を振り返る時があるのだろうか?まだ、途中だが、コレは読めそうな気がする。他の森見作品と何がどう違うのだろうか?他のもまた挑戦してみようかな。
2008年09月12日
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昨日、えりももさんとおでかけ。東寺へ行きたいなぁとぼんやり思っていたのを、えりももさんに以前主張していたので、今回、お付き合いいただくことに。東寺、弘法大師空海の寺である。もちろん、世界遺産なのである。世界遺産だからというわけではないだろうが、仏様は皆、扉の向こう。七福神のうちの三神が、合体した神様がいるのだがもちろん扉の向こう。500円を払ってはいるエリアにある、講堂、金堂、五重塔。金堂には薬師如来と日光月光菩薩。日光月光は、とんでもなく美しかった。足元にまで寄ると、目線が降りてくるのだが、その目配りの美しいこと。惚れ惚れとしてしまう。講堂に展開するのは、曼荼羅世界、仏像で、表現しているのである。絵で曼荼羅世界を表現と言うのはよくあるのだが、仏像で表現しているのは初めて見た。正直に言ってしまおう。若干がっかりなのである。そりゃ、何年もかけて作るのだから、仏像の制作年代が異なるのは当然で、作風が変わるのも必然なのかもしれないが、そこにもこだわって欲しいなぁと思うわけで。怖いかなぁと楽しみにしてたんだけど、意外と普通。圧巻と言うこともなく。三十三間堂の方が迫力があって、好きかなぁ・・・。いや、弘法大師に意見するのは何十億年早いわな。多分、東寺側の問題が多分にあるなぁと思うのだ。きっぱり、くさいのである。ホコリくさいのだ。湿気もあるので、鼻が曲がるのだ。お身拭いをして差し上げたいものである。見るからに誇りが積もっている仏様・・・、ちょっと悲しい。東寺の職員さんも、ちょっとなぁって感じ。自民党総裁選のことが気になるらしく、ガードマンオジサンと、ずっと語り合っている。お客がいるんだけどね。でも、東寺の仏様たちは、私のハートにぐぐっと来たのである。また会いに行こうかなと思っております。↑↑五重塔に潜んでいる餓鬼。都屋栗餅をほおばりつつ、京都駅へ戻る。栗は半身入っているのだがウマウマでござった。茶団子をお土産に買ったのだが、これまたウマウマであった。京都駅構内のとあるイタリアンカフェの店内・・・・ずいぶん待った挙句に通された席はココ。ココは先ほどから空席だったと思うのは気のせい??1000円のランチ。長いこと待たされたけど、長いことおしゃべりさせてもらったし、帳消しかな。オリーブオイルが割りとふんだんに使ってあったので、腸の弱い人には過酷かな??と予想したのだが、まさしく、予想通り。トイレに住みたい気分になったのは、それから数時間後の出来事でした。そして、ついうっかり衝動買い。「太陽の塔」 森見登美彦著。表紙の太陽の塔の目線にやられたです。
2008年09月11日
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デトロイト・メタル・シティ漫画原作の映画で、ポップな音楽が大好きなオシャレ青年(?)が、うっかりブラック・メタルバンドのボーカルになってしまってというか、されてしまってというか・・・。そんな彼の波乱万丈な青春ストーリー・・・・青春??あまりにも気の毒である。キノコちゃんみたいな頭をした、いかにもボンボン風の優しい青年がなぜ、ま逆な世界に引きずり込まれたのか??まさしく運命のいたずらってヤツだろうなぁ。「NO MUSIC NO DREAM」その言葉が運命の歯車をまわす。正直、面白いけど、それほど感動とか、見てよかったなぁと思わないだろうと始まってすぐに思った。ゴメンよ、松山君。笑って終わりだろうけど、許してね、ってなキモチで見始めたのだ。彼の望むステキな世界があまりにも珍妙だし、デスレコードの社長は怖いし。怖いって、半端じゃない怖さだよ。松雪さん、あの美しい顔をギトギトに化粧して、ピチピチのミニスカに編みタイツ、タバコの火を自分の舌やら、人の頭で消したりするし、暴れまくるし、叫ぶし。ヨハネ・クラウザー2世など、足元にも及ばぬわっ!みたいな怖さ。正直に言っちゃおう。あの松雪さんは一見の価値アリである。ちょっと狂気じみているが、立派なドリーマーなのである。言ってることは微妙にずれているけど、熱いのである。いいぞ、社長!キミの夢の手伝いは出来ないが、応援しているよ、そう思いつつ、うっかり、ジーンと来てしまったのである。イヤイヤ、松山君のことを語らねばなるまい。うっかり、松雪さんに気を取られてしまった。実は、オトコマエ松山君の真骨頂を見たことがないのである。何故か、いつ見ても、松山君、変なのである。ドラマ「セクシーボイス & ロボ」のロボも変な青年だったし・・・。