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前回の続きのハナシであるが、今から20年以上前のことですが、小林駿風先生と何回か、竹取にの時にご一緒させて頂きました。秋口に私の車で山手を走り、助手席の方に先生が座って遠くの景色を眺められ、竹藪を見つけるとあれは、孟宗竹、あれは破竹と、遙か彼方の竹藪を見分けられる。私も、何回もそのコツを少し覚えた?のですが、真竹は葉っぱが濃い緑なので遠くから眺めるとがさがさとあれた感じの藪に見えるようである。漠然とした言い方であるが、何回か経験すると、感覚的に覚えるようである。ま、手に触れる近くの場合には、書籍などの見分け方の知識が有れば破竹と間違うことも少ないと思う。で、真竹を見つけると近くに行き、地番が堅いかどうか調べるのである。地盤が肥沃で柔らかいと根が伸びていていい掘らなくても、尺八に向いたゴロ根は無いそうである。どちらかというと岩場のような固い地盤立ちしっかりした根に育っているそうであるが、掘り出すには労力がいる。さて、藪を見つけると今度はその藪の持ち主を捜すことになる。その後その道主と交渉して、切り出したときに1本いくらと言ったハナシをして、冬場2月頃に竹取に行くのである(専門書などでは2月頃では新芽を出すために栄養をためているそうで、虫を付かないために冬場に竹取するには少し時期としては遅い気がするのだが・・・・)ある冬、私の来るまで北摂の山奥に竹取に出かけました。秋に調べて置いた竹藪めざし細い山道を走り藪の近くに駐車して、2人で藪の中に入り竹を採ります。朝から夕方まで作業して私は確か10本程度を採りましたね。先生は倍近くだったと思います。さた、それを集めて車に積み込み帰路についたのですが、途中、急逆道にさしかかったところで、車が上れなくなったしまいました。冬の山道のことで山道がアイスバーンに成っていたのです。悪戦苦闘、途中で竹を全部おろしても、タイヤがスリップして坂を上れないのです。結局、応援を呼ぶことにしたのですが、昔は今のように携帯電話など一般には普及していません。山の中ですので近くに民家もありませんが遙か彼方に変電所が見えたので、現場に先生を残しそこまで1時間ほどかけていきました。入り口のインターホンで中の方に事情をはなし電話を借りて、何とか義弟に連絡が付き、トラックで迎えに来てもらいました。さてここで車をロープで結び引っ張ろうとしたのですが、それではトラックの方もスリップしてしまいます。共倒れしそうなので、トラックで引っ張るのをあきらめあれこれトライ。最終的には山に捨てられていた絨毯を見つけてきてそれを道に敷きながらすこしずつ車を動かしようやく脱出する事ができました。竹取はその後一度も行ったことがありませんね。第一、教えられたことは、自分には尺八作りにはまるっきり向いていないと言うことですね。
April 23, 2009
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昨日は、増位山随願寺に献奏会の参加を兼ねたドライブである。連休前ではあるが渋滞が心配だったので朝8時に出発し、10時前に到着する。いつも何かを忘れるが、実は長管を準備していたが、それを忘れてしまったが、あらかじめ予備として2本バッグに入れていたので(普段滅多に使わない尺八)それを使うことになったが、てきめん思うようには吹けなかったが、お馴染みの皆さんにお会いできて十分満足である。で、忘れた長管とは2尺3寸のすすだけの竹である。これは小林俊風師(故人)が暇つぶしに作られたもので、乙ロが出ないので捨てるつもりのものを頂戴して、その後約20年、胃らっては失敗、そのまま暫く忘れてはまた手を入れて、少しは音が鳴るようになったものである。地がほとんど入っていない竹なので、何とか使いこなしたいと思いながらシツコク捨てずに暇なときにいじくっている竹の一つである。今回も、前日までいじくっていたのに朝あわてて出発したので身って出るのを忘れたというわけである。その竹を使ったからと言って上手くふけるわけではないが、思い通りに吹けなかった言い訳の出汁にしている次第である。
April 20, 2009