DMCのクラウザーさんはもちろんクラウザーさんだから、マッドな感じだし。「殺害するゾーーー」なんて叫ぶ人に、普通な人はいないですよ。素の崇一青年は、キノコ頭がオシャレだと思ってるし。あまりにも珍妙なポップミュージックを腰をフリフリ歌ってるし。内股で走るし、変なことばっか言ってるし。いわゆる体育会系男子ではないし、気色悪いし、よくもまぁ、ここまで演じることが出来るのなぁ・・・と、感動。どちらも演じることが出来るのは松山ケンイチだからこそなんだろうと、妙に感動した。結局のところ、なんだかんだ言いながら、爽快なキモチで映画を見終えたのである。スッキリした。崇一にはひよこパンツの相川さんがお似合いなのである。シアワセになって欲しいぞ、崇一くん。ところで、淡路島が地図で表示されるのだが、大阪湾を埋め尽くさんばかりの大きさで書かれていた。それはそれは、ビックな淡路島。そのいい加減さもナイス!クラウザーさんに魂を抜かれてしまったので、ポニョは見ずに帰宅。・・・見られないかもしれないな。
2008年09月10日
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今日は映画の日にしようと決意。地元映画館、会員は1000円で見られるという有り難い日。というわけで、気合を入れて、20世紀少年デトロイト・メタル・シティを鑑賞。期せずして、両方原作が漫画。しかも、よくもまぁ、コレを映画にしようなんて思ったね?ってほめたくなるような、あきれちゃうような・・・。兎にも角にも20世紀少年である。私より若干お兄さん、お姉さんの世代の主人公、ケンヂ。ダメダメなお兄さんを唐沢寿明がキャスティングされているのを見て、正直、かっこよすぎるだろう??と思った。しかし、うまいぞ、唐沢!ダメダメぶりを巧く見せつつ、オトコマエなあたりも難なく見せる。ストーリーは怖い。フィクションには違いないのだが、どこかで見た景色だったりする気がするのが、怖いのである。本作は三連作の一章目。プロローグ的な部分も多分にあり、ここに、伏線を一杯張り巡らせてあるんだろうなぁと、容易に感じ取れるのだが、それを、汲み取る余裕はない。ガンガンとストーリーは進み、気になる人がちらちらと動き、気になる台詞を吐く。頭を回転させつつあっという間の2時間半。原作を壊さないように丁寧に作った映画と言う印象。巧いなぁ、堤監督。人をひきつけるのが、本当に巧い。芸達者なキャストあってこその技だとは思うが、ふと気がつくとそこかしこに、気になるものが配置してあったり、思わぬ人の目線がそこにあったり。そして、豪華キャストなんだそうだが、誰が誰だかよくわからないのだ。妹に教えてもらったのだが、知らない人なので、そういった楽しみはなかったが、イメージを壊さないキャスティングだなぁとは感じた。映画の中、気になるのはやはり、太陽の塔、ハットリくん、そしてダリル・ホール。私の幼少の頃、青春の日々の象徴だったりするのである。なにやら、まともな感想が書けないのである。松山くんのは明日。で、今日見るだろう夢のイメージ、きっとこんな感じ。きついなぁ・・・・。
2008年09月09日
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わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています ▼入力項目の下にが出ている項目を再度、選択または入力してください。 わかった・・・。盗み撮りですわ・・・。この言葉を縮めたら、 公序良俗に反する行為になる・・・。聞いたか?橋下くんよ。
2008年09月08日
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朝起きたたたたん♪なんて楽しい気分の朝ではなかったけれど、とりあえず起床。ぼんやり午前中を過ごし、昼から、ためにためた新聞を読む。オリンピックは終わり、福田氏は総理大臣辞めちゃうぜ宣言をするし、橋下くんは、お馬鹿なことばかり言うし。福田さん、嫌いになれないなぁ。「アナタとは違うんです」あの場でよく言えたなぁ。客観的に自分のことが見られるんですなんて斬り返し、すげーぞ、キミ、と思ってしまった。政治家としての彼がどうのこうのは置いといて、どうにも気になる存在である。一方、橋下くんは、嫌いである。存続不可を決めている施設の職員のことを●●してみたりするのはいかがと思うぞ?キミ、まがりなりにも弁護士やろ?●●と言う行為の意味、考えられない?とは言え、該当施設の緊迫感のなさは私も気にはなる。応援頼みだけで、自分たちは何をしているの?表に出て行って、署名でも集めた?私も、署名したけど、それは組合を通じての用紙。直接に話をしたわけじゃない。それと、伊丹空港の件である。ワシら、飛行機に乗ろうと思ったら、伊丹が便利なのだ。関空に行こうと思うと2時間仕事である。一方伊丹だと1時間で行ける。大阪の北部と南部、当然だが北部の方に人が多い。伊丹の利用者が多いのも当然だな。伊丹をつぶして、関空に客を集中させようと言う腹らしいが、そんなことしたら、ワシ飛行機になんて乗らないね。キッパリ、飛行機、ニガテだし、そもそも。なんてコトを新聞を読みつつ思う。ためていた録画映画を見るべしと思ったのだが、母とのテレビ戦争に敗れ、キサラギを30分見たところで、去る。小出青年・・・青年・・・・よくもまぁ、純朴な高校球児を演じたねぇ・・・。ワシ、すっかり君に泣かされたよ・・・。キサラギの小出青年と同一人物とは未だに思えないワシの頭、相当硬いな・・・。 更新しようと思ったら、わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています ▼入力項目の下にが出ている項目を再度、選択または入力してください。なんて出てきた。読み返したけど何が悪いのかわからない。
2008年09月08日
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うっかり、忘れていた丁稚羊羹。見つけてラッキーとばかりに、むきむきして、食べた。「??」タケのにおいがする。羊羹をまいてあったタケやね?それにしても、きついなぁ、におい・・・。賞味期限をふと見ると、なにやら1月も前・・・。食べちゃったよ。先日は、前日の鶏肉の酒蒸しを食べて、食あたり。今日の羊羹、無事に過ごせるだろうか?兎にも角にも、早く寝ておこう。明日から、3連休。松山君を見て、20世紀少年を見て、調子がよければポニョを見て、散髪して。どれだけ、攻略できるか楽しみである。
2008年09月07日
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毎日毎日、何で、次々と・・・?見たいな、日々。人間不信になりそうなことも目一杯。自分より強いと判断した人には下手に出て、弱い自分を演出する一方、自分より後に入った者イコール弱者と判じ、自分勝手に振舞う、気がついていないとでも思っているのか?出勤日を見れば、それは誰もが一目瞭然なのだが。気づかないとでも思っているのなら、とんだお間抜け。とは言え、それを告発するのは私の仕事ではないし、つらい目に遭っている当事者が、声を上げねばならないと思う。援助はするけど、自ら立つ気はない。そもそも、彼女とは極力関わりたくない。妹の家の件も、助けを求めない以上、これ以上はなんともしようがない。ひとまず、仕事に支障のないように、雑念を払うべし、と、がんばって帰宅。目が影響を受けまくって、焦点が合わなくなってきたので、老眼鏡(?)出動。メガネとお外の境目にふらつきつつ帰宅。で、帰宅する私を迎えてくれたのは、ウマウマなものたち。美味しいコーヒーと美味しいお菓子。シアワセな気分で眠れそうです。ありがとう!明日もこのシアワセ気分がつづくといいなぁ・・・。追記・視界は晴れてきました。ストレスが原因なんだなぁ。
2008年09月05日
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IKEAに行ってきた。いや、特に行きたいと希望したわけではないのだが、妹の家の近所に出来たので、いとこの出産祝いを買いがてら行くことにしたのである。妹の新居のことも気になったので。で、IKEAである。チビがいて、自由に見ることができなかったのだが、抜け道はあるが、基本的に一方通行で、抜け道を通っても、出口が遠いってな、あの手口。参った。トイレに行きたいと思ったら、えらい目にあった。標識どおりに行くと、ずいぶん遠いのだが、バックして、階段を登ればすぐ、みたいなこともあったり。商品も品数はそう多いわけでなく、安いが、それしかないってなパターンが多い。それで妥協できればいいが、そうでなければ、大してお役に立つ施設ではないなと言うのが、感想。新居を構えるのに家具がいる、生活雑貨がいる、ってな人には、お役立ちかもしれないが。ただ、IKEAを訪れる人に快適に過ごしてもらおうと言う心意気は買う。そんな私の買い物。ハンガー8本セット。248円。ただし、子ども用サイズなのだ。まぁ、シャツをかけるために欲しいだけだから、よしとしよう。
2008年09月04日