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この次の日曜日は、増位山の献奏会に参加のために、目下「秋田菅垣」を練習中であるが、今日は午後、稽古に来られる方がおられるし、夕方は歯医者の予定蛾はいっているので午前中だけが空いている。で、朝風呂にでも入ってゆっくり思案するもそのままずるずる無駄に昼になってしまいましたね。ところで、プログラムが届きました。日本当道会三曲定期演奏会日時:平成21年5月31日午前12時開演会場:大阪厚生年金芸術ホール主催:日本当道会・菊塚春秋会入場料¥2,0001部編曲六段の調べ春の光梅の宿京人形冬の曲2部筆の跡蝶の夢水の玉春の夜さむしろ花形見私も「蝶の夢」に尺八で出演させていただきます。この曲は尺八譜が無いのでご一緒に吹かせていただく田端能明(元洋風)師の手付け譜です。リハーサルはまだこれからですが、丁度そのリハーサル予定日に、リハーサル会場近くの豊中市伝統芸能館において尺八吹奏研究会による第21回演奏会による地無し尺八尺八演奏会を開催されるとのご案内を代表の貴志清一師よりご案内をやはり今日頂いたので、何とか顔だけでも出せれば、と考えている次第です。季候もよくなり、景気もよくなって邦楽も満開に花開いて欲しいですね
April 14, 2009
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本日は朝から忙しい。午後1時に三曲演奏会のリハーサル予定が入っているが、急遽別の演奏協力要請があり、車で30分ほどの場所なので、午前11時頃までに終われるなら協力することとした。これだと次の予定地の開始時間には移動時間を考慮しても間に合う。行事の時間調整をしていただいたので、応援を引き受ける。ただ参加メンバーの実力からすれば難しい曲はだめなので、童謡と民謡を5曲、アンコールに”さくらさくら”と言うことに絞り計画する。ただ尺八を吹くだけでは、聞き手も退屈であろうと思い、歌詞をインターネットで調べそれを歌詞カードにして当日配布し、みんなに歌ってもらうことにする。結果は自画自賛ではあるが、好評だったようである。終わってから、次回にはお琴の先生に協力頂けるようにしてみましょうと言う約束をしてまづは、喜んで頂けたようである。終わってからすぐに車をリハーサル会場に向かって走らせる。高速を使っての移動であるが、道路は思ったよりスムーズに走れる。何とかリハーサル時間に間に合いその後、4時間ぎっしり休憩なしに練習し、自宅に帰ったのは6時過ぎ。夜桜で見学にいこうかと思ったが明日も病院があるし、さすがに自粛することとする。今日を振り返って、車椅子の大勢のお年寄りをみて、ほんの少し先の自分でもあるように思え、また次ごうがつけば協力させてもらおうと思う次第である。
April 5, 2009
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昨日は、久しぶりにかってのバンド仲間の一人が訪問する。彼はまだ現役で、今回承認したとのことであったのでレストランにいきお祝いをする。ほぼ30年ほど前に結成しフュージョンバンド?らしきもののメンバーである。まだまだ未熟ではあったが、バンドマスターはギターで、私はクラリネットと尺八、それに他のメンバーはドラムとベース、時々キーボードも参加して、終業後練習を一生懸命にしたものである。そのころ中学生だったわたしの娘二人も電車で1時間ほどの練習場によく通ってきていました。場所が広くて卓球台もあったので、休憩の時には全員で卓球をし他利していましたがそれもいつか仕事に追われ自然カイサン。下の娘が高校生になったときにエレキバンドを結成したので私たちのバンドで使っていた機材の多くを引継する。それも、娘が卒業時に後任に寄付させてしまいましたね。結局その後、家族では唯一私一人がまだヒツコク楽器を弄んでいます。今日は明日の行事予定の為に、尺八の練習をしていると、上の娘からメール。子供(わたしの孫)が尺八を少し吹けるようになったので看て欲しいので連休に言ってもいいかとのこと。少しもものになってくれていればうれしいのですがね・・・・・
April 4, 2009
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