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「復讐プランナー」 あさのあつこ 著 バッテリーでその名をとどろかせ、いまや、大人向けでも人気者のあさのあつこさんのティーンズ向け本。いじめを受けた少年たちの話。あさのあつこ本、いえでででんしゃシリーズしか読んだことがないのである。バッテリーは読めなかった。君が立派なんはもうわかった、ええよ、もう。そんな気持ちになってしまったり、そもそも、表紙イラストがニガテだったり。軽く読めるよというおすすめをいただき、挑戦。感想を一言で言うなら、確かに軽く読める。行間広いし、文字もでかい。ものの30分で読める。で、内容なのだが、いじめを受けた少年がいて、それをかばった友人が、これまたいじめられる。そのいじめの手口の陰湿さ、巧妙さの書き方の巧みなこと。あさのあつこ、ブラボーなのである。吐き気を催すほどなのである。で、それと立ち向かうきっかけとなるのが、先輩の存在。その先輩もまた、その先輩からあることを引き継いでいて・・・。結末を書くのは反則かと思うので黙っておくが光明は見えるが、と言うところで終わっている。「え?」って感じ。いじめる側にも事情がある、みたいなことも匂わせたり。決して、スッキリしたエンディングではないのだが。読後感は悪くない。いじめに対してだけじゃない、あさのさんの書かれた「対応策」はすべてのことに通じるのではないだろうか。生きていく上で、ここだけは譲れない、どうすれば実現できるのか?そんなことを考えることって、大事だけど、改めて書くことってないよなぁと。「復讐」というスリリングな中味を期待してたので、ストーリー的にはもっと深いところも読みたい気がしたが、まぁ、悪くなかったかな。14歳の世渡り術と言うシリーズの一冊なのだが、ここのHPがまたふるっている。どうしても大人になってしまう14歳と、うっかり大人になってしまった元14歳を対象にしているらしい。私は当然後者なのであるが、大人になってしまったかどうかは謎。8月5日から更新されていないのだが、その記事(うらない?)のいい加減なこと。こんな、お茶目な占い、好きだな、私。ちなみに6月は占いがなかったようです。「占うに値しない月だった」そうです。意味不明。そして、表紙にはメガネ君がいる。このメガネ君が、かっこいいんだ!!キミ、ホンマに中学生か!?見たいな、かっこよさ。メガネ君ブラボーなのである。ちなみに、メガネ君、今年は「5年3組リョウタ組」と「正義のミカタ」のメガネ君が鉄壁である。
2008年09月03日
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昨日の予定、散髪に行って、松山ケンイチ君ムービーを見て、ケーキを買って帰って、読書してゆっくり過ごす、なんて、予定だったのだ。優雅な休日から一転したのは、妹からの電話。「家、契約した。」ってな内容。夜中の12時過ぎまで営業が粘ったのもあって、契約をしたとのこと。そんな尋常じゃない状況でした契約なんて無効だろ?強引な業者に負けてはならじ!と決起した母に付き合い、住宅公園へ。いい家、いい土地ならまだしも、いかにも、売れてませんな気配ぷんぷんの家。10年前、そこに行ったことがあるのだが、何もない、開発途上の土地で、某大学のキャンパスしかない、そんな町だった。今は、住宅がポチポチと建っているらしいが、評判はよろしくない。そして我が家からは、とても遠い。母はもちろん反対。で、もっといいのを見つけるべしと、住宅公園なのである。が、キッパリ、徒労。無駄な一日を過ごした。正直私はどうでもいい。妹夫婦がよいと思って決めたのなら、かまわない。母は寂しいだろうが、仕方のないことである。が、腹が立ったのは、妹の夫の言い草である。妹は、もっと違う場所を希望したらしい。そりゃそうだ、赤字財政で有名な町に誰が行きたいものか。同じような価格でもっと、いい家がいくらでもある。それを拒否する、妹オット。「○○家の嫁に来た以上、kammakiとは、距離を置いたところに住む」はぁぁぁ??我が家の近所にすまれちゃ迷惑は、こちらの言い分だろ?面倒かけるのは、どっちだ?許しがたいのは、「○○家の嫁」。誰が嫁じゃ!?妹はあんたの家と結婚したわけじゃない!しかも、あんたの家はそんなに立派か?あんたの家、資産家なのか??遺産は全部、あんたらのもんか?嫁だと思うのなら、妹をもっと守ってやれよ。傷つけることばかりして、何が嫁じゃ!オットとしての役割も果たさず、何が、夫婦じゃ!母がニガテ?ニガテだと思う理由、胸に手を当てて、じっくり考えてみろよ!今度、逢う時、楽しみにしているがいい。とびっきりのスマイルと、最高のイヤミをくれてやる。震え上がるがいい。昨日は眠れなかった。3時半、汗まみれになり、一度、起きて、お茶を一服。それで落ち着いて寝た。今日は、早く寝る。
2008年09月02日
